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洞爺湖町議会 平成26年12月会議 2014年12月16日

農業振興策について

2014年12月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、大西智議員が「農業振興策について」質問し、農業振興課長 杉上繁雄、庶務課長 藤川栄治、企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
大西智 議員
答えた人
農業振興課長 杉上繁雄、庶務課長 藤川栄治、企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 12番 大西智

ただいまより、通告順に沿って一般質問させていただきたいなと思います。今回は、大きく分けて三つのことで質問させていただきます。まず初めに、1番目の農業振興策についてということで、これまでも何回か同じ質問をさせていただきましたが、今回も再度質問させていただきたいと思います。1番目の、町政執行方針で示されている農業振興策の達成率はどのようになっているかということでの質問ですが、ここ二、三年におかれましては、農業関係の事業も多く取り組まれてきているように思いますし、また、農業者からの声の反応もよく聞こえてきます。平成19年に洞爺湖町まちづくり総合計画を立てられ、24年に基本計画の修正を行った中で、どのような事業がしっかりときちんと取り組めたのか、また、どの部分ができていないのか、大枠でいいのでお聞きしたいと思います。

町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)

洞爺湖町まちづくり総合計画における農業振興策の達成率はどのようになっているかというような質問の趣旨だと思いますけれども、本年度の農業振興につきましては、継続事業としまして、ユウキあるクリーン農業、グローバルギャップ維持継続事業などによるクリーン農業の推進、ACとうや研修支援事業、農業知識向上勉強会や婚活事業による農業後継者対策、農業研修センターにおける土づくりに重要な土壌分析による営農指導の推進、農業被害軽減のためのエゾシカ対策として鳥獣捕獲員による駆除活動や冬期の一斉捕獲などを実施してきております。また、新規事業として、農業基盤整備促進事業により、暗渠配水管の整備費用の助成や、ゲリラ豪雨等で被害を受けた農業者の耕作用の農道の修繕のための採石に支援を行ってきましたことから、洞爺湖町まちづくり総合計画における農業振興における主要施策の実施状況ですが、ほぼ実施できているというふうに認識しております。ただ、その中で、6次産業化につきましては、検討組織を立ち上げ、農漁業者への情報提供を図りましたが、取り組み希望者の発掘には至っておりません。今後、町としましては、異業種間交流を含めた地場産物の消費拡大に努め、取り組んでまいりたいと思います。

議員の質問 12番 大西智

今の答弁の中で、大枠では達成されたといった内容での答弁かなとお聞きしました。一つ、6次産業化に向けて、これから異業種間の交流を深めたという中で考えていきたいということなのですけれども、異業種間の交流という部分の中で、どういったことを具体的に交流を深めて、この6次産業化を進めていくのか、その辺、お聞きしたいと思いますけれども。

町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)

6次産業化を含めた地場産物の消費拡大の取り組みにつきましては、役場内の関係課や関係機関と連携を図りながら、特に洞爺湖町におきましては、観光並びに観光に関連する道の駅等もございますので、その辺の有効活用含めて具体的に事業のほうを進めてまいりたいというふうに思います。

議員の質問 12番 大西智

ぜひその辺、しっかりと取り組まれていっていただきたいなと思っております。この6次産業化におきましては、過去にも一般質問で何回か取り上げられている部分で、なかなか進められないという、そういった部分があるのかなと思っていますので、ひとつ積極的に取り組まれていってほしいと思います。続きまして、2番目の、今後の振興策をどのように考えていくのかという質問になるかと思いますが、まちづくり総合計画の中で、農業振興策をどのような形でつくっていくのかということで、そういった内容での質問なのですけれども、前回、同じ質問をさせていただいた場面がありました。その中の答弁では、JA洞爺湖農業振興計画をもとに計画を立てていくということでの答弁だったかと自分は認識しておりますが、今でも基本的な考え方は変わっていないのかどうか、その辺、お聞きしたいと思います。

町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)

今後の農業振興策をどのように考えていくのかというご質問ですが、議員ご質問のとおり、現在、町といたしましては、洞爺湖町まちづくり総合計画を基本としまして、第8次JA洞爺湖の農業振興計画との整合性を図りながら、クリーン農業の推進、農業後継者対策、農業基盤整備、農業経営の安定対策などの各種農業振興策に取り組んでいるところであり、基本的な考え方に現在も変わりはございません。以上です。

議員の質問 12番 大西智

今、今後もそのような方針で考えていく、進めていくということはわかりました。ただ、それでいいかという部分で疑問に思うところがあるのですけれども、確かに横のつながりとして、JA洞爺湖さんとの連携は大切だと思いますし、基本的にそういった大多数の農業者が組合員になっているので、大事なことかなと思っております。というのは、そのつながりをもってまちづくり総合計画という部分はいいのかなと思いますけれども、私自身は、町独自のまちの考え方で農業振興策のまちづくり総合計画を立てるべきではないかなと思っております。そこにJA洞爺湖の農業振興計画の一部を盛り込むとか、すり合わせるとか、そういった考え方で進むべきであって、何か今考えている部分というのは、JAのがあって、そしてそれを町が振興策だという、そういうちょっと順番的に逆というとらえ方も実はできるのかなと。町独自の農業振興策を先に考えて、そういう本当のまちの持っているものを積極的に考えているものを取り組む、それが一番大事ではないかなと思いますけれども、その辺の基本的な思いで施策を掲げることが重要ではないかと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。

町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)

町としての農業振興ですが、一つとしましては、農業後継者の育成対策として、ACとうやJA青年部を中心に研修や地域活動が積極的に展開され、農業の将来を担う人材として期待が高まっており、町としても農業知識向上勉強会の開催や研修活動等に対する支援をするとともに、パートナー対策事業についても継続して実施していきたいと考えております。また、後継者のいない農業経営者の経営資産を新規就農希望者に継承する事業を、関係機関の協力をいただきながら現在進めております。この事業につきましては、洞爺湖町の地域に受け入れやすい内容となっており、これからも新規参入しやすい取り組みと体制づくりを進めてまいりたいというふうに考えております。また、農業研修センターにおきましては、昨年度、土壌分析器等の更新整備を行いました。それにより、土づくりに重要な土壌分析数値の安定化と作業時間の短縮が図られるとともに、圃場別の分析結果をデータベース化し、JA洞爺湖並びに胆振農業改良普及センターと分析データを共有し、連携を図ることで、より適切な営農指導を行えることになり、農業経営の安定化が図られるものと考えております。現在の洞爺湖町まちづくり総合計画の計画期間が平成28年度までとなっておりますことから、次期計画策定に合わせて、町として、先ほど申し上げた内容も含めまして、今後の農業振興策の策定に取り組んでいきたいというふうに思います。そのためにも、これからも農業者のご意見をお聞きしながら、JA洞爺湖並びに胆振農業改良普及センターとの連携を密にしながら、洞爺湖町の農業振興を進めてまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 12番 大西智

自分の質問している部分というのは、今、答弁された部分で大変よろしいのですけれども、基本的な、やはり町としての農業を考える、そういった思いをしっかり施策として立てていくということを基本に、これからも農業振興策についての計画を十分検討されていただきながら進めていっていただきたいなと思います。続きまして、2番目の質問なのですけれども、先ほど洞爺地区の振興策についてということで、先ほど町長の行政報告の中でも、一部、私の質問の回答が出ていた部分もあるのですけれども、それも踏まえて再度ご質問させていただきたいと思いますけれども、洞爺高校が来年度閉校する中で、洞爺地区振興策検討委員会が発足し、中間報告、最終提言がされました。具体的に内容も示されましたが、今後の町の取り組みはどのように考えているかということで、再度お聞きしたいと思います。

町の答え 庶務課長 藤川栄治(庶務課長は2015年3月まで)

本年10月31日に洞爺高校の跡地を活用した洞爺地区振興策の報告書を提言いただいたところでございますけれども、この間、委員の皆様には熱心なご議論をいただいたところでございます。ご質問の、町の今後の進め方でございますが、先ほど町長の行政報告にもありましたけれども、提言を最大限に尊重することを基本としておりまして、実現に向けまして、副町長を委員長に、教育長を副委員長に、関係所管課長を委員とする洞爺地区振興策庁内推進検討委員会を設置してございます。11月28日に第1回目の検討委員会を開催したところでございます。洞爺高校跡地の利活用の町としての方向性、平成27年度から実施すべき事業と、平成28年度以降の実施計画の確認、今後のタイムスケジュール等について協議をさせていただいたところでございます。第2回目につきましては、12月末を予定しておりまして、平成27年度から実施すべき事業の具体の内容検討、また、平成28年度以降の実施計画の具体的な調査、検討を行う専門部会等の構成を協議する予定としているところでございます。今後のタイムスケジュールについてでございますけれども、平成27年度からの実施事業計画につきましては、平成27年度予算に反映できるよう、まちづくり審議会でのご審議、議会等の説明や、必要がありますれば住民説明会を開催いたしまして、ご理解をいただいてまいりたいと考えているところでございます。また、平成28年度以降の事業実施計画につきましても、町のまちづくり総合計画の変更や、次期まちづくり総合計画への位置づけを進めてまいりたいと考えておりますけれども、財源の確保など、財政面の課題もありますので、効果的な事業の実施のため、優先すべき事業、年次的な計画を持った洞爺地区の振興、実施計画の策定に努めてまいりたいと考えているところでございます。洞爺地区の将来につながり、にぎわいのあるまちづくりのため、子育て、教育、定住対策を重点の柱といたしまして、提言をいただきました洞爺地区振興策を踏まえ、基盤である農業の振興、観光との結びつきや芸術、文化との融合のため、施策の充実や新たな施策の展開など、総合的な方向性について見出していきたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 12番 大西智

新たな委員会をつくった中で洞爺地区の振興を図るということで、ぜひ洞爺高校の跡地、その部分の中で洞爺地区の振興、本当の意味での洞爺地区の振興を図れるようなことで進んでいただきたいと思いますし、最大限、提言書をしっかりと受けとめた中で進めるということなのですけれども、本当に洞爺地区の振興がされるような、そういった施策、ものの考え方、そういったことで進んでいただきたいなと、このように思っております。跡地をやはりしっかり有効利用するというか、振興策に含める、洞爺地区においても、あの跡地という部分は本当に中心的な用地でありますし、やはりその辺をしっかり考えた中で進めていっていただきたいなと思います。それで、最後、3番目の質問に移らせていただきたいと思います。地方創生関連法案に対しての町の取り組みについてということで、先日行われた衆議院総選挙の結果、今までの与党が政権をとるといった部分が確実になってきているのかなと思っております。ことし11月21日に関連二法案が成立したことも含めると、そういった部分では、早い時期にこの地方創生が動き出すのではないかなと思っております。具体的には、内容的には、12月末までにそういった内容が出されるのではないかなと、こういうふうに言われておりますが、総合戦略への取り組みの時期と、現時点での町の施策と方針をどのように考えているか、まずお聞きしたいと思います。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

総合戦略の取り組み時期と現時点での町の施策、どのように考えているかというご質問かと思います。まず初めに、11月21日に成立しました地方創生関連二法案の部分に関してご説明していきたいと思います。一つは、ひと・まち・しごと創生法と、もう一つは、地域再生法の一部を改正する法律であり、ひと・まち・しごと創生法では、少子高齢化の進展に対応し、人口の減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、施策を総合的かつ計画的に実施することを目的にしており、第20条からなっております。国においては、内閣総理大臣が本部長となり、全閣僚が本部員となる創生本部を立ち上げ、総合戦略会議においてまち・ひと・仕事創生に関する目標や施策に関する基本方向等を、人口の現状、そして将来見通しを踏まえ、客観的指標を閣議決定していくこととしております。そして、都道府県と市町村がそれぞれひと・まち・しごと創生総合戦略を策定することとなっております。この創生総合戦略を実行するための法律として、地域再生法の一部を改正する法律でありまして、国に対する支援措置等の提案制度の創設、認定、手続など、ワンストップ化など、改正されておりまして、中心市街地活性化法、構造改革特区法、企業立地促進法など、一括提出を可能にしております。情報によりますと、12月28日には国の指標が閣議決定されるとの情報を得ております。洞爺湖町としては、現在、過去の人口推移数値をもとに、2060年までの人口ビジョンを作成中でありまして、町としての創生総合戦略の作成を行っております。現在、将来像を見据えた地域振興策を各課から提案してもらっており、その内容は、子供を産み育てる環境整備、本町、洞爺湖町の強味を生かした産業と雇用の場づくり、住み続けたいと思える生活環境の整備、洞爺湖町らしさを生かした交流の促進等の施策を検討しており、早急にスケジュールを作成し、提案していくこととしております。以上です。

議員の質問 12番 大西智

まだ具体的な内容が出ていない中で、答弁する側も大変苦慮する部分があるのかなと思っておりますが、今の答弁の中では、人口ビジョンの作成、創生総合戦略の作成などを行っていて、地域振興策を各課横断的に提案しながら、早急にスケジュールを作成するということでの答弁だったかなと思います。その総合戦略づくり、また、地方創生関連の施策を考えたとき、スピードと施策の発想がポイントになるのではないかなと思っております。現在、企画防災課が窓口で、総合戦略、地方創生関連を取り組んでいるのかなと思いますけれども、各課横断的な構想で取り組み、プロジェクトチームをつくっていくのか、それとも新たな地方創生にかかわる部分での課をつくった中で進めていくのか、その辺、もし考えているところがあればお聞きしたいと思います。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

11月末までに各課より提案されている課題を提出してもらっておりまして、今月末には50年後までの人口動態数値もでき上がるところでございます。来週には、町長を本部長とした洞爺湖町人口減少問題対策本部会議を開催しまして、就業機会の創出、安心して子供を産み育てることができる環境づくりなど、総合的な企画、調整、推進を行ってまいります。また、特定の課題を調査、検討するためのプロジェクトチームを置くこととしておりまして、対策本部の本部員構成は、町長を本部長として、副本部長には副町長、教育長がなり、本部員は部長以下各課長27名で構成しております。また、プロジェクトチームにおいては、主幹、主査及び主任職で構成する17名の職員をもって検討していくこととしております。この地域総合戦略は、洞爺湖町の将来を担う継続できる事業を提案していかなければならないところでございまして、企画防災課が事務局となっておりますが、各課横断的な取り組みを行うこととしております。以上です。

議員の質問 12番 大西智

各課横断的な取り組みで、町長を筆頭にプロジェクトチームをつくってやっていくということなのですけれども、この地方版の総合戦略という部分は、自由度の高い交付金で、自治体へ交付額に差をつける考え方を持っている。また、膨大なビッグデータと言われる情報を各自治体に提供した中で、広域的な連携、また、地方自治体、地域といったものが本当に広い形で問われてくる、ある意味、自治体の考え方の中では、取り残される部分といったものも出てくるのではないかなと、そういった危機感、期待感も多くあるかと思います。洞爺湖町として、先ほども話した広域連携という部分、そういったものも進めていく考えなのか、そういったところ、期待感、危機感、どのように感じられているか、その辺、お聞きしたいと思いますけれども。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

今回の地域創成の部分は、都道府県、市町村、それぞれが地域の特性を生かし、創生総合戦略を作成することとなっております。そういう部分では、国から洞爺湖町の過去の人口データ、また、今後の見通しを集計するデータ等が提供されている中で、やはりこの地域に関しましては、町外から当町に働きに来る方が多くなっているのが現状でございます。そうした中、やはり町外から働きに来ている人が多い中で、やっぱり洞爺湖町として住みやすい環境整備をすることが求められているところでありまして、そういう部分では、西胆振に位置する洞爺湖町として、近隣市町村とも連携をとることはとりますが、やはり洞爺湖町の特性を生かした施策を今回講じてまいりたいと考えております。

議員の質問 12番 大西智

ぜひそういった期待感、危機感を持った中で進めていただきたいと思います。2番目の質問で、日本版シティマネージャー制度を導入する考えはないかということでの質問ですが、2015年度から導入を目指している制度で、地域創成に関する計画立案を支援するための人材派遣制度で、初年度は100人程度というふうに方針を出しているわけなのですけれども、このシティマネージャー制度、町の考え方というものをまずお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今回、国のほうで地方創生、いわゆる人材についても国のほうから、国、あるいは道、さらには民間企業等々も含めて、優秀な人材を地方のほうに送り込んでいきたいという計画があるようでございますが、私ども、今聞いている、入手している情報の中では、ややもすると、地方といっても都市部といいましょうか、人口の多いところに集中してしまう、そういうことが予想されるということでお聞きしております。しかし、私どものまちにも、いわゆる新しい風といいましょうか、優秀な人材で、しかもまち起こしに寄与できるような方がいれば、ぜひとも私どもも受け入れをしていきたいなというふうに思っておりますが、なかなか今、厳しい状況にあるというのが現状でございます。

議員の質問 12番 大西智

ぜひその優秀な人材というか、前向きな考え方、それと、鋭い発想を持った人材を採用するなり、考えていくということで進めていっていただきたいなと思っております。最後の質問になりますけれども、関連二法案の一つで、まち・ひと・しごと創生の目標と、基本的な方向というものをどのように考えているか、まずお聞きしたいと思います。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

今回成立しましたまち・ひと・しごと創生の部分でございます。こちらの部分は、平成26年9月12日にまち・ひと・しごと創生本部第1回会合が開催され、基本方針が決定されました。この基本方針では、第1に、若い世代の就労、結婚、子育ての希望の実現、第2に、東京一極集中の歯どめ、第3に、地域の特性に即した地域課題の解決の3点を基本的視点とした上で、地方への流れをつくる、地方に仕事をつくり、安心して働けるようにする、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる、時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守る、そして地域と地域を連携することが示されております。10月10日開催された第2回創生本部会議において、長期ビジョンとして、50年後に1億人程度の人口を維持することを目指すこととしております。この本部会議の提案に沿った形で、都道府県、市町村とも総合戦略を策定することとしており、洞爺湖町としての、未婚化、晩婚化への対応、農林水産業や観光など、地域産業の振興と雇用の維持、拡大、生活環境の整備、交流人口の拡大など、地域の課題を、施策を講じた中で出生率の向上につなげていくこととしております。国が目指すべき将来の方向として、出生率については、2060年に1.8程度を目標に改善することとなっており、それに沿った洞爺湖町の人口ビジョンを策定していく方向としております。

議員の質問 12番 大西智

方向性なりは大体わかりました。さまざまな課題があった中で、町として、まちとして地域の課題を施策として考えていくといったことで取り組んでいくということなのですけれども、そもそも地方創生論という部分、地方創生に関しては、自治体の消滅の危機が大きなきっかけだと聞いております。このまま少子高齢化が進む中、また、仕事がない、地方から都市への人口の流出などが大きな要因、そういった部分が地方創生という流れになってきているのではないかなと考えるところでございます。そのために地方にとって何が必要なのか、それは地方に財源を渡すというような考え方で、自治体が自由に自主的に計画をつくった中で、国がそれを支援すると。ただ、本当にやる気のない自治体には支援をしないということも言われております。町の取り組みによっては、ほかの自治体との財源の差が出てくるように思えますが、町として、この地方創生、いま一度どういった取り組み、思い、考え、そういったものを持っているか、お聞きしたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今までの国のあり方といいましょうか、予算配分の中で、それぞれの自治体は、やはり国から支給される地方交付税、これを頼りにしながらそれぞれがまちづくりに励んできていたのかなというふうにも思っております。中には不交付団体というところもあるようでございますが、多くの市町村はやはり交付税に頼るところの団体だったのかなというふうにも思っております。私どものまちも、これは恐らく全国共通だと思いますけれども、昨年度の地方交付税、普通交付税、前年度の予算と合わせて、今年度はおおむね2億円ほど減っております。私どもこんな小さなまちで2億円という金は非常に大きなお金でございます。これは先ほど申しました全国ほとんどのまちが、それぞれまちの規模にもよりますけれども、私どものまちでは2億円ほど減っております。この2億円減った金がどこにいくのかということになりますと、今、議員おっしゃっていただいておりました地方創生、考えるところ、新たなまちづくりをするところ、そういうところに恐らく国のほうとしてはいろいろな意味で配分だとかということにこれからなっていくようなことになるのかなというふうにも考えております。そのためには、私どもの地域はもともと風光明媚な洞爺湖を抱えておりまして、さらには国立公園の指定、さらには世界ジオパークの認定地、本当にすばらしい景勝地かなというふうにも思っております。それを生かして、今回は過去になかった100℃の温泉が湧出したと。さらには、それを何とか地域活性化のために生かすような方策を、今、内閣府のほうに2次利用ということで提案をさせていただいて、それが認められたところでございます。そういうものを生かした観光振興策、まちの産業の主体はやはり観光でございます。そんなことから、この観光行政をさらに推進していかなければならない。さらには、以前からでございますけれども、私どものまちには豊かな農業、これも噴火によるいわゆる火山灰等が流出した土地ではございますけれども、それをうまく利用した、いわゆる肥沃な大地、農業、これが営まれている地域でもございます。さらには、過去の噴火災害で流出したいわゆる噴石物、それらが内浦湾に達しまして、豊かな漁場、いわゆる水産業、ホタテ養殖に適した地域と言われておりますが、これら農業、そして水産業、これらを生かしながら、特色あるまちづくりをこれからも進めていかなければならないというふうにも思っておりますが、その中で、一番これからやっぱり重要視されるのは人だというふうに思っております。特に役場に働く職員については、その資質、能力がこれから試されるときかなというふうにも思っておりますので、ことし4月に私も選挙で再びこの場に立たせていただいておりますが、この4年間の役目というのは、やはり人を育てるといいましょうか、役場の職員の資質をさらに向上させていくということが大きな使命かなというふうにも思っております。いろいろな職員がいろいろなアイデアを出しながら、そしてまちを豊かに、さらには活性化をしていくためにはどういうことが必要なのだ、どういうことをアピールしていけるのか、こういうものを1人、2人、3人ではなくて、多くの職員が考え、多くの職員が一体となってできるようなまちづくりを目指していきたいなというふうにも考えているところでございます。

議員の質問 12番 大西智

今、町長のほうから答弁いただいた部分、私自身も本当にそのとおりだなと思います。ぜひ町長の今の思いをしっかり進めていっていただきたいなと思います。以上で私の一般質問を終わりたいと思います。

出典:洞爺湖町議会 平成26年12月会議 2014年12月16日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる