みんなの議会

砂川市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日

(1)駅前地区の活性化に資する利活用の検討について/(2)新庁舎の水害対策について

2017年9月12日、砂川市議会の一般質問で、小黒弘議員が「駅前地区の活性化に資する利活用の検討について」「新庁舎の水害対策について」について質問し、総務部長 熊崎一弘、総務部審議監 近藤恭史、市長 善岡雅文が答弁しました。

質問者
小黒弘 議員
答弁者
総務部長 熊崎一弘、総務部審議監 近藤恭史、市長 善岡雅文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 小黒弘

それでは、私の一般質問を始めたいと思います。まず、1点目には、駅前地区の活性化に資する利活用の検討についてお伺いします。砂川市庁舎建設検討審議会は、基本構想の答申書において、新庁舎の建設位置を決定するに当たり、中心市街地の活性化は重要であるという共通認識のもと、パーラーグランド周辺の駅前地区はまちの顔と言うべき場所であることから、行政機能を含めた公共公益施設の整備などによる活性化に資する利活用の検討を求めますという附帯意見をつけられました。総務部は、それを受けてか、本年4月24日の総務文教委員会において、懸案事項の1つとして駅前地区の活性化に資する利活用の検討を掲げました。以下について伺います。まず1点目、懸案事項とした理由について。2点目は、懸案事項として掲げられてからの具体的な検討内容について。3点目、砂川市中心市街地活性化基本計画など、これまで検討されてきた中心市街地活性化との関係について。4点目は、審議会の附帯意見と関連するものと考えるが、総務部での検討は庁舎建てかえ時期に沿った形になるのかどうかを伺います。最後に、今後のスケジュールについて伺います。大きな2点目としては、新庁舎の水害対策についてであります。新庁舎建設に向けて作業は順調に進んでいるようですが、建設位置は市内でも洪水時の想定水深が最も深い場所です。最近では全国各地でこれまで経験したことがない記録的な大雨が降り、大きな被害が続出しています。そこで、以下について伺います。まず、1点目は、洪水時の浸水対策について。2点目は、洪水時に新庁舎が孤立することも考えられますが、事業継続の対策について。最後に、3点目として、水害時における新庁舎での災害対策本部設置などの対応をどのように考えているのかをお伺いします。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

大きな1点目、駅前地区の活性化に資する利活用の検討についてご答弁申し上げます。初めに、(1)懸案事項とした理由でございます。砂川市庁舎建設検討審議会における新庁舎の建設位置の選定過程におきまして、市庁舎建設にあわせまちのにぎわいを創出することも重要であることから、駅前地区について庁舎建設と中心市街地の連携、連動により活性化につながる候補地として議論があったところであり、同審議会として中心市街地の活性化は重要な問題であるという共通認識のもと、駅前地区はまちの顔と言うべき場所であることから、行政機能を含めた公共公益施設の整備などによる活性化に資する利活用の検討が、審議会の答申に係る附帯意見として求められたところでございます。つきましては、駅前地区におけるこれらの機能、施設について整備するとした場合どのような手法があるのか検討を進めることとし、総務部の懸案事項の1つとしたところでございます。次に、(2)懸案事項として掲げてからの具体的な検討内容についてであります。現在まで該当するエリアの土地の所有者、面積などについて調査を行ったほか、整備するとした場合の手法、その検討として中心市街地活性化基本計画の第2期計画や都市再生特別措置法に基づく都市再生整備計画事業及び地方創生関係の交付金など、国の制度の利活用について検討を行ってきております。具体的な手法の確立までには至っていないことから、引き続き検討してまいりたいと考えているところでございます。次に、(3)砂川市中心市街地活性化基本計画など、これまで検討されてきた中心市街地活性化との関係についてでありますが、砂川市中心市街地活性化基本計画につきましては平成19年8月に内閣総理大臣の認定を受け、認定事業を24年8月までの期間において実施してまいりました。現在は本計画の計画期間が終了しておりますが、中心市街地のにぎわいづくりや回遊性の向上などに向けた取り組みはSuBACoを設置するなどして実施してきているところであり、パーラーグランド周辺の駅前地区についても中心市街地のにぎわいに重要な地域と認識しておりますので、活性化につながる利活用の方法について今後も検討してまいりたいと考えているところであります。次に、(4)審議会の附帯意見と関連するものと考えるが、総務部での検討は庁舎建てかえと沿った形になるかについてでございます。(1)の懸案事項とした理由についてご答弁したとおり、庁舎建設検討審議会の答申に係る附帯意見として庁舎とは別に利活用の検討が求められたところでありますので、その重要性は認識するところであり、現在は利活用についてその手法を含め検討している段階でありますので、現在計画中の庁舎建てかえには沿わないものと考えているところでございます。次に、(5)今後のスケジュールについてでありますが、(4)でもご答弁申し上げたとおり、現在はその手法について検討している段階でありますので、スケジュールについてはこの場で申し上げることは困難であると考えておりますが、審議会の答申でも附帯意見について早急に取り組んでほしいとのことでございますので、今後も引き続き検討してまいりたいと考えているところであります。

答弁 総務部審議監 近藤恭史(総務部審議監は2018年6月まで)

それでは、私から大きな2の庁舎の水害対策についてご答弁申し上げます。初めに、(1)の洪水時の浸水対策についてでありますが、新庁舎の建設につきましては平成32年度中の新庁舎完成を目指して取り組みを進めているところであり、現在砂川市庁舎建設検討審議会におきまして、基本構想に引き続き基本計画の審議が行われているところであります。その中で、新庁舎の建設位置につきましては、水害時の浸水想定区域における建設の可否について議論があったところでありますが、まちなかへの立地が望ましい、高層化せずに建設できる敷地が望ましい、まちの活性化との連携、連動が重要、建設スケジュールの遅延を避けるという4つの観点から公民館前の敷地に決定され、現在は市立病院駐車場となっている南側敷地も含めて配置計画が検討されているところであります。新庁舎における洪水時の浸水対策につきましては、新庁舎の導入機能として審議会で審議していただいているところであり、本市が作成した洪水ハザードマップ等から、今後予想される水害レベルに対応することができるよう、昭和56年水害時の市役所周辺の浸水位50から60センチ程度の水害に対しては、1階床レベルを周辺道路より1.5メートル程度高くする敷地高の対策を講じることで、庁舎内への浸水を防ぐことができる計画としております。また、石狩川で150年、空知川で100年に1回程度の大雨により5メートル程度の浸水が発生するとした想定に対しましては、災害対策活動を行う会議室及び電気室、機械室、サーバー室などの重要設備室を上層階に設置するとともに、電話、放送、受変電設備等の系統分離を行い、1階が浸水した場合でも上階の執務機能を確保し、水害終息後早急に業務の再開ができる対策を講じてまいりたいと考えております。次に、(2)の洪水時に新庁舎が孤立した場合の事業継続の対策についてでありますが、庁舎が孤立するという場合は本市がこれまでにないような大洪水になることが想定されますが、そのような場合、市は市民の生命を守ることを優先し、災害対応等の業務を緊急かつ適切に行っていく必要があります。洪水については、突発的な地震と異なり、事前に災害の発生がある程度予測できるため、そのような場合は優先度の高い被災者支援等の災害応急対策業務や復旧、復興業務などの応急業務の場所を他の公共施設に移動して事業継続を行うほか、新庁舎では不測の事態においても職員が一定期間滞在して業務ができるよう、ライフライン途絶時の設備機能を確保し、庁舎外の業務との連携を可能とするとともに、洪水終息後早急に通常業務を再開できるような庁舎にしてまいりたいと考えております。また、新庁舎の建設に際し財源として予定している市町村役場機能緊急保全事業債を活用するに当たり、建てかえ後の庁舎につきましては、災害時に行政も被災し、人、もの、情報等利用できる資源に制約がある状況下にあっても、優先的に実施すべき業務を特定するとともに、業務の執行体制や対応手順、継続に必要な資源の確保等を定めた業務継続計画に位置づけることが要件となっておりますので、今後新庁舎に対応した業務継続計画について検討を進めていくものとしております。次に、(3)の水害時における新庁舎での災害対策本部設置などの対応についてでありますが、災害対策本部につきましては砂川市地域防災計画において、市内で災害が発生したとき、または発生のおそれがあるとき、市長を本部長として市役所内に設置することとしていることから、迅速な災害対応を図ることができるよう、災害対策本部室につきましては、市長室に隣接して上層階に設置するとともに、非常用発電装置や防災無線等の通信手段を整備することで被災状況等を的確に把握し、関係機関と連携して速やかに対応、対策がとれる庁舎としてまいりたいと考えております。また、砂川市地域防災計画では災害により庁舎が使用できない場合は他の公共施設に移転するとしておりますが、新庁舎におきましては、さきに述べましたように、庁舎の浸水対策として敷地高の対策や、災害対策活動に必要な重要設備を上層階に設置するとともに、ライフライン途絶時の設備機能を確保することで、水害時においても災害対策本部機能を可能な限り発揮できるようにしてまいりたいと考えております。

質問 小黒弘

砂川もきょうはしとしとと雨が降っておりまして、役所に来る前に中心市街地を通って来ているのですけれども、きょうはまたまちなかがシーンとしている状態でして、きょうの一般質問は何とかこのまちを活性化させたいという思いでしていきたいと思っています。先ほど総務部長のお話の中で、パーラーグランド周辺の駅前地区というようなこと、これは附帯意見にも、それから懸案事項の中にもあるのですけれども、これはどの辺を指すというふうに考えたらいいのかをまずお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

基本的な考えとしては、パーラーグランド、それからSuBACo、永大ビル、そこの底地を基本的に考えているところでございます。

質問 小黒弘

庁舎建設検討審議会の基本構想においての答申書の附帯意見、先ほど読み上げましたけれども、もう一つは、総務部のほうが総務文教委員会で出した検討事項ということについてなのですけれども、両方とも市長のほうにはお話が行っているということでよろしいでしょうか、部長にお伺いします。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

答申の際、市長に審議会の会長さんが手渡しされ、そしてその内容を踏まえて市長が受け取っているわけでございます。その後の検討についても、市長と相談しながら進めているということでございます。

質問 小黒弘

市長がたまに言われるのは、それは俺聞いていないなんていうことがよくあるものですから、そこを部長のほうにきちんと報告しているのかなということで確認をさせていただいたのですけれども、審議会の答申書の附帯意見もご存じ、それから総務部が懸案事項として駅前地区の活性化を何とかしたいということもご存じということを前提にこれから質問していきたいと思うのですけれども、実は私、市民で構成される新庁舎に向けてのワークショップ、あるいは審議会のワーキング、それから審議会そのものの傍聴も何回かさせていただいたのですけれども、審議会の中あるいはワークショップの中でよく出てくるのが、特に若い層の方々から出てくる話なのですけれども、何とか新しい新庁舎に市民が集える、あるいは居心地がよいたまり場のような新庁舎が欲しい。あるいは、情報交換、観光情報も含めてそんなような拠点づくりがされたらどうなのだ。あるいは、誰でも足を運んでみたくなるような仕掛けづくり、にぎわい軸の実現を新庁舎にというような声が結構ありまして、具体的に言うとフリーテラスとかカフェとか食堂とか、意見がいろいろ出てくるのです。ふと考えていく中で、確かにそういうものが市内に欲しい。つまり、市内にないから何とか新庁舎にはそういう場所になってほしいというご意見だなと私は思うのですけれども、審議会の方々もワークショップの方々も、さっき申し上げた審議会の附帯意見ということと、それから総務部が懸案事項として出している駅前地区の活性化に資する利活用の検討をするということが、遠いところに行ってしまっているのかなと実は思うのです。まさに今若い層の方々から話されているような、市民が気軽に集えたり、あるいは観光の情報などが発信できるようなところ、あるいはみんなが集まってわいわいとにぎわいが持てるような、そういう場所は一体どこかといったら、建設候補地として挙げられている、中心街から端の堤防に近いここではなくて、まさに懸案事項としてされているパーラーグランド周辺とした駅前地区そのものではないかと私は思うわけです。そこをどうするのかということが早くわかれば、もしかすると新庁舎そのものは、にぎわいがそこにあるのであるならば、前から市長が報道やなんかに言っているのですけれども、あの新庁舎は職員の事務所でいいのだというような発言もあったわけですけれども、それもそうかなと思うわけです。奥まった一番隅のところに果たして新庁舎にあわせてにぎわいが創出できるのかというのは、私は疑問に感じているところです。そこは、皆さんが求められているにぎわいを駅前周辺につくるということが絶対条件かなと思っています。だからこそ審議会でも附帯意見をつけたし、ワークショップでもいろんな意見が出ているということを私は思うわけですけれども、ここで市長にお伺いしたいのは、懸案事項とした駅前の関係あるいは審議会も附帯意見として市長に直接手渡されたというここのところ、駅前地区の活性化に関して市長は、この2つを渡され、総務部も懸案事項として挙げたこの案件について、まずどんなお考えなのかをお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

市長にはこの後で。まずは事務的な部分をお話しさせていただきたいと思います。審議会の中でも、議員さんおっしゃるとおりです。にぎわいが欲しいというお話もございましたし、集える場所をというお話もございます。ただ、前段に庁舎というのはそうではないよというご意見も審議会の委員さんの中ではありまして、両論併記という形ではない状況の中で、最終的にまちなかに建てる、それから公民館前に建てるという判断の中で切り離されたものではないかなと思いは事務局ではあるのですが、委員さんの中では庁舎というのも少なくともそういうものは欲しいなという話があって今の論議に至っているところでございます。ワークショップですとかワーキンググループでもそういうお話を市民の皆さんからいただいておりますので、その使い方といいますか、意見については、審議会での意見ではありますけれども、市民の意見として、そういう施設の考え方が必要なのだなという受けとめ方を私どもはしているということはまず前段ご理解いただきたいと思います。

質問 小黒弘

私は政策的なお話をぜひトップである市長にお答えいただきたいと思うのですけれども、先ほども確認したとおり、基本構想における附帯意見も市長はご存じ、そして総務部が懸案事項とした駅前地区の活性化ということについてもご存じであるならば、市長としてこの2点についてどう考えていらっしゃるのか。当然答えていただかねばならないと思っているのですけれども、ぜひ、もう一度質問いたしますので、市長の答弁をいただきたいと思います。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

市長にということでございますので。私のもともとの基本的な考え方は、スタート時点から審議会を設置するのだと、条例で。それは議会にも了承いただいて、20人の方に自由に論議してもらうと。論議している間については、私は先入観念を与えたくないと。だから、一言も私は公にしゃべっておりません。そこは審議会の皆さんの中で自由にやってもらう。ワークショップも、若い人ですから総体を把握しているかどうかは、私は出ておりませんからわかりませんし、審議会の内容は議事録を見ています。それはそれで自由にやってもらって、その意見をむげに事務局は否定しないで、トータルで最後審議会に諮ればいいのだろうと考えていると思います。それで、附帯意見の関係でございますけれども、もともとの発想は、庁舎の中にいろんな機能を盛り込めないかという論議が最初のころあったように私は記憶しておりまして、機密保持を一番守らなければならない庁舎の中にそれがなじむのだろうかという論議も若干あったように記憶してございますけれども、最終的にはその機能は消えていったと。そのかわり附帯意見として、それらも踏まえて今言われている場所に何とかならないだろうかというのが趣旨なのだろうと思っておりますし、総務部長が言っているとおり、それを受けて砂川市の懸案事項にしたということは、これは大きな問題だと。まちづくりについて必要なものだと認識しているから懸案事項に挙げたのだろうと。それで、総務部長が答弁しているのは、それを踏まえて何とかいい補助がないだろうかというのを今模索していると。模索している最中に事務方としてはいろんなことを、スケジュールも何もまだ決まらない、どういう手法かも決まらないうちに言うのはまずいというのが、相手もあることですし、いろんな利害関係者もございますから、そこをしっかりやりたいというのが基本だと思います。それで、私も何回も小黒さんに言っているのですけれども、私の手法というのは、いわゆる国道のLED化、無電柱化、スマートインター、庁舎、私は常々、先には言っていないと。水面下で国と交渉しながら、ある程度見定まった時点で発表していると。そのときには補助がついている。無電柱化も10割国で見てくれる。LEDも3分の2を国で見てくれる。スマートインターも半分ほどが補助金で、あとは過疎債。それから、よく小黒議員が言われていた庁舎、早く建てると言えと。3年ぐらい攻められましたか。私がはっきりしたことを言わなかったのは、その時点では市民が使う公民館なり体育館が先なのだと。一遍にやって財政を困難にするようなことをしてはいけないと。砂川が生き残っている理由はそこにあるわけで、順序立てながら、補助がつかないかと。庁舎の場合は3年間ほど私総務省に通いました。残念ながら、砂川だけに補助がついてつくる、そんなばかなことにはならないと怒られ続けましたけれども、私自身は諦めていなかったと。というのは、1つには、小黒議員もご承知のとおり、学校の耐震化のときに議会にもお願いしました。国、総務省に行ったときに、何とか耐震化でいい補助はないだろうかと。既存のものしかないと。それを使ってやれと。四川省の大地震が起きた途端に急に方針が変わるような雰囲気を感じたから、私は戻ってきてすぐ臨時議会を開いて、耐震の実施設計の予算を認めてくれと。臨時議会を開いたのは、ひょっとしたら国が方針を変えるかもしれないと。たまたまそれが運よく当たりまして、麻生政権ですか、砂川の小学校3校ですか、耐震化は本来は普通の補助でやるつもりでしたが、一般財源ゼロでやることができたと。だから、庁舎の場合も急がず、市民の論議はいろいろ先にやっていました。だけれども、中身については急がないでやって、それでも諦めたころですか、喜んではいけないのですけれども、熊本の地震が起きて、3カ月で一遍に国の方針が変わって交付税措置になったと。ぎりぎりまで市長というのは、議会にはなかなか言えないけれども、財源についてはしっかり諦めずにやるべきなのだろうと。自慢話をしているわけではないですよ。たまたまついていたという面もございますけれども、そこが見定まらないと、スケジュールなりどうするという話が進んでいかないと。中活の補助を使おうとして努力しているときに私は私のサイドで総務省のほうへ行って、地方創生の中でこういうスタイルでやっているときに何かないだろうかというのをやりながら、ある程度それが見えた時点で事業なりどこかに進んでいってスケジュールが出てくると。だから、今ここで簡単に小黒議員には言ってあげたいのですけれども、現実的には庁舎をやっていて、すぐそこもやってというスタイル、財源もなしにそんな無責任なことをやるとまちを潰してしまうと。言ったではないかと言われるのは本意でないと。事業もやるけれども、財源も確保して砂川市を守るというのが私の使命でありますから、いつか言える時点がそう遠くないうちに来るのだろうと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 小黒弘

いつかやる時点が来るだろうというお話は、やるつもりがあると解釈していいのかどうかというところなのですけれども、余りそこを詰めると違う効果になっても困るので。ただ、財源の話、これは市長が大いに努力をされて、さっきお話しされたとおりで、審議会にも議会にもある程度お話が来ているのですけれども、庁舎建設に対する地方財政措置制度の創設ということで、これまでは新庁舎に向けて大体総事業費として40億ぐらい負担しなければならないと市長は言い続けてこられて、新庁舎をやろうと決断されて、その後営業をいっぱいされて、結果的に言うと新制度にうまく乗れて、交付税措置が8億円ぐらい出てくると。これはすばらしい営業だったと思うのです。前から40億は使わなければならないと思っていたのに8億円使わないで済んだ、ここですよね。僕はここがチャンスだと思うのです。この財源をもとに何とか駅前地区の活性化に資する利活用に進めていってほしいなと私は思うのです。もともと40億かけようと思っていた中で8億円浮いたという話ではないですけれども、何とかそこを使わないで済むということは、市長の思いの8億円の中でできるのであれば、やれるということになっていくのかなと思うのです。それで、実際砂川というのは、駅前地区周辺というのはいいことがたくさんあるわけです。私、悪いことしか一般質問では言ってこなかったです。きょうはいいことを言いますけれども、まず国道12号線には24時間で交通量2万台の車が走っているのです。函館本線の特急がとまります。それから、先ほど市長も言われた、道央道の80万人来館のハイウェイオアシスに念願のスマートインターができました。それから、全国発信の店舗展開する有名企業が、砂川市内には本社、本店が何社もあるのです。もう一つ、市立病院には何と1日1,500人の患者が来院しているわけです。人が1,500人来ているのです、この中心市街地に。きょうはほとんど人が見受けられていませんけれども、来ていることは間違いない。それから、砂川といえば、まずはお菓子のまち。スイートロードというのは完全に定着して、テレビでもばんばん放映されるわ、とても有名になりました。もう一つ最後に、中心市街地が今度国道の両側の歩道、さっき市長も、これも営業でしょう。無電柱化になると。無電柱化というのは、そもそも電柱が倒れて災害ということがあるのですけれども、この前たしか道新でしたか、無電柱化には、景観をよくして、地域の振興ということにも大きな意味があるというようなお話があったわけです。まさにそのところです、あのパーラーグランドというところが。国道12号線に面して駅前から真っすぐのところ、ここが何とも寂しい状況というのは残念でならないのです。せめて今言ったいいところを情報発信できるような、そんなものをつくりませんか、市長。8億円あるし。そこから始めて、もう一回中心市街地が何とか活性化できるような、今は残念ながら中心市街地、これまでの大きな病院も、それからもう一つ、本当に近くの病院も今は壊されて平地になってしまっているのです。何か中心市街地だけがどんどん寂しくなっていくという状況があるので、ここは一発、市長、パーラーグランド、いいと思うのです。ところで、お伺いしたいのは、今何となくパーラーグランドは何とかなりそうな雰囲気だと私は思ったのですけれども、今までずっとあそこを売ってくれるかどうかという話というのは何もなくて、実は完全な民有地ですから、地権者が売らないと言ったら、私がどれだけ騒いでも、市長がどれだけ頑張っても、補助金どれだけ探してもできないのです。机上の空論をすることはないので、部長、これまでの中で、当然あそこも新庁舎の候補地の一つになっていましたので、地権者は売るという、そういう意思は一度でも聞かれたことがあって、売るというお返事をいただいたことはあるのかどうかお伺いします。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

一番最後の部分でございます。地権者との折衝といいますか、庁舎の建設候補地になったときから地権者の方には、そういう話、庁舎の部分、ありますよということでお会いしてお話をさせていただきました。その後も地財対策で交付税措置されるよというお話があった段階で市長からまちなかについては考えなければならないという指示をいただいておりますので、その中で市長の考えがあるのですよというお話も伝えさせていただいております。具体的な部分については当然まだできる段階ではございませんので、意思として検討させてもらっていますよというお話はさせていただいているところでございますので、そこはご安心いただければと思いますが、ただ、民間の方でございますので、その辺ご本人も、私はどうやって話したらいいのだろうかという相談も受けておりますけれども、非公式な部分であるということはお伝えしているところでございますので、有無については具体的な話は今はさせてもらっていませんけれども、前段そういう話があったということで、お会いしてお話はさせていただいているということでご理解いただければと思っています。

質問 小黒弘

今の部長のご理解いただければというその言葉はいい感じだったので、そこについては余り確定的なことを今引き出すのはかえってよくないかなとも思いますので。ただ、市長、SuBACoは中心市街地の活性化ということでやっていましたけれども、今は大分、人が行かなくなってしまっているのです。あそこがかなり中心的にということだったのですけれども、いろんな情報発信というのはまちなかでしていったほうが私はいいと思っているのです。そんな意味ではとてもいい場所で、地権者も1人しかいないので、交渉の仕方もかなりしやすいということになると思うのです。それ以外の駅前地区というのは、前からもいろんな話が出てきましたけれども、地権者の方々が多過ぎて、なかなか調整ができないということがまずあります。先ほどの市長のお話でいくと、今後補助金をつかまえてみたいなお話もあったので、多分やる気はあるのかなとは思うのですけれども、だとすればなるべく早く市長の政策として、何とかしたい、土地を買うというようなことを出されていったほうがいいと思うのです。あれは行政だけでやれる話ではないですから、絶対。商工会議所も観光協会も一般の市民の皆様方も、やるのだったらどういうものをどうしたらいいのだということをしっかり検討していかないと、あわせてそれと同時に、もしもそういう意思があるのであれば、本当に新庁舎ににぎわいの場所というものが、あるいはカフェや食堂が必要なのかどうかという議論にも関連してくるのです。市長の中心市街地に向けてのグランドデザインというものをはっきり早く示していけば、あそこら辺はにぎやかになるかもしれない。いろんな投資が生まれるかもしれない。富良野マルシェほど大きなことは考えづらいなとは思うのですけれども、少なくともこんないろんないい場所がある、いいところがあるこの砂川を、国道を走る人たちがふと見て、このまちはどういうまちだということをあらわせるような、そんな施設が国道沿いに必要だと思っておりますので、そこのところは何とか早い段階で意思表示をしてほしいなと思うのですけれども、市長、この辺のところをもう一つお伺いするのですけれども、今後難しい話はたくさんあると思うのです。民間の方々にも頑張ってもらって、手を携えていかなければいけないということは当然だと私は思っています。私も協力します。市長の思い、もうちょっと聞かせていただけませんか。ここについては最後の質問にします。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

小黒議員が一生懸命頑張るものですから毎回同じようなことになるのですけれども、総務部長が1回目の答弁で言っているのは、行政が懸案事項と言うときは、簡単な決意では懸案事項にしないと。懸案事項にしておいてできないということは、物理的にどうしようもない、行政だけでは解決しない問題が起きた。財源がないというのは理由にならないと。財源がないのだったら最初から懸案事項にするなと。懸案事項にしたということは、言外にやるよということを宣言しているというのは、小黒議員はわかっていると思うのです。ただ、今の段階ではスケジュール等も一切出せないと申し上げただけで、いわんとすることをわかっていて、はっきり言わせようとする。そこは言わせないで、その段階でおりたほうが小黒議員としては格好いいのではないかと思っていますので、これで答弁にかえさせていただきたいと思います。

質問 小黒弘

お昼休みを挟んで2番目の質問に入っていきたいと思うのですけれども、新庁舎の水害対策ということで3点ばかり質問をしていますが、それぞれ答弁があって、答弁によっていくと、現在新庁舎は基本計画を策定中というところなのですけれども、ソフトの関係というのは今後いろいろと検討していかなければいけないのだろうという、今ですら検討しているのだろうというところなのですけれども、ハード面、施設についてはどうやら1.5メートル高くするというようなことぐらいなのかなと思ったのですけれども、その辺に関してはそれでよろしいのかどうか、まずお伺いをしたいと思うのです。水害対策、浸水対策に対する施設的なハードの関係としてどんなことを考えているのかをもう一度お伺いしたいと思うのですけれども。

答弁 総務部審議監 近藤恭史(総務部審議監は2018年6月まで)

まず、水害に対する庁舎建設の対策でございますが、前段、庁舎の建設位置につきましては基本構想で9つの候補地の中からそれぞれ絞り込みを行いまして、公民館前ということで建設位置を決定した中で、さらに公民館、図書館への影響が少なくなるような配置計画について、検討課題と基本構想の中でされていたところでございますが、その後基本計画の審議におきまして敷地利用の自由度が増し、さまざまな効果的、機能的な新庁舎の配置が可能となることから、建設位置の公民館前に市立病院駐車場となっております南側敷地を加えて配置計画をすることとなったところでございます。南側の敷地を活用するに当たりまして、現在公民館の正面玄関前の地盤レベルでございますが、西6条通りの地盤レベルから約1.5メートルほど高くなってございます。南側に建設位置の敷地を広げるということに際しましては、現在の駐車場の地盤レベルが低くなってございますので、公民館前、さらには図書館の東側緑地部分の地盤レベルと同程度にする必要がございます。その際、敷地高の対策を講じるということで、おおむね1.5メートル程度の盛り土が必要であろうと考えてございます。前段答弁で申し上げましたように、昭和56年の大水害がございました。最近の砂川市の水害の中では一番大きい被害だと思っておりますが、その中で市役所、市立病院周辺あたりの内水の氾濫、約50センチから60センチ程度浸水があったというような状況でございましたが、この盛り土対策をすることによりまして、新庁舎におきましてもそういうような敷地高の対策で浸水対策が講じられるということで、審議会のほうでも、防災性の面からもそのような場所に建設位置を配置したらどうかということで今議論が進められているところでございます。

質問 小黒弘

よく砂川の場合に出されるのは昭和56年、私は経験はしていないのですけれども、最近の雨というのは、今までとは違う雨が日常的と言ってもいいぐらい全国各地で降っているなと感じるわけです。直近では去年の8月、砂川でもパンケ歌志内川がもうちょっといったらあふれるのではないかとか、あるいはオアシスパークの越流堤に水がちょっと流れ込んだというようなことがあるわけで、そのときは1時間当たり53.5ミリ、1日当たりでいけば188.5ミリ、この2倍、3倍の雨量、いわゆる豪雨が全国各地で発生しているわけです。ということになると、まさに新庁舎を建てようとする場所は、堤防の一番近く、一番低いところに建てるという前提になっているものですから、洪水対策というものはほかの高台に建てるよりはどうしてもお金をかけざるを得ないのかなと思うわけです。普通考えられるとなると、例えば1階部分を底上げして下を駐車場にして、本庁舎を2階からするというのも洪水対策、浸水対策としてはありなのかなと思うのですけれども、全く敷地のかさ上げ以外何も今のところは考えていないということでよろしいのでしょうか。

答弁 総務部審議監 近藤恭史(総務部審議監は2018年6月まで)

ただいまの敷地のかさ上げ、庁舎を高床にするという考えであろうかと思いますけれども、高床にすることにつきましては、庁舎を大雨のときに浸水から防ぐという面では有効な対策の一つというふうに考えるところでございますが、高床方式の建築をするということは、柱や梁など1階を構成する構造体を増築するということになります。そのため、耐震のための補強ですとか、盛り土して庁舎を建てた場合より多くの基礎部分の掘削工事が生じるなど、工事費の増加が見込まれるところでございます。また、高床にした地下部分につきましては、洪水時の浸水を考えた場合、執務室ですとか書庫の配置ということはできず、今おっしゃったように、駐車場などの活用が考えられるところでございますけれども、現在基本構想で庁舎の想定規模は一応5,500平米程度としていますことから、新庁舎に確保すべき各機能スペースの面積等にも、高床で駐車場を確保するとそのようなことで影響が生じるものと考えているところでございます。このようなことから、防災性や建築構造、さらには建築コストの面から、高床にはせず、敷地高の対策で建設する方向で今考えているところでございます。

質問 小黒弘

審議会で話されている内容もあるのですけれども、昭和56年時の場合だったら、今も少し土地が上がっているから、そこで何とか対応できると。ただ、もっとひどいもの、あるいは100年に1度、100年に1度といったってあしたが100年に1度のその日かもわからないわけですから、その場合はどうするかということが審議会の中でも話が出ているのですけれども、新庁舎に少数の職員を残して、浸水する前に人、車等を総合体育館に移動して、総合体育館のほうで災害対策本部を設置すると。つまり、新庁舎は投げて、いざというときには総合体育館に移動するという説明がされているのですけれども、これもこのまま事実で、そう考えているのかどうかお伺いします。

答弁 総務部審議監 近藤恭史(総務部審議監は2018年6月まで)

砂川市地域防災計画で災害対策本部の設置の考えにつきましては、庁舎が使用不能となった場合は公共施設等に災害対策本部を移動するという考えになっているところでございます。新庁舎におきましては、前段ご答弁させていただきましたように、約150センチ程度敷地高にすることによりまして内水対策を講じているというふうにしているところでございますし、さらに南側の敷地を高くして新庁舎を建設することによりまして、内水があふれた際には、庁舎の高い部分から西6条通りの南側の上り坂部分となっている道路に通路を接続して、人や車の移動が可能となるように確保したいと考えているところでございます。そのようなことから、これまでの水害の規模等では新庁舎の機能は維持できるものと思っておりますし、よほどの水害がない限りは庁舎からほかの場所に移動するということはなかなか考えづらいのではないかと思いますけれども、庁舎が水没するような大水害が発生する場合、例えば石狩川等で1000年に1度のような大雨により石狩川が決壊し、庁舎へ職員が行き来できないような状態、さらには庁舎が使用不能となるような場合、その場合は浸水想定区域外の公共施設に移動するということも想定されるところでございます。

質問 小黒弘

審議会で話されてきている内容と若干違ってきているのかなと思うのですけれども、それはそうとして8月8日、9日で砂川市議会の総務文教委員会が道外視察をしているのですけれども、同じ会派の同僚議員の報告を受けての話なのですけれども、茨城県の常総市というところが、まさに心配している鬼怒川の氾濫で、新しく建てた庁舎が孤立状態になった。写真を見ると、災害対策本部があるからそこに自衛隊の車も警察車両も来ているのですが、そこが見事に水没している写真まであったという状況を総務文教の委員さんたちは見てこられているのですけれども、そのときの雨量が1日で551ミリ、去年の砂川が188ミリですからはるかに多い。ただ、それが珍しくない状況というのが全国各地で見られているというのはさっきから言っていることなのですけれども、まさに鬼怒川の氾濫で、平成26年に建てた新しい庁舎が浸水してしまったと。復旧作業には45日間かかっていて、その間は仮設の庁舎で業務をしていたと。復旧費用は5,860万かかった。さらに大変だったのは、1階に重要書類が置いてあって、書類の避難が間に合わなくて、現在専門家やボランティア、市の職員で一枚一枚復旧作業をしているということのようなのです。さっきから言っているように、高台に新庁舎が建つのなら何の心配もないのですけれども、まさにあそこに建つがために心配をしなければならない。こんなことが絶対起こらないなんてことは誰にも言えないわけで、あの場所であれば起こり得る事態を想定しなければならないのかなと思うわけです。そのとき、今の状態で本当にいいのかどうかと思うのです。審議会を傍聴しても、窓口業務はほぼ1階に集約させる。ここには戸籍であったり税であったり、かなり重要な書類が置かれるはずです。もちろん上のほうから水はだんだん流れてくるわけですから、時間的な余裕は若干あるかもわからないけれども、きっと何時間でしょう。その何時間の間に、去年の8月20日ですら職員は混乱して大変な状況になって、避難所も残念ながらうまく開設、維持ができていなかったという状況がある中で、パソコンはあるわ、重要な書類はあるわ、あわせて総合体育館なりほかの公共施設に災害対策本部を持っていくなんていう作業が実際できるかどうかという心配をするわけです。本当にこれで市長、大丈夫だと思いますか。市長はこの前も、去年のときは職員みんな新しくなっていて、56年の災害を知っていたのは私だけだったかもしれないというお話もあったのですけれども、新庁舎に向けての水害対策の関係ですけれども、経験豊富な市長に、今の審議監がお話しされているような内容で、日常業務あるいは水害に対する被害、新庁舎の位置、そんなことを考えたときに、もう少し何かをしなければならないというお考えはあるのかないのかお伺いしたいと思うのですけれども。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

災害対策ということでございますけれども、水害対策に関しましては2つに分けて考えないとならないのだろうと思っておりまして、1つは、鬼怒川で起きたような、帯状降水帯が石狩川の流れに沿ってずっととどまった場合。500ミリぐらい降った場合。ただ、砂川の状況はどういう状況かと申し上げますと、砂川の堤防が危なくなるのは、砂川より上流が、端的に言えば上川にどのぐらい降ったかによって影響を受ける。ここに降った雨は下流にしか行かないと。石狩川の場合ですと旭橋が1つの基準になるわけですけれども、そこの危険水位が、これは危ないぞとわかってから砂川に来るまでの時間がおおむね6時間から7時間、その間に対応はとれるだろうと。だから、石狩川を想定すると、タイムラインというのはできるのです。期間があるので。その間に要援護者を避難させるとか、役所をどうするかとか。私が現実的に心配しているのは、どっちかというと内水です。北九州の朝倉市、あそこはあれだけ降っても筑後川はびくともしなかった。私はそう簡単に、石狩川の中流域というのか、上流域というのか、この地区の堤防が一番整備されているので、懸念されるのはもっと違う場所だろうと思っているのですけれども、それは勝手に思っているわけですから、これが絶対だという保証もないし、どこも危ないというのが正解だと思うのですけれども、北九州の場合はあれだけ降ったのに筑後川は何でもなかったと。ほとんどやられたのは、そこにつながる中小河川。要するに距離が短いから一気に上がってくると。問題は、その水位がどこまで来るのだろうと。より現実的に起こり得るであろう水害を想定した場合ですよ。だから、1,000ミリだのどうのこうのと想定してもそれは考えづらいので、ある程度降ったとき、例えば56年ですと、パンケ歌志内川は越水しましたけれども、庁舎までは水は来ていないと。それをもっと超えたところの雨が砂川の地区に3日間ぐらい降り続ける、たしか56年はそういう状況でした。そして最後、堤防を越えて水が流れてきて飲食店とか北市街がやられたのだけれども、あの時点でも病院のほうには水は来ていなくて、役所の場合は全然普通どおり、何もなかったというのがありますから、それを超えた場合の内水の被害を想定したときにあそこのところがつくというのは、石狩川以外は想定しづらいというのがございます。それを想定した中で、小黒議員もわかっていて聞いておられると思うのですけれども、病院も中心部からなくなるとまちづくりがならないではないかと。500年に1回か1000年に1回かというときに、審議委員の皆さん方も病院の近くから離さないでくれと。候補地が全部だめになったのは、ほとんどの候補地がその計画でいったらだめになってしまうと。まちづくりの基本というのは何なのだろうと。乱暴に言えば、500年に1回、1000年に1回でも、あすかもしれない。1000年後かもしれない。私は、1階部分がついてもいいつくりをすればいいだろうと。1階部分がつくといったら石狩川しか想定できないのですけれども、ついてもいいだろうというつくりで、恐らく病院もついてもいいと。そのかわり医療機器がたくさんあるから防水扉で、小黒議員は特別委員会を設置して委員もやられていたので、その辺は私より詳しいのだろうと思うのですけれども、そういうつくりをしたと思うのです。庁舎の場合は下を土盛りするものですから、1階部分をどうついてもいいようなつくりにするかを考えれば、重要書類はつくところに置かなければいいと。戸籍だったらほとんどマイクロフィルム化していて別なところに保存されるとか、電算とか電源は全部上のほうにあるとかという対策を、きちんといろんな庁舎の災害から学んでそういうつくりをして、本部も含めて移すなら移すという決断を早くして、そっちのほうに持っていくということをやればいいのだろうと思っていますので、まちづくりの基本と災害の年数を考えると、まちづくりの根幹を崩して、それならまちの中にあるものは全部だめではないかと。全部移転するかということではないところで、皆さんの意見が病院はここ、役所はここになったのだろうと。そこまで考えてそうなったかどうかは別にしても、私流に長年の雨の降り方の研究をしているとそういうところに落ちつくから、それを無理して持っていって、何十年もみんなの利便性の悪いところに置くよりは、ついてもいいつくり方をすればいいのだろうと思っています。

質問 小黒弘

私も、ついてもいいつくり方なのだと思うのです。先ほど市長おっしゃったように、私は市立病院をあそこにつくるということの特別委員会の委員でもありましたので、そこら辺の事情はよくわかっているのですけれども、議会も含めて水害、浸水対策についてはとても慎重に議論をしました。その結果として、市立病院は土台を少し上げるというだけではない対応がされているのです。1階に水がついたときにどうするかということですけれども、1つは、今市長がおっしゃったように、放射線機器があるところは12カ所の防水扉をつけて、そこには浸水を防ぐような装置を持ったと。もう一つは、エレベーターは浸水を防護する区域の中に1台はおろすようにしているのです。それから、うそみたいな話かもしれないのですけれども、議員の控室からすぐ見える物品の搬入口なのですけれども、あそこは搬入する人たちにとってみれば、何でこんな角を曲がっていかなければいけないのだ。何で2階なのだと。普通、物品の搬入口というのは1階ですよね。ところが、わざわざ2階に設けて、もしもあそこに水がついたときには船着き場にできるのです。あそこが浸水時のメーンの入り口になると病院では位置づけているのです。それぐらいこの近辺に置くということは、通常よりお金がかかっても公共施設として大事なものを維持していくという大前提が必要なのだろうと思うわけです。そういう点でいった場合に、では新庁舎が今のように、道路より地面が高いからそれだけで本当にいいのかと。五、六時間の間で何とか、泥水につかったものというのはしようがないにしても、事務的なもの、事務機器、そういうものを完全に避難できるような状況になるのかどうかといったら、もう少しやっていかなければならないことがあるのではないかと思うのですけれども、例えば玄関、そう幾つもつくらないと思うのです。玄関そのものに防水扉をつけるとか、まだまだ今後基本設計、基本計画を立てていく中で、ハードの面でも防水に関してはしっかりやっていかなければいけないと私は思うのですけれども、こちらのほうは今後どう考えていくのかを最後にお伺いしたいと思います。

答弁 総務部審議監 近藤恭史(総務部審議監は2018年6月まで)

新庁舎建設に当たりまして、洪水時の対応ということでございますが、まず洪水時の場合は、市は最優先で市民の生命の安全を守る対策を講じる必要があると考えております。また、大事な市民の行政データ、こちらについてもきちんと守っていかなければならないと考えておりますので、現在の庁舎につきましては電気室ですとか暖房機械室については地下にございますが、1つでも水がつけば庁舎が機能しなくなってしまいます。そのようなことから、このような重要施設については上層階に設置して、1階が浸水した場合でも上層階で執務機能が確保されるような庁舎を計画してまいりたいと考えておりますし、また1階が浸水しそうな場合の1階部分における重要なデータ等を確保するような機能についても今後検討してまいりたいと考えているところでございます。

出典:砂川市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる