みんなの議会

白老町議会 令和7年定例会3月会議 2025年3月12日

妊娠、出産、子育て支援

2025年3月12日、白老町議会の一般質問で、長谷川かおり議員が「妊娠、出産、子育て支援」について質問し、町長 大塩英男、子育て支援課長 齋藤大輔、健康福祉課長 渡邉博子が答弁しました。

質問者
長谷川かおり 議員
答弁者
町長 大塩英男、子育て支援課長 齋藤大輔、健康福祉課長 渡邉博子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 長谷川かおり

4番、公明党、長谷川かおりです。通告に従いまして、2項目6点、一般質問させていただきます。1、妊娠、出産、子育て支援について。令和6年の子ども・子育て支援法の改正により産後ケア事業が地域子ども・子育て支援事業に位置づけられ、国、都道府県、市町村の役割を明確化し、計画的な提供体制の整備を行うことが定められるとともに、産後ケア事業のガイドラインが改訂されました。本町における妊娠・出産から子育て期にわたる切れ目のない取組のさらなる充実について。(1)、妊娠・出産・子育て支援の取組の現状について。(2)、産後ケア事業の概要について。①、過去3年間の産後ケア事業の利用者数(延べ人数・実人数)について。②、里帰り出産の支援について。(3)、困難を抱える妊産婦の支援について。①、特定妊婦等の支援を必要とする母親の現状について。②、特定妊婦等への支援について。

答弁 町長 大塩英男

「妊娠、出産、子育て支援」についてのご質問であります。1項目めの「妊娠、出産、子育て支援の取組の現状」についてであります。本町においては、令和5年2月から伴走型相談支援を実施しており、保健師と子育て世代包括支援センターの利用者支援相談員により、妊娠届出時、妊娠後期、新生児訪問の際に面談を行っております。面談では、それぞれの時期に応じ、母体の健康管理、妊娠期の過ごし方や出産までの見通しを立てるための情報提供、乳児の発育確認、母子保健や子育て支援サービスの紹介などを行っているほか、子育ての状況や心配なことをお聞きする中で必要な支援につなぐなど、安心して出産・子育てできる環境整備を行っているところであります。2項目めの「産後ケア事業の概要」についてであります。1点目の「過去3年間の産後ケア事業の利用者数」についてでありますが、従来から実施している訪問型につきましては、令和4年度は、実人数4人、延べ7人、5年度は、実人数13人、延べ54人、6年度は1月末現在で、実人数16人、延べ61人であります。6年度5月から開始した事業につきましては、1月末現在で、宿泊型が実人数14人、延べ42人、日帰り型が実人数11人、延べ18人となっております。2点目の「里帰り出産の支援」についてでありますが、妊娠8か月頃に行う後期面談において、里帰り出産を希望する妊婦に対し、保健師から、里帰り先の妊婦健康診査、新生児訪問の対応及び産後ケア事業等の必要な情報提供を行っております。3項目めの「困難を抱える妊産婦の支援」についてであります。1点目の「特定妊婦等の支援を必要とする母親の現状」についてでありますが、特定妊婦とは育児困難が予測される、貧困状態にある、複雑な事情がある等の課題を抱え、出産後の養育について出産前において支援を行うことが特に必要と認められる妊婦とされております。本町において母子健康手帳交付時にハイリスク妊婦として判定している方は近年10人前後で推移しており、令和5年度は13名、6年度2月末現在は6名おり、そのうち特定妊婦として支援を行っている方は、5年度7名、6年度5名となっております。2点目の「特定妊婦等への支援」についてでありますが、母子健康手帳交付時等の状況により、出産前から支援が特に必要とされる方には、産科病院との連携、保健師の家庭訪問や電話連絡など、継続した保健指導や相談支援等を実施しております。また、子育て世代包括支援センターとも妊婦の心身の状況や生活実態を共有し、状況に応じて関係機関とも連携しながら必要な支援を行い、妊娠期から出産後の育児不安を予防しているものであります。

再質問 4番 長谷川かおり

再質問いたします。今町長の答弁で令和5年2月から伴走型相談支援を実施しており、保健師と子育て包括支援センターの利用者相談支援によりいろいろと取組を行っているという答弁がありました。妊娠期から子育て期に切れ目のない支援体制が求められている中、本町におきましてほかの市町村に先駆けて実施しているファミリーサポート事業ですけれども、今回はその中の産後サポート事業についてどのような内容となっているのかお聞きいたします。

答弁 子育て支援課長 齋藤大輔

産後サポート事業についてでございます。初めに、経緯についてでございますが、平成