みんなの議会

津別町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日

津別町の医療と介護について

2018年3月14日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「津別町の医療と介護について」質問し、町長 佐藤多一、保健福祉課長 川口昌志が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一、保健福祉課長 川口昌志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。まず最初に津別町の医療と介護について質問したいと思います。その中で地域医療と津別病院の存続をどう考えるのかということに対しまして質問いたします。2014 年に成立した「医療介護総合確保推進法」により北海道は 2016 年 12 月に「北海道地域医療構想」を策定しました。この構想は、病床機能の分化及び連携の促進、在宅利用の充実、医療介護従事者の確保、養成等の施策の方向性を示すものです。この施策が進んでいくと、津別町の住民は病状により複数の病院に通うことを余儀なくされ、大都市のように多くの病院がある地域と違い、金銭面や体力面等で多くの負担を強いられることになります。当然のことながら、訪問診療、看護に積極的に取り組み、地域を支えてくれている津別病院も受診者数が減り、存続に陰りがさすことになります。町長は、今後津別町の医療の確保をどのように進めていく考えをお持ちなのかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、地域医療と津別病院の存続についてお答え申し上げたいと思います。医療や介護が必要な状態になっても、できる限り住み慣れた地域で安心して生活が続けられるよう切れ目のない医療及び介護の提供体制を構築するため、平成 26 年6月にちょっとこれは長い法律なのですけれども、「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」という、通称「医療介護総合確保促進法」といいますか、これが公布されたところです。この法律によりまして、効率的かつ質の高い医療提供体制と地域包括ケアシステム― 55 ―を構築することを通しまして、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための地域医療構想が位置づけられているところです。この地域医療構想は、平成 28 年度中にすべての都道府県で策定され、北海道では、今後 2025 年を見据え、地域医療構想調整会議の中で、それぞれの区域において担うべき医療期間としての役割と、持つべき医療機関ごとの病床数を検討することとしたところであります。こうした中、本町唯一の医療機関であります津別病院は准公立病院の役割を果たし地域医療を担っていただいており、町もこれまで、その機能の維持と充実のための施設整備や医療機器の更新に対しまして助成を行ってきたところであります。また、平成 23 年には「津別町地域医療維持費補助要綱」を策定いたしまして、医師をはじめ医療従事者の確保や救急医療対策に要する経費の一部を補助するなど、地域の安定した医療環境を維持し、町民の保健と医療が確保されるよう努めているところであります。地域に医療機関がなくなれば、医療や介護への影響のみならず、100 名近くに及ぶ関連労働者の流出が進み、人口減に拍車がかかることも想定されます。こうした総合的な見地からも、今後とも津別病院に対する支援を継続する考えでありまして、そのことはつまり町民に対する支援であるというふうに考えているところでありますので、よろしくお願いいたします。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 昨年のまちづくり懇談会で、町長の懇談会の中に私も出席させていただいたのですけれども、その中で住民の方が、津別町で暮らしていくためには、今以下の買い物環境では津別町を離れる理由になるとおっしゃっていました。その方とその後話したのですけれども、医療もそうだよねと言ったら、そうですねとおっしゃっていました。医療も私は、医療環境もこれ以下に下がると十分津別町を離れていく理由になってしまうのではないのかなというふうに考えております。今後の津別町の医療の確保のためには、まず通院の足の確保、それから通えない人のための訪問診療の継続、津別病院の存続、それから医療の相談体制などが必要だというふうに考えております。通院の足の確保につきましては、今年度、地域公共交通ア― 56 ―ドバイザー、481 万円の予算がついておりますが、こちらのほうで考えていただけるということで、予算審議のときにまた別にお聞きしたいと思いますが、今日は、この中から津別病院の存続並びに訪問診療の継続等について少し議論したいなというふうに考えております。先日、津別病院のほうへ行ってまいりましたけれども、病院の経営は大変厳しいものがあるというふうにお話しになっていました。法人の経営に関することなので、町長も差しつかえのあるところはお答えいただかなくて結構ですので、私の考えていることをまず申し上げたいなというふうに思います。やはり、津別病院の場合、先ほどの医療の分化が進んでいくと、どうしても急性期の患者は入院させず、慢性期、回復期の方が多くなります。そうすると、入院部門においては、やはり診療報酬が安いということで、入院部門が赤字になってしまうと。今黒字を稼ぎ出している外来ですとか、リハビリといったところがやっぱり受診者が減ってくることによって病院の経営存続が危ぶまれると。もう 10 年と言わず、数年後にはやはり体制を見直さなければならないかもしれないというお話を伺ってまいりました。同時に、やはり看護師さんや医師の確保という部分でも大変な問題があるというふうに聞いております。先ほど申し上げました急性期等扱う日赤のような病院は、看護師さんは7人に1人を診ればいいそうです。ところが津別病院の場合は、15 人に1人を診るという形です。もちろんそれだけ急性期じゃなくて慢性期だからたくさんの人数が診れるのだと言ってしまえばそれまでなのですけれども、しかし現場の声は違いまして、やはり慢性期の患者さんと言っても高齢の方が多いので、ある意味で介護をしながら看護をしなければいけないと。介護施設と同じような部分も看護師さんに強いられると。看護師さんは大変なハードワークを強いられている。並びに先生のほうなのですけれども、今現在訪問診療 40 名でスタートしましたけれども、30 名から 40 名で推移しております。こちらのほうも、先生方が今好意を持ってやってくださっていますのでできますけれども、失礼ですが年齢的にもかなり高齢になってきていて、次の方がやってくれるかどうかわからない。しかし訪問診療の継続なしにしては、地域包括ケアシステムの確立は難しいということを考えると、やはり今言った中で整理をさせていただきますと、お医者さん看護師さんの確保、それから津別病院の受診者数の確保、こういったところを― 57 ―できないのであれば、それに代わる対抗策を考えていかなければいけないのですが、町長のほうに何か考えがあればお聞かせいただきたいなと思います。

答弁 町長 佐藤多一

まず、基本的な関係なのですけれども、事柄ですけれども、北海道地域医療構想というのがつくられまして、この背景といいますか、なぜこういうものがつくれたかということなのですけれども、これはいわゆる 2025 年問題と言われている団塊の世代が 75 歳に全員が到達する年であります。私も団塊の世代の一番最後なものですから、この 2025 年にちょうどなるわけなのですけれども、ということは、最後の世代で3年ぐらい続いていますので、この 2025 年問題というのは、実は 2022年あたりからもう始まってくるという状況だというふうな認識だと思います。そういう世の中の流れの中で、地域医療をどう考えていくのかということで、国の法律のもとに各都道府県が構想を立てたわけなのですけれども、これはこれまでの治すことを重視した医療ということではなくて、これからは高齢者が増えていくという中で、単に治すというだけではなくて、生活の質を重視しながら患者の方々が住み慣れた地域で暮らしていくことを支える医療ということがベースになっています。そういった中で、当然地元の医療機関もこのような形でいくと形態が若干ずつ変わっていくかというふうに思いますけれども、津別病院の場合、まさしく管内の中でも、あるいは北海道の中でも在宅医療に手掛けていただきまして、本当に安全安心の状態をまさしく公的病院と同じようにつくっていただいている状況であります。病院のほうでは、既に在宅医療支援室というのを設けておりまして、そこで医療、それから看護師による定期の訪問診療と、それから臨時の往診が行われているところです。また、介護サービス担当者との連携もスムーズに行われまして、入退院時の調整や家族との相談体制が整っております。また、津別では昨年 11 月に医療機関、介護サービス事業所、それから町の関係者などで在宅医療介護連携推進会議というものを発足いたしまして、在宅医療の現状や介護連携、ここの課題の抽出と対策などをこの間ずっと検討しているところです。こういう取り組みは、まさしくほかにも誇れる体制だというふうに思っていまして、そのことは、例えばフォーラムなんかにもやっておりましたけれども津別病院の看護師さ― 58 ―んが発表、見られた方もたくさんいるかと思いますけれども、非常に優れた体制といいますか、いわゆる気持ちの中でやっていただいているということに多くの方が感動を受けたのではないかなというふうに思います。そういったことをぜひこれからも後押しをしていきたいというふうに考えています。それと、私どものほうに毎年津別病院から地域医療維持補助金の要請というのがまいります。今年は1月 29 日に丸玉木材の社長さん、それから病院の院長先生の連名で私宛に要請文が届いています。これは、同じものが議長宛にも届いているというふうに思いますけれども、その中に病院は病院としてなぜ町に対して助成の要請をするのかということが 11 項目にわたって書き込まれておりまして、これは一つ一つはお話ししませんけれども、幾つか紹介しますと、平成 26 年7月に 10 対1の入院基本料から 15対1の入院基本料へと変更したというようなことだとか、それから日常生活動作の低い入院患者の方たちが増加していると、それから常勤医の確保、これにやはり支援をしていただきたいと、それから宿直医の確保、こういったことがずっと書かれておりまして、建物の修理だとか、それらも入っています。一番下に、ちょっと注目したのですけれども、ここに 11 番目には丸玉木材株式会社社員に、これまで以上に歯科を含め津別病院を利用してもらう活動をしますというふうに書かれています。そして、これは定期健康診断の項目に歯科検診を会社としても追加していきますと、それからストレスチェック後の医師面談の実施もしますと。それから衛生資材、これは消毒用の雑巾だとか消毒用のアルコール、そういう資材、それから熱中症対策の飲料、いわゆるOS1だとか、それを社内で販売しますと、それからインフルエンザ予防ワクチン接種の充実、従業員、それから家族の希望者に拡大していきますということで、社内の中でもできるだけ津別病院を使っていくということを活動の方針として挙げています。こうしたことからすれば、当然役場職員もこれに呼応すべきでありますし、また、議員各位の皆さんにも、ぜひこれまで以上に体調が悪くなったときは、津別病院にまず診てもらうだとか、町民の方々にもそういう啓蒙活動というのがなお一層必要なのかなと。そのことが一人一人の町民がここから病院をなくさない一つの運動にもなっていくのだと思いますので、そのことを頭に入れながらまた訴えていきたいなと思っております。― 59 ―

