洞爺湖町議会 令和2年3月会議 2020年3月5日
新型コロナウイルス対策について
2020年3月5日、洞爺湖町議会の一般質問で、下道英明議員が「新型コロナウイルス対策について」質問し、健康福祉センター長 原信也、農業振興課長 片岸昭弘、総務部長 佐々木清志、副町長 遠藤秀男が答えました。
- 聞いた人
- 下道英明 議員
- 答えた人
- 健康福祉センター長 原信也、農業振興課長 片岸昭弘、総務部長 佐々木清志、副町長 遠藤秀男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 下道英明
9番、下道英明でございます。今回の3月会議の一般質問は、新型コロナウイルス対策への町の対応、農業振興、そして人づくりやまちづくりの視点から役場職員の人材の確保と育成。この大きな三つの柱で質問をさせていただきます。新型コロナウイルス拡大の防止を鑑み、議運の申し合わせに従い、予定していた時間を短縮して、私の一般質問を進めてまいります。理事者には、簡潔な答弁を期するところでございます。よろしくお願いいたします。最初に、新型コロナウイルス対策についてでございます。昨日の新聞報道では、外出自粛に温泉街悲鳴ですとか、今は我慢のときといった見出しの記事が踊っております。まさしく本当に洞爺湖温泉、またJR洞爺駅周辺は閑古鳥が鳴いているところでございます。経済的視点からのこの対策につきましては、6番議員、また11番議員から通告されておりますので、こちらのほうには触れません。また、先ほど5番議員のほうからコロナ対策、特に教育分野についても主に論じられておりますので、別な視点からお伺いをさせていただきます。まず、道内の新型コロナウイルスが発生してからの町民への情報発信と住民への予防啓発をどのように行ってきたか。いわゆる情報発信と予防啓発のこの点について、お伺いいたします。
町の答え 健康福祉センター長 原信也(健康福祉センター長は2020年3月まで)
コロナウイルスが発生してからどのように情報発信と啓発を行ってきたかというご質問でございます。新型コロナウイルスの情報発信や予防啓発につきましては、1月24日に洞爺湖町ホームページで注意喚起と予防策を掲載し、情報が更新された場合には逐次内容を更新しているところでございます。また、2月の10日に回覧により北海道の注意喚起のお知らせと手洗いなどの予防策を周知し、2月27日には感染予防と拡大防止のため、自治会の協力を得まして、各戸配布により周知いたしたところでございます。なお、情報発信と啓発に留意した点につきましては、正しい情報の発信と感染しないよう日常心がける予防策の掲載を心がけているところでございます。以上です。
議員の質問 9番 下道英明
今、センター長からありましたように回覧のほうで感染症の予防と感染の拡大防止ということで、このような形で回覧が出てきているので、やはり先ほど来、5番議員のほうから質疑がありましたけれども、本当に情報が日々動いている状況でございますので、1番大事なことは、やはり持っている情報を共有し合うということが大事だと思うのですが。先般、2月26日に新型コロナウイルス対策本部というものを町内でも設置されたところですけれども、町民への今後の対応方針をくどいようですけれども、今一度お示しをしていただきたいと思います。
町の答え 健康福祉センター長 原信也(健康福祉センター長は2020年3月まで)
今後の対応方針についてでございます。洞爺湖町では、新型コロナウイルスの対応に関しまして、2月4日に部課長会議、2月21日に新型コロナウイルス対策会議を開催しまして、町民への情報提供などについて協議してまいりましたけれども、胆振管内から感染者が出たことから、2月26日に洞爺湖町新型コロナウイルス対策本部会議を設置したところでございます。対策本部の今後の対応方針ですけれども、平成26年に新型インフルエンザの行動計画を参考といたしまして、対応や対策を行うことになりますけれども、基本となるのは、感染拡大を可能な限り抑制し、町民の生命及び健康を保護し、町民の生活に及ぼす影響が最小となるよう正しい情報を町民に提供することになります。以上です。
議員の質問 9番 下道英明
