洞爺湖町議会 令和8年3月会議 2026年3月5日
買物弱者への支援について
2026年3月5日、洞爺湖町議会の一般質問で、小林真奈美議員が「買物弱者への支援について」質問し、産業振興課長 仙波貴樹、企画財政課長 藤岡孝弘、健康福祉課長 高橋憲史が答えました。
- 聞いた人
- 小林真奈美 議員
- 答えた人
- 産業振興課長 仙波貴樹、企画財政課長 藤岡孝弘、健康福祉課長 高橋憲史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 小林真奈美
おはようございます。2番、日本共産党、小林真奈美です。本日は、通告書に従い質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。まず、最初の件名です。買物弱者への支援について伺います。虻田地区スーパーマーケット、ウロコの閉店に係って伺います。高砂団地近くのスーパーマーケットが2月いっぱいをもって閉店しました。以前から閉店のうわさはありましたが、新聞に閉店の折り込みのお知らせがあり、その後は私のところにも問合せがありました。入院中の方からは、クリーニングの受け取りや残っている商品券をどうしたらいいか。閉店に間に合わなかったらどうしようとか、不安の声が聞かれました。3月からの買物は駅近くにあるスーパーまで、Aマートですが、歩いていかなければならない。駐車場が狭くて不安、寒い中、暑い中、歩いて駅周辺まで行くことへの不安などを聞きました。こういう声を聞くと、洞爺湖町が誰もが安心して暮らせる町に向かっていっているのだろうかと考えてしまいます。一方では、車で伊達や室蘭地域が買物圏内になっている状況を考えると、町内の商店が店を閉じてしまうことはやむを得ないのかもしれませんが、この状況で洞爺湖町としてどのように考えているのかを伺います。2月末日、虻田地区スーパーマーケットが閉店に伴い、洞爺湖町は閉店について把握していたのか、洞爺湖町に対し、町民からの問合せ等あったのか伺います。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
ただいまのご質問でございます。町が閉店に関する情報を認知したのは2月4日ではございますが、その時点で内容が判然としなかったことから、2月6日に洞爺湖町商工会長と下道町長が同社代表を訪問し、閉店の意向について正式に確認したものでございます。したがいまして、町が事前に把握していたものではございません。また、正式に把握した同日、議員各位に対し情報共有を行ったところでございます。なお本件に関し、町民から町に対する問合せ等は現時点ではございません。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。今後の店舗の跡地や活用について、何か訪問した際の確認等のときに、何か町として押さえていることはありますか。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
ただいまのご質問でございますが、今回の件につきましては、突然の発表を町としても重く受け止めており、同社を訪問した際には、現状の確認及び町の立場をお伝えしたところでございます。町といたしましては、地域住民への生活への影響が大きいことから事業継続の可能性をはじめ、従業員の再就職や取引事業者への対応についても確認を行ったところでございます。なお、閉店後の店舗活用等につきましては、法人の営業判断や交渉に関わる事項であり、現時点では、同社としても公表できる状況ではないと認識しておりますので、町としては今後の動向に注視しつつ、地域にとって望ましい方向となるよう必要な対応を検討してまいりたいと考えてございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。跡地とか店舗がそのままの状態で今もあるわけですけれども、何か町としても分かったことがあったら早めの対応をしていただければと思います。少し私、心配しているのですけれども、あちらのほう、ウロコがあったところ、それからA&Yがあったところ、かなり広い敷地がありまして、多分閉店になったために、人の行き来がなくなってしまって、防犯上もちょっと注意しなければならないところにもなるのかなと思っています。ウロコ周辺には高砂団地もあって、入居希望者が空き待ちの状態でもあるようです。ウロコが近いということも、希望者が多い要因の一つであったのかもしれません。身近な買物場所がなくなることは、自動車を運転できない方々にとっては死活問題です。そこで、買物弱者支援について、現状での取組状況を伺います。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