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 病気にかかることを奨励するわけにはいきませんけれども、病気にかかったときは、まず津別病院を利用してほしいというふうにやっぱり啓蒙していくことは大事なことだなというふうに思います。津別病院に関しましては、今回のまちなか再生事業の中で、津別病院が大規模改修が向こう 10 年以上はないだろうというようなことで庁舎の改築に踏み切ったというところがありますけれども、実は津別病院もやはりかなり老朽化が進んでいて、大規模とまではいかなくても小規模の改修は今後も続くのではないかなというふうに思います。やはり居心地のいい病院、そして訪れたときに感じのいい病院にしておけば、町民の方も足しげく通うと思います。そういった面での支援等についてもぜひきちんと考えていただきたいと。私のほうからもう一つ提案がありまして、それは、今までちょっとこういう方がいたのかどうかわからないのですけれども、非常に看護師さんや、それからほかの介護関連施設でも頑張ってくれている介護士の方やなんかいるのですけれど、町で長年そういったことをやった人に対して、これは給料をもらって職業としてやっているのですから当然ですけれども、でも結構やはり励みになるために表彰等も考えてはいいんではないかなと、そういったご労苦に報いるようなことも何かちょっと励みになるようなものがあれば、また一層ハードワークの中でも元気を出してもらえるのではないかなというふうに考えますが、町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

そういう表彰、これは実は考えておりまして、このケースだけじゃなくて、例えば長らく自治会長をされた方だとか、いろんな町の中にそういういわゆる 11 月3日ということに限らず、ご尽力をいただいている方がたくさんいると思います。それらをどういう形でどこから情報を集めるというか、推薦もいただいてやるかということもありますけれども、今総務課の中でもそういう話題が出ていますし、そういう表彰審議委員会の中でもそういうことが出されていますので、これは検討してまいりたいと考えております。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 あと一点、この項目に関しましては、医療の相談体制のことなのですが、現在既に介護認定を受けている方というのは、ケアマネとかいろんな形で自分がこんな病状なんだけどどうしたらいいかとか、どこの病院に行ったらいいかだとか、そういう相談をする相手はいるのですが、意外と高齢者の方から聞くのは、具合わるいのだけどどうしたらいいかわからないんだというのが結構聞くのです。今役場の中に、そういった医療の相談を受ける、もちろん健康推進グループに行って保健師さんに相談すれば相談には乗ってくれると思うのですけれども、やっぱりそういう門戸という形で開いていないものですから相談に来づらいというか、もし何かあっても役場に行ったら話相談に乗ってくれるんだろうかとか、そういうようなよく聞くのは、知り合いの看護師さんに相談してこうしているんだとかというのはあるのですけれども、町としてそういったコーナーを考えるものはないのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 川口昌志(保健福祉課長は2018年3月まで)

ただいまの質問なんですけれども、日ごろから例えば検診の事後の部分の保健指導だとかというのをやっていますし、ただ、議員言われるような看護師、看護師免許は確かにあるのですけれども、保健師のエリアというのは一定程度限られていまして、例えば今議員が言われたようにぐあいが悪いのだけれどどこを相談してというのは、ぐあいが悪ければまず第一義的に医療機関かなと私は思っています。日ごろ、体調がすぐれないとかいろんな形の話の中で、いろんなつながりの中では窓口に来られて、うちの保健師が何らかの相談に乗ることはいつでも受ける体制はできていますけれども、ただ、本人のぐあいが悪い云々となれば、まず第一義的には医療機関にかかっていただきたい。ただ、門戸を開いていないかと言ったら、そうではなくて、いつでもいろんな普段の健康状態だとか、例えば重度化にならないための取り組みだとか、本当に普段から健康づくりに関することの相談というのはいつでも受けられる体制はとっていますので、ぜひともそういった形で機会があれば私どももしますし、宣伝していただければありがたいなと思っています。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 確かにどこが痛い、痛いなんていうふうになれば― 61 ―それはもう病院なんですけれども、どうも体調がすぐれないとか、朝起きたらどうだとかとか、そういうようなときに意外と困っているみたいなので、今後健康福祉センターとかできれば、健康お悩み相談コーナーのようなものをぜひ考えていただければなということで次の質問へ移りたいと思います。次に、第7期介護保険事業計画についてお聞きいたします。第7期介護保険事業計画の素案の中で、介護保険料の基準額が 640 円上昇すると示されております。今後、どこまで上げなければいけないのか、今後の見通しを持っているのか、また、介護保険料と密接に関連する介護関連施設の建設についてどのような見通しを持っているのか伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、第7期の介護保険事業計画についてお話をさせていただきたいと思います。介護保険料につきましては、3年間の計画期間の中に見込まれる介護保険事業費や、それから地域支援事業費を勘案いたしまして、保険料収納必要額が確保できるよう設定します。介護保険の財源につきましては、第7期において、第1号被保険者の負担割合が 23%、第2号被保険者が 27%で、これに国が 25%、道と市町村が 12.5%ずつ負担することとしています。保険料の設定につきましては、第1号被保険者の数、見込みや要介護者の認定状況、さらにサービスの利用実績から今後のサービス料を見込み算定いたします。要介護状態になりやすい 75 歳以上の人口は微減傾向にはありますけれども、平成 29 年3月末で全世帯の約 50%が高齢者の独居、夫婦世帯、及び高齢の親と子どもの二人暮らし世帯という実態にありまして、サービス利用を必要とする方が増加することが予想されるため、今後も保険料の上昇は避けられないものと考えているところです。また、在宅生活が困難になった場合の受け皿である施設も不足している状態にあります。ご承知のとおり特別養護老人ホームの入所は原則要介護3以上とされていますが、重度の方の入所が多いため、入所できるまでの居場所を探されている実情にあります。有料老人ホームなどもありますが、特別養護老人ホームへの入所のほうを希望されるため待機者が多い状態となっております。そうした中、町内の特別養護老人ホームは築 36 年を経過し、老朽化しているため、ケアの向上も合わせて建て替えが検討― 62 ―されているところであります。第 7 期介護保険事業計画の保険料算定にあたりましては、施設入所者数も推計し、保険料の不足分については、介護給付費準備基金から 3,600 万円を取り崩すこととしておりますが、2025 年問題後の後期高齢者数の減少や、介護従事者の不足を考え合わせますと、今後介護保険施設の新規の建て替えや増床は、さらに難しくなるものと推測しているところです。そうしたことから要介護3以下の方が暮らす場所と、在宅生活が維持できるサービスや支援、これらについてなお一層検討する必要があると考えているところでありますので、よろしくお願いいたします。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 まず介護関連施設のことからお聞きしたいと思います。介護関連施設については、増床や建設はさらに厳しくなる、難しくなると推測しているというお答えでしたが、今特養が 20 床増床という計画だと思います。それから、ケアハウスについても、もともと 50 床の居住空間を持っているはずなので、20 床について特定をついてということを検討中だと聞いております。この辺がどの辺まで現実化してくるのかなということについてお聞きしたいと思います。現在、高齢者数は 2,100 人ぐらいですが、2025 年になっても 1,900 人台は確かいるはずだと思います。あまり需用は減らないということであれば、現在の時点ではやはり少し足りないのかなというふうに思っているのですが、どういうふうにお考えになっているかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

まずは、今の例えば特別養護老人ホーム、ここが少し規模を大きくして対応したいというお考えは、経営者の中に言われているところでありますけれども、しかし現実に別なところで何度かお話ししたかと思いますけれども、それを建設する上で、当然費用がかかるわけですから、それに対しての道が基金を持っていまして、そこからお金をいただいて、補助をいただいて建設するという運びになっています。その部分につきましても、ちょうど役場の建設、庁舎の建設と同じように昭和 56 年以前の施設、それが優先されまして、そこが建て替えをする場合、その補助― 63 ―の該当になってくるという前提になっております。津別の場合は昭和 58 年の建設なものですから、その中に入っていないわけです。そんなこともあって、その 57 年建設の方、58 年、59 年とかというところが管内でもあるかというふうに思いますけれども、管内では 56 年以前に建設した建物が6戸あるということですので、そこがどういう動きになっていくのかによって内容が変わってまいりますので、町としましては、これは国に言うべきことではなくて、北海道に対しての要望ということになりますので、管内の道議の方も通じて、57 年、58 年に建設したところもそれに該当させていただくようぜひご尽力を願いたいということで、この間ずっと要請活動をしているところでありますけれども、残念ながらまだそういうところまで至っていないというのが実情でありまして、ここの部分についてさらに要請活動をしていきたいなというふうに思っているところです。それとあわせて、将来的なことを見ていきますと、今ある特養は別にして、ほかにもさまざま施設があります。ここがずっと続けていっていただけるということがやっぱり最低でもないと、そこが経営不振だとか、あるいは働く人がいなくなったということで、そこが廃止になっていくということになれば、当然そういう状況になれば新しく建てるなんていうことは、当然難しい状況になってくるわけです。そういう状況にある中で、新たな方たちが来て建ててもらえるということは、極めて難しい状況になってくると思いますので、やっぱり今経営をされているところ、そこがしっかり津別の中で経営を続けていただけるということが、一番まず重点に置いていかなければならないのかなと。その上で、更新だとか改築だとかというのを、こちらも要請活動もつなげながら進めてまいりたいというふうに思っております。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 続きまして、介護保険料のことについてお聞きしたいと思います。今後も上がり続けるだろうということなのですけれども、緩和するために介護給付準備基金からお金を投入して介護保険料の標準額を下げているということになっていますけれども、29 年の5月現在で 6,726 万円の基金残高があります。そこに対しまして、今年度入ってくるお金が 350 万、出ていくお金が 1,822 万ということで、恐らく 30 年の頭で 5,200 万ぐらいしかお金はないと思うのです。この中で、3,600 万介護給付準備基金から7期に投入するということになったら、足りないから投― 64 ―入するぐらいですから、介護保険事業の中から剰余金が出てきて介護保険準備基金に積まれるということは、あまり考えにくいのですけれども、残り 1,600 万ぐらいになって、じゃあ第8期はどうするのだという話になるのですけれど、第8期以降また介護保険料がまた上がるのではないかということになってしまうのですけれども、この後はもうそういった介護給付準備基金のようなものはなくなったら困ると思うのですけれども、その辺どう考えているのかお聞きかせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

