砂川市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日
(1)砂川市の有料ごみ袋について/(2)パーソナルヘルスレコード(PHR)の活用について
2022年9月13日、砂川市議会の一般質問で、沢田広志議員が「砂川市の有料ごみ袋について」「パーソナルヘルスレコード(PHR)の活用について」について質問し、市民部長 河原希之、保健福祉部長 安田貢、市長 善岡雅文が答弁しました。
- 質問者
- 沢田広志 議員
- 答弁者
- 市民部長 河原希之、保健福祉部長 安田貢、市長 善岡雅文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 沢田広志
それでは、一般質問をさせていただきます。本日は、大きく2点でございます。大きな1点目といたしまして、砂川市の有料ごみ袋についてであります。市では、家庭用ごみ処理は分別収集が実施され、区分も燃やせるごみ、生ごみ、燃やせないごみ、資源ごみとなっており、区分に合わせて有料でごみ袋が使われております。このごみ袋も材質が主にポリエチレン製でありますが、他市町村では地域における温室効果ガス排出量の削減、地域循環共生圏の創造、地域住民の意識向上、エシカル消費(人や社会)、環境に配慮した消費行動の推進などの効果が期待されるバイオマスプラスチック等製ごみ袋を導入するところが増えつつあります。そこで、市としても有料ごみ袋の材質をポリエチレン製からバイオマスプラスチック等製へとする取組について伺います。続いて、大きな2点目であります。パーソナルヘルスレコード(PHR)の活用についてであります。PHRは、英文字でPersonal Health Record、パーソナルヘルスレコードを略したもので、日本語ではパーソナルヘルスレコードと呼ばれております。デジタルを活用して、生涯にわたって時系列的かつ統合的に個々人の健康、医療、介護に関する情報を記録し、自身の手元で管理する生涯型電子カルテ、または生涯健康手帳と呼ばれることもあり、生涯にわたる個々人の健康増進や生活習慣の改善を実現するために活用が進められております。一例としては、子供を妊娠したときに受け取る母子健康手帳も手帳に赤ちゃんの情報などを記載して、日々の記録をつけて管理するという側面からPHRの一つともいえますが、現在では一般的にデジタルを活用して行われる健康データ管理がPHRと位置づけられているようです。国では、PHR推進に向けて令和元年度から第1回の国民の健康づくりに向けたPHRの推進に関する検討会が始められております。市として活用に向けた取組について考えをお伺いいたします。以上、1回目の質問といたします。
答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)
私から大きな1、砂川市の有料ごみ袋についてご答弁申し上げます。国では、令和元年5月に策定したプラスチック資源循環戦略において、可燃ごみ指定収集袋など、その利用目的から一義的に焼却せざるを得ないプラスチックは原料として植物などの再生可能な有機資源を使用するプラスチック素材でカーボンニュートラルとなるバイオマスプラスチックを最大限使用し、かつ確実に熱回収することを重点戦略としております。これを踏まえて、令和3年1月に策定したバイオプラスチック導入ロードマップにおいては、バイオマスプラスチック等製ごみ袋の導入に向けたガイドラインを整備することが示され、さらに本年3月に環境省より地方公共団体におけるバイオプラスチック等製ごみ袋導入のガイドラインが公表され、温室効果ガス排出量の削減や環境問題に対する住民の意識向上等の効果が期待されるとして、地方公共団体でのごみ袋等へのバイオプラスチックの導入促進を目指すこととされているところであります。既にバイオマスプラスチック等製ごみ袋を導入している自治体での発現効果としては、温室効果ガス排出量の削減や環境問題に対する住民の意識向上等でありますが、一方問題点や課題として、原料価格が高いことから、ごみ袋の調達価格が上昇すること、バイオマス原料は現在大部分を輸入に頼っている状況であり、輸入価格や先物取引の相場によっても価格が変動し、安定的な調達価格の設定が難しいことなどが上げられているところであります。砂川市の有料ごみ袋、バイオマスプラスチック等製への取組についてでありますが、国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを宣言しており、脱炭素は社会全体で取り組んでいかなければならないものでありますので、CO 2削減につながるバイオマスプラスチック等製有料ごみ袋の導入については、既に導入している先進自治体の取組などを参考にしながら、併せてごみ処理手数料の改定も考慮していかなければならないことから、今後においては十分に検討を進めていかなければならないものと考えております。
答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)
私から、大きな2のパーソナルヘルスレコード(PHR)の活用についてご答弁申し上げます。パーソナルヘルスレコードとは、個人の健康診断結果や服薬歴等の健康、医療、介護に関する情報を電子記録として本人や家族が正確に把握するための仕組みを意味するものであり、国においては健康寿命のさらなる延伸、効果的、効率的な医療、介護サービスの提供を目的としたデータヘルス改革の取組の一つに位置づけ、マイナポータル等を通じて自身の保健医療情報を閲覧できる仕組みの整理や医療を介護分野での情報利活用の推進などに取り組んでいるところであります。具体的には、自らの健康、医療、介護に関するデータを記録し、一元的に管理することでスマートフォンなどを活用してマイナポータル等より特定健診、事業所健診、乳幼児健診などの健診情報、予防接種歴、薬剤情報、介護情報等の閲覧が可能となるほか、本人同意を得た上で医療機関、介護事業所においても情報の共有が可能となるものであります。これらの情報の活用によって、生涯にわたり自身の保健医療情報を把握できるようになり、日常生活習慣の改善等の行動変容や健康増進につながることや医療機関や介護事業所においても患者、利用者ニーズを踏まえた、より最適な医療介護サービスの提供が可能になるものと考えられております。市といたしましては、乳幼児健診の対象となる児童のマイナンバーカードを取得された場合、また自身のマイナンバーカードを健康保険証として利用する申込みをされた場合、乳幼児健診や特定健診の結果をマイナポータルにより確認できる状況にあることなど、各種健診や結果説明会の機会にお知らせすることで、パーソナルヘルスレコードが既に身近なデータとなっていることの理解促進を図るとともに、それらの健診結果等に関し医療機関を受診する際や保健、栄養指導を受ける際に提示することで正確な健康情報が伝達され、より適切な診断やアドバイスを受けることも可能になるなど、周知啓発に努めてまいりたいと考えております。また、パーソナルヘルスレコードにつきましては、国がデータヘルス改革を推進している状況で、今後どのように環境整備等が実施されていくか、動向を注視しながら市としての有効活用についても検討を進めていきたいと考えているところであります。
質問 沢田広志
今ほど1回目のご答弁をいただきましたので、2回目の質疑をさせていただきたいと思います。まず、1番目の砂川市の有料ごみ袋について、今ほどご答弁いただきました。国の流れだとか国がどのような形で進めようとするのか、ガイドラインも含めて策定をされてきているということと、砂川市としての今後の対応といったことでありました。残念ながら、今後については十分検討を進めていかなければならないと考えているということでありましたので、今ほどの答弁をいただきながら何点か質問させていただきたいと思います。まず、全国的にもちろん進めてきている自治体もありますし、もちろん北海道内でもバイオマスプラスチック等製ごみ袋を導入している自治体もあるわけですから、最初の段階でありますけれども、道内で先進的に導入されている自治体はどのぐらいあるのか、その辺市としてどのように押さえているのか、それについてまず初めに聞かせていただきたいと思います。
答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)
北海道内で導入されている自治体ということでございますけれども、令和2年度の環境省のアンケート調査結果で申し上げたいと思いますが、北海道内では令和2年度現在9自治体がバイオマスプラスチック等製指定ごみ袋を導入しているという状況で押さえております。
質問 沢田広志
道内では9自治体導入されているということでは分かりました。それで、今後については先進自治体の導入している取組などを参考としながらといったことで、先ほど1回目の質問に対して答弁をいただいたのかと思いますが、であれば先進的に取組をされているわけですから、どのような方法で導入しているのか。導入するに当たっての、正直いろいろ課題として対応しなければいけなかった部分だとか、そういうのがあるかと思うのですけれども、今後どのような形で先進自治体の考え方を含めて知ろうとするのか、これについても聞かせていただきたいと思います。
答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)
先ほど令和2年度時点で導入済みの北海道内の自治体は9と申し上げましたけれども、それは令和2年度現在なわけでございまして、令和3年度以降にも恐らく導入した自治体があろうかと思います。環境省のガイドラインでは、導入時の課題としてごみ袋の強度、性能に落ちはないか、例えばそのほかにはごみ処理段階での不都合、混乱はないのかといったような課題も、このガイドラインの中ではできておりますので、それらのことも含めて各自治体の担当者から直接的に情報収集を行い、必要に応じて取組経過に関する書類を収集するなどして調査研究を進めていきたいと考えているところでございます。
質問 沢田広志
まさに今回のごみ袋の関係は、バイオマスプラスチック等製ごみ袋ということで、ぜひ私は導入すべきではないかといった考えから質問をさせていただいております。それぞれ9自治体で取組をされていますし、それぞれ地域性を持って課題も対応してきているのかと思います。そこで、今回は答弁の中で先進自治体の考え方も含めて参考にしながらということでありますけれども、場合によっては先進自治体だけではなくて、例えば環境に関わるこういう有料ごみ袋、環境に関わる展示会だとか、それに関わるメーカーさんだとか、集まってくる機会があるわけですから、そういったところにもどのような形でなっているのかといったことも、しっかり目と耳で見て聞いてということが必要なのではないかと私は思っています。残念ながら、今コロナ禍の中で視察が私自身もできないので、私もぜひ導入しているところを直接行って見て聞いて、現物を見たいという思いがあるのですけれども、ただ今そういう状況ではないのかと感じております。ただ、今後参考にしなければならないのは、先進自治体はもちろんのこと、例えば幅広く環境に関わる展示会等もありますし、また袋メーカーもありますし、また現在砂川市もごみ袋を作ってもらっているメーカーもあるかと思いますので、そういった最も分かるであろう関連のところとの参考事例も含めながら調査研究ということも必要なのではないかと思うのですが、この辺の考え方はいかがでしょうか。
答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)
情報の収集という、耳からだけではなくて、実際目で見てと、触れてみてといったようなことがメーカーさんの展示会ですとか、そういった部分では分かるということも確かに議員の言っておられるとおりだと思いますので、この導入の時期というのを、するかどうかも含めてはまだ全然先が見えていない状況ですけれども、必要に応じて、実際に袋を変えた自治体でもいろいろな様々な課題だとか疑問点だとかというのも整理した中で導入してきているようですから、今言われたメーカー等の展示会等々につきましては必要に応じてこの先行くことも検討していきたいと考えております。
質問 沢田広志
いよいよ導入するのだろうと思った時期には、ぜひそういったことも考えていただければと。ガイドラインも私見させていただいておりますので、その中には導入しようとすると約1年はかかっているような、導入した自治体のアンケート調査から出ておりますので、導入しようとするとき、私は導入してほしいと思っていますけれども、導入する時期というのがあるかと思いますので、この辺をしっかりと考えていただきたいと思っています。それで、先ほどの1回目の質問に対しての答弁の中で、どうしても引っかかるというか、引っかかってしまったところがあったのが、ごみ処理手数料の改定も考慮しなければいけないといったことがありまして、私は今回バイオマスプラスチック等製有料ごみ袋の導入をどうでしょうかという投げかけで、それだけでいくと、バイオマスプラスチック等製有料ごみ袋を導入しようとすると、処理手数料も改定されていくのかと思ってしまうのです。先ほど答弁を聞きながら、1つは、強いて言うならばプラスチック資源循環戦略というのが国の中で施策として言われていて、場合によってはごみ分別収集方法等も、今現在のやり方だけでなくて、分別収集品目も増えてくる可能性もあったりとかあると私は考えるのですけれども、この辺改定も考慮しなければいけないといったことについて、もう少し詳しく聞かせていただけないでしょうか。
答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)
1回目の答弁で、併せてごみ処理手数料の改定も考慮ということで申し上げましたけれども、もっと詳細な考え方ということでございますけれども、ご質問いただいたバイオマスプラスチック等製有料ごみ袋の導入、さらにはプラスチック資源循環戦略ですか、これに係るプラスチックのリサイクルといった部分も今出てきております。さらに、このほかにこれから国の動きとして、また新たなものも活用ガイドラインとして出てくる可能性も想定されますので、それらが出てきた際にごみ処理手数料の改定について考慮していくものと現時点では考えているところでございます。
質問 沢田広志
今ほどの答弁をお聞きして、バイオマスプラスチック等製有料ごみ袋を導入したからといって、処理手数料の改定を考えるということだけではなくて、全体的に今後のことを含めながら、そういう場面があるところには考慮しましょうと受け止めたのですけれども、それでよろしいのですよね。それで、確かにバイオマスプラスチック等製有料ごみ袋を製造するに当たっては、1回目の答弁でもいただいておりますけれども、原料を含めた調達コストというのは、今現在のよりも若干上がります。例えばこれはガイドラインの中に載っておりますけれども、導入している自治体のアンケート結果でありますが、バイオマスプラスチック等製指定ごみ袋の平均調達価格を比較したところ、多く用いられている15から20リットル以下の指定ごみ袋では7.3円から9.2円で約25%程度、25リットルから30リットル以下の指定ごみ袋では8.4円から10.2円、約20%程度、どうしても調達コストが上がると言っております。ただ、調達コストは上がっても、導入している各自治体はいろいろな工夫をしながら販売価格は抑えているという努力もしているようです。それについては、例えば委託とか発注方法も工夫したりとか、ある部分ではコスト削減をしたり、また製造してもらっているメーカーさんとの連携を取ったりといったこともございますので、決して私、だからといってバイオマスプラスチック等製ごみ袋に変えたとしても、処理手数料がそのまま上がると私は思っておりませんので、導入しようとしたときには、いろいろな工夫をしていかなければいけないのかと思っています。それに当たっては、例えば手数料が上がるとか、そのまま維持しようといったときは、公共料金に関わるものであると思いますので、その辺はしっかりと市民の皆さんの意見も聞かなければいけない部分もあるかと思いますが、私はそういう考えは持っているのですけれども、この辺の考え方は市としてどう受け止めているのか聞かせていただけないでしょうか。
答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)
今後ごみ処理手数料の改定を考慮するということで、考慮しなければならないという1回目の答弁を申し上げましたけれども、手数料の改定を考慮するという段階では、CO 2削減の意識の向上とか環境問題に対する住民の理解、エシカル消費の推進ということについても、併せて理解が必要となると思っておりますので、産業廃棄物減量等推進協議会という機関があるのですが、そちらの検討協議のほかに、最初の市の分別したときにも何か検討会等々やられているような経過も承知しておりますので、どのような形になるか分かりませんが、市民への説明や市民からの意見をお聞きする場は、料金改定を考慮する際にも想定されるものと現段階では考えているところでございます。
質問 沢田広志
大変大切なことも答弁としてお話をいただきました。確かにごみ処理手数料の改定に当たっては、大変苦慮するものがあるかと思います。砂川市も廃棄物の処理及び清掃に関する条例が平成12年9月1日に施行されて、その2年後には平成14年10月1日からさらに施行、要するに条例改正している。それは、恐らくもう22年前とか20年前なので、私の記憶も定かでない部分あるのですけれども、あのときはたしか分別収集が始まってきたということと、それによって住民の皆さんにも分別収集するに当たって応分の負担をしていただきたいといったことを含めた条例改正だったのかと思っていますし、それとくるくるとか、この地区全体で分別収集するに当たっての関係から、ひょっとしたら2年後にさらに含めて改正されてきたものなのかと思っています。当時を振り返りますと、まずはごみ収集箱、集積場をどうするかということから始まって、なおかつ問題は処理手数料を住民の皆さんに負担していただきましょうといったことでは、私が一番思いを持っているのは、総合福祉センターの大会議室を使って多くの皆さんに担当の職員がごみ分別について、また手数料についても説明をしていたということと、あと各地域ごとに回っての説明もされていた。ですから、ただ単に分別収集に当たって住民負担をお願いするときには、時の市民の皆さんにも恐らくたくさんの声を聞きながら皆さんに説明をして理解して、丁寧な説明をしながら理解してもらって、今になって分別収集がしっかりとやられてきているのかと思いますので、先ほど部長からも答弁ありましたけれども、市民への丁寧なしっかりとした説明を含めて、その時期には必要だということを含めて、いま一度考えを聞かせていただければと思うのです。
答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)
この先の分別の仕方、それから袋によって料金ということも考慮しなければならないということでもございますけれども、仮に変更になるということにもちろんなれば、市民に対して丁寧な説明、これはガイドラインでも導入するときにやってきているという状況も出てきておりますので、これについては従前、20年ぐらい前ですか、やったときと同じような、十分に理解を得られるような、そして理解してもらった上でのということで取組は進めていくべきものと私は考えております。
質問 沢田広志
ありがとうございます。その辺は、しっかりとやっていただきたいと思いますし、住民にとって最も身近なことなのかと思っていますが、よろしくお願いしたいと思います。ここで、こういうことは時の首長、市長の政策的判断とかといった部分もあるのかと私は思っています。今後のことなので、どうこうというわけにいきませんけれども、この辺市長に改めてお考えを聞かせていただきたいと思うのですけれども、というのは市長は政策、施策の総責任者で先頭に立っていますし、一歩も二歩も前にではなくて、私は二歩も三歩も前のやり方でどんどんやってきていると思っています。ただ、誰がどのときに導入するかは別にして、こういった施策をやろうかというときの判断というのは、時の市長、首長の責任を持って、なおかつ住民の皆さんに幸せになってほしいといったことがあるのかと思っています。それで、今回はある部分では環境に関わることで、カーボンニュートラル、CO 2の削減ということで、正直これの影響というのは加速度的に影響が出てしまったのが北海道電力砂川火力発電所の関係も、それは関わりあったのだろうと思いますから、そういったことを考えたときに、こういったことを導入しようとしたときには、こういう考え方も必要なのだといったことで、急な市長への質問になっていますけれども、その考え方を聞かせていただければ大変ありがたく思います。
答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)
それでは、私から大きなくくりでご答弁を申し上げたいと思うのですけれども、カーボンニュートラルを実現するには、大部分は自治体が積極的に進めないと目標数値には到達しないというのが国の見解でありまして、自治体がどこまで頑張るのだというところが一番大きいのだろうと。ただ、今回のやり取りを私聞いておりまして、この新しいごみ袋は今9自治体なのだろうけれども、外国から持ってくることになっているけれども、多くの自治体がそれを導入したときに安定的に供給されるのだろうかというのが分からなくていろいろ聞いたりもしたのですが、そこまでの調査はしていないみたいですけれども、少し気になるのですけれども、導入に私は反対というわけではありません。ただ、その条件面とか内容に私自身は深く分かっていないと。やり取りの中でいろいろ今聞いてメモをしていたのですけれども、すぐここで導入というよりは、もう少し担当で調べて、これが本当に効果があり、安定供給されるものであれば導入に向けていくし、その辺の状況というのは先ほども言われていましたけれども、もう少し調べさせてください。今の段階のレベルで判断するには厳しいと。ただし、私がカーボンニュートラルに後ろ向きというわけでなくて、自治体がある程度率先してやらないと、いわゆる国の目標の2050年度、ゼロにするのだと。30年度は2013年比で46%まで削減するといったら、よほどのことをやらないと達成できない数字と言われております。その辺も踏まえながら、勉強させていただきたいということで答弁に代えさせていただきます。
質問 沢田広志
市長、どうもありがとうございます。まさにカーボンニュートラル含めて2050年、排出ガスゼロを目指しましょうというのは、国も含めて国際的な約束事でございます。また、それぞれの自治体において責任持ってやっていかなければいけない。先を見ると、まだ30年ぐらい先と言うかもしれませんが、そんなことなく、できる時点のときにはぜひしっかりと考えていただきたいと思っております。それでは、1つ目のことについてはこれで終わりたいと思います。2つ目のパーソナルヘルスレコードの活用についてということで聞かせていただきました。これも先ほどの1つ目と同じように、一つの国の流れも含めながら、国での取組、また具体的なものを含めて、そして砂川市としての取組のことについても聞かせていただいたところであります。せっかく答弁いただきましたので、これに基づいて少し聞かせていただきたいと思います。まず初めに、現状把握を改めてしたいと思います。というのは、今現在砂川市も国保の特定健診や後期高齢者健康診査等が行われており、おのおの受診者に対しては健診結果表での面談による健診結果説明がされて、保健指導が実施されているということで、個々の特定健診の場合は、私も受診しておりますけれども、大体春に受診して、その後2か月ほどぐらいしてから、3か月ぐらいかな、健診説明会が開催されて、その前にあなたの健診結果表が届いて、それを持って保健師のところへ行って説明を聞いて、場合によっては食生活も含めたら栄養士のところに行ってという形で、まさに紙ベースでいただいて、なおかつ行って顔と顔、フェース・ツー・フェースでいろいろ面談をしながら説明を受けて、こういうことも考えなければいけませんよという、ある部分では予防に大変大事な部分をしていただいていると思っています。そこで、そういったことをされていますから、直接的に顔を見ながら説明もしていると、いろいろなことの話が出ると思うのです。その中で1つお聞きしておきたいのは、受診者の日常生活習慣の改善などへの取組というのは、それぞれ個々人によって取組というのは違うかと思うのですけれども、市としてその取組をどのようにされているかという状況については、もし把握していることがあるのであれば、先に聞かせていただければと思います。
答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)
国保特定健診における受けられた方の改善に向けての取組ということでございますが、例えば今年6月の特定健診の実績で申し上げますと、受けられた方がおよそ約400名という中で、健診結果として気がかりな点があるので、これは結果説明会においでくださいというご案内をお送りした方は、そのうち約7割ということで、3割の方は健康状態に特段今のところ問題はありませんということで通知にとどまっておりますが、ご案内をお送りしましたその7割の方のうち95%ぐらいの方は結果説明会においでいただいております。極めて高い関心をお持ちいただいていると。また、その説明会の中では、保健師あるいは栄養士と今の現状を踏まえながら、例えば運動、食事面、さらに飲酒であったり喫煙であったりと、その方にとってできるところから始めていきましょうということで、多くの方が生活習慣の改善に向けて説明を聞きながら取り組んでいただいているところでありますが、なかなか即結果が出るという形には結びつきにくいのが生活習慣病でありますので、繰り返し継続的という形にはなりますが、その結果の出た方についてはおいでいただいて、一緒に方向性を模索しながら取り組んでいただいているという現状でございます。
質問 沢田広志
400名に対して、結構な皆さんが健診結果説明会、70%に案内出して、そのうち95%が参加していただいているということが分かりました。私ももう12年ほどになりましたけれども、国保の特定健診を受けて、健診結果説明会に行って、体重から何から数字がほとんど上限にあって、これはまずいのだなということを保健師と栄養士から指導を受けて、何とか体重も落としながら、何とかここまで来ていたのかなと思っています。そういう点では、ふれあいセンターの皆さんに大変お世話になっているし、ありがたいと。ですから、そういったことを多くの皆さんに知っていただいて、継続的に、継続というのは大変かもしれませんけれども、しっかりとやっていただきたいと思っています。こういった紙ベースの結果表を見ながら面談でしていたことが、今回のパーソナルヘルスレコードの、要するに電子媒体を使ってのやり方というのが今後こういった形が必要になってくるのだよということを国も示唆しているのかと思っていますので、こういったことについて後ほどまたお話を聞きますけれども、そこで今現在だんだん健康手帳とか血圧手帳、お薬手帳なども電子媒体も可能な状況になってきていますよということでも先ほど答弁いただきましたけれども、健診説明会でも健康手帳、血圧手帳、血圧高い方は血圧を毎日測ってくださいよというのだったり、病院にかかれば、薬をいただけばお薬手帳出してといったことなのですけれども、市として電子媒体も利用可能な状況になっていますけれども、この辺どのような状況かというのを押さえることができるのでしょうか。もし押さえていれば教えていただきたいし、できなければできないで、どういう形なのかを聞かせていただければと思うのですが。
答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)
いろいろな手帳についての電子媒体の利用の状況ということについては、恐らく様々なスマートフォンのアプリ等が今現状としてある中、市としてどれぐらいの方が利用されているかというところはつかみ切れていないところでありまして、といいますのはその基となる、当然に今まだお薬手帳など紙媒体で利用されている方が多数いらっしゃると思うのですが、この紙媒体の各種手帳の、いわば利用状況というのも、それぞれ民間の事業所等で発行されているようなケースもございますので、まずその全体像がなかなかつかみにくいというところが現状ございます。その中でも、今議員さんからのご指摘いただきましたが、血圧手帳については市の保健栄養指導の中で日々、ご自宅に血圧計があるならば測定いただいて、こちらで記録してくださいということでお渡ししているケースがありますけれども、それについては大体年間500部ぐらいは血圧手帳を、紙媒体のものをお渡ししていると。また、結果説明会の際に、私既に、いわば電子アプリでこういった健康管理をしていますというお話は数件、何人かの方からは保健師が伺っている状況というところでございます。
質問 沢田広志
そもそも利用状況を把握というのは、民間のこともあるから、市としても難しいのかと、改めて聞かせていただきました。できれば、私の考え方の中で1つお願いがあるのですけれども、特定健診とかあったときには、健康手帳、血圧手帳あるいはお薬手帳を持っておりますかといったことも含めて、アンケートでもいいですから、知っていただきたいと思っています。それがPHRの関係にもいろいろ関わりが出てくるのかなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思っています。それで、先ほど答弁の中にも特定健診等、乳幼児健診もそうですけれども、マイナンバーカードを持っていて保険証として使っていくと、マイナポータルで閲覧が可能であると。これについては、先ほど1回目の答弁の中にも、周知については健診を通してとかという話もされていたのですが、いま一度確認も含めてお聞かせいただきたいのは、まさにマイナンバーカードを作っていかなければいけませんし、それによって保険証、さらにはマイナポータルで閲覧を可能ですから、これをどんどん閲覧できる人方を増やしていかなければいけないということで、周知啓発を具体的にというか、もっとしっかりやっていかなければいけない部分もあるかと思うのですけれども、この辺の考え方を聞かせていただければと思うのですが。
答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)
マイナポータルでいろいろな情報がその方、まさに個人、パーソナルな情報が確認できるという状況にあることについては、私たちといたしましては保健事業を通じて、例えば特定健診の結果の説明会ですとか、定期的に行っております市民の方の健康栄養相談の際ですとか、各種の乳幼児健診のときにはスマートフォンを持っているということであれば、マイナンバーカードも取得されているという状況であれば、こういったデータを閲覧することが可能ですといった周知には努めてまいりたい。また、ホームページでもそういったことの掲載を行ってまいりたいと考えてございます。
質問 沢田広志
大体分かってきました。その辺は、しっかりと周知啓発をやっていただきたいと思っております。それで、今回はパーソナルヘルスレコード(PHR)について、利活用も含めて質問をさせていただきました。それで、PHRの利活用の方法ということで大きく4つが想定されておりまして、1つは個人の日常生活習慣の改善等の健康的な行動の醸成、2つ目には効果的、効率的な医療等の提供、3番目に公衆衛生施策、保健事業の実効性向上や災害等の緊急時の利用、4つ目に保健医療分野の研究という4つが想定されている中で、まず初めには、最初に言ったように個人の日常生活習慣の改善等の健康的な行動の醸成を進めていきましょうというのが国の考え方でもあるようであります。それで、今からもう6年ぐらい前から実証モデルとして動いてきている部分がありまして、1つには妊娠・出産・子育て支援PHRモデル、これは群馬県前橋市で、2つには疾病、介護予防PHRモデル、兵庫県神戸市ほか、3番目に生活習慣病重症化予防PHRモデル、兵庫県西宮市、福島県郡山市、佐賀県多久市、福岡県那珂川市ということであって、4つ目に、医療・介護連携PHRモデル、これは山梨県大月市ということで、平成28年、29年、30年と補助を出してやられているということがありまして、その中で今回私は日常生活習慣の改善等と健康的な行動といった部分に視点を置いておりますので、この中で兵庫県西宮市、ほかでもあるのですけれども、そこで取り組んでいる当時のモデル事業についてお話をします。糖尿病の重症化予防を目的として、医療機関から取得する診察、検査データ、薬局から取得する調剤データ、保険者から取得する特定健診データ、スマートフォンのPHR管理アプリやウェアラブル端末から取得するバイタルデータなどを本人の同意を得て保険者や疾病管理事業者が利用できる仕組みが整備されておりまして、利用者は糖尿病に関するデータが一定の数値より悪化すると、本人のスマートフォンアプリにアラートが通知された上で、本人の同意の下、PHRを参照した保険者などが患者に適切な指導を実施するといったことが、もう既に平成28年からモデル事業でやられて、恐らくこういったモデル事業を通しながらPHRを具体的に進めていきましょうということなのかと思っています。まさに今回を通して、私はPHR利活用の方法としては、個人の日常生活習慣の改善等と健康的な行動の醸成とつながる、例えば健康情報について、本人同意により日常生活習慣の改善等に向けて本人と医療従事者が双方向で相談、助言することにより、健康づくりのための改善行動を促すことが想定されていると考えておりますけれども、こういった考え方で受け止めていいのかどうか、それを聞かせていただけないでしょうか。
答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)
パーソナルヘルスレコードにつきまして、ご自身で日々の運動量ですとかいろいろな情報を管理されているケースもあろうかと思います。それをお一人の中で自らそれを基に健康管理をというケースも当然あろうかとは思いますが、議員さんご指摘のとおり、このレコードについては日常生活の改善行動に結びつけていくというために非常に有効である。それは、ご本人が同意された上で医療従事者などの皆さんが、そういうデータなのですねという確認を双方でされて、その中でより的確なアドバイスを受けるということで具体的な健康維持の日常生活改善につながっていくものと考えてございます。
質問 沢田広志
ありがとうございます。まさにPHRは、こういったことを含めては、今後利用に当たっても大変大切な一つのツールというか、方法なのだということを改めて考えさせていただきました。今現在も砂川市はデータヘルス計画も動いていますし、令和6年度から新しい次期データヘルス計画が行われる。私もこれを調べていくと、検討課題の中にはもう既にPHR、パーソナルヘルスレコードの文言が集中改革プランの中に載っておりましたから、ということは次期、令和6年度から始まるデータヘルス計画の中にはこれが盛り込まれ、そして場合によってはそれを基に活用していかなければいけないのでないかと私は推測しておりますけれども、この辺先ほど答弁もいただいておりますけれども、いま一度このことについて聞かせていただければと思うのですが。
答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)
国が掲げておりますデータヘルス改革の意義という点で、今現状としては医療、介護、保健といった様々なデータが分散している。それが総合的につながるということで、相互につながるということで、各分野や産学官の力が引き出されていく、また国民の皆様にとってメリットを実感できる形となっていくということを意義として、国がデータヘルス計画を進めておりますので、具体的な内容については未定ではありますけれども、そういった方向性を受けて当市としても次期のデータヘルス計画の中で何かしらの形で盛り込んでいくことになろうかと見込んでいるところでございます。
質問 沢田広志
国の状況、それぞれ含めて今後次期データヘルス計画の策定に向けて動いていくのかと思っておりますので、しっかりやっていただければと思います。最後に、私も一番最初に砂川市ふれあいセンターを通しながらの健診の状況を含めて聞かせていただきました。今後は、これを実施してもらっていることが悪いとかではなくて、しっかりとやっていただいていることには感謝をしております。ただ、今後はこういった形も含めながらパーソナルヘルスレコードの関係で、スマートフォンを活用しながら出来上がっていくというのは国も目指しておりますから、恐らくこれは両刀遣いでいくのだろうなと思うのですけれども、そういったこともしっかりと受け止めながらやっていただきたいということを要望して、私の質問はこれにて終わりたいと思います。ありがとうございました。◎延会宣告