白老町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月13日
行政人材流出
2024年12月13日、白老町議会の一般質問で、前田弘幹議員が「行政人材流出」について質問し、町長 大塩英男、総務課長 鈴木徳子、副町長 大黒克已が答弁しました。
- 質問者
- 前田弘幹 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、総務課長 鈴木徳子、副町長 大黒克已
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 前田弘幹
2、行政人材流出について。(1)、ここ数年、町職員の退職者が多いが、その要因をどう捉えているか伺います。(2)、退職者を減らすための対策について現状と課題を伺います。
答弁 町長 大塩英男
「行政人材流出」についてのご質問であります。1項目めの「退職者が多い要因」についてであります。自己都合による退職者数は、最も多い平成24年度の14名をピークに毎年7名前後で推移し、直近3年間では令和3年度6名、4年度10名、5年度11名と増加傾向にありますが、近年の職業観の変化や業務負担増加、チャレンジ意欲の減少、職員間のつながりの希薄化など、やりがいやモチベーションの低下が影響していると捉えております。2項目めの「退職者を減らすための対策」についてであります。働きがいやチャレンジ意欲を創出する取組につきましては、職員同士の交流による連携強化が必要と捉えており、新規採用職員、若手職員へのヒアリングや意見交換の場の設定、企画調査研修の実施など、人材育成と連動した取組を進めております。今後におきましては、働き方や価値観の多様化など社会情勢の変化に合わせた職場環境の改善や、エンゲージメント調査の実施、業務負担を軽減するなどの組織体制構築を進めてまいります。
再質問 6番 前田弘幹
それでは、再質問させていただきます。今回の議会で各同僚議員からもこの人材についての質問が多々ありますので、若干かぶるところはあるかと思いますが、再質問させていただきます。まず、(1)について。こちらに、ただいま町長の答弁の中でもいろいろな理由が書かれておりましたけれども、若手がこの理由で辞めるというのはちょっと分かるのですけれども、なかなか中堅職員、主幹以上も辞めていっているということが聞こえてきますけれども、こちらについて幅広い人材、若手から中堅まで、この今答えていただいた理由のほかにも何か要因があるのか、どう考えているかを伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
若手以外の中堅と言われる職員が辞めていく部分について押さえているところがあるかということでありますが、ほかの議員への答弁の中でも私は申し上げましたが、若手職員ももちろんですが、中堅の職員も日々仕事、課題に向き合っていく中でやっぱり自分のこれからの職業の向き合い方ですとか、それからワーク・ライフ・バランスです。これからどう見ていくかといった中においてやってみたいことですとか、それから職場の今の業務の中で自分の自己実現がなかなか図れないなというところを感じたときにやはり転職ということがどうしても浮かんでくるのかなと捉えております。それを我々が黙って見過ごしているわけではないのですが、やはりそこの仕事を選択する手法がこの社会情勢の中で様々な選択肢や手法が増えてきているというところもありまして、転職しやすくなっているという言い方が適切かどうか分かりませんが、年齢に関係なくやはり持っていらっしゃる能力ですとか、経験で転職することが可能な状況が非常に多いのかなというところも捉えております。
再質問 6番 前田弘幹
これはいろいろなところで、いろいろな職種の町民の方から聞く話ですけれども、最近、近年役場に行っても若手職員の覇気がないってよく言われるのです。これを理事者はどう考えているか、どう感じているか聞きたいと思います。
答弁 副町長 大黒克已
若手職員の覇気がないという町民のお声ということでございますけれども、我々といたしましては、私のところに若手職員が決裁を持ってきたりというようなことがあって、いろいろ声かけをさせていただいておりますけれども、そういう中では特段元気がないというようなことは感じたことがございません。ただ、もし町民の方がそのような思いをされているとするならば、業務が若手といってもやっぱり一人前の業務を求められる。人材不足ということもありますので、そういう中にあっては常時緊張といいますか、仕事に打ち込んでいろいろ考えながら業務をこなしている。あるいは、もう意外と精いっぱいの中でやっているというような状況が多少見受けられるかなと思いますので、そういうことから覇気がないと見られることかなとは思っておりますけれども、その辺業務が一旦終わって昼休みとかというときは、そのような元気がなくて1日ずっといるというような状況ではないということは私も思っておりますので、もしそれがあるのであれば、私が見かけたときは今後もしっかりと声かけをしていきたいとは考えております。
再質問 6番 前田弘幹
ただいまの答弁で本当に人がいないということの大変さは一般の業態もそうなのですけれども、役所の中でもそういうことが起こっているのだなと感じるところです。これは、これもまた町民の人からの声で、おまえちょっと聞いてこいよということなので、変な意味ではなくて、捉えていただければと思いますけれども、この議会でやっぱり皆さんとの議論をよりよい方向にということで様々な議員の方から担当課長が議会の中で厳しく追及されると。こういうのを見ていて若手職員の中では、自分も役職が上がって課長の立場になったときに、いや、ちょっと怖いのだよな、嫌なのだよなって思うことがこのモチベーションの低下につながることはないとは思うのですけれども、何かそのような声を聞いたことがあるのかちょっと伺いたいと思います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
非常に答えにくい質問だなと思います。これは、キャリアデザインというところに該当するかと思います。我々、今この議場に座っている課長職も様々な経験を積みながらキャリアを積み、今この議場にそれぞれの立場でそれぞれの職務を全うするべく座っておると思っております。キャリアの積み方が様々、いろいろある中で我々課長職が、私がなのかもしれませんが、課長であることのつらさもありますが、楽しさややりがいとかをきちんと伝えたり、見せたりということをそれぞれの職場の中でやはりしていかなくてはいけないことなのかなとも思います。あと、皆さんの職業の中で例えば一つの職務を全うしていきたいと思う方もいらっしゃるでしょうし、やはりいろいろな場所を経験してキャリアを積んでいきたいと思う方、様々あるかと思います。今うちの制度の中でそういうところを選べるような制度をしっかりとつくっていくことも重要かと思いますので、課長職に成り手がいないというか、そういう部分については議場のこのやり取りだけを見て職員が判断しているとは思いませんが、ただ我々課長職一同がやはり課長職の魅力、それを日々職員に伝えていくことが大事なのかなと捉えております。
再質問 6番 前田弘幹
それでは、その答えの中から仕事にやりがいが感じられないだとか、業務負担、チャレンジ意欲の減少等、各職員が思っている理想と現実というか、その中で例えば土木のほうからサービスのほうに移るだとか、逆にサービスから土木のほうに移るだとかという、自分はこっちに向いているのだとか、こっちのほうが合っているのではないかの例えば課を異動するだとか、そういうような制度があるのか、その辺を伺いたいと思います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
自己申告書というものはございまして、その中で職員一人一人のご自身の特性ですとか、今まで積んできた経験ですとか、そういうようなところで今後やってみたい分野ですとか、そういうところを選んでいくというところはあります。ただ、この自己申告書を出したからといって全くその自己申告書のとおりになるかといえば、そういう状況にはないのは事実でありまして、その中で組織の課題を解決していく中で、どのような組織づくりをしていくかという中でその自己申告書等も勘案するなどをしながら組織の配置というのは行われております。もう一つは職種替えという制度も実はありまして、例えば消防の職員が行政側に来るときに職種替えするですとかというようなこともございますので、そういう制度はあることはありますが、常時使われる制度というところではないのかなと捉えております。
再質問 6番 前田弘幹
それでは、これもちょっと聞きにくい、答えにくい答えだとは思いますけれども、最近辞めている人の全員が全員ではないというのはもちろん分かっておりますけれども、これまで例えば国、北海道等々に出向している職員が転職したについて、それが悪いということではないのですけれども、町から国や道に出向してそのまま、言い方は変ですけれども、持っていかれてしまったというようなことが結構あるように聞いております。その要因が、当然個人の都合はあるのですけれども、どういうことでそういうふうになってしまったのか理事者の方に聞きたいと思いますが、お願いします。
答弁 副町長 大黒克已
先ほど総務課長が答弁しましたけれども、最近のその退職者が増えている、特に若手ではなく中堅が増えているというようなところは私も感じているのですけれども、過去も、我々の時代もやはりいろんなことがあって、この役場ではなくて違うところでどうだろうかということを考えたことは多々あるとは思います。だから、そんなに今と昔と変わっているわけではないと思うのですけれども、何が違うかといいますと、やはり先ほど総務課長も答弁したとおり、40代とか50代になっても引き受けてくれる職場があるということなのです。どこも今人手不足で、民間もそうですし、自治体もそうなのです。そういった中では、幾らでも逆にウエルカムという状況がありますので、そういう中にあってはちょっとやはりそこの決心がいま一歩踏み込めれば逆に転職というのは可能になるということで、これをよしとしているわけではないのですけれども、ただそういうような中にありますので、出向した職員がという、特段その出向したからということではなくて、出向して逆に違った職も経験するわけです。そういった中では、逆に比較ができる。うちの役場と出向した先の職場、仕事内容だとか、そういうことも含めて転職ということを、実際それだけではないと思います。いろんな状況があると思いますけれども、そういうようなところで転職になっているのかなという感じがしてございます。
再質問 6番 前田弘幹
逆に今の話を聞いてもほかの白老町役場の中で見聞きしているものとよそに出て感じること、この例えば差があって、もっと私はこういうことをできたなとか、こういうところに行きたいなという人がキャリアが、スキルがアップすると考えるとは思うのですけれども、それ考えると今後ちょっと出向させづらいなというようなことも当然思うと思うのですけれども、そんなことはないですよね。一応確認のために伺いたいと思います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
職員をほかの機関に派遣研修で今行っている状況は、広い知見というか、やはり町外を、外から白老町を見るということが職員の見識を広め、それがきちんと町民サービスにしっかりつながるであろう、つながっていくことを期待して研修として出しております。実際1人今行っている職員はおりますが、その職員の現状の役割としては、やはり白老町とそこの機関とのパイプ役をしっかり担っていただいているということを、先日ちょっと協議する場がありまして、その担当の方からも非常にお褒めの言葉をいただいたところであります。我々としてもやはり職員が一つ成長して組織に戻ってきてくれる、また力になるのだなということで非常に期待しているところでありますので、決して外に行ってしまうことを期待して出しているのではなく、広い世界を見て帰ってきて、帰ってきた彼らが何かしらフィードバックしてくれることを期待しているものでありますので、そこを想定してのことではございません。
答弁 町長 大塩英男
今出向のお話がございましたので、自分の経験をお話しさせていただきます。私も職員時代に2年間北海道町村会というところで出向して働かせていただきました。そのときに私もいろいろな勉強をさせていただきましたし、視野も広がりましたし、本当にいい経験をさせていただいたなと思いました。当時の上司に、おまえは2年間行ってくるのだけれども、町民の皆さんはおまえにその2年間給料を払って、いろいろと勉強してこいという意味なのだよと。だから、そのときには帰ってきて、しっかりとその部分を返しなさいよということを言われました。今の若い職員にそういうようなことを言うか、言わないかは別なのですけれども、一回外に出て、やはりまた白老町役場の職員という身分は変わりませんので、そこでいかにこの白老町のためにしっかりとしたまちづくりをしていくかということがやっぱり大切なことですので、そういったことも含めてしっかり我々の立場としては職員にそういったことも、育成というか、そういうような形で話をしていきたいなとして考えております。
再質問 6番 前田弘幹
町長も出向していたというのは知らなかったのですけれども、町長が今言われたようなことをまた若い職員の方にも伝えていっていただければなと思います。それでは、(2)のほうに移りたいと思います。今月24日に報告会が行われる白老町企画調査研修報告会がありますね。このようなグループを、多分今回のは1年のグループだと思うのですけれども、今後常設的な集まりにはできないのか。今回はちょっと何とも言えないですけれども、気の合った仲間たちでこの若手の多数の類似グループをつくるのも退職者を減らすための対策の一つだと思いますが、その辺をどう考えるか伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
今月24日報告となります若手職員企画調査研修についてのご質問だと思います。この研修は令和6年度に開始をしました研修で、この目的といたしましては、通常の実務経験の中複数人の職員で組織することというところがまず大事であると捉えております。それから、調査方法の実践及び企画力の向上を目指すこと、そして中堅職員としての一番大事にしますチームワーク強化、組織目標達成力を養うということで今回実施しているものでございます。今回調査研修を行っている職員は5名おりまして、それぞれ通常の業務の中でいろいろやってみたいですとか、気になることですとか、そういうようなそれぞれの個別のテーマを持ちまして、上限1人10万円なのですけれども、10万円以内で6月から12月までを研修期間と設定いたしまして、事前研修から始まりまして、5人でいろいろ協議をして、どんな内容で調査しようか、どこに調査に行こうか、そこの派遣する場所へのアポイント取りも全て自分たちで行いまして、自分たちで目的を持ってそこへ伺って、今回一応3泊4日の予定でしたが、いろいろ事情がありまして2泊3日ということになりましたが、10月21日から23日まで行ってまいりました。行く前に総務課のところでこれから行ってきますという、彼らが報告に来たときに行って何を持って帰ってきますかと彼らに私も聞きましたが、普通にお土産を持って帰ってきてほしいのではなくて、自分たちが学びたいと思うこと、やる気を出せるような、モチベーションが上がることを持って帰ってきてもらうことを期待しているよと言って、帰ってきたときの彼らの顔が本当にとても楽しかったというか、やりがいを感じるすてきな表情を5人が5人ともしておりまして、この研修はよかったなと実感しております。このつながりというのを彼らも実感しておりまして、緩やかにつながっていきたいと、課をまたいで全く年齢、職種関係なく連携していくということが、今後引き続きつながっていくということは必要だと捉えております。
再質問 6番 前田弘幹
今のお話で今回の研修は上限が10万円だということで言われました。今この物価高の時代、10万円で行けるところってなかなか限られてきます。私もいろんなところで研修させてもらって思うのですけれども、上限が決まっていて、その足りない分を自費でというのは、これも一つのやる気だとは思うのですけれども、やっぱりある程度の予算を持っていかせるということがもっともっと職員の発想力も含めて、そのためには何をしなければいけない。まちのお金を使うのだから、もっともっとよくなることを考えなければいけないということから考えると、20万円ぐらいは最低つけたほうがいいのではないかなと思うのですけれども、もともとこれが予算づけされている事業なのか、今回初なのか、過去からずっとあったのか、その辺を伺いたいと思います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
今年度ちょっと試行的にというか、まずやってみようというところでの予算内の中での事業ということになります。この研修は行って終わりではないと思っておりまして、この後が大事だと思っております。この行ってきた5人の方たちがほかのやる気のある、たくさんいる若手の職員にどうやってこの熱を伝播させていってくれるかというところが次のミッションかなと思っておりますので、予算づけの内容のところは今回10万円というところで、彼らもいろいろ工夫して、その中で何とかやりくりしていっていると認識しておりますので、この辺りについてはまた別途検討するとしても、この研修自体は続けていけたらいいなとは思っております。
再質問 6番 前田弘幹
これ先日私も委員会の研修等で聞いてきたのですけれども、職員にいろんなところに行かせるとか、いろんなことを感じさせるのも一つのまちづくり、このまちで、このまちに住んでいて、このまちのことだけ見ていてもやっぱりよそからの対比がないのです。昨日の話にも出ていましたけれども、やっぱり空が広いだとかってこのまちにいたら分からないのですよ、当たり前過ぎて。だから、もっとそういった意味でもう勉強もしかり、その場所に行って遊ぶという言い方は変ですけれども、やっぱりそういうことをさせるのも一つだと思うので、ぜひそういったもっとこのまちのためになること、例えば10万円でも帰ってきたら10万円以上の価値があるもの、これに対してぜひとも予算をつけていただきたいなと思いますけれども、町長はどう思いますか。
答弁 町長 大塩英男
今議員のほうからのご指摘がありましたけれども、まさしくそのとおりだと思います。昨日ですか、子供たちにいろいろと姉妹都市の交流も含めて異文化に触れてほしいというようなお話をさせていただいていたのですけれども、これ子供たちだけではなくて職員もしかりだと思っております。様々ないろいろなところに行くことによって視野が広かったりですとか、まちづくりに対する考え方が変わったりですとか、様々なプラス要素があるとして思っておりますので、この辺は予算の関係もあるのですけれども、今回チャレンジ的にこの企画調査研修も実施しましたけれども、そのような形で職員がもっともっと視野が広げられるような政策についてもしっかりと検討してまいりたいと考えております。
再質問 6番 前田弘幹
今の時代一般の企業でもよく聞かれる話ですけれども、仕事が終わった後いろんな懇親会やサークル活動的なものをやろうといったときに若手からは、それは残業なのですか、残業代は出るのですかという話が結構聞かれます。これふだんからやっぱり管理職がきちんと若手の愚痴、いろんな仕事に対する考え方などを聞く、この時間をつくるということがあって初めて、では行こうかなとかとなるのだと思います。私の周りのという言い方はちょっと変ですけれども、役場OBの職員の方々に聞いた話では、昔の職員の中には勤務中本を読んでいたり、外周りと称したちょっとサボりに近い行為があったり、パソコン導入時には見えないと思ってゲームをしていたりですとかという話を聞きます。今のようにたばこの問題一つ、各ハラスメント問題一つ、こういうのは緩い時代だったでは、そういうこともまかり通ったのかなとは感じますけれども、今でいえばやっぱりこれは周りから見ても不良職員です。それに比べて、今の若い職員は非常に真面目なのだと。ほとんどサボり、サボりって言ったらおかしいですけれども、時間に余力がないというか、そういうような勤務体制になっていると聞いております。上司がやっぱり少し時間をつくってコミュニケーションを取れる職場環境、これをつくる。これは先ほど言ったサボりという時間ではなく、この今の時代でいえば必要なメンタルケアでもあり、意思疎通のプロセスだと思いますが、その見解を伺いたいと思います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
若手職員の状況かなと思います。おっしゃるとおり今いる20代、30代の職員を見ていると真面目だと思います。一つ一つの仕事に対してだったり、真面目というのもいろんな真面目があるかと思いますが、一つのことに真剣にというか、集中するというか、例えば一つの物事の側面を多面的に捉えるとするならば、多面的に捉えるためにはいろんな経験とかがある中で多面的に捉えられる場合も当然あると思います。今の20代、30代の方たちの育ってきた背景を見たときに、昭和の時代と比べていいか分かりませんが、多様な経験をされた中で形成されてきた部分と今の彼らのようにコロナも挟み、様々な経験ができないような中で育ってきた人との中では、同じことを捉えたときに全然違うふうに捉えていくと思いますので、この辺りをやはりたくさんいろんな経験をしている我々がどうやって引き出してあげるかということが大事なのかなと思っております。私自身の見解になってしまうかもしれませんが、課の中でも一つの懸案事項があって、1人若い職員が困っているときにぽろっとこういうのが分からないって例えば漏らしたときに、やっぱりたくさんの周りの職員がこういうことができる、ああいうことができる、こういうことがあるのではないというようなふうに話すことだけでも先ほどおっしゃったとおりメンタルケアにはなるかなと思いますし、コミュニケーションも活性化すると思いますし、信頼関係も構築されていくと思いますので、そういうような組織づくりというのは、それぞれの課においてもそれぞれ課長たちが取り組まれていると思いますので、そこをもっとさらに強めていくことが必要かと思います。
再質問 6番 前田弘幹
私は、商工会の青年部というところの出身であります。これまで40歳まで様々なイベントを手伝ったり、発想したりしながら、いろんな人と関係を持ちながら各申請や仕入れのための業者との交渉や物の搬入、組立て、関係各所への連絡や調整、メンバー間の確認等、とても1人ではできないことばかりを経験してきております。これらをやるときに当然時間も使いますし、大変な苦労もします。ですが、終わった後の達成感です。これは、まさに感無量の境地であります。そして、そこに一緒にやったメンバーとの絆も生まれ、また達成感も感じられます。このまちには、たくさんのイベントがあります。当然白老牛肉まつりもしかり、ポロトミンタㇻのところでやるイベントもしかり、たくさん役所が関わっている仕事も多々あります。事務仕事だけではなくて、実際活動してみて、そこに入っていってみて達成感を感じてみるというのも一つの事業なのかなと思います。先ほどの、これもまたあまりコミュニケーションがなければ、これは残業なのですかと、強制なのですかと言われればちょっと本末転倒ですけれども、ぜひそういうところに上司が連れ出してお手伝いしかり、ただの参加者として携わるのも一つの方法だと思いますが、どう思いますか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
今年度は白老牛肉まつりが再開しまして、たくさんの職員が応援に行って、その応援に行った職員の感想として聞こえてきたのが楽しかったと聞こえてきました。いろんな課の職員と話すことができたり、自分のまちの大事なものを売るところに立ち会って、自分のまちの大事さを知ることの経験にもなったということで、うちの職員たちもそういう経験をたくさん積むことでまちのいろんな方たちとのつながりも広がってくると、やはり自分の仕事の中で生かせることは何だろうかときっと考えていくと思いますので、職員たちは決して、うちの職員たちは時間外ですかと言うような職員はいないとは私は認識しておりますので、この辺りは我々もそういう部分、もっといろいろ経験させるところは意識しながら今後も進めていきたいなと思います。
再質問 6番 前田弘幹
それでは、最後になります。ぜひとも白老町役場の優秀な若手人材を潰さず、大切に育て、まちづくりのプロになるよう教育していっていただきたいと思います。この職員のやる気、これがやっぱりまちづくり、一番のビタミン剤となると私は考えます。まちづくりは人づくり、このまちの若手団体、先ほど言った商工会の青年部も含め、青年会議所も含め多々ございます。ぜひ同世代との交流を深め、何回も言いますけれども、これは残業なのですかと言われないような土壌をつくることを期待しております。昨日の一般質問の町長の答弁で、若者に選ばれるまちという答えをいただきました。だったら、若者たちにこのまちを住みよいまち、楽しいまち、住み続けられるまちをつくってもらいましょう。シンプルに考えれば、これこそが若者の理想のまちなのです。我々より前の世代がつくったこのまちが今の若者たちには住みよいまちではない、魅力的なまちではないと映っているかもしれません。今の世代には今の世代の発想で考えてもらう。さらには、まちに出て町民の声を聞くと。役所の上司から言われるのではなくて、町民の人たちから声を聞くというのも一つの方法だと思います。やる気、やりがいを与え、今後の退職者を減らすための考えを町長に聞いて終わりたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
行政人材流出についてのご質問でございました。1答目でお答えしたとおり直近3年間で6名、10名、11名ということで退職者が増加傾向というような状況になっております。私も正直な気持ちをお話しすると、やっぱり一緒に働いてきた職員が辞めるというのは、非常にもう残念というか、言葉にならないというか、本当にどうしたらいいのだろうなと悩む日々が続いております。その中で、議員のほうから達成感のお話がございました。自分も職員としての経験をお話ししますと、苦しいことであったり、大変だったりする仕事があるのですけれども、それを成し遂げたときの達成感というのは何物も代え難いというか、1人で仕事をしているわけではありませんので、グループであったり、課であったり、そしてみんなが一緒にやったこの達成感というのは何物にも代え難いものだなと思っておりますので、やはりこういったこともしっかりと若い職員にこの達成感を味わってもらえるような土壌づくりというか、こういうことは必要だなとして考えております。あと、私が思っているのはこの職場風土の環境の整備というようなことをよく言うのですけれども、課であったり、組織全体であったり、やっぱり一人一人の信頼関係というのが大事であろうなと思っております。ですから、先ほど議員のほうから飲み会の話があって、これ義務ですかというようなお話があるということなのですけれども、やっぱり信頼関係を結んでいると、そういったことも出てこないのかなと思っておりますので、そういった信頼関係の構築に特効薬はないのですけれども、副町長、担当課長が言ったように職業間であったりですとか、様々な社会環境の変化でそれぞれの職員の思いもありますから、これは止められない部分も正直あるのですけれども、やはり私は職員一人一人が財産だと思っておりますので、今後この財産を失わないようにしっかりと組織としての対策を講じてまいりたいと考えております。