これは全町村で頭の痛い問題ではないのかなというふうに思っています。やはり一気に上げるわけにはいきませんので、今ある基金を取り崩しながらそして進めていかざるを得ない状態だというふうに思います。これは、国の先ほど言いましたとおり国、それから北海道、そして町、そういったところも負担割合を設けて支援をしながら、そしてそれぞれ被保険者の方にも相応のご負担をいただくということで、これはある種の社会契約ですよね。それは、保険者と被保険者との社会契約の中で成り立っているわけでありますので、そこの契約項目の中で、これだけのサービスを必要とするとなれば、ご負担をいただく部分も当然上がってくるという形態になってくるのではないかなというふうに思います。保険料を変動させる最も大きな要因というのは、いわゆる施設の建設であります。それができることによってサービスを利用される方がどんどん増えていきますので、そうするとおのずと介護保険料もそちらのほうに回っていくというようなことになっていきますので、そこで国のほうとしても在宅、在宅ということがこの間言われてきているのだと思いますけれども、その中で、先の質問の関連にもなりますけれども、医療と介護がしっかりドッキングされて、そして進めていかなければ介護は介護で走る、医療は医療で走るというようなことでは、なかなか解決はしづらいのかなというふうに考えているところです。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 お金どうするのかということは、お答えはいただけなかったのですけれども、大変頭の痛い問題だという回答はいただきました。ちょっと私のほう単純に考えるのですけれども、津別町はある程度取り崩せる基金を持っております。例えば、3年後にお金がなくなったら、これは介護給付基金というもの― 65 ―自体が法律で介護保険事業の剰余金を基金とするというふうに定められているので、そういうことは難しいのかもしれないですけれども、一般のうちの持っている基金の中から1億円なりを介護給付準備基金に投入して使うということは、もし検討すればやってやれないことではないのかどうか、ちょっと見解があればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

基金から基金へというか、そういうやり方もやってやれないことはないかと思いますけれども、つまりは、一般会計の持っている基金を取り崩して、そして繰り出しをしていくというような形になるかと思いますけれども、一般会計が所有している基金のほうについても、議員もご承知のように、これからここのまちなか再生含めて相当なお金が必要になってきます。ですから、それらも勘案して、やはりかかるものは少しでもいただきながらということで、進めざるを得ないような、このままの状態でいけば、めぐってくるのではないかなというふうに思っているところです。そうしないために、できるだけアップを押さえていくために、今回予定している金額も管内や道内でも低いほうの部分に津別もまだ入っておりますけれども、やはりそうとは言えなくて、かなり高い設定をせざるを得ないようなところも、自治体も相当あります。それは、かかるからどうしてもサービスを受ける人たちが多いものですから、そういう状況になっていくので、医療と介護が連携する中でできるだけ自分で対応できそうな人は最後まで対応できるような、そういうことも進めていかなければどんどんこれだけかかる、サービスがどんどん伸びていくということになると、相当町の財政も苦しい状況になってくるかなと思いますので、連携を図りながら、あまり上がらない形で対応を進めていきたいなというふうに思います。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 介護保険料の標準基準額は、5,000 を超えているところが全道平均も確か超えていると思ったのですけれども、網走あたりも超えているということで、平均を超えてしまえばやはりそういった意味では住みづらい町の要素の一つになってしまうかなと思っています。どんどんどんどん生産人口が減って、高齢者だけが増える町になってしまえば、当然そういったことは起こり得るわけで、や― 66 ―はり政策的にもテコ入れしなきゃいけない日が来てしまわないように、今後も我々努力を続けていかなければいけないと思いますけれども、やはりなったときのことは、やっぱり議論していろいろ考えていかなきゃいけないのかなというふうに思いましたので、今日こうした質問をさせていただきました。

出典:津別町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる