津別町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月14日
町長の政治姿勢について
2012年3月14日、津別町議会の一般質問で、白馬康進議員が「町長の政治姿勢について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 白馬康進 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 白馬康進
〔登壇〕 議長の許可を得ましたので、先に通告してあります私は町長の政治姿勢ということでお伺いしますので、よろしくお願いいたします。政策や事業を進めて行く上で、例えば今回のようなこども園の場所と用地を求める問題において、誤解や混乱を招くような進め方は町長の一方的な独断先行に私は問題があったのではないかと感じています。この件について、今までの経過を含めて町長はどのように受けとめているのか、また、あわせてこのことに対してどのような認識度を持っているのかお伺いいたします。また、今後のまちづくりにおいては、第5次総合計画を基軸とした事業を実行していくことだと思いますが、この際、町は舞台、町民は主役であると、主役である町民と理解を深めていろいろな声や意見を十分行政に反映されていくように進めていくことが大事で私は望ましいことだと思いますので、このことに対しても町長の基本姿勢を伺いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 佐藤多一
〔登壇〕 それでは、白馬議員のご質問にお答えしたいというふうに思います。私の政治姿勢ということでございます。今後の政策や事業の進め方についてということでございまして、中でも今お話がありました例を挙げられたこども園の用地に関してでございます。これ私としても、この用地の問題について論点を整理してみました。これは、こども園につきましては、皆さん町民の方たちが協力してつくっていただきました第5次総合計画、ここに計画に盛り込まれているもので― 18 ―ございまして、建設場所は、その総合計画の中では津別保育所周辺ということが計画の中にあったわけでございます。それを想定しておりましたけれども、実際に動きを開始していこうというときに、様々な先ほど言いました論点をいろいろ考えていきますと、必要面積、これは他の市町村の施設見学をいたしまして、津別保育所の周辺では面積に不足があるということがわかりました。例えば置戸の子どもセンターでいきますと1万 6,640 平方メートル、それから足寄の子どもセンターでいきますと1万7,342 ヘクタールということでありまして、こういったところからしてもおおむね1万5,000 平方メートル程度は必要だろうというふうに判断をしたところでございます。それから2点目の場所の選定でございますけれども、これはできるだけ市街地内につくることとしておりましたので、市街地内のそれでは町有地にそういう所がないかということで、候補地を町有地の中から検討を加えております。そして、唯一ケアハウス周辺に必要面積を確保できる面積がございましたが、ここは特別養護老人ホーム等の建設用地として除外しておきたいということでございます。そして、次に総合計画策定の中で、ワークショップ等々もいろいろありました。その中で、時々出ていましたのが、住民の皆さんから丸玉産業の旧工場跡地というのがこれからのまちづくりの中で利活用できないものかどうかというのは、住民の皆さんからも出ておりました。そういった意見にも着目をしたところでございます。そして、中心市街地の活性化ということも視点の中に加えて検討して、ここしかないのではないかということで最有力地として丸玉産業に対して譲っていただけるのかどうか意向を打診したところ、協力は可能ですよというお答えがされたところであります。それから、3つ目の論点としましては、安全性の問題です。これは、国道に面している、カーブがすぐ横にあるというようなことで、これについては道路の確保やそれからフェンスの設置、こういった交通安全と、それから防犯上の問題、こういったことを対策をしていく必要があるだろうということ。それから、工場跡地であったということでありますので、必要な環境調査、これもしていくべきだろうということでございます。それから、4つ目の論点として費用の問題ですけれども、これは、町有地であれば取得費は当然かかりませんが、先ほど言いましたように必要な用地がないということ― 19 ―から、民有地を購入する以外にないというふうに考えたところでございます。そして、最後の5つ目の論点として隣接者の要望です。隣接者のほうから土地を求めたいということが、町が取得した場合、そういうことも出されてきましたが、それについては、そもそもその土地を取得するのはこども園を建てるために用地を取得するものですから、そこに実際に設計等々が入って、そして建設に支障がないという部分が出てくるのであれば、それは一部売却することは可能ですということにしているところでございます。こういったことから、用地に関しては進めてきておりますし、今も進んでいるところですけれども、こういったことは改めて今お話をさせていただきましたけれども、適宜全員協議会、あるいは町民懇談会等々で説明をその都度してきているところです。町民懇談会は一度でございますので、まして2か月ぐらいに亘りますので、最初に説明している部分とその後進行していって、後の部分では進捗度合がちょっと異なってきますけれども、町民の皆さんに対しても説明をスライド等を使いながら説明してきたところでございます。ただ、そういった中で、私自身が感じていますのは、こういった論点5つの中で、それぞれの項目に対して、皆さんそれぞれの何か感じ方、思いがあるなということを感じているところです。時々事実に基づかないような恐らく想像ではないのかなと思われるようなご発言も懇談会の中でもあったりとかというようなこともありましたけれども、これはもう一方でいけば我々のほうの説明力が不足していたということも率直に受けとめなくてはならないのかなというふうに考えているところでございます。それと、全体的な今後の進め方、基本姿勢ということでございますけれども、これは、今は町民参加によりまして策定されました第5次総合計画、これを一つ一つ実行に移していくというのが私の責任だろうというふうに考えておりまして、そのためには、議員の皆さんに対しましては、こういった本議会のみならず、委員会あるいは必要に応じてこれまでも開催されてきました全員協議会というのがございますので、そこでしっかり意見交換をしながら進めてまいりたいというふうに思います。また、町民の皆さんに対しては、これまでどおり町民懇談会を毎年開催して、生の声を直接聞くということを進めていきたいというふうに思いますし、町が考えている― 20 ―ことというのを、こういう場所も通じながらお伝えしていきたいなというふうに思っております。それから今、間もなく集計ができるかと思いますけれども町民満足度調査、こういったものにたくさんのことが書かれているようでございますので、そういった中から住民要望がいろいろありますので、その住民要望を分析して、そしてそれは事業として実施できるかどうかというようなことも含めて、そしてやることでどんな効果が出てくるかというようなことも含めて検討してまいりたいというふうに思ってます。さらに昨年の9月に条例化されましたパブリックコメント、今介護保険の計画だとか、さまざまなものがパブリックコメントで出されましたけれども、やはりそれなりに意見もインターネットを通じて出されてきます。そういったことの意見も聞きながら、総合的に組み入れながら、まちづくりを進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。すみません。先ほどこども園の関係で、面積の表現がヘクタールという表現をいたしましたが、平方メートルの誤りですので、訂正させていただきたいと思います。
質問 6番 白馬康進
与えられた時間が1時間ですからちょっと早口になりますけれども、今の答弁もあわせまして再度町長にお伺いしたいと思います。私は、この一連の今論点を整理されまして町長が、必要性、それから場所の位置づけ、それから総合計画の中で盛り込んだ中での流れの中でこういう場所を選んだということは、私はそれなりに町長もそういう所がいいのじゃないかということで判断されたのではないかと思います。そこでお聞きしますけれど、町長は、去年の3月の定例議会で二人の議員さんに、私は場所と面積においては正式に丸玉産業のほうに申し出をしたと、所有地含めていただけるかということで、正式に言葉を2回使って正式に申し込んできたと言ってます。私は唐突にこのことを聞いて、あら、いつこんなことが正式に議会でも議論されないうちに、町長、丸玉に行って話したのだろうと思って、いささか驚いているわけです。そこで、私は、こども園の施設をつくるには、まず場所と用地の問題含めて当初計画からきちんと順序立てとして進めるべきではなかったのかと思います。ですから、こういう唐突に町長が独断で丸玉へ行って正式に申― 21 ―し入れたというのは、これは内部協議をして煮詰めたのか、それともどこかに相談をしたのか、それとも町長の考えと強い思いだけで丸玉へ行ってお願いしたのか、その辺ちょっと確認したいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
正式にといいますか、譲っていただけるかどうかということを、候補地として考えておりましたから、それでお話しをさせていただいたということです。ですから、そこで売ってくれるか、あるいは幾らになるのかだとか、そういうお話ではなくて、先ほど言いましたようにこの計画、総合計画ができる前からこの構想というのはずっとあったわけです。それをいつやるのかというのが総合計画の中に具体的に盛り込まれていったということですから、そういうものはその前から意識の中にあるわけです。ですから、前にもお話ししたかと思いますけれども、私の町長室に市街地の町有地、その色分けをして、どれぐらい、どこにどれだけのものがあるかというのをやっぱり自分でいろんなことを構想する上で地図を持っています。そういった中で、住宅もそうですし、いろんなことを含めて私自身の構想というのもありまして、それを進める上で、このこども園に関しては、そういう可能性があるかどうかということを丸玉の社長さんにお聞きをしたということでございますので、それに対しては、その図面やなんかも皆さんと見て、政策調整会議だとかいろいろありますので、そういったところも含めてお話をさせていただいたということでございます。
質問 6番 白馬康進
わかりました。町長が基本的には、自身が今後のまちづくりを進める中で幼保一体化を目指して、こども園の構想を練ったり考えたりすることは私は進める上では大事なことだと思います。ただ、私は先ほど言ったとおり当初計画からきちんと順序立てをしていかないのがおかしいというのです。ですから、先ほどの質問で、町長が独断先行して自分の判断だけで丸玉へ行って決めるということは、行政のトップですよ、それが意思表示をするということは、町民の声だとか議会の声も何も反映もされていないし、意見も聞かないうちに町長の独断でそういう判断をするということが、いささかどうですかということを聞いていますので、その辺もう1回。そのことによって、町民から誤解や町民の間では、議会も含めて混乱やそれから― 22 ―誤解が出て、私自身も困惑したわけです。事実、私たち議会でも有志の会をつくって、混乱していますから意見を聞く会をつくったのです。そういうことは、町長が先走りをした結果によって議会と相談しないで、走っていること自体が私はおかしいのではないですか、進め方がおかしいのではないですかと。中身についてはわかりました、さっきの説明で。そのことについて答えてください。
答弁 町長 佐藤多一
皆さんに提示をする前に丸玉さんの土地だけではなくて、先ほど言いましたように候補地として幾つか検討したわけです、図面をもとに。それを面積的にはもう見ればわかりますので、これは無理だなと。そしたら、どうするのだということも、そこからスタートするということももちろんあったかと思いますけれども、それをまとめて皆さんに最初から提案をしたということでありますので、それを何というのですか、進め方としてまずかったというふうな見方があるのであれば、それはそういうつもりでやったわけではありませんので、ご理解いただきたいなというふうに思います。
質問 6番 白馬康進
全く町長論点が違います。まとめてこういう構想があって、そして私は提案をしたと言いますけれども、私は実際にこの問題に対して町民から丸玉の場所を選択し、面積をとるのには議会で十分論議したのですかと、町民の方から言われたのです。説明責任を求められたのです、私ども議会は。でも、これは私どもが判断したのではなくて、町長が独断で判断してあそこの場所をただ決めているわけで、今の時点では決まっていませんから、まだ別なことも検討してありますよということで、私は町民にはそうやって言ってきました。その辺が私は町長との感覚が違うのです。だから町長は、我々にはまとめて提案しますよと言っていますけれども、それはいいですよ、提案権は町長持っていますから。ただし、事前に何も相談なしで丸玉に行って話し合って、そこで丸玉からも返事をもらって進めること自体は、私たち議員は全く議会軽視も甚だしいわけで、私に言わせば。そういうことで、ないがしろにしながら町長が進むことに対しては、町民の方も議員さんは何やっているのですかと、そういうことを浴びせられたのです。その辺は、町長どう思いますか。― 23 ―
答弁 町長 佐藤多一
議会軽視をしたつもりはございません。皆さんに提案する上で、こういうことも可能であるということを自分の情報の範囲の中で、しっかりさせてそこで皆さんに提案させていただいたということでございます。そのときもずっと町民懇談会もそうですけれども、最有力地、どう考えてもそうだなということでお話をずっとさせていただいたつもりでありますし、ただ、その中で、幾つかの不安材料というのが議論の中で出てきて、それにじゃあどういうふうに対応すべきなのかということもあわせて皆さんと話し合ってきたという認識であります。
質問 6番 白馬康進
町長の認識と私の認識はちょっと違いますけれども、私は思うのです。本来なら適地としての場所と広大な用地を求めるにおいては、まず事前にそれに匹敵する町有地、またその他を含めて議会もあるのですから十分比較検討をして、結果どうしてもいろいろな面から事情を考慮したら、十分満たされないものであるから、ここは何とか丸玉さんの民有地を求めざるを得ないという判断を議会に示して、そして相手側にお願いに行くのが筋ではないですか。それだったら、まるっきり町長、議会なんか計画から捨てていらないのではないですか。私はそういうことで町長が思うように感覚でいくなら。私はそういうことは、今後においては全くおかしいと思います。そして、これは相手があることです。もし、我々がどうだこうだと言ったら、相手に迷惑や失礼が起ったら大変です、この問題は。このことをきちっと踏まえて、私たちはそういうことも町長が事前に話しておけば、こういう問題も行らないのかと。まして町長、最有力候補地として言ってますけど、これさえ今私の言ったことさえすれば、決して1年間も最有力候補地として、一点張りで時間を費やすことは、今まで検討するような必要性はなかったのではないですか。町長は最有力候補地だと、ですから私は、先に比較検討して町長がさっき言ったとおりほかの場所は、ケアハウスの場所も含めて将来のためにとっておこうとかと、そういうことを説明しておけば、我々もそれに納得してついていったのではないですか。それを1年間、だらだらだらだらやってきて、ようやく決めざるを得ないと。私は決まるか決まらないかという問題でないのです。こういう流れが町長のリーダーシップとしておかしいのではないか― 24 ―というのです。どうですか。
答弁 町長 佐藤多一
特養の建設用地等々、福祉ゾーンとして残しておきたいということは同時にお話ししてきたつもりでいます。それは、後追いで出てきたわけじゃなくて、ですから、そういう形の中で、最有力地として譲ってもらえるのかどうなのかというのをお聞きしたと。買いますということではなくて可能性をそこでわかったものですから、皆さんにこういう可能性もありますよということでお話をしてきたつもりでいます。それが、これもやっぱり意見の進め方で、双方で受けとめの違い方というのがあるのだろうというふうに思いますけれども、ただ、そういうふうに受けとめられたということは、やっぱり私自身も今後のまちづくりを進める上で、反省点に十分なろうかというふうに思いますので、それは今回の説明の仕方がしっかり伝わっているかどうかということも含めて検証させていただきながら、これからの何かをしていくというときには、参考にさせて進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 6番 白馬康進
今の論点をやりとりしても1時間あっても足りないぐらいの私は論点を町長とやりたいのですけれども、これは感覚というか、町長も今反省点を含めて今後そのようなことでなくてわかりやすくしていくということですから、それはそれで私は受けていますけれども、町長、やっぱり私たちも議員の立場として町民の声だとか聞かなきゃならないのです。町長も公選で選ばれたのです。お互いに公選で選ばれたということは、これは町長わかっていると思うけど、地方議会というのは何のためにあるかといったら、我々は町民自治として出ているのです。お互いに公選なのです、これ。町長も直接だし、我々も公選。町長には、町には提案権と執行権があるのです。我々には何があるかといったら議決権があるのです。町長がいき過ぎたり独断先行を抑制するために我々には議決権があるのです。その議決権で町長の言っていることを否決できるのです何ぼでも。それが我々が持っている唯一の権力です。これは同等の立場なのです。ですから、町長だけが今思っているような形の中で走って、私はそうだとか、総合計画だとかとやるのだったら、議会にきちっと事前に説明― 25 ―をして議会の中で十分判断してもらっていったほうが町民も議会の中、いろんな角度から話し合ってあの場所に決めたんだということで理解はできると思います、ある程度。ですけど、議会の中が全然話し合わないで、さっささっさとあの場所が決められたり面積がいくということは、私たちは議会の立場としては全く遺憾です。同等な立場になっていないのです。地方自治法によっては、この権限がきちっと守られているのです、町長。そこをきちっと町長踏まえてもらわなかったら、こんなもの議会なんて形がい化ですよ。ただ、町長から言われたことを、はいはいと賛成していればいいのじゃないですか。どう思いますか。
答弁 町長 佐藤多一
今の提案権、執行権、議決権、これは当たり前のことでありまして、こちらが提案する、そのためには計画をしっかり練って、そして提案をして、そして皆さんからゴーサインが出れば、それが執行できるという仕組みになっているのは当然でございます。要は、私どもも各委員会だとか、それではあれだからもっと広めてということで全員協議会だとかと、さまざまこの間何度も開催してきています。その中の説明が、不十分だったのかどうなのかというふうなことでいけば、ご理解いただけない点があったということであれば、私のほうに説明の不足というか力不足があったのかなというふうに思いますけれども、それなりの話し合いというのは皆さんのお手元にも多分どんな経過でこの間ずっとこの間やってきたこと、そしてこの土地の問題が密接に何ていいますか隣接者との意向だとか、様々なことが複雑に絡み合って、単純に譲ってもらう、譲ってもらわないだけの話ではなくて、ますます混迷していったというのもまた事実でありまして、それも今こういう形で話し合いを設けていますけど、こういう状況になってきていますよというのは、かなりしっかり説明をこの間もさせていただいているというふうに思いますので、まだまだというのであれば、さらにこういう機会を設けながらしっかり理解していただくように進めてまいりたいというふうに思っております。
質問 6番 白馬康進
これは、こども園のスタートの時点での単なるボタンの掛け違いでないのです。私がさっき言ったとおりきっちっと順序立てをして、手順を踏ん― 26 ―でくれば私はこんなことは言わないです。何も手順を踏まないで、ただ全員協議会で追々出てくる形の中で説明したって、町長は説明不足と言うけど、私はそんなことは別に気にしていません。ただ、さっきから言っているとおり、当初スタートする時点で町長がきちっとした手順を踏まなかったばかりに、こういう形になってきたということです。ですから新聞社に誤解された報道されたり、町民にどうなっているのですかということで、皆さん意見を聞いてくださいと、我々も困惑して意見を聞く会を開いたりするということは、これは手順を踏んでくれば、そんな問題は起きないのです、町長。ですから、そういう面できちっとしてほしいということを言っているわけです。今さらもう決まる時点ですから、これはどうしようもないのですけど、ただ、今後においてこういうやり方をされると、私たちはちょっと町長には遺憾に思いますので、その辺は反省点を含めて町長ちょっと聞かせてください。
答弁 町長 佐藤多一
そういう形で、ご迷惑をおかけした部分もあるのかもしれません。とり方がいろいろあるかと思いますけれども、今言われた点は先ほどもお答えしましたけれども、そういったご意見もあるということで、この問題ではなく、この問題に対して、そういう食い違いがいろいろ出てきたということは、それは経験とさせていただいて、そして次の何かを進める上では、参考にしながらしっかり頭に入れながら対応させていただきたいというふうに思います。
質問 6番 白馬康進
ようやく町長もそういう考えに立ってくれたということで、今後のことについては、ぜひひとつそういう気持ちで、そういう姿勢で臨んでほしいと思います。ですから、私は今後総合計画 10 年長いスパンでやるわけですけど、その中でもこういったことのないように、議会や町民も含めての声を十分反映して事業展開することが後で悔いの残らないことでないかということで、おっつけその質問の姿勢を正すことを期待します。町民もやはり、ただいろんな満足度調査だとか、町政懇談会で町長も一生懸命やっていることはわかりますけど、町民というのはやっぱり行政から出る情報だとか、それから自分たちがやっぱり判断していく判断材料がほしいのです。そういうものをやはり町が提供して、それらをやはり与えて、今パブリック― 27 ―コメントもありますけれども、それらも含めてやはり町長がそれらをきちっと提供しながら町民の声を聞いて、そしてときには総合計画をローリングすることだってあるのです、長い間ですから。そういった面ではやはり常にそういうものを発信しながら、やっぱりいくことが大事でないかと思いますけど、その辺はどう思いますか。
答弁 町長 佐藤多一
まさしくそのとおりでして、町民の声を聞くための蛇口を私としてはいろいろ設けてきたつもりです。その一つが小南町長の例に倣いまして、まちづくり懇談会、これを進めているところですし、それから、とはいえそこに集まって来る人たちが全部集まってくるわけでもありませんので、それに対してやれる方法ということで満足度調査ということをやりました。そうするといろんなものがまた返ってきました。そして、専門的な意見も含めていろんな意見を聞きたいな、この計画に対してどう思いますかということのパブリックコメントも開始することにしました。情報の提供でいけば、私が町長になってすぐやってほしいということで手がけたのが、皆さんも手元にあるかと思いますけれども、こういった「津別町のしごと」、平成 19年度から出しておりますけれども、これは当時ニセコ町さんがやっていたり、あるいは全国のあちこちでやっていたのを参考にしながら温めていました。こういうのをやってみたいなということで、それを今ずっとこの5年間、今度6年目になりますけれども出すことにしていますけれども、こういったところで、その施設にどれぐらいの例えば経費がかかって、収入があって、どんな状況になっているのかと。それから、うちの町は、他町村と比べてどんなふうになっているのかと。それから、今年はどんなことをやろうとしているのかということを、これを全戸配布しながら皆さんにお知らせしいているところですけれども、これを見て質問されて来る方もやはりいます。多分、皆さんは何ていうのですか議案書だとか、説明書は私どもでお渡ししますので、それに基づいて議論されますけれども、前にOB、職員だった方だとか、あるいは工藤町長だとか、その前の町長も含めて、多分こういうものを見ながら、今年はこういうことをやるのかということが予算書は手に入っておりませんので、そういうものを見ながら分析しているのではないかなというふうに思います。それが、たまにこれはどういうことなのだとか、ご質問を受けたりすることもあります。それは情報という― 28 ―ものを出しているから初めて返ってくるものであって、自分としてはいろんな先ほど言いました蛇口を持っているつもりなのですけれども、まだ十分かというと皆さんからいろいろご指摘を受ける部分もあるかと思いますので、それらは、また組み入れながら、できる限り町民の皆さんの声を聞きながら進めていきたいというふうに考えているところです。
質問 6番 白馬康進
町長みずから言っているのですから、その気持ちを大事にして進めてほしいと思います。私は総合計画の中で、最初から終わりまで、町は舞台、町民は主役、かなり言葉は使っています。町長の施政方針なんです。町民が主役だ、舞台づくりで今回こども園の中でもやはり私たちも考えたのです。その舞台をつくるためにやっぱり町民が主役なら、町民の声をやっぱり生かしていかなきゃならないと思うのです。ですから、町長が町政懇談会に行って一方的に説明してここだというのはなくて、皆さん町民の声はどうなんですかと聞き入れて、それを持ってきてまた議会でさらに検討して、そのことをまた町民に報告するとなれば、ああ、やはりうちの議会はすばらしいなとか、やっぱり町長も考えているなという、そういう形をとっていくのが普通やっぱり自治意識じゃないですか。ですから、我々も議員は何やっているのだと、私も町長以上にお叱りを受けています。町長は表に出ないから、挨拶だとかするけど、我々は末端でいろんな人に会いますと、議員さん何やっているのですかと、直接怒鳴られています、今回の問題だって。そういうものは我々が身に染みているから、こういった質問をしているのです。それに町長が今までみたいなやり方するとついていく職員だって大変だと思います。ですから、こういう事業をやっていくときには下からの積み上げで担当者の声を聞いて、最後に町長が判断してやればいいのじゃないですか。それは、上からの申し入れもいいかもしれません。それはやり方はいろいろありますけど、やはり職員もやっぱり能力を発揮させるには、職員のやっぱり下からの積み上げをして、町長が最後にこの場所も面積も、それからこういうやり方もということで、やっぱりやっていけば職員も勉強になるし、やっぱり町長と同じ気持ちで動くのではないですか。そういう気持ちにならないですか。
答弁 町長 佐藤多一
白馬議員さんが町民の方に言われていることで困っていることで、私に言われてもまた困るのですけれども。私は私なりにまた町民の皆さんからいろいろ言われますし、それから激励もされますし、それはそれで受けとめながら、それぞれがこういう場所だとか、いろんなところで対応していけばいいのではないのかなというふうに考えています。職員のことも出ましたけれども、やっぱり職員の人には、これから担う人材ですので、町を担っていく、それは研修制度、たびたび申し上げていますけれども、いろんな所に行って交流を深めたり、ネットワークをつくってくるということももちろんひとつのポイントに置きながら、やっぱり我々は、条例とか法律とかということをもとにして動いている人間たちの集団ですので、そこのところの理解をしっかり持ってもらうための、そういう法的な勉強会だとか、そういうものもしっかりしてもらうように部署担当課長のほうで研修計画も練り上げて進めているところですので、そして多様化する住民ニーズという言葉がずっと言われていますけれども、そういったことも受け入れられるような、そしてそれをかみ砕いて表現できるような職員になってほしいというふうに思いますので、それに私自身も協力は惜しまないつもりでいます。それと、総合計画そのものは、50 人の委員さんが約2年ほどかけてつくっていただきました。あの中で、会長さんが私に答申をしていただいたわけですけれども、その中にはあえて住民参加という言葉は使いませんでしたという表現がございました。住民参加というと、町が計画したものに自分たちが参加して進めていくということではなくて、むしろ主体性を持って動きたいという表現をされて、答申書をいただきました。ですから、そこからそして町は舞台、住民が主役というのは、私のつくったキャッチフレーズではなくて、住民の皆さんたちがつくったキャッチフレーズ、それを私のところに出してきたということです。それに、職員は黒子としてやっていこうじゃないかということで進めている内容でございますので、ご理解いただければというふうに思います。
質問 6番 白馬康進
町長と今こういう論説をしていますと、それなりに町長なりにそういうものを考えながら一つ一つ答えてくれる気持ちはありがたいのですけど、― 30 ―私は議員の中で、過去小南さん、高瀬さん、それから工藤さん、今町長に携わっていますけど、正直言ってこういう事業の組み立てだとか、こういう進め方というのはあまり過去になかったのです、さっきに戻りますけど。ですから、私はやっぱり議会に、事前に根回しせとは言わないけれど、ある程度やっぱり事前にことを運ぶときには打診をして、それからその反応を見て進めるということは私はまず基本的に大事だなと思っています。ですから我々は、議会では勝手なことは言いますよ。でも、町長がその言われたことに、いちいちいちいち答弁が一貫していなかったら大変です。私は、佐藤町長は、さっきの丸玉へ行った問題にしても、ある議員の議事録みんな読みましたけれども、全部一貫していませんよ。打診しました、正式に訪問して申し出ましたと、言葉はいろいろ使い分けてます。そのときそのときの思いつきで町長は、そういう言葉を使っていることは、多分に多いです。私はそういうことに対しては、非常に心配をしています。それから、今回職員も管理職5人含めて 10 人やめますけど、やはりこれから下から上がってくる職員、やっぱりこれから議会に来て我々といろいろとコミュニケーションとりながら議論しなきゃならないのです。そういう職員に対しても、町長はやっぱり議会の立場というか、さっき言ったようなことを十分ひとつ職員に踏まえさせて、やっぱり議論をもってやるということで、そういう気持ちを持ってやっていくということを町長の行政指導の中で、私はやってもらいたいと思いますから、いかがですか。
答弁 町長 佐藤多一
同じことの繰り返しになるのですけれども、一つの例としてこども園の用地問題が例として今出されてきたところですけれども、先ほど言いましたように、そういったこともひとつの経験と踏まえて、対応してまいりたいと言った内容には、今議員さんがおっしゃいました経験を積んだ人がこの3月をもって大量にやめるという部分もございます。これは、はじめから 60 歳というのは決まっていますのでわかっていたことですし、この間それにしっかり対応できるような職員というのですか、それは組織の中でも検討してまいりました。いかんせん6年間採用がなかった時期がありまして、むしろ今よりもこの先もっときつい状態が出てくるのだろうというふうに思いますので、それも含めて今から対応を進めてまいりたいと。いる人間― 31 ―でやるしかないのです。これから新しく入ってくる人間はやっぱりそんなに、何というのですか、30 歳、40 歳の方たちではありませんし、また 30 歳、40 歳の方を採用しても、じゃあ、ずっと 18、22 から培ってきた能力を兼ね備えているかというと、そんなものでもありませんし、今入ってきた方たちをしっかり管理職も含めて私も含めて対応して進めていくと。そして、もっときつくなってくるだろう将来に、それを想定しながら進めていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。
質問 6番 白馬康進
大体町長もある程度私が言おうとしていること、考えていることに対しては前向きに答弁してますから、ぜひそういう気持ちを持って、姿勢を持って町政にひとつ携わってほしいと思います。私は、今回この質問をするということは、やはりそれなりの意義があって、やはり町長にきちっと考え直してもらいたくて、その意味の内容も含めて私は質問していますから、問題意識をきちっととらえてくれればもっとよかったのですけれども、最初の答弁を見てびっくりしたのですけれど、私はこんな土地の整理だとか、こんな経過なんていうのは協議会でやったのですから、こういうことを私は求めていません、議会では。町長のやっぱりものの考え方を求めているのです。こんなものは、議事録を見ればわかるのです。最初にこんな答弁がきたから私はびっくりして、今あえて一問一答だからそういうふうに聞いているわけです。ですから、できるだけやっぱり町民には、わかりやすい責任説明を持ったやっぱりやり方をしていかなかったら、何を言っているのか、何をやっているのかと、私個人は町長には何もはねつけていきません、怒られたって。何も別に町長の責任ではないですから。ただ、行政全般がそう見られているということが、私たち議員に町民が批判していることですから、ですから町長がしっかりやれば、我々もしっかりして一緒にやれば、ああ、津別の町は変わったなと言われるのですから。そういうことにおいてこの質問の中に込められたものがあったということで、町長は十分その問題意識をかみしめて、ひとつ私の言ったことも参考にして、ぜひひとつ進んでほしいことをもう一回町長に確認して終わりたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
答弁の一番最初に言いましたのは、土地問題というのがお話― 32 ―の中でありましたので、それでこういうふうな論点の整理をしましたよねということを改めて申し上げたことでありまして、その先の白馬議員さんが言わんとしたことは今私とのやり取りで何度かされたというふうに思っています。今白馬議員さんがおっしゃいましたように、こういった議論経過だとか、それから今までのことも含めて参考にして今後町政を進めてほしいと、そういうことで議員に今後提案、それから協議といったものをしてほしいということでございますので、それはしっかり参考にさせていただきながら、今後進めてまいりたいというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。