砂川市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月12日
(1)介護支援ボランティア制度について/(2)24時間訪問サービスについて
2012年6月12日、砂川市議会の一般質問で、辻勲議員が「介護支援ボランティア制度について」「24時間訪問サービスについて」について質問し、市民部長 高橋豊が答弁しました。
- 質問者
- 辻勲 議員
- 答弁者
- 市民部長 高橋豊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 辻勲
それでは、2点について一般質問をさせていただきます。1点目、介護支援ボランティア制度について。介護支援ボランティア制度は、65歳以上の高齢者が介護施設などで話し相手や片づけなどのボランティア活動を行うと換金可能なポイントが付与される仕組みであります。この制度は、地域貢献活動を通じた介護予防の推進により介護給付費や介護保険料などを抑制することが目的です。そこで、砂川市としての考え方、取り組みについて伺います。2点目、24時間訪問サービスについて。介護保険で今年度から創設されている在宅介護の24時間訪問サービスについて、砂川市としての考え方、取り組みについて伺います。以上、1回目の質問を終わります。
答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)
それでは、初めに大きな1の介護支援ボランティア制度についてご答弁申し上げます。本格的な高齢社会を迎えている中で、高齢者の方々がみずから介護支援などのボランティア活動に参加することは、心身の健康の保持や増進につながり、介護予防に資するものと考えられているところであり、このような状況を踏まえ、平成19年度に厚生労働省は介護保険制度の地域支援事業として、市町村の裁量により介護支援ボランティア活動を推進する事業を行うことを可能とする地域支援事業実施要綱の改正を行ったところであります。介護支援ボランティア制度は、高齢者が介護施設や在宅等において要介護者等に対する介護予防に資する介護支援ボランティア活動を行った場合に、社会福祉協議会などをポイントの管理機関と定め、当該活動実績を評価した上でポイントを付与することとし、ボランティアをした高齢者は蓄積したポイントを換金することで、実質的に介護保険料の支払いに充てることができる仕組みであります。高齢者のボランティア活動の充実を図ることは、みずからの介護予防の促進につながるとともに、介護給付費の減少が期待できるほか、地域とのつながりや高齢者の互助、共助の意識の醸成に寄与するなど、重要な取り組みと考えておりますが、既に取り組まれている自治体でのお話では、ポイントの管理機関の調整やボランティア活動中の事故への対応など検討を要する課題があること、また砂川市が制度を導入しようとするときには、ボランティア活動のニーズに合う対象者、実際に活動できる施設等のほか、ポイント換金の方法など制度設計における課題も多くあることから、慎重に検討を行う必要があるものと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。なお、市内における有償によるボランティア事業としては、社会福祉協議会が砂川市民ふれあいサービス事業を実施しており、認知症高齢者とその家族を支援するボランティア組織であるぽっけも同様に有償によるボランティア活動を行っているほか、NPO法人ゆうでもエコマネーと呼ばれる施設内通貨が付与される有償ボランティア制度を行っております。また、このほか食生活改善協議会やいきいき運動推進員といった無償のボランティア活動に取り組んでいる団体等が存在し、それぞれ活発に活動されておりますので、高齢者が行う地域貢献を積極的に支援するとともに、これら団体等と連携を図りながら高齢者のボランティア活動の促進につなげてまいりたいと考えているところであります。続きまして、大きな2の24時間訪問サービスについてご答弁申し上げます。このサービスは、平成24年度に地域密着型サービスの一つとして創設された重度者を初めとした要介護高齢者の在宅生活を支えるため、日中、夜間を通じて訪問介護と訪問看護を一体的に、またはそれぞれが密接に連携しながら、定期巡回訪問と随時訪問の対応を行う定期巡回・随時対応型訪問介護看護と呼ばれる介護サービスでございます。定期巡回・随時対応型訪問介護看護が提供する介護サービスにつきましては、市内にある既存の訪問介護、訪問看護を行う事業所が利用者のニーズに応じてそれぞれが24時間対応できる介護サービスも提供されているところであり、現在のところこれらの介護サービスに係る需要はない状況にございます。今後も、訪問介護と訪問看護が連携することによる介護サービスの需要や在宅生活を進める上での効果などについて、引き続き注意深く動向を見守りながら分析を行い、必要に応じて検討を加えてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 辻勲
それでは、2回目の質問をさせていただきます。まず1点目の介護支援ボランティア制度についてですけれども、今部長のほうから、るる制度についての説明をいただきまして、まさしくそのとおりのことでありますけれども、この制度は、繰り返しになりますけれども、65歳以上の高齢者の方が介護施設などで話し相手だとか後片づけなどのそういうボランティアを行って、換金可能なポイントが付与されてという仕組みで、介護保険制度を活用しているということで、今部長さんのほうからもお話ありましたように地域貢献活動にもなりますし、介護予防の推進にもなるということでお話がありました。そういった中で、他の市町村のお話もありましたけれども、私も何点かそんなこともお話ししながらいきたいなと思うのですけれども、こういった事業の流れとしては、例えば共通のポイント手帳を交付された対象者がそういった指定の活動を行った場合に、1時間1ポイントあるいは1日2ポイントまで付与されて、年間でいくと50ポイント、例えば5,000円を上限に交付金を受け入れるというようなことをやっている自治体もあります。また、居住地以外の活動、あるいは60歳から64歳の活動などに対しても商品を配付したりとか、そんなふうに、必ずしも規定がないというのですか、年齢においても幅があるように言われております。また、高齢者の外出を促すということもあって、地域とのつながりの強化や健康維持を図ることがいいというようなことも言われております。本当に高齢者が元気になる施策ということで、このことにおかれましては市長も常々言っておられますけれども、何とか高齢者が元気に、砂川が元気なまちになっていくということで、なかなかこの近辺でもやっているところは少ないと思うのですけれども、ぜひそういった意味で砂川市が先駆を切っていければなというふうに思っております。それから、あるところでも、研修がやっぱり必要になっていくということでまず研修もされていくということで、介護を受けるためだけでなくて、介護を必要としないための予防ですね、先ほどもお話ありましたけれども、そういった取り組みもあわせ持っているということで、本当に高齢者の方でも健康な方というのはたくさん大勢いらっしゃいますけれども、先ほど言いましたように自宅から外出をするきっかけが持てない方もいるのでないかなというふうに私は認識しているのですけれども、そういった部分で高齢者の方という部分ではいろんな知識や人生経験もありますので、そういったことを地域活動として貢献していくということも大事でないかというふうに言われておりますし、私もそのように思っているところでございます。それで、部長さんのほうから、今砂川市としてのゆうで行っているポイントのエコの部分とか、そういったこともありながらお話しいただきましたけれども、ちょっとわからなかった部分でぽっけという部分が出てきましたので、その点について、どういう内容のものなのかということを教えていただきたいと思います。今お話ありましたように、これはいろんな制度をするとすれば、マイナス面というのですか、どういうニーズの人がいるのか、対象の人がいるかというような話もありましたけれども、そういった部分で慎重にしていかなければならないというお話がありましたけれども、例えばモデルとしてやってみるとか、何かそういったような考えがまずないのかどうかお聞きします。
答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)
それでは、2点ほどご質問があったかと思いますので、お答えをさせていただきたいと思います。まず、認知症の支援ボランティア組織のぽっけが行っております有償ボランティアの内容でございますけれども、今このぽっけにおきましてはボランティア会員数26名在籍をしておりまして、その内容としましては家事の援助、外出の介助、通院介助、話し相手ということで、料金的には1時間600円ということになってございます。それから、2点目でございますけれども、私のほうでご答弁をさせていただきましたいろいろ種々課題等を慎重に検討させていただくということについてでございますけれども、まずこのボランティア活動につきましては少なくとも施設入所ですとか、あるいは在宅ですとか、あるいは通院ですとか、いろんな分野で考えられるのですけれども、実際に希望される方においては、やはり研修というのももちろん大切なのですけれども、これが個人情報といいましょうか、例えば施設入所者につきましては顔見知りの方が自分が入所しているのをわかってもらっては困るというような部分もございまして、特に通所あるいは施設関係なく、今現在も市内のそれぞれの介護施設においてはボランティアを受け入れてはいるのですけれども、かなり制約をした中で登録をしていただいたり、幅を狭めてボランティアを受けているというような部分もございますので、ですからこの辺の個人情報の観点も少し勘案をさせていただいてということでご答弁をさせていただきました。ただ、課題が多くて、それだけということではなくて、先ほどもちょっとお話をさせていただいたのですけれども、例えばいきいき運動推進員さんとか食生活改善協議会の方につきましては無償でボランティアを行っていますけれども、こういう方々については特に要請があってボランティアを行っておりますから、ここで個人情報というのは余り考えられませんので、こういった分野で少し検討させていただきながら、65歳以上になって、これ年齢は定まっておりませんけれども、介護保険法でいいますと1号被保険者が65歳以上ということになっておりますので、65歳以上の方が人生の中で活発にボランティアを行うことによって生きがいを感じていただくと、そのことによって介護の給付のものを減らしていく、あるいはポイントをつけることによってその方々が介護保険料を多少なりとも軽減をされるというようなことになっていきますので、この辺につきましては少し私のほうでも検討させていただきたいというふうに考えております。
再質問 辻勲
わかりました。それで、特に1回目の部長の答弁にありましたように、団体と連携をとりながらという話もありましたので、その点でお願いしたいなというふうに思っております。それでは、2点目の24時間訪問サービスについてですけれども、これも今答弁のほうにありましたとおり全国でも1日1回ぐらいであった訪問介護を必要に応じて日中、夜間を通じて看護師の方とかができるようにというようなことで、特に要介護者の方が住みなれた居宅で暮らし続けられるというふうにするのが目的だと思いますので、特に砂川におきましても要介護1以上ということになりますと700人近くの方がおられますよね。そういった部分で、24時間対応のサービスが創設されたということは本当に前進でないかなというふうに思っております。地方の自治体においては、厚生労働省の調べによりますと大体190ぐらいでないかというふうに見込んでいるようなのです。各市町村です。全1,742市町村から見ると11%にすぎないのでないかというような試算もしているようなのですけれども、そんな部分でいろんな難しい、職員が非常に給与水準も低いだとか、いろんな問題もあるのでないかなというふうに思っておりますけれども、そんな中で2025年には要介護者に対応するには現在の2倍の介護の人材が必要というようなデータもあるように言っております。そういった部分で、今言いましたように自宅で本当に暮らし続けたいという思いが大事でないかなというふうに思っています。その一方で、夜中に訪問するということが受け入れてもらうほうもどうかというようなお話もありますし、そういった時点で部長のほうから答弁あった中では、今現在ではそれほど需要がないというか、今のところ必要な事業ができているというような部分ありますので、そういった部分で安心はしているところなのですけれども、そういった中で今後検討していくというようなお話、またいろいろ連携しながら効果について検証していきたいというお話もありました。そういった部分で、もう少し砂川市においてのサービスの状況というものをちょっと、あればお聞かせいただきたいなというふうに思います。
答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)
それでは、今ご質問ありましたサービスの内容ということですけれども、先ほどご答弁させていただきましたけれども、少し詳しくお話をさせていただきますと、訪問介護については日常のお世話をするということと、それから訪問看護につきましては医師の指示に基づいて看護師さん等が医療行為を行うということでございます。今は訪問介護と訪問看護、それぞれの事業所が対応しております。この対応している中身につきましても、ケアマネジャーがケアプランを作成して、それに基づいて対応しているということですので、今現在訪問介護につきましてもケアマネジャーが必要だということになりますと、定期訪問ももちろん可能ですけれども、随時訪問、つまり緊急の場合の訪問も可能となっております。それから、訪問看護につきましても、これもケアマネジャーが必要ということで判断をされた場合には定期訪問と、それから随時訪問、つまり緊急のときの訪問も可能ということになっております。ただ、実際には訪問介護と訪問看護というのが区分けをされておりますので、24時間サービスになりますとここにオペレーターというのが中に入りまして、実際に訪問介護が緊急的に必要なのか、訪問看護が緊急的に必要なのか、そこでオペレーションする方を挟むと24時間どちらでも対応できますということですけれども、今現在砂川市においてもケアプランの中で随時24時間必要だという事例がまだ出てきておりませんので、こちらのほうにつきましてはそういうニーズがふえてきた場合にはその辺の部分は十分に検討させていただきたいと思いますし、ただ、今現在相談業務だけでいきますと地域包括支援センターがこの4月から相談を受けておりますので、本当に緊急性があるのかどうなのか、先ほど言いましたオペレーター機能はございませんけれども、相談としては対応させていただいているということでございますので、この辺も十分に視野に入れながら、ニーズがふえた場合に検討させていただきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
再質問 辻勲
最後に1点だけなのですけれども、今24時間の電話が一応されるようになったということなのですけれども、その辺のところ、どの辺の内容があって、どのぐらいあるかということをちょっとお聞かせいただければと思います。
答弁 市民部長 高橋豊(市民部長は2016年3月まで)
それでは、地域包括支援センターの24時間の相談体制についてご答弁をさせていただきたいと思いますけれども、まずこの3月までにつきましては実際に事業所があいている時間だけ相談を受けて、休日、時間外については、これは留守番電話で対応しておりましたけれども、この4月からは携帯電話を常時地域包括支援センターの職員が持っておりまして、そちらのほうに休日、夜間転送されることになっておりますので、直接相談を受けられるという体制を組んでおります。この件数でございますけれども、4月におきましては休日が6件、夜間が2件、計8件、5月におきましては休日が2件、夜間が7件、計9件、合計17件という実績でございます。