みんなの議会

ニセコ町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月21日

シビックプライドを醸成するまちづくり

2023年12月21日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「シビックプライドを醸成するまちづくり」について質問し、町長 片山健也、教育長 片岡辰三、企画環境課長 黒瀧敏雄が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
町長 片山健也、教育長 片岡辰三、企画環境課長 黒瀧敏雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 斉藤うめ子

通告に従いまして3件質問させていただきます。1件目が、シビックプライドを醸成するまちづくりのことですけれども、日本ではシビックプライドという言葉がまだ新しく聞かれるかと思いますけれども、このシビックプライドというコンセプトは、もともとイギリスが100年以上前に産業革命がもたらした都市の大きな変化によって、アイデンティティを築くために生まれた概念と言われています。今、全国でシビックプライドの醸成に取り組む自治体が広がっています。シビックプライドとは、私たちのまちをより住みよいまちにするために、自らが積極的にまちづくりに関わり、自分がこのまちの未来をつくるという当事者意識を持ってまちづくりに参画しようという自負心、自信と誇りのことです。12シビックプライドの主体はそこに住む住民であり、まちづくりやまちと人との関係を築いていくことが基本です。ニセコ町ではシビックプライドをどのように進めていくか、町長に伺います。また、これは社会教育の分野でもありますので、教育長にも伺いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

それでは、ただいまの斉藤議員のご質問にお答えいたします。シビックプライドとまちづくりの関係について、ニセコ町まちづくり基本条例の前文において、私たち町民として住むことが誇りに思えるまちを目指すことを掲げております。また、25年ほど以前から、私たちは誇りに思えるまち、それから、自ら考え行動するまちを目指してきた、それ自体がシビックプライドではないかというふうに考えております。斉藤議員のおっしゃるシビックプライドの意味を内包している一文ということで、このまちづくり基本条例の前文にも掲載させていただいているところであります。また、第6次総合計画策定においては、町民の皆さんのワークショップでもシビックプライドがキーワードとして掲げられております。その位置づけについては、まちづくりを行う中で、主に町民の間で、また、暮らしの中で生まれるものであると認識しております。引き続き、進むことが誇りに思えるようなまちづくりを町全体として進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

斉藤議員のご質問にお答えいたします。シビックプライドの醸成につきましては私も大変重要なものと考えております。社会教育の分野においては青少年交流事業、いわゆる少年洋上セミナー、少年の翼セミナー、また、小学生リーダー研修などの事業においてニセコ町の歴史・文化を学び、人間性豊かで郷土を愛する心を養う取組を実施しております。また、ふれあい町民運動会、全町ソフトボール大会や、全町9人制バレーボール大会など、町民の皆様が参加するスポーツ事業を通して積極的にまちづくりに関わるなど、地域コミュニティーの醸成を図っております。教育委員会としては、今後もシビックプライドの向上を図れるような事業を継続して実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 7番 斉藤うめ子

今、町長と教育長から答弁いただきましたけれども、確かにまちづくり基本条例に掲げています。ただ、それを町民が、教育長もスポーツとかいろんなことを通して町との関わり合いを深めていくというお話がありましたけれども、私はまず、ニセコ町のシビックプライドの課題として、私はできるだけ多くの町民の皆さんが、できれば少しでも本当に多くの皆さんにニセコ町そのものを知ってもらう機会を設けるということが重要でないかと思っています。それがシビックプライドの第一歩ではないかと考えています。ニセコってどんなまちなの、町民の方々がまず知って、そして町内に来られた方々、観光客、また移住してこられた方々、そういう方々に対しても、このまちのことについて尋ねられたら答えられる町民であることが、このシビックプライドの第一歩ではな13いかなというふうに思っております。そこで、今いろいろと思い出しているんですけれども、このニセコ町に私が移住してきたときに、ぐるっと羊蹄まちしるべという、翌年だったのですけれども、2007年、そういう羊蹄山ろく地域観光ガイド検定試験というのがありました。私もすぐそれを受けまして、こういう、今お持ちしたんですけれども、上級の検定書をいただきました。これは2009年10月25日と記されています。これは、今から14年前になるんですけれども、今これはどうなっているんでしょうか。それから、教育長はよくニセコ学ということをおっしゃるんですけれども、このニセコ学というのはすばらしいなと思っているんですけれども、これをちょっと調べてみましたら、これも中学生が考えたニセコガイド検定ということで、今はもう、これは2021年ですか、ニセコ中学の生徒さんが、町を歩いて、いろんな問題集、ニセコガイド検定の作成を取り組んで、学校の生徒だけじゃなくて、町民がガイド検定に挑戦することでふるさとのよさを再認識してもらうことを目標としているというふうに、これはインターネットに出ているんです、ニセコ学のところで。それで、今は初めた1年生は3年生になっているかと思うんですけれども、このニセコ学をどのように活用しているのか、ここにうたっている文句がどのように町民、学校でもされているのか、その点を伺いたいと思います。それから、もう一点あるんですけれども、もう一つ、私もよく分からないんですけれども、ニセコ大学、それから、その関係でもう一つ、ちょっと資料はないんですけれども、都市未来研究所ですか、の活動がずっとされてきたかと思うんですけれども、まずニセコ町を知るためには、そういうことが過去にずっとあったと思うんですけれども、現在どうなっているのか。今三つ申し上げたんです。ぐるっと羊蹄まちしるべとニセコ学、それからニセコ大学、その辺をぜひ教えていただきたいなと思っています。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。まず、ぐるっと羊蹄まちしるべ、ちょっと今どうなっているか、調べてみないと分かりませんので、後でどのようになっているか、ちょっと確認したいと思います。ただ最近、書籍等を見ていないので、活動しているかどうかも含めて調べてみます。あと、今言われた都市未来研究会やニセコ大学につきましては、住民の皆さんのグループの中で進められている研究会で、私ども具体的な活動内容については承知しておりません。私も何回か勉強会には誘われて、受講させていただいたり、あるいは私が発言する場もこれまで何度かありましたけれども、その活動実態についてはちょっと承知しておりませんので、ご理解賜ればありがたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

斉藤議員の再質問にお答えします。ニセコ学につきましては、これまでも中学校が継続して実施しています。特に中学校はニセコ学検定の中で、ニセコガイド検定というような形で独自に取り組んでいます。実際に、彼らは座学だけの勉強ではなくて、実際にタブレットを持って、有島記念館ですとかニセコ大橋ですとかニセコ狩太神社などを撮影する中で問題づくりをしていると。できるだけ体験的なそういう問題をつくろうという14ことで取り組んで、当時全員がやったものを先生と協力して精査して、ニセコ学検定ということで、これはどなたも取組ができます。昨年は一般の方、取材した地元の方に来ていただいて、発表会を見ていただいて、実際にそれを操作してもらうというようなこともやって、実際に今、教育委員会としては、小中高含めて、小学校のほうでもそういった取組をお願いしています。高校のほうでは、有島記念館ですとか、特に高校生は地元出身以外の方もいるので、よりニセコ町のことを知ることは大事だということで、ニセコ高校でも今度新たな取組として取り組む予定でございます。私としては、できれば社会教育委員会議など大人の方もニセコのことを知るような、そういった機会、そういったニセコ学検定が、学校の幼小中高から、さらに一般の大人の方も参加できるような、そんな取組にして、地元のこと、ニセコのことを幅広く理解できる、そういうことが大切だというふうに考えて、そのような取組をそれぞれ学校、あるいは社会教育委員会議などでも取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上です。

議員の質問 7番 斉藤うめ子

町長と、それから教育長から答弁いただきましたけれども、先ほど言ったぐるっと羊蹄まちしるべについては今どうなっているのか分からないということなんで、これは非常に残念だなと思っています。これはニセコ町内だけじゃなくて、羊蹄山を囲む地域を、歴史も、それから農業から、それから自然を含めた学習なんですね。私もこれを取った、10年か11年前ぐらいですか、2回バスツアーのガイドをしたことがあります。そういう機会があったんですけれども、せっかくこういうガイド検定をいただいたのに、生かすチャンスがないんですけれども、これはぜひもう一回検討していただきたいなと思っています。それから、先ほどのニセコ大学のことなんですけれども、町民の皆さんが自主的に何かされているようなんですけれども、それこそシビックプライドの基本じゃないかと思うんです。これをやっぱりもっと生かすべきじゃないかなというふうに思っています。それと、教育長がおっしゃったニセコ学、先ほど申し上げたように、中学校内ではやっていらっしゃるというふうに受け止めたんですけれども、一般の町民向けにはまだ広げてはいないわけですね。ですから、そこをちょっともう一回お聞きしたいんですけれども、これはぜひ考えていただきたいなと思っています。それと、ちょっとここに持ってきたんですけれども、私は有島の里というこの本を、ニセコに来たばかりの頃に、たまたま有島記念館で朗読を聞く機会がありました。これは本当にこのニセコの歴史というんですか、本当に初めの歴史、これはすごく感動しまして、これは何とか手に入れたいということで聞きましたら、何と今、商工観光課の課長をしていらっしゃる阿部課長のお父様が書かれたんですね。これなんかも本当に皆さんに読んでいただきたいなという内容です。それで、今どうなっているのか、もう一回お聞きしました。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

斉藤議員の再々質問にお答えしたいと思います。まず、ニセコ中学校でのニセコガイド検定につきましては、ホームページから一般の方も利用できるということになってございます。ただ、60問あって、最後まで行き着かないと、途中でちょっとや15めることができないので、結果を、最後まで行くということで、ちょっとなかなか一般の方が利用すると時間がかかるようなこともあるので、その辺りについては学校と相談して、よりシステム的に活用しやすいような、そういった方向を現在検討しているところでございます。

答弁 企画環境課長 黒瀧敏雄(企画環境課長は2024年3月まで)

議員の先ほどの質問で言っていた、ぐるっと羊蹄まちしるべの関係なんですが、この関係については、羊蹄山麓7町村で、当時というか、今ちょっと停滞しているのは事実です。事務局が当時は羊蹄山麓商工会広域連合協議会というのがありまして、真狩村の商工会が担当しているという記録がちょっと残っている状況で今止まっております。というところで、そういう状況だということだけ、ちょっとここでご説明させていただきます。

出典:ニセコ町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月21日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる