砂川市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
(1)既存店舗の改装等促進及び空き店舗対策について/(2)犯罪被害者等支援条例の制定について
2024年12月11日、砂川市議会の一般質問で、武田真議員が「既存店舗の改装等促進及び空き店舗対策について」「犯罪被害者等支援条例の制定について」について質問し、経済部長 野田勉、市民部長 堀田一茂が答弁しました。
- 質問者
- 武田真 議員
- 答弁者
- 経済部長 野田勉、市民部長 堀田一茂
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
市のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 武田真
おはようございます。それでは、通告に基づきまして私からは大きく2点について伺います。大きな1、既存店舗の改装等促進及び空き店舗対策についてであります。本市の中心市街地の活性化施策に関しては、砂川駅前地区においてまちなかの魅力を高め、にぎわいの創出に寄与する砂川市まちなか交流施設すないるを整備するなどの取組を進めています。しかし、中心市街地では空き家や空き地、空き店舗が増加し、都市のスポンジ化とも呼ばれるまちがスポンジのように空洞化していく現象が進行しているように見受けられます。にぎわいを創出するためには、この都市のスポンジ化の進行を抑制することも重要な課題であることは明らかです。この課題の解決には、市の各部門を横断した総合的な施策が本来必要と考えますが、今回は特にこれまで議会で議論のあった既存店舗の改装等促進及び空き店舗対策について、以下により伺います。(1)既存店舗の改装等を促進する助成制度の新規導入の考えについて。(2)空き店舗対策について。①空き店舗の現状について。②空き店舗が解消されない理由について。大きな2点目、犯罪被害者等支援条例の制定についてであります。全国的に犯罪件数が増加傾向にあり、特に近年では匿名性や流動性を特徴とする犯罪グループ、いわゆるトクリュウによる広域的な組織犯罪が大きな問題となっております。このような状況の中、自治体による犯罪被害者等への支援拡充に対する関心が高まっています。平成17年に施行された犯罪被害者等基本法では、地方公共団体が犯罪被害者等の支援に関して、国との役割分担を踏まえつつ、地域の状況に応じた施策を策定・実施する責務を負うことが明記されています。また、近年犯罪被害者やそのご家族への支援を目的とした条例の制定が、道内の自治体においても増加しているところです。そこで、以下の点について伺います。(1)道内自治体における犯罪被害者等支援条例の制定状況について。(2)砂川市独自の犯罪被害者等支援条例の制定に対する考えについて。以上、第1回目の質問といたします。
答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)
それでは、私から大きな1、既存店舗の改装等促進及び空き店舗対策についてご答弁申し上げます。初めに、(1)既存店舗の改装等を促進する助成制度の新規導入の考えについてでありますが、市としてこれまで既存店舗の改装等を促進する助成制度については実施しておりませんが、令和4年度にはコロナ禍及び原油、物価高、資材高騰、人手不足等の課題を解決するために創設された地方創生臨時交付金を活用し、生産性向上や業務の効率化を図るため、積極的にデジタル化を導入する取組を実施した事業者に対する中小企業デジタル化促進補助金事業、感染、衛生対策を徹底し、店舗や事務所を安全、安心な環境に整備するための取組を実施した事業者に対する店舗等衛生対策支援補助金事業を実施し、市内延べ141の事業者に対しておよそ3,148万円を支援しているところであり、その中の一部が店舗の改装にも活用されております。既存店舗の改装も対象となる国の小規模事業者持続化補助金につきましては、商工会議所が事業者に対して伴走支援を行いながら取り組まれておりますが、申請書の作成など手間がかかる、不採択の可能性がある、採択から補助金交付まで時間がかかるなどの理由から、事業者にとって少しハードルが高く、活用実績はあるものの交付しづらいとの声も聞こえております。現在商店街を取り巻く環境は大変厳しく、会議所や金融機関等との意見交換や企業訪問での調査では店舗の改修や備品の更新は大きな負担となっているとお聞きしております。中心市街地ににぎわいを創出し、都市のスポンジ化の抑制につなげるため、既存店舗に対する支援につきましてはこれまで資金繰り、資金調達、販路、顧客開拓、人材育成などの支援を行っており、持続的な経営に向け、自社の経営課題を見つめ直した上で地道な売上拡大、販路開拓、業務効率化の取組を行っていく事業者を支援していくことが何よりも重要であると考えております。本市として各種補助金を交付するに当たっては、公益性に加え、公平性、必要性、効果、経済性、適正性を踏まえた内容で制度設計をしているところであり、これまで事業主から要望のありました店舗の改修や備品の購入では、事業者の資産となり、商業的効果が一定程度その事業者に限定されること、また補助金対象となるエリアや業種、店舗の改修や備品の更新の内容等を定め、そこに公費を投入することとなるため、慎重にならざるを得ないところであります。既存店舗の改修等促進につきましては、商工会議所からも昨年度から内外装改装費、附属設備、備品等の助成について要望をいただいているところであり、道内他市における既存店舗の改装への支援の状況を確認しますと道内35市のうち13市が実施しておりますが、そのうち8市が維持修繕を目的とする改装を対象外とし、新たな顧客の獲得や業務効率化、新事業等に積極的に取り組む既存店舗の改装を支援しているところでありますので、それらも参考にしながら持続的ににぎわいがあふれるまちを目指す既存店舗の改装等を促進する支援について調査研究を続けていきたいと考えているところであります。続きまして、(2)空き店舗対策についての①空き店舗の現状についてでありますが、市では商業地域及び近隣商業地域における商店、事業所等を目視で確認する空き店舗実態調査を毎年実施しております。昨年の調査では、空き店舗が16件、そのうち老朽化が著しい物件や居住、使用実態がある物件を除いた活用可能な空き店舗は13件でありました。また、空き店舗併用住宅は16件、そのうち老朽化が著しい物件や居住、使用実態がある物件を除いた活用可能な空き店舗併用住宅は6件となっており、空き店舗及び空き店舗併用住宅を合わせて32件、そのうち活用可能な空き店舗及び空き店舗併用住宅につきましては19件となっているところであります。続きまして、②空き店舗が解消されない理由についてでありますが、市で実施いたしました空き店舗実態調査終了後に活用可能な空き店舗等19件の所有者に対しアンケート調査を実施し、空き店舗等情報の詳細や今後の意向について確認しており、倉庫として自ら使用が4件、賃貸借を希望が3件、売却を希望が1件、除却予定が1件、未定が2件、未回答が8件となっており、賃貸、売却を希望する空き店舗等所有者はアンケート調査に回答した11件のうち4件と半数に満たないのが現状であります。なお、北海道が本年11月に実施した商店街実態調査によりますと、道内の9割を超える商店街に空き店舗があり、空き店舗率は11.2%となっており、空き店舗が解消されない主な原因は店舗の老朽化が貸手側、借手側ともにもっとも高く、貸手側では住居として使用しているため貸せない、家賃の折り合いがつかない、借手側では商店街に活気がない、家賃の折り合いがつかないが上位を占めております。以上のことから、空き店舗が解消されない理由につきましては、店舗の老朽化のほか、貸手側が貸出しに消極的であることや賃料などの賃貸条件が折り合わず、出店希望者が求める物件が見つけられないことなどが考えられます。
答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)
それでは、私から大きな2、犯罪被害者等支援条例の制定についてご答弁申し上げます。初めに、(1)道内自治体における犯罪被害者等支援条例の制定状況についてでありますが、北海道が令和6年4月に道内自治体に対して実施した犯罪被害者等支援条例の策定状況等調査の集計結果では、道内179市町村のうち、策定済みが51市町村、未策定が128市町村であり、道内35市中、策定済みは2市、空知管内で策定済みの市はございません。また、未策定市町村のうち24市町村が令和6年度中または令和7年度以降に策定を予定していると回答しているところであり、このうち市は6市であります。続きまして、(2)砂川市独自の犯罪被害者等支援条例の制定に対する考えについてでありますが、国の犯罪被害者等基本法において、地方公共団体は法の基本理念にのっとり、国との適切な役割分担を踏まえて当該地域の状況に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有するとされており、犯罪被害者等支援のための実効的な事項を盛り込んだ犯罪被害者等支援条例は関係機関や団体、住民を含む地域全体で支援を推進するための根拠規定となることや犯罪被害者等が利用できる支援制度などを住民に示すものとして重要な意義を持つとの考えから、国では地方公共団体における条例制定を推進しているところであります。当市においては、現時点で犯罪被害者等の支援に特化した条例は制定しておりませんが、砂川市生活安全条例の中では市の責務として犯罪、事故等の被害者等の支援に関することを掲げており、犯罪被害者等の方から相談などがあった場合はその内容に応じ、庁内の各部署において対応しているところであります。近年全国的に多発している匿名・流動型犯罪グループ、いわゆるトクリュウによる犯罪に象徴されるように、誰もが突如として犯罪に巻き込まれ、被害者となり得ることが身近に感じられる状況の中、犯罪被害者等支援条例の制定による支援施策や支援体制の充実などは検討すべき課題であり、警察庁が主催する支援実務者会議への参加や北海道警察本部並びに滝川警察署担当者を迎えての意見交換、また条例策定済みの他自治体の状況など情報収集を行っていたところであります。また、犯罪被害者等の支援に関しては、国から地方における途切れない支援の提供体制の強化への取組を求める通知が全国の都道府県、市区町村に対して発出されており、この中では関係機関、団体における対応能力の向上と連携の強化を図ることや犯罪被害者等のニーズを一元的に把握した上で必要な支援を積極的に提示、提供する体制を構築するためのワンストップサービス体制の構築、総合的対応窓口機能の強化、総合的対応窓口への専門的資格所有者配置など様々な事項が提言として示されており、条例制定を検討する中ではこれらの提言に関する対応の整理や特化条例制定済みの自治体の多くが導入している見舞金支給制度をはじめとする支援施策の検討や支援体制の構築など多くの課題がありますが、当市としてどのような形で支援ができるのか、先行自治体からの情報収集や情報交換なども継続的に行いながら条例制定へ向けた取組を進めてまいりたいと考えているところであります。
再質問 武田真
それでは、順次再質問していきたいと思うのですけれども、まず既存店舗の改装促進及び空き店舗対策についてでありますけれども、これまで既存店舗の改装促進については今年の3月定例会に私が質問していることもあります。また、空き店舗対策についてはこれまで何度も議会で議論になったと記憶しておりまして、最近では令和4年の第3回定例会で当時の多比良議員が空き店舗の情報発信をメインとした一般質問をしているというような記憶があります。今回改めて私がお伺いした理由が、来年砂川のまちなか交流施設すないるがオープンするというのを控えているのですけれども、先月議会で令和6年度議会懇談会を開催しまして、駅前地区のにぎわいをテーマにしたテーブルの参加者から、空き店舗を何とかしたい、何とかしてほしいというご意見、あるいは駅前が明るい雰囲気になってほしいというご意見をいただいております。やはり多くの市民がこの状況を心配しているのかなというのがありまして、改めてお伺いしたいなと思った次第であります。そこで、まず既存店舗の改修促進のお話なのですけれども、答弁を伺う限り前回とそう違いのない答弁だったのかなと思いますが、ただ今回違ったのが、そのときの3月定例会の答弁にもあったのですけれども、企業訪問あるいは商店街連合会といろいろ調査しながら研究を進めていきたいという答弁がそのときあったのですけれども、その結果を踏まえてどうも意見交換等をされたのかなということが見えてきたのですけれども、そうしますと、若干答弁でも触れておりましたが、やはりこうした改装等に対する事業の需要というのは私は相当あるのかなと思ったのですが、この辺意見交換した中で要は具体的に店舗改装に対する要望というのがあったと思うのですが、その具体的な要望等を答えられる範囲で伺いたいなと、その点からまずお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)
意見交換をした結果ということでございますけれども、具体的にここをこうしてくれというのはないのですけれども、ただ改修しなければいけないところがあるので、補助があったらいいなというような意見ばかりで、こうしたいからこういうものが改修したいというようなご意見は今のところなかったような状況でございます。
再質問 武田真
いきなり何かありませんかと問われて、なかなか答えるのも難しいのかなという部分もあるとは思うのですけれども、先ほど答弁にもあったのですけれども、制度設計、確かに非常に難しいと私も認識しております。先ほどもありましたけれども、個人の財産になりかねないのではないかなという、公平性の部分もそうですよね、個人財産になってしまったら、補助金は何だったのだということにもなりかねないし、答弁にあったかどうか、私としては直感的に問題があるなと思ったのは継続性の問題だと思うのです。補助したとしても、そのお店の方がきちんと何年もやっていけるか、そういう不安も恐らく背後にある。行政としては、なかなか制度設計が難しい部分があるのかなと私も思うのです。ただ、3月定例会で私も質問して、同じことを繰り返すのですけれども、駅前地区の基本整備の基本設計のときのパブコメなのですけれども、その中で市民の中から、古い建物が多い、寂しい雰囲気があるのだというコメントに対して市からのコメント返しとして、施設整備を契機に周辺への民間投資が誘発され、経済波及効果が生まれることを期待しておりますというようなコメントがあります。この施設整備自体も恐らく、究極のすないるの目的というのは要は商工業の振興が究極の目的だと私も理解しておりますし、この施設整備を核として様々な経済効果、民間の投資が増えることが目的なのかなと理解しているのです。そうしますと、期待しているということだけではよろしくないといいますか、すないるの究極の目的は私は達成されないと思っておりまして、それは行政として経済効果が生まれるような施策も併せて打つべきではないかなというのが私の考えの背景にありまして、その一つとして既存店舗の改修であったり、空き店舗の改修というのが私はあっていいのかなと思っております。そこで、改めてまたお伺いするといいますか、私の提案もあるのですけれども、補助制度、制度設計を私は慎重にすべきだと思います。そうしますと、例えば来年のすないるの開設を起点として、例えば1か年、2か年、3か年という期間をまず限定するというような制度と、当然対象者として既存店舗ですけれども、これまでの長い実績のある人、そしてさらにその後何年も事業を継続していける見込みのあるという方と、当然その補助内容もそうです。備品、償却期間の短いようなものは対象から外すとか、そういった制度設計を工夫することによっていかようにもそこは進めることができるのではないかなと思いますし、さきの3月定例会でも指摘、今も答弁もありましたけれども、国の制度自体が非常に使い勝手が悪い。交付までにタイムラグが出てくる部分、書類作成の部分も含めて非常に使い勝手が悪いということもありまして、その隙間を埋める制度として自治体ができる制度設計、私はできるのではないかなと思うのですけれども、改めてこの点踏まえて市の考え方を伺いたいなと思います。
答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)
すないるを起点として今後のにぎわいをどうつくっていくかというところに関わる店舗の助成ということでご質問かと思うのですが、まず1つは店舗を今やる事業者が活用するに当たって国の小規模持続化の補助金があるかと思いますが、それにつきましては経営とか、そういったものを見直しながらどうやってやっていくかというところを念頭に事業を組んでいくものでありまして、これはまちなかの活性化をしていく上では非常に重要なポイントかなと考えております。なので、ここについてはやはり外せない視点でありますので、できればここを活用していただきたいと考えているのが1つでございます。ここで少し気になるところは、補助金が不採択になるかもしれないというおそれがあるというところがありましたので、ここは気になる点でございますので、そこをどうフォローしていくかということもやはり考えるポイントとなっておりますので、その視点を持ちながら制度設計は必要かなと思っております。既存の事業者が改修するに当たりまして、今のような小規模持続化の補助金のようにある目的を持ってこうしていきたいというものが見えるような形になれば公的資金を投入するということもあるかとは思うのですが、その辺りをどう考えて設計していくかが今の課題でありまして、そこを調査研究してまいりたいと考えているところでございます。
再質問 武田真
私自身も道内自治体、他市が実行しているから、実施せよと言うつもりはないのです。今回特異なところは、すないるのオープンです。まちなか施設オープンを契機に市としても周辺の活性化というのは念頭に置いた施策ということで、それをさらに促進するような施策というのはこれに限らず私は打つべきではないかなということで、その一つの案として提案をさせていただいたということです。通告にもしましたとおり、まちなかはどうしても最近、ここ2年間はさらにスポンジ化といいますか、空き地も増えているような状況です。空き店舗はこの後質問しますけれども、空き店舗が解消されたというよりは物理的になくなってしまったというのも恐らく何件か想像される部分もありまして、その空白地帯がある以上は寂しさというのは埋められませんし、そこを何とかしていかなければならないのかなということで、せっかくまちなか交流施設を賛否両論ある中で多額の公費を使って建てたわけでありますから、何とかそれを中核とした中心市街地の活性化というのも目指さざるを得ないのかなということで提案をさせていただいたというところで、既存店舗の改修等についてはそういう制度設計の難易度等があるところは十分承知しておりますので、この辺せっかくまちなか施設ができたことを契機に何とかそれを促すような施策をこれに限らず検討していただきたいということで、既存店舗の部分はまず終わりたいと思います。続きまして、空き店舗のところなのですけれども、ここは再三にわたり議論があったというところで、数字のところで若干聞き取れない部分があったのですけれども、解消されない理由というのは恐らく前回令和4第3回定例会であったときとそう要因は変わらないのかなと思っております。ただ、当然令和4年第3回定例会のときの質問をベースに私は確認しているのですけれども、そのときは情報発信がテーマだったと思うのですけれども、このときの議論であった一つ特徴的な店舗併用住宅の課題、今回も住んでいる方がいらっしゃって物理的に貸せないという事例もあったと思うのですが、このときの答弁では解決の手法を検討していくのだというような答弁があったと思うのですが、この間その点について何か施策等を実行してきたのか、それとも現段階ではまだ調査中なのか分かりませんけれども、この店舗併用住宅の解消に向けての取組状況というのをまずお伺いしたいなと思います。
答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)
店舗併用住宅の取組状況についてでございますけれども、まず現時点で店舗併用住宅で貸したいという希望のところは今ないところではございますが、内部で何が課題かということを検討いたしまして、店舗と住宅が例えば電気のメーターですとか水道メーターとか一体になっていると請求を家賃に組み入れたらいいのかとか、それによってはなかなか入れるのが難しいだとかということもあるかということで、分離することができないかということも検討したところではございますが、課題となるのは、公益性を視点に置いたときにそこに投資することが果たしていいのかどうか。先ほどの制度設計に戻りますけれども、まだ制度設計はそこまで、研究している途中でございましたので、できるかどうかというところはまだ検討中でございまして、課題としてはそのようなことを検討し、今進めているところでございます。
再質問 武田真
そうしますと、当時の答弁から研究は進んでいるけれども、実装にはまだ至らないような状況なのかなと思います。空き店舗対策については、さきの既存店舗の部分とも若干共通する部分もあるとは思うのです。その究極の目標は、商店街、中心市街地の活性化ですよね。そのためにすないるも設置して、これを契機にその部分をどうにかしようというのが根本の考え方かなと思うのですけれども、その当時の議論を見ていきますと、この考え方なのですけれども、当時の善岡市長の答弁は非常に長かったのですけれども、簡単に要約していきますと方向性の部分です。それを見ていきますと、当時空き家の問題が非常に問題となっておりまして、そのノウハウを生かしてデータ作成やオーナーとの連携を強化するのだというような方向性が当時示されていたのと、あとは駅前開発や市立病院周辺を活性化の核として起業しやすい環境、制度を整備していくのだということ、市としては情報発信や支援策を強化しながら商業活性化に向けたことに着実に取り組むのだという方向性が示されたのです。私はその方向性は非常に正しいなと思っておりまして、恐らく今でも変わっていないなとは思うのですけれども、そうしますと、店舗併用住宅の問題もそうですけれども、駅前開発を核として起業しやすい環境、制度の整備という部分もあるのですが、今の段階で方向性は私は変わっていないと思うのですけれども、この辺の起業しやすい環境の整備、制度の整備という部分についてはどのように現状なっているのかをお伺いしたいなと思います。
答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)
まず、空き店舗の関係でございますけれども、状況を調査するために、先ほども申し上げましたが、アンケート調査を常に実施しております。無回答の方がいらっしゃいますので、無回答の方の意向をやはり確認すべきだということもありまして、市内の場合につきましては直接訪問してアンケートに回答してもらうように努力しております。ただし、所有者が市外の場合につきましては郵送等をしているのですけれども、回答がない場合につきましてはそこまで行くということもできませんので、そこにつきましては無回答のままで今のところ推移しています。データを取った中で、貸したいですとか売りたいという事業者さんもいらっしゃいますので、そういう方々につきましては不動産業者と連携を取ることが必要だということもありましたので、その方々にご紹介という形で、こういう方法がありますよということで紹介はさせていただいています。なぜかといいますと、私どもから紹介するに当たりまして、不動産業者が情報をアップするに当たりまして手数料等が発生する場合がございますので、それらを考えますと私どもから直接やるというのはなかなかハードルがありまして、それでオーナーの方々にこういう事業者があるようですから、情報提供してはどうですかということで、協力してもらったらどうですかということでお伝えしています。その中でオーナーですとか不動産業者の方々から連携の話が来れば、改めてまた連携をどうしていくかということを考えていきたいなとは思っているのですが、今のところそういう状況はないところでございます。あと、空き店舗、起業しやすい土壌づくりということで何をやっているかということをご説明申し上げますが、まず1つは販路拡大及び売上拡大のために創業支援事業というのを行っております。いわゆる創業セミナーとかを行いまして、新たに事業をやりたいという方々に経営の方法ですとか、そういうものを支援するようなものを行っております。商業地域等に新規出店する中小企業者の新築、空き建物、それからその改装費についての支援、また空き建物賃借費に対し補助する商店街店舗整備事業補助金というのを準備しております。それから、商工会議所と共催で創業セミナーというのを実施しておりますけれども、経営スキルを学ぶほか、ここでは市内金融機関を紹介する場面の設定ですとか補助金の紹介、それから市内創業者から話をしていただいて、新規事業を行う上ではこんなことがあったという話を聞くなど、そういった起業に向けた間接的な支援を行っているようなことを今進めているところでございます。
再質問 武田真
前回の令和4年度の定例会で問題になった課題の一つがアンケートに答えてくれない方の解消というところだったと思うのです。そのときは10件ほどあって、今回8件に減ったのですけれども、それは効果があったかどうかは分からないのですけれども、それに答えていただけない方に対する働きかけというのはその間やられてきたということと、当時市長から示された方向性に基づいて整備等は現状も行われているという理解でいいのかなと思うのですが、そうしますとこの取組、努力によって実際に何件か解消されたというような事例がもしあればそれをお伺いしたいなと思います。
答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)
まず、活用しているものがございますので、事例として何件かございます。例えば最近ですとダンス教室が空き店舗のところに入ったりですとか、今資料を見比べながらやっているのですが、何件かそういう形で店舗は解消されてきております。それから、先ほど、すみません、1つ訂正なのですが、創業支援補助金のところで創業セミナーのことを話をしてしまいましたが、創業支援補助金につきましては創業セミナーではなくて、新たに事業をやられる方が店舗を新築する場合ですとか改修する場合、または賃料とか、そういったものを支援する補助金となっております。訂正させていただきます。
再質問 武田真
空き店舗対策については永遠の課題だという部分もあるのですけれども、数は少なくなってきておりますけれども、繰り返しになりますけれども、まちなか施設を核として市立病院を核とした起業しやすい雰囲気の制度の整備、あるいは事業承継については答弁があったかどうかは私も忘れたのですけれども、やはり商業や飲食業の活性化を図るというのが究極の目的ですから、それに向けて方向性についてはこれまでも前回市長が替わったとしてもその流れについては変わっていないということは認識しましたので、その方向性で何とかこの状況を改善するために引き続き取り組んでいただきたいなということで、大きな1点目を終わります。次に、大きな2点目でありますけれども、犯罪被害者等支援条例の制定でありますけれども、答弁を伺う限りは取組を進めていくという答弁があったと思いますので、これは制定に向けて取り組まれる前提での答弁だったのかなと私は理解いたしました。この条例、先ほど全道、令和6年、今年の4月の調査では51自治体が取り組んでいるということで、その後も報道等を見れば例えば留萌管内でも制定したというような話もありますから、空知管内でもたしかあったと思うのですけれども、着実にこの条例を制定している自治体が増えているという状況だと思いますが、当然背景としては体感治安の悪化、現実の治安の悪化もあるのですけれども、市としてはここまで急速にこの条例を制定する自治体が増えた背景をどのようにまず分析しているのかが1点と、もう一点は、先ほどの答弁にもあったのですけれども見舞金です。要は単なる理念条例ではなくて、見舞金と貸付金の話もあったのですけれども、そうした見舞金等を支給しているような自治体、単なる理念条例ではない、そうした実質の支援策を盛り込んでいる自治体の状況について把握しているものがあればそれをまずお伺いしたいなと思います。
答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)
犯罪被害者等支援のための実効的な事項を盛り込んだ犯罪被害者等支援条例につきましては、国でも地方自治体における特化条例制定を推進しているところであります。その経過としまして、令和3年に国の第4次犯罪被害者等基本計画が策定されております。この中で、警察において地方公共団体における特化条例の制定等に関して情報提供や協力を行うこととされております。さらに、令和5年、昨年6月には国の犯罪被害者等支援推進会議というのがありまして、その中で犯罪被害者等支援の一層の推進についてということが決定されております。この中でも地方公共団体での特化条例制定の促進、また総合的窓口機能の強化などが示されております。これらのことを受けて、警察庁、北海道警察本部、各警察署からは、管轄の自治体へ特化条例の制定に関する情報提供やとりわけ条例制定の要請が強化されているという背景がございます。また、国の犯罪被害者等への給付金制度というものがあるのですけれども、この給付金支給までに若干の時間がかかるというところで、地方公共団体において特化条例を制定して、その中に見舞金制度を規定するというところで犯罪に遭われた方の初期の経済的な負担を軽減する、また精神的なサポートにつなげられるということもこの要請には含まれております。そうした結果で特化条例を制定する、先ほど答弁でも言いましたけれども、トクリュウのような犯罪に対応するということも含まれておりますので、その結果として今市町村で特化条例を制定する市町村が増えていると分析しております。それと、特化条例を制定している市町村の中で見舞金制度を規定している市町村がどれぐらいあるかというところでございますけれども、これも令和6年4月の道の調査の回答で申し上げますと、見舞金制度を制定している自治体の数は51自治体のうち42市町村でございます。そのうち、市は2市、町が37町で村が3村となっております。加えて、この条例に規定されている見舞金の額を申し上げますと、42市町村全て犯罪被害者の遺族、家族へは30万円、重傷の被害に遭われた方へは10万円、その他の見舞金として規定されているところが3市町ありまして、それぞれ10万円ということになってございます。
再質問 武田真
令和4年4月の統計を見ますと、そのとき条例を制定していたのは9市町村のみだったのです。うち、見舞金は3自治体というような状況で、非常に大幅に増加しているということと、背景では所轄から、恐らく所轄を通じて各自治体に強い働きかけがあったのではないかなということが想像されます。あとはやはり犯罪被害者に対する理解が国民の間でも浸透してきたのかなということが恐らく背景にあるのかなと思っております。つい最近でも2021年、大阪でクリニックに放火があった事件ですけれども、そのときも20名以上の方がお亡くなりになったのですが、そのとき非常に問題になったのはクリニックに通われていた方の住んでいた方の自治体が、大きくほかの周りの大阪市以外の自治体の方が結構含まれていたということがありまして、自治体によって支援に差が出てしまったというのが当時非常に問題になったということがありました。一部の方は全く支援がないよと、ある方はきちんと見舞金ももらいましたよというようなことで、同じ被害に遭われたのに対応に差があったということで、これは非常に不平等だということで、それは弁護士会をはじめ各団体からも、全国的に同様のレベルのサービスがないとそれは非常に不平等だというようなこともあったのかなと私は想像しておりますし、実際犯罪被害者になる可能性というのは誰でもあるわけでありますから、そこはきちんと各自治体で横並びでこういった仕組みをつくっておく必要があるのかなと思います。そこで、私は、理念的条例というのはよくありますけれども、そうであってはならないのかなと思います、この条例については。やはり実質的な部分、見舞金も含めて実効性のある私は条例を制定すべきではないかなと思うのですが、先ほど伺う限りは見舞金を支給している自治体51のうち42ということでかなりの割合になっているふうに見える訳でありますが、今後市もこの条例制定に向けて取り組んでいくと私は受け止めておりますけれども、見舞金を含めたそうしたサポート体制について私は盛り込むべきではないかなという考えを持っているのですが、条例制定に向けてこの辺の考えを取り込む考えはないかということを確認させてください。
答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)
1回目の答弁でも少し触れましたけれども、この条例制定に向けて取り組んでいることは、現在私どもやっておりますけれども、この条例制定に向けて諸課題もあって、いろいろな体制の構築などもありますので、そういう課題の整理とどのような内容の条例にするかというところで、ほかの自治体と大きな乖離があってはいけないと私も考えておりますので、その辺は慎重にどのような条例の立てつけにするかということは考えていきたいと思っております。また、何年もかけるということは思っていませんので、できるだけ慎重かつ迅速に条例制定に向けては取り組んでいきたいと思っております。
再質問 武田真
繰り返しになるのですけれども、いつ、誰が大きな犯罪に巻き込まれるか分からない状況になっているのかなと認識しております。トクリュウもそうですけれども、全くお金持ちではない方と思われるのですけれども、いきなり押し込み強盗の被害に遭われる、あるいは先般札幌でもありましたけれども、繁華街のビルに放火というような事件もありまして、そうした大きな犯罪で多くの方が巻き込まれるということは現実の問題として我々は受け止めるべきではないかなと思います。こうなると、こうした犯罪被害者等支援の条例というのは我々の社会のセーフティーネットの一つになっていくのかなという認識は私も持っております。そうなれば、いわゆる理念型の条例ということではなくて実質的な部分で、先ほど国の給付金、見舞金のタイムラグが出てくるようなお話もありましたが、それは国の問題だとは思うのですけれども、一方では市民に身近な基礎自治体である我々が犯罪被害者に対しての支援としても、迅速性であったりとか、顔の見える関係性の中でサポートしていくのだという、自治体でしかできないところもありますので、それはしっかり我々が取り組むべき課題だと思いますし、市町村、警察だけではなく地域全体として取り組む課題ではないかなと思います。特に条例制定に私がこだわる理由は、1つは議会でこの条例を制定するということは地域全体で支えるのだという姿勢を示す意味でもやはり条例制定というのは大きな私も意味があるのかなと思います。先ほどもう既に迅速に慎重に進めていただくという答弁をいただきましたので、引き続き見舞金も含めて実効性のある条例制定に向けて取り組んでいただきたいということで、私の一般質問を終わりたいと思います。