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洞爺湖町議会 平成30年12月会議 2018年12月10日

虻田本町地区のインフラ整備の進捗状況と今後の整備の対策について

2018年12月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、大西智議員が「虻田本町地区のインフラ整備の進捗状況と今後の整備の対策について」質問し、経済部長 八反田稔、上下水道課長 篠原哲也、企画防災課長 佐野大次、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
大西智 議員
答えた人
経済部長 八反田稔、上下水道課長 篠原哲也、企画防災課長 佐野大次、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 12番 大西智

3番目の件名に、まちづくりの施策についてということの質問をさせていただきたいなと思っております。その中で(1)番目の虻田本町地区のインフラ整備の進捗状況と今後の整備の対策についての質問をさせていただきます。まず初めに、インフラ整備の中でも今回は、町道と上水道の関係での質問をさせていただきたいと思います。まず初めに町道関係なのですけれども、本町地区の町道の現段階での整備状況をお聞きしたいと思います。

町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)

本町地区の道路整備についてでございます。議員もご承知のとおり本年度より着手してございます。今年度の整備状況でございますが、本町1区、2区を中心に本町1号線から6号線という縦通りを延長が520メートルございまして、その整備。それから、虻田市街大通り線と言いまして、一番太い道路ですね。それから浜通り線、これが470メートル改良してございます。現在の状況でございますが、1工区の本町1号線から6号線の工事につきましては11月末に完成してございまして、2工区の大通り線と、それから浜通り線につきましては3月末の完了を目指して工事を進めているところでございます。事業費は合わせまして、おおむね4,400万円ほどでございます。以上でございます。

議員の質問 12番 大西智

今の答弁の中では、順調に整備が進んでいるというような答弁だったかと思います。虻田本町地区においては、町道の整備が本格的に始まったのが今年で、近々ではあまりなかったかなと思っております。どちらかといえば整備が遅れた中で、本当に本格的に始まったのが今年度からかなと思っています。町民の生活の道でもあるわけでありまして、今後とも年次的に、長期的に整備をしていくべきと私は思っておりますけれども、その考えなり、計画というものはもっているかお聞きしたいと思います。

町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)

今後の計画でございますが、実は来年からも予定をしてございまして、本町3区、4区の町道を来年予定してございますし、それ以降につきましても平成32年度以降に高砂地区の7区、8区の道路整備を考えてございますし、清水地区も含めて計画を進めたいと考えているところでもございます。また、そのほかに本町地区の事業といたしまして、町道青葉三豊線の道路改良事業や、それから入江地区の道路整備についても取り進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 12番 大西智

計画的に検討されていくと、検討されているということなので、しっかりとその計画に沿って進めていっていただきたいなと思いますし、先ほども質問の中でお話させてもらいましたけれども、本当に町民の生活にかかわる部分での道ですので、整備がされていない部分はきちんと整備をしていく、また年次的に、長期的にしっかりと進めてもらいたいなと、このように思います。次に、上水道整備、また漏水対策についてお聞きしたいと思います。上水道の漏水対策は毎年漏水調査、または管の布設替えなどで事業を進められているわけですけれども、大変漏水の部分が多いということでの指摘もございます。今後、漏水対策で考えられる布設替えの総延長の距離という部分ですね。考えられる部分で良いのですけれども、どの程度あるのかまずお聞きしたいと思います。

町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)

水道老朽管の布設替え計画についてでございます。これまでの水道管の布設替えの実績でございますが、上水道につきましては平成20年度から平成30年度までの11年間において約4,700メートル実施しております。主に洞爺湖温泉の中央通り及び眺湖通りの改良工事に伴う布施替え工事、ほかにインター通り改良工事に伴う布施替え工事、入江本町及び青葉地区の老朽管布施替え工事でございます。簡易水道につきましては、平成26年度から平成29年度までの4年間で約1,130メートル実施しております。主に洞爺及び財田地区の老朽管布施替え工事でございます。今後の計画につきましては、平成31年度から6年間で清水地区約1,170メートル、洞爺及び大原地区で約1,000メートル管の布施替えを計画しております。また、今後水道管の法定耐用年数40年を超える管路の増加や、赤面管の布施替え等も財政状況を勘案しながら実施していかなければならないと考えています。

議員の質問 12番 大西智

今お聞きすると、今後考えられる総距離数が約2,200メートルくらいかなと思って聞いておりましたけれども、かなり老朽化した中で、管から水が漏れるといったことで、なかなかこの布施替えの事業というか工事が進んでいかない部分、予算の関係上、財政上の関係上あるのかなと私は思っていますけれども、平成29年度の決算特別委員会の報告の中でもあったように、有収率の低さというものも指摘されたかなと思います。確か、有収率で約七十数%だったかと記憶しておりますけれども、全道平均から見ても十数%低い数値になっているかと思います。有収率を上げる対策というものも今後考えていくべきかなと思っております。それは管の布施替えという形になるかなと思いますけれども、つくられた水が約25%近くなくなっているというか、無駄になっているという考え方でいけば、その分経費を使っているかなと思っております。この有収率にかかわる部分で、単純に使われていない水にかかる経費という部分が、単純で良いのですけれどもどのくらいになるかというのは計算したことはありますでしょうか。その辺お聞きしたいと思います。

町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)

平成29年度における上水道の総排水量は約132万2,000トンございまして、そのうち収益にならない、無収水量が約33万5,000トンでございます。この水量に、無収分に対する動力費及び薬品費相当額1トン当たり約23円を掛けると、損失額として約770万円となります。また、簡易水道の総排水量は約23万1,000トンでございまして、そのうち無収水量が約5万9,000トンございます。この水量に無収分に対する動力費及び薬品費相当額1トン当たり約3.5円を掛けると、損失額として約80万円となります。以上です。

議員の質問 12番 大西智

有収率での考え方でいくと、これは本当に単純に計算されている部分かなとは思いますけれども、年間両方合わせて850万円ほどの経費が無駄に使われているという考え方で良いかなとは思います。これはあくまでも単純なのですけれども。ただ、やはりそういった経費が無駄に使われないような施策なり対策というものも私は重要な部分なのかなと思います。財政が厳しい中で、なかなかインフラ対策だということになると前に進まない部分があるのかなと思いますけれども、しっかりこの850万円という数字を捉えて、年次的に、長期的に、ある意味施策で有収率を上げる部分、こういったことでの考え方というのはもっていないでしょうか。

町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)

当町の水道の有収率につきましては、平成29年度は上水道で74.7%、簡易水道で74.2%でございます。過去5年の平均有収率は上水道で75.4%、簡易水道で76.1%であり、全道平均の87.8%、全国平均90%と比較すると低い状況でございます。有収率向上の対策としましては、第一に対処療法的対策として地上漏水の迅速な修理と、地下漏水の早期発見、修理を中心とした対策でございます。地上漏水の迅速な修理に関しましては、これまでも休日や夜中でも地元工事業者の協力をいただいて、上下水道課職員とともにできる限り迅速に対応している状況でございます。また、地下漏水の早期発見につきましては、水道施設の維持管理委託会社及び委託している漏水調査業務の中で対応していますが、地上に水が出てこない地下漏水に関しては技術的に早期発見が難しいケースもあるのが現状でございます。第2に、予防的対策として、老朽化した旧排水管の計画的な布施替え等による、漏水を未然に防止する対策でございます。平成28年度からこれまで漏水が多く発生していた青葉地区と財田地区から管の布施替え事業に計画に取り組んでおり、今後清水地区、洞爺地区、大原地区で管の布施替えを計画しております。議員ご指摘のとおり、有収率向上を目的とした老朽管の布施替え事業は、町としても年次的、長期的に実施していかなければならないと考えてございます。老朽管の布施替えには多額の費用を必要としますが、重要なライフラインである水道施設の適正な運営管理とともに取り組んでまいります。以上です。

議員の質問 12番 大西智

この有収率を上げるためには、やはり布施替えという工事をやっていかなくてはいけない。ただ、それにおいては財政的な問題もあるかと思います。ただ、やはりしっかりとした対策、また計画をもってぜひこの有収率を上げるための事業に、これからも取り組んでいただきたいなと思います。あと、最後の質問になります。2番目の人口減少が進む中で、今後のまちづくり、未来のビジョンをもって町の施策に取り組む思いは、ということでの質問でございます。人口減少、また町の未来のビジョンなども平成29年度に第2期まちづくり総合計画、または実施計画を策定し、新町誕生から10年間を検証しながら財政的な裏付けをもって5年間の計画として取りまとめながら、計画の実施に向けて取り組むものと思っております。ただ、洞爺湖町の人口も8,840人台になりました。これからも確実に人口減少が進むことが予想されるわけでございまして、これからのまちづくりの重要な課題になるとともに、人口減少幅をいかに少なくするか、またその施策を早急に講じるべきと思っております。町の未来のビジョンは重要かと思っています。10年後、20年後の洞爺湖町がどのようになっているのか、またどのようにしていくのか、これから若い世代がこの町で夢をもってこのまちづくりに、夢を持てるようなこのまちづくりにしていかなければならないと思っております。人口減少、また町の未来のビジョンを具体的な施策として今、考えている思いがあればお聞きしたいと思います。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

人口減少に対する町の取り組みでございますけれども、初めに洞爺湖町の人口減少の推移につきましては、洞爺湖町人口ビジョン策定時において2040年で5,340人、2060年では3,090人と推計しており、この人口減少を2040年で6,852人、2060年では5,493人までその減少幅を抑制する目標を設定しており、人口減少の改善に向け、総合戦略を策定し、この目標達成のために地域の創生を進めているところでございます。この課題に向けた町の具体的な取り組みといたしましては、合計特殊出生率の上昇に向け、出産祝い金支給事業、乳幼児等医療費助成事業として中学生までの医療費無料拡大、インフルエンザ予防接種の助成事業、地域食堂、地域未来塾など、子育て支援事業を実施しております。創業支援と販路開拓ではチャレンジショップ事業、産業振興関連事業、ジオパーク広域連携事業を実施しております。移住・定住促進といたしましては、ワンストップ窓口の設置、住宅リフォーム支援事業、子育て支援住宅改修事業、定住促進住宅整備事業、空き家バンク事業などソフト面、ハード面からその対策を実施しております。このように、町の賑わいの創出による新たな仕事の創出、賑わいと連動させる各産業との連携、仕事と移住を連動させた住宅施策や子育て施策の充実による定住促進により、町全体の経済の好循環を生むよう取り組みを進めているところでございます。

議員の質問 12番 大西智

今、答弁いただいたのですけれども、真屋町長のこの人口減少に対する町の施策、また未来に対する町の思い、そういったものをぜひお聞きしたいと思うのですけれども。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

人口減少問題、これはもう本当にどこの自治体も深刻な今、状況におかれているかなというふうに思っております。特に、私どもの町も自然増減でいきますと、年間で生まれてくる子供の数が40人弱と、それに比例して高齢、または病気で亡くなっていかれる方が年間に150から170、多いときには180、190といらっしゃる。これだけを考えると非常に人口減少に歯止めがかからないという状況がございます。そんな中、社会増減におきましては、今までは噴火災害というのがありまして、噴火するたびに人口が減少していくという傾向がございましたけれども、何とか今、社会増減がプラスマイナスゼロ近くになってきた。これを何とか社会増減で増やしていくようなことをやはり考えていかなければならないだろう。町の施策といたしまして、私どもの町には農業、漁業がございます。おかげさまで農業のほうについては後継者の方が帰ってきていただいている。漁業は今ちょっと苦戦をしている状況がございますが、ただ一番大きな産業形態であります観光産業、こちらのほうにつきましては非常に今までの成果、努力が実を結んできているかなということでございまして、昨年目標でありました年間70万人を超える宿泊者があった。今年度も全国各地で自然災害、あるいは胆振東部におきましても北海道でも大きな地震災害がありましたけれども、何とか今年も70万人台を確保できるよう、ただいま観光関係者が努力しているところでございます。そんな中、私どもの地域はビジョンでもお示ししておりますが、観光産業を中心、また私どもの地域には洞爺地区、あるいは虻田地区のほうにおいて大きな総合病院もございます。また、虻田地区においては個人病院もそこそこあるかなという感がいたしますが、こちらのほうとの連携、さらには福祉事業、こちらのほうにつきましてもただいま洞爺地区のほうに大きな特別養護老人ホームですとか、あるいはデイサービス的な施設が建設をされておりました、ここ数年。そのほかに、また大きな施設ができるかもしれないという今、お話もございます。そんなことから、観光産業を一つのメインとし、そして医療、福祉の事業をこの大きな二つをツインタワーとして町の将来像を描いていかなければならないだろう。ここには、観光産業に関しましてはジオパーク、あるいは世界遺産認定を今、目指しております北海道北東北縄文遺跡群、これらのもので何とか関係人口を増やしていきたいと。さらには、医療、福祉のほうにおきましては、そこの入られる、入所していただく方々の人口増もそうでございますけれども、そこで働く方々、もちろん事務員、介護員、いろいろな方々がいらっしゃろうかと思いますけれども、それらの人口増につなげていって、何とか人口の減少に歯止めがかけられればというふうにも思っております。ただ、それらをするためには、生かしていくためにはやはり基盤整備も当然していかなければならないだろうというふうに思っておりまして、公営住宅につきましては今のところ若干の空きが出てきているという状況もございますが、そこで働く多くの方々は生産人口、いわゆる若い方々がその介護、あるいは事務職員として入ってくるであろう、となれば、低家賃で入れるような、例えば単身住宅の建設等々も含めて、総合的、トータル的にまちづくりを進めていかなければならないだろうというふうに考えております。

議員の質問 12番 大西智

これで私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:洞爺湖町議会 平成30年12月会議 2018年12月10日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる