津別町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月17日
船橋市との交流促進事業のアンテナショップについて
2015年12月17日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「船橋市との交流促進事業のアンテナショップについて」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤久哉 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 1番 佐藤久哉
次の質問に移らせていただきます。船橋市津別町地域交流促進事業の中でアンテナショップの設置がうたわれています。実現すれば農産品が主になると思われますが、津別町には全国に誇れる林産業もあります。同時展開はできないでしょうか。例えばアンテナショップの床や壁に合板を使ったり、お客様の椅子を津別のものを用意するといったような演出を含めて考えてはどうでしょうか、津別町の特産品の市場調査等もそうしたショップによって行うことはできないのでしょうか、少し先走った質問かもしれませんが、町長の具体的な考えをお聞きしたいと思います。― 27 ―
答弁 町長 佐藤多一
三つ目のご質問です。船橋市との交流促進事業におけるアンテナショップの具体的な内容の関係です。地方創生において、船橋市との交流促進事業等につきましては、総合戦略の大きな柱としているところでございます。先ほども申し上げましたけれどもタウン誌の編集長である山崎氏を窓口といたしましてスタートした今年度の事業でありますけども、ふなっしーに会いに行こうツアーだとか、それからPR動画の作成、アンケート回答者に抽選で農産品を送る津別産直便事業が実施されたところであります。そのほかに婚活事業、そしてサテライト・オフィス等の誘致、移住促進、障がい者福祉事業等の展開、それから特産品販路開拓拡大支援事業などがすでに動き出しているところでございます。事業と並行した取り組みとしまして、山崎氏が事務所を構えております「船橋市地方卸売市場」への津別町の農産品の流通の開始があります。農協によりますと、これまでに人参 31 トン、有機かぼちゃ2トン、特別栽培たまねぎ 31 トンが船橋市場に納品されておりまして、山崎氏が市場内の仲買人に紹介してくださったお陰と考えているところでございます。市場に流通ルートが開拓されましたことから、船橋市市内への農産品の恒常的な供給の道も開けていくものと考えているところでございます。今後の展開としましては、船橋市場内外で開催されます各種イベントへの出店等を通じた販路拡大の取り組みや、あるいは津別特産品等のPR活動を実施してまいりたいと考えておりまして、これらの事業効果を検証した上でアンテナショップの設置を行いたいと考えております。もちろん常設化を目指すところでありますけれども、インターネット販売も視野に入れて期間限定のショップなども行いながら検証を繰り返して拡大していく考えを持ってございます。イベントの出店やアンテナショップの運営につきましては、生産者などの出品者や農協をはじめとする関係者による主体的な取り組みが不可欠だというふうに考えております。実際の取り組み主体につきましても既存の団体等だけでなく、育成が必要になることも考えられます。それらを総合的に進めることが肝要であるというふうに考えているところでございます。― 28 ―
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 長年の懸案でありました農産物の船橋への出荷ということが今回なされたわけですけども、改めて何というか人のつながりが大事だなというふうに感じました。今回、山崎さんという仲介者をとおしてこの事業を何とか新たなルートができ上がったわけですけども、これは前々からぜひ船橋に津別の農産物をというお話があった中で、こうして進んだのは大きな前進ではないかなというふうに思っております。そうした中で今回総合戦略、船橋をターゲットにやっているわけですけども、私はこうしたアンテナショップをぜひつくっていただきたいなというふうに、期間限定でも結構です、そう思っております。それはなぜかと言うと、津別町では今までいろいろな特産品が開発されてきました。しかし、その販路を捜すことは大変難しくて皆さん頓挫しています。そうした部分を考えると、やはり原因は販路の開拓が個人の事業者ではなかなか難しいということと、市場調査ができない、マーケティングができないということですね。例えば、A、B、Cの商品をつくってAを大きく伸ばしていくべきなのか、Bを伸ばしていくべきなのか、それは市場調査をやってみなければわからないことなのですね。ですから、自分たちのつくった商品が消費者の支持を得るのかどうか、そうした調査をするためにも、やはりアンテナショップ、もちろんそういう意味合いなのですけれども、そうした場所が個人の生産者に与えられるようなことが、僕は今後津別町でみんなが知恵を絞って、汗を流してつくった新しい商品開発をした際に必要なのではないかなというふうに思っております。津別町にも現在アロニアですとか、流氷ジャーキーですとか、それからウインナーソーセージですとか、いろいろ個人の方で頑張っている方いらっしゃいます。