みんなの議会

津別町議会 平成31年第10回定例会 2019年12月19日

合葬墓建設の考えについて

2019年12月19日、津別町議会の一般質問で、巴光政議員が「合葬墓建設の考えについて」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
巴光政 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 巴光政

〔登壇〕 議長のお許しを得ましたので、先の通告の内容に従いまして質問させていただきたいと思います。合葬墓建設の考えについてであります。一つ目、少子高齢化や価値観の多様化が進む中で、かつては代々引き継ぐことが当たり前だったお墓の形も変わりつつあります。お墓を継承する人がいない、維持管理が難しいなどで個別のお墓はいらない、子どもたちにも迷惑をかけたくないという人が増えています。過去にも一般質問があったことを承知していますが、現段階での考えについて、次のことをお伺いしたいと思います。一つ目といたしまして、合葬墓についてですが、複数の人の遺骨を同じ土中に埋葬する形のお墓のことで、合同納骨塚ともいわれています。使用者にとっては、埋葬地を共有しますし、礼拝の対象となる石塔も一つを共有することから、使用者の金銭的負担が軽減できます。お参りも自由にできます。継承者がいない場合は、お墓を建てても無縁墓になってしまいますが、合葬墓は、その点で合理的と考えられます。これについての考えをお伺いします。

答弁 町長 佐藤多一

合葬墓についての考えを答弁させていただきます。過去にも3名の議員の方から合葬墓についてのご質問があったところでありますけれども、合葬墓は「お墓がない」「お墓を建てることが難しい」「お墓の管理ができない」など、さまざまな事情のもと、お墓の継承、無縁化の不安解消、それから時代の流れなどに対応するものでありまして、近隣の市町におきましても整備が進められているところです。町内でもお墓の動向を見ますと、「津別を離れるため」あるいは「管理していくことができない」「管理する人がいない」などの理由によりまして、過去3年間で 48 件ほど撤去、墓じまいが行われているところです。一方、新規の申し込みについては、3年間で2件となっております。現在のところ合葬墓に関する要望や問い合わせは、直― 40 ―接窓口に寄せられてはいませんけれども、お墓に対する考え方の変化や時代の流れ、費用や管理の面からも合葬墓の利用が各地で増えていることは承知しておりまして、規模や料金、氏名の記載の有無など、今後さまざま検討を行い、できれば私の任期中に建設をしたいと考え、実は今月の政策調整会議に合葬墓の提案をすることとしていたところでありますので、よろしくお願いいたします。

質問 8番 巴光政

〔登壇〕 今後さまざまな検討をいただけるということで、ありがとうございます。過去にも3名の議員の方からの質問があったとおっしゃられましたが、平成 25 年 12月議会でのお墓の資料の説明では、2年間で6件の新規申し込みに対し、取り壊し、返還が 22 件との状況でした。今回、過去3年間で新規申し込みが2件。撤去、墓じまいが 48 件ほどとおっしゃられました。この減少の中に管理はできないが合葬墓があるのなら、そちらに移したいと考えてくれるとしたら、ふるさと津別に遺骨を残してもらえるかもしれません。また、無宗教の人が焼骨後の処理に困って合葬墓がある他の市町村に埋葬することにもなります。さらに私の調査で、オホーツク管内近隣で美幌町、大空町、小清水町、清里町、網走市、北見市で合同納骨塚が実施されています。実績数で見ますと、美幌町では平成 29 年 10 月から行っており、29 年に 14 体、30 年に 48 体、31 年に 37 体、合計 99 体。そのほかにも生前予約申し込みとして、29 年に7件、30 年4件、31 年7件となっております。大空町では、31 年2月から申し込み開始、4月からの実績となっておりますけども、11 体の実績がございます。小清水町は、平成 28 年8月からということで、28 年には9体、29 年には 30 体、30 年には 28 体、31 年に 35 体と合計 102 体、その他、無縁の関係で 15 体も入れているということであります。このように使用実績がかなり進んでいることがわかります。このことからも津別町も来年度にでも早急に進める考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

来年度までという急いだ考えはありません。実は、過去3人の方、平成 25 年に谷川議員さんから最初にご質問がありまして、27― 41 ―年には篠原議員さん、そして 30 年の6月議会では高橋議員さんからそれぞれ質問を受けているところでありますけれども、一番直近の高橋議員さんに平成 30 年6月議会で答弁をさせていただいたときも、例えば今お話がありました美幌町ですけれども、ここは寄附で町が受け取った形になっています。ただ、その寄贈の話が出てきてから、地元の宗教団体と意見交換あるいはアンケートを重ねて、そして運営方法をしっかり確認されてからスタートしたということです。私どものほうもこれまで仏教関係者、あくまでもこれは振興会だとか、そういう仏教関係の団体の方とお話ししたわけではないのですけれども、いわゆるお坊さんといわれる方と担当のほうとがお話しをした経過がありますけれども、これについては、その住職は賛成もしないし反対もしないと。ただ時代の流れということは了解していますということなのですけども、何となくさみしいなという感じを受けますと。本当にこれでいいのかなと、ほかの住職も同じ意見ではないだろうかというようなこともお話しされていたと聞いておりますけども、つくる方向では考えをまとめたところでありますけども、具体的にどういうふうにやっていくか、それぞれのところ、今おっしゃいましたどこどこの町の合葬墓では何体入っているとかというのがありますけれども、規模をどれぐらいにしていくのかだとか、それから私も見に行ったことがありますけれども、訓子府町さんでは名前が札みたいな格好で、ここに入っている人の名前を書くようになっていたのですけども、そういう形で1体につき2万円いただいているというお話もありますし、そういうものは一切やらないで納骨だけする場所というふうなところもありますし、それぞれのところで、それぞれの状態であります。そういったこともきちんと整理をしてから建立していきたいと考えていまして、30年6月議会に高橋議員さんからありましたので、実は、その翌月の7月には美幌の石材会社に 1,000 体を一応想定すると、名前を書かないで納骨する入口があって、そして碑があってと、あと土台がしっかりして、それでいくと当時でいけば 520 万円ぐらいになるということで見積もりをいただいたりしたところです。訓子府町の場合は名前が入っていますけれども、以前見に行ったときは 1,000 体で 1,200 万円ぐらいというふうなお話も伺ってきたところですけれども、さまざまこれから建立に向けては整理しなければならない問題がありますので、それを3月議会までに間に合わせるとい― 42 ―うことは、来年やるということは、ちょっと無理でありますので来年は難しいと考えております。

質問 8番 巴光政

〔登壇〕 今の考えはわかりました。私もそれなりに調べたのですけども、例えば小清水町では、設置して名前の関係も入れることができるようなシステムにしているようでございます。その場合の設置料は1万 5,000 円とか、あと法名費の部分でいえば 3,000 円とかかかるみたいであります。あと深川市の関係で言いますと、一応、使用料は1万 2,000 円なんですけども、そのほかに袋に入れたいという方は1万 3,000 円で利用できますよということも調べてみました。いろいろ調べるのに時間はかかるかもしれませんが、それを早急な形でお願いしたいと思います。

出典:津別町議会 平成31年第10回定例会 2019年12月19日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる