みんなの議会

津別町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月16日

農畜産業への支援について

2021年9月16日、津別町議会の一般質問で、高橋剛議員が「農畜産業への支援について」質問し、町長 佐藤多一、産業振興課長 迫田久が答弁しました。

質問者
高橋剛 議員
答弁者
町長 佐藤多一、産業振興課長 迫田久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 高橋剛

質問事項2番目、農畜産業への支援についてでございます。今年、津別町では降水量が少なく、玉ねぎ等の農産物の生育や、デントコーン等の飼料の生育への影響が出ているとお伺いをしております。そこで次の点についてお伺いをしたいと思います。一つ目、記録的少雨の対策は、どのように考えているのか。二つ目、現時点で把握している、少雨による農畜産業への影響はどのようなものでしょうか。3番目、農業振興基金を経営面など特別に活用することを考えてみてはどうかと思いますが、見解をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それでは農畜産業への支援についてお答え申し上げます。はじめに、記録的な少雨に対する対策についてですが、7月1日、網走農業改良普及センターより発表された農作物生育調査において、4月から5月の悪天候の影響は― 64 ―回復されたとされましたが、7月中旬以降、農協と生産者から少雨・高温による影響報告があり、8月1日の網走農業改良普及センターの発表において、高温多照、少雨の影響があるとされたことから、8月6日に農協及び網走農業改良普及センターと被害状況の確認と今後の生育状況の予測について協議を行いました。協議の結果、小麦については平年並み、早生系の馬鈴しょ及び玉ねぎについては減収、晩成のものについては今後の回復を期待するとの結論となり、飼料作物は1番牧草については、収穫量は若干少ないものの良質であり、2番牧草とデントコーンは減収になると予測されました。これにより、今後の農産物と飼料用作物の収穫後に具体的対策を検討することとしましたが、飼料用作物については、全道的に不作傾向にあることから早期に確保することが必要であるとし、現在、農協を中心に取り組んでいるところです。次に、現時点での少雨による農畜産業への影響についてですが、これにつきましては行政報告で申し上げましたとおりであります。次に、農業振興基金の活用についてですが、この基金は昭和 59 年に農業の振興を図ることを目的として設置され、本町における農業の生産性を高め農家所得の向上を図るため、農業者への融資を行っています。貸し付け条件には気象による収入減に対する融資は含まれていませんが、資金の貸し付け及び運用の円滑化と適正化を図るため、農業振興基金運用協議会において、貸し付け条件の「その他特認資金」に該当できるかどうかについて、今後協議が行われることになりますので、よろしくお願いいたします。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 少雨の影響についてということで、それの支援についてということでございますが、先ほど行政報告でも町長のほうから、やはり今年は、農畜産業は少し収穫量が厳しいということで、かなり天候の影響が出ているということでお伺いをしました。まず質問の中で、少雨の対策ということで、現在、農協を中心にということで担当のほうからもこれについては農協と一緒にということで、津別町が独自にというところというのとは少し性格を異にすると言うことでお伺いをしておりますので、ぜひと― 65 ―も農協を中心として取り組んでいらっしゃるこの活動について、津別町もぜひとも力を発揮していただきたいなと思います。農畜産業の影響ですけれども、こちらのほうは実際に農家等にお伺いをしまして、いつもだったらランクが一つ上の大きさの玉ねぎになるものが、今年はそこまで育たずにランクが一つ下がると、そうすると、どうしても収穫量は当然ですけれども落ちてしまって大きな減収になるというふうにお聞きしたものですから、全体像をつかむためにお伺いをいたしました。その中で、やはりデントコーンと牧草も聞いておりましたけれども、やはり少し全体的に今年の天候は厳しかったのかなと思います。それで三つ目の農業振興基金ということで、これは答弁全部いただいたのですけども、私もこの中身、要項とかを見させていただいて、ほとんど生産技術ですとか家畜の導入ですとか、経営の改善ですとかということで、人を育てる人材育成とかということで項目が出ているのですけれども、こういう干ばつ等の影響によって減収になるということは特別には書かれていなかったのですが、1番下にご答弁でもいただきましたけれども、その他特認資金ということで、こちらのほうが書かれてありますので、これはぜひとも活用できるのであればしていただきたいなと思います。と言いますのは、先ほど今年の収穫は例年に比べて思ったよりも少ないということでお伺いしていますが、当然、保険というのもあるとは思いますけれども、それでもまかないきれない部分が出てくるのではないかというふうにお伺いもしておりますので、こういった資金があって、資金がショートしないということになれば農畜産業に関わる方たちに非常に安心を与える一つの材料になるのではないかなと思いますので、よろしくお願いしたいなと思います。それで課題というのは次年度以降なのですけれども、こちらのほう、私は営農対策だけでは足りないのではないかなと、そのように考えておりますが、次年度以降の対策等についてお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 産業振興課長 迫田久(産業振興課長は2024年3月まで)

今、町長のほうから答弁もありましたとおり、振興基金等々につきましては活用の方向に向けて農協、関係団体と協議しながら活用していくというふうなところでございます。― 66 ―次年度の対策というふうなところでございますが、それにつきましても、やはり何が足りないのかというふうなところも町長の答弁にもございましたとおり、まず今年いっぱいの収穫を取り上げてみないことには、どれぐらい仮に資金がショートするとか、例えば飼料が足りないというふうなところも全体像が見えてこないわけでございますから、そういったところでいきますと、それらを取り上げてあるというふうなところでございます。しかしながら議員がおっしゃるとおり、じゃあ来年度の対策は、収穫が少ないので何かしら対策をしないといけないのではないかというふうなところのご質問だったというふうなところでございます。それにつきましては、町独自ということであれば先ほど言った農業振興基金を独自に貸し付けることができるようにする、独立というか収入の減に対しても貸し付けるようにすることができるというふうなところを協議していくと。もう一つは、政府資金でセーフティネット資金というふうな資金がございます。これにつきましては災害に対して貸し付けるというふうな政府資金でございます。これには町が発行する罹災証明というふうなものが必要でございますので、それら関係機関とともに罹災証明が発行できるかどうかというふうなところも含めまして協議をして、できる限り議員がご心配されるような次年度の営農対策に支障がないように関係機関とともに協議をして進めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 わかりました。全体のことで、大体前向きなご検討をいただけるということで、前向きなご答弁をいただけたかなと思いますので、これ以上、これに関してはそんなに言うことはないのかなと思います。あと一つだけ提案というか、少し考える時期になっているのかなと思うのは、やはりかんがい排水事業、こちらのほうも考える時期がきているのかなと、こんなことは釈迦に説法ですけど、かんがい排水を供給するということですけど、特に今年のような少雨のときには、そういうかんがい施設があれば威力を発揮するのかなと。ただ、― 67 ―事業規模ですとか、いろんな難しい面があると思いますので、ご検討方々あればよろしくお願いしたいなと思いまして、私の一般質問を終わらせていただきますが、何か町長あれば一言いただければと思います。

答弁 町長 佐藤多一

課長も答弁したとおり、議員のほうからは農業振興基金ということですけれども、それよりもまだ有利な資金として日本政策金融公庫が融資をする農林業セーフティネット資金というのがあります。これの活用も含めて、利率も安いですし実質無担保というのもあります。町のほうで証明を町村長名で出せば該当してくるかというふうに思いますので、こういうものも活用していければというふうに思います。いずれにしましても、農協と一緒に振興基金についてもお互いに町長それから組合長のほうから推薦したものでこの協議会がなり立っていますので、そこで実務担当者の中で現地の状況等々も十分承知しておりますので、それに対するどういう資金が1番効率的かというのを議論されるというふうに思いますので、それに向けて、あとは支出のほうは農協の貸し付け業務規程に基づいて支出されるということでありますので、そのような形で進んでいけばというふうに思います。かんがいの部分は、これまでも要望の中では農家の方からもあったりしているのですけれども、何と言っても、やはり水利権がそう簡単に取れる話ではありませんので、以前は土地改良区があった時には持っていましたけれども、ちょうどその時に農政の係長をしていましたけれども、それを放棄するというか、やる方たちがやはり米もなくなって返上するということになりましたけれども、その時の書類を今でも覚えていますけれども、水利権だけで、これぐらいの書類がありまして、それはもう専門のコンサルがきちんと計算をして、そして申請をしていくという形になります。なかなか水そのものが少なくなってきている状況の中で、確保するのはかなり年々難しくなってきているというふうに思います。それが本当にできるかどうかも含めて、これは道のこちらでいけば総合振興局になりますけど、そういう農政担当の方等々とも協議をしながら、何ができるかということは、また頭のどこかには入れておくことが必要かなというふうに思っております。― 68 ―

出典:津別町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月16日 議事録 PDF(64ページ) 間違いを知らせる