みんなの議会

当別町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日

(1)阿蘇公園の改修工事と予算編成過程の公開/(2)ふくろう図書館の移転に伴う事務と町民参画/(3)西当別地区の小中学校の今後

2023年3月13日、当別町議会の一般質問で、佐藤立議員が「阿蘇公園の改修工事と予算編成過程の公開」「ふくろう図書館の移転に伴う事務と町民参画」「西当別地区の小中学校の今後」について質問し、町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子、教育部長 大畑裕貴が答弁しました。

質問者
佐藤立 議員
答弁者
町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子、教育部長 大畑裕貴

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 佐藤立

それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従い、一般質問をいたします。今回は、阿蘇公園の改修工事と予算編成過程の公開、ふくろう図書館の移転に伴う事務と町民参画、西当別地区の小中学校の今後についての3点についてお尋ねをいたします。初めに、公園施設長寿命化計画に基づく阿蘇公園の池などの改修についてお尋ねをいたします。改修工事の予算は、令和3年度、令和4年度に続き令和5年度当初予算にも計上されませんでした。昨年3月定例会の一般質問でもこの件を取り上げました。その際には、遊具をはじめとする公園整備は町民生活を豊かにする上で必要なものであることに言及しつ、特に阿蘇公園は地域のメインとなる公園でもあることから、令和5年度の実施に向けて取り進めていかれるとの町長の答弁でした。前回もご答弁いただいているとおり、限られた財源の中で事業の優先順位をつけてのやむを得ない判断であるとは推察します。新年度予算には、学校の合同部活動に伴う移動の交通費助成、AIドリルの全学年への導入、西当別小中学校への電子黒板の導入や給食食材費に充当する食育事業など、当別の子どもたちが育ち、学ぶ環境改善のための予算が新規に盛り込まれました。限られた財源の中で当別町の課題解決のためにぎりぎりの予算編成をされていることは十分理解をいたしますが、議会に提出される完成された形の予算案だけではその編成の苦労を十分に読み取ることは難しいです。町の諸活動を町民に説明することで町政に対する町民の信頼と理解を深め、公正で開かれた町政を推進するという情報公開条例の趣旨も踏まえ、予算編成についてより積極的な情報公開が必要ではないでしょうか。そこで、2点お尋ねをいたします。阿蘇公園の修景施設改修工事については、限られた財源の中で事業の優先順位をつけての判断ではあると推察しますが、令和5年度予算計上に至らなかった理由を改めて具体的にご説明ください。町政に対する町民の信頼と理解を深め、公正で開かれた町政を推進するために、予算編成方針、部局からの予算要求、財政査定など予算編成過程について町政の円滑な実施を著しく困難にすることがない範囲で公開してはいかがでしょうか。次に、ふくろう図書館についてお尋ねをいたします。当初役場新庁舎への複合化が検討されていた図書館については、検討委員会での議論を踏まえ、役場新庁舎への複合化は見送り、民間事業者が当別駅南口に新築するビル内へ移転をする方針が昨年12月の議員協議会で示されました。先日の会派緑風会、島田議員の代表質問に対する答弁では、ふくろう図書館の移転は民間施設の完成に合わせて実施するため、令和6年度から整備事業が始まる予定であり、新年度については民間施設内ヘの図書館の施設配置検討を行うというスケジュールの概要が示されました。また、新年度予算には事業推進課が所管する関連予算も盛り込まれています。図書館の在り方については、2015年に答申を得た当別町図書館基本構想があります。今回は図書館の新設ではなく、あくまでもふくろう図書館の移転であり、民間ビルを活用することから、設備面での制約もあるものと考えられますが、この基本構想が一つの基準となります。この点についても先日の代表質問に対する答弁で、図書館像検討委員会の答申内容は当別町が目指すべき図書館像が描かれているものであるとの認識の下、対応できる部分は参酌し、新たな町民からの要望についても可能な部分は反映させていきたいとの方針が示されました。また、図書館協議会については、令和3年9月定例会での一般質問に対して、状況に応じて必要なものは造っていかなければいけないので、状況を見ながら適宜判断していくとの教育長答弁があり、この答弁について方向性や考え方に何ら変わりがないとの町長からの代表質問に対する答弁で改めて表明をされたところです。以上を踏まえて6点お尋ねをいたします。ふくろう図書館の移転に向けて行う事務とそのスケジュールを具体的にお知らせください。当別図書館基本構想には3つの条件と5つの大枠、さらに後書きではバックヤードの重要性が言及されています。これらは今回の移転においてどこまで反映される予定でしょうか。また、移転後の新しい図書館の施設配置等の設計はどのように進める計画でしょうか。次に、新しい図書館の設計に当たっては、この新しい図書館というのはふくろう図書館の移転ですけれども、この設計に当たってはなるべく早い段階から町民が参加できるワークショップなどを開催する必要があると考えますが、いかがでしょうか。図書館の移転に併せて図書館協議会を設けてはいかがでしょうか。図書館移転に当たって、図書館基本構想にも言及されているとおり司書の専門性を生かした関与が重要であると考えますが、この点についてどのような計画があるのでしょうか。最後に、西当別地区の小中学校の今後について伺います。本町地区の小中学校は、今年度とうべつ学園が開校し、一体型義務教育学校として新たなスタートを切りました。とうべつ学園の新築は、1969年に建設され、老朽化が著しかった旧当別中学校校舎を最優先で対処するということで進められてきました。一方、西当別地区では西当別小学校校舎が1982年建築で築41年、西当別中学校は1980年建築で築43年を迎えます。これまでチップボイラーの設置、屋根の改修、トイレの洋式化など様々な改修が行われ、来年度予算にもそれぞれ改修工事が盛り込まれていますが、校舎の老朽化自体は確実に進んでいます。西当別地区の学校については、昨年9月、会派緑風会、秋場議員の代表質問に対して、義務教育学校を建設するという考えであるということを前提に、当別町全体のまちづくりや西当別地区の開発の動向を注視した上で、今後の人口の推移等を見極めながら判断しなければならないとの町長の答弁がありました。西当別中学校は、旧当別中学校校舎と比べて11年新しい建物ですが、学校の建設にはその準備作業だけでも数年を要することを考えれば、西当別地区の学校をどうするのか、この議論を始める時期に来ていると考えています。西当別地区の方々からは、なるべく早期に新しい校舎の建設を望む声のほか、児童生徒数や部活動などを踏まえればとうべつ学園ヘの統合が望ましいのではないかといったご意見も伺っています。西当別地区の学校の在り方は、当別町全体のまちづくりのテーマであると同時に、西当別で子育てをされる町民の方々がどのような教育環境を望まれるのかという問題でもあります。そして、その選択肢としては、新築や増改築による一体型の義務教育学校化、既存の小学校、中学校、それぞれの校舎の大規模修繕等による分離型の義務教育学校化、またはとうべつ学園への統合が考えられます。私は、万が一の際に居場所を変えることができ、多様な人間関係の形成にもつながることから、町内に2つの学校、それぞれの学校に2つのクラスの維持が必要であると考えていますが、今後の検討に当たっては義務教育学校化を基本路線としつつ、西当別地区の方々の意向を反映して検討を進めることが重要です。そこで、3点お尋ねをいたします。西当別地区の義務教育学校化に向けたスケジュールは、現在具体的に検討をされているのでしょうか。また、西当別中学校の築年数と旧当別中学校の築年数との差の約10年を目安として、とうべつ学園が開校した今年からおおむね10年以内に対応を取ると考えてよいのでしょうか。最後に、西当別地区の小中学校について、主に西当別地区の子育て世代を中心とする町民が参加できるオープンな場を設けて検討と合意形成を進める必要があるのではないでしょうか。以上、1回目の質問といたします。

答弁 町長 後藤正洋

佐藤議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、阿蘇公園の改修が予算計上に至らなかった理由についてでありますけれども、同事業につきましては昨年3月議会で佐藤議員からの一般質問に対して私が地域のメインとなる公園であり、前向きに検討してまいりたいという趣旨の答弁をさせていただいており、その考えにつきましては今も全く変わってはおりません。しかしながら、財政状況が大変厳しい中で、町全体の施策の優先度、事業規模などを私が総合的に判断をし、やむを得ず令和5年度の予算化を見送ったものであります。具体的に申し上げますと、令和5年度予算編成は昨年12月の段階において担当部局から要求のあった全事業とそれに見合う歳入が実に9億7,000万円余り乖離しておりまして、歳入を増やす努力と歳出を削る努力を同時にしなければ予算が編成できない状況でありました。その後担当の部課長査定を経まして、最終的に私が連日職員と議論を尽くし、様々な検討を加え、必要な事業の中からさらに優先すべき事業を選別をし、新年度予算を編成したものであります。今回のご質問は阿蘇公園に関するものでありますが、本件だけではなく、財源に余裕があれば実施したい事業は枚挙にいとまがなく、限られた財源の中で取捨選択を行わざるを得ない状況を私自身も大変心苦しく思っております。なお、申し上げるまでもなく、予算要求に当たって各担当部局では既存事業については常に効果を検証し、必要な事業費用を計上しておりますし、新規事業につきましてもこれまでの議会などでの各議員からのご提案いただいた事業はもとより、町民や各種団体など町内からの要望など様々な声を反映できるよう、十分に検討を重ね、予算要求を行ってきております。また、その分野は農業、商工業、建設業、子育て、教育、福祉、環境など多岐にわたりまして、町の施策の優先順位をつけること自体が非常に困難な中で町長である私が判断をしたものであります。次に、このような予算編成過程を公開してはとのご質問についてでありますけれども、町の進む方向につきましては当別町まち・ひと・しごと創生総合戦略において掲げておりまして、このプランに沿った施策を予算計上し、実施をしてきております。その事業の選択や進め方につきましては、先ほど申し上げましたとおり、町長である私が総合的に判断をし、決定をしておりますし、これらの過程を公開することは次年度以降の予算編成にあらぬ期待ですとか、あるいは落胆を抱かせかねませんので、公表する考えはございません。以上、佐藤議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。

答弁 教育長 三澤吏佐子

それでは、佐藤議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、図書館の移転についてのご質問ですが、図書館移転に際して行う事務とスケジュール等については、先日の会派緑風会、島田議員の代表質問に対する町長からの答弁もありましたように、移転については令和6年度以降になりますので、具体的な設計、予定等については事業の進捗状況に合わせて今後お示しをしてまいります。また、この事業はこれまでに町で議論が進められてきた新たな図書館の建設とは異なるものでありますが、当別町図書館基本構想についても参酌しながら、可能な範囲で反映されるよう努めたいと考えております。なお、図書館に町民の思いが反映されることは当然のことでありますので、図書館を利用される方々をはじめ、様々なお声をお伺いすることが必要であると考えております。次に、図書館協議会ですが、従来から社会教育委員においてその役割を担っていただいていることから、新たな設置は考えておりません。最後に、司書の関与についてですが、図書館における司書の専門性は非常に重要と認識をしております。現在図書館で勤務する司書、職員の司書有資格者が主体的に関わりながら取り進めてまいります。移転により町の読書活動が一層推進されますよう、町長部局とも連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。次に、西当別地区の学校に関するスケジュールとおおむね10年以内に対応を取るのかとのご質問でありますが、今のところ具体的なスケジュールは決まっておりません。また、西当別地区の各校舎は旧当別中学校とは異なり、新耐震基準の建物であることや耐震補強不要といった診断結果もあり、建物の構造や今までのメンテナンス履歴から、単純に建築年だけでは比較できないと考えております。ただ、学習環境の改善や経年劣化による定期的な改修が必要なことから、二重投資にならないよう検討しなければなりません。これらを踏まえ、西当別地区の学校については、佐藤議員ご発議の現在の校舎を改修する中で分離型を継続することが望ましいのか、あるいは一体型にすることが望ましいのか、新校舎を建てる中で一体型にするのが望ましいのかといったことも含め、当別町公共施設等総合管理計画や今後の当別町公共施設の在り方、校舎の修繕計画などを踏まえて西当別地区の学校に関する在り方を町長部局と検討してまいります。次に、町民参加による合意形成についてのご質問でありますが、平成29年9月議会の佐藤議員からの一般質問で答弁したとおり、考え方は変わっておりません。地域の学校でもありますので、保護者、地域住民、教職員からの意見を広く取り入れていく必要があると考えております。以上、佐藤議員の一般質問に対する答弁といたします。

再質問 3番 佐藤立

それでは、ご答弁いただきましたので、幾つか再質問をさせていただきたいと思います。初めに、阿蘇公園の改修工事、予算編成過程の公開に関してのところでございます。財政状況を踏まえての総合的な判断というのは、これはまさに町長のおっしゃるとおりであると思いますし、そこが町長の専権事項といいますか、町長の町長たるところだと思いますので、最終的なご判断についてはいろいろな考え方はあり得ようかと思いますけれども、そのとおりだと思っております。今回ご質問させていただきました一番のところは、ご答弁の中でも当初の予算要求の中で9億円のオーバーがあったと、これ今年度の当初予算130億円ですから、その中での9億円というのはこれは本当に大きい数字だと思っております。どうしても、議員というか、これは私だけかもしれないですけれども、どうしてこれはやらないのだ、あれはやらないのだ、例えば50万でこれぐらいできるのではないかみたいな話をついついしがちですけれども、恐らくそういう50万が何個か積み重なっていくことによって町全体ではあっという間に億のお金がかかってしまうと。本当にそういうぎりぎりの財政状況の中で、これからの当別町のためにどういうことが必要なのかというのを職員の方々、そして町長、副町長、教育長をはじめ皆さんで議論をしていただきながら町政が進んでいる。この部分が、これは議員側がもっと役割を果たさなければいけないかもしれないですけれども、まだまだ町民の方々に、そのぎりぎりさといいますか、そこが十分に伝わり切っていないのではないかなというふうに私は感じております。こういうふうに言うと、ではそれはまずは議員各位がしっかり発信をとおっしゃられればそのとおりですし、それは私もしっかりやっていかなければいけないかと思いますけれども、そういう情報をしっかりと町民の方にご理解をしていただくためにも、例えば部局の要求の段階では実は9億円もオーバーしているのですよと、それに対してここまで絞り込んで、こういうステップを絞り込むことによって今回の予算ができているのですよですとか、予算にのっていないことが町が認識をしていないわけではなくて、やらなければいけないことは十分に分かっている。先ほどの児童館のお話にもありましたけれども、子どもたちの場所をつくらないといけない、それは分かっているけれども、順番としては今はここですよね、この枠の中ではここですよねと、そういった腹を開いた議論、情報提供というのをしっかりとしていくことというのが大事ではないかなと思っております。町長がおっしゃったあらぬ期待ですとか、落胆とか、それは確かに気をつけなければいけないので、本当に個々の事業についてこれをやる、やらないとか、それを全部出す、それは私も違うかなとは思いますけれども、情報公開条例の中でも町民が必要とする情報というのは積極的に提供しなければならないと定められておりますし、恐らくそこで必要とする情報の一つというのは、本当に今どれだけ厳しい中で町の財政が運営されているのか、そこのところをしっかりとご理解いただくところというのは本当に大事なところではないかなと思っております。再質問としましては、現時点で情報の公開というところは考えていらっしゃらないということでしたけれども、例えば金額、要求から大体どういう金額になっているのですかとか含めた大枠のところに関して町の財政状況全体をご理解いただくという範囲の中で、なおかつ来年度以降の事業にも影響を与えない、そういったところを十分配慮しながら予算要求、各部課長の査定、財政査定等でどういうボリューム感になってきているのか、まずはそういったところからの情報提供というのは可能ではないかなと思いますけれども、この点いかがでしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

佐藤議員から再質問をいただきました。再質問にお答えをいたしますけれども、積極的な情報公開の必要性につきましては私も十分に理解しておりますが、全てを公開するということだけがよりよいまちづくりにつながるのかというふうなことを考えますと、若干疑問符を持っております。先ほどもお答えをいたしましたけれども、令和2年に町民と行政の共通の指針として当別町第6次総合計画と当別町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定をし、現在町ではこれに基づき、政策を進めております。そのプランに沿った個々の事業についての実施時期、事業規模、優先度などにつきましては、各年度に実施する事業全体を見た上で総合的に判断をする必要があり、その町政運営の判断を町民から負託されたものと私は認識をしております。その判断において作成した予算につきましては、町民を代表する議員の皆さんにより内容をご確認をいただき、ご審議いただいているものというふうに感じております。この一連の手続が我が町ではしっかりと機能していると確信をしております。今後におきましても私は町民の皆様から負託いただいた責務に努めてまいりたいというふうに思いますし、議員の皆さんのご協力もいただければというふうに思っております。引き続き町政運営に対してのご協力をよろしくお願いをいたしたいというふうに思いますし、来年度予算はこれから決めていただきますけれども、それは決めればいいというものではなくて、より効果的にどう実践していくかということが私は大事だなというふうに思っております。幸いにもデジタル田園都市の4つの事業につきましては交付決定の内示をいただきました。そういった点では一歩前進をしたかなというふうに思っていますし、そういったことを念頭に、国の財源や補助をいかに活用して町をよくしていくかということを職員自らがいろいろと考えて予算化をしていただいているというふうに思っておりますし、そのことを皆さんが理解していただいて議決をいただいているというふうにも思っておりますので、今後ともご協力のほどをお願いして、答弁といたします。

再質問 3番 佐藤立

先ほど阿蘇公園の件で町長のほうに再質問をさせていただいて、ご答弁をいただいたところですけれども、町長からも今ご答弁いただきましたけれども、役場の中でしっかりと状況を踏まえながら政策的な判断をして出てきたものとして、完成された形として予算案が上がってきております。それをこれから予算委員会で審査をしていくことになるわけですけれども、予算自体がその予算に賛成なのか、反対なのかとかというようなだけの話ではなくて、どういう政策課題に対してどういう意図を持ってつくられていて、それをしっかりと適切に効果的に予算を執行していくためにはどういうことが必要なのか、そういったところも念頭に入れながらしっかりと予算審査の中でもいろいろと質問をさせていただければと思っております。それでは、1番目の点についてはこちらで終わりとさせていただきまして、次にふくろう図書館の移転に伴う事務に関する部分で何点か再質問をさせていただきます。まず、スケジュールに関して代表質問のご答弁と併せて教育長からご答弁をいただく形になりましたけれども、一応細かな点ですけれども、念のため再度の確認で、まず私の理解では令和5年度、新年度に施設配置についての設計等を行い、実際の工事が行われるのは令和6年度以降になるというふうに今認識をして質問させていただいていて、教育長の答弁も恐らくそうであったかというふうに思っておりますけれども、そこに間違いがないのかというところの確認でございます。なぜこれしつこく確認をしているかといいますと、要はこれから移転する新しい図書館の設計にどれだけ時間を取っていろいろな方のお話を伺って考えていくことができるかという、どれだけ時間が残されているのかという問題に関わってまいりますので、今年度、5年度が設計、6年度以降というのでしょうかね、6年度から工事になるという現時点での予定で間違いがないのかというところ。さらに、これはまだスケジュール検討中かとは思いますけれども、実際に様々な方のご意見を伺って設計を考えていくというのが令和5年度の中でどれぐらいの時間が可能なのか。例えば秋口ぐらいまでには決めていないと間に合わないのですよというお話なのか、年内ぐらいであれば十分間に合うということなのか、その辺りについて今の段階で分かっているところがあれば併せて教えてください。〔「休憩をお願いします」と言う人あり〕

答弁 教育長 三澤吏佐子

お時間を頂戴して申し訳ございませんでした。スケジュール感、細かいところでございますので、部長から答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。

答弁 教育部長 大畑裕貴(教育部長は2023年3月まで)

お時間をいただきましてありがとうございます。今ほどの質問でございます。駅前のふくろう図書館の移転に伴う図書館でございます。現在町長部局のほうで新年度予算化してございますが、その中での図書館の検討は夏頃までに大方できてくるだろうというふうに今聞いております。その中では、もう民間ベースの図書館のフレームの中に入る話でございますので、それから先の秋口まで大体かけて、その中でどのような配置ができていくか、図書館像検討委員会、それぞれの図書館の理想的な形を我々も承知していますので、その中のものがどれだけ取り入れていけるのか、そのフレームの中での配置等をこの秋をめどに検討していきたいと、そのように考えているところでございます。以上です。

再質問 3番 佐藤立

これでもう一度お尋ねをさせていただきます。民間との協働の事業ということで、まだまだ決まっていないところも多々ある中で、少しずつ調整をしていかなければいけないところだと思いますので、その経緯は十分認識をした上で質問させていただきますけれども、今のご答弁ですとおおむね夏頃までに、フレームといいますか、要は大枠が固まっていく中で、その中の施設をどういうふうに使っていくかというところを秋をめどに固めていくというようなご答弁だったかと思います。そういたしますと、この後の項目でもお聞きをした町民の方に入っていただいて町民の様々な方のご意見を伺って進めていくというところは、恐らくこれは新年度早々に様々な仕掛けをしていく必要があるかと思います。新年度入りましたら、大きなフレームが完全に固まり切っているかどうか、まだ見えない中ではありますけれども、仮の話と言っていいのかどうか分からないのですけれども、移転をするのであればこういったことも聞いていかなければいけない、町民の方からお話を聞いたりですとか、そういった仕掛けというのは新年度早々に仕掛けをしていく必要が出てくるかなと思いますけれども、そこはそういう理解で間違いないでしょうか。

答弁 教育長 三澤吏佐子

そのようなご理解でよろしいかというふうに思います。いずれにしましても、民間が進めることの部分が大枠でございますので、その中で最大限にいろいろなことがかないますように、教育委員会といたしましてもご意見を聞く機会を細かくつくってまいりたいというふうに思っております。

再質問 3番 佐藤立

それでは、次の次の項目になりますけれども、町民参加のワークショップやっていく必要があるのではないかというところで、様々な形で皆さんのご意見を伺いながらというお話がありました。今のご答弁の中でもそういったところお話をいただきました。ここについては、本当に図書館っていろいろな方が利用されるので、それぞれの立場でいろいろなご意見があるところです。実際私が伺っている中でも、静かに勉強するというニーズがあるのと同時に、お子さんが絵本を読めるようになったので、そろそろ連れていきたいのだけれども、図書館に行ったら騒いでしまって周りの方に迷惑をかけてしまうので、連れていきづらいのではないかというようなことを心配をされている方がいらっしゃるですとか、本当に一本にまとまるのがなかなか難しいところであるかと思いますけれども、そういった多様な方々のお話を伺って、これが設備上の問題なのか、運用ルールで何か調整できるところなのか、そういったところをしっかりと考えていくというのが重要になってくるかと思います。そういった様々な方のお話を伺うに当たって、例えば平日働いている方にお話を伺うとなると土曜や日曜、また夜の時間帯とか、よく町民説明会って夜間にやることが多いですけれども、例えば夕方6時とか6時半の設定ですと家で夜御飯を作ったりとか、お子さんのお風呂の対応をしたりとかという方はなかなか参加しづらい。そうすると、むしろ平日の日中にやったほうがいい方があったりですとか、働き方改革にはちょっと逆行することになってしまうかもしれないですけれども、あえて夜8時ぐらいの遅い時間に設定したほうがズームとかオンラインであれば実は参加しやすかったりとか、参加される方、お話を伺う方によって様々日時の設定、場所の設定も工夫をしていく必要があるかと思います。そういったところも十分に配慮しながら、様々なバックボーンをお持ちの方のお話を伺いつつ、町民参加で進めていくということが必要になってくるかと思いますけれども、この点について教育長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 三澤吏佐子

ただいま佐藤議員のほうから非常に細かくご提案をいただいたところでございますけれども、私もいろいろな方法を考えなければならないというふうに思っております。例えば既に社会教育が主催するようないろいろな事業の中で、そこに参加していただいているような場面でお話を聞くということも可能かと思いますし、それからインターネットを活用した意見の収集というのもあると思います。それから、町としては今回の図書館の移転に関しては町のにぎわいを創出するための重要な施策の一つ、アイテムの一つというふうにも考えておりますので、そういう部分では大学生の意見というのも非常に大きいかなというふうに思っておりますので、その辺も含めて方法論を考えてまいりたいというふうに思います。

再質問 3番 佐藤立

お話を伺う、情報を得るだけではなくて、お互いに相互で意見交換ができるような、そういったワークショップ等も通しながら、あくまでも移転ではありますけれども、新しい環境になってよりよい図書館にしていこうという事業だと思いますので、ぜひ取り進めていただければと思います。次の項目ですけれども、図書館協議会に関しては新たな設置は考えていないというご答弁で、恐らくこれは以前から教育長のご答弁変わっていないという理解に立てば、未来永劫置かないということではなく、状況を見ながら適宜判断をしていくという趣旨のご答弁であったかと理解をしておりますけれども、その状況というのは一体何なのだろうかというところが私ははっきり分からないところでございまして、今回移転ではありますけれども、箱が変わっていく、もしかしたら使い方のルールとか含めていろいろと新しいことを考えていかなければいけない。これは、図書館を取り巻く状況が大きく変わるタイミングですので、こういった場で様々な方のご意見を伺いながら、図書館協議会を設けていくというのには非常に大きな状況の変化であって、最適なタイミングではないかなとは思いますが、今回はそういう状況ではないということですので、当別町としては今後どういう状況が発生をしたときに図書館協議会が設置されることになると考えればいいのかというところを教えていただければと思います。

答弁 教育長 三澤吏佐子

現段階でその状況についてこれですという明確なお答えをする状況にはないというふうに思っているのですけれども、まずは社会教育委員さん、いろいろなお立場の中から社会教育について広く見識を持っておられる方々がお集まりですので、まずその方々のご意見をお聞きしたいというふうに思っております。

再質問 3番 佐藤立

かしこまりました。どういう状況かはまだ分からないということのようでございますけれども、社会教育委員会については以前も、一般質問だったか、ちょっとどの場だか今定かではないですけれども、一度お尋ねをさせていただいた際に社会教育委員会で議論しますというご答弁があって、1年間で結局社会教育委員会でそのことが議題に上がっていなかったということもございましたので、今教育長からそういうお話がございましたので、恐らく令和5年度については社会教育委員会の中で、特に移転という非常に大きなプロジェクトですので、複数回積極的なご議論があるのであろうということを期待をして、次の項目に移らせていただきます。西当別の小中学校の件に関してとなります。10年以内に何らかの対応をされるのでしょうかというところで、これも念のための確認になりますけれども、公共施設管理計画等、様々な計画と照らし合わせながらといいますか、そこを踏まえながら町長部局との検討、協議をというご答弁でしたけれども、恐らくその大前提として西当別地区において子どもたちの学びの環境をどういうふうにつくっていくのかという教育的な視点というのが大前提であって、それを基に町長部局で持つ各種計画とも歩調をそろえながら西当別の学校の在り方について議論をしていくのだという理解で間違いないかとは思いますけれども、念のため確認をさせてください。

答弁 教育長 三澤吏佐子

私の申し上げ方がまずかったのでしょうか、私としてはそのように、今議員がおっしゃったとおりに、あくまでも学校の在り方、どのようなものが求められているかということを皆さんと協議していくことが先だというふうに考えております。ただ、学校建設というのは非常に巨額な予算を必要とする大事業でありますので、そういう部分で既にある計画等も十分に考慮していかなければならないというふうに考えております。

再質問 3番 佐藤立

ありがとうございました。多分聞き取り方の問題といいますか、そういうところですので、特に他意はございませんので。その上で、今教育長からもまさにおっしゃられましたけれども、学校建築って非常に大きなプロジェクトでして、とうべつ学園についても宮司町長の恐らく私が議員になる前の段階からとうべつ学園、義務教育学校については議論がある中で、予算の確保等を含めて非常に時間をかけて、ソフト面での一貫教育の推進を進めていきながらタイミングを合わせるような形で動いてきたものというふうに理解をしております。ただ、これは行政のやむを得ないところもあるかもしれないのですけれども、一回動き始めると一気にスピード感が速くなるというか、やや速くなり過ぎる嫌いがあるといいますか、何年に建てるのだというのが今度決まってしまうと、それに間に合わせるように、あとこれをやらなければ、これをやらなければみたいな形でどんどん、どんどん動いていく。とうべつ学園を建てるときにも、候補地の選定から始まりまして、実際にどういう設計にしていくのか、そういったところがかなりのスピード感を持って動いたかなと思っております。とうべつ学園については、当別町の地区に小中学校がなくなるということは、これは選択肢としてはなからない話でしたので、それでもしっかりとした議論をしていくことができましたけれども、西当別については当然合同部活動の件、また子どもの数等を考えたときにやはり様々なご意見があるものだというふうに思っております。そういたしますと、当別町内の中でも特に西当別においてどういう子どもの学びの場をつくっていくのかというのは、これは建物をいつ建てるかどうかというのが見えてから動き始める話というよりは、むしろ先にそういう議論があって、それであれば分離型がいいですよねとか、それであれば一体型がいいですよねとか、むしろこの考えでいけばこれはとうべつ学園で集中的にやることが最適ではないですかとかというふうに出てくるものだと思っております。そう考えますと、一番最後、町民参加のところで、これも様々な方からしっかりご意見伺いながらというところでしたけれども、ここもゴールが決まってから動き出す話ではなくて、まず西当別の教育の在り方どうするのかというのを、コミュニティ・スクール等もございますし、新年度、令和5年度からしっかりと様々な場面で議論を仕掛けていき、様々な方のご意見を伺っていく、そしてだんだんに合意形成を図っていくということが必要だと思いますので、ぜひ令和5年度、教育委員会としてそこは積極的な仕掛けをしていっていただきたいなと思いますけれども、この点教育長のお考えを改めてお伺いします。

答弁 教育長 三澤吏佐子

ただいまのご発議の内容については、至極私も同意するところでございます。そういう中で、先ほどから申し上げましたとおり、建物自体に緊急性がないということがありますので、それを含めまして、今までの10年間ということに縛られることなく、早いうちから議論を始めたいということは先ほども申し上げたというふうに思っております。そういう中で、先日教育行政執行方針の中でも申し上げましたとおり、本年度よりようやく西当別地区における校舎の分離型の一貫教育と、それから本町における校舎一体型の一貫教育というのが新しいステージの中で始まったばかりというふうに思います。そういう中で、まずは当別としての分離型と一体型のそれぞれのよさというのをしっかり見極めたい。そして、そういう中で実際にどんな形で進めていくのが最もいいのかということを議論していきたいというふうに考えております。

再質問 3番 佐藤立

今教育長おっしゃられたとおり、新しいステージが本当に始まったところで、とうべつ学園に恐らく非常にプラスの効果が出ているところ、またいろいろと考えなければいけないところ、多々あるかと思います。一体型と分離型双方が動いていくという、それぞれ見比べていきながら、ただあるどこかの段階がスタートしたら、その次の段階で西当別どうしましょうかという考えをするということではなくて、常に西当別の在り方というのをこれからどうしていくのかというところを考えていかなければいけないという、その前提を置きながら一体型、分離型、現状の比較をしつつ、いざ一旦事が起こったらといいますか、あり得るタイミングが出てきたときに慌てないで速やかに動きが取れるように取り進めていっていただければと思います。恐らくそういった理解でお話をしていただいていると思いますけれども、念のためその点最後確認させてください。

答弁 教育長 三澤吏佐子

先日来申し上げておりますとおり、これからの当別町の教育は家庭と学校と地域が一体になって、さらにそこに行政がしっかり関わりながら教育を進めていくというふうに考えております。ですから、学校のそれぞれの在り方も含めて常に教育がいろいろな中でいろいろな場面において協議されていくという方向性をつくっていきたいというふうに考えております。

出典:当別町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日 議事録 PDF(74ページ) 間違いを知らせる