白老町議会 令和7年定例会3月会議 2025年3月12日
将来を見据えたまちづくり
2025年3月12日、白老町議会の一般質問で、前田弘幹議員が「将来を見据えたまちづくり」について質問し、町長 大塩英男、政策推進課長 太田誠、総務課長 鈴木徳子、副町長 大黒克已が答弁しました。
- 質問者
- 前田弘幹 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、政策推進課長 太田誠、総務課長 鈴木徳子、副町長 大黒克已
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 前田弘幹
2、将来を見据えたまちづくりについて。(1)、新庁舎建設に向けた進捗状況について。①、建設予定地の選定を含め、庁内での検討の進捗状況について伺います。②、モデルとする他の自治体庁舎はあるのか伺います。(2)、町内企業との関係性の構築について。町内企業の移転や撤退等の情報をいち早く収集し対応するため、日頃からの情報共有や信頼関係の構築が重要と考えるが、町の対応の現状と今後の展望について伺います。(3)、旧社台小学校の利活用について。①、高齢者大学の旧社台小への移転凍結が示されたが、今後の利活用の考えについて伺います。②、社台地区の防災の観点から、旧社台小の利活用を含めた早急な対策の検討が必要と考えるが、見解を伺います。
答弁 町長 大塩英男
「将来を見据えたまちづくり」についてのご質問であります。1項目めの「新庁舎建設に向けた進捗状況」についてであります。1点目の「建設予定地の選定など庁内の検討状況」についてでありますが、庁舎建設の検討委員会をはじめ、これまで内部での協議を重ねてまいりました。現在、具体的な建設予定地の選定や建設規模などを絞り込む状況にあり、庁舎機能及び複合化する施設、財源などの課題を整理し方向性を示した上で、懇話会での意見を踏まえ、基本計画の策定に取り組んでまいります。今後は、建設候補予定地を町民へ示していくとともに、庁舎建設に向けた工程を明確化していきたいと考えております。2点目の「モデルとする他の自治体庁舎」についてでありますが、現在の庁舎は、耐震性や築年数、立地構造の面から地震、津波や洪水災害への対応に支障があることから、防災に強い庁舎を目指す観点で、道内及び道外沿岸部に位置する他市町の庁舎建設状況を参考に検討、研究を進めております。近年は、執務室や窓口以外に町民向けの交流・学習スペースを併設したり、閉庁時には集会所として利用可能とするなど、コミュニティの充実を図り町民に親しまれる庁舎の建設が増えてきております。このことから、本町においても防災拠点機能の充実だけでなく、他の公共施設との複合化を図り、町民の方が集える庁舎を目指していく考えであります。2項目めの「町内企業との関係性の構築」についてであります。企業誘致に当たっては、新たな企業に対するアプローチだけではなく、現在本町に進出いただいている企業に対する定期的なフォローアップも重要であるものと捉えていることから、日頃からの情報収集に取り組むとともに、定期的な企業訪問を実施しております。今後におきましても将来のまちづくりを見据えながら、引き続き町内企業との関係性の構築に努めてまいりたいと考えております。3項目めの「旧社台小の利活用」についてであります。1点目の「高齢者大学の移転凍結による今後の旧社台小の利活用」と2点目の「防災の観点からの旧社台小の利活用の検討」については、関連がありますので一括してお答えいたします。高齢者大学の旧社台小学校への移転につきましては、利便性や整備費用等を勘案し、事業凍結といたしました。一方で、社台地区における防災対策の課題は、津波災害時における指定緊急避難場所までの避難経路や垂直避難ができる場所などの環境整備と捉えております。旧社台小学校につきましては、専門家の意見や地域住民との対話を図りながら、施設の活用を含め、課題解決に向けた検討を進めてまいります。
再質問 6番 前田弘幹
それでは、再質問させていただきます。この3項目は、代表質問でも、今回の一般質問でもほぼ出ているような話なのですけれども、本来令和6年にやろうとしていた事業が新庁舎の話合いだったと思っています。令和7年度に今のところ場所の選定を決定しますというような話でありますけれども、実際多分令和6年からやろうとしていたことが令和6年になって、令和7年になってということで、そうなるとどんどん工事も遅れて、このご時世、なかなか半年遅れたら材料費も何%上がるというぐらいどんどん世の中が進んでいる中で、実際もともと当初予算の中で完成まで何十億円というのがあって、それがどんどん聞くたびにやっぱり値段が上がってしまうという部分もあるとは思うのです。また、令和7年度に場所を決定するとなっても、実際それがまた幾らになるかというのは現実的にかけ離れた数字になるのではないかと思うのですけれども、その見解を伺いたいと思います。
答弁 政策推進課長 太田誠
令和6年度に懇話会を設置してというようなことで予算を令和6年度としては計上させていただいたところでございます。9月、12月会議でもご答弁させていただきましたが、懇話会の設置には至っていないというのが現状であります。基本構想の策定後、令和3年7月に日本海溝、千島海溝の巨大地震による津波の想定ということで新たに浸水域が拡大したというところで、基本構想時よりその建設場所であったり、そういうのを増やしながら議論を進めてきておったところでございますけれども、建設場所、規模、複合化する施設、財政負担など、しっかりとした議論がまとまらなかったというところから総合的に判断できなかったというところで、庁舎の明確な工程というものは遅れているというようなことでございます。前田議員が言うとおり、今物価高騰ですとか働く人が少ないということで人件費の高騰ということで、副町長の答弁でもあったように基本構想は令和3年3月に策定していて、そのときで約40億円ということで、今は物価高騰、近隣市町村のものも参考にすると、やはり1.5倍から2倍というような価格高騰があると。そういった中では、今だから70億円とか80億円、外構を含めると、もう少しもしかしたら高くなるような現状として捉えております。答弁とも重なりますけれども、現在庁舎建設等の検討委員会で具体的な建設場所を議論しているところでございます。その議論、場所が決まった後に建設規模ですとか、財源の部分だとかという課題を整理しながら、懇話会での意見を踏まえながら、基本計画の策定に取り組んでまいりたいという考えでございます。
再質問 6番 前田弘幹
それでは、次、②ですけれども、これは昨年行った委員会視察のときに言われたことなのですけれども、大きな決め事をするとき、今でいう例えば本庁舎を造るだとか、本来は病院を造るもそうなのでしょうけれども、そういうときは関係各所並びに議員全員で、ここにもあるように、こういうモデルの庁舎を造りたいというものがあればそこに皆さんで視察に行って、そこの場でこういうのはいいよねとか、こういうのを変えたほうがいいよねとかという話をしながらそれを視察すると、その後の話がスムーズに進むことが多いと言われました。今回予算のことはまだあれですけれども、ぜひとも、せっかくという言い方も変ですけれども、遅れに遅れてまだ進んでいないという現状を踏まえたら、ここは一度原点に立ち戻ってみんなで一回視察するというのも一つの手かなと思いますけれども、その見解を伺いたいと思います。
答弁 政策推進課長 太田誠
先進地の視察ということかと思います。実は令和3年度と令和4年度、令和3年度においては建築技術職の方と検討委員の方で道外に1件、道内に1件、令和4年度におきましても、ここは庁舎建設検討委員会の中に専門部会ということで、専門部会の方には若い職員も入っていたのですけれども、若い職員と防災担当で東北のほうに行っているというような視察の経過となっております。実は今年度も隣町の登別市で庁舎改築をやっていますので、我々担当が出向いて担当者と意見を交わしたりだとか、民間企業が行うオフィス環境というのですか、今働き方改革だとかいろいろ言われていますので、そういうところでは数回行っているところでございますので、やはりみんなで見てということで、そこの見てきた結果を例えば検討委員会の皆様ですとか、ホームページ上で町民に知らせるですとか、そういった考え方は必要になってくるのかなと思いますので、今後議論が深まっていったときにはそのようなことで議会の皆様、町民の皆様、そして職員にもそういう情報共有を図りながら庁舎建設を進めていきたいという考えでございます。
再質問 6番 前田弘幹
言葉を返すようですけれども、できれば議論が深まる前に言っていただきたいと思っています。近年の公共施設、これらの問題が何分本庁舎ができたらという部分の枕言葉がつくのかなと感じることが多いと思います。ここを直す、ここをやめるとかというのも新庁舎ができてから、そこに移動するからというような話のことが結構聞くと思うのですけれども、なかなか、言葉は悪いですけれども、問題の先送りだとか小手先だけの改修だとかというものは、やはり幾ら予算をつけて何回直してもすぐ壊れてしまうとか、結局無駄になってしまうのです、長い目で見ると。ということも踏まえて、皆さんがお聞きしているように、いつまでに庁舎が建つのですかということはちょっとなかなか答えづらいとは思いますけれども、町長、令和7年度の計画で庁舎の場所選定までは絶対決めるのだということを伺いたいのですけれども、いかがですか。
答弁 町長 大塩英男
庁舎改築のご質問でございます。今様々に担当課長から話をさせていただきました。結論から言うと、当初よりこの庁舎改築の事業については遅れているというのは事実でございます。庁舎の改築につきましては、これまでもいろいろとお話をさせていただいておりますけれども、今後の白老町のまちづくりにとって大きな大きな事業だと捉えております。言い訳になってしまうのですけれども、その裏返しとしては、やはり場所の選定からというようなことの中で、内部の中でも様々に、どういったらいいだろうというような中でなかなか進みが悪いということは正直なところかなと考えております。今回執行方針の中でもしっかりと令和7年度は工程の明確化を進めていくということで私から述べさせていただいておりますので、しっかりと令和7年度については前へ進めさせていただければと思っております。
再質問 6番 前田弘幹
それでは、次、(2)に移りたいと思います。皆さんお手持ちの資料の書き方ではちょっと分かりづらかったかと思うのですけれども、これは企業誘致を含めて町内にある大きな事業所ということで考えていただきたいと思います。まず、栄高校の移転問題、これも含めて、まだどうなるかという結果が我々含めて聞こえてきていないというところだと思います。何かあったとき、栄高校に限らず、企業に何かあったとき、そこから行政がいろいろな対応を進めるというのが近年という部分だと思うのですけれども、いろいろなものが後手後手になって足元を見られた交渉事になってしまうと感じております。例えば旭化成も撤退しというような、大手企業がこのまちからなくなれば、関連を含めてなかなか税収の面でも大変だったと思います。現在なくても、例えば某製紙会社等もやはり会社である以上、収益がなければ当然出ていくという可能性もありますし、ほかのところも当然それはしかりだと思います。そうならないために常日頃からの顔合わせだとか、いろいろな情報交換をしながらやっていくことが大切だと思っています。その中で、企業巡りをしたときに本社の役員と対話をするのですけれども、今後税収の面から見ても、このまちから企業がいなくなるということは、本当にそれは生命線なのかなと思うところであります。それを町長だけが行ってとかではなく、課長だけが行ってではなく、ここも若手職員も同席させて、その職員にも責任を持たせるわけではないのですけれども、長い目で交流をできるような関係をつくっていってほしいなと感じるところです。出張というものが最近ないのかもしれませんけれども、何かあったときに町長、課長、若手職員を連れてぜひ白老町に進出企業の本社に行ってもらいたいと思うのですけれども、その辺をどう考えるか伺いたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
これは先ほどの飛島議員の企業誘致の関係のご質問と関連するところはあるのですけれども、私も町内の進出していただいている企業、本州方面に本社がある企業も年度数回にわたって訪問させていただいております。時と場合にもよるのですけれども、私と課長と、そしてこの事業の継続性ということも含めてもちろん担当も一緒に同席させて企業訪問させていただいております。その中では事業の進捗状況であったりですとか、あと特に私が言っていることは、この白老町の現状であったりですとか、まちづくりのお話であったりということをしっかりと企業の皆さんにお伝えをして、そして情報共有、情報交換をさせていただいております。議員ご指摘のとおり、そういったことが、人と人とのつながりというのもございますので、そういったお会いしてお話をするということが今後も継続的に町内で事業展開をしていただけるところにつながっていくと思っておりますので、引き続き取り組んでまいりたいと思っております。
再質問 6番 前田弘幹
これもなかなか、ピンチの裏返しのチャンスではないですけれども、見方を変えればこれなんかも、本来あってはいけないことだとは思いますけれども、もしあそこの場所が空き地になったらという言い方も変ですけれども、何もなくなったときに君たちはどう思うのだということで、若手職員に一つの勉強としてあそこが空き地になったら君らは何を誘致するとか、何をやりたいというようなことをやらせながら、まちづくりを考えさせるいい材料かなとは思うのですけれども、その辺はどう考えるか見解を伺いたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
ちょっとあまり、例としてはどうかなという部分は正直あるところなのですけれども、今後も将来のまちづくりというのは様々に若手職員に投げかけているといいますか、よくこれからは若いやつらの世代だからということではなくて、町職員として今後将来白老町としてあるべき姿はどうかということはしっかりと若い職員にも考えてもらったりですとか、あとは先ほどの庁舎のお話もそうなのですけれども、今後庁舎が建ったときには私たち世代ではなくて若手世代が中心となって庁舎を活用してまちづくりをしていくわけですから、そういったことで白老町の将来あるべき姿をしっかり若手職員に考えてもらうというか、まちづくりのビジョンをしっかりと持ってもらうということは大事なこととして私も認識しているところであります。
再質問 6番 前田弘幹
次に、(3)に移りたいと思います。社台地区、よく言われていますけれども、津波になったらどうするのだという話があって、社台地区はずっと平たんで高いものもないということで、そういった意味ではやっぱり旧社台小学校、防災にという部分に特化すれば、現状としては有効利用できる施設だと私は思っていますけれども、町はどう考えているか伺いたいと思います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
旧社台小学校を防災対策に活用は現段階として、これまで津波救命艇ですとかタワーですとかということがこの議場の中でもお話をさせていただいている中で、仮に旧社台小学校に避難タワーをせりつけようとしたときには残念ながら旧社台小学校の土台は多分もたないだろうと。となると、新たに新設、タワーを造るとしたら新設ということになるということもあるものですから、旧社台小学校を改修、改装してまでの利活用、防災地区としての利活用としては、現段階としてはなかなかちょっとまだ手をつけづらい状況なのかなという捉えになっております。
再質問 6番 前田弘幹
高齢者大学、またスポーツコミュニティでの利用が先日の全協で凍結された、これは理解はするところでありますけれども、修繕として内装をやるということは別として、ああいう建物は外装をまず先に直さないとどんどん、中はいつでもできるとは思うのですけれども、外装、例えば屋根が穴が開いているとか、そういった面では長くというか、置けば置くほど費用がかかる、そんな状況になるとは思います。今のところ別の利活用方法を考えているのか伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
高齢者大学の移転凍結はしましたが、当初旧社台小学校の利活用をどうしようかという庁内の中での検討の中からこの流れであったところであります。この話を社台地区の方たちにお伝えしたときに、やはり防災の部分も要望として旧社台小学校の利活用のご要望があったことも伺ってはおります。この部分については、旧社台小学校の利活用が今凍結したという中においては、社台の地域の方たちがどのように考えていらっしゃるかというところは何人かの方ですが、ご意見はお伺いさせていただいているような現状もあります。津波のこともご心配はもちろんされているのですが、火山です。樽前山が噴火したときのことも非常に懸念されていて、その辺りもというところは伺っておりますので、旧社台小学校の利活用中心というよりは、私のところで考えるのはまず社台地域の防災対策は急ぐのではないかということで、ここについては早急に手をつけなければいけないとは考えております。
再質問 6番 前田弘幹
昨年の3月会議、一般質問で私が防災や災害にはいつまで、どこまでという制限がない、できるだけ早くにできること、できるもの、できるだけのスピードをもって取り組まなければと考える。財政面でも当然大変なことだとは思うが、各町内会と連携し、今何が早急に必要なものか、少し待てるものかなど協議しながら、少しでも前進する安心、安全なまちをつくっていただきたいと思いますということで言わせていただきました。残念ながら結局防災施設、ソフトの面は分かりますけれども、ハードの面、この1年で何か一つでも進んだのか伺いたいと思います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
ハードの面では残念ながら進んではおりません。ただ、令和6年度の中では社台地区の津波避難タワーも含めてのハード面の整備についての検討についてはかなり協議を重ねてはきて、形としては今回令和7年度にお示しはできておりませんが、緊急事業計画を含めてのところの動きとしては令和6年度はある程度検討のほうは進めさせていただいたと考えております。
再質問 6番 前田弘幹
これまで言ったとおり、白老町、今のところ全て待ったなしの状況なのです、防災として考えたら。これは段階的にとか計画的にとか言ってはいるのは分かりますが、全くそれでは進んでいかないのと同じだと。今朝のテレビでも、ここ近いうちといっても何年から40年の間とは言っていましたけれども、北海道の道東、南側のほうで大きな地震が起きるのではないかと言われていました。津波はないにしろ、本当に防災ということで考えると、なかなか皆さん、町民の方はどきどきしているのではないかと思います。町長がこのまちの町民をみんな守るのだという方策の下、1年動いてきたけれども、結果的に今のところは残念なことになっていると。旧社台小学校が当たり前にお金を取って誰かに貸すだとかという部分では無理だというのは承知ですけれども、例えばあそこを防災の練習施設にするだとか、炊き出しの練習施設にするだとか、体育館にある程度の備品を入れてそういう訓練に使うというようなことはできるのではないかと考えています。これはしらおい防災マスター会も含めてその辺の協議はしていかなければいけない部分ではあると思うのですけれども、今あるものをこのまま黙っていたら朽ちていくだけなので、第三者に貸すのは大変抵抗があると思うのですけれども、あくまでもこのまちの防災の一つとしてそういう有効的な使い方をできないのか見解を伺います。
答弁 副町長 大黒克已
旧社台小学校の利活用の関係でございますが、今議員から防災の練習施設、訓練施設というようなご提言もいただきました。そういうことについても決して不可能ではないという考えを持っております。ただ、残すにしても、先ほど議員もおっしゃられたように、屋根がかなり朽ちてきているとか、外壁も修繕しなければならないというようなところで、そこについても今後手をかければ数億円かかるというような状況の中で、あの施設をそのような形で残すことがいいのかどうなのかというところも十分検討しなければならないと考えているところでございます。
再質問 6番 前田弘幹
それでは、これで最後にしたいと思います。ちょっと言い方が適当ではないかもしれないですけれども、ちょっとだけ聞いていただきたいと思います。町長、10年後、50年後、このまちのグランドデザインを描いていますか。任期中だけではなく、将来このまちをどうしたいのか。現実的に難しいことでも将来コンパクトなまちを目指します。例えば虎杖浜は水産特区にする、社台は農業特区にする、鉄北は観光特区にする、鉄南は商業特区にするとか、このまちは長くて人口がどんどん減っていくのは目に見えているのですけれども、それをそのままの大きさで人口が減るだけだと、それこそ上下水道を含めて現実的には多分今出ている金額よりももっともっと大変になる。これは、このまちの子は宝という話の中でいけば、今は子ですけれども、その人方がいざ成人して実際に税金を払ったりとかすることになるときに相当な負担を強いることになる。では、これがいいのか。なかなか高齢者の方も、例えば高齢者大学のときもそうですけれども、行きたくない、動きたくないという人も当然いるのです。だけれども、まちに迷惑をかけたくないから、そんなことはしなくていいよとかという人も一定数いるのです。それを踏まえた中で、前にちょっと言わせていただきましたけれども、例えば公営住宅、これの建て替えのときとかもそうですけれども、なるべくコンパクトにするような考え方を言いながら理解を得る、そうすることによって公共交通もちょっと回転が速くなるだとかという考え方もできるのではないかな、財政出動もそれで少なくなるのではないかなということをやっていただきたい。これまでと、このまちができてそれこそ70周年になって、同じことをやっていたら、当然人口は減るのですから、できないことになりますね、間違いなく。できることをできないふりをするという言い方は変ですけれども、そういうことをやめて、やっぱりできることから一歩、何ができるのだということを考え、ぜひこの白老町のグランドデザインを描いた中から今できることを落とし込んでまちづくりをやっていただきたいと考えます。我々若手団体のときから言われていたのができない理由を考えるなと、どうやったらできるかを考えよう、これを町長にまちのリーダーとしてやっていただいて、このまちの未来予想図をつくっていただきたい。そして、それをこのまちの行政の職員の皆さんの力を借りて実現するための政策をつくっていただきたい。それが2番目でいうところの将来を見据えたまちづくりについての言いたかったことであります。町長が考える現在の未来予想図を伺って終わりにしたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
将来の未来予想図というご質問をいただきました。ちょうど議員からコンパクトシティーというようなお話があって、これは今始まった話ではなくて、やっぱり将来を見据えたときにはこのコンパクトシティーというのは、本町の地理的要件を考えても将来的にコンパクトシティー、縮充ということで、都市計画のマスタープランでも定めていますとおり、こういった道に進んでいかなければならないというグランドデザインはできております。今回ちょうど今月上旬に水道事業の今後の在り方ということで、町民の皆さんからも数多く、水道管が町内に張り巡らされているということの中で、やっぱりコンパクトにするべきだというような話もいただきました。そういった中では町民の皆さんも今後のまちを考えたときにはやはりぎゅっとコンパクトにしていくべきだというのは、これは行政側も町民の皆さんも一定限共通点なのかなと捉えているところでございます。今50年後というような話があって、これから予測されることは人口減少というようなことなのですけれども、私は決してこの人口減少、人口を増やすということを諦めないということで、諦めてしまっては本当に何も始まらないと思っていますので、この人口減少下であっても一人でも多く人口を増やしたいということで、しっかりと今後もまちづくりを進めていきたいと考えております。白老町は、人に例えますと昨年70歳の誕生日を迎えました。そして、ちょうど50年を経過すると120歳になります。相当な超高齢というようなことになる中で、人間に例えるとしたならば、いつまでも生き生きと元気に過ごすためには何が必要かとなってくると、やっぱりきちんとした栄養素であったり、そして健康、スポーツであったり、体を動かしたりというような、そういった要素が必要になってきます、生き生きとまちが元気にするためには。ですから、そういったことを様々に、もちろん50年前、自分は53歳で、生まれたときにここまでデジタル技術が活用することなんてもちろん想像もできていませんし、様々な社会情勢が変わってくるにしろ、この揺るがない70年の本町の地域資源であったり、文化であったり、歴史であったりと、こういったものを活用した中でしっかりと50年後を見据えてまちづくりを進めてまいりたいと考えております。