洞爺湖町議会 令和6年6月会議 2024年6月17日
自衛隊への名簿提供について
2024年6月17日、洞爺湖町議会の一般質問で、小林真奈美議員が「自衛隊への名簿提供について」質問し、総務課長 末永弘幸、町長 下道英明、社会教育課長 角田隆志、教育指導参与 山本惠一郎、教育推進課長 細江幸恵、教育長 渋川賢一が答えました。
- 聞いた人
- 小林真奈美 議員
- 答えた人
- 総務課長 末永弘幸、町長 下道英明、社会教育課長 角田隆志、教育指導参与 山本惠一郎、教育推進課長 細江幸恵、教育長 渋川賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 小林真奈美
それでは、日本共産党小林真奈美です。本日も通告書に従って質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。まず初めに、自衛隊への名簿提供について伺います。昨年度の議会で、自衛隊への名簿提供については、令和6年度、今年度から除外申請制度を実施していくということで、今年度18歳になる町民に対して始まりました。まず、対象者への周知方法について、いつ、どのような方法で周知されたのか、お尋ねします。
町の答え 総務課長 末永弘幸
ただいまの件でございます。除外申請の周知の方法でございますけれども、町の広報紙への掲載と併せまして、3月14日から4月30日までの約1か月半、町のホームページへの掲載により周知を行ったところでございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。私も3月会議後に洞爺湖町のホームページに自衛隊募集事務に関わる対象者情報の提供についてというタイトルでアップされたのも確認しました。素早い対応だったかなと思っております。そこには、除外申請の手続の受付期間は3月14日から4月30日までとなっていました。その後、洞爺湖町で発信しているLINE等も注視していましたけれども、約1か月後の町の広報紙4月号と広報とうやこが町民に配付されましたが、その行政のコーナーに自衛隊募集対象者の除外申請として掲載されていたのも確認させていただきました。そこで、4月30日で受付が終わりましたけれども、除外申請の状況についてお尋ねします。
町の答え 総務課長 末永弘幸
ただいまのご質問の件でございますけれども、問合せは数件ございましたけれども、このたびのその除外申請に関する申請の件数については、今回につきましては、ございませんでした。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。問合せが数件あったということでしたけれども、除外申請をした対象者はいなかった。このことについて、町の迅速な対応でホームページに早い段階で載っていましたが、しかし、小まめに町のホームページにアクセスしていなければ見逃してしまうのかなと。私の周囲の町民に聞いても、えっ、いつ出ていたのと。ほとんどの人がホームページにアップされていたのに気づいていなかった状況がありました。そして、4月10日以降に町民に配付された広報とうやこで知ったときは、申請の受付締切りまで約半月という期間でした。名簿提供の対象者は、今年度、4月から18歳になる町民です。4月の時点で誕生日が来て、18歳になっている町民は少ないのかなと思います。約50人ほど対象者がいると聞いていますけれども、そうなると対象者のほとんどは未成年だということになります。しかも未成年の場合、保護者などの法定代理人の申請が必要になってくるのです。そして、申請する場合は郵送か役場総務課に直接持っていくということになっています。そう考えると、この除外申請制度、対象者にとっては、かなりハードルの高い制度になっていると言わざるを得ないのかなと考えます。また、除外申請受付期間ですが、洞爺湖町は3月中旬から4月末までの約1か月間、1か月半ですが、これは洞爺湖町のホームページを見ないと分からない。広報とうやこに載るのは4月10日以降ですから、それから除外申請までは半月ほどしかないということになります。それで、この名簿提供しているほかの自治体を調べてみましたら、2か月以上の期間を設けている自治体もありました。今後の改善策として、対象者、そしてその保護者も含めて、確実に除外申請制度が周知される方策をお願いします。対象者全員それぞれに提供の内容と返信用封筒を含む申請用紙を郵送するなどの周知方法の改善、それから、除外申請受付期間の延長も要望します。そもそも、憲法第98条1項には、この憲法は国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部または一部は、その効力を有しないとあります。今回の名簿提供は、この憲法に照らし合わせてどうなのでしょうかということになります。次に、質問なのですけれども、通告書では4番目になっていますが、質問順番を入れ替えて、先に名簿提出の法的根拠についての質問を行わせてください。プライバシー権は憲法13条によって保障される重要な権利です。四つの情報が閲覧から提供に切り替わったきっかけは、2021年の防衛省と総務省の通知です。そこで、名簿提供の法的根拠についてお尋ねします。
町の答え 総務課長 末永弘幸
ただいまのご質問の件でございますけれども、自衛官等募集事務につきましては、自衛隊法第97条第1項に規定されている法定受託事務がございます。自衛隊法施行令第120条に、防衛大臣は、自衛官または自衛官候補生の募集に関し必要があると認めるときは、都道府県知事または市町村長に対しまして必要な報告または資料の提出を求めることができるとされておりまして、この規定に基づき名簿を提供しているという認識でおります。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。今その法的根拠といいますか、答弁していただいたのですが、自衛官の家族の方々の人権を守るために活動している弁護士の集まりがあります。例えばハラスメントとか、それから自衛隊内での事故とかけがに対する、そういうことに対して取り組んでいる弁護士の集まりで、自衛官の人権弁護団という名前がついていますが、そのメンバーである法律の専門家であると思うのですね、弁護士。これによれば、通知というのは、提供ができるとしただけで、応じる義務はないということです。そもそも2006年に改正された住民基本台帳法は、原則非公開となって、提供を認めていません。先ほどありました自衛隊法、これも提供を想定していないということなのです。法的根拠がないことは明らかだと、この法律の専門家も言っています。また、先ほど答弁にもありました、施行令にいたっては、これは行政機関である内閣だけで制定できるので、国会が制定する法令とはいえないというのです。防衛省、総務省は、法令に基づく場合として提供してよいとの通知についても、法的根拠がその通知の中には示されていません。さらに、除外申請制度もです。申請者の思想をさらしてしまうリスクがあると言わざるを得ません。今年3月、奈良市在住の18歳の市民が、奈良市と国に対して自衛隊名簿提供違憲訴訟を起こしました。訴訟の中で問題の所在として5点挙げられています。私も取り寄せて、内容を見させてもらいました。ぜひ、このことを洞爺湖町でも考えていただきたいのですけれども、まず1点目は、個人情報を目的外に第三者に提供された対象者は、自立的判断が十分できず、要保護性の高い未成年者であった。2点目、今回の個人情報の提供は、人生にとって極めて重要な意味を持つ、職業選択に関わる就職勧誘目的であったということ。3点目、さらに、発足当初からその合憲性が議論されてきた自衛隊について何の説明もないままに個人情報が提供されたということ。4点目、それにもかかわらず、本人はもとより親権者に対しても何らの通知もなく、目的を示した上での同意を取る手続も取られず、個人情報が提供された。5点目、しかも被告の奈良市は、何らの法的根拠もないままに今示した、今言いました4点を乗り越えて個人情報を提供したということが、その中に問題の所在として挙げられていました。洞爺湖町は、町民の人権を守ること、これを一番の優先にして、名簿提供に関しては慎重に取り扱ってほしいと強く要望しますが、自衛隊への名簿提供は一旦立ち止まって、閲覧にすることが私は必要と考えます。この名簿提供を閲覧に戻すことは考えているか、お尋ねします。
町の答え 総務課長 末永弘幸
総じて個人情報の関係をどのように考えているのかというご質問だと思いますけれども、名簿対象者情報につきましては、改めまして関係法令に基づき適切に管理されている、また、保存期間は1年未満とし、経過後は破棄することなど、適切に管理されているということを認識してございます。これらを鑑みまして、これまでどおり紙媒体による情報提供により対応することとしてございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。これに沿ってということなのですけれども、そこについては私も疑問を呈したいと思うのですが、名簿を提供している自治体の中には、住民への周知や除外申請の手続など課題が多く、情報提供に対する様々な意見もあることから、名簿提供自体を当面中止し、従来の閲覧方式に戻した自治体も実は出てきているのです。そのことについて、そのことも踏まえて、下道町長に今の質問の1番から4番までについて、考えをお尋ねします。
町の答え 町長 下道英明
今、小林議員のほうからございました自衛隊の名簿提供についてでございます。課長とも答弁重複いたしますが、やはりこの自衛官等募集事務につきましては、市町村の法定受託事務と定められているところでございます。自衛隊法第97条第1項で、都道府県知事及び市町村長は政令で定めるところにより、自衛官及び自衛官候補生の募集に関する事務の一部を行うと規定されておりますし、また、その中で自衛隊法施行令第120条では、防衛大臣は、自衛官または自衛官候補生の募集に関し必要があると認めるときは都道府県知事または市町村長に対し、必要な報告または資料を求めることができると規定されているところでございます。また、個人情報保護法との関係につきまして、先ほど議員からも言及がございましたが、改正個人情報保護法第69条第1項では、法令に基づく場合を除きまして、個人情報の提供を制限しておりますけれども、本件につきましては、法令、自衛隊法施行令第120条に基づき提供するものであり、法に基づく適正な情報提供と認識しているところでございます。提供に当たっては、ご本人の同意は必要とはされていないというところでございます。5月下旬に、ちょうど第7師団創立60周年、自衛隊自体はちょうど今年で70年の発足になりますけれども、第7師団は千歳にございますが、行事に参加させていただきました。これは大西議長とも参加をさせていただき、特にこの事業の中では、行事の中で、第7師団の第71戦車連隊というのは、ちょうど胆振と日高のほうをカバーしているところでございます。その式典に胆振日高の首長、議長が参加をさせていただき、演習の観閲に参加をさせていただいたところでございます。特に第71戦車連隊がちょうど観閲で行進していくときに、室蘭の青山市長、また登別の小笠原市長をはじめ、西胆振の伊達市の堀井市長、そしてまた私、壮瞥町の田鍋町長等も出て、やはり起立をいたしまして、手を振って激励をさせていただいたところでございます。改めて、災害時には彼らがこの地域を支援してくれると、頼もしい思いをしているところでございます。自衛隊の存在は、噴火災害を経験した本洞爺湖町におきまして、地域の維持に必要不可欠な存在だと、改めてこの式典の中で感じたところでございます。以前、小林議員も災害訓練をご視察されたと思います。災害発生時、自衛隊は災害本部の重要なカウンターパートでございます。私どもは様々な自衛隊の行事や訓練視察を通じて交流を深めております。町のイベントにもご招待をし、今月の産業まつりにも、コロナ明けということで招待をさせていただきました。災害は日頃の備えが大事であると。そしてまた、これからまた、防災、減災について一般質問があろうかと思いますが、2000年噴火から、はや24年が経過したところでございます。そういった観点から、顔の見える関係として、町といたしましては自衛官募集事務に係る対象者情報の提供につきましては、今後におきましても継続していくことにしております。被災地支援など、極めて公共性の高い重要な任務を持つ自衛官であります。ぜひ地域の安心安全のためにも、このたびの洞爺湖町における様々な施策、情報提供についてもご理解とご協力をお願い申し上げるところでございます。以上でございます。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。今の私の質問については、自衛隊がどうだということを言っているのではなくて、本当に個人情報、町民の個人情報をなぜ、ほかの公務員の募集なんかもあると思いますが、それと違ってなぜ自衛隊だけが特別なのかなというふうに思っています。同じように町民の個人情報を守る観点から、同じように対応していただいていいのではないかなというふうに思っています。ぜひ先ほど要望しました除外申請制度についても、ぜひ改善を改めてお願いして、最初の質問を終わらせていただきたいと思います。それでは、次の大きな項目、子供から高齢者まで誰もが幸せを感じるまちづくりについてに関しまして、質問に入りたいと思います。今年度の下道町長の町政執行方針の中で、選挙公約に掲げたビジョン、子供から高齢者まで誰もが幸せを感じるまちづくりの実現に向け、全力で取り組んできたと述べていました。そして、3年目となる令和6年度も初心を忘れず、子供から高齢者まで、誰もが幸せを感じるまちづくりに向け、真に支援を必要とする方へのサポートも充実させるなど、誰もが、いつまでも住みたい、住み続けたいまちを実現するために全力を注いでいく所存であるというふうにも述べていました。そこで、誰もが幸せを感じるまちづくりの「誰もが」の中には、もちろん、性的マイノリティーも含まれるのは当然のことと考えています。そこで、LGBTQ、性的マイノリティーに対する町の考えについて伺わせていただきたいのですが、パートナーシップ、等とつけます、いろいろな名前もありますので。パートナーシップ制度等には、同性同士の婚姻が法的に認められていない日本で、自治体が独自にLGBTQカップルに対して、結婚に相当する関係とする証明書を発行し、様々なサービスや社会的配慮を受けやすくする制度です。例えば、病院で家族と同様の扱いを受けられる、公営住宅への入居に家族として入居可能、生命保険の受取りにパートナーを指定することができる、あとは民間の家族割など、これを使用できるという具体的な例があります。日本では2015年に東京都渋谷区と世田谷区で始まりました。それから今、9年たって、パートナーシップ制度は、今人口の85%を占める地域に広がっています。調べたところによると、北海道でも26市町村に広がっていました。胆振では苫小牧市と室蘭市が導入しています。そして、導入したほとんどの市町で、連携協定が結ばれています。転出先でも継続して、元の自治体が交付した事業所等を使用することができるようになっているということなのです。そこで、最初の質問です。洞爺湖町でのパートナーシップ制度等の導入についての考えをお尋ねします。
町の答え 社会教育課長 角田隆志
LGBTQ、性的マイノリティーにつきましては、令和4年度に策定された男女共同参画の施策の1項目として記載をしております。この中では、性的マイノリティーであることを理由とする偏見や差別などをなくし、性の多様性に配慮し、適切な対応を行うことができるよう、町民の理解を深める取組を推進していくこととしており、それぞれの部署で取り組むこととしております。パートナーシップ制度につきましては、多様な生き方の承認や誰もが安心して暮らせる社会の形成など、男女共同参画という目的を実現するための手段の一つと捉えておりますが、まずはこの制度も含めて、性的マイノリティーに対する理解を深めていくことが先決であると考えております。そこで今年度は、男女共同参画に関するアンケートを実施する予定であり、その中に性的マイノリティーの項目を含め、町民の方々の意識を把握して、パートナーシップ制度の導入については、その上で改めて考えてまいりたいと思っているところでございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。性的マイノリティーに対して理解を深めていくということと、それから、アンケートを実施して、町民の意識も把握しながら今後進めていくということでした。ぜひそれを積極的に進めていただきたいと思うのですが、3月にも犯罪被害者遺族への国の給付金、これをめぐって最高裁が同性パートナーの遺族を認めるという判断をしました。それから、先日新聞に掲載された記事には、長崎県の大村市、この市も何か最近人口が増えている市らしいのですけれども、このパートナーシップ制度を導入しているのですが、同性カップルの住民票に、世帯主と同居するパートナーの続き柄欄がありますよね。そこに、事実婚カップルに使われる「夫(未届)」と記載されたことが明らかになったと新聞に載っていました。住民票の続き柄欄で使う「夫(未届)」「妻(未届)」というのは、同一世帯の事実婚カップルに適用される表記で、婚姻届を出していない事実婚のカップルは、住民台帳事務処理要領で、法律上の夫婦ではないが、準婚、婚姻に準ずるとして、各種の社会保障の面では法律上の夫婦と同じ取扱いを受けているので、そう記載すると定められているのです。残念ながら国は同性婚を認めていません。その下で、自治体が公的書類で男女のカップルと同様の記載を認めた意義というのは非常に大きいと、性的マイノリティーの権利保障の前進だというふうに私も思いました。性的マイノリティーには様々な形があります。誰もが性的指向・性自認にかかわらず利用可能にした制度や、パートナーの子供もいる場合がありますけれども、子供も家族とみなすファミリーシップ制度など、より多様な性の形に応える制度が増えてきている中、ぜひ洞爺湖町でも、これからいろいろ検討していくという話でしたけれども、パートナーシップ制度等の導入を進めることを本当に心から要望したいと思います。よろしくお願いします。次に、小中学校も含めた公共施設の性的マイノリティーへの対応状況についてお尋ねしたいと思います。公共施設、多目的トイレ、更衣室等いろいろ使う場面がありますけれども、この配慮の状況についてお伺いします。
町の答え 総務課長 末永弘幸
ただいまの質問の件でございます。公共施設への配慮の関係でございますけれども、議員ご承知かと思いますけれども、令和5年6月に関係の法令が施行されておりまして、地方公共団体の役割としましては、国との連携を図りつつ実施に努めるとされてございますけれども、公共施設にございますLGBTQへの配慮につきましては、ご本人の意思を尊重した対応が望ましいとされてございますけれども、その一方で、他の利用者への配慮も必要とされてございます。公共施設におきますトイレや更衣室の配慮の状況につきましては、現在、トイレにつきましては多目的トイレがございますけれども、それ以外に、例えば更衣室も含めまして、改修に多額の費用を要するということから、今後、例えば対象者への配慮を含めた改修につきましては、現状では難しいものと考えているところでございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。2020年の電通ダイバーシティ・ラボというところで調査した数値によると、日本には約8.9%の性的マイノリティーに属する人がいると言われています。例えば学校の中で考えますと、40人のクラスがあれば、三、四人がその性的マイノリティーに当たるということになります。別のところでは、左利きの割合と同じぐらいの割合になると、そういうふうに書かれていたものもありましたけれども、結構少なくない、私は数字だと思います。今回、施設に限定した質問だったのですが、以前、投票所のことについても聞いたことがありますが、窓口業務や相談サービスにおける配慮、対応、それから、福祉サービスにおける配慮、対応、それから、災害時における配慮、対応なども今後必要になってくるのではないかなと思います。このことも踏まえて、理解促進に当たるという社会教育課長の答弁もありましたけれども、ぜひ役場職員の研修の機会を積極的に設けることも必要でしょうし、また、災害時等における配慮として、性的マイノリティーへの配慮を想定した防災計画の見直しとか、避難所運営マニュアル作成の際には、専門的知識を持つ団体や当事者の意見を聞くということをぜひ行ってほしいと思います。今の質問の1番目と2番目について、町長のお考えをお尋ねします。
町の答え 町長 下道英明
ただいま小林議員のほうからございましたけれども、課長の答弁とも重複するところはありますけれども、今やはり自治体としては、このLGBTQの人々が平等に安心して暮らせる社会を実現するために、やはり差別の防止や啓発活動、そしてまた法制度の整備など、やはり多角的な対応を進める必要があろうかと思います。将来的には、全ての人々が尊重されて、多様性を受け入れられる社会を目指し、包括的な支援と教育を推進することが求められると思っております。また、あるべき将来の姿としては、やはり今、言及されましたが、平等な医療福祉サービス、そしてまた具体的には、トランスジェンダーの方々に対する医療サービスの充実、それと、多様性を尊重するような、教育環境での子供たちが多様性を尊重する心を育む教育ですとか、また、今ございましたように、職場環境の整備として、やはりマイノリティーに配慮した福利厚生制度の導入、ハラスメント防止策の強化というのは大事だと思いますし、このLGBTQ、ちょうど左利きと大体同じだと。私も左利きなので非常に、ペン以外は全て左になったものですから、そういう面では非常に、今聞いていて、同じ割合の、一緒なのかなと思っていたところでございます。本町におきましては、先ほどの繰り返しになりますが、令和4年度に策定されました洞爺湖町男女共同参画計画の中に性的マイノリティーに対して記載をさせていただきました。本計画は多岐にわたるため、役場内でも各課また横断的に施策に取り組んでいるところでございます。またこれも地域ぐるみの支援体制がまだ十分整っていないのが現状でございますので、まずは差別や偏見を防ぐため、人権尊重の観点から、広報活動や、今お話がありましたような講演会の開催などを通じて、平等に扱われる社会の醸成に努めさせていただきたいと思います。さらには、パートナーシップ制度についても、関係課の課長の答弁にありましたように、調査研究をしてまいりたいと思います。以上でございます。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。私も左利きです。それで、各課横断的に、町民の理解も本当に進めていかなければならないと思います。町民はもちろんですけれども、観光資源豊富な洞爺湖町において、日本各地から、そして世界各地から様々な方が来られます。洞爺湖町の魅力を体感するとともに、多様な人たちにも優しいまちづくりで、まちづくりの一環としてもぜひ取り組んでいただきたいと思います。本当にパートナーシップ制度等の導入、公共機関への配慮のさらなる充実に向けてお願いをしたいと思います。多分ここで切られると思うので、先ほども言いましたように、こういう性的マイノリティーに対する理解というのはやっぱり教育もとても大事なことだと思いますので、これについては午後から質問させていただきたいと思います。
議員の質問 2番 小林真奈美
午前に引き続きお願いします。次に質問するのは、小中学校での包括的性教育に関わって伺います。包括的性教育というのは、人権とジェンダー平等の立場で、互いの性を尊重する人間関係を目指すものです。具体的な内容については、2009年にユネスコが中心になってまとめて、2018年に改訂された国際セクシュアリティ教育ガイダンスの中に示されています。その中には、人間関係、ジェンダーの理解、暴力と安全確保、健康と幸福のためのスキルなど八つの柱があり、年齢層に区分して学習内容が掲げられています。学びの成長や発達に沿って創意工夫しながら取り組み、子供の自己肯定感や探究心を育むことも目指しています。それで、小中学校において、包括的性教育についてどのような性教育が行われているか、お尋ねします。
町の答え 教育指導参与 山本惠一郎
町内の小中学校での包括的性教育についてでございますが、各学校における性教育の具体的な学習内容は、学習指導要領に基づき、児童生徒が性に関して正しく理解し、適切に行動を取れるようにすることを目的に実施されており、保健体育科や特別活動を始め、学校教育活動全体を通じて指導しているところであります。具体的には、小学校においては、体育科の保健領域で、思春期に表れる変化と体の発育や発達について、特別活動においては、心身の発育、発達、異性の友達、異性の悩みや関心について、理科では、人の誕生などについて取り扱われております。中学校においては、保健体育課で、心身の機能と発達、性感染症の予防、特別活動においては、男女相互の理解と協力、思春期の不安や悩みの解決、性的な発達への対応など、いずれも学習指導要領に基づき、関連する学習を行っております。子供たちに命の貴さやすばらしさ、道徳教育も含め、自分や相手を尊重し、大事にすること、一人一人が大切な存在であることを伝えるための教育を充実させるなど、学校教育活動全体を通じて、また、発達段階を踏まえて指導することが重要であると認識しております。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。小学校、中学校でも保健の中とか教科書の中でもあって、先ほど私はお昼休みに教科書展示のほうを見てきたのですけれども、やっぱり中学校の保健体育の中身についても、このような内容になっているんだなということで見てきましたし、今の答えにあったように、やっぱり学校教育全般を通して、子供たちにもうそのただ単なる男女の体の違いとか、そういうことだけではなくて、相手を尊重するとか、その人権に関わる教育というのが含まれてやっていくのが必要だと思っています。昨年でしたか、芸能事務所の創設者が半世紀にわたり数百人に及ぶ子供への性加害が行われていたと、本当に極めて深刻な子供への性暴力が明るみに出ました。また、受験生を狙った痴漢犯罪についても社会問題にもなりました。内閣府男女共同参画局が昨年公表した、こども・若者の性被害に関する状況等についての調査によると、16歳から24歳の4人に1人以上が何らかの性暴力被害を受けているとの結果でした。また、性交を伴う被害に遭った人のうち、最初の被害年齢は中学生以下が24%と深刻な結果が出ていました。子供への性暴力は、被害を受けても、それが被害だとは分からないことが多いというのが特徴です。今国会では、こども性暴力防止法案が提出され、審議されています。この審議の中で意見陳述をした大学教授がこういうことを述べていました。予防を抜きに性暴力の問題は対応できません。包括的性教育という世界のスタンダードを踏まえながら、子供や教職員に性暴力という問題は何なのか、議論の場を設定することが大事です。文科省が取り組んでいる命の安全教育の最大の問題は、体の学習をしないまま進めていることです。非暴力を貫いて生きる知識、態度、スキル、性的同意や人間関係のリスペクトを子供たちが包括的に学ぶことを保障しなければなりません。そう述べられていました。子供たちを性暴力の被害者にも加害者にもさせないためにも、また、中学生ぐらいになると、自分の性について悩む子たちも第二次性徴の中で出てきます。一体自分は何なのだろうと、そういう部分でもこの包括的性教育というのは、先ほど自己肯定感を高めるという話をしましたが、自分は自分でいいのだと子供たちに、認める、思えるような、そういう教育、人権とかジェンダー教育としての性教育の取組が急がれるのではないかと思います。自らの人権と健康を守る上で、体と性を学ぶ包括的性教育の推進は、子供の権利を保障するための土台にもなると思います。洞爺湖町での包括的性教育の取組の推進を強く求めるものです。教育長からは、次の虻田中学校の移転についての回答の際にも、これについてのお考えをお聞きしたいと思いますので、お願いいたします。最後の件名になります。虻田中学校の移転について伺います。昨年度末に、教育委員会が学校給食センターの統合時期の見送り及び虻田中学校の校舎移転に関わる説明会を開催し、私もそこに出席しました。教育委員会の考え方として、生徒の安心安全な教育環境の確保と早期の小中一貫教育を目指すため、令和8年度を目途に、虻田中学校の校舎を虻田小学校の校舎に移転する予定との説明がありました。また、そこまで至った経過と、それから幾つかの課題についても説明がありました。今回の質問では、虻田中学校の移転によって、虻田小学校の校舎の改修の必要性が課題の一つになっていると説明もありましたので、このことについて、今の段階で具体的なことが明らかになっているかはちょっと分からない中なのですけれども、2点お聞きしたいと思います。まず、施設のバリアフリー化についてどのような計画になっているか。二つ目は、施設の断熱化についてどのような計画になっているか、お尋ねします。
町の答え 教育推進課長 細江幸恵
それでは、私のほうから、虻田中学校が虻田小学校へ移転する際に、施設のバリアフリー化についてのご質問をまず最初にお答えさせていただきます。虻田中学校の校舎移転に関しましては、校舎が著しく老朽化しており、生徒の安心安全が確保できる適切な教育環境の整備が早急に必要であると認識しております。これまで、虻田高校校舎の活用など、様々な検討を重ねてまいりましたが、このたび、虻田小学校の余裕教室等を活用することで方向性を定め、校舎移転へ向けての地域協議会において課題を整理、解決し、子供たちにとって安心安全で快適な教育環境を一日でも早く整えてまいりたいと考えております。今回の移転に合わせました改修時に、バリアフリー化の改修工事を実施することが望ましいことは承知しておりますが、現在、教育行政審議会において、町内の学校も含めた様々な教育施設の在り方について諮問しているところでありますことから、今後、教育行政審議会より示された答申を基に、望ましい教育施設の在り方を検討するとともに、町全体のバランスを考え、バリアフリー化についても今後検討していく必要があると考えております。続きまして、施設の断熱化についてというご質問にお答えさせていただきます。虻田中学校が虻田小学校へ移転する際に、虻田小学校体育館の断熱化についてお答えさせていただきます。体育館につきましては、児童生徒が体育の授業や部活動に使用するほか、災害発生時において、避難所としても利用される施設であり、空調設備の必要性については認識しているところでございます。しかしながら、体育館に空調設備を整備するためには、効率的な冷暖房を行うために必要となる施設の断熱性能の確保や電気容量の増設、ランニングコストを考慮した効果的な空調設備の運用のためのルールづくり等、様々な課題がございます。道内の公立学校における空調設備の整備状況につきましては、令和4年度の国の調査によりますと、体育館等については、小中学校で2.3%、高等学校で0.4%、特別支援学校が2.2%となっております。整備が進んでいない主な要因といたしましては、本道は、他県等との比較において、これまで夏場の平均気温が低かったことなどから、限られた予算の中で、ほかの施設整備を優先してきたことによるものと考えております。なお、屋内運動場へのエアコン等の空調設備の設置につきましては、運動場に断熱性があることを要件として、令和7年度までの期間、対象工事費用の2分の1を補助するという国の事業がございますが、断熱工事に加えて、床面積、天井の高い、広い空間を対象とすることから、大きな予算を要するものとなることが想定されます。現在、町の学校も含めた様々な教育施設の在り方については、教育行政審議会においてご審議をいただいておりますことから、今後、示される答申を基に、体育館の断熱化についても、望ましい教育施設の在り方を検討する際の一つの視点として、調査研究をしてまいりたいと思います。以上でございます。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。地域協議会とか教育審議会などで、今後、意見をまとめながら進めていくということですが、やっぱり財源のことになると大変厳しいのかなと。こうなると、虻田中学校が虻田小学校に移転するに当たっての改修は、本当に何か必要最低限の改修になってしまうのではないかなというふうに、今の回答を聞いてちょっと私なりに思ったのですけれども、それで本当に虻田小学校と虻田中学校に通学する子供たちにとって学習環境が保障されるのかなと。さっき断熱化の空調設備についても、いろいろな条件はある中で、国から2分の1の補助とかがありますが、これもハードルが高いのかもしれませんけれども、国からの学校施設環境改善交付金なども、何か幾つかの項目に分かれてあるのですが、こういう交付金等の活用等もぜひ考えながら進めていただきたいなというふうに思いました。学校施設は、洞爺湖町の未来を担う児童生徒の基礎学力を身につける学びの場ではあります。日常生活の多くの時間を子供たちは過ごす生活の場でもあります。そして、地域住民にとってはなのですけれども、地域活動の場にもなるのかなと。非常時や災害時には避難所としての役割を果たす、本当に学校は重要な施設でもあります。そのためにも安心安全に学校施設を利用できるようにすることが必要だと考えます。ぜひこのことも踏まえて計画を立てていただきたい。また、これから具体的な計画が提示されるのだと思いますが、私も今後も注視していきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。説明会では、子供たちの意見を聞くためにアンケートなどを取ることを考えているとの説明がありました。小中学生の意見表明の機会について、今回の虻田中学校の移転についてどのように取り組む計画になっているのか。お尋ねします。
町の答え 教育推進課長 細江幸恵
小中学生の意見表明の機会についてのご質問でございますが、虻田中学校の校舎移転に向けて立ち上げました洞爺湖町立虻田中学校校舎移転に係る地域協議会の第1回を5月29日に開催いたしました。今後、協議を進めていく上で、児童生徒、保護者から校舎移転に関わって、期待や懸念される点などを洗い出し、その後の地域協議会において具体的に検討を進めていくため、現在、アンケート調査を実施しているところでございます。対象は、虻田小学校、洞爺湖温泉小学校の3年生から6年生の児童、虻田中学校の全ての生徒、虻田小学校、温泉小学校、虻田中学校の保護者及び次年度以降虻田小学校、洞爺湖温泉小学校に就学が見込まれる4歳児、5歳児の保護者へ、6月21日までの期限とし、また、内容といたしましては、校舎移転に係る期待、校舎移転に関する不安、心配な点などについて、記述式の回答としております。今後、アンケート調査の結果を踏まえ、次回7月上旬開催予定の地域協議会において、さらなる協議、検討を重ねてまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の質問 2番 小林真奈美
説明会を受けて、今アンケートを実施中だということで、今後、そういう取りまとめられたものが公開されるかと思うのですけれども、ぜひそういう中で出てきたいろいろな意見や要望、それから何か不安感などもあると思いますけれども、解消していく方向、取り入れる方向で考えていただきたいなと。ぜひお願いします。子供たちや町民にもぜひ公開して、丁寧に計画を進めていってほしい。丁寧にといっても、再来年からの実施になるので、本当にあと1年半ほどしかないのですけれども、もう大変かと思いますけれども、ぜひ洞爺湖町の子供たちのため、今後の未来を担う子供たちのためにぜひ前向きに考えていただければと思いますので、よろしくお願いします。それでは最後、教育長に、小中学校での包括的性教育、それから虻田中学校の移転に関わることについて伺います。
町の答え 教育長 渋川賢一
ただいま小林議員からご質問ございましたことについてお答えをさせていただきたいと思います。まず、小中学校における包括的性教育についてでございます。学校教育における性教育については、自らの心身の成長や異性の理解といった内容が、体育、保健体育科や社会科、理科、技術・家庭科、特別活動、特別の教科道徳等で指導されております。これに加えて性暴力やデートDVといった問題も含めた命の安全教育や性的マイノリティーに対する正しい理解と人権意識を醸成する取組が進められております。特に性同一性障害や性的指向・性自認といった性的多様性について、当事者が社会の中で偏見の目にさらされるなどの差別を受けたり、性的指向などを理由とする差別的な扱いを受けたりする中で、とりわけ学校においては、このことをもっていじめの対象となるようなことがあっては決してならないことであり、性的マイノリティーに関する正しい理解と日常の教育活動を通じて人権意識の醸成を図ることが大切であるというふうに認識しております。また、令和4年12月に文部科学省から、生徒指導に関する学校、それから教職員向けの基本書として発行されました生徒指導提要におきましては、性に関する課題として性的マイノリティーに関する課題と対応が示されております。その中において、性的マイノリティーに関する理解と学校における対応が5点示されております。一つ、学級・ホームルームにおいては、いかなる理由であってもいじめや差別を許さない。適切な生徒指導、人権教育等が支援の土台となっており、教職員は悩みや不安を抱える児童生徒のよき理解者となるよう努めること。二つ、性的マイノリティーとされる児童生徒には、自身のそうした状態を秘匿しておきたい場合があることなどを踏まえつつ、日頃から児童生徒が相談しやすい環境を整えておくこと。三つ、当該児童生徒の支援に当たっては、当事者である児童生徒や保護者の理解を得る働きかけをしつつ、その意向を踏まえた対応に努めること。四つ、性的マイノリティーとされる児童生徒への配慮と、他の児童生徒への配慮との均衡を取りながら支援を進めること。五つ、指導要録の記載に当たっては、学齢簿の記載に基づき行い、卒業後に法に基づく戸籍上の性別の変更などを行った者から卒業証明書などの発行を求められた場合には、戸籍を確認した上で当該者が不利益を被らないように適切に対応すること。この5点でございます。その他、学校医やスクールカウンセラーを講師とした性の多様性に関する研修の実施や医療機関との相談・連携によって助言を受けるなど、画一的な指導に陥ることなく、個別の事案における本人や家庭の状況などに応じた取組を進めていくことも大切であると認識しておりますので、各学校において適切な指導や支援等が行われるよう、校長会と連携を図ってまいりたいというふうに思っております。次に、虻田中学校の移転についてでございます。議員ご承知のとおり、虻田中学校は昭和41年に建築され、現在58年が経過しており、老朽化が著しく進んでいる状況です。現状において、耐震化や必要な修繕等はその都度行っておりますので、今すぐに壊れてしまうような重大な危険性はございませんが、子供たちのために、安心安全で、なおかつ魅力ある教育環境を整備する必要があるとの考えから、これまでも虻田高校の校舎を活用できないだろうかといった検討も進められてきた経緯がございます。このような中、一昨年、虻田地区、洞爺湖温泉地区、洞爺地区において実施した地域別教育懇談会のアンケートで、1、虻田高校校舎内に移転する、2、虻田高校を町立に移管して、中高で校舎を活用する。3、虻田小学校校舎を改修し、小中一貫教育も視野に入れながら、合築校舎とするという三つの案をお示ししましたところ、3の虻田小学校を改修し、小中一貫教育も視野に入れながら合築校舎とすると回答された方が全体の8割を占めたことなどから、生徒の安全安心な教育環境の整備と併せて小中一貫教育の導入を目指し、虻田中学校を虻田小学校校舎内へ移転する方向性を持ったところでございます。そこで、昨年12月と本年2月の2回、虻田小学校の余裕教室を活用する形で、虻田中学校を虻田小学校の中に移転するということについて、虻田小学校、洞爺湖温泉小学校、虻田中学校の関係の皆様、そして学校が設置されている二つの自治会の皆様にお集まりいただき、検討いたしました。その話合いの中では、幾つかの課題はあるものの、洞爺湖町の未来を託す子供たちが笑顔で伸び伸びと学ぶことができるように、安心安全な教育環境を整えていくことについてご賛同をいただき、その後、虻田地区、洞爺地区において、計3回、保護者や地域の方々、また、児童生徒も含めた説明会を実施いたしました。説明会においても、幾つかの心配な点や課題についてのご指摘をいただきましたが、移転そのものについてはおおむねご理解をいただけたものと感じております。このようなことから、先ほどの答弁と重なりますが、洞爺湖町立虻田中学校校舎移転に係る地域協議会を立ち上げ、アンケート調査を実施し、子供たちや保護者の声を大切にしながら、虻田中学校の校舎移転に関わっての心配や課題を整理、解決し、安心安全で快適な教育環境を一日も早く整えてまいりたいと考えているところでございます。校舎の移転に関わって議員からご質問がございました校舎施設のバリアフリー化につきましては、様々な配慮が必要な方々への合理的配慮という面からも大切な対応であるというふうに考えております。また、体育館などの断熱化につきましても、校舎施設の見直しを進めていく際の一つの視点であると思っております。ただ、先ほどの答弁との繰り返しになりますけれども町内の様々な教育施設の在り方については、現在、教育行政審議会でご審議いただいているところでございますので、その答申を基に、全体的かつ総合的な観点から検討していくことが大切であるというふうに考えております。最後に、小中学生の意見表明の機会についてでございますが、国においては、こども基本法の理念に基づき、こども家庭庁が作成した、こども・若者の意見の政策反映に向けたガイドライン、この趣旨を踏まえ、当事者の意見や考えを聴取するとともに、意見等を反映させていくことは、子供にとっての自己有用感や社会の一員としての主体性を高めることにもつながり、よりよい社会づくりや地域社会への愛着を育む上でも大切なことであるというふうに認識しております。このたびの虻田中学校の校舎移転に関わっては、こうした趣旨も踏まえながら、子供たち、それから保護者の声を大切にするためにアンケート調査を実施しているところでございます。今後、いただきました意見やお考えを地域協議会等において十分にご協議いただき、課題を整理、解決しながら移転に取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございました。本当に、再来年ですか、虻田中学校の子供たちが虻田小学校の校舎に入ることになり、温泉小学校の子供たちも卒業生も、この虻田小学校の校舎に来て、共に学ぶ場であると思いますので、本当に子供たちが、ああ、よかったと思えるような、そういう環境になってほしいなというふうに思いますし、また、地域の方にとっても、この虻田地区の中心に位置する、どういう名前になるかは分からないのですけれども、その校舎が、やはりその地域にとっても大事な場だと思いますので、また、避難場所になりますので、避難したけれども、真冬、床が冷たくて大変だとか、具合が悪くなるとか、夏場、暑くて、とても避難できないとか、そういうことにならないような対応をぜひ取っていただければなと思いますし、また、この教育委員会だけではあれなので、本当に下道町長にも教育に関わる予算についてもぜひ考えていただいて、子供たちの未来のために頑張っていただきたいなということを最後に申し上げて、私からの一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。