地域における買物弱者の支援でございますけれども、高齢者、それから障がい者ですとか、移動手段、足のない方に制約が非常にあると思っておりまして、これらの問題については見過ごすことができない、大きな町としても課題であると思っております。特に車のない高齢者が日常的に利用していたスーパー、今回ウロコさんですけれども、閉店したことは、地域住民の生活にも大きな影響が出てくるものと認識しております。買物支援に関しましては、定期的な食料品などの買物が必要な足のない高齢者の方々にとって、スーパーの立地、それから交通手段が生活の質にも影響してくる問題であると思っております。これを補うところがやっぱり地域公共交通としての役割、これが今後ますます重要になってくるものと認識しております。現状では、虻田地区では、日曜日以外、毎日7便運行しております虻田地区のコミュニティバス、それから予約制のとうやコネクトタクシー、これが運行しております。また民間の路線バスも国道沿いでありますけれども、運行しております。これら町が運行している交通と、その民間のバス路線との組合せによって、買物時間の選択肢というものも多くなるものと思っております。しかしながらこの利用方法ですとか、こういったところを含めて、丁寧な説明、情報提供が必要だと思っております。いずれにしましても、スーパー閉店による不便を最小限に抑える取組というのが必要になってきますことから、まずは町バス等のルート変更ですとか、あとは時刻表の見直しなども含めて、現在検討しているところでございます。以上になります。
町の答え 健康福祉課長 高橋憲史
私のほうからは、福祉面の事業の関係について、次の質問のほうにも関連はあるのですけれども、ちょっと答弁をさせていただきたいと思います。買物弱者に係る高齢者等への支援についてでございますが、当町では現在、介護保険の認定を受けておられる方につきましては、介護サービスによりまして、また認定を受けておられない方につきましては、社会福祉協議会が実施いたします有償ボランティア手助け隊事業を通じまして、希望される方々に対しまして買物の同行を、または代行の支援に当たっているところでございます。なお、手助け隊事業の支援の対象者はおおむね65歳以上の方や、障がいをお持ちの方のほか、疾病やけが等により一時的に日常生活の支援を必要とする方などとなってございます。今年度の1月末現在の実績についてでございますが、利用の希望登録者数は27名で、買物同行が延べ222件、うち当該店舗の利用数は71件、また買物代行が延べ59件、うち当該店舗の利用数は37件となっております。なお、支援に当たる協力登録者数につきましては、各種の支援業務全体を通じまして34名のボランティアの方々にご登録をいただいてございます。町といたしましては、今後とも社会福祉協議会と連携しながら、こうした現行の効果的な取組をしっかりと継続支援していくことによりまして、高齢者や障がい者等をはじめとした支援を要する方々に確実に支援が行き届くよう、努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。ウロコの閉店については、町側としても大きな問題として認識されているというお話、それに係っていろいろな部分での今やっている対策の見直しも必要になってくると思います。コミバス、それからコネクトタクシーも同じだと思います。路線バスの時間帯なんかも、相手側がいることなので難しいかもしれませんけれども、ぜひ、利用者はもちろんなのですけれども、町民の声にもぜひ耳を傾けて、そして、さらなる充実した対応ができるようにお願いしたいと思います。また、社協との連携も大変必要になってくると思います。手助け隊というのが洞爺湖町ではやっているのですけれども、やっぱり手助け隊自体も高齢化が進んでいて、なかなか成り手が少なくなって先細りになっていくということも聞いていますので。ぜひそういう社協と連携して、ボランティア活動の活用についても、ぜひ充実していってもらいたいなと思います。町民の皆さんへの周知活動と参加を促す取組、ぜひやっていただきたいというふうに思います。昨年は、A&Yが閉店しました、同じ地区なのですけれども。今年2月のウロコの閉店と、洞爺湖町の虻田地区ではJR洞爺駅周辺の店舗が買物の中心となってきています。地域によっては、買物弱者の対応が必要です。先ほども言いましたけれども、二つのスーパーマーケットのうち一つがなくなったことで、残っている一つのスーパーマーケットの混雑もこれから予想されます。先ほども言いましたが駐車場の混雑も予想されます。それで昨年、農林水産省が発表したのですけれども、食品アクセス問題、これ、買物困難者のことなのですけれども、に関する全国市町村アンケートの調査結果が出ました。回答市町村1,033市町村のうち910市町村が、全体の88.1%が、この対策が必要、またはある程度必要と回答しています。対策を必要とする背景としては、住民の高齢化、地元小売業の廃業を挙げる市町村の割合が高くなっているということです。洞爺湖町においても同様の状況です。商店ではないですけれども、洞爺地区の金融機関の統合ですか。それから虻田地区でも金融機関の移転とか統合がありました。こういうことを考えていくと、町としても先ほど回答していただいたように、様々な方策を立てているかと思いますが、それぞれの施策の充実やさらなる取組が必要と思っています。買物弱者の方たちを含む洞爺湖町に暮らす人たちが安心できるように、コミバスやコネクトタクシーなどのさらなる充実や手助け隊の地域ボランティアの活用など、社会福祉協議会とも連携して取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。次の質問に移ります。