対応については、理解したところでございます。特に、今回、一般質問でも傍聴のほう禁止をしてインターネットのほうを見ていらっしゃるということで、今この質疑応答をお茶の間で見ていらっしゃる方も、町としてもこのような形で情報共有しているということを、また議会も同じく情報共有しているということをご理解いただきたいと思います。先般、北海道においても、緊急事態宣言がなされました。この事案というのは、本当に日々状況が動いているところでございます。町民の皆さんの安全・安心の確保に向け、観光地を抱える洞爺湖町が何としても感染拡大防止へ努めていただきますので、今回の傍聴席等の禁止等も町民の皆様にはご理解いただきたいと思います。続きまして、2番目のテーマに早速ですが入らせていただきます。ことし1月に発効した日米貿易協定により、海外農産品がじわり市場を圧迫し、その影響が長期に及ぶことが考えられます。このことは、先ほどの、午前中の町長の町政執行方針でも言及されているところでございます。そこで、本町の基幹産業である農業において、農業者の高齢化、後継者不足による農業従事者の減少、遊休農地や荒廃農地の問題などを踏まえて、令和の時代の洞爺湖町における農業振興についてを伺ってまいりたいと思います。本来ですと、通告順に従いまして細かくお伺いしていくところでございますが、今回はこのような特別な形の議会でございますので、ある程度テーマを絞ってお伺いをさせていただきます。第1点目でございます。ことし1月に発効しました日米貿易協定が、またさらには環太平洋連携協定、いわゆるPPP、そして欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)に続き、昨年は、この三つの大型協定が立て続けに動きだしたところでございます。まさしく北海道は、強大な自由貿易の渦の中にいるといったところでございます。この洞爺湖町は、このPPP11、EUPAによって影響を最も受ける地域の一つだと思うのですが、将来の洞爺湖町農業の姿をどのように考えているのか、時間の都合上ありますが、端的にお伺いをさせていただきます。
町の答え 農業振興課長 片岸昭弘
まず、自由貿易協定に係る影響額に関してでございます。北海道が昨年11月に日米貿易協定による北海道への影響についてを発表しておりますが、農林水産省が発表しました影響額の算出方法に即しまして、影響額を試算したものでございます。北海道の影響額は、米を初めといたしまして、農畜産物13品目で235億円から371億円が減少されると発表されております。また、TPP11の影響額を合わせると、総額352億円から518億円の生産が減少されると試算されております。当町におきましても、影響される品目といたしまして、米、小麦、ビート、でん粉、小豆、牛肉、牛乳や乳製品などが予想され、その影響額は相当な長期に及ぶと考えられています。国におきまして、各種農業対策が検討されておりますので、JAとうや湖と連携を密にして農業者への情報提供に努めてまいりたいと考えてございます。また、国内での有利販売と今後の海外輸出に向けまして、北海道が認証する「Yes!clean」表示認証の取得や「エコファーマー」の取得をしてございます。認証の裏づけとして、農産物の農業生産工程管理を行います国際的な「グローバルGAP」の認証を取得してございます。この双方の認証を維持することにより、産地として消費者や取引先に対しまして信頼を確保し、他産地との差別化を図る取り組みを続けてございます。その基本となる土づくりに重要な土壌分析を行いまして、農産物の品質の向上と販路拡大につながり、農業経営の安定が図られるものと考えてございます。以上でございます。
議員の質問 9番 下道英明
今、特に北海道の影響額ということで農産物13品目、また当町における品目について述べていただきましたけれども、先般、所管の事務調査の中でもJAと連携をとりながら情報共有をしたところですけれども、きょうはデータ的には出てこないのですけれども、ぜひ、少し時間がかかると思いますが、これからの課題として洞爺湖町自体のやはり被害額と予想されることを、これからの中でやはり推移を今後とも課としてお示しいただきたいと思いますので、これは要望としてお伝えさせていただきます。今、洞爺湖町の農家戸数の現状というのは、事前に農業委員会の資料をいただきまして、その中で来ると、農家数というのは平成20年度が216戸、そしてうち法人は9戸。また平成30年度は159戸で、うち法人が9戸という形になっております。10年間で57戸が減少していると。また、農業者数も平成20年は531人。また平成30年は408人と。これもまた10年間で123人も減少しているところです。洞爺の高台地区と下台地区では当然、状況や環境が違いますけれども、やはり農家の担い手としての現状と課題はどうなっているのかということなのです。特に、農家の方というのは、三つの種類というか、ジャンルに分かれているということで、農家の跡継ぎの方は、いわゆる新規農営農業就農者。そして今度、農業法人等に雇用されている方は新規雇用就農者と言われて、また、土地や資金を独自に調達して新たに農業参入してくる新規農業参入者に区別されているようですが、やはりこの農業経営の法人化に向けた取り組みというのは、将来大変大事になってくると思うのですが、この点も踏まえまして、認定と農地面積などのいわゆる集積率の現状というのをお伺いいたします。
町の答え 農業振興課長 片岸昭弘
地域農業の担い手であります認定農営者の関係でございます。農業者が農業経営基盤強化促進基本構想に示されました農業経営の目標に向けて、みずからの創意工夫に基づきまして、農業経営の改善を進めようとする計画を市長村が認定する制度でございます。国はこれらの認定を受けた農業者に対しまして、各種政策が重点的に支援を講じることとなってございます。現在、洞爺湖町で認定されました認定農業者は83戸であります。認定はされておりませんが、認定農業者の目標に到達されていると推定される農業者を加えますと101戸となります。全農家戸数の153戸の66%となります。認定農業者等が耕作している農地面積は2,278ヘクタールで、耕地面積の2,550ヘクタールから見ると、農地の集積率は89.3%になります。北海道全体におきましては、担い手への農地の集積率は90.6%となってございますが、全道的にも当町は農地の集積率は高い地域となってございます。しかし、高齢化によりまして農家戸数が減少している現状で、経営規模の拡大が必要となり、地域の中心的形態であります認定農業者に円滑に集積、集約化することが課題となっている現状でございます。農業経営の大半を占めます家族経営の規模拡大の限界感から、農地の受け手不足が懸念されるため、議員がおっしゃられます農業経営の法人化に向けた取り組みについても検討する必要があると考えてございますので、今後、研修会等についても開催してまいりたいと考えてございます。
議員の質問 9番 下道英明
今、説明のほうを受けまして、特に高齢化による農家戸数が減少していった場合、やはり経営規模の拡大が必要になってくるし、当然それには円滑な集積、集約化ということなのですけれども、ちょうど昨年の10月に私、洞爺地区の若手農業者と一緒に四国の三豊に行きまして、財田の太鼓台調査をかつぐということで行かせていただきました。ちょうどこれ、私が行ったのはこれで2回目なのですけれども、この行程の中で十何名なのですが、若手の、今回は、去年はちょうど若手の農業者の方、また後継者の方とご一緒させていただきまして、まず3泊4日だったのですが、彼らの目線が非常に真摯で、太鼓台調査をかつぐのですけれども、その中でいろいろな洞爺湖町の農業について語らう時間があったものですから、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。特に、彼らの目線からやはり農業の現状と課題について少し学ばせていただきました。大変本当に熱心に農業の現状と将来について真剣に考えて、農業を誰がどのように営んでいくか明確にイメージしていることを感じました。また、農業政策の根幹というのは、やはり自発的な取り組みに基礎を置いたものであるべきであり、また、いかにやる気のある、あるいは関心がある人と農業を結びつけることが肝心だと感じたところです。また、昨年の11月には胆振の町議会が東と西とで集まりまして、七つの町の議会が毎年研修しているのですけれども、その中で、そのテーマというのが「スマート農業の展開を」と題してロボットトラクター、自動運転田植機、農業用ドローン、そして農業用アシストシーツなどの解説がありました。また、農業分野におけるいわゆるICT、そしてロボット技術の進歩ということで、大変その進捗状況、そしてまた実際に研究段階ではなくて、もう既に実用されていくと、そういった面で非常に感じたところです。特に、AIの活用例なんか見てみますと、AIを活用して畑の画像診断ですとか、あるいは病害虫被害を最小化する技術、そして施設野菜収穫ロボット技術など、さまざまな革新的なものが出ていて、本当に北海道でやっているのだなということを実感して驚いたところなのですけれども。そのような中で、農業のさまざまな課題解決の一里塚として、この法人化というのも一つですけれども、さらにまた、農業新技術を学ぶ機会というのを今回、昨年ご一緒した若手農業者、あるいは後継者の人たちにも多くの機会の中で学んでいただきたいなと。そしてまた、その就農意欲の高い人材の掘り起こしもそのようなITだとか、あるいは先端の農業の実情を知ることによって、人材を集め掘り起こして、洞爺湖町の農業の裾野を広げていくということが大事だと思うのですけれども。そういう中で、若手農業者の現状と拡充への当町の取り組みをお伺いいたします。
町の答え 農業振興課長 片岸昭弘
当町におけます農業後継者の就農の状況でございます。平成19年度以降についてご紹介をさせていただきます。学卒で就農された方が13名でございます。Uターンによる就農が14名。新規就農による就農が1名の28名となってございます。本年、令和2年度におきましても、1名の方が学卒による就農を予定されているところでございます。後継者のいる農業者の方々は、経営規模の拡大が意欲的に実施されております。そのため、新たな機械の購入や更新など経営規模拡大による機械の大型化が進んでいるところでございます。当町の取り組みといたしましては、農業後継者に対しまして、毎年講習会を開催しているところでございます。昨年におきましては、JAとうや湖が取り組んでおりますクリーン農業に必要な栽培履歴の記帳をスマートフォンやタブレット端末を活用した営農支援システムのご紹介をさせていただいているところでございます。また、GPS機能付トラクターや収穫機械などについては、経験の少ない後継者の作業技術を補助するシステムとして期待をしているところでございますし、経営規模拡大や生産コスト低減、作業負担の軽減の対策に期待をしているところでございます。以上です。
議員の質問 9番 下道英明
今、いろいろ細かい形で、特にスマートフォンやタブレット等端末を活用したということで、特にスマートフォンとかタブレットというのは、Wi-Fiを使いながらそういった意味で管理していくというところで。ただ、Wi-Fiを通じるインフラが、なかなか高台のほうにはないということがありますので、いろいろな、今回も去年ちょうど一緒に行ったときに、Wi-Fiについてちらっとお話があったので、せっかくそういったアプリがあったり、農業のアグリカルチャーアプリというのですか、その中で、使いたいのだけれども、Wi-Fiを飛ばしていけないという形があるので、やはりそういった点では、今後、町でできることとできないことがはっきりあると思うのですが、やはりJAとの連携の中で、ぜひ、そういう意欲的な後継者に対してそういったアプローチをしながら、また就農を本当に、こう興味を持っている人たちにもアプローチを仕掛けていくということが、やはり農業の後継者の安定化につながっていくと思いますので、ぜひ、若手農業者への学び機会を、JAとうや湖とも連携しながら取り組んでいただきたいと思います。時間の都合上、農業振興と農業経営資金補助のメニューについては、こちらのほうは割愛をさせていただきます。次に進ませていただきます。最後の質問になります。地方自治を取り巻く行政環境は、地方分権の進展やさまざまな制度改革により、大変厳しい状況へと変化しております。そのような中で、行政に対する町民要望は高度化、多様化しています。そこで、効率的な行政運営が求められる中で、洞爺湖町の将来を担う職員は少ない人員で的確に対応していかなければいけません。これまで以上に、行政をしっかり運営していかなければなりません。この視点で人材の育成、またどのような人材を求め職員像を目指していくのかを伺いさせていただきます。まず、最初に、この過去3年間の退職者や定年退職者の推移を教えてください。
町の答え 総務部長 佐々木清志(総務部長は2020年3月まで)
過去3年とこれから3年の定年退職者等のお話をさせていただきます。平成29年度ですけれども、定年2、自己都合4、合わせて6名でございます。平成30年度、定年3、自己都合4、計7名。今年度でございますけれども、定年8、自己都合12、合わせて20名。次年度以降、令和2年度ですけれども、まだ自己都合がございませんので、定年2、令和3年度も定年2、令和4年度は定年3という数字でございます。以上でございます。
議員の質問 9番 下道英明
今、部長のほうからありましたように、直近で行くと平均6名とか7名とかで。今年度は20名ということで、特に今回、最後の議会という形でなる先輩、ちょうど私より1級先輩なのですけれども、先輩の皆さんが大量にいなくなってしまうということで、議会も本当に変わってしまうのかなと、この議事堂が変わってしまうのかなと思うのですけれども。若干、ことし20名ということで、通常と比べればちょっと自己都合が多いのかなと思うのですが、これはどんな要因があるのでしょう。
町の答え 総務部長 佐々木清志(総務部長は2020年3月まで)
これはご本人の一身上の都合という形でございまして、詳細についてはお答えできませんけれども、主なものといたしまして、ご結婚による退職、他町村への転出、またはご家族の病気、ご本人の体調不良等によるものでございます。以上でございます。
議員の質問 9番 下道英明
寿退社、あるいは今一番問題になっている介護の問題ですとか、いろいろあると思うのですが、近年、全国の市長村でいわゆる心の病から休職するという方、あるいは退職するなど、職員の健康管理への取り組みが全国の中で、これは自治体に限らず、あと企業も非常に多いのですけれども。もっと言えば、教育関係は、もうかなりいらっしゃいますし、そういった面で、その際の問題把握の状況と復職への対策について、どのように取り組んでいるのかお伺いします。
町の答え 総務部長 佐々木清志(総務部長は2020年3月まで)
今、議員がおっしゃりますように職員の健康面についてでございますけれども、まず庁内に衛生委員会というものがございまして、職員の健康管理の確認、また庁内によります指定産業医によります職場の点検、健康診断による面接、これらの問題について、また内科検診の総合検診による結果、ストレスチェックによる職場のストレス度合い、高ストレス者に対します窓口の紹介、問題把握等に努めているところでございます。また、残念なことに心の病が発生した場合に、スムーズに職場に復帰できるようということで、心の健康づくり計画を作成しておりまして、計画に基づきご本人、医師、家族、これらと連携し、復職に向け準備を進めているところでございます。少しでも安心して職場に復帰できるように取り進めているところでございます。また、発生する前に、近年大変人気のある研修がございまして、労働環境の変化や複雑化する人間関係など労働者の環境変化の適応能力を向上させるということで、新たにレジリエンスというのですけれども、さまざまな環境、状況に対しても適応する生き延びる力を養うという研修が最近、民間労働会社でも取り組まれております。私どもも、これらの研修を取り入れ、心の病にかかる職員を1人でも減らしていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。
議員の質問 9番 下道英明
今、衛生委員会等ということと、あと心の健康づくりの計画ということで、その中で取り組んでいるということですので、ぜひ、非常にこの役場だけではなくて、一般企業、特に一般企業がそうなのですけれども、競争社会の中で非常にそういった心が折れていく方もいらっしゃいますので、そういったものも部長が今言ったような民間のそういった新しい何かスケジュールというか、その啓発的なもの、心のケアするもの、そういったものも活用しながら、ぜひ対応していただきたいと思いますけれども。改めて、どのような人材を求めて、またどのように人材を育成して、どのような職員像を描いていくのかということも合わせてお伺いをいたします。
町の答え 副町長 遠藤秀男(副町長は2021年3月まで)
本当に住民ニーズは多様化して、複雑化してきてございます。そういう中で、職員も本当に少なくなっていく中で、行政サービスをしっかりと維持向上させていくというのは、本当に今、厳しい状況にあるのかなというふうに私どもも理解しているところでございます。職員が働きがいを持って、健康で過ごせる職場の環境づくりというのが、まず大切だろうなというふうに前提として思ってございます。そういう意味では、今、定員管理を見据えながら実施してございますけれども、その辺は少し柔軟に考えていってもいいのかなと、個人的にはちょっと思っているところでございます。私どもとしましては、求める人材、それからどのような職員像ということでございますけれども、当然、スペシャリストであることも必要なのですけれども、本当に分野によってはそういうことが本当に求められると思います。また、一般職に関しては、やはりオールマイティな職員というのを育てていきたいなというふうに思ってございます。若い人につきましては、さまざまな部署を経験し、経験を積んでいただいて能力をどんどんどんどん高めていってもらいたいなというふうに思ってございます。また、中堅の職員につきましては、事務能力をしっかりと高めるとともに、政策能力であったり、リーダーシップ等もしっかりと身につけてほしいなというふうに思ってございます。さらには、管理職。管理職につきましては、経営能力をもっともっと高めて、町内全体を見渡せるような能力を持っていただきたいなと。そういうことから今、さまざまな研修も進めているのですが、職員の人材育成基本方針というのを平成22年に定めてございます。そこで求める人材像としましては、一つがチャレンジする職員。二つ目がプロフェッショナルな職員。経営力のある職員。それから、説明責任を担う職員。この4点を目指しまして、人事評価制度であったり、職員研修などを通して職員の育成を図っているところでございます。また、昨年12月には、洞爺湖町職員の人事施策に関する基本方針を定めてございまして、この中で、今、申し上げましたあるべき姿としての方向性を示したところであり、今後は、この基本方針との整合性を図りつつ、人材の確保と育成に努めてまいりたいと思っているところでございます。
議員の質問 9番 下道英明
今、副町長のほうからもありました求める人材ということで、チャレンジする職員、プロフェッショナルな職員、経営力のある職員、説明責任を担う職員という形でこの4点、これが大きな柱ですよということだと思うのですけれども。特に、本年度は幹部職員の退職者が非常に多い年になりました。本当に永年、一生懸命町政に携わっていただいて、また引き続き携わっていただきたいと思いますけれども。この行政経験の継承という側面で、また人材確保という観点から、やはり再任用の能力活用について最後に言及をさせていただきます。再任用の方は、永年の勤務により行政に関する知識や経験が大変豊かでございます。現役職員の持つ情報やスキル等、再任用職員の方がもつ能力、特に相談業務ですとか、あるいは町民の皆さん、さまざまな方がいらっしゃいますけれども、そういったお困り、言葉を変えれば苦情処理というのですか、こういったものの対人能力の継承ですとか、事業開始の経緯や事業開始、特にこれはやはり引き継いでいくものですから、私も例えば 10年前の事業を行ったことについて、今幹部の人は知っている人と知らない人がいると、ただそれが、引き継ぎ事項の中でやはりつながっていかなければいけないと思うのですが、中央では、その処理自体がなくなってしまう場合もありますけれども、そうではなくて、やはりこのつながっていくということが非常に大事になってくると思うのですけれども。そういった事業開始の経緯や特異な事象への対応など、互いに共有されていくかどうかという、そういった面で次世代職員のためにも今後の再任用職員の能力活用ということに対する見識をお伺いいたします。
町の答え 副町長 遠藤秀男(副町長は2021年3月まで)
平成25年度から再任用職員制度というのを実施してきてございます。特に、この3月で8名の職員が定年退職になるというふうになってございます。いずれの方も、本当に私どもの町の幹部職員として町政を支えてきていただいております。このうち、7名の方が再任用職員として残っていただけるということで、さらに、昨年度からいますもう1人、再任用を継続していただけるということになってございますので、令和2年度につきましては、再任用8名という体制で動き出すという形になってございます。特に、令和2年度につきましては、3月での退職数が20名ということで、非常に多かったこともありまして、新採用の職員が非常に多くなってございます。町の行政業務につきまして、安定した継続を進めていく。そのためには、さまざまな業務において再任用職員の皆様のその知識や経験でサポートしてもらうということが非常に大切かなというふうに思ってございます。また、新人等の若い職員の指導にも力を発揮してもらえるというふうに期待しているところでございます。今後につきましては、昨年12月に策定しました洞爺湖町職員の人事施策に関する基本方針に基づきまして、再任用職員や今後予定されています定年延長、これらも含めまして職員の働き場の確保や処遇などの基本的な考え方等を策定し、有効にこの制度を活用して行きたいというふうに考えているところでございます。
議員の質問 9番 下道英明
わかりました。団塊の世代の定年退職以降、職員構成がどんどん若返ってきているところでございます。特にことしは、今回は新規採用がふえると今、副町長からありましたけれども、若手職員が確実に力をつけていくことが今後の行政運営において必要不可欠であると考えます。業務の理解や職場環境への早期適応等を図るため、新規採用職員の育成、そしてまた若手職員の人材育成として異なる分野のいわゆるジョブローテーションというのですか、そういったものの推進。そして、再任用職員の指導育成能力を、またコミュニケーション能力を十分生かしていただきたいと思います。特に、今回退職して再任用される7名の皆様に置かれましては、今以上に4月以降も一生懸命働いていただくことをお願い申し上げ、私の一般質問を終わります。本日は、ありがとうございました。