洞爺湖町議会 平成27年3月会議 2015年3月5日
ふるさと納税について
2015年3月5日、洞爺湖町議会の一般質問で、下道英明議員が「ふるさと納税について」質問し、総務課長 毛利敏夫が答えました。
- 聞いた人
- 下道英明 議員
- 答えた人
- 総務課長 毛利敏夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 下道英明
次に、ふるさと納税についてお伺いしてまいります。先ほど、3番議員から自主財源確保の面からの取り組みとして、ふるさと納税について質疑がございました。私は寄附する側の側面から、今後のふるさと納税の施策提言も含めまして、進めていきたいと思います。今、私の一般質問から傍聴されている方もいらっしゃいますし、また、インターネット中継で見ている方もいらっしゃいますので、そういった点で3番議員と重複する質疑・応答もあると思いますが、ご容赦いただきたいと思います。さて、ふるさと納税でございますが、これは納税版の株主優待というのとまさしく似ているのかなと。私も二十数年前まで株式やっていましたので、証券マンやっていたのですが、そういった点で個人のお客様は相手にしていませんでしたが、法人のお客様相手にしているときに、大体必ず会社のトップの方言うのは、株主優待は何と言ってきます。広く知られているのは、例えば某航空会社の安売りチケットですとか、最近は大きなネズミのテーマにしたところは、あそこは親会社が鉄道なのですけれども、そこのところは年間のフリーチケット3枚とか、そういう形で非常に昔から、今回ふるさと納税注目されていますけれども、形は違いますが、株主優待とやり方は本質は一緒かなと、そういう形で思っております。そういった点で、納税版のいわゆる株主優待と言われますが、この制度、非常にお得でありまして、インターネット世代は非常によく見ている、ほんのちょっとしたお得なところでも見ているところがございます。先ほど、3番議員からお話ありましたように、ふるさと納税についての説明については省きますが、実質負担の2倍から3倍相当のお米とか地酒とか和牛、海産物、野菜など特産品がもらえるわけでございますが、そういった面でお得であれば黙っていられないのも人情でございます。一応、ネット検索をしていれば、そういった点で今までのふるさと納税の推移をまずお知らせいただきたいと思います。
町の答え 総務課長 毛利敏夫(総務課長は2016年3月まで)
ふるさと納税の推移でございます。まず、平成22年度でございますけれども、8件、126万円、平成23年度につきましては6件で109万円、平成24年度につきましては5件で107万円となっております。平成25年度よりアイアンマンジャパン北海道大会の開催に伴いまして、この大会にかかわる部分も含めまして行っておりまして、全体として87件、2,897万円の寄附がございました。そのうちアイアンマン分といたしまして76件、2,726万円、一般分といたしまして11件、171万円となっております。また、平成26年度でございますけれども、6月からお礼とPRを兼ねまして特産品を送付しております。本年2月末現在でございますけれども、総体で2,007件、5,577万円の寄附がございました。この中でアイアンマン分といたしましては229件、3,361万円と一般分1,778件、2,216万円の寄附がございました。これにつきましては、特産品による影響が大きいものであると思われます。また、寄附者の都道府県別でございますけれども、東京都でございますけれども488件で、約4分の1が東京都からの寄附ということになっております。その次が神奈川県で196件、約10%、大阪府で165件、8%でございます。道内につきましては86件、約4%の割合となっております。以上でございます。
議員の質問 9番 下道英明
今、答弁ありましたように、平成22年度は8件、23年度は6件、24年度5件という形で、どんどん上がってきていると。そしてまた、アイアンマンあった25年度は、アイアンマン抜いて11件と、今回は26年度でいくと、アイアンマン以外でいくと1,778件、金額として2,216万円ですから、大体1万二千四、五百円の単価という形になってくると思いますけれども、ちょうど洞爺湖、当町の役場のネットサイトからふるさと納税のページを見させていただきました。これはダウンロードして見たのですけれども、「北の大地(ジオ)のめぐみ~とうや湖ふるさと特産品カタログ」と書いてありました。Aコースから1点お選びください。Bコースから云々とありまして、その中で1万円以上の方は1点、3万円以上は2点云々とありましたけれども、そういった中でサイトを見ていきますと、寄附金について、寄附金額と使途の指定、事業の内容、洞爺湖周辺の観光推進事業、あるいは洞爺湖町の自然保護や福祉などのまちづくり事業、非常に長いですけれども、こういうのがございました。そういった中で、現在の特産品と申し込み方法の取り組みについてお尋ねいたします。
町の答え 総務課長 毛利敏夫(総務課長は2016年3月まで)
現在の取り組みといたしまして、1万円以上の寄附をされた方に対しまして、お礼と洞爺湖町のPRを兼ねまして特産品を送付しております。内容につきましては、赤毛和牛セットとか、ぐる巻きソーセージや活ホタテ、野菜セットなど16種類としておりまして、寄附の金額により選択できるものとしております。この中で、活ホタテにつきましては、寄附の申し込みの中で1,574件ほどございまして、約74%ぐらいの中身となっております。この活ホタテでございますけれども、ほかの品物よりも申し込み件数が多くなっておりますけれども、これにつきましては雑誌や関西方面のテレビで取り上げられたことによる影響であると思われます。また、申し込み方法につきましては、町のホームページに掲載しています寄附金申込書に寄附金額や使途、それと納付の方法や希望する特産品を記載していただきまして、郵送やメールなどで申し込みをしていただき、後日、町から振替用紙や納付書などを送付いたしまして、寄附金を納付していただくような手続となっております。それで寄附金が納入された後に、お礼状と領収書、それと特産品を送付しているところでございます。また、この申し込みにつきましては、町のホームページに掲載しているほか、北海道のホームページやふるさと納税ポータルサイトにもリンクをしているところでございます。以上でございます。
議員の質問 9番 下道英明
大体概要はわかったのですが、私もちょうどサイトのほう見させていただきました。さまざまな地域のふるさとサイトの内容をチェックさせていただきましたけれども、ちょっと参考になったのが、鳥取の米子市のサイトは非常に見やすかったのでございます。その中で、例えば米子のサイトを見ますと、洞爺湖町の場合ですと、寄附金額と使途の使用ということで、先ほどもお話ししましたが、育英資金事業ですとか、あるいは洞爺湖町の自然保護や福祉などのまちづくり事業とか、使途は町にお任せしますとか、六つぐらいのカテゴリーになっているのですが、米子のほうは、方言使っているのですね。方言使って、がいなよなご応援基金五つの使い道、「がいな」というのは地元の鳥取の方言でいくと、「でかい」、「大きい」、「なまら大きい」みたいな感じですけれども、そういう形になっているわけです。その「がいなよなご応援基金」の五つの中で、まず一つは、輝く子ども応援団、中海再生応援団という形ですね、あとは地域の力応援団、歴史・文化応援団、がいなよなご応援団で、洞爺湖町を見ますと、洞爺湖周辺の観光推進事業とかちょっとネーミングが非常にお役所仕事というか、お役所ですからそうなのですけれども、ただ、そのネーミングで納税者のふるさと納税のネットサーフしている人たち、ある程度やはり高所得者の人たちなわけですから、その気持ちをがっつりつかむには、やっぱりネーミングが、毛利課長、これ非常にネーミングがよくないです。そういった点で、ほかも見たのですけれども、ネーミングがよくないので、たまたま洞爺湖町には洞龍くん、いるではないですか、立派なキャラが。洞龍くん応援基金とか、洞龍くん湖に戻るとかと例えば湖水とか、洞龍くん教育資金とか、そうやって洞龍くん奥座敷に置かないで、前面に連れてくるような形でやっていただきたいなと、そんなことを考えているのですけれども、また、リンクのほうの話ですけれども、先ほど課長が言ったふるさとチョイスというネーミングの形と同時に、ふるさと納税ポータルサイトふるさとチョイス、これ見ると、ふるさと納税チョイスのほうからは洞爺湖町はリンクできる、でも洞爺湖町からこっちのほうにリンクできない、ふるさと納税チョイスのほうに。ということは、結局、北海道ということでみんなふるさと納税ポータルサイトに行って、そこから洞爺湖町に来るのだけれども、洞爺湖町に来てそこからまた行かないのですよ。ということは、やっぱりインタラクティブというか、インターネットは双方向だから、その人たちというのは、ふるさと納税をやっている人というのは、1カ所だけではないのですよ。大体平均2カ所、3カ所やっているのですよ。その人たちはマニアなのですよ。こんな一般質問の中であれですけれども、でもそういったふるさとを思う、あるいはそういったものをもう少しちょっと工夫していただきたいなと。その中で、さらに米子で感心したのは、こういったことを言っていました。寄附していただきやすい体制づくりが必要だよと。そのことでせっかく興味を持って問い合わせていただいた方に、それまでのやり方、問い合わせの方々に振込用紙を送付して、振り込みをしてもらうやり方では、手間と時間がかかることにより寄附意欲をそいでしまう、機会損失をしているのではないかと考えている。これ今、洞爺湖町でやっていることなのですよ。そういった点で、ふるさと納税をクレジットカードで決済することを導入したら、この米子は全体の4割がカードで納入することになった。では、洞爺湖町でもできないのかなと思って、北海道のとこ調べました。ちょっとデータ古いのですけれども、去年の1月、北海道は当然やっています。あと小樽市、釧路市、でかい市かなと思ったのですが、よく見ると浦幌町、上士幌、大空町、東川町、何のことはないニセコ町も既に去年の1月にはクレジットでクレジット納入していたという。そういった点で、まさしくそこがお役所仕事なのですよ、ネーミングにしても、この発想というのはせっかく納税したいのだけれども、もうその気持ちがなえてしまうのですね。見ていると、これおいしそうだなと思って、そこでぴょんとクリックしてしてしまうのですよ、そうしたらありがとうございますなのですよ。それが送ってしまうと、やっぱり冷めてしまうのですよね、気持ちが。ぜひカード決済については、よい返事をいただきたいと思います。私は、これは財源より、地域活性化に軸足を置いていくべきであると思います。先ほど、いろいろな答弁ありましたが、やはり特産品ばかりでなくて、工夫していただきたいと思うのですね。実際問題として、この制度は税収が都市圏から地方に移す効果というのは、そんなに期待できないのではないかと、そういった面でやはり過度の期待を持たせることは、持つことは現実問題としてできません。また、先ほど答弁ありましたように、一部の自治体が行っているような豪華な特典は、結局は費用がかさんで数量にも限界ございます。一番いい例が、洞爺湖町の特産品見ていてもそうなのですけれども、全部ほとんど売り切れになっていますよね、これ。見ると、受け付け終了、ありがとうございました、品切れ中というのがやたら数多いのですよ。そうしたら、どうするのですかという感じになってしまうのですね。そういった面で、例えば、特産品だけではなくて、一つの提案なのですけれども、例えば期間限定のJAとうや湖とくっついて、農家留学チケットとか、あと噴火湾の組合と一緒に例えば耳吊り体験とか、それは例としてもホタテの体験とか、あるいは観光協会と連携してジオパークの学習つき宿泊券とか、そういった面の特産品だけではなくて、やはりもうちょっと巻き込んだ、今回縄文もありますので、例えば縄文のガイドさんと一緒に縄文入江・高砂貝塚歩きましょうとか、そういう感じのスペシャルなそういったものを考えていただきたい。ある自治体におきましては、難病患者会ですとか、あるいはがん患者会を指定した寄附をした場合、全額が患者を通して研究機関に送られる場合もございます。そういった面で、ふるさと納税の新たなステップというのは、使い道も含めて寄附の共感を得られるような形で、さらに進んで特産品ばかりではなくて、プレゼント競争の枠にはまってしまったら、大変なことになります。結局、品切れ、売り切れ、洞爺湖町のサイト行ったら、もう売り切れだよと、それはそうですよね、おいしい物先に売れてしまうわけですから。そうすると品ぞろいしながら、もう少しあと洞龍くんのキャラも生かしながら、そういった面でふるさと納税、地域活性化の形に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがなものでしょう。
町の答え 総務課長 毛利敏夫(総務課長は2016年3月まで)
今後の取り組みといたしましては、洞爺湖町のPRを含めまして継続して行っていきたいというのは考えております。先ほど、議員のほうから言われておりますクレジット決済でございますけれども、これにつきましては、新年度から予算に計上しておりまして、クレジット決済を行っていきたいというふうに考えております。あと、それによりまして、申し込みの簡素化、または増額とかをふやしていきたいというふうに考えております。また、特産品につきましては、特産品協議会がございまして、そこにご協力をいただきまして、インパクトのある写真の掲載や安心・安全な野菜など、品物のPRや詳細などを記載するなど、見やすいものに工夫していきたいと考えております。
議員の質問 9番 下道英明
今、クレジット決済のほう、予算のほうに入ってきているということで、ちょっと見落としておりましたけれども、ぜひ決済のほうしていただいて、さらに多く納税者のふるさとへの思いを生かし、またお得感をくすぐりながら、また洞龍くんの出番をぜひつくっていただき、私の一般質問終わりたいと思います。本日はありがとうございました。