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洞爺湖町議会 令和5年6月会議 2023年6月16日

自治会の在り方について

2023年6月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、石川諭議員が「自治会の在り方について」質問し、管理課長 高橋謙介、副町長 八反田稔、教育長 渋川賢一、町長 下道英明が答えました。

聞いた人
石川諭 議員
答えた人
管理課長 高橋謙介、副町長 八反田稔、教育長 渋川賢一、町長 下道英明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 石川諭

それから、次に、自治会の在り方についてということで質問いたします。第2回のあぶた保育所複合化検討会報告書の中に、地区に一つの集会所という時代ではない。自治会のためにそのスペースを作るというのは違うという町の意見があるけれども、自治会に対しての考え方を伺います。

町の答え 管理課長 高橋謙介

まず、私のほうから、なぜそのような意見が出されたかということについて答弁させていただきます。あぶた保育所複合化検討会とは、役場庁舎内の関係職員で構成されたプロジェクトチームであり、保育所複合化に当たり、職員個々が町の将来を見据え、自由に意見を交わし、少しでも町にとってよい施設を建設していくために組織されたもので、その会議の第2回目の報告書の中にはそのような意見が記載されておりますが、なぜそのような意見が出たのか、経緯、背景について少しご説明申し上げます。まず、当町は平成18年に合併してからほぼ公共施設の統廃合は行っておらず、現状を維持してきております。その間、財政健全化団体に指定されましたが、何とかこれまで公共施設の維持管理をしてきました。ただ、今後40年、50年と見据えた先には人口減少や少子高齢化は避けられず、今の公共施設をこのまま維持するということは人的にも財政的にも現実的ではありません。どこかの時点で利用実態や規模に応じた施設のコンパクト化が必要となってきます。そのような現実を踏まえ、令和4年3月に公共施設等総合管理計画が改定され、今後40年を見据えた公共施設の再配置について数値目標を定めて、町全体として見直ししていくということになりました。その計画には、町民サービスを行う上で廃止できない施設については、周辺施設の立地状況を踏まえながら機能の複合化や更新等により効率的な施設配置及び町民ニーズへの対応を図っていくこと。さらには、新規施設整備については、単独施設整備は行わず、施設の複合化、集約化、廃止、統廃合を基本とするということも示されました。また、そのほかに、子育ての一助とか子どもたちにいろいろな体験や経験をさせてあげたいというような思いもあり、保育所単体の建設でよいのかどうか、そういった部分もありましたので、複合化の方針を示した上で、さらに地域交流センターを解体しなければ非常に使いづらい土地利用となるため、解体を町として示したところであります。こういったような経緯や計画を踏まえて、あぶた保育所複合化検討会が設置され、保育所建設に当たって、当町の公共施設の現状を踏まえた上で、職員個々が町の将来のため、自由な発言の中で地域交流センターの解体に伴い、集会スペースを新たに建設する必要があるかという協議の中での意見でございます。決して自治会を軽視しているというわけではなく、今後の洞爺湖町のことを思って話されて出た意見であるということをご理解願いたいと思います。以上でございます。

議員の質問 10番 石川諭

今後の40年を見据えて町をどうしたらいいかということでの意見だということは分かりますけれども、しかし、その中で「集会所がこれからの時代、淘汰されるものであり」とあるのですよ。どうして淘汰されるものかということの考え方をお伺いしたいのです。

町の答え 管理課長 高橋謙介

先ほども申し上げましたとおり、この会は職員が町のことを思って考えて、いろいろな自由な意見を出す場であります。ここで話されていることが町の公式見解というわけではございません。職員個々の中には淘汰されるというようなことを考えている人もいたというようなことでございますので、そのようなご理解でお願いしたいと思います。

議員の質問 10番 石川諭

自由な発想ということで、忌憚のない意見というのは分かりました。ただし、人口が減少していくということの中で、町としては人口減少を押しとどめるのが役目ではないのか。それなのに人口減少を容認しているような、少なくなっていることを望んでいるようにも見えるが、本当にそう思うのでしょうか。

町の答え 副町長 八反田稔

すみません。答弁間違っていたらすみません。今の議員のおっしゃっているのは、うちの職員が人口減少に対してそういう意見を申し上げたというふうに聞こえたのですが、そうではないと思います。ましてや、先ほどから申し上げましたとおり、町としては、いろいろな今議論されている人口減少問題に対して一生懸命頑張ってもらっておりますし、また、公共施設におきましても、今月号の6月号で将来の次世代に負担を残さないということで、公共施設をスリム化していくという目標を進めているところでございます。総論は賛成していただけると思いますけれども、個々ではいろいろなご意見があるとは思いますが、基本的にはそういう考え方で町政を進めておりますのでご理解いただきたいと思います。

議員の質問 10番 石川諭

自由な意見ということで、たまたま議事に載っているということで答弁があって、私もそうだろうとは思います。ただ、基本的に考え方がどうなのかということでお伺いしているのです。洞爺湖町のホームページには、自治会について載っているのですけれども、自治会について、自治会は地域に住む人たちが互いに助け合う住みよい町をつくっていくため、自主的に活動している最も身近な住民組織です。そして「自治会ってどんなもの?」ということで書いていまして、自治会加入のご案内ということも書いているのですよ。「遠くの親戚より近くの他人と言われるように、いざというときに頼れるのは隣近所の人たちです。自治会は、このような人と人とのつながりを大切にし、住みよく豊かな地域社会を目指して日々活動しています。自治会に加入し、明るく、楽しく、美しい豊かなまちをつくるため、みんなで話し合い、よりよい地域づくりに取り組んでいきましょう。ぜひともご加入ください。お願いいたします。」と、ホームページにも書いているのですよ。ですから、自治会に入ってくださいということを書いていて、自治会を大切にしているのだろうとは思うのですけれども、どうも自治会というものを軽んじているというふうに思うもので、そのように言っているわけなのです。第3回のあぶた保育所複合化検討会の中でも、確認事項で、集会機能を持たせない地区に一つの集会所という時代ではないという意見があるけれども、1回から4回までの検討会を通して、根底には自治会は要らないという考え方が現れているのではないかと、私はそのように受け取っているのですが、どうでしょうか。

議員の質問 10番 石川諭

分かりました。いいです。それで、複合化検討会の中であったのですけれども、実は5月25日の5区自治会の説明会の中で「なぜ3月22日に説明会が先に行われたか」と聞くと、「手違いで先に行った」と言っていました。なぜ手違いが起きたのか、伺います。

町の答え 教育長 渋川賢一

5月25日の5区自治会の役員の皆様に対しての説明会の中でのお話かというふうに思っております。確かにその席上において、順番が逆であったと、先に自治会の方に、さわやか別館の解体に関わって移転先というのでしょうか、中に入っている団体に対しての説明が、その3月22日のときは、あくまでも案という形でお出ししたのですけれども、やはりそこのところ手順としては、先に入っている団体にまずはお話をしてからといったような形でのところで、私のほうから手順については順番が逆であったということでおわびを申し上げた次第でございます。

議員の質問 10番 石川諭

手違いがあったと言いますけれども、保育所の統合施設という話ができたのは令和3年10月なのですよ。10月18日に教育委員会の教育長、皆見さんですね。それから、課長の天野さんも見えて、若木さんもいらっしゃいました。管理課の天野さん、それから尾崎さん、それから主幹の佐々木さん、5人ほど来て、自治会の話を統合の施設ということでしていたのですよ。ただ、その後、自治会に説明がないのですよ。この令和3年10月の時点で、「保育所が来るのはいいですよ。ただし、どういうものができるのか、事前に自治会に教えてください」というふうにお話したのです。ところが、「まだできていないので、青写真ができたらお話はするよ」という話だった。その間、令和4年4月にも自治会の役員会があって「保育所の話はどうなった」と役員から来たのです。「まだ何にも返答がない」ということで役員にお話ししたのですが、その後も全然地区担当の人に話をしても、返答が返ってこないのですよ。何で返答が返ってこないのか。私は、もう令和3年10月から言っているのですよ、何回も。地区担当には言っているのですよ。その挙げ句、3月22日に、先に洞爺湖の住民集めて、集まったのが17人ぐらいですか。集めて説明会をした。何で5区自治会は後回しなのですか。おかしいでしょう。急に決まったわけではないですよね。だから、なぜ手違いが起きたのか、不思議なのですよ。違いますか。もう令和3年10月から話して、その都度、地区担当にお願いしているのですよ。できたら教えてくださいと。それなのに全然言わない。いきなり3月22日にみんな集めたと。これは5区自治会の役員みんな怒りますよ。自治会に何で言わないのだと。私、言われましたよ。こういうことをやっているから、やっぱり不満が出るのですよ。検討会の中で自治会は要らない。最終的には、案として5区自治会は青葉町に行ってくれ。こんなこと許されるわけがないじゃないですか。事前に何回も説明してくださいとお願いしているにもかかわらず、返答しないで、いきなり青葉集会所に行ってください。これはみんな怒りますよ。こういったことが反対のもとなのです。こういったことが、何でこうなったのかということで、なぜ手違いが起きたのかということをお話伺ったのですけれども、何か要領を得ないので、私はちょっと今、憤慨しているところなのですよ。本当に自治会をないがしろにしていないのでしょうか。再度お伺いします。

町の答え 管理課長 高橋謙介

私のほうから経過も含めてご説明させていただきたいと思います。確かに、令和3年10月に保育所の統合の関係でお話しした後、令和4年度に入りまして、複合化というような方針が町の中で示されまして、その後、6月か7月ぐらいだったかと思います。私のほうから、5区の会長でありました議員のほうに、電話ですけれども、「現状は複合化という形で、配置も含めて考え方を見直さなければならないので、その辺の案ができるまで少し待ってほしい」というような電話をかけた認識がございます。その後、どういうような複合化にしていくかということを今の検討会の中で検討されて、大体の考え方ができたので、これは5区だけではなくて、いろいろな部分でこの考え方を聞いてほしいと思いまして3月に町民の説明会を開いたというような流れでございます。先ほど教育長が申し上げたのは、その中で5区の集会所を青葉2区の自治会の集会所に持っていくというところの事前の説明の順番が逆だったというようなことでの答弁でございます。ですので、一旦はそういうような形で複合化になって、中身が少し位置も含めて変わるので、待っていただきたいというような返答をして、それを踏まえて3月に5区だけではなくて全町に関係するものでございますので、説明会をさせてもらったというような流れでございます。決して自治会を無視した、軽視したというようなことではないということはご理解願いたいと思います。以上です。

議員の質問 10番 石川諭

自治会を無視していないという、その気持ちは分かるのですよ。気持ちは分かるけれども、結果的にそういうふうになってしまったというのは、ここはやっぱり問題だなというふうに思います。ほかの自治会に話したのかと。青葉1区、青葉2区の自治会長に聞いてみたのですよ。「青葉保育所を使う予定に5区自治会はなっているみたいなのですけれども、知っていますか」と。そうしたら「聞いていない」と、そう返答ありました。おかしいですよね。何で使ってもらうところの青葉1区、青葉2区に連絡しないで、ただ5区だけ連絡したのですか。そこのところをお聞かせ願います。

町の答え 教育長 渋川賢一

3月22日にお示しした、こちらとしての提案の部分でございますけれども、あくまでも先ほど出てまいりました検討会の中で、これではどうだろうかという一つの案としてお示ししたものでありまして、当然これは、この後、様々なご意見をいただいて変更するという余地を残してのご提案でございましたので、まだそこまでの作業には取りかかっていなかったということでございます。以上でございます。

議員の質問 10番 石川諭

変更の余地があるということであれば、もっと大きくいえば、複合化施設は要らない。変更するというふうにもしなったらどうなのですか。こういった住民をないがしろにして進めること自体がおかしいのですよ。もっともっと協議されなければいけないのですよ。私はですね、別に責めているつもりはないのですけれども、やはりやり方がおかしいのですよ。住民の協力を得てやらなければいけないと思う。違いますか。町長、どうですか。

町の答え 町長 下道英明

今、石川諭議員からございましたように、まずは全般的に、まず冒頭ですが、あぶた保育所複合化検討報告書の中で、私ども職員がそのような自治会の活動に対する、ちょっと言葉が、ニュアンスの取り方もあろうかと思いますが、非常にご不快を与えましたところを改めておわび申し上げるところでございます。私も温泉地区のほうで自治会長をしばらくしておりました。そういった面で、今41自治会ございますけれども、自主性や主体性を持って行政と協力関係を築いていただけるものと考えているところでございます。町といたしましても、よりよい行政運営を行っていく上には、様々な形で、今回の個別ではなく、全体的にまちづくりを進めていく中では、自治会と協働の関係を築いていくことが大変重要であると考えているところでございます。以上です。

議員の質問 10番 石川諭

私はやっぱり自治会に対しての思いが足りないのではないかというふうに思うもので、強く言っているのですけれども、令和5年度の町長の町政執行方針というのがありますけれども、この中で、町内のコミュニティ活動を支援していくとともに、活動の拠点となる集会所、コミュニティセンターの維持管理を行ってまいります。ここに書いているのですよ。また、元気な高齢者が健康維持しながらますます活躍されるよう社会福祉協議会が実施している有償ボランティア事業などの普及に努めるとともに、高齢者事業団や地域サロンの開催等の支援にも努めてまいります。と書いているのですよね、やはり、自治会活動の拠点はやっぱり集会所なのですよ。そして、今ある集会所は、高齢者事業団もあって、サロンもあって、学童保育もあるのです。ですから、そういったことで集会所をなくされると非常に困るのです。そこで私は強く言っているのですけれども。再度、町長にお伺いしたいのですけれども、こういった自治会を軽視するという考え方がちょっと見られるものですから、再度町長にお願いしたいのですけれども、こういったことのないようにお願いしたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。あと最後に、町政執行方針の中で、結びに「新しいことを常に学ぶ姿勢」が求められます。「成功」の反対は「失敗」ではなく「行動しないこと」であり、 行動の先送りは時間と選択肢を減少させます。というふうに書いています。本当に私はそうだと思いますので、私はこれを失敗ということではなくて、「失敗はそのままにしておかず、失敗を克服して、行動することである」と理解します。そして、どうか行動の先送りをせずに、住民の要望に応えるようお願いして、私の質問を終わらせていただきます。以上です。

出典:洞爺湖町議会 令和5年6月会議 2023年6月16日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる