砂川市議会 平成21年第4回定例会 2009年12月9日
(1)環境保全について/(2)ごみゼロのゼロウェイスト宣言の採用について
2009年12月9日、砂川市議会の一般質問で、沢田広志議員が「環境保全について」「ごみゼロのゼロウェイスト宣言の採用について」について質問し、市民部長 井上克也が答弁しました。
- 質問者
- 沢田広志 議員
- 答弁者
- 市民部長 井上克也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 沢田広志
それでは、通告に従いまして、大きく2点について一般質問をしてまいりたいと思います。大きな1点目の、なのですけれども、環境保全についてであります。道内自治体では、各種環境に配慮した条例及び基本計画を策定し、環境の保全及び創造に関する施策が実施されていますが、砂川市においても将来に負を残さないために大気汚染、水環境、交通騒音、土壌汚染を含め、ごみゼロや循環型社会を目指すことを明確にするため、環境保全に関する条例の制定、計画を策定する考えについて伺います。大きな2点でありますが、2点目でありますが、ごみゼロのゼロウェイスト宣言の採用についてであります。ゼロウェイストとは、生産者、消費者、行政3者が協力して搬出されたごみを燃やす、埋め立てる、何でもリサイクルすることではなくて、そもそもごみを発生させないようにするという考え方であります。徳島県上勝町が未来の子供たちにきれいな空気やおいしい水、豊かな大地を継承するために2020年までに焼却、埋め立て処分をなくし、ごみをゼロにすると、全国に先駆けて平成15年……ここで訂正でありますけれども、「2005年」と書いてありますが、「2003年」であります。平成15年9月にゼロウェイスト宣言を採用したことが知られております。砂川市においてもきれいな空気や豊かな水、大地を未来の子供たちへ残していくことを念頭に、15年、20年先にはごみゼロを目指すゼロウェイスト宣言を採用してはと思いますが、その考えについてをお伺いいたします。以上、1回目といたします。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
初めに、大きな1の環境保全についてご答弁申し上げます。環境保全に関する条例の制定、計画を策定する考えでありますが、地球を取り巻く環境は悪化の一途をたどっているとも言われており、地球温暖化防止のためCO 削減2の数値目標の設定が世界的な議論となるなど、環境への関心は高まる一方であると考えております。砂川市も環境への負荷の少ない持続可能な循環型社会の構築に向けた取り組みを推進しているところであり、本市第5期総合計画におきましても安らぎと活力にみちた快適環境都市を将来の都市像に掲げ、快適で環境に配慮したまちづくりを進めているところであります。市民の皆様におかれましても、エコバッグの普及や省エネルギーの実践など、できるところから身近な環境対策に取り組んでいただいているものと考えております。条例の制定を想定するといたしますと、大気汚染、水環境、交通騒音、土壌汚染や、ごみの循環型社会を目指すことはもちろんでありますが、もう少し大きな観点からの検証が必要ではないかと考えております。市民の皆様と事業者並びに砂川市の役割分担などもう少し明確なプロセスを念頭に、環境保全に対する基本的な理念について慎重に検討しなければならないものと考えております。したがいまして、環境保全に関する条例の制定、計画を策定することにつきましては重要な課題と認識しつつも、現時点で明確な方向性を示せる状況にはございませんが、今後の環境に対する国及び北海道の政策や市民ニーズ並びに新総合計画での位置づけなど総合的に検証を重ねてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、大きな2のごみゼロのゼロウェイスト宣言の採用についてご答弁申し上げます。本市におきましても良好な環境を未来の子供たちに残していかなければならないとの認識は強く持っておりますので、総合計画におきましても環境に優しい循環型社会の構築を目指すこととしております。しかしながら、ごみをゼロにするということは、並大抵の取り組みでは実現が非常に難しいことと考えております。ごみの減量の取り組みにつきましては、廃棄物減量等推進審議会のご意見を伺いながら、資源ごみの団体回収の推進や不法投棄対策の強化など環境に負荷をかけないように、市民の皆様一人一人のご理解をいただきながら、ごみの減量に取り組んでいるところであります。焼却、埋め立て処分をなくし、ごみをゼロにすることにつきましても、現実的には発生するごみを放置することになりませんので、本市を含む中、北空知地域におきましてもダイオキシンの発生抑制や効率性などから広域的に新たな焼却施設を整備し、発生するごみの適正な処理体制に向けて、その諸準備を進めているところでもあります。今後の環境対策を展望したときに、ごみの減量にとどまらず、ごみを全く排出しないごみゼロを目指すことは、地球環境保全においても、将来の良好な環境を守り続けるためにも大きな目標であると認識しておりますが、現時点において具体的な道筋を描くことは難しいと判断しているところであります。今後におきましては、地球環境保全のためのごみの減量技術の進展や国、北海道における具体的な対応策の動向など、少し時間をかけて研究をさせていただきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 沢田広志
それでは、再質問ということで、再質問を行ってまいりたいと思います。今ほど環境保全について、そしてごみゼロのゼロウェイスト宣言の採用についてということで1回目質問をさせていただき、答弁をいただいたところであります。強いて言うと、この2つは、今回私が出させていただいている部分では、一つの流れの中であると思っております。まずもって、やっぱり環境保全についてというのは非常に大事なことであり、今ほど答弁もいただきましたけれども、ある部分で私は今の答弁を聞きながら、この理念についてもある程度理解をしている、ただ今後国とか道の関係も含めて検証していかなければいけないのかなということを答弁の中を通しながら感じさせていただいております。ただ、これについては今すぐといっても、すぐできることではないというふうに私も認識しながら、ただ将来も含めてこのことは大事なことであるというふうに思っています。環境保全はごみゼロ、また循環型社会においても大変重要な指針となるものであろうというふうに思っております。そこで、答弁を通しながら質問もさせていただきたいと思いますけれども、まず環境保全に関する条例、または基本計画ということが道内も含めてどのような状況になっているかなということも少しお話をさせていただきたいと思いますが、まずその前にやはりこれ国、道ということもございますので、国については環境保全に関する環境の法律ということももう既に平成5年に制定され、それに基づく基本計画ということも平成6年に策定され、今現在は第3次ということでの環境に関する基本計画というものがつくられ、現在進められているところであります。道においても、このような国の動きの中を通しながら、やはり平成8年には環境保全に関する条例も制定されておりますし、これに基づいて今現在では第2次の基本計画といったことも動きがなされております。そういった動きの大きな流れの中から、道内においても環境保全に関する条例というのは決してまだまだ多いとは言えませんけれども、やはり平成8年、江別市を皮切りに、条例に関しては約20を数える市町村があり、またこの基本計画についても策定が30市町にわたって策定をされて、それぞれそのもとに動いているところであるというふうに私の調べたところではなっています。また、やはり砂川の近辺においても、近間でいうと隣の滝川市も環境保全に関する基本計画もつくられて推進されておりますし、最近の事情でいいますと、芦別市だったり、また深川市も平成20年11月に環境保全に関しての基本計画、もちろん条例がつくられて、その後策定、そして平成21年から平成30年までの間という期間で、これがこのような形で動いております。遠くにおいては、室蘭市でも最近このような状況で策定されて、推進され始めたところであります。私は、やはり今後ごみを少しでもなくす。または減量していく。ごみがごみになると、ごみなのです。ですから、ごみではなくて、しっかりとした再資源といった形になっていくと、これはごみではなくなるということもあり得ると私は思っておりますので、そのようなことを考えますと、ぜひいろいろ国、道の関係も含めながら、また検証もしていかなければいけない。答弁の中を通しても、今すぐということにはならないような感じを受けましたけれども、やはり今からこういったことをしっかりと考えていかなければいけないのかなと。今やらなければ、5年、10年先はないのかなと思っておりますので、そのようなことを含めながら、ぜひ前向きに進むことを願いたいところであります。そういったところを通しながらであれば、砂川市の中ではどのようになっているのかなというふうに見ますと、砂川市では一般廃棄物処理有料化の開始が平成14年10月からということで、先ほど不法投棄といった話もありましたけれども、不法投棄がすべてなくなってはおりません、これは現実として。ただ、私は市民の皆さんがごみ分別ということを開始、要するにスタートして、ここ数年たっている中では、それぞれ市民の皆さんもこのごみ分別ということを理解しながら努力をされてきている、つまりそういったことに対しての意識も備わってきているというふうに思っています。今後さらにごみ減量も含めながら、またこの環境保全に対する条例とか計画を策定するに当たっては、さらなるごみの分別だとか、循環型社会を目指すためには、ごみにはしない、再資源といった形も必要になってくるかと思っておりますので、そのようなことを考えると、決して私は砂川市の市民はしっかりと受けとめながら理解して、今この状況になっているかと思っています。それを裏づけるかのように資源回収の取り組み状況につきましても、これは事務報告書一つ見てもわかりますけれども、平成19年度と20年度78団体が同じように資源回収をしっかりやりながら、地域でのごみにしないで資源回収していると。これは、奨励金という形もありますけれども、しかしながらそういった施策を上手に使いながら、そしてごみまたは循環型社会といったことに対する意識をしっかりと受けとめているというふうに私は理解をしております。資源回収登録団体数というのは、108ある中での参加団体数が78と、約7割ぐらいなのですけれども、決してこの7割、78、80弱の団体の皆さんが朝から午後、夕方までかけながら、廃品回収と言いながら、資源回収をしながら、そして一生懸命頑張っている姿を見ますと、決して私は、何度も言いますけれども、意識は決して低くはない。私は、意識はしっかりと持っているのだというふうに思っています。であれば、さらなる意識の向上に向けて、この環境保全に関する条例を通しながらの基本計画というものをしっかりと受けとめ、実施していかなければいけないものだというふうに思っています。さらに、環境保全ということから、ここにたまたま今回の一般質問するためにいろいろ下調べをしようとして片づけをしながら見ていましたら、ここに環境家計簿というA3判、A4でいえば4ページ分なのですけれども、これは市民部市民生活課のほうで配布をして、先ほど部長のほうで前段で答弁もありましたけれども、やはり地球環境といった、温暖化も含めてという話もされておりました。私は、普通にコピーしたような感じの環境家計簿であるかもしれないですけれども、これは私はすばらしいものというふうに思って、改めて見させていただきました。これは、普通の恐らく主婦の方のほうが、女性の方のほうがこれをしっかりと受けとめながら記入するのかなと思うのですけれども、ここに環境家計簿とはということで、毎月使用する電気、ガス、水道、燃料などの使用量から地球温暖化の主な原因の一つである二酸化炭素の排出量を計算するものですということで、約6カ月用、毎月電気、LPガス、水道、灯油、ガソリン、軽油といった使用量を書く欄、それと金額。さらには、ここには数式があるのです、これ。二酸化炭素排出量というものまで出てくるように一覧表がありまして、私はこういったことも市はしっかりと取り組みしているというふうに、これを見ながら感じ取りました。これは、やはり市民の皆さんも大いにこれは活用してほしいというふうに思ってはいるのですけれども、こういったことが改めて配布されていたのだなということを今回を通して感じさせていただきました。であるからこそ私は市もしっかりとした形で環境ということに対して真摯に受けとめながら、そして市民の皆さんにしっかりと啓蒙、PRをしながら、進んできているというふうに理解をしております。そういったことを考えたときに、やはり地球に優しい暮らし始めませんかといった標語もありながら、私はここで改めてお聞きいたしますけれども、やはり環境保全に関する条例または基本計画というものを今から取り組み始めると、今から取り組んだとしても、あした、あさってができ上がるものでありません。これやっぱり市民の皆さんにしっかりと感じ取っていただき、意識もしていただかなければいけない。まさに市民と事業者と市、行政が三位一体となっていかなければいけないと。これがなされることによって、環境保全に対してのプラスになるというふうに思っておりますので、いま一度環境保全に関する条例または基本計画に対する考え方を聞かせていただきたいなというふうに思っております。2点目に、ごみゼロのゼロウェイスト宣言の採択についてということであります。これは、1回目の質問の中に書いてありますけれども、昨年の11月に政務調査費を使わせていただいて、四国は徳島県上勝町に視察行く機会がございました。視察の目的外ではあったのですけれども、そこに行ったことによって、副産物と言っては失礼ですけれども、新たな違う、違うこともやられている、やっているということを見させていただくことができました。そこにたまたまテレビのスイッチ入れたときも、その町の町長さんがゼロウェイスト宣言についてテレビでお話をしていたのもそのとき見させていただいた経緯がございました。そこで、このゼロウェイスト宣言って何なのだろうというふうに私も思ったところであります。答弁を聞かせていただくと、時間をかけて研究していくということもありながら、具体的には難しいなという話もされております。私は、このゼロウェイスト宣言というのは今の話ではないと思っています。やはり最初の質問の中でさせていただいていますけれども、15年、20年先をとらえながら考えていかなければいけないものだろうなというふうに思っています。まさに徳島県の上勝町においても平成15年、2003年にこのゼロウェイスト宣言をしていきました。しかし、目指す目標年度は2020年、強いて言うと宣言してから17年後だということで、その間に自分たちがしなければいけないこと含めてをやっていこうとされるのかなというふうに思っています。ただ、ここ徳島県上勝町は、人口は1,800人と非常に少ないです。ただ、山合い、谷合い約55の集落が点在している山、木、森林の多いところであります。そういったところでもそういったこと目指しながら努力している。この上勝町は、ごみ分別を34分別をされているのです。これも昨年11月に視察に行ったときに場所を見させていただきました。いろいろ聞いていますと、ごみ分別の収集車は走っていないのだと。要は、ごみ分別をするためには住民の皆さんが、大きなステーション1カ所あるのですけれども、そこに皆さん運んで持ってくるのですと。そこにはそれを管理する人もおりましたけれども、確かに砂川から見ると、はるかに細かい分別をしているのだなと。ただ分別しているだけではなくて、ごみにしないで、やはりこれを資源化しているのだなということを改めて考えさせていただきました。ですから、ここの町はリサイクル率80%以上というふうになっております。こういった意識がある中でゼロウェイスト宣言ということを全国に先駆けてしているわけですけれども、そんな一長一短にできることではないだろうなというふうに私もじかに行ったときに感じさせていただきましたけれども、しかし今やらねば将来はどうなのだと、子供たちへの未来を託すにはということが、そこには美しい、そしてきれいな、自然に優しい郷土を残そうという気持ちがあったのかなというふうに思っております。また、国内では2番目となっておりますけれども、福岡県の大木町、ここは人口1万4,500人ですけれども、ここも2008年、平成18年には2016年を目標としてのゼロウェイスト宣言をされております。また、つい先月熊本県の水俣市を視察することがありました。視察目的の中にはごみ分別22、要するに22分別をしていることということを視察させていただいたのですけれども、そうこうしているうちに、今回のことで調べていきますと、11月の22日にここ水俣市もゼロウェイスト宣言、全国の市の中で初めて11月22日に宣言をされているようです。この水俣市のことをちょっとお話しさせていただきますけれども、もともと水俣市というのは砂川以上にごみの分別、循環型社会含めて環境に対する意識が大きいというか、早いというか、いうふうに感じさせていただきました。というのは、もう既に環境モデル都市づくり宣言を1992年にされ、そしてその後環境保全に係る環境基本条例も翌年に制定し、今環境基本計画策定が第1次を終えて、第2次、2007年から2019年まで策定で、進んでおり、さらには平成20年7月には環境モデル都市というのを国のもとで認定を受けている。水俣市というと、初めて視察行ったわけですけれども、印象的にはやはりよくニュースに出ている昔の大変な時代のことが脳裏に焼きついているだけに、よぎりました。しかし、そういった中でもやはりそういったことに負けないぐらい自分たちもどうしてもやらざるを得ないという状況の中から始まったと思いますけれども、やはりここも分別、22分別をしながら、環境に対する意識も市民が持ちながら、なおかつこのゼロウェイスト宣言ということを進めてきております。いま一度ゼロウェイスト、ゼロウェイスト宣言というか、ゼロウェイストの考え方ということをこの場で改めてお話をさせていただきたいと思いますけれども、ゼロウェイストとは資源の徹底した再利用と再資源化を目指すとともに、ごみの発生そのものを抑制して、持続ある社会を実現しようとする考え方であります。ですから、次のような特徴があるということで、3つのR、3R、スリーRということで、スリーRとして知られる発生抑制をするリデュース、再使用のリユース、再生利用のリサイクルを優先させて、焼却や埋め立てを例外的な措置にしていくということであります。ただ、ここまで進むには長い時間をかけながら進めなければいけないのかなと私も思っておりますけれども、そしてごみ削減、資源化について数値目標の設定と達成年次を公表し、段階的に目標を実現していく。3つ目に、ごみになるものを生産しないよう生産者にも責任を求める、これはいわゆる拡大生産者責任と言われているようですけれども、そういったことにも特徴を持ってやっていかなければいけない。さらには、スリーRのほかにも4Lということで、4つのアルファベットでLということなのですけれども、重要視しているのが地域主体、ローカルであり、低コストのローコスト、低環境負荷のローインパクト、最新技術によらない技術、ローテクを意味しているのですけれども、こういった安全を重視し、地域、地域住民と一体となったごみ政策ということが進められていかなければいけないといったことを含めながら、これをゼロウェイスト宣言として制定して、皆さんが同じ方向に向いていこうということであります。ですから、私はこのゼロウェイスト宣言というのは、やはり今後15年先もしくは20年先を目指して、私は今から考えていくべきものであるというふうに考えております。先ほどエコバッグ含めて部長のほうからも答弁ありましたけれども、今事業者も努力はしてきています。先ほどエコバッグもそうですけれども、要はノーレジ、レジ袋を出さないで、皆さんは買い物かごもしくは買い物バッグと、俗にエコバッグというふうに言われていますけれども、事業者もそういったところには注視をしながら、環境を大切にしていこうといった一つの流れがもうスタートしてきているというふうに思います。まだまだ事業者もしなければいけない、生産者もしていかなければいけないことも多々あるかもしれません。また、買い物をする消費者、私たち市民にとってもごみを出さないと、もしくはごみになるものは避けるといった意識も今から浸透またPRをしていかなければいけないものというふうに思っております。そういったことを含めながら、いま一度このゼロウェイスト宣言の採用について私は必要であるというふうに思っておりますので、お考えお聞かせいただきたいというふうに思います。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
ただいまのご質問で再度条例の制定、そしてまた条例に基づく基本計画の策定、それからまた2点目としてゼロウェイスト宣言と、ごみをゼロにするのだという考え方、いずれにしても共通するところが多いのかなというふうに思います。それで、整理して考えてみますと、現在砂川市におきましては平成12年に制定いたしました廃棄物の処理及び清掃に関する条例、ここでしっかりと市民の責務、そしてまた事業者の責務、そして市の責務ということで、ただいまお話ありました市民の責務といたしましては自主的な資源回収活動に参加することなど廃棄物の減量及び資源の有効活用に努め、努めなければならないと、またそういったことに関しまして協力をしなければならないと、そういうことでこの条例の中で市民の方々にご協力をお願いしているという状況であります。そのようなことから、団体回収におきましてもまだまだ輪を広げていく分野はありますけれども、地域の町内会を中心にそれぞれ資源化を図っていただいているという状況であります。そのようなことから、今平成12年に制定した中で、こういったごみの減量としての市民の役割、責務というのを明記しておりますので、今、今すぐ条例なり、あるいは計画なりというよりも、まずはこの条例の中でお願いしている、協力をお願いしている、こういう分野について少しでもまた周知を図って、効果を上げていきたいというふうには考えてございます。それから、ゼロウェイストの関係でありまして、3Rということでの、スリーRですか、これにつきましても、これは全道的にもこの3R運動というようなことでいろいろ広報されております。お話ありましたリデュース、発生抑制でありますけれども、ごみとして捨てるものは極力少なくしようと。また、リユース、これは再利用でありますけれども、できるだけ繰り返し使おうと。最後、3点目はリサイクルとして、資源として再活用すると。この3R運動でございます。これらにつきましても発生抑制、再利用、そして資源化、これまさに現在市民の皆様にいろんなご協力を得ながら現在実行されている運動だと、あるいは活動だと認識、いうふうに認識しております。そこで、今後より一層分別なりを進めていくという上では、先ほどの先進事例でご紹介ありました数多くの分類を分別しているという状況にあります。現在砂川市では可燃、不燃、粗大、生ごみ、資源、危険ということで6分別でありますけれども、実際的には資源といたしまして、ペットボトルあるいはアルミ缶、スチール缶、ガラス瓶、新聞、雑誌、段ボールなど、こういったものを含めますと、現行12分類ということで、数30までには及びませんけれども、そういった分別をこれまた市民の皆様のご協力得ながらやっていると。確かに団体回収、これらにつきましても、そのやっぱり出発は各家庭においてそれぞれ資源となるごみを物置等にストックしていただいて、そして年に何回かの集団的に回収するということですから、日々のそれぞれの家庭における資源化があってのものだというふうに考えています。そのような分別の取り組みでありますけれども、現在果たしてもう少し細分別図ってごみを減量化しようという中で、これにプラスすることの、先進的にはやっておられるところが多いのですけれども、プラスチック類、廃プラ、これらについても現在は可燃として出しておりますけれども、これらはやはり近いうちに、やはりビニール、ラップ、トレー、カップ類、こういった数多くのそういったプラスチック類がありますから、これらのやっぱり細分別というのも検討していかなければならない課題だというふうに考えております。いずれにいたしましても、今ゼロウェイストというお話もありましたけれども、お話ししましたとおりその精神にのっとって、うちの条例の中で市民の方々に協力を求めて、活動していただいている、また取り組んでいただいているということで、今後ともこのごみの問題についてはこれで終わりというのでなくて、いろんな課題を整理して、解決できるのはしていかなければならないというふうに考えてございます。先ほど総合計画というような中でお話を若干させてもらいましたけれども、現在進めております第5期総合計画、ここにおきましても都市づくりの重点課題ということで、環境重視型社会の推進ということで、この期間中には広域的なごみの取り組みでありますとか、あるいはごみの有料化でありますとか、そういったことを進めてまいりましたし、また今策定中の第6期の総合計画のこういった策定作業審議の中にあっても、時代の潮流というのがどこにあるのかと、時代の流れが今どうなっているのかというような中では、やはり環境問題への認識の高まり、地球温暖化など地球規模での環境の悪化と環境保全の促進、こういうのがやっぱり時代の潮流だろうということで審議をお願いしているというような状況がございますので、これで終わりというものではなく、今後におきましてもこのごみの問題につきましては十分検討を加えて、推進を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 沢田広志
答弁を聞きながら、まず具体的にできるかどうかは別にしても、こういった理念だとか、考え方については、これごみというのは我々は避けて通れないことであり、継続性のあるものだというふうに思っておりますから、この辺はすべてが同じとは言えませんけれども、ある部分で近寄ったところに考え方が似通っている部分あるのかなというふうに、答弁を聞きながら私は私なりに解釈をしているところであります。今回このように大きく2点について質問させていただいていますけれども、今の段階ではやはりこれをすぐというわけにはいかないかなと思っております、私自身も。ただ、今はやはり当面自分たちが出している、また出ているごみ、または可燃ごみ含めて、これはやはりきちっとした形で今は処理をしなければいけない。これは、今のこの時世の中での対処ということは、それは通っていかなければいけないことなのだろうなと、どういう形かは別にしてでも。そういったことを通しながら、ただいつまでもそういう形というのはないのかなというふうに私思っています。ですから、環境保全、ゼロウェイストについては先にお話ししますけれども、やはりこのゼロウェイストというのは15年先、20年先はいかがでしょうかと、このときを目指していってはいかがでしょうかということでの質問させていただいているのは、今まさに15年、20年先には今これからやろうとする可燃ごみのことを含めてだけではなくて、行く行くはやはりごみではなくて資源化をしながら、ごみを出さないような形。ただ、これはやはり市民も、生産者、事業者、そして市がそれぞれ三位一体となってやっていかなければできないことであるというふうに思っています。もちろん市民、私も含めて、ごみについての意識をしっかりと持って、ごみを出すものは買わない、またごみを出さないような方策を考えるといったことはしていかなければいけない。これは永遠のテーマなのだろうなというふうにも思いますけれども、この永遠であろうということを今から一つ一つ先を見ながらやっぱりやっていくべきではないかなということから、そのための指針へなっていかなければいけない環境保全に関するやっぱり条例の制定だとか、そして基本計画ということがこの15年、20年先を目指してしっかりと指針として出されることによって、次の段階としてこのゼロウェイストという形も続いていくものと私は思い、今回大きな点での2つでありますけれども、1つの、全体的に見れば1つの質問的な部分あるのですけれども、そういったことを意味合いとして持ちながら質問させていただいてきました。これは私の思いかもしれませんけれども、そういったことを考えてやっていくということを砂川市も率先して考えていってはいいのかなと思っています。先ほど総合計画の話もありました。総合計画について私は、余り詳しいことは所管にかかわりますので、余りお話しできませんけれども、そういったいろんな形でそういった環境重視ということを考えることは私は大切であり、すべきものだと思っています。ただ、その中で今後将来ずっと先も見据えながら、この環境保全に関する条例または基本計画の策定、そしてその指針、方針に基づいて、さらにはその次のゼロウェイスト、ごみゼロを目指してといった気持ちを市民、そして事業者、生産者、そして行政も一体となって進むことを願いたいなと思っております。ここで最後に1点お伺いしたいと思いますが、恐らくごみを減らしていこう、また循環型社会を目指していこうということは、先ほどの理念も似ていますよねということと同じであるというふうに思うのですけれども、基本的にはやっぱり市としても一番我々にとって身近な、水だとか大気だとかも騒音も身近なのですけれども、特に我々にとって最も身近なごみを通した循環型ということについては、これからまだまだ減らしていかなければいけないという意識を私は持っていると思うのですけれども、その辺の考え方を聞かせていただいて、私の3回目の質問は終わりたいというふうに思います。
答弁 市民部長 井上克也(市民部長は2011年3月まで)
循環型社会ということで、大気あるいは水あるいは土壌というようなこともありますけれども、これらについてはすべて法律で特に生産する事業者等において規制かかっているというような状況の中で、循環型社会、これらについて市としてもやっぱりごみを減らすという観点でこれからも考えていくのかと。これはおっしゃるとおり再利用、再資源、そしてごみを少なくするということは、それこそ処理量の関係もございますけれども、やはり処理するだけでもやっぱり量に応じて税金、お金がかかるという問題もあります。それとは別に、やはり地球環境守るという分野では、当然ごみを出さない、そしてごみを少なくするということはもちろんですから、市としても今後とも循環型社会に向けたいろんな推進努力というものに努めていく、そんな所存でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。