当別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日
(1)歩道の整備計画について/(2)通学路の防風対策について
2023年6月21日、当別町議会の一般質問で、櫻井紀栄議員が「歩道の整備計画について」「通学路の防風対策について」について質問し、町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子、建設水道部長 高松悟志が答弁しました。
- 質問者
- 櫻井紀栄 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子、建設水道部長 高松悟志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 櫻井紀栄
2期目、最初の一般質問になります。緊張さは1期目と変わらずありますが、今期もよろしくお願いいたします。それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従い、一般質問を行います。今回は、歩道の安全性をテーマに2項目お伺いいたします。散歩する親子、高齢者、通学路として利用する子ども、そして通勤、通学で利用する学生や社会人など、誰もが安心、安全に利用できる生活道路の維持管理をすることは、道路管理者である町の役割です。前回3月の予算委員会で歩道に関する議論がありました。この問題について現状抱えている課題を明らかにし、議論を深めていきたいと考えております。そこで、歩道の整備計画についてお伺いいたします。これまでに島田議員や五十嵐議員から一般質問で太美地区のインターロッキングの凸凹や歩道の傾斜の問題が指摘されているほか、議会報告会でも路盤整備がしっかりできていないところが多い、排水や道路の整備をしっかりやってほしいという声がありました。道路の傾斜や段差などによって雨水や雪解け水の排水問題で車道や歩道にまたがって大きな水たまりができ、それを避けるために歩行者の通行の安全が損なわれることも多く見かけます。本町地区でも商店街の中の通りでは、傾斜した歩道でベビーカーの通行時に転倒してしまったという声も聞きました。限られた財源の中、歩道については緊急度の高い応急処置の修理程度しか行えない状況にあります。道路の維持管理を所管する建設課では、除排雪費の比率が高く、これら歩道整備の優先順位は低いため、歩道全体の整備計画はいまだありません。(1)、道路整備に当たっては、限られた財源の中、優先順位をつけざるを得ない状況ですが、これまで歩道や車道の修繕、整備はどのような基準で優先順位の判断をされてきたのでしょうか。(2)、歩道の改善修繕箇所の情報収集方法は、どのように行われてきたのでしょうか。町内には傾斜や凸凹な歩道を下りて車道を歩かなければならない歩道もあります。ドライバーと歩行者双方のマナー啓発や注意喚起はもちろん重要ですが、安全、安心な歩行空間の確保のためにはハード面での対策も欠かせません。(3)、道路の修繕や整備に当たって、車道と歩道の優先順位を同水準として必要な対策を進めていく必要があると考えますが、いかがでしょうか。次に、通学路の防風対策についてお伺いいたします。とうべつ学園北側の通学路、稲穂通は風が強く、通学する子どもたちにとって厳しい環境です。旧当別中学校にとうべつ学園を建設することが決まった当時、保護者の一部からはこの場所が吹きさらしの状況であることが危惧されていました。これに対し町としても防雪柵の設置をし、安全、安心な通学路の確保に努めてきましたが、一冬を越えてみて、私たちが懸念した以上に子どもたちの通学状況が厳しい状況でありました。私も含め当別中学校の卒業生たちは、季節を問わず吹き荒れるこの横風の試練を浴びながら、強くたくましく育ちました。みんなこの通学路を歩いてきたのだから、甘やかしてはならないという声もあるかもしれません。しかし、通うのは幼稚園を卒園したての1年生も含みます。共働きの家庭や悪天候時に学校まで送迎できない家庭もあります。低学年の子どもたちは、強い風に泣きながら通ったという声も聞こえてきます。当別町の子どもたちにとってとうべつ学園がよりよい学びの場となるためにも、さらなる通学の配慮が必要と考え、そこで4点お伺いいたします。先ほども申し上げましたとおり、防雪対策としての防雪柵が設置され、ホワイトアウトなどの視界不良防止の対応策は取られました。一方、強風対策については、今年3月の定例会の予算審査で対策をするのであれば防雪柵ではなく、別途防風柵を考える必要がある旨の答弁がありました。その後、先日建設課とも打合せをした際には防雪柵は防風の効果もあるとのご説明もいただきましたが、強い風を防げていなかったことは事実です。(1)、現状把握についてですが、特に低学年の児童も通ることも踏まえて、通学路の強風を防ぐ対策を検討する必要があると考えますが、教育委員会としてはどのように認識をされているのでしょうか。(2)、とうべつ学園が今の場所で開校し、1年たちましたが、実際に風の強い悪天候時、教育委員会やコミスクが現地での児童の通学状況を直接確認したことはあるのでしょうか。教育委員会や学校では、保護者からの防風対策の要望や不満の声は届いていないとのことでした。過去にも学校に関する相談窓口は、いつも開かれているとの答弁もありましたが、相談を受け入れる体制はできているのかもしれません。しかし、保護者や児童からの声を主体となって聞く機会はあるのでしょうか。お伺いいたします。この防風対策問題は、解決に向けて取り組むと様々な解決策が挙げられます。防風林は、年月がかかっても効果的ですし、設置されている防雪柵の設置範囲や設置時期が広がれば風の威力も収まるかもしれません。また、通学に慣れていない低学年児童の不安感を軽減するという点では、縦割りによる集団登校などソフト面での対策も意味があるかもしれません。今回取り上げたとうべつ学園周辺の通学路の場所だけではなく、サツドラの手前の橋、当別橋や太美地区でも何とかならないものかという声を聞いています。通学路の風対策はすぐには解決が難しい課題であるかもしれませんが、子どもたちが安全、安心に学び、育つ環境を地域の大人が一緒に考えるという貴重な機会でもあります。(4)、課題解決に向けて、保護者や地域住民と学校、教育委員会が通学における防風対策を含め、今後も生じるであろう様々な課題について意見交流の場を設け、継続的に協議をする環境を整えていくことが必要だと考えますが、どうお考えでしょうか。以上、1回目の質問となります。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 後藤正洋
櫻井議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、歩道や車道の整備基準についてのご質問でありますけれども、歩道、車道を含めた道路の整備につきましては、まず安全性を第一の基準としておりまして、その他交通量を考慮するなど緊急性も含め総合的に判断をし、優先順位を決めて対応させていただいております。次に、歩道改善修繕箇所の情報収集方法についての質問でありますが、職員によるパトロールをはじめ道路管理委託業者による情報収集を行っております。また、加えて地域の生活道路などは地域の方々や包括的連携を結んでいます当別郵便局から連絡をいただくなど、広く情報収集に努めてきております。次に、車道と歩道の優先順位についてのご質問でありますけれども、先ほども申し上げておりますとおり、歩道、車道と区別することなく、道路として優先すべきは安全性であります。したがいまして、歩道、車道における優先順位の水準、基準については、差別なく同じ判断基準の中で進めているものであり、引き続き必要な対策を講じてまいりたいと思っております。以上、櫻井議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
それでは、櫻井議員の一般質問にお答えをいたします。通学路に関する防風への現状把握や課題解決についてですが、防風柵は風を防ぐ効果もあることは担当部署と確認をしております。また、それでも防ぎようのない暴風雪や台風並みの強風といった気象状況によって学校長が危険と判断した場合には、教育委員会と協議の上、臨時休校や始業時間の繰下げ、下校時間の繰上げや集団下校をするなど、子どもたちの安全確保をしております。次に、児童の通学状況を確認したことがあるのかというご質問でございますが、残念ながら櫻井議員とお会いする機会がなかったようですが、一年を通して委員会の職員が登校時間に学校に近い交差点で見守りを行っておりました。また、様々な課題に対する保護者や児童からの声を聞くことや意見交流の場に関しては、これまでも都度対応してまいりましたし、これからも必要に応じて対応してまいります。以上、櫻井議員の一般質問に対する答弁といたします。
再質問 4番 櫻井紀栄
答弁いただき、ありがとうございました。再質問に移らせていただきます。まず初めに、大項目1番の(2)のところでお伺いいたします。パトロールを行って改善修繕箇所の情報収集を行っているということでしたが、パトロールは車で行っているというふうに事前の打合せでお伺いしておりました。歩道の歩きにくさや安全性は、歩行者視点に立ったほうが分かりやすいのではないでしょうか。ぜひパトロールカーから降りて、車椅子やベビーカーを押しながらとは言いませんが、歩道状況の確認のためにも歩いてパトロールすることも必要なのではないでしょうか。お考えをお伺いいたします。
答弁 町長 後藤正洋
櫻井議員の再質問にお答えをいたします。歩道の改修修繕箇所の確認の方法につきましては、担当部局のほうから具体的にどう行っているかということは答弁をさせます。そうはいいつつも全て100%町が道路の状態を把握をするということには限界があるというふうに思っておりますので、そういった点では櫻井議員が今回質問の中でベビーカーを押している危険性ですとか、そういった箇所があるというご指摘をいただきましたが、そこはもし議員がそういったことが承知をしているのであれば、建設課のほうに情報をいただければ即対応ができるのではないかなというふうに思います。ですから、議員として一般質問していただくのは結構でありますけれども、より町民の皆さんの安全性ですとか危険度を減らすための努力という点においては、気づいた時点でお知らせをいただければ町としてもすぐ対応できるのではないかなと私は考えます。そういった点これからご協力をお願いしたいなというふうに思います。それで、具体的な部分につきましては、担当部局のほうから答えさせますので、よろしくお願いいたします。
答弁 建設水道部長 高松悟志
ただいまのご質問でございますけれども、パトロールにつきましては当然広範囲にわたりますので、公用車というようなことを使用ながら回っております。そこで歩道に限らず車道もそうですけれども、何か損傷の箇所等を見つけた場合は、車から降りて当然目視やその状態なんかをきっちり確認しながら、持ち帰って、その重要度や危険性だとか、そういったところを判断しまして、速やかに修繕するかどうかという優先順位をつけているということでご理解いただきたいと思いますし、また生活道路ですとかそういった商店街の歩道なんかもそこに住まわれている方、そこを通行されている方のいろんな地域の方々からも直接多分歩きながらの確認だと思いますけれども、そういった情報も先ほど町長答弁にもあったとおり建設課のほうにいただきながら、それを受けてまた我々が実際に目視をしに行くというようなことで進めてまいりますので、そういった部分でご理解いただければというふうに思います。以上です。
再質問 4番 櫻井紀栄
ご丁寧に答弁いただき、ありがとうございました。私もベビーカーで散歩できる範囲というのはなかなか限られておりますので、いろんなところに行きながらも、またママ友同士道路にもし穴とか危ないところがあれば、役場の建設課のほうにぜひ相談してくださいということは議員活動として周知はもちろんしていきたいと思います。今回議会で取り上げましたので、議会だより等を含めて幅広い住民に周知もできるかと思いますので、そこは期待したいと思います。次の再質問に移らせていただきます。(3)番の同水準として必要な対策を進めていく必要があると考えますが、いかがでしょうかというところでした。今の歩道は十分に安全と言えるのかという点で、歩道状況が原因で転倒事故など何か重大な事故があってからでは遅いというのは一番懸念される事項であります。都市計画マスタープランにも歩道空間を確保し、歩いて楽しい商店街づくり、また出かけたくなる町といったまちづくりを目指しています。車がなくても安全に暮らしていけるような中心市街地をつくっていくには、まずは歩くというところの整備をしていきませんか。町長のお考えをお伺いいたします。
答弁 町長 後藤正洋
歩道の整備の3番目の再質問ということでございますけれども、先ほども答弁しましたけれども、歩道についても道路全体を通して安全性という点で対応してきております。今までも議会の中でもいろいろと議論もありましたし、いわゆるインターロッキングが経年劣化をしていくですとか、あるいは先ほどご質問でもありましたように水たまりができて、そこを迂回しなければならなくて車と接触をする危険性が増えていくですとか、そういったことがあるということも認識はしております。ただ、限られた予算の中でどう安全性を確保するかという点で、ご指摘をいただいていることにすぐ対応するということができないというのも実情でありますので、そういった点では住民の皆様ともいろいろと注意喚起をしていくですとか、なるべく町としてはそういった危険箇所については対応するような努力はいたしますけれども、すぐ対応できないという状況も町民の皆さんには理解をいただいて、危険箇所については注意をしていただくということでしばらくはお願いをすると、そういったことで町の運営をしていければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。
再質問 4番 櫻井紀栄
予算が限られているということは重々承知しております。その中でもやっぱり車道と歩道を同水準に整備していくというところが、危険度の重さは変わらないというところなので、その危険の水準を同じように考えていくというところで今後整備のほうを進めていただきたいなと思っております。次の質問に移らせていただきます。教育長のところです。通学路の防風対策の(1)番のところなのですけれども、強風を防ぐ対策を検討する必要があるのではないですかという質問で、風が強い日は学校長の判断で休校措置にしてしまうというところでご答弁いただきました。ちょっと質問の趣旨がかみ合っていなくて、風対策についてお伺いしていたので、風が強いときには休校するというところでご答弁いただいたので、ちょっと私のほうでうまく納得ができていなかったのですけれども、もう一度だけ説明をお願いしてもよろしいでしょうか。大丈夫ですか。〔発言する人あり〕
再質問 4番 櫻井紀栄
すみません。大変失礼いたしました。再度2番の(1)のところについてお伺いいたします。先ほど強風を防ぐ対策というところで、風が強い日は休校するというその対策がそれだけで、ほかのところは検討はされていないのかお伺いいたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
先ほども申し上げましたように休校をするというだけではなくて、繰上げ、繰下げ、また集団登校を選ぶということも実施をしているところでございます。また、現在は防雪柵を立てたということで、そこに防風の対策も含まれているというところで押さえております。
再質問 4番 櫻井紀栄
整理がつきました。ありがとうございます。休校にはならないけれども、風が強い日といった場合、実際に保護者の間ではこの風でも学校に登校させなければいけないのかといった不満の声とか、あと不安の声がありますが、そのままでいいのでしょうかというところと、半年後に間もなく迎える厳しい冬の前には状況の整理をしなくてはならないかなと考えますが、どうお考えでしょうか。お伺いいたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
登校が困難かどうかという問題について教育委員会が一括して危険を判断するという前に、学校が最も身近なところで、それぞれ学校は環境が違いますので、それぞれの学校の最も身近なところで安全が確保できるかどうかということを校長が判断し、それに基づいてスクールバスの手配をする、また給食の対応をする、それから送り迎えをしていただけないような場合についてはその子どもたちをどこでお預かりするというようなことについて教育委員会と学校が協議をしていくということだというふうに思います。
再質問 4番 櫻井紀栄
ありがとうございます。ただ風が強いという状況ではなく、多分明確な風が何メーターだとか、そういった気温の配分も含めて学校長が判断される基準もあるかと思うのですけれども、そこは何メートル以上風があったら休校になってしまうとかという基準を保護者のほうも理解があれば、学校と保護者の間で理解度が深まって、よりよい学校運営ができるかと思いますので、そこは周知等を含めていっていただければまた改善はされるのかなと思っております。次の質問に移らせていただきます。2番、(4)、課題解決に向けてのところなのですけれども、保護者がかしこまらずに気軽に不安や不満の声を伝えられる機会が増えると、通学路の問題だけではなくて学校運営の在り方もよりよく改善されると思います。そういった配慮も必要なのではないでしょうか。お考えをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 三澤吏佐子
地域ですとか学校ですとか、それから保護者、そのような子どもを取り巻く大人たちが学校の課題を解決するために膝を交えて意見の交流をする、交換をする、それがコミュニティ・スクール、学校運営協議会の存在意義でもありますし、目的であるというふうに考えております。当別町では、既に3校ともコミュニティ・スクールになっております。コロナ禍で3年間なかなか熟議をする機会というのは持てなかったという現実はあるというふうに思っておりますが、教育委員会としてはその活動が活性化するように学校を通して指導ですとか、助言ですとか行ってまいりたいというふうに思っております。
再質問 4番 櫻井紀栄
ここ数年コロナ禍でコミスクの運営も結構自粛されてきたかなとは思いますので、今後活発なコミスクの運営になって、コミスクの委員ではない保護者とコミスクの委員とが双方コミュニケーションを取って、情報交換できる場がこれからできていくように期待しております。以上で一般質問を終了させていただきます。ありがとうございます。