当別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日
(1)当別町内にある介護施設・医療機関への支援のあり方について/(2)当別町の介護事業の現状と展望について/(3)北海道国民健康保険運営方針について
2024年6月19日、当別町議会の一般質問で、芳形幸夫議員が「当別町内にある介護施設・医療機関への支援のあり方について」「当別町の介護事業の現状と展望について」「北海道国民健康保険運営方針について」について質問し、町長 後藤正洋、福祉部長 森淳一、住民環境部長 種田統が答弁しました。
- 質問者
- 芳形幸夫 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、福祉部長 森淳一、住民環境部長 種田統
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 芳形幸夫
議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。日本共産党の芳形幸夫です。よろしくお願いします。質問を行う前に、皆さんに報告をすることが1件ございます。私のほうで一般質問通告書一覧に出ています大きな項目の2番目、その(2)、文章からいきますと当別町は豪雪地域であるのに厚生労働省は当別町の豪雪地域指定にしていないから始まりまして、町から道や厚生労働省に豪雪地域指定を要望すべきと考えるが、見解を伺うという、この項の質問についてです。これは、誠に申し訳ありません。私が拙速な展開をしてしまいまして、部局に確認もせず、今回質問事項として挙げてしまいました。そのことにつきましては、私も今後このようなことがないように自己研さんに努めますので、よろしくお願いしたいと思います。ここで取消しの依頼、また議長、部局にも対応させていただきました。よろしくお願いいたします。早速今日の質問に入らせていただきます。大きな項目は3点です。小項目は5点となります。最初に、当別町にある介護施設、医療機関への支援の在り方についてです。社会福祉法人当別長生会への運営補助金が採択されましたが、当別町民への周知、説明についてと今回の採択事例とは別に同様の支援要請を受けた際の対応についてです。最初に、私どもは今回の支援について、町から運営を移譲する形で養護老人ホームを運営してきた経過、経緯は理解できますが、社会福祉法人当別長生会は民間介護事業者という受け止め方をして見ています。このことから、今回の支援はあくまで民間会社への支援と私どもは捉えています。一民間会社への支援という観点からして当然町民への周知と説明が必要と判断するのですが、今後の町民への対応については町としてどのようにお考えか見解を伺います。2つ目に、町は当別町内にあるほかの介護施設、医療機関からこれまでも支援の要請は受けていました。今後町内にある事業者から支援要請を受けた際はどのような対応を考えているのか見解を伺います。次の項目に移ります。当別町の介護事業の現状と展望について伺います。介護事業の運営について、当別町の現状と新たな事業計画に基づく介護事業の展望についてです。東京商工リサーチの2024年1月から5月の調査では、小規模介護事業者の倒産が2024年上半期において過去最高だった2020年を上回っていると報道されています。この要因、原因がどこにあるのか、そのことが私たちは重要であるのではないかというふうに判断しています。また、3月の定例会の一般質問の中で介護サービスの現状と課題ということで取り上げさせていただきました。当別町においても介護人材不足によるデイサービスの休止、撤退が続きました。このようなことの中で当別町介護保険事業計画第9期を示されましたが、改めて今後の当別町介護保険事業についてどのような具体策、対応策を考えているのか伺います。次の項目になります。3項目めです。北海道国民健康保険運営方針について伺います。北海道は、令和12年度をめどに保険料水準の統一を目指すとしていますが、今後の展望と当別町民への影響についてです。質問1点目ですが、私どもは国民健康保険税、国民健康保険料ともいいます。これは、高齢者や自営業者、所得が低い若い世代にとって生活を圧迫するほど切実な問題になっていると捉えています。我が党の北海道議会議員団が行った2月9日の道庁との事務折衝で、その中では国保法では保険料、保険税は自治体が決めるとなっているのだから、統一保険料から自治体は離脱できるのかと質問。道は、道庁との約束事だが、今のところ離脱できると回答を受けています。北海道では179の市町村があり、自治体数が他県に比べて非常に多いです。医療費、収納率、保険料の減免等についても各自治体で違いが大きいと受け止めています。町も国民健康保険税については苦慮されていたと思いますが、質問ですが、町は統一保険料に参加ではなく離脱するという検討はいかがだったのか伺いたいと思います。2点目になります。3月の定例会でも一般質問で当別町にとってどのような影響があるかと伺ったところです。保険料が上がるという回答をいただきました。ちょっとくどいのですが、今回の質問は保険料水準の統一ということが広く町民に知られているのか、伝わっているのかという観点からです。そこで、質問になります。北海道が進めようとしている保険料水準の統一をすることによって当別町にどのようなメリット、デメリットが生じるのか見解を伺います。以上が私の1回目の質問です。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 後藤正洋
芳形議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、社会福祉法人当別長生会への支援内容について、今後町民への説明、周知をどのように考えているのかとのご質問でありますけれども、さきの5月臨時会において社会福祉法人当別長生会への支援を含む補正予算について議会の議決をいただいていること、また町民からこの件に関する問合せがないことから町民の理解をいただいたものと認識しており、改めて説明や周知を行う予定はありません。なお、今後問合せがあった際には丁寧に説明をさせていただきたいと考えております。次に、今回の運営補助金と同様の支援要請を受けた際はどのような対応を考えているのかとのご質問でありますけれども、今回の支援は町が社会福祉法人当別長生会に運営を移譲した養護老人ホームの収支不足について町にも一定の責任があるものとして支援を行った特別な処置であって、他の事業者に対して同様の運営補助を行う考えはございません。次に、改めて今後の介護事業についてどのように考えているのかとのご質問でありますけれども、令和6年3月定例会において芳形議員の一般質問に答弁したとおり、町内介護事業所のこれ以上の休止や廃止が今後生じないための対策が必要と認識しており、5月末には町内の介護事業所の皆様にお集まりいただき意見交換を開催し、事業所が抱える人材確保に関する話題などを話合いをさせていただきました。今後も継続的に開催を行い、第9期計画の基本目標の達成に向けて町として適切に対応してまいりたいと考えております。次に、統一保険料から離脱する検討についてのご質問でありますけれども、国民健康保険法改正後、北海道と市町村が協議の上、北海道国民健康保険運営方針を策定し、一体となって国保運営を行うこととなりました。運営方針の中で令和12年度をめどに保険料水準の統一を目指すとなっており、北海道内全市町村が目指す取組であることから、町独自の判断で離脱することを検討したことはありません。次に、統一保険料のメリット、デメリットについてのご質問でありますけれども、メリットは、将来にわたって持続可能な医療保険制度が担保されたことで当別町の国保財政運営が安定したことが挙げられると思います。デメリットといたしましては、令和6年3月議会において芳形議員の一般質問に答弁したとおり、北海道全体の1人当たり医療費が伸びていく状況下において保険税率の上昇が見込まれることが挙げられますが、このデメリットに対しては必要に応じて国民健康保険財政運営基金を活用するなど、被保険者にとって急激な負担増とならないように配慮してまいります。以上、芳形議員の一般質問に対する答弁といたします。
再質問 3番 芳形幸夫
答弁を受けさせていただきました。再質問なのですが、大きな項目の2つ目、(2)のほうです。先ほど町長のほうからは責任ある措置ということを言われました。このことにも関すると思うのですけれども、庁内においても今までも不定期であっても話合いの場があったと聞いています。当然そういう流れからしますと、部局とか町長ご自身が話合いの場を設けるということには至らないのかどうか、ご答弁いただければと思います。
再質問 3番 芳形幸夫
失礼しました。私のほうとして聞いたのは大きな項目の1の(2)のことについてなのですが、その辺がちょっとかみ合っていなかったのですけれども、町内にある事業者から支援要請を受けた際はどのような対応を考えているかのことについてから、私としては当別町養護老人ホーム、当別長生会ですか、そのことについてからの含んだその視点からという質問でちょっと捉えていなかったものですから、あくまでも別な事業者のほうの要請、他の事業者、町内にある他の事業者の支援要請という全く別なものというふうに捉えていたものですから、その中でこちらのほうで訴えようとしたことは、今までも不定期に継続的な開催で事業者との対話を行っているのですということを聞いているということから、新たに町のほうからもまたこういう要請があるということが予想される場合にはその前段においてでも話合いの場を設けていただいたほうがいいのではないかという視点からの質問だったのです。あくまで当別長生会への事例のことについてではなくて、こういうことによってきちんと説明された事業者のほうがそのことを認識して正しく、例えば当別長生会のように特別な事例ではなくて新たなただ単なる支援ということで要請を受けたという観点からの質問なのです。お分かりいただけますでしょうか。そういう観点からの質問といたしました。
答弁 町長 後藤正洋
今芳形議員から再質問がありましたけれども、最初の質問趣旨からしますと私どもが想定した部分とちょっと違うように私は取っておりました。それで、先ほど支援を行った特別な措置だということを申し上げたのでありますけれども、今関連してほかの団体がということのようですので、それにつきましては担当部長のほうから詳しく説明をさせます。
答弁 福祉部長 森淳一(福祉部長は2025年12月まで)
ただいまの芳形議員の再質問でございますけれども、恐らく支援というのが我々が答弁した内容よりもちょっと幅広なご質問かと思います。恐らく今後様々な支援要請等々があった場合どのように対応するのかという趣旨だと思われますけれども、これに対しては町としては常にそういった聞く機会というのは設けているつもりです。特に福祉部局では様々な事業者さんとお話しする機会があって、様々なご要望等々も受けているところでございます。また、答弁の中にもございましたとおり、今年新たな取組として町内の介護事業所の皆様にお集まりいただきましてざっくばらんな意見交換会を開催いたしました。具体的には、やはり挙がってきたのは事業所が抱える人材確保に関する課題等々が浮き彫りになってまいりました。これも継続的に開催しまして、町内事業所が抱える様々な課題、支援要請、こういったことに対して町がどのようにお答えできるのかということも含めまして今後検討を深めていきたいというふうな考えでございます。答弁といたしましては以上でございます。
再質問 3番 芳形幸夫
私のほうのただいまの大きな1項目の第2項目についての質問は、ちょっと私のほうの捉え方とその質問の、そのところの扱い方がきちんとなっていなかったのかなと思います。あくまで一般的なということで、当別長生会への支援という、そういう判断ではなくて別な形での整合性をしてくださいという、私たちのほうで聞いているところによるとそういう情報が入ってくるものですから、その辺がやはり私も誤解したように支援という形になってくると、補助金のほうの運営ということでなってくると、そういうあれが出てくるのかなと思ったものですから、こういう質問展開となってしまいました。失礼しました。次に、質問項目大きな項目の2点目です。先ほど5月に入って話合いをしたということですので、この辺が私のほうが質問のところでまたかみ合って、受け止め方がそちらのほうと同様のあれで判断してしまったのかもしれません。話合いをしていますということですので、今後も継続して話合いを持っていただければと思います。質問項目の3項目めの再質問なのですが、北海道国民健康保険運営方針につきましてです。それの第1項目、1点目のところの町は統一保険料に参加ではなく、離脱するという検討はされたのでしょうかということの質問からについてなのですけれども、町長のほうでは、やはり市町村もきちんと話合いをしたというところでの回答をいただいたと思います。ところが、私たちからするとその市町村の対応というのが本当に十分にされたのかというところが見えてこなかったというのが私たちの思いなのです。私たちの考えです。そこから判断すると、やはり町独自の、町の事情というのは、やはり各179自治体千差万別ですので、そのほうからの視点ということからすると、町の事情からの独自の視点からというと離脱するというところの思いに至らなかったのかというのが先ほどの質問の趣旨になります。その上であえてもう一度再答弁をいただいてよろしいでしょうか。お願いします。
答弁 町長 後藤正洋
ちょっと再質問の意味が分からないのですが、先ほど冒頭に答弁したことをもう一度答弁させていただきます。先ほど統一保険料から離脱する検討についての質問ですということで答弁させていただきましたが、国民健康保険法改正後、北海道と市町村、道内の市町村が協議の上、北海道国民健康保険運営方針を策定をし、一体となって国保運営を行うこととなりましたという報告をさせていただきました。その上で運営方針の中で令和12年度をめどに保険料水準の統一を目指すとなっており、北海道内全市町村が目指す取組であることから、町独自の判断で離脱することを検討したことはありませんというふうに答弁をさせていただいております。
再々質問 3番 芳形幸夫
再々質問ということになるのでしょうか、町独自にという視点はないということなのですけれども、ちょっと私も難しいのですけれども、要は私たちのほうの視点からすると、例えばこの質問1点目のところ、先ほども読み上げましたが、国民健康保険税は高齢者や自営業者、所得が低い若い世代にとって生活を圧迫するほど切実な問題という認識があるのです。やはりなかなかこの問題というのは厳しい状況というのがあると思うのです。その中で町も独自に今までも検討して毎年の国民健康保険税というのを決めていたと思うのですけれども、その中にやはりもっと、単純に179市町村の中の話合いということの中なのでしょうが、そういう反対の意見というのは出てこなかったのかというところからの視点とかあります。それもあります。また、やはり独自にという、町民の国民健康保険税ですので、当別町民が対象ですので、その辺から独自にという視点というのはどうあるのかというところです。その辺についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 後藤正洋
芳形議員から再々質問いただきました。恐らくこれまでの意思決定プロセスというものについて各常任委員会のほうでも都度説明させていただいておりましたけれども、改めて町としてどういうふうに手続を踏んできたかということも含めて担当部長のほうから説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
答弁 住民環境部長 種田統
芳形議員の再々質問に答弁させていただきます。国民健康保険の料金の統一水準につきましては、国民健康保険、国民皆さんの生活を守るために重要な保険でありまして、しかし被保険者の高齢化に伴うそういう医療費の増大などによりまして毎月赤字が発生し、特に小さな市町村では国民健康保険体制を支えることが困難な状況となっている中で、国が持続可能な医療保険制度を構築するために平成30年に全国の国民健康保険制度が改正となりまして、それまでは市町村の運営だったのだけれども、都道府県も国民健康保険制度を一緒に担うというふうに制度改正になりまして、そのときは北海道としても北海道国民健康保険市町村連合会議を設けて市町村と逐一連携取りながらワーキンググループで協議を重ねた中で、当別町としても国保財政を安定した運営を維持するために統一料金、統一保険料の水準に合わせることが町の国保財政を安定することにつながると判断したのと、あと国民健康保険運営協議会に統一水準合わせることについて諮問した際に、全道179市町村料金統一水準に合わせて移行することでそういう答申をいただいている経過もありますことから、町としましてもこの統一水準に合わせて進めていくことで判断したという経過でございます。以上、答弁とさせていただきます。
再々質問 3番 芳形幸夫
ありがとうございます。内容について、私どものほうに入っている179市町村について、個々のという対応については十分な情報が入ってきていなかったのかなと思います。その点はおわびします。失礼しました。続いて、2点目について再質問させていただきます。3項目めの2点目なのですが、の再質問です。保険料水準の統一をすることによって当別町にどのようなメリット、デメリットが生じるかと伺いました。このことは国民健康保険税を納めている町民にもメリット、デメリットが生じてくるのではないかと思います。また、被保険者の中にはもう既に保険税の負担が重くのしかかっているということを聞いています。その中で、全国町村会、全国知事会などが保険料負担の不公平を解消するための公的医療保険制度の一元化や受益と負担の公平という観点から、負担を押しつけ合う保険料水準の統一ではなく、国保財政基盤強化のための公費投入の確保を要望しています。全国知事会、全国町村会です。私たちが思うに当別町もこれらの団体と連携して国保の財政上の構造的問題に対して政府のほうに求めていただきたいという考えですが、いかがかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 後藤正洋
芳形議員の再質問にお答えをしますけれども、先ほど部長から答弁がありましたように、それぞれ道内の各市町村も含めて協議をしてまいりましたし、それぞれの市町村においてもその中でそれぞれ協議をして今回の合意に至っているというふうに私は理解をしております。そういった中で、昨年の11月に開催されました国保制度改善強化全国大会に私も出席をいたしまして、医療保険制度の一本化の早期実現ですとか、あるいは国保財政基盤の強化のための公費投入の確保などについて直接要望させていただいております。今後もこの推移を見ながら機会を捉えて関係機関と連携した要望を行ってまいりたいというふうに考えておりますので、そのことを申し上げて答弁といたします。
再々質問 3番 芳形幸夫
町長より答弁いただきましてありがとうございます。やはり実情というのは、皆さんもうご存じだと思いますけれども、当別町の納める一般納税者にとっては国保税が上がるということは今の物価高の中においては深刻な問題だと思います。町も今連携してという動きを強めているということなので、その辺を切に願いまして私の再質問とさせていただきます。以上で終わります。