当別町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日
(1)第8期当別町高齢者保健福祉計画当別町介護保険事業計画の策定について/(2)成年後見支援センターの設置について
2020年12月9日、当別町議会の一般質問で、山田明議員が「第8期当別町高齢者保健福祉計画当別町介護保険事業計画の策定について」「成年後見支援センターの設置について」について質問し、町長 宮司正毅が答弁しました。
- 質問者
- 山田明 議員
- 答弁者
- 町長 宮司正毅
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 山田明
議長の許可をいただきましたので、通告に従い町長に2項目、何点か見解をお伺いいたします。質問については、コロナ禍の状況につき要旨をまとめ簡潔に伺いますので、答弁も簡潔にお願いしたいと思います。まず初めに、第8期当別町高齢者保健福祉計画、当別町介護保険事業計画の策定について伺います。当別町版地域包括ケアシステムの実現に向けてさらに取り組むために、平成30年から令和2年までの3年間を計画期間として第7期当別町高齢者保健福祉計画、当別町介護保険事業計画が策定されました。介護保険制度を取り巻く背景として2025年問題があります。団塊の世代が後期高齢者となる2025年には介護人材の確保が困難となり、介護保険料が右肩上がりとなり、介護保険制度の維持が困難となるのではないかと言われております。平成27年の法改正により、3年に1度の見直しを行いながら高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自立した日常生活を営むことができるよう医療、介護、予防、住まい、生活支援が切れ目なく一体的に提供する仕組みである地域包括支援システムの方向性が示されました。あわせて、生活支援の担い手として高齢者が社会参加することが介護予防につながるという発想の下でボランティア活動などの社会資源を活用した新しい介護予防、日常生活支援事業が創設されました。この生活支援及び介護予防サービスの開発、発掘を目的に生活支援のための協議体が設置され、また生活支援体制整備事業として生活支援コーディネーターが設置されました。当別町は、この地域包括ケアシステムの方向性に基づき、福祉、介護の各施策に取り組んでいると捉えています。第7期の計画は、平成27年から平成29年の第6期の計画期間の各施策を総括し、今後の課題を洗い出して作成されております。昨日の産業厚生常任委員会において、第8期の計画の策定についての中間報告がありました。この間2度の策定委員会及び地域ケア会議が開催されていますが、第8期の計画を策定されるに当たり第7期計画の各施策の総括及び検証、また地域の課題の洗い出し、さらには見直しを含めた検討はどのように行われたのか伺います。また、第8期計画策定に向けての地域の課題はどのようなことがあり、そしてその課題解決に向けてどのように取り組むのかをお伺いいたします。次に、成年後見支援センターの設置について伺います。成年後見制度とは、家庭裁判所から選ばれた成年後見人などが認知症や精神障がい、知的障がい等により判断能力が十分ではない方の生活を支援し、権利と財産を守る制度であります。内閣府の試算によりますと、65歳以上の高齢者数は2025年には約3,600万人、そのうち認知症高齢者数は約700万人であり、5人に1人が認知症との推計がなされています。また、成年後見制度の利用者数は、2012年では16万6,000人に対し、3年後の2015年には19万1,300人以上となっており、年々その数は増え続けています。第六次当別町総合計画の総合戦略編の地域福祉推進プロジェクトにおいて、障がいを持つ人が分け隔てられることのない生活環境を創出し、また高齢者に対しては地域の見守り体制を強化することを通じ、福祉が当別町の文化であるという価値観の共有をさらに高めることを目指し、地域住民全てがお互いに支えながら生活する共生型福祉活動を充実させると示されております。昨年の議会報告会においても成年後見制度に関わる個別支援などについては専門職の配置もなく、十分対応できる体制ではないとの意見がありました。また、石狩管内においては当別町と新篠津村を除いて江別市や恵庭市など全市に支援センターが設置されております。当別町においても制度に対する潜在的なニーズは現時点でもあり、制度の利用を推進していくためには専門職を配置した上で成年後見制度に関する相談対応や申立てなどの支援をできる体制を整え、加えて市民後見人の養成や活動の支援や町民への制度の普及啓発などを総合的に行う成年後見支援センターを早急に設置してほしいとの要望もありました。しかしながら、私も含めいまだ成年後見制度の認知度が低く、必要な人が制度の利用に至っていないことが多く見受けられます。制度の町民への認知度を上げるとともに成年後見支援センターの設置を行い、相談支援体制を早急に整備すべきと考えますが、町長の見解を伺います。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 宮司正毅(町長は2021年6月まで)
山田議員の一般質問にお答えいたします。まず初めに、第8期当別町高齢者保健福祉計画、それから介護保険事業計画の策定についてのご質問でありますけれども、その中で第7期計画の各施策の総括及び検証についてどうやってやったのかというご質問がありました。1つ目としては毎年実施しています計画推進委員会における進捗管理、2つ目として北海道医療大学看護福祉学部と協働での分析作業、3つ目として地域ケア会議でのこの課題の協議、4つ目に町内の保健、福祉、介護関係機関に対するヒアリング調査、5つ目として介護予防、日常生活圏域のニーズ調査、6つ目として在宅介護実態調査、こういったものを通じて総括として検証を行っております。以上のような総括及び検証をベースに現在策定委員会において審議をいただいているところであります。第8期計画の策定に向けての課題については、団塊世代が後期高齢者となることによる高齢者の進行、そして現代世代の急変による、これは議員もおっしゃいましたけれども、介護人材の不足、これが想定されております。第8期計画においては、これらの課題解決に向けて地域包括ケアシステムの再構築が必要でありまして、このことを踏まえたサービス基盤の方向性を定めてまいります。2つ目の成年後見支援センターの設置についてでありますが、令和3年度の設置に向けて準備を行っているところであります。これは、先ほどもご指摘あった新篠津村のほうからも共同での設置ということでの要請がありまして、広域でのセンター設置について協議を行っております。議員からもご発議がありましたけれども、この成年後見支援センター設置は、高齢者の増加に伴う権利擁護、法的支援体制を強化することにつながりますので、早急にセンターを設置して成年後見制度の正しい理解と普及啓発を進めてまいりたいというふうに考えております。以上、山田議員の一般質問に対する答弁といたします。