津別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月16日
災害備蓄品について
2022年3月16日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「災害備蓄品について」質問し、町長 佐藤多一、防災危機管理室長 宮脇史行が答弁しました。
- 質問者
- 篠原眞稚子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一、防災危機管理室長 宮脇史行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告した件につき質問をいたします。最初に、災害備蓄品についてであります。災害用に備蓄しているものの消費期限というか賞味期限が限られたものが多くあります。3年だったり5年だったりするのかなと思いますけれども、定期的に入れ替えが必要になります。食品ロスの観点から、以前にも質問していたのですけれども、この備蓄している状況のものの有効活用について、今回は質問したいと思います。町では、備蓄商品をどのような災害を想定し、どのような食品を何食ぐらい用意されているか。― 5 ―二つ目としては、災害時対応の備蓄品として、最近、手っ取り早いということで最近の災害では液体のミルクが利用されているところが多いというふうに聞いておりますが、当町ではどうであるのか。3番目は、それらのものが期限切れになったとき、どのように活用されているのか、以上、3点についてお尋ねします。よろしくお願いします。
答弁 町長 佐藤多一
それでは、災害時用備蓄食品の有効活用についてお答えを申し上げます。はじめに、災害に備えた備蓄食品についてですけれども、防災倉庫と6カ所の拠点避難所にアルファ米とパンを備蓄しておりまして、アルファ米は 1,450 食分、パンは912 食分、合わせて 2,362 食分を備蓄しています。一般的に食料品の備蓄は3日分程度といわれていますが、そうすると1日3食として 262 人分の食料を備蓄していることになります。今後、他町の例も参考にしながら、災害備蓄食品の量や品目の追加、更新を検討していく考えであります。次に、乳幼児の液体ミルクの備蓄状況についてですが、240 ミリリットルのものを24 缶備蓄しておりまして、加えて固形ミルクを 160 個 6,400 ミリリットル備蓄しております。1歳以下の乳児が1日当たり平均 700 ミリリットルのミルクを飲むとしますと、3日間で液体ミルクは約 2.6 人分、固形ミルクは約3人分の備蓄となります。固形ミルクは水に溶かす手間がかかりますが、液体ミルクはそのまま飲めるという利点があり、消費期限は、液体ミルクが約1年、固形ミルクは約2年ですので、どちらかにするのではなく、両方を備えることとして備蓄の量も検討を行ってまいります。次に、更新する際の有効活用についてですが、アルファ米とパンについては、令和3年9月議会で高橋議員からのご質問にもお答えしましたとおり、消費期限の迫っているものは自治会の防災訓練や学校に配布して試食してもらっており、これまで 696食分のパンを配布しています。液体ミルクと固形ミルクについては、こども園や健康推進係で行っている離乳食教― 6 ―室で活用することも検討していくこととしているところです。できる限り廃棄することなく、有効活用することにより、災害に備えた意識の高揚に努めてまいりたいと考えているところでありますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今、それぞれ備蓄の量等について、それから有効活用についてお答えいただきました。今、持続可能な社会ということで、SDGSで結構いろんなことが取り上げられている中で、食品ロスというのが非常に日本では多いということで注目されているのかなというふうに思いました。以前の段階で、食品ロスをしないためにということを聞いて、さらに非常に細かな話だったんですけども、各省庁というんでしょうか、農林水産省ではこんな方向で有効活用をしたほうがいいとか、環境省ではこんなふうな取り組みがあるとか、ちょっと調べるといろんなことがありました。今、備蓄品についても、品目についても、それから量についても、近隣等を参考にしながらというようなお話がありました。何食用意すればいいんだということにもなりますし、例えば 262 人ということは、町民全体の人数からするとどうなのかなとか、幼児も 2.6 人とかということだと、今、少子化で子どもがたくさんいないということもあるんですけども、その量については、無駄のないようにと言ったらおかしいのですけども、災害はいつ起きるかわからないということもあります。個人が用意しなきゃならないというのもありますけども、十分量とか品数というんでしょうか、そこでちょっと気になったのが一つ、水というのは津別は水道が止まったときには給水車ということが大半だったかなというふうに思いますけども、そうでない所なんかは、ペットボトルの水だとか、いろんな水も用意されているかなというふうに思っているのですが、津別町においては水がどうであるのかというのをまず1点お聞きしたいと思います。
答弁 防災危機管理室長 宮脇史行(防災危機管理室長は2022年3月まで)
ただいまの質問ですけど、津別町において、今、水の備蓄というのは行っておりません。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 水は今までの災害時において、特に断水のときはそれぞれということでみんな容器を持ってそれぞれの所に行っていたということなので、これは昨日、全員協議会の中で、お水を飲むところがないというような話もあったので、どうなのかなというふうに気付いたので、ちょっとお聞きしました。それから、用意されている分が人口比からすると、たくさんの数ではないということなので、もう一方、災害では自助努力というか自分でやらなきゃならないことがたくさんあるかと思います。津別町は、幸いにして大きな災害でどこかに集まってもらって体育館で1泊するとか、そんなようなことは経験がないということもあったりしますし、それから現実に、我々もあまり災害が起きないので、そういう家庭での備蓄というのがどうなのかなと、ちょっと見ると、何日分ということでコンパクトなものに何人家族用といって、今のお米だとかカップヌードルだとか、乾パンだとか、パンがセットになっているものもあります。それで、こういう状況であるので、やっぱり家庭に向けてというか、自分たちでやれることというようなことも少し何かの機会にお知らせ等もされたらいいんじゃないかと思いますので、その点について、ちょっと広報活動するということで手間がかかるかなというふうに思いますけれども、災害の少ない所に住んでいると、そういう用意とかになかなか気が回らないというか、そういう点もあるんじゃないかなというふうに思いますので、その点についていかがでしょうか。
答弁 町長 佐藤多一
どれぐらい用意しておけばいいのかというのは、これは食品に限らず、おむつのことだとか毛布だとかさまざまありまして、今、揃えている部分は揃えておりますけれども、これが適正なのかどうかというのはよくわからないのが実態であります。ある程度は用意をしているのですけれども、例えば人口規模等からいって比較してみるだとか、この部分はもう少し増やしたほうがいいなとか、ここは意外にうちのほうがたくさん持っているんだなとか、そういうものの点検というのも必要かなというふうに思っています。もう一つ、やはり基本的には、まずご自分でそれぞれ災害にあったときにすぐ対応できるように用意してくださいというのは、全戸に配布しておりますハザードマップ― 8 ―だとか、そういったものにも、食品だけじゃなくて、食品は3日分用意してくださいというふうに書いてありますけれども、そのほかにもラジオだとかいろんなものを揃えておいてくださいというのはそれぞれお伝えしているところでありますけれども、広報等で特別書くというのもありますけれども、やはり一番伝わるのは、災害訓練を行って、その中でこれを用意していますかということでお話ししていくのが一番身近に感じるのかなというふうに思いますので、この間、ちょっとコロナ禍の中にあるものですから、災害訓練も行われていない状況にありますけれども、これからまた、それを行う予定もしておりますので、そういった中で、自分でまずしっかりこれとこれの部分については持っておこうという意識を高めていただくよう、行政としても努力をしていきたいと思います。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今、3.11 を振り返るような放送が結構流されています。それで、はっと気付いたりする人もいるかなと思います。パンフレットをもらったり、災害の袋も渡されていることも承知しています。やっぱり、私たちもそうなんですけど、もらってあるなという感覚になるので、ぜひコロナ後は、それぞれの地域というか、やっぱり訓練って大事なんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ計画的にというか、気付かなかったことを町民に気付いてもらうとか、やっぱり備蓄は大切だよと、行政ばかりにお任せできないんですよというようなことも含めて、お話しするというか、そういうことが大切かなと思いますので、救急の日だとか防災の日だとか何かいろいろありますけども、そういうようなものに含めながら1年に1回でも半年に1回でも、みずからの生活を顧みて備えていくということが大切かなと思います。それで有効活用のことも自治体だとか学校だとかということで活用されているというお話がありました。そうなんだろうと思いますけども、限定することができるのかどうかはわかりませんけど、一般的には有効活用の先というのは福祉施設だとか、最初にやったのは自治会というお話だったんですが、津別町にはありませんけどフードバンク、これは一般の方の話を聞くと、やっぱり残ったりするのがあるから、フードバンクみたいのがあるといいよねという話は聞くんですけど、じゃあどういう人がど― 9 ―んな所でやれるかなというふうに考えたときに、なかなか難しいかなというふうなことで、一歩踏み込んでやれていないのですけども、話をしているときに、小さい町だとフードバンクはここにありますよといっても、外の目が気になってなかなか行けない。今、いろんな広域でのやり取りというのが結構ありますよね、自立圏構想とかもあったりして、それが可能かどうかはわかりませんけども、そういう所、よそに行ってなら利用できるという人もいるかもしれないので、何かそういうお話があったときに、フードバンクの活動を広げるために、例えば今、美幌のどこどこででも津別の人がもらってこれるというか、フードバンクを活用できるというか、そういうようなこともできるかどうかちょっとわかりませんけども、話の中に出てきて、そういうのもいいなというふうに感じたので、行政の仕事としてどうかなというふうなことがあるかもしれませんけど、広域的にやられているような、そういうところでできるものなのか、これはSDGS何かにも食品の問題が大きく取り上げられているので、大きなごみの処理や何かも広域的にやられているのであれば、そんなことも可能なのかなということなので、検討していただければいいなと思っています。それから、一般的にあと子ども食堂だとか、さっき出ていたようなイベント会場に有効活用してもらうというのが一般的な例なようです。ですから、まだ津別町で有効活用する範囲が広げられ、そんなことがなく、うまく回っているというのであればそれでいいのかなと思いますけども、一時的にフードバンク何かもいろんな意味で大事な事業の一つかなというふうに私は思っていますので、その辺のところはいかがでしょうか。
答弁 町長 佐藤多一
できれば民間の方にやっていただきたいという気持ちです。フードバンクは、以前、議長とも一緒に南アルプス市に訪問した際に、南アルプス市でフードバンクをされている民間の方たちがいましたので、市役所のすぐそばでやっていましたから、その場所の提供はしていたようですけれども、たくさんの物を揃えて、そして配達をしてあげたりしていました。その方を津別に呼んで講演会も開いたわけですけども、残念ながら2桁ちょっと十数人ぐらいしか集まっていただけなかったというふうに思いますけれども、あちこちで比較的大きな都市では、そういう活動― 10 ―がされているようです。たまたま自分も理事をしています北海道地方自治研究所というのが札幌であるのですけど、その事務局長も定年でやめられて、これからどうするのと聞いたら、フードバンクで務めさせてもらうんですということで、そこで働く、民間の組織ですけれども、そんな話もしておりました。備蓄品をそういうところにも当然提供もできる、そういう組織ができれば、町としてもそれは十分可能だというふうに思いますし、また町内のスーパーだとか、あるいはコンビニだとか、そういうところでも多分協力はしていただけるのではないかなというふうに思います。ですから、できることなら民間の方たちが一旗あげて、そして町も支援してほしいなということで来るのが一番望ましいかなというふうに思っておりますので、議員におかれましてもご尽力いただきますようにお願いしたいと思います。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 人口規模でものを考えるとなかなかできないというようなことがあるんですけども、全く個人的な会ではあるんだけど、そこではフードバンクの話も出るのですけども、なかなか一歩踏み出せないでいるというのが実情だったりするので、何かの機会にみんなにそういう活動を知ってもらったら、私やりたいという人も出てくるかもしれないので、こんな取り組みをされている所もありますというのも何かでちょっと出てきたらいいかなというふうに思っています。災害時の備蓄品に限って質問したわけですけれども、用意しなきゃいけないものはまだまだたくさんあって、食べ物のロスをなくすという観点からお話をさせていただきましたが、先ほどありましたおむつ、子ども用のものだとか、大人用のものだとか、数限りなくあるかと思いますので、行政がやれるところの線引きみたいなものと、それから、やっぱり自分の命は自分で守るというか、そういうことも含めて、やっぱり役割というのでしょうか、なかなかやっぱり災害対策本部みたいなものが仮に立てられると、なかなか町民のところまで行政の人が行きわたるというようなことはなかなか難しいと思いますので、それは昨日も出ていましたけど、地域との関わりとか、そういうようなことも何かの折にお話しできるようなものが、防災訓練をされればそういうようなお話も聞く人が増えてきたり、襟を正すというようなことにもなるかもし― 11 ―れませんので、コロナ明けはぜひ活動をしていただいて、お互いに行政もそれから住んでいる人たちも意識が高まっていくような取り組みを続けていっていただきたいと思います。これで備蓄については終わりにしたいと思います。