砂川市議会 平成21年第1回定例会 2009年3月11日
児童生徒の携帯電話利用について
2009年3月11日、砂川市議会の一般質問で、吉浦やす子議員が「児童生徒の携帯電話利用について」質問し、教育次長 森下敏彦、教育長 四反田孝治が答弁しました。
- 質問者
- 吉浦やす子 議員
- 答弁者
- 教育次長 森下敏彦、教育長 四反田孝治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 吉浦やす子
通告に従いまして、質問します。1、児童生徒の携帯電話利用について。文部科学省では、昨年11月から12月にかけて全国の小中高生に携帯電話の利用実態調査を実施し、2月25日に結果の発表がありました。それによると、中学2年の約2割が1日50通以上のメールの送受信を行っており、100通以上のやりとりをする小学生もいるという実態が報告されています。また、食事中にも携帯電話を手放せない子供もおり、子供の携帯電話依存が進んでいることが改めて浮き彫りになりました。市内においてもメールで死ね、いなくなれなどと送られてきたいじめがあり、保護者が悩んでいたり、また掲示板にうざいと書かれて、中学生の息子が落ち込んでいても保護者が携帯電話の利用に関しての認識が追いついていかれず、どうしてよいかわからないという声も聞かれています。いじめや犯罪につながるトラブルに巻き込まれないようにするには、保護者と学校でそれぞれ子供を危険から守る取り組みを深めていく必要があると思います。そこで、伺います。(1)、本市の児童生徒の携帯電話の所有、利用の実態、学校への持ち込み禁止についての取り組みについて。(2)、携帯電話のインターネット機能や掲示板機能などによるトラブルに巻き込まれているような実態をどのように掌握しているのか。(3)、同級生に対する誹謗中傷があり、いじめの一因となっていることがあるが、子供が被害者にも加害者にもならないような教育も必要と思うが、その取り組みについて。(4)、保護者も悪質サイトの閲覧を制限するフィルタリング機能などを理解していない実態があるが、保護者に対する情報提供などの取り組みについて。以上です。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
それでは、大きな1、児童生徒の携帯電話の利用についてご答弁を申し上げます。近年の情報化社会の進展によりまして、携帯電話、インターネットなどが一般に普及し、これらを使った事件が多発しており、大きな社会問題となっております。これらは、大人の社会ばかりではなく、児童生徒の中にも発生し、いじめ等の問題行動や有害情報へのアクセスによるトラブルなど教育上の大きな課題となっているところであります。児童生徒に対する情報モラルの指導徹底につきましては、インターネットや携帯電話での誹謗中傷等によるいわゆる新しい形のいじめや掲示板への悪質な犯罪予告など、個々が安易な気持ちでインターネットの掲示板に書き込まないよう指導の徹底を図るとともに、保護者と連携し、適切な指導を行ってきたところでございます。しかし、全国的に見ますと依然として児童生徒がいじめや犯罪などのトラブルに巻き込まれるケースが後を絶たない状況であります。ご質問の(1)の本市における児童生徒の携帯電話の所有、利用の実態、学校への持ち込み禁止の取り組みについてご答弁を申し上げます。文部科学省では、全国的な実態調査を経て、1月30日付の通知によりまして学校における携帯電話の取り扱いについて基本方針を示しました。それによりますと、携帯電話は学校における教育活動に直接必要のないものであることから、小中学校においては学校への児童生徒の携帯電話の持ち込みは原則禁止とすべきであること、携帯電話を緊急の連絡手段とせざるを得ない場合やその他のやむを得ない事情も想定されることから、そのような場合には保護者から学校長に対し児童生徒による携帯電話の学校への持ち込み許可を申請させるなど、例外的に持ち込みを認めることも考えられることから、このような場合には校内での使用を禁止したり、登校後に学校で一時的に預かり、下校後に返却するなど、学校での教育活動に支障がないように配慮することなどとされてございます。教育委員会といたしましては、従前より基本的には学習の場である学校に携帯電話は不要なものとの判断から、同様の方針で指導を行ってまいりましたが、本通知にあわせて改めて方針の明確化を行い、各学校に対して指導を行うよう通知したところでございます。市内の各小中学校においては、この基本方針に基づいた指導の徹底を図るとともに、それぞれ独自の調査を行うなどして児童生徒の携帯電話の所有状況や利用の状況を把握し、実態に即した的確な指導を行ってございます。また、青少年指導センターにおいてもDVDを使用した研修を行うなど、学校での指導や保護者会での啓発などを呼びかけているところでございます。今後におきましても保護者や地域と連携、協力しながら、砂川市の指導方針を引き続き徹底するよう努めてまいりたいと考えてございます。次に、(2)の携帯電話のインターネット機能や掲示板機能などによるトラブルに巻き込まれるような自体をどのように把握しているのかについてご答弁申し上げます。いわゆる新しい形のいじめにつきましては、他の生徒指導上の諸問題と同様日常的な教育相談活動において実態や状況について把握し、適切な対応を行っているところでございます。具体的には児童生徒との日常的な触れ合いや観察による異変の察知、個別面談、または児童生徒本人や保護者からの相談、アンケート調査などさまざまな手段で児童生徒の悩みや心のサインを察知すべく対応を強化しているところでございます。また、未然防止、早期発見の観点から教育委員会や学校においてネット巡回やサイバーパトロールを随時実施するなど、実態の把握に努めているところでございます。次に、(3)の同級生に対する誹謗中傷があり、いじめの一因となっていることがあるが、子供が被害者にも加害者にもならないような教育が必要と思うが、その取り組みについてのご質問にご答弁申し上げます。いじめやインターネット上の有害情報から児童生徒を守るためには、学校への携帯電話の持ち込み禁止や使用禁止を行うことだけではなく、情報化の影の部分も含めて情報社会についての理解を深めることが重要であります。そのため学校では、情報社会においては児童生徒も含めてすべての人間が情報の送り手と受け手の両方の役割を持つことから、インターネットの掲示板やブログ等へ誹謗中傷や犯罪予告を書き込むなど、安易な情報の発信によって他人の心を傷つけたり、思わぬ事件、事故につながるおそれがあることや情報を扱う者には責任が伴うことなどについて児童生徒に認識させ、情報モラルの必要性について児童生徒の成長段階に応じて指導を徹底しているところでございます。あわせて中学校ではそれぞれ生徒や保護者を対象とし、外部から専門的知識を有する講師を招いて携帯電話の功罪についての講演会を開催するなど、指導形態や学習内容に工夫を凝らした取り組みを行っているところでございます。今後におきましてもより効果的な指導に努めてまいりたいと考えているところでございます。次に、(4)の保護者も悪質サイトの閲覧を制限するフィルタリング機能などを理解していない実態があるが、保護者に対する情報提供などの取り組みについてご答弁申し上げます。携帯電話の利用をめぐっては、ネットいじめや有害情報へのアクセスのほか、基本的な生活習慣の乱れなどさまざまな問題が指摘されていることから、学校、家庭、地域が連携して児童生徒を見守る体制をつくることが必要であると考えております。このため教育委員会といたしましては、学校を通じて保護者等に対して家庭におけるルールづくりの必要性やフィルタリング機能について積極的に情報提供を行うとともに、その実行や利用の促進について働きかけを行ってきたところであります。今後におきましても学校において子供たちに対する情報モラルの指導だけではなく、保護者に対する情報提供や啓発活動を積極的に行い、教育行政に対する期待にこたえていく必要があると考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 吉浦やす子
では、2回目の質問をします。今回この携帯電話の利用についてを取り上げたのは、市民相談であるお母さんから子供が携帯のことでちょっと悩んでいるという、そういう相談を受けましたので、その後、主に中学生の子供さんを持つお母さん方、7人ぐらいですけれども、聞いてみました。そうしたところ、ほとんどの、全員のお母さんがもう携帯電話についてはいろんなことで悩んでいたということがありましたので、砂川に住む子供たちがそういう携帯電話を使うことによっていじめられたり、犯罪に巻き込まれたりさせたくないという、そういう思いで今回取り上げさせていただきました。相談を受けた方は、子供さんが中学生の男の子供さんがいらっしゃる方で、携帯電話を買ってほしいというふうに言われるのですけれども、まだ持たせていないそうなのですけれども、友達が携帯電話でいじめられて、そのお母さんが学校に相談に行ったという、そういうお話を聞いたので、ちょっと持たせるには心配だということで、そういう相談がありました。それで、主に中学生の子供さんがいらっしゃる方々に一人ずつ聞いてみました。あるお母さんは、やはり中学生の子供さんがいらっしゃるのですけれども、家族でルールを決めているというのです。自分のうちはルールを決めて、夜9時以降は使わない、土曜日、日曜日も使わない、御飯を食べるときにも使わないという、そういうふうなルールを決めてやっているのだと。でも、自分の家だけでルールを決めても、夜遅くに友達からメールが入ってくるというのです。そしたら、子供が友達から来たメールには答えなければならないと、そういうふうに言ったそうです。そのお母さんも来た場合には答えなければならないかなということで、それは仕方ないねと許したそうですけれども、自分のうちでしっかりそうやってルールを決めてもほかのうちはそれぞれいろいろ別ですから、それでなかなか自分のうちのルールを決めてもそういうことがあったりして、もう仕方ないのかなとそのお母さんは言っていました。そしてまた、その家族では、きちっとしている家族、家庭なのですけれども、お友達が遊びに来て、部屋で遊んでいるのだけれども、話し声がしないので、ちょっと行ってみたら、遊びに来ているのに会話がないというのです。それぞれが携帯で何かしていて、同じ部屋にいるのだけれども、会話をしていないというのです。それで、携帯をずっとそれぞれが見詰めていて、それで帰っていくそうなのですけれども、そういう様子を見ていると全く会話がないので、気持ち悪いような気がするとそのお母さんも心配してました。それで、こういうことで将来社会に出たときにどうなるのだろうかと、そういう心配もされていたお母さんがいました。その家庭では一時携帯が壊れてない時期があったそうです。1カ月ちょっとだったそうですけれども、その携帯がないときには特に不便ではなくて、家族がみんな茶の間に集まれたというのです。それで、会話が、普通に会話ができたと、すごくその時期はよかったというお話をされていました。特に携帯がないからといって不便も感じてはいなかったと、そういうお話をその家族の方はお話をしていましたけれども、そのお母さんが言うにはもうどうしようもないというのです。もうこれだけ携帯が出回っていったら、子供に言ってもなかなか難しいし、どうして携帯が、電話ができたときに18歳以下は使えないというふうに国で決めてくれなかったのだろうかと何か怒ったように言っていましたけれども、そういうふうに言っていたお母さんもいらっしゃいました。それからまた、もう一人のお母さんは、やはり中学生の子供さんがいらっしゃる方なのですけれども、夜9時過ぎてずっと遅くまでメールで友達と交信していて、ずっと遅くまで寝ないのだと。それで、どんなことを携帯でやりとりしているのかとちょっとちらっと見てみたら、もう寝るからといって携帯でお友達にしているそうなのです。朝起きたらおはようとまたメールするそうです。ですから、御飯食べているときにもおふろ入るときにもメール、携帯が離せない依存症になってしまっているとそのお母さん言っていました。トイレ入るときにも、とにかく携帯を離さないのだと。それで、もう本当に困ってしまって、何とかしてほしいのだけれどもと、そういうふうに言っていましたけれども、自分ではどうすることもできないと。それからまた、もう一人のお母さんは、息子さんが中学生なのですけれども、やはりその掲示板というところに、最初の質問にも書きましたけれども、息子の名前でうざいって書かれたそうなのですよね。それで、息子さんが物すごく落ち込んでいて、それでそんなこと気にするのでないと言ってあげた、言ってやったのだけれども、それどうしていいかわからないというのです。でも、間違いなくうちの息子の名前でうざいというふうに書かれていたのだと。息子は自分だということわかって、それも同じ中学生から、子供さんから来たみたいなのです。それも何かわかると言っていましたけれども、それですごく落ち込んでいて、どうしてやることもできない。気にするなと言っても息子さんはずっと気にしているそうで、あとどうしてやったらいいかわからないというふうに言われていたお母さんもいらっしゃいまして、これ主なことなのですけれども、そのほか本当こちらで保護者の方に聞くともうすごい勢いで話ししてくるのです、どのお母さんも。そしてまた、家族のけんかというのは携帯でのけんかだそうです。やっぱり遅くまでやっていたりして、携帯が原因で親子げんかすることがすごく多いのだと、そういうふうに言われていたお母さんもいて、どのお母さんも一気にいろんなことを話しして、もうとまらないぐらい話ししてくださったのですけれども、もうどうしたらいいかわからないというのです。そして、友達の、子供の友達のお母さんは、いじめに遭っていたものだから学校のほうに保護者会に行って、言いに行ったそうなのですけれども、そういうの見ていたりすると本当に皆さんどうしていいかわからないというようなことなのです。それで、学校だけで解決できる問題ではないかもしれないのですけれども、何とか、最近、先日、きょうも出ていましたけれども、道新にも近隣のまちでメールでいじめられて、飛びおりて、重傷を負ったということも出ていまして、教育委員会でも今調べているというニュースも出ていましたけれども、砂川に住んでいる子供たちには何とかそういうことに巻き込まれない、いじめに遭って、そういう取り返しのつかないことにならないうちに何かできることをしていくべきでないかなというふうな思いがあります。それで、教育委員会とか学校で何かできることを継続的にやっていくことが大事でないかなというふうに思います。それで、2回目の質問なのですけれども、1回目の答弁の中にサイバーパトロールという言葉があったのですが、それとネット巡回という言葉もありましたが、それはどのようなことなのかということをお聞きしたいと思います。それとまた、お母さん方がそういうふうに、お母さんだけでない、保護者の方がすごく心の中にたくさんいろんな困っていることを持っているので、やはりそういう声というのですか、保護者の人たちの声を本当に聞く場というのも必要ではないかなと。どんなことで悩んで、それぞれ別々なのです、その家庭、その家庭で。きちっとルールつくっているところもあれば、そうでなくてどうしたらいいかとわからなくなっているところもあれば、ルールつくっているというお話聞けばまた別なお母さんもそういうことしているのだったらうちもやってみようかなと思うお母さんもいらっしゃると思うのですけれども、何かそういうことを、困っていることを吐き出せる場というか、そういうことも必要でないかなというふうに思いますけれども、今後やはり継続的に、今答弁の中でもこれから方針を示していくというお話とかいろいろありましたけれども、砂川としても何か統一してルールをつくるのがいいのかちょっとわからないのですけれども、継続的に取り返しのつかないことにならないうちに学校としてできることをやっていただきたいと思うのですけれども、その2点伺いたいと思います。
答弁 教育次長 森下敏彦(教育次長は2013年3月まで)
携帯電話の関係につきましては、議員さんからの質問の中でもお話がございましたけれども、やはり家庭でも学校でもきちっとしたそういうルールというのはやっぱりつくっていくということが必要だろうと思います。学校においては、先ほどもご答弁申し上げましたけれども、原則的には持ち込みを禁止するというような措置も再度指導をしているところでございます。家庭においてそういったルールづくりの大切さという部分については、市教育委員会といたしましても、学校といたしましてもそれぞれ認識をしているところでございまして、学校においては、先ほど答弁にも申し上げましたけれども、学校独自で父兄を対象としたそういう講演会等も開催をしてございますし、そういった中で携帯電話の功罪も含めて周知をしているところでございますし、インターネットを使った書き込み等々につきましてもそういった書き込む部分でのやはり責任がきちっと生じるのですと、そして悪質な書き込みをした場合についてはやはりそれを受けた本人が心を病むというような状況もあるので、そういった部分にも気をつけるようにというようなことも含めて、それぞれ子供たち、それから保護者に対してもそれぞれ取り組みを進めているところでございます。ご質問のサイバーパトロールの関係でございますけれども、ネット巡回等々と同じような形でございます。どうやって教育委員会のほうでやっているかという部分でございますけれども、学校では全国ウエブカウンセリング協会という部分に登録をいたしまして、それぞれこの協会で全国的にそれぞれ学校に係る書き込みですとか、そういった部分の情報を集約してございますので、そういった部分を活用しながら、インターネット上でそういう書き込みがあるのかどうか、どんな書き込みがされているのか、こんな部分をそれぞれ巡回をしながら、確認をして、問題がある場合についてはそういった部分から適切に対応をとらせていただいているということでございまして、インターネット上でそういう学校のウエブ上に、学校に関する情報がウエブ上に書き込まれていた、掲示板に書き込まれたと、そういった部分も常にある程度インターネット上で巡回をして、確認をしていくという、そういう作業になります。それと、携帯電話の今後の継続的な取り組みという部分でございますけれども、現在も実施をしてございますけれども、議員さんからお話がございました近隣の市町でもそういった携帯電話を使ったメールのやりとりがというようなこともあったようでございます。こういった児童生徒、さらには保護者にかかわる講習会等々さまざまな機会を通じながら、携帯電話の功罪等、ルールづくりの必要性、こういった部分についても十分周知を図ってまいりたいと、そのように考えてございます。また、サイバーパトロール等でそういう情報があった場合については、今後ともやはりいじめにつながる部分の問題については早期に発見をして、早期に対応をしていくということが重要でございますので、そういった取り組みにつきましても継続的に取り組んでまいりたいと、そのように考えてございますので、ご理解を賜りたいと思います。
再々質問 吉浦やす子
では、3回目の質問、最後なのですけれども、教育長のほうに伺いたいのですけれども、今回の教育執行方針の中にも道徳教育ということで他人を思いやる心、命を大切にする心、美しいものや自然に感動する心、そして基本的な規範意識の高揚などを指導することは豊かな人間社会や、人間性や社会性の育成という視点から極めて重要な課題でありますというふうにありますが、携帯で死ねとかいなくなれとかそういう言葉、お母さん方に聞いたらそんなの珍しくないというのです。そういう言葉も結構使っているのだというお母さんがいらっしゃったのですけれども、もうびっくりすることではなく、もう日常そういう言葉がよく使われていると言っていたお母さんがいらっしゃいます。教育長のこの執行方針の中にもありますやはりそういう人を思いやる心があれば、こういう死ねだとかこういう言葉って出てこないのではないかなというふうに思います。ですから、やはりこういう道徳教育ということもひとつとても大切なことではないかなというふうに思います。そういうことで、このことについてお考えを伺いたいと思います。
答弁 教育長 四反田孝治(教育長は2011年3月まで)
携帯電話のことに関しまして道徳教育の問題に触れましてご質問をいただきました。ただ、今回の執行方針の中で道徳教育を重点的に取り組むというお話をさせていただきましたけれども、これは特に学習指導要領の中に改正がされまして、重点的に取り組む事項になっているというのがまず1点でございます。ただ、今まで道徳教育をしていなかったかといえば、いわゆる年間35時間の道徳の時間がありまして、議員さんがおっしゃっていましたやはり小学校の低学年から中学生まで現状の改正前の学習指導要領の中にもやっぱり他人を思いやる心ですとか、やはり年寄りの高齢者の方々を敬う心だとかというのは教えなければならない一つの道徳の中身になっているのです。それを今回の4月以降の道徳教育の中に重点的にやはり相手を思いやる心があれば相手に対する傷つけたり、いろんなことはできないわけですから、これは学校を中心にして授業の中では教えてまいりますけれども、やはりその中ではすべて補完できませんので、やはり家庭教育という部分が本当に大事な部分になってまいります。その中でいえば、家庭教育という部分は今まで教育基本法の中には家庭教育という部分が触れられていなかったのですけれども、18年の12月の教育基本法が改正された中には家庭教育という部分が出てきて、第1次的な子供さんに対する責任は家庭にあるのだよという、そういう具体的な指針が条文の中で出されてきておりますので、これはいわゆる道徳等含めて、道徳は今まで学習指導要領の中にあったのですけれども、それがいわゆる教育の目標の中に、第2条の中に具体的に教育の目標としていわゆる心の問題も触れて全体的に教育を進めていくという、そういう状況になっておりますので、やはりそれらを踏まえて、とにかく学校のほうにはこれらの問題を踏まえて真剣に取り組むようにという、そういうことで4月以降、ことしから準備段階はしておりますけれども、対応していきたいというふうに考えております。それで、携帯の問題なのですけれども、携帯の問題はもう各種いろんなケース、ケースでいろんな報道がなされていることはこれ間違いない事実なのです。それで、各砂川市内の実態を調査をさせていただきましたけれども、やはり小学校の高学年、5年生、6年生の、小学校5校ありますけれども、その中では8.5%という、そういう率になっておりますし、中学校はもちろん40%台で、43%になっているというふうな状況でありますから、ただこれは学校に、教育に必要なものでありませんので、学校には持ってきてはいけませんよということで教育委員会として基本的な指針を各学校に通知をして、そのとおり対応をいただいております。ただし、家庭で使っている子供さんがそれだけの率があります。ただ、アンケートだけですから、実際はきっとそれより多いのかなというふうには思っておりますけれども、やっぱり議員さんがおっしゃったとおりやっぱり家庭でのルールづくりといいますか、ルールを決めていただかないとなかなかこの正常な使い方にはならないという、そういう状況もありますし、特に一番驚くのは携帯を持って、どこでも持って歩くのです。例えば議員さんがおっしゃったとおりふろ場の中に持っていくということは、やっぱり友達からメールが来たら、例えば友達の話し合いの中で10分以内とか30分以内に返答しなければその約束で除外されるよという、そんなようなふれ込みもあるようでございますから、やっぱり携帯というのはやっぱり保護者の方が買い与える前に、やっぱり学校だとかそういう部門で道徳だとか、道徳だけの時間でないと思うのですけれども、やっぱり特別活動ですとか教科の授業などすべての教育活動の中にやっぱりモラルを高めることが必要でないかなというふうに思っております。ですから、これは今後やっぱり今議員さんがご指摘になった、やっぱり保護者の方は悩んでいるのだと思うのです。ですから、やっぱり学校だけでなくて、家庭だけでなくて、やっぱりそういうPTA活動ですとか、保護者の会合のときにはやっぱりこれらを提言しながら、望ましいスタイルはどうあるべきかについて十分全体的に協議といいますか、論議をして、砂川ではそういう隣町のような事件、事故が起こらないような形でぜひ推移をしていただきたいなというふうに思っているところでございまして、いずれにしましてもいろんな形があると思いますけれども、やっぱり保護者あるいはいろんな方々に、子供も含めて同じ認識のもとでやっぱりこれらの対策について取り進めていかなければならないという教育委員会としても十分認識を持っておりますので、今後におきましても十分これらを踏まえましてPR活動に対して積極的に取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、どうかご理解を賜りたいというふうに思っております。◎延会宣告