みんなの議会

津別町議会 平成26年第4回定例会 2014年6月19日

住生活基本計画の見直しについて

2014年6月19日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「住生活基本計画の見直しについて」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 1番 佐藤久哉

次の質問に移りたいと思います。平成 21 年3月に総合計画に先行して策定された津別町住生活基本計画は、津別町の総合計画の住生活分野において基幹となる計画であり、住民の生活に直結している計画でもあります。計画策定から6年目にあたる今年度は計画の見直しが予定されていますが、この間に町の住宅事情も変わり、現状では特定公共賃貸住宅等の需要が増しているように思われます。ただ、足りないから建てればいいというものではありませんし、今後どのくらいの需要が続くのか、建設や取り壊しの費用はどれぐらいになるかといったことも検討しなければならないと思います。町としてどのように見直すつもりなのか考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

二つ目のご質問でございます。住生活基本計画の見直しについてであります。津別町の住生活基本計画につきましては、老朽化が著しい公営住宅の改善など、住宅行政の推進を目的といたしまして平成 21 年3月に「歩いて暮らせる木の住まいづくり」ということを基本理念に策定したものでありまして、総合計画と整合性を図るため、計画期間を平成 21 年度から平成 31 年度の 11 年間としたところでございます。さらにその後平成 23 年3月には、住生活基本計画に定める公営住宅の役割を果たすため、予防保全型の維持管理を行い、公営住宅の長寿命化によるコスト縮減を図ることを目的といたしまして津別町公営住宅等長寿命化計画を策定して、現在、住宅整備を進めているところでございます。これまでの新築状況につきましては、平成 22 年度から今年度完成予定のものを含めますと、まちなか団地に 38 戸、緑町第2団地に 14 戸、新町団地に4戸、たつみ第3団地に6戸、旭町団地に 20 戸の計 82 戸でありまして、このうち町営住宅は 50 戸、特定公共賃貸住宅につきましては 32 戸というふうになってございます。引き続き来年度は、残されていました旧営林署跡地が購入できることとなりましたことから、まちなか団地として8戸の整備を予定しております。これをもってこの地区の整備を終了するというふうに考えているところでございます。今年度は計画期間の中間年次にあたりますことから、社会経済動向や住宅事情を考慮し、今後の整備の方向を計画的、総合的に展開していくため、計画の見直しを行うこととしております。見直しにあたりましては、老朽化した町営住宅の移転建て替えと需要の高い特定公共賃貸住宅、さらには高齢者専用住宅としての特定目的住宅やケア付き住宅の建設等を検討することになりますが、入居状況、住民意向調査、統計調査資料などを参考にいたしまして、住民ニーズに合った住宅整備計画の見直しを進めていこうとしておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 1番 佐藤久哉

〔登壇〕 住生活基本計画につきましては、私自身もこの策定委員会の委員長を務め大変思い入れのあるところであります。策定から6年経過い― 12 ―たしましたけれども、町長は1期目に計画づくりをされ2期目に実行されたものが多いかと思いますが、特に私は住生活の施策に関しては大変評価をしております。町長の仕事の中でも本当に1、2を争う良い施策ではないかなというふうに考えております。ただ、この6年間の間にやはり事情が変わってきて、先ほど 23 年に公営住宅の長寿命化計画を行ったというふうに答弁されましたけれども、高栄団地のところも計画の最初では取り壊しということだったのですけれども、こうしたように臨機応変な対応をしてコスト削減を図ったということも私は大変評価しておりますが、ただ、私どもが今回の見直しにあたって一番かんがみなければいけないのが、計画当時も徐々に増え始めていたのですけれども、町内の企業に大量に新入社員が入ってきたと。特に津別町の主要産業であります丸玉産業さんに至っては6年間で 120 人の新入社員を採ったということで、大変若い人の住む住宅が不足してきていると。私の調べた資料なのですが、平成 17 年の国調で津別町は人口 6,222 人おりましたが、そのとき津別町で働いていて北見市から通っている方が 228 人、美幌町から通っている方が 358 人、合計 586 人おりました。平成 22 年の国調で津別町の人口は 5,646 人、津別町で働いていて北見市から通っている方が 279 人、美幌町から通っている方が 318 人、網走と大空合わせて 13 人、計 610 人と町外から通勤されている方が増えております。データ片方しかないのですが住生活の基本計画の策定のときに、この人たちに将来津別町に住む気があるかという問いを投げかけたところ、54%の人が津別町には住まないと、逆に言うと 46%の人は津別町に住む可能性があるとのアンケートの回答をいただいております。若干の誤差があっても、多分平成 22 年度にも 40%を超える方が津別町に住む可能性があるのではないかというふうに思っております。特に、先ほどの丸玉さんなんかの場合は、現実に新入社員の方が住宅事情が悪くて北見から通っているという話も漏れ聞いております。そうした意味では私は先ほどの回答の中でもありましたけれども、特優賃と申しますか特公賃、この部分を重点的に増やしていくべきだというふうに思うわけですけれども、町長、その考えがズバリあるのかないのかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今議員からお話がありました国調のたびに町外から津別町に― 13 ―通って来られる方の数字というのが5年に1度出てまいります。その数字を今議員のほうからお話しされました。総合計でいきますと平成 17 年の国調でいきますと、津別町に町外から通って来られる方が 586 人だったのが、平成 22 年の国調では 610 人ということで 24 人増えているということです。来年、また国勢調査がございますので新しい数字が出てくるかというふうに思いますけれども、少しずつ増えてきているということは、つまりここに住む条件が整っていないということの裏返しでもまた一方であるのかなというふうに思います。ご指摘の特賃住宅の需要が非常に高くて、まちなか団地に一番最初ですけれども4戸ほど特賃をつくったわけですけれども、これに対して 17 件の申し込みがあったということで、倍率は実に 4.25 倍というような状況になっておりますし、また平成 23 年度には比較的大掛かりに緑町の第2団地と新町団地で特賃等をつくったわけですけれども、この単身用につきましては、ここで両方で 12 戸つくったところ 21 件の申し込みがあったということです、さらに昨年度の特賃総体でいきますと 11 戸の単身の住宅をつくったわけですけれども、32 件の応募があったということで倍率は約3倍というような状況になっています。こういう状況がまだしばらく続くだろうというふうに予測しています。議員もご承知のように役場のほうも、ここ6年間ほどで 30 人近い職員を採用しておりますけれども、ほとんどが町外からの職員と、町外というのは津別町に住宅を持って津別町で生まれて、そういう人たちではなくて、よそで生まれて育たれた方が入ってきている、その住宅がなかなか確保できづらくなってきているというのもありますし、丸玉さんの 120 人の例もございます。あるいは、これから建設されるこども園の幼稚園の先生と、その住宅の確保もきっちり考えていかなくちゃなりませんし、あるいは最近できました小規模多機能ハウス、こういったところに働いている方もほとんどが町外から通ってきていますので、こういう方たちの住宅の確保、いちいの園もそうです、民間移譲いたしましたけれども町営でやっているときよりも職員数が多くなっておりますので、それも札幌から来られたりとかしておりますので、そういった方たちの確保ということで、これ以降、今ちょうど中間年になりましたので、予定では 31 年までにどこどこの団地に、どれを取り壊して、どれをどこに幾つ建てるという計画は一覧表で載っているわけですけれども、どうもやはり独身住宅が不― 14 ―足しているということもありますので、ここに少し力点を置いた計画になっていくのかなというふうに考えているところであります。以上です。

質問 1番 佐藤久哉

〔登壇〕 結論から先に申し上げますと、僕の先ほどの質問にイエスと言っていただいたというふうにとらえたいというふうに思っております。今町長に答弁の中でお話も出ましたけれども、役場の職員につきましても職員住宅に関しては新たにつくらないという考えだったのですけれども、やはりこれも諸般の事情でその方針を転換せざるを得なくなったと。これからも若い職員の採用があって、当然退職者はみんな持ち家ですので、職員住宅が空くということはあまりないと思います。職員住宅が空くということは、職員住宅を借りている職員が持ち家を建てるということ以外に空きがないということであれば、現在、津別町の職員住宅が2戸空いているはずですけれども、来年何名か採用を予定されていて、その住宅の確保をどうするんだと聞いたら、現在、幸町の職員住宅に入っている人たちを速やかに特賃に移ってもらってあそこを確保してやると。採用するにあたって町があなたを採用するけど、あなたの住宅を確保できないということにはならないと思うので、毎年そういう悩みをつくるのであれば、やはり職員住宅についても適正な数を検討して、もし今後建てる必要があるのであればきちっと建てていくべきではないかなというふうに思いますが、この辺についてはいかがなのでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

先ほど 82 戸公営住宅、それから特賃について平成 22 年度から建てたというお話をさせていただきました。実はそれ以外にも職員住宅につきましては今出ておりました幸町に4戸、それから校長住宅として教員住宅を1戸、25 年に合わせて5つ建てているところです。それから以前ありました臨時交付金、3年ほど続いたと思いますけれども、それを活用してひとり暮らしのお年寄りの方を対象として低い家賃ということで特定目的住宅ということで旭町に6戸と、それから商工会の入っている隣の本町の所に3戸つくったところであります。それら合わせると 96 戸これまでにつくってきているわけですけれども、それでも足りないという状況になって― 15 ―います。ただ、一方では非常に古くなっている住宅がたくさんこれまたありますので、これは壊していくと。人口減少していますので同じ数字を確保すると、戸数を確保するということにはなりませんけれども、新しいものに随時建て替えをして住環境を整備していきたいというふうに思っているところです。職員住宅も本来でいけば建てたい希望は正直ございます。しかし職員住宅、教員住宅につきましては補助制度が全くございません。公営住宅、それから特賃住宅の部分については、国の補助制度がありますので、それを対応して単純に言えば半分を補助で半分自前で出すということですけれども、この職員住宅については全額自前になりますので、その辺でこの幸町の職員住宅を建てるときに議員の皆さまにもそういうことになりますが、ひとつ何とかこういう事情でありますのでご理解をいただきたいということで4戸を建てさせていただきましたけれども、正直まだ足りないのは実情であります。また議員の各位の皆さまと委員会等でもお話をさせていただきながら可能性についてご協議させていただければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 1番 佐藤久哉

〔登壇〕 わかりました。今町長のほうから、その答弁の中にひょっとすると民間の新築のアパートもできてくるので、そういうところの部分のお話も職員住宅の確保については出るのかなと思いましたけど出ませんでしたので、私のほうから民間の経営者、アパート経営、そうしたものをやる方を起業促進条例等で掘り起こしていこうという施策を打たれました。ただ、やはり公営というか町営のものと家賃の差がどうしても出てくると思うのですよ、町の特公賃でいきますと1LDKで3万、2LDKで4万、3LDKで4万 7,000 円の現在の価格だと思いますけれども、やはりこの価格で民間の方が建てて、その家賃で経営するということは難しいと思います。美幌町なんかもやっておりますけれども、例えば1LDKで3万町で特公賃を貸しているとしたら、民間だったら4万もらわないとやっていけないのであれば、その1万円の差額を町が経営補助してやるようなことを施策として打っている自治体もあるかと思いますが、そうしたことも検討課題になるかと思いますが、町長いかがお考えでしょうか。― 16 ―

答弁 町長 佐藤多一

民間の住宅につきましては、先ほど言いましたような住宅事情に町があるものですから、これは行政だけが進めていってもなかなか追いつかない事情にありました。そこで3割助成をしますということでアパート建設をされる方については、これをもってよろしくお願いしますといったところ、1個津別町から希望が出てきたところであります。内容をお聞きしますと1LDKを2階建てにしまして4つ、それから3LDKを2戸というふうに考えておられるようですけれども、最近の津別の事情にかんがみて、果たして3Lが必要なのかどうなのかというところは建築主も今考慮しているところでありますので、若干形態が変わってくる可能性もあるのかなというふうに考えているところです。その後、もう一つが希望を出されてきておりますので、少し緩和されてくるかなというふうに思っています。その際も当然、公的な住宅との民間との差が出てくると思いますけれども、現時点の中では建設費を助成しておりますので、その中で検討して、なるべく公的な家賃に近づけていただくような形にお願いしたいなというふうに思っているところです。これはまた建築主等と十分議論をしていく必要があるかなというふうに思っているところです。もう一つ、先ほどちょっと触れませんでしたけれども、実はこの特賃住宅につきましては、独身の部分につきましては少し年齢を上げましたけれども 50 歳までの入居になってございます。それ以降は退去してもらうような形になりますので、それをそういうふうにしていくと、今度いずれこの形でずっと建設を続けていくと一人用の住宅、これが将来的には余ってくる可能性も考えられますので、それらについては年齢制限を上げるだとか、あるいは先ほどの特定目的住宅、高齢者の、そういったものに転用していくだとか、そういうことも将来検討の中に入ってくるかなというふうに思っております。

質問 1番 佐藤久哉

〔登壇〕 私も建設費用で家賃の差額分を埋められるかどうかまではちょっと計算していなかったので、その辺については十分検討していただきたいとしか今の段階ではお願いできないのかなというふうに思います。実は次に聞こ― 17 ―うと思っていたケア付きの住宅とか、それから介護付きの住宅の需要がこれから増えてくると思うのですが、それについても今町長のほうからちょっとアイディアがありましたように特公賃の1LDKが将来的に余ってくるのであれば、そうしたものを充てていきたいというようなお話もありましたので、これにつきましては見直しの中でまた私もこれからの5年間だけではなくて、この後 10 年、20 年先を考えてもケア付きの住宅や介護付きの住宅がやはり需要が増してくると思いますので、よろしくご検討をお願いしたいなというふうに思います。

出典:津別町議会 平成26年第4回定例会 2014年6月19日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる