津別町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月18日
ふるさと納税について
2024年6月18日、津別町議会の一般質問で、高橋剛議員が「ふるさと納税について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 高橋剛 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告をさせていただきました質問について始めさせていただければと思います。質問事項は、ふるさと納税についてということでございます。2008 年に始まったふるさと納税制度は、年々事業規模が拡大をいたしまして、総務省によりますと 2022 年度の寄附総額が全国で 9,654 億円ということで、前年度より1,351 億円(16.3%)増加いたしまして、3年連続で過去最高を記録したと発表されました。現在では多くの自治体で貴重な自主財源となっております。津別町におきましても、この制度を利用しておりまして、総務文教常任委員会において、昨年度の寄附額が 8,910 万 9,000 円と先日報告を受けたところでございます。― 51 ―そこで、次の点についてお伺いをさせていただきます。一つ目、寄附額がかねてより当面の目標としていた1億円に届かなかったが、どう感じているのか。二つ目、現在の返礼品の数は幾つあるのか。三つ目、昨年3月の佐藤議員の一般質問への答弁で、「まちづくり会社の経営安定を考えた場合、(寄附額について)3億円程度の目標設定が必要」と回答されておりますけれども、いつごろ達成したいと考えておられるのか、それぞれお答えをいただければと思います。
答弁 町長 佐藤多一
ふるさと納税についてお答えしたいと思います。はじめに、寄附額が目標に届かなかったことについてですが、例年、寄附額の4割程度が 12 月に集中しますが、昨年度は 12 月の早い段階で、主力返礼品であるJAつべつの「特別栽培玉ネギ」が在庫切れになったことから残念な結果になったと考えております。このことを教訓に作付け前JAと協議し、在庫の確保や代替品の検討を進め、目標額の達成を図る必要があると考えております。次に、現在の返礼品の数ですが、返礼品として登録されている総数は 214 品目であり、これは常にラインナップされている数ではなく、期間限定や季節限定など常時掲載されていないものも含めた総数になりますので、ポータルサイトの掲載数とは一致しません。次に、寄附額3億円の目標達成はいつごろかについてですが、この目標につきましては、まちづくり会社の安定経営を目指すばかりでなく、町の政策実現のためにも必要であると考えています。また、3億円という目標額は、現在の返礼品だけで達成することは難しいと考えておりますが、本町にはまだ返礼品となり得る生産品や、掘り起こしをすることで新たに返礼品となるものがあるのではと考えており、決して達成不可能な数字ではないと捉えています。では、いつごろ達成できるのかとのご質問には明確にお答えできませんが、これま― 52 ―での先進地視察などから得た内容にもあったとおり、「何が当たるかわからない」、だから返礼品のラインナップを広げることが肝要と考えており、まちづくり会社とともに知恵を絞り、ラインナップの充実に取り組むとともに、現在、人気のある返礼品の供給体制をしっかり確保することが重要であり、また返礼品の提供者にしっかり利益を得ていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 全体を通して何問か再質問をさせていただければなと思うんですけれども、町長は寄附額が1億円を超えたら給食費の無償化ということで、それの原資としたいということで、かねてから表明をされておりまして、この給食費の無償化については、先日も東京の西側にある、ある市の特集をやっていまして、周りの自治体は全部給食費が無償化になっているのに、その市だけが無償化にまだなっていなくて、無償化はしたいけれども財源に苦慮するという自治体の姿というのがテレビで放映をされておりました。ですが、やはり若いお父さん、お母さん、小さいお子さんをもっているお父さん、お母さんにインタビューすると、道路1本、川1本挟んで、うちには子どもが二人いるけれども、それで月に1万円近く違ったりとかすると、それはどうなんだろうねという素直な感想もあり、やはり今、全国の自治体で給食費の無償化率というのはだいたい3割ぐらいだそうですけれども、やはりそういう自治体によって、今これに差ができているなというのを実感するところであります。このような報道を見るにつけましても、ふるさと納税の寄附金というのをしっかり集めていくということは、やはりその恩恵を受ける町民にとりましても非常に重要なのではないかなと思います。ですが津別町は、残念ながら当面の目標といいつつ、1億円、これに届いたことがございません。コロナが明けて、ここ2年の数字を見ても、令和4年度が 8,553 万 9,000 円、令和5年度が先ほど申しましたけども 8,910 万 9,000円ということで、寄附額、件数とも伸びているのは確かなんですけども、1億円には届いておりません。この1億円を目標とするのは、昨日、今日のことではなくて、もう何年も前から目標としつつ、達成をされていないという現実があります。そこで、まず町長に1問目にご認識どうですかねということでお伺いをしたのです― 53 ―けれども、率直に結果としては残念であると、原因としては、やはりピークである 12月に主力返礼品の一つであるJAつべつの特別栽培玉ネギが在庫切れになってしまって、やりたくても、もう弾がなくなってしまったということだと思うんですけれども、それで協議する必要があるということで、今お答えをいただきました。先にここで一つ確認をさせていただければと思うんですが、この在庫の確保ですとか、代替品の検討ということで、作付けというのはもう始まっているのではないかなと思うんですけれども、JAとの話し合いは進んでいるのか、代替品というのは見つかっているのか、その辺、現状について教えていただければと思います。
答弁 町長 佐藤多一
作付けの関係ですけれども、今年は無理だという話でした。ちょっと協議が遅過ぎるというか、ですから農家の方につくってもらわなくてはなりませんので、だから大分早いうちに打ち合わせをしないと、なかなかすぐにできるものではありませんので、今年はちょっと難しいかなというお話は組合長ともしているところです。ただ、つくればつくるほど売れるので、それは農家にとっても非常にありがたい話なので、これぐらいの供給が欲しいというのであれば、初めから協議を進めれば十分可能ですよというお話は承っているところです。この圧倒的に、この特別栽培の玉ネギというのがダントツに返礼品の中でシェアを占めているということで、ほかの所でも玉ネギを町内で扱っているところはあるんですけれども、そこは、この特別栽培の玉ネギと比較すると本当に雲泥の差という状況になっています。ですから、農協のほうにぜひとも、この特別栽培の玉ネギを可能な限りしっかりつくっていただければという、これがやっぱり1番の津別町の中での売れ筋ですし、美幌町さんを見ても、北見市さんを見ても、やはり玉ネギにかかるウエイトがかなり大きいのを承知しておりますので、ここがやっぱり一つは狙い目かなというふうに思っております。
再質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 今年は無理だというのは大変残念ということで、今年無理ということで、来年の作付けに向けて、これはぜひとも、今、町長のご答弁をお伺いしていましても非常に津別町の有力な返礼品の一つであることは間違いがな― 54 ―いので、ぜひJAともこの協議、早目に進めていただいて、来年の作付けには間に合うように進めていただきたいと、そのように要望させていただければなと思います。次に、返礼品の数についてもお伺いしたんですけれども、私も返礼品の数、当然多ければ多いほど寄附金額は増えると思っています。インターネットのいろんな物販の販売のページを見ていても、専門店で本当にそれしか売っていないというよりは、例えばですけど、Amazonだったりとか、楽天市場でしたりとか、そこに行けば何でも売ってるよねという状態のところのほうが、やはりどうしても人が集まりやすいですし、買い物もしやすいということもあると思いますので、これはぜひとも、やはり私も同じく増やす努力はしていくべきだと思います。そこで、これもまたちょっと確認させていただきたいのですが、昨年、返礼品の数についても佐藤議員のほうから1年前に質問が出されまして、その時には品目にすると返礼品の数は 140 あって、一昨年よりも 40 品目増えましたということでご答弁いただいていて、それでその後に町長が品目としては 200 品目以上の品目をそろえたいということでお話をされております。このたびのご答弁を見ますと、総数は 214 なんだけれども、常時ではなくて期間限定や季節限定など、さまざまなそういったものを含めて 214 ということで、ポータルサイトの掲載数とは一致しないというご答弁なんですけども、この数というのはますます増やしていくと、そのような、私は先ほども言いましたけども、もっと増やさなきゃいけないと思ってはいるのですが、当面 200 とお答えになっていて、総数としては今 214 ということなんですけれども、もっと増やしていきたいというお考えなのかどうか、まずお聞かせをいただきたいのと、それを達成するためには、どのようなロードマップを描いてらっしゃるのか、例えば、後のご答弁にもありましたけれども、商品は掘り起こし等をしなければならないと思うのですが、誰が、どこに、どのようなアプローチをして、仮に増やしていきたいということでしたら、どのようなロードマップを描いてらっしゃるのか、お答えをいただければと思います。
答弁 町長 佐藤多一
前回、佐藤議員にお答えした時も、これは同じように季節限定のものとか、それらも入っての数値ですので、ですからトータルでいけば 200 を目― 55 ―指したいということは達成しているわけであります。ただ、昨年の3月に、ご承知のとおり海沿いの町は非常にすごい成果を上げているわけなんですけれども、北海道町村会の会長の出身地でもあります白糠町に担当者で視察に行っています。その中でアドバイスとしては、1億円を目指すのであれば 400品目ぐらいの返礼品があるといいですよと、そういうアドバイスを受けたところであります。そういったことも一つの参考になるのかなというふうに思っているところです。これからさらに品目を今年度含めて考えている部分が幾つかありまして、一つは新たなラインナップとして3L、4Lのアスパラ、それからいろいろパンセット、これは新たなラインナップとして考えておりまして、もうすぐラインナップされる予定としましては、これは一応総務省に照会しますので、それで総務省のほうで照会済みのものとして、しのはらお菓子屋さんのお菓子セット、それから流氷牛の切り落とし2種類、これがもうすぐラインナップを予定しているところです。それから現在、総務省に照会中のものとして、西洋軒さんの豚丼のたれ、それから渡邊議員の先ほどのご質問の中でも一部お答えしましたけれども、北見から津別に食肉工場の支店というんですかね、そこができてまいりまして、鹿肉を使ったペットフードをつくることになっております。これが 17 種類ほどありまして、工場長が津別出身の方で、津別に来られまして、そして将来的には3人体制ぐらいにして、ふるさと納税にも協力していきたいというお話を伺っているところでありますけれども、今、これも総務省のほうに鹿肉を使ったペットフード、これもOKということであれば、これも出していきたいというふうに今考えているところです。
再質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 わかりました。今のお話を聞いていても、さまざまなものがまだまだ津別にはあるんだなということで、どうしても心配していたのが、人口ですとか、あとは経済規模ですとか、そういったようなところで、産業はどうしても、人口が当たり前ですけど小さくなれば限られてくるので、そうすると生産するメーカーのほうも限られてくるということがありますので、津別がもっと増やしていくためにはということで、いろいろ気を揉んでいたところでもあるんですけれども、今のお話を聞いていると、まだ津別にはポテン― 56 ―シャルがあるので増えていくと、当然それ今、ご答弁でお話いただいたこと以外にも増えていくのかなということで、少しは安心したところでありますが、400 品目というのを最終的に目標にするのであれば、これ当然ですがまだまだ足りないので、不断の努力をしていただき、進めていただきたいなと思います。次なんですけれども、今回の質問で一番メインになるのかなというところでもあるのですが、3億円の達成時期についてお伺いをさせていただきました。お答えとしては、3億円というのはいろんな意味でも最終的に必要だけれども、明確に時期はわからないということなんですけれども、正直この部分については、さすがにいかがなものかなと、一般企業だと、ちょっと目標金額があるのに、その達成時期が明確にないということはちょっと考えられないので、そこはどうかなとは思うのですが、改めてちょっとお伺いしたいなと思います。といいますか、この中の先ほどのご答弁の中で、納得する部分もたくさんあるんです。まちづくり会社の経営を、目指す町の政策実現のためにも必要、私もそう思います。現在の返礼品だけでは達成することが難しいので増やす。今、お答えを具体的にいただきましたので、私もそのとおりだと思います。何が当たるかわからない。私、ここ一番そのとおりだと思います。実は、どんな商品が当たるかって、出すほうが考えるのと消費者のニーズというのは、ニーズを把握するようにといろんなところが調査するんですけれども、本当にそれが当たるかどうかというのはわからなくて、これまた、ずっと相生物産館でやってきたことで、私も毎年毎年新商品をつくって出していましたけど、ヒットが打てるのが数年に1回ぐらいで、ホームランというか大当たりしたのがクマヤキだけという状態という、あれも毎年、私つくっていましたけど、本当になかなか消費者のニーズに当てるのは難しいんです。これも納得するんです。ですけれども、さすがに先ほども言いましたけども目標があるのに時期が明確でないというのは、ちょっといかがなものかなと思います。そこで、ちょっと二つほど提案をさせていただければなと思うのですが、一つ参考になるんじゃないかなと思うのが、去年、総務文教常任委員会でお邪魔をさせていただきましたけれども、中札内村の事例というのは一つ参考になるのではないかなと思っております。中札内村は人口でいうと、資料によると 3,877 名、今ちょっと最新の数字はわからないですけど、津別町よりも若干少ないぐらいで、そんなに人口規模も― 57 ―かわりません。ですけれども平成 30 年に約 5,400 万円なんですけれども、令和3年に約 11 億円、令和4年度には 12 億 6,000 万円ということで寄附額が急増しております。そこで、そこにどんな秘密があるのかということでお伺いをして、いろんな話をさせていただいたのですけれども、特別なことはしていないと担当の方はおっしゃるのですが、一つ、やはりやり方として、会計年度任用職員が3名から5名で 11 万件を処理するという、そういうような体制をとっていたと。それで何といっても主力の商品というのは豚肉の切り落としの部分の2キロのパック、これが圧倒的に売れて、村だけの生産の数ではどうしようもないので、今、全道から集めて何とか工面をしてやっているというようなお話をされていましたけれども、ここの一番の中札内村の特徴は、人の配置で、役場の職員が張り付き、専任でいるということだと私は感じました。そこで提案なんですが、津別町でも、こういう専任制度を考えてみたらどうかなと思うんです。それをするためには、さまざまな問題は出てくるかとは思いますが、人の配置ですとか仕事の振り分けですとか、ただ、ほかのことをやらないでいいので、とにかくふるさと納税の数字だけを上げてくれと。いろんなものの情報を君のところに集めるので、ぜひともよろしく頼むということでやってみるのはどうかなと私は思うのですが、そうすると当たり前ですけど町は寄附金が増えます。まちづくり会社とこれは協力してやらなきゃいけないと思うんですけど、まちづくり会社のほうは経営が安定します。入ってきたお金で町長が政策を打ち、その政策によって町民が恩恵を受けます。そうすると誰も損もしませんし、みんながハッピーになれるというか、三方みんなが得をすると思うんですけれども、そういったようなことで、これを決断できるのは町長だけかと思うのですが、そういったような人の配置ですとか、専任でやられるということを考えられないのかどうか、お伺いをしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
現在のところ役場職員に対応させて、職員を採用してというふうにはちょっと考えておりません。津別の方法としては、ようやくできたまちづくり会社というのがあります。そこにやっぱり成長してもらいたいという思いがありますので、そこに採用されて、対応していただくと。それは地域おこし協力隊だったりとか、そういうことを十分に使って― 58 ―いただいてやっていただきたいなと。そこに対して何か町で支援できるものがあれば、当然、今もやっておりますけれども進めてまいりたいと思って、人がいないと品目が多くなると、例えば今の 200 品目にしても実際に注文する人は、その何十倍ということになってきますので、当然多くなればなるほどクレームも多くなってきます。それらに全部対応していかなくちゃなりません。そうすると、やっぱりそれなりの人が必要になってきて、今のまちづくり会社の人員体制ではなかなか難しいなと、それもやっぱり問題の一つとしてあるのは認識しているところでありますけれども、そこのところの人を増やしていくということは考えていきたいなというふうに思います。あわせて、よその町でしっかり寄附額を高めていっているところを見ますと、何よりもやはり供給体制がしっかりしているんですよね、途中で在庫切れが発生するだとか、品切れになるだとかそういったことがなく、注文されれば確実にもらいたいものがきちんと手に入っていくということが、それは特に水産会社なんかもそうですけれども、自分で投資をして工場をつくったりとか、保管庫もつくったりとか、そういう形で、そして、そこの提供している会社もどんどん儲けていっているというのは聞いておりますので、そういう人と、もう一つは供給体制、これがきちんとしていかなければなかなか難しいかなというふうには思っていますけれども、とりあえず今できることは、先ほどの作付けの関係もそうですし、早目早目のうちに協議は終わらせて取り組んでいくということ、いきなりやると担当のほうも四苦八苦してしまいますので、いっぺんにやることはちょっと難しいかというふうに思いますけれども、それにしても今のままではちょっと困りますので、まず主力商品のところから力を入れていきたいなと思っております。
再質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 そうしますと、まちづくり会社に当然、今ちょっとお話もさせていただいていたのですけど、当然、担当の方もいらっしゃると思います。この担当の方が、ぜひともこの職務について、思いっきり何というか能力を発揮できるようにというか、会社も町もぜひバックアップしていただきたいと思います。といいますのは、私は、やはりきっちり担当者をつければ1億円はいくんじゃないかなと思っていまして、人が一人ついていて1億円いくのであれば、これはものすごく何というか数字的には問題ない数字ですし、きっちり実績としても上がっていますし、そこに人件費をかけても何ら問題はないかなと思ってはいます。ただ、どうしてもまちづくり会社は人も少ないと思うんですが、事業報告とか、これは町にも出ていると思うんですけど、決算書がまちづくり会社のほうから出ていると思いますけれど、ちょっとご報告であれなんですけど、この決算書に関しては議会で触れていいですかということで一応社長の許可をいただいていますので、承認は受けていないよということ前提で、中身には株主の皆さんですとか、町にももう数字等、文章は提示しているので触れても構いませんということでご了解をいただいていますということを一言申し上げさせていただいて、その中で、去年の事業報告の中でもあるのですけれど、昨今の生活用品の食品の値上げが影響し、日用品の需要が強くなっていることから、更なる細分化された返礼品のラインナップの充実や返礼品数量の確保に課題を大きく残す結果となりましたと。あわせて町内事業者の高齢化に伴う返礼品の打ち切りの話題も増え、事業者の継承や特産品の減少にも課題が出ていますということで事業報告をいただいているんですけれども、これはまさにそのとおりだと思いますし、また、このふるさと納税の業務だけではなくて、皆さんご存知のとおり特産品開発ですとか、飲食ですとか、移住定住の業務ですとか、さまざまなことをまちづくり会社さんがやられていて、人数からいってもふるさと納税事業、こちらのほうだけをなかなかやっていくというのは人数的にもどうなんだろうなと、はたから見ているとそういうふうに見えるわけです。ただ、会社の収益構造を考えたときに、どう考えても、やはりふるさと納税業務というのは一番大きな柱になるであろうということは推測はできますので、今、事業報告をちょっとご紹介しましたけれども、さまざまな問題があるので、これらの克服、新しい計画では克服していきたいということで― 60 ―すので、ぜひとも何といいますか担当職員が力を発揮できるように、町もぜひともバックアップしてあげてほしいなと、そのように感じているところでございます。それで、もう一つ提案をさせていただきたいと思うのが、先ほども言いましたけれども、目標額としている3億円をどのように達成するかというロードマップをつくるべきだということでございます。先ほどのご答弁でいつになるというのは明言できないということなんですけれども、ある程度、例えばわからないですけど、1億円を到達させるのに、ただ先ほどのご答弁ですと、今年も私はいけるかなと思ってはいるのですが、もしかしたら来年になるかもしれない、玉ネギのことを考えれば来年になるかもしれないなというのはあるんですが、そのぐらいで1億円を達成する、そこから品目としてはどのぐらいを増やす、2年目にはどのくらいを増やして、売り上げとしてはこのぐらいを見込む、何年後か先には、ここに到達した時には3億円を到達させる、そのためには中身としてこういう事業をやっていくと、そういったようなことをやはりきっちり中身を決めてやっていくべきなんじゃないかなと思うんですけれども。私ごとですが、私が最初に社会人になった時に、前にも言いましたけど、ノルマとして大体もたされたのが年間売り上げで1億 1,000 万円ぐらいだったと思うんです。利益が 10%は粗利を出せと言われて、1,100 万円が私に課された数字でした。1年間事業をやって終わった時には、大変申し訳ないんですが、売り上げが大体 8,000 万円か9,000 万円ぐらい、1億円はたしかいかなかったぐらいで、粗利率が確か 1,000 万円ぐらいだったかなと思うんですけれども、当時、私もよく数字がわかっていなくて、自分の年収を考えたらよくやっているよねと思いましたけど、今から考えたら全然そんな数字本当は全然足りないなというのは今だったら実感するところなんですけれども、私が行っていたのは商社だったんですけど、実はこのふるさと納税業務は非常に商社の業務と似ているなと思っていまして、自分たちで工場とかをもっているわけではなくて、新しい商品を掘り起こしてユーザーと結びつけて、そこに寄附金をいただいて、そのかわりに商品を出すという仕事だなということで、そうすると、うまくやれば今のことを考えれば、先ほども言いましたけど1億円はそんなに難しくなく、きっちり専任でやれば私はいけるんじゃないかなというふうに思っています。繰り返しになりますが、ロードマップやはり作成をして、いついつまでにどのぐら― 61 ―いというのをきっちり出しておいたほうが目安にもなりますし、いかなかったときにはどこに原因があるんだろう、反省をしたりとかそういったことにも使えると思います。ぜひとも、このロードマップをつくっていただきたいなと思うんですが、その点に関しては町長はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 佐藤多一
基本的には、まちづくり会社に委託をしていますので、そこがいろいろ計画をつくることになるかと思います。ロードマップというよりも課題としてあるのは、先ほど何度もお話ししていますように、人を幾ら増やしても供給体制がしっかり整っていないと弾切れになってしまいますよね、そこときちんとした信頼関係だとか、あるいは、ちゃんと提供してもらえるような、そういう体制をしっかり整えた上でなければ、なかなかこれ以上3億円というところにいくには難しいなというふうに思っています。ですから、そこのところを今受けていただいているところとしっかり話をしていくと。どこまで何ができるのかというところが明確になってこないと、言われているそこはできるよとか、そこまではちょっと勘弁してほしいなとか、いろいろ出てくると思うんです。それを把握した上で計画をつくっていかないと、思い込みだけでやっていくわけにもいきませんので、そこのところがまず大事かなというふうに思っているところです。
再質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 今の町長の答弁、おっしゃるとおりだと思います。ただ、そこの人間関係を築いていくのも当然営業マンの役割だと思いますし、それは担当者が普段から密接に顔を出したりとか、話をしたりとか、どのぐらいのものを出せるのかだとか、こうこうこうだねというような率直な意見交換ができるような人間関係をつくっていくのも当たり前ですけれども、それはまちづくり会社の担当者の役割だと思っております。ぜひともこの数字は達成していただきたいなと思います。最後に、今回のまとめということでお話をさせていただければなと思うんですが、まとめとしては、私も非常にふるさと納税の額、何度も言いますけれども増やしていけば町も、それから商品を出す企業も、それからまちづくり会社も、利益を受ける住― 62 ―民も皆さん、敗者が誰もいないという状況になる事業だと思っています。ただ、それの、ここの部分には皆さん共感していただけるかなと思うんですが、そこに至る道のりというか、やり方については、いろんなやり方だったりとか考え方があると思いますので、それで今日は、私は専任の担当者を置くべきではないか、ロードマップを描くべきではないかというお話をさせていただいたんですけれども、また町側は、また別な考え方も当然あるとは思いますけれども、結局どのような道をたどっても、ゴールとして税収といいますか寄附金アップにつながればどのような方法をとってもそれが正解なわけで、ぜひとも津別町の寄附額を増やすような不断の努力をこれからもしていただきたいなと、そのように思います。最後に玉ネギに関しては、ぜひとも来年以降よろしくお願いをしたいなと思います。町長から何かあれば一言いただいて終わりたいなと思います。
答弁 町長 佐藤多一
議員もご承知のとおり、1億円を越したことは津別も過去に2回ほどありまして、それは山上木工さんの食卓セット等が非常に高額なものですから、そこが非常に売れたということもあって、その後、あまり高価なものはということで総務省の通達等があって今日に至っているわけですけれども、そういう中で主力になっているものというのは、今、農産物だということですので、そこにやっぱり磨きをかけていくということはまず大事だと思いますし、人員的なものについても委員会の中でも地域おこし協力隊のことで報告をさせていただいていますけれども、この夏に、またまちづくり会社に1名女性の方が配置されるようになっています。そこの方もまたこれからしっかり働いていただけるんだろうというふうに思っていますし、若干ですけれども戦力的な余裕も出てくるのではないかなというふうに思っているところです。それとあわせて、この制度自体が果たして永続的に続くのだろうかどうなんだろうかというのは、これは町村長の間でもちょっとクエスチョンもあります。国の方針として打ち切りだとか、あるいは制度をすっかりかえるだとかということも当然出てくるだろうなというふうに、今もうすごく 190 億円だとかそういうところもあれば、何万円とか何十万円のところまで差がものすごくあり過ぎますよね、この制度自体がいい― 63 ―のか悪いのかということも検証されるんだろうと思いますけれども、そういったことも頭に入れながら、まずは今、制度がありますので対応していきたいなと思います。