でも、こうした方には、やはり販路を開拓してくことがなかなか難しいと思いますので、こうしたところ、販路開拓も含めて市場調査ができればいいのかなというふうに思っております。また、個人で例えば企業の中では加賀谷さんですとか、あとアスパラ関係をインターネットで個人というか個々で販売している方たちもいますけれども、やはり効果的なのは津別町の特産品をブランド化していくためにも大きな楽天ですとか、ヤフーですとかの大きなインターネットの市場、そうしたところにウェブのアンテナショップ― 29 ―を開設して、そしてそれをこちらのほうで集約してやっていかなきゃいけないのですけども、そうしたものを開設することが一つそうした方への支援にもなっていくのかなというふうに思いますが、その辺についての考えをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
アンテナショップもどういう形態でつくっていくのかというのは、いろいろこれから議論を船橋とも進めていくことになろうかと思います。その中で、例えばということで出ているのは、船橋のレストランを活用して、そこに週替わりだとか月替わりというようなことで、こちらの農産品、例えばたまねぎであったりとかいろんなものを出して、そして、そのレストランで宣伝をしてもらってアンケートをとったりだとか、どういう料理にするとおいしかっただとか、いろんなことを出ているというのを聞いております。ここはやはり向こうとそういう「まいふな」の発行元とつながったというのは非常に大きいなというふうに思っていますので、向こうの人たちがどういうものを求めているのかということも含めて、情報をいろいろ聞きながら有効なアンテナショップのやり方というのですか、それを進めていきたいなというふうに思っています。これが、例えば東京でここに、あそこにということで有楽町のここに行ってだとかという方法ももちろんあるかというふうに思いますけれども、ご承知のとおり長いお付き合いのあるところでしっかり 62 万人の都市ということはかなりの大きな都市でありますので、その人たちが、そしてまた 30 分で東京圏に通勤をしているということは、ほとんど東京と同じ感覚だろうというふうにも思いますので、そことしっかりまずはよく意見を交換しながら、有効なやり方をウェブも含めて探っていきたいというふうに考えております。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 今お話ししたようにアンテナショップ等を考える際に、そうしたところに品物を出して、出荷体制というか、こちらの津別町の地元側でのそうした商品の集約をして出荷できる体制のような組織を、町長の答弁の中にもありましたけれどもつくっていかなければいけないのではないかと。お隣の町ですけ― 30 ―ども美幌町では観光協会と物産協会というのがありまして、それは今は合併しまして物産の集約を行って、窓口となって特産品を出荷しているような形をとっております。「ぽっぽ屋」という拠点もありますけども、やはり津別町も現在すぐにではなくても将来的にはそうした物産の基地というか、そこへ品物を持って来てもらえば、こちらのほうで注文を受けて出荷できる、そうしたような組織づくりをしていかなければいけないのではないかなというふうに思いますので、今後ご検討いただきたいと思いますがいかがでしょうか。
答弁 町長 佐藤多一
今の件につきましては、これ議員もご承知のとおり総合計画上でも位置づけられています。物産に対応すると、協会も含めて。これがまだできない状態になっておりますので、これはいい機会としまして観光協会、それから物産協会、そういったものをしっかり物産協会もつくるか、あるいは観光協会の中に、その中でとりあえずものを進めていくかというようなことを、どこから始めていくかというのをちょっと検討させていただきたいなというふうに思っています。そういった中で、今津別の状況を見ましても農業生産者の中で、それぞれ自分で一部3次化的なことを試みている方たちも何人かおられます。そういう実情もありますけども、やはり多くの場合はものをつくるということを、提供するということが中心になっております。そういうところ、農業者の方に、またいきなり6次化等々も言っても、やっぱり販路の拡大だとか大変な状況があります。そこがやはり対応していくのは加工品等々をつくっていくには、やっぱり農協の力というのは非常に大きいのだろうなというふうに考えています。そこが今度つくった、つくり上げた農作物を加工に回して、より付加価値を高めて、そして売りに出していくと。販路もしっかり見極めながらやっていくということが大事だというふうに感じておりますので、それは例えば美瑛町さんだとか、いろんな所に行っても非常に素晴らしい取り組みをやっておりますので、今後も農協ともしっかり話し合いを進めながら、お互いに町の活性化というのに進めていきたいなというふうに思っております。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 ぜひそのように行っていただきたいと思います。― 31 ―時間がなくなってまいりましたので最後の質問になります。観光客の入込数を5年間で 20%増加するとございますが、現在の入込数をどれくらいと押さえているのでしょうか。また、新たな観光資源、観光ルートの発掘支援事業は具体的にどのように行われるのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
それでは最後のご質問になりますけれども、観光客の入込数を5年間で 20%増加目標としたことと、それから新たな観光資源、観光ルートの発掘支援事業、これ具体的にどのようなものなのかということであります。総合戦略の基本目標2におきまして、「津別町への新しいひとの流れをつくる」の目標数値といたしまして、観光入込者数を5年間で 20%増加させるとしていますが、観光客の入込数の把握につきましては、北海道経済部観光局による観光入込客数報告書の数値を利用しております。この報告書によりますと、平成 26 年度の津別町への入込客数につきましては、25 万8,300 人でありまして、これを5年間で 20%増加させますと 30 万 9,960 人ということを目指しているところでございます。新たな観光資源・観光ルートの発掘支援事業につきましては、住民が気づいていない、あるいは見逃している魅力ある観光資源を発掘しまして、それらを周辺観光地も含めて新たな観光ルート化するための取り組みを進めていきたいというふうに考えています。具体的には旅行会社、旅行雑誌、広告代理店などの専門家を中心に情報発信力のある方々に対するモニターツアー等を企画いたしまして、観光振興に対するアドバイスを受けるとともに広く情報を発信していただこうと考えているところです。それらの結果に基づきまして、次年度以降において観光協会が主体となって観光ルートの作成をはじめとする交流人口拡大の事業をお願いしたいと考えておりますことから、観光協会の体制強化を推進することを総合戦略というふうにしているところでございます。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 まず入込数のことですが、先日、町長とご一緒させていただいたのですが、再生事業のほうで観光のセミナーがございました。そのと― 32 ―きにもお話し出ていたのですけども、やはり観光客の入込数というのは、それぞれの試算している団体、組織等によって違ってくるということで、かなりアバウトなものであるということですが、それでもその中で5年間で5万人を増やすということは大変なことであります。例えば津別峠の雲海が 200 人近く来ていると言われていますけども、実際の稼働日数を考えますと 100 日ぐらいですから 200 人来ていたとしても2万人であります。ほかに今津別町でそれだけの人数が飛躍的に増えることはあるのかなというと、ちょっと難しいかなというふうに思っているので、この戦略につきましては、やっぱり津別町のオンリーワンというものを見つけて、津別にしかないもの、津別に来たくなる理由を捜していくことが大事なのかなというふうに思っていますので、そうしたものを今後見つけていって魅力ある観光ルートをつくっていくことが大事なのかなというふうに私なりには考えております。観光ルートの開発についてなのですが、既に実は東オホーツクシーニックバイウェイという観光ルートがあるのですけれども、それには津別町が設立当時入れなかったのですが、この度、筑波大学の石田先生のお口添えもありまして公認いただくということになったのですが、残念ながら今東日本シーニックバイウェイのホームページは休止中であります。しかし、こうしたような横連携のある中での観光ルートの再活性化、それから津別町内での独自のモニターツアー等によってご意見を聞いて観光ルートの開発ということは大変いいことだと思いますけども、ここで大事なのは、やっぱりオンリーワンと再三申し上げますけども、津別町でなきゃだめなんだというものをやっぱりつくり出していくことではないかなというふうに思っております。それは、それぞれ皆さん感動する部分違うのですけれども、結構皆さんは人の話を聞いてくるのですね。私、今回このモニターツアーの中でぜひやっていただきたいことがあるのですけれども、それは観光に関しては有名ブロガーがおります。カリスマ的などこどこの小京都がいいよとかということをその人が出すと、アクセス数が5万、10 万と上がるような人がいるのですね。そうした有名ブロガーの方を、もちろん旅行雑誌の編集の方とかもいいですけども、こうした方を招いて、そうした方に情報発信していくことが私は意外と効き目があるんじゃないかなと思いますので、ぜひそうしたことを事業の中に組み入れていただきたいなと思って提案させていただきますが、考えをお― 33 ―聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
この間、議員も傍聴に来ておられまして私も傍聴に行っていました筑波大学のまちなか再生事業で、観光をテーマにしてJTBの女性の方が東京から来られてお話しをしてくださいました。その中で津別の入り込みが急に増えましたよねということで、これはどういう理由なのでしょうかねということなのですけども、そこにたまたまうちの観光の担当者がいて、新たに予算も付けていただきました道の駅の出入り、相生の、これにカウントできるような仕組みをさせていただきましたけれども、それらがプラスされていったというようなことで、あそこにも中国や台湾の方たち、あるいは韓国の方もときよりやって来るというお話も聞いています。そういう中で、先ほどのオンリーワンでいけば、まさしく先ほど行政報告でも話ししました「クマヤキ」が注目されつつあるということで、これはまさしくここにしかないものです。HBCのプロデューサーが味もいいし、とにかくデザインがいいということで東武百貨店のバイヤーに推薦していただいたということで、なかなか入り込める物産展ではないのですけれども本当にラッキーだなというふうに思います。これ期待しているということでありますので、これがまた番組でも来年5月に流されるということですから、多分相乗効果というのがいろいろ出てくるのだろうというふうに思っています。そういったこと、今でもブログだとかネットで、このクマヤキのことが随分流れているというのは聞いておりますけれども、そんなことで、ここへ来なければ食べれないという、そういうものをつくっていきたいなと、大事にしていきたいなというふうに思いますし、また来年の3月までには阿寒にインターチェンジができますよね。そこから 240 号線を北上してもらえるような、やはり津別町に魅力、クマヤキもそうですし、それからファクトリー相生のほうでいろんなまた取り組みをスタッフも増員して始まりますので、そういったことが魅力となってインターチェンジで降りて津別のほうに向かって来るような、そういう魅力ある仕掛けもぜひつくっていきたいなというふうに思っています。あと口コミで広がっていくというのは全くそのとおりでありますので、そういうことも含めて参考になる方、具体的に後ほど教えてもらったりして担当のほうで検討させていただきたいというふうに思いますので、よ― 34 ―ろしくお願いいたします。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 まだもう少しお聞きしたいこともあるのですけども時間が迫ってまいりましたので、総括をさせていただきたいと思います。総合戦略は、人口減少と地方経済の活性化を目標とした施策であると私とこれは町長の共通認識であると思います。作成された総合戦略は私にとっては期待以上のものでありました。ご苦労なされた企画グループのメンバーを褒めてあげたいと思います。しかし、期間が足りなかったためやはり万全とは言えません。現実に今回の質問のために担当主幹等にお聞きしても、ある部分では、そこはまだというものがございました。今後5年間の骨格ができただけで肉付けはこれからだというふうに考えております。人口減少を 2060 年の段階の社人研の予測より 666 人多い 2,312 人を想定しております。私は勝手にこれはプラス 666 への挑戦と名付けました。この目標の達成のためには企画グループだけが頑張っては無理だと思います。やはり戦略の個々の担当者が町長をはじめ職員全員が、そして先ほども申し上げましたように議会が、町民がこの目標を達成するんだという強い決意を共有すべきだなというふうに考えております。仕事の中で津別町に1人来てもらうために、津別町に1人残ってもらうために何ができるかという問題意識を常に持っていただきたいなというふうに思います。町長のこの施策に対する決意と職員への意識の浸透をどのように考えているのか最後にお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
議員がおっしゃられましたように本当に短い時間の中で国から提案して、いついつまでに提出するようにというのがあって、津別だけではなくてどこの町も十分な時間がとれない中、一生懸命頭を働かせるというようなことで苦労されているのだと思います。そういう中で私自身も担当職員本当によく頑張っているなというふうに思います。これから中身はさらに肉付けしていくようになりますし、計画したものが例えば 10 個あるとしたら今やっている中で 10 個をまんべんなくやるのではなくて、むしろこっちのほうをもう少し伸ばしていったほうがさらに有効的だなということも少しずつ見え始めています。その中で国から来るお金との整合性とい― 35 ―うのをどういうふうにとっていくのかというのも、総合振興局等々とも協議しながらこっちに回してもいいかいだとか、いろんなことも出てまいりますので、有効なお金の使い方を考えていきたいというふうに思いますし、また今度の来月から国会が始まりますけども、3.5 兆円の補正予算を組まれて、そこには今先行型という交付金がきていますけども、今度は加速化型の交付金がそこで用意されるということであります。さらにはまた新年度では新型交付金ということでありますので、それらを自分たちがまずこうしたいということにお金を使っていくということで検討してまいりたいなというふうに思っています。そして、その職員が担当課だけではなくて、やはり全職員にしっかりつながっていくような、そういうコミュニケーションという場所も必要ですし、そこから発想する自分の仕事を通じての予算要求だとか、予算の組み立て方というのをぜひ行ってほしいということで、予算編成会議既に終了していますけども全職員にそういうことを今お願いしたところでもあります。そこがスタートとなって、そしてまた拡充していけばなというふうに思いますので、それが行政がそういう取り組みで進めておりますけれども、議員各位、そして町民の皆さんにもぜひともご協力をいただくとともに、個別に専門の団体とも協議が始まっていますので、そこもなかなか突破できなかったことは、この地方創生の取り組みの中でようやく進展するような方向も一つ、二つと見えてきていますので、ここもしっかりタッグを組みながら進めてまいりたいというふうに考えております。