大樹町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月9日
学校給食の無償化等について
2022年12月9日、大樹町議会の一般質問で、吉岡信弘議員が「学校給食の無償化等について」質問し、町長 酒森、学校給食センター所長 梅津が答弁しました。
- 質問者
- 吉岡信弘 議員
- 答弁者
- 町長 酒森、学校給食センター所長 梅津
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 吉岡信弘
先に通告しております3点について、町長にお聞きいたします。まず、1件目でございます。「学校給食の無償化等について」でございます。学校給食の無償化については、令和元年6月と9月の議会において一般質問いたしました。町長からは「学校給食法により保護者が負担することと規定されており、引き続き保護者に負担していただく」との答弁があり、また、国への無償化の要請については、「町村会の議題になれば検討することになるが、検討、協議している段階にない」との答弁でございました。改めて次のことについてお伺いします。1、今年度の物価高騰等の対策として、給食材料費の高騰分は保護者の負担とせず、国の交付金と町費により負担の軽減を図りました。子育て世代の支援から来年度も現行の給食費に据え置くことになるのかお聞きいたします。2、学校給食を無償化する考えはありませんか。また、無償化が難しければ、一部助成の考えはありませんか、お聞きしたいと思います。3、学校給食の無償化ということ自体について、町長の考え方をお聞きしたいと思います。4、憲法26条第2項では、義務教育はこれを無償とする。教育基本法第5条第4項では、義務教育については授業料を徴収しないとし、教科書も教科書無償措置法等により無償化されております。学校では、給食を通じた食育が行われており、教科書同様に無償化することが望ましく、大樹町からの要望として、国に対し学校給食無償化を実施していただくように十勝町村会へ提案していただきたいと思いますが、町長のお考えをお伺いします。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
吉岡議員ご質問の「学校給食の無償化等について」、お答えをいたします。1点目の「子育て世帯の支援から、来年度も現行の給食費を据え置くことになるのか」についてでありますが、今年度、物価高騰の対策として新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を活用し、食の「質・量」を変えずに児童・生徒に給食を提供しておりますが、今もなお食材等の値上げは続いております。次年度の給食費につきましては、国の情勢や今後の動向を注視し、給食運営委員会や保護者など、幅広く意見を聞いて決めていきたいと考えております。2点目の「学校給食費の無償化や一部助成の考え」についてでありますが、給食の食材料費については、学校給食法第11条により、保護者が負担することとされておりますので、この基本原則にのっとったうえで、給食費の在り方について検討してまいりたいと考えております。3点目の「学校給食費の無償化についての考え方」でありますが、先ほどと繰返しになりますが、給食の食材料費は保護者負担が原則と考えております。そのうえで、今回のような急激な物価高騰など、不測の事態にあっては、柔軟に対応してまいりたいと考えております。4点目の「学校給食費の無償化の国への要請、十勝町村会への提案」についてでありますが、道内外の市町村から国の負担で学校給食費の無償化を求める意見書が出されていることは承知しております。現時点では、十勝町村会において国への要望の検討はされておりませんので、今後の状況を見守ってまいりたいと思っております。
再質問 吉岡信弘
再質問させていただきます。まず1点目の関係ですが、給食運営委員会や保護者など幅広く意見を聞いて決めていきたいということでございますが、来年度の予算編成が今始まっているのではないかと思います。そういう中で、料金改定等々の重要案件については、これまで町長は議会の議員協議会等でお示しいただき意見を聞く場を設けていただいたと思います。それで、今回の件については議員協議会等でお示しいただいていないということで、町長の腹づもりとしては現行のままで据え置くのかと感じているのですが、そういうことで差し支えないかお伺いいたします。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
来年度の予算編成については、各課との事務事業協議は終わりました。来週から副町長、総務課長が個別の予算の査定に入るということであります。私は、具体に委員会からどういう形で給食費の予算が上がっているかはまだ承知しておりません。また、据え置くか値上げをするかの検討についても、委員会のほうで進めていると思いますが、まだまだ結論めいたものが見えておりませんので、そういう意味で、まだ議会のほうに給食費の動向について説明する段階ではないということであります。
再質問 吉岡信弘
委員会のほうで進めているということでございます。それで、答弁にありました、委員会から上がっていないということで、町長のほうでは決定していないということでございますので、答弁の中でありましたことでお聞きしたいと思います。教育長が不在なので担当のほうで説明いただける範囲でお願いしたいと思いますけれども、保護者など幅広く意見を聞いてとありますが、給食委員会や保護者、あとどのような方に意見を聞いて参考にしていくのか、お聞きいたします。
答弁 学校給食センター所長 梅津
ただいまの質問ですが、運営委員会につきましては、10月に第1回運営委員会を開催しておりまして、その席上で、今年の物価高騰等を受けて材料費が不足しているという現状を把握したうえで、次回の運営委員会で検討させていただくとお話をさせていただいております。また、保護者につきましては、前回、給食費の改定を行った際には、保護者説明会を実施しておりますので、同様な形で行う予定でおります。以上です。
再質問 吉岡信弘
保護者などとなっていますけれども、ほかにはないということでいいのですね。それで、次回の運営委員会を開催するということですけれども、今、予算編成が始まる中で、次回の運営委員会に間に合うのかどうか、そこら辺をお聞きしたいと思います。
答弁 学校給食センター所長 梅津
次回の運営委員会に間に合うように鋭意努力したいと思います。
再質問 吉岡信弘
保護者にも、前回みたいに意見を聞きたいということですけれども、今後どのようにされていくのか。学校は小中学校ともに24日から冬休みに入ると思いますけれども、その辺の手続関係は間に合うのかどうか、お聞きいたします。
答弁 学校給食センター所長 梅津
保護者にも9月と11月に臨時交付金の活用を含めた値上げ等の説明を文書通知でしております。また、同じように運営委員会等も実施した後に保護者等にも文書通知をして、説明会を実施する旨、説明していきたいと思っています。
再質問 吉岡信弘
値上げの意味が聞き間違っているのか、物価の値上げなのか、給食の値上げの説明をしたのか、聞き取れなかったのですけれども、最終的に間に合うように、聞き取りの会を開くということで進めていくということでよろしいですね。
答弁 学校給食センター所長 梅津
すみません、そのとおりでございます。
再質問 吉岡信弘
所長には申し訳ないですけれども、もう1点、前回運営委員会には値上げの状況だと。今回は交付金等で措置して、給食費に転嫁しなかったということで、今後また次年度の関係については……。(「違うよ」の声あり)違いますか。それでは、運営委員会を今後開く予定だと思いますけれども、そのときには案を示していくのかと。委員会に町側というか教育委員会、給食センターの関係の案を示していくのだと思いますけれども、そのことについては、値上げを考えていくのか、白紙で出していくのか、そこら辺をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
本来であれば、教育長が答弁するような内容なのかと思いますが、給食センターの所長からも説明をさせていただきました。現在の給食費、賄材料費の在り方というか、実態について、給食の運営委員会でお示しさせていただきました。それも含めて、今回物価高騰分については、私どもで保護者の皆さまにご負担をかけないような方法を取ったということです。給食の運営委員会では、教育委員会から値上げありきの報告とか方針を示したということは、僕はないのではないかと思っておりますので、今後どうしていくかを検討したうえで、その内容については来年度の給食の運営に関わりますので、給食運営委員会のほうにお示しするということになろうかと思いますし、その中では値上げもあり得るかもしれませんし、今年のような負担をしながら保護者の皆さまの給食費については据え置くという方針が示されるかもしれませんし、今検討中ということでありますので、その方向については、私どもももちろんですけれども、給食センターの所長も答える段階にはないことについてはご理解をいただきたいと思います。
再質問 吉岡信弘
分かりました。それで、最初のほうに話しましたけれども、料金改定となると重要な案件ですので、今後もし仮にそういうことがあった場合、議会にお示ししていただくということでよろしいですね。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
来年度の予算に関して、現行の形と変わるような部分で議会のほうにご説明が必要だという案件については、ご説明をさせていただきたいと思います。
再質問 吉岡信弘
できれば、この件に関しても、もし動きがあれば、議会に提案していただきたいと思います。2点目の関係ですが、今の関係も含めて、給食費の無償化の答弁、「学校給食法第11条で保護者が負担することが決まっているから、この原則にのっとって行いたい」と、前回も同じ答弁でした。基本原則にのっとったうえで給食費の在り方を検討したいということなのですが、はっきりどういうことを言っているのか理解できないのです。基本原則にのっとったということは、保護者負担だということなのですが、無償化あるいは助成についても検討するということなのか、その点お聞きしたいと思います。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
給食費の無償化の公費負担という考え方については、令和元年の段階でご答弁させていただいた考え方と今も全く同じ考え方です。ただ、今年の物価高騰の関係で、本来、保護者負担であるべき給食費につきましては、異常とも言えるような物価高騰に見舞われていることも含めて、原則は賄材料費、学校給食費については、保護者の皆さまにご負担をいただくというのが法の決めでもありますので、その原則にはのっとってこれからも対応していきたい。ただし、今年のような物価高騰に見舞われた際には、そこら辺については、私どものほうでも検討していきながら対策を講じていきたいという意味で答弁をさせていただいております。
再質問 吉岡信弘
2点目については、分かりました。3点目の学校給食費の無償化についての町長の考え方ですが、法のとおり保護者負担が原則というのが町長の答えだと思いますけれども、私は、学校給食費においては、給食費も含め、以前も言っていますが、学校生活に関わるものについては、国の責任において国が負担することが当たり前だと思っております。ましてや、今年、大変出生率が懸念されている状況からも、なおさら、そう思うところでございます。国では無償化の検討をしている中で、全国には無償化されている市町村もあります。子育て世代の方々は大変うらやましく思っているのではないかと思いますが、町長もいろいろな考え方があるでしょうけれども、この点について町長はどのように感じているかお伺いします。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
従前からご答弁申し上げておりますし、今回もご答弁申し上げております。その内容で私はこれからもその考えにのっとって進めていきたいと思います。
再質問 吉岡信弘
決意は、前回も表明したとおりなのですけれども、変わらないということでございます。4点目の関係ですけれども、「現時点で十勝町村会において国への要望の検討はされていませんので、今後の状況を見守ってまいりたい」との答弁です。前回も質問に対する答弁と同じだと思いますが、町村会が国に対する要望を議題とするにはどのような流れで議題となるのか、まずお聞きします。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
町村会を通じて、道なり国なりにいろいろな要望事項が上がっておりますが、それについては、十勝全体での共通認識の下に課題として取り上げ、検討し、内容について町村会で合意が得られたものについて、道、国に要望している状況になります。
再質問 吉岡信弘
議題を協議する。その議題はどこから上がってくるかということだと思います。上部組織である全国町村会や北海道町村会の指示で案件が下りてくる、あるいは各町村から要望事項を提出するということだと思うのですけれども。それで4点目の質問なのですが、前回と同じなのですけれども、国において無償化してくださいという要望を大樹町から上げてほしいと思っているのですが、もう一度そのことについてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
給食費に限らず、子育て支援の方法というのはいろいろあると思っており、各町村でそれぞれの対応は異なっているのが現状だと思っております。十勝町村会で給食費の無償化について、国なり道なりに要望していくという動きが今のところございませんし、私からも今の段階では町村会にご提案申し上げる意志は、今はございません。
再々質問 吉岡信弘
前回から今回3回目の質問なので、町長の固い意志は分かりました。その中で、もう一つ、これは言うまでもなく町長も分かっていることでございますけれども、国の負担になれば、保護者も助かりますし、町の給食関係事務も減るのですね。特に徴収事務をしなくてよいなど、保護者も町もメリットがあります。是非今後、町長の固い意志を柔らかくしていただいて、町の無償化を全面的にやれと言ってはおりません。できれば賃金が物価上昇に追いついていない中で、そういう状況が解消されるまでの間でもいいですから、やっていただけないかと。また、国が無償化に乗り出すということを公約の中でもうたっているところがあるようですので、国でも今後議論になっていくのかなと思いますけれども、できれば検討していただきたいと思っております。これで、この関係の質問を終わります。