みんなの議会

砂川市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月14日

(1)熊の個体数増加に伴う市内への影響について/(2)防犯灯、道路照明について

2021年9月14日、砂川市議会の一般質問で、多比良和伸議員が「熊の個体数増加に伴う市内への影響について」「防犯灯、道路照明について」について質問し、経済部長 中村一久、市民部長 河原希之、建設部長 近藤恭史、市長 善岡雅文が答弁しました。

質問者
多比良和伸 議員
答弁者
経済部長 中村一久、市民部長 河原希之、建設部長 近藤恭史、市長 善岡雅文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 多比良和伸

それでは、通告に基づきまして、2点一般質問をさせていただきたいと思います。1点目、熊の個体数増加に伴う市内への影響について。北海道全体的に熊の個体数が増えており、本市においても農作物への被害や目撃情報が相次ぎ市民が不安に感じています。そこで、以下についてお伺いいたします。(1)状況の認識と対策について。(2)課題について。(3)北海道との連携について。大きな2点目、防犯灯、道路照明についてです。市内の子供並びに保護者の方から部活や塾の帰り道、夜道が暗くて怖いというお話があります。市民の安心、安全のためにそれぞれ増設することができないのかをお伺いします。

答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)

それでは、私から大きな1、熊の個体数増加に伴う市内への影響についてご答弁申し上げます。初めに、(1)状況の認識と対策についてでありますが、令和3年8月20日に開催されました令和3年度第1回北海道ヒグマ保護管理検討会によりますと、北海道が推計するヒグマの個体数は平成26年時点の中央値で1万500頭、令和2年度時点の中央値では1万1,700頭であり、そのうち砂川市が含まれる日高・夕張地域では平成26年時点の中央値で3,420頭、令和2年度時点の中央値で4,260頭であり、全道及び日高・夕張地域共に増加しているところでございます。砂川市の状況では、ふんや足跡などの情報は平成26年度から令和2年度につきましては2件から13件の間で増減しており、目撃情報につきましては平成26年度から平成29年度は4件から13件の間で増減をしておりましたが、平成30年度26件、令和元年度32件、令和2年度が67件であり、急激に増加している状況でございます。また、今年度は同日のほぼ同時刻に離れた2か所での目撃情報が4件も寄せられていることから、市内を生息域とする個体が増加していると推測しているとともに、本年は北光のJR路線付近、空知太墓地付近、吉野会館付近など、住宅地付近でも出没している状況でございます。対策として、出没情報が多く寄せられる前に住宅地での出没を防ぐため特殊な音波を発する忌避装置を13か所設置しているところでございます。また、注意喚起のため、例年より1週間程度早い4月20日までに市内に常設の看板を8か所設置するとともに、広報すながわ4月15日号及び8月15日号により啓発を行っております。また、目撃情報等が寄せられた場合、滝川警察署と連携し、巡回やチラシ等により注意喚起するとともに、市ホームページや公式ラインアカウントによる情報発信のほか、看板を設置しているところでございます。さらに、本年3月と7月に北光地区のJR路線付近に出没した案件や8月に空知太墓地付近の出没した案件などに対応するため、町内の関係部署において情報を共有するとともに、出没時における対策等について協議したところでございます。続きまして、(2)課題についてでありますが、本市は人身事故防止、人里への出没抑制、農業被害の軽減並びに地域個体群の存続を目的とした北海道ヒグマ保護管理計画や出没個体の有害性判断フローと段階に応じた対応方針等に基づき対応しており、住宅地等に出没し、被害を与えるおそれがある問題個体につきましては、捕獲が認められていることがありますが、多数の個体が出没した場合でも、その個体が非問題個体であれば捕獲することができず、個体数調整のための捕獲は認められておりません。ヒグマの増加や出没に対して、山林地域と住宅地が高速道路により分断されていることから、高速道路から西側で出没した場合、住宅地へ逃げ込まれる危険性があるため、山林地域へ確実に追い払うことができなく、また問題個体であっても箱わなによる捕獲は住宅地付近にヒグマを誘引する可能性もあり、実施は困難であるため、市民の皆様に対して確実な安全、安心の確保が難しいことが課題と考えております。続きまして、(3)北海道との連携についてでありますが、住宅地付近での出没や親子熊など対応が難しい状況が発生した場合、北海道へ情報提供し、問題個体と認める判断や捕獲を含む対応について助言をいただいており、今月1日には同一個体が出没していると思われる本市のほか、歌志内市、上砂川町、奈井江町の担当者、滝川警察署、砂川市鳥獣被害対策実施隊員及び北海道猟友会砂川支部の役員に加え、空知総合振興局にも参加をしていただき、2市2町ヒグマ対応連絡会議を開催し、情報交換のほか、砂川市の出没の対応について協議を行うなど連携して対応しているところでございます。

答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)

私から大きな2、防犯灯、道路照明についての防犯灯の増設についてご答弁申し上げます。防犯灯は、夜間における歩行者の安全確保や犯罪発生の防止を図ることを目的に設置されているものであり、原則として町内会等の団体により設置され、維持管理が行われているところでありますが、地域に町内会がなくなったため、やむを得ず市に移管されたものや住宅街から離れているため町内会では設置に至らなかったものの、防犯上例外的に市が設置したものなどがあります。町内会等が設置する防犯灯に対して砂川市防犯灯補助規則に基づき、設置費については2分の1以内で上限を2万5,000円、維持費については電気料5分の4以内を補助しているところであり、新たな設置については設置費並びに設置後の維持費について負担が生じることから、町内会等の判断により行われるところでありますが、町内会等からの申請があれば増設はできるものであります。

答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)

私から大きな2の防犯灯、道路照明についてのご質問のうち、道路照明につきましてご答弁申し上げます。現在市内の道路照明として設置しております街路灯につきましては、夜間における道路状況、交通状況を的確に把握するための良好な視覚環境を確保し、道路交通の安全、円滑を図るため、国の道路照明施設設置基準に準じて、交差点や横断歩道、橋梁、公共施設に接続する道路等に730基の街路灯が設置されているところであります。夜道が暗い道路への対策としましては、現在新たに設置する街路灯や老朽化した街路灯について、照度や耐久性、ランニングコストなどを考慮し、LED灯による設置を計画的に行ってきており、今年度においては新設3基、更新9基のLED化を予定しているところであります。LEDの街路灯は、従前の水銀灯に比べ白色系が強く、またランプの発熱量が少ないことから、灯具の曇りなどの劣化を抑えることができるため、道路照明の明るさの向上につながっていくものと考えております。また、街路灯の新規設置につきましては、設置基準に該当する未設置箇所の設置を進めてきており、特に通学路の交差点や横断歩道等への設置を重点的に進めているところであります。このことから、今後につきましても夜間における通行状況や道路の安全性、防犯灯の設置状況等を考慮しながら、老朽化した街路灯の更新を進めるとともに、新規設置についても計画的に進めてまいりたいと考えております。

再質問 多比良和伸

それでは、順次再質問をさせていただきますが、熊ですね、皆さんもこのまちに住んでいる方は何かこの最近の熊の常習化というか、常にあそこで出たらしいよとか、昔さほどそこまでのあれではなかった。見たと言ったら大騒ぎみたいな雰囲気だったのですけれども、また出たらしいねという雰囲気になってきていると思うのです。そういう、結局数値的にも今教えていただいたとおり、ここ数年で物すごい伸び方をしているというところなのです。過去的には、足跡だとか、それからふんだとかで大騒ぎしていた部分があったのですけれども、今実際に目撃するという数が増えてきているなというのは、数字から見ても、その個体数の増加ということがあるのかというのも感じるところなのです。またさらに、昔はホームページに掲載したりとか市の広報でとか、ひどいときには街宣車走らせたりということで周知していたかもしれないのですけれども、今子供を持つ親はオクレンジャーという学校からいろいろな情報がそれぞれの親に直接連絡が届くような仕組みになっておりまして、もちろん熊が通学路に近いところで出た、住宅街に近いところで出たと注意喚起しなければいけない、これは決められていることなのですけれども、その周知の手法が増えたことによって、受け取る側も結構敏感に熊の情報を年に何回も来るよということが、より身近に感じているという部分があって、さらに市民の不安感が上がっているという状況が今の状況かと認識しております。今ヒグマの対策の関係のお話がありましたけれども、北海道ヒグマ管理計画なんかを見ると、今砂川がしっかりと行っているような手順しかない、逆に言うと。安全、非問題個体と問題個体というところに分かれるわけなのですけれども、熊は出ているのだけれども、全てが問題個体というわけではないというところの難しさ。熊は、人間、我々からしてみたら、目の前に出てきたらおっかないな、早く駆除してほしいと思うのですけれども、自然界の中でいうところの保護されるべき動物というところの部分もあっての難しさというところであるのかなという認識をしているのですが、何とかうまく共存共栄していくために、もう少し何とかできないかというところで今回の質問なのですが、先ほど課題としての話がありました。砂川は、確かに高速道路が南北に伸びておりまして、山から高速道路の高架橋の下の空洞部分というか、道路の部分というか、そういったところ、一回住宅街に来てしまうと、なかなかそれを追い返そうにも、熊自体が迷っているような状態になってしまって、なかなか住宅地から山に帰ってもらいづらいというところだったり、何かその辺を、例えば高速道路を全て、生活道路もあるから管理することはできないのでしょうけれども、入ってこないようにする仕組み、いわゆる忌避装置を例えば熊と高速道路と、いい仕切りがあり、入ってくる場所も限られているわけですから、その辺りに設置することができないのかを、まずお聞かせ願いたいと思います。

答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)

忌避装置の設置ということでございます。1回目のご答弁でもお話をしたとおり、現在13か所に特殊な音波を発しまして、熊を追い払うという装置を設置しております。これにより、一定程度の効果があると私たちは判断しておりますし、熊が山林から里に入ってくるようなルートを想定しまして、そういったところに設置しているものでございまして、この装置が万能かというと、そんなこともないのかと思ってはおりますが、私どもとしては一定程度効果あると判断しております。

再質問 多比良和伸

13基で、忌避装置がこの砂川市の中でそういうところも踏まえて、今まで目撃情報があったりとかすると移動させて、そこを中心的に追いやってとかということは散見しているのですけれども、そうではなくて、もうある程度砂川の中ではここを通って、過去的にももうこういうルート、ここが来やすい。情報は、多分十分あるのだろうと思うのです。そういったところに常設の忌避装置をもう少し増やして、そもそもそちらにできるだけ来ないように追いかけっこするのではなくて、少し増設するなりして経路を断つことということができないのかどうなのか、もう一度確認させてください。

答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)

ご質問のございました忌避装置のほかに監視カメラも備品として持っておりまして、こちらについては3基を目撃情報や足跡、ふんの情報があれば、そういったところを重点的に設置しまして、毎日映像を確認しているということで対応を図っております。議員さんおっしゃられる忌避装置の常設ということでございますが、熊につきましても移動ルートがその個体によってそれぞれ違うものもあろうかと思っておりますので、そのとき、そのときに必要な箇所に設置して対策を講じていこうというのが現時点での私たちの考えでございます。

再質問 多比良和伸

今のやり方だと、どうしても後手後手になってしまうので、先手を打つような取組ができればと思うわけなのですが、今高速道路のところの話ですけれども、砂川の今までの発生状況というか、目撃情報とか出没状況を見ると、河川に沿って熊が下まで降りてきて、そこからひょいと人里に出てくるパターンもあるのかな。それから、農家さんとかでいうと、昨年出たところとか今年出たところを私見ていますけれども、やぶというか、立ち木、ササが生い茂っていたりとか、要するに畑と山の境界が物すごく近いなという印象を受けるような場所で、昨年と今年に関しては被害が出ているというのを、偶然なのか必然なのかはあれなのですけれども、ですからいわゆるルートを断つという手法というのは何とかできないものかと感じるのですけれども、河川の草木の刈り払いをもう少しまめにするとか、それから山と畑とか、住宅街もそうなのですけれども、その境界のスペースをしっかり取る。熊も憶病な生物だという話ですから、近ければすっと行ってすっと戻れるというのもあるかもしれないですけれども、人目につくような場所であったりだとかというところに出てくるには警戒心が強い熊は少し抑えられる。これは、熊の管理計画の中にもそういったことをすべきだと、推進するべきだと書いてあるわけなので、砂川市ではもう少しこの辺に関して取り組んでいくことはできないのかをお伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)

やぶ、草の管理ということでございます。議員さんおっしゃられるとおり、北海道の計画でもそうですし、国が発出していますマニュアルでもやぶの管理ですとか、また議員さん今ほどおっしゃられた河川が熊の移動ルートの一つと考えられてございます。山林にいる間は、少なくとも問題個体ではない、非問題個体ということでございますので、宅地、里にできるだけ降りてこられないような対策は、やぶの管理も含めて大切なことだと認識しておりますので、今後私たちの範疇の中でどういった対策を講じることができるかということは検討してまいりたいと考えてございます。

再質問 多比良和伸

一言で刈り払いという話をしても、場所によってそれぞれの所管が違うのでしょうから、その辺りは内部で連携を取りながら、問題になり得るような場所、また住宅街や農家の近くであれば地権者という方もいらっしゃるでしょうから、その辺りをどういう形で進めていくかというのも今後しっかりと協議をしていただいて、その辺の改善をやっていただきたいと思っております。北海道との連携という話なのですけれども、その前に課題についてを飛ばしてしまいました。課題なのですけれども、砂川の今いろいろと猟友会の皆様、難しい立場で苦慮しておられるのかなというところあるのですけれども、その猟友会の方からお話いただいたのは、指示命令系統をはっきりさせてほしいと。我々は、誰からお願いされてやるのかということをしっかりやってほしいと。本来であれば、市民からの通報があり、市民の安心、安全を守る警察が初動し、その中で警察から行政に猟友会への出動の依頼が行われ、そして猟友会が駆除なり、問題個体であればそういった形を取るということの、今は流れがよく見えない部分もあって、その辺りは北海道と十分協議をしていただいた中で、今私の持っている熊の管理計画は今年度いっぱいで終了するわけなのです。今まさに新しい案というのが示されている部分ではありますけれども、そこにそれぞれの地域の実情を盛り込んでいただかないと、それぞれの地域の実情までは分からないですから、そういったところをしっかりと情報提供をしながら、この計画の中に盛り込んでいただく働きかけということも必要になってくるのかと思いますけれども、その辺りの取組について教えていただきたいと思います。

答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)

北海道の管理計画のお話でございます。議員さんおっしゃられるとおり、今年度末をもって計画期間が終了しますので、次年度以降の見直しという作業が今行われている最中とお伺いをしております。その中で、市町村の意見を反映するという機会も設けられているということでございますので、そういったチャンスを生かして、今砂川での課題であったり、今後の対策については近隣の関係市町とも連携を取っておりますので、そういった部分や、また猟友会の皆様、また警察とも十分に連携を取りながら計画への反映について取り進めてまいりたいと考えております。

再質問 多比良和伸

なかなか難しい問題なのだというのは、調べれば調べるほど思うわけで、熊も大切な、同じ生き物として人が住んでいるほうには来ないで山の中で生活をしていただければ問題ないのかと思うのですけれども、何せ熊たちも個体数が増えるとどうしても自分たちの縄張りというか、狩猟場所というか、そういうところを広げていかないと生きていけないのかというところが今課題になっているのかと思います。北海道や警察と密に情報交換をしていただいて、計画の中にもしっかりと砂川の実情を反映していただいて、過去的な、今の案もそうなのですけれども、まだ遠回りかなという部分も若干なくはないかなという気はするので、多分人の命、今年に入っても3人ですか、北海道内で亡くなられていたりしますけれども、そういうことが起きているわけなので、それがこの辺りで出ないということはないわけで、人命最優先の取組なり問題提起をしていただければと思っております。それでは次、2番目の防犯灯、道路照明の質問に行きたいと思います。今ほど防犯灯並びに道路照明について答弁いただいたわけなのですが、私これ1個目の質問の熊の関係も影響あるのではないかと思っているのです。市民が生活している中で、少しおびえている部分というか、おびえざるを得ないというか、その情報が入ってくることによって、また熊出たのだってと、暗いところから出てくるのではないか。そういうまちを生活している中で少し不安というものが大きくなってきているのではないかという話も私の考え的にはあるのかなという気がするのです。もう少し防犯灯なり道路照明なりを増やすことができて、もう少し明るいまちにできないかと思うわけなのですが、過去的には、いわゆる昔の照明がLEDに替わったことで、すごくまちが明るくなったと思っていたのです。明るくなったところがあるから、逆に暗いところが目立つということも出てきたのかなと思いますし、道路照明なんかは今まだLEDと水銀灯とナトリウム灯と3種類ぐらいある状態で、これまでの歴史の中で、例えばマイマイガが水銀灯だとすぐ集まるから、ナトリウム灯は余り集まらないみたいだということでナトリウム灯増えたのだけれども、ナトリウム灯は意外と赤くて暗いみたいな、LEDから比べてしまうと暗いと言われてしまったりだとか、いろいろな種類があることも暗いと言われる一つの要因になっているのかなという気がします。まず、防犯灯の話からさせていただきたいのですけれども、私も話をいただいてからいろいろまちの中を歩いて、明るい、暗い、どんな状況なのかなというのは確認をさせていただいたのですが、確かにないところはあるのです。何でここだけ照明ついていないのだろうというスポット的にあったりするのです。きっとそれは、地先の関係だとか町内会の中で何かない理由というのは当然あるのでしょうけれども、ただ通行人にはその理由は分からないわけで、ここの一角暗いと思うところはあるなというのと、それから道路幅が広かったりするときに片側にしか照明がついていない。電柱の関係なのでしょうけれども、もう少し細い道だったら片側だけでも十分だろうと思うのですけれども、少し道路幅が広くなると、片側だけだと対向側の歩道はほぼ真っ暗状態になっているという場所が幾つかある。さらには、いわゆる街路樹がかなり生い茂っているエリアもあって、照明は等間隔にあるのですけれども、その照明と照明の間にかなり生い茂った街路樹があることによって、光が真下にしか行っていない、広がっていないというエリアがあると。そういうところもあって、その場所、その場所によって問題が違うものだと思うわけなのですが、まず最初に言った少しまばらになっているエリアというか場所というか、その辺についての市内の状況について押さえているところがあれば教えていただきたいと思います。

答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)

市内の暗い箇所、防犯灯のご質問でございますけれども、市内パトロール、衛生のパトロールが主なのですけれども、昼間していたり夕方もしていたりする中で、何か所か把握しているというのはあるのですが、台帳とか図面上では整理しているところではございません。ただ、ほとんどLEDになって、補助制度もできてから明るく行き届いたという認識はございますけれども、中にはそこが届かなかったという部分も確かにあろうかと思います。そこの把握については、今後パトロールをする中で暗い箇所についてはある程度一定程度図面に落とすだとか箇所を把握するという形で今後は把握していきたいということで、現在は正式に作ったものはございません。

再質問 多比良和伸

ただ、おおむねというか、結構きちんと街路灯とか防犯灯ってついているなという印象もあるのです。あとは、暗いと言われる話が、明るい暗いは人の感覚ってあるのかなという気がするのです。ある人にとってみたら、いや、そんな暗くはないよと言うかもしれないけれども、人によっては真っ暗だねというのは、何か基準があっていいのではないかという気がしていろいろ調べたのですけれども、そうしたらLED防犯灯の設置についてということで照明基準というのが日本防犯設備協会から出されているのです。これは、いわゆる防犯上どれぐらいの照度があれば安全ですよ、安心ですよという基準なわけなのですけれども、こちらが歩道の4メートル先にどれぐらいの照度があるかということを基準とした数値なのですけれども、例えば水平面照度で3ルクスみたいなのが、いわゆるランク分けされたときのクラスBですよ、5ルクスあったらクラスAですよという基準があって、B以上を保ってくださいねというのが防犯設備協会からの推奨されている数値なのですが、例えばこういうものを使って市内は全てB以上ですよと、これももちろん例えば人が行き交う地域と農業地域、工業地域と、それはまた別なのですけれども、しっかりと基準として砂川市はクリアしているのですよというものがあれば、人によっての明るい、暗いということへの対応だったりですとか、今後町内会と、もしこのままの状態でここ暗いのだけれどもと話をするときに、何をもって必要なのかということの基準が必要なのかというところもあろうかと思いますので、その辺りについてのご見解をお聞かせいただければと思います。

答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)

私どもとしても、日本防犯設備協会で照度基準というのがあるという認識はしておりまして、警察庁でもこれを使っているという状況で把握しております。おっしゃったとおり、4メートル先の人の顔の向きや挙動姿勢が分かるということで、平均平面照度が3ルクスという基準が示されております。私どもとしても、明るい暗いという判断の基準があって、それで設置する、しないという話に進んでいきますので、この照度基準については必要だと認識しておりますので、この照度基準の設定については検討していきたいと考えております。

答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)

それでは、私から道路照明におきます街路灯の照明基準につきましてご答弁を申し上げたいと思います。街路灯につきましては、先ほどの答弁で申し上げましたように、国の基準に基づきまして、交差点ですとか横断歩道、橋梁等の前後に街路灯を設置させていただいているところでございます。こちら設置に当たりまして、道路照明の照度基準につきましては、こちらも国の道路照明施設設置基準におきまして、夜間において安全、安心に移動の円滑な通行ができる明るさとして路面付近の照度を10ルクス以上確保することが望ましいとされていますことから、当市におきましてもこの基準に準じてこれら街路灯を設置しているところでございます。具体的な状況を申し上げますと、当市の街路灯につきましては支柱の高さにもよりますけれども、主に水銀灯では250ワット、ナトリウム灯では110ワット相当の器具を設置しているところでございます。また、現在設置を進めておりますLED照明につきましては、69ワットの出力で基準に達しておりまして、明るさの確保とともに、消費電力、さらには二酸化炭素の減少にもつながっているという状況でございます。

再質問 多比良和伸

先ほども言ったように、道路照明と防犯灯の光の差は結構あって、市民の方からしてみたら、どちらが防犯灯でどちらが道路照明なのかなんていうことを余り気にしてはいないと思うのです。なので、どうしてあの明るいやつを全部にしてくれないのとか、そういった話もあったりします。そこは、道路照明と防犯灯の違いということは、道路目線、車の走る、いわゆるドライバー目線なのか、それから交差点で人を巻き込まないようにするための安全なものとして必要なもの、さらに防犯というのは歩行者をいかにして犯罪から守るかというところでの防犯灯ということで意味合いが違うので、なかなか分かりづらい部分があるかもしれないのですが、いずれにいたしましても防犯灯の話でいうとなかなか、今は何とか町内会に助成するような形で維持管理していただいているような状況がありますけれども、町内によってはこの人口減少とともに、大分人口も減ってきて防犯灯を維持していくのも大変だという話ですとか、またそれとは別に市でコミュニティ補助金なんかを出しながら、何とか町内会の維持に努めておられるというのは重々分かっているのですけれども、将来的に厳しい部分というのがもう少し増えてくるのかということが想像されるわけなのですが、今の在り方も含めて今後の防犯灯の維持というところでのお考えをお聞かせ願えればと思います。

答弁 市民部長 河原希之(市民部長は2023年3月まで)

町内会で維持管理していただいて、市としては補助もさせていただいているのですけれども、残りの部分については町内会の負担で維持管理をしていただいているという状況がございます。過去的にも町内会があったのに今なくなってしまったというところもございまして、今後、今ご質問でおっしゃられた、なかなか町内会での維持管理が難しくなってくるという状況も将来的にあるということが想定されますことから、今後において防犯灯の在り方、それから設置の在り方等も含めて、その時点で将来を見据えた検討も今後必要になってくるかと考えております。

再質問 多比良和伸

道路照明なのですけれども、地域によって今替えたり新しいものをつけたりということで、計画を立てて行っているということなのですけれども、新規設置に関してなのですけれども、あとどれぐらい立ちそうだというのは何か計画の中であるのでしょうか、それとも新規よりもほぼ更新ということがメインになってくるのか、その辺りの状況を教えていただけますでしょうか。

答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)

道路照明の更新の関係でございます。先ほどご答弁で街路灯につきましては、市内全体で730基の照明が設置されているということで申し上げさせていただきました。今LED灯にということでお話がありましたが、LED灯につきましてはそのうち107基となっているところでございます。参考までに、水銀灯につきましては361基、ナトリウム灯につきましては262基となっているところでございます。ナトリウム灯につきましては、先ほど議員からお話ありましたように、今から8年ぐらい前でしょうか、マイマイガの大量発生によりまして、水銀灯に害虫が集まるということで、そのためにはナトリウム灯への交換が効果的であるという報道もありまして、ナトリウム灯の設置が少し増えたという状況でございます。また、水銀灯につきましては、2020年で製造が禁止となり、輸出入も禁止となりましたので、在庫の部分は灯具の交換等で今現在できることになっておりますけれども、将来的にはLED灯の灯具に更新していきたいと考えているところでございます。こちらのLEDへの更新の考えでございますけれども、これまで第6期総合計画におきまして、平成23年より街路灯LED整備更新事業として設置を進めてきているところでございます。今後も第7期総合計画におきまして各年度、今年度と同数程度にてLED灯への設置を進めていくという予定でございます。参考までに大体新設2基から3基、更新につきましても9基から10基ということで、十数基程度の更新で計画しているという状況でございます。

再質問 多比良和伸

まだまだ水銀灯やナトリウム灯が多いような現状もあろうかと思いますが、金額、単価も違うのでしょうけれども、防犯灯のときにはだだだだっと市内全部LEDに、初期投資はかかるけれども、経常経費がかからないからということで、市長、だだだだっとやって、あっという間にまちなか中LEDに替わったのを記憶しているのですけれども、道路照明に関して水銀灯、ナトリウム灯よりLEDは確かに明るいとは思うのです。虫も余り寄っていないというのは、今ついているところを見るとそうなのかなという気はするのですが、この辺同じ考えでだだだだっといかないものなのか。それも含めて、市民が今非常に熊のことはあれだとしても、この道路照明くらいということも踏まえて不安に過ごしているという現状があります。その辺りの考えについて、市長から最後お話をいただきたいと思います。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

多比良議員から多々防犯灯、街路灯につきまして質問をいただきました。私も市長になる前から、行革を担当したときから関わっておりまして、防犯灯もある程度LEDに替える、1億円以上のお金かかったのですけれども、ある程度防犯灯の役割を果たすには明るくて、かつ電気代が軽減できるLEDにやるのなら一気にやったほうがいいだろうということで、町内会の一定の基準を見直しまして、全個やりました。問題は、街路灯をどうするのだというのがございまして、一部公共施設等のあるところについては切り替えましたけれども、道路につきましては、いわゆる街路灯というのはすごく経費がかかります。それを一気にやると、財政難来すぐらいの金額になるものですから、これは議会にお示しして、計画的に毎年やっていきましょうと、必要のあるところからやっていきましょうということでやってございます。財政的な問題もあるので、一気にやりたいけれども、残念ながら町内会の防犯灯みたいのは1億円程度で済むのならすぐやれるでしょうけれども、かなりお金がかかるので、それは当時の議会にもご理解をいただいて、毎年必要なところからやっていっているという状況にございます。ただ、防犯設備協会の基準は高過ぎまして、恐らくそれをやるとどこの市町村も該当しなくなるのでないかという、砂川市がLEDにしましたけれども、それでも町内会によっては該当しなくなるほどかなり明るいので、その基準でいくと厳し過ぎるかなと。ただ、議員がご指摘になった、いわゆる道路照明はついているのだけれども、暗いと言われるところは市内にも確かにあります。それは、当時は明るかったのですけれども、街路樹がその間にどんどん伸びて、いわゆる街路灯を隠してしまうというところもございますので、建設部長も言うとおり、そういうところは調査しながら、ある程度木を伐採して、その後の状況を見てどうするかということと、問題は総体的にそういうところがまだあるのだろうと思います。防犯灯を町内会に新たに作れと言っても、負担の伴う問題ですから、それはある程度市と町内会の中で決めて進めてきた事項もございます。ですから、町内会以外の道路について、暗いところについては、ある一定の基準をつくれるかどうか非常に難しいのですけれども、もっと暗くても人が通らないと、車しか通らなくて支障ないというところも現実的にございますので、その辺の一定のある程度のルールをつくって、いわゆる人が通るのに暗いというところについては何とかやる方向で庁内で検討していきたいと思っております。

出典:砂川市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月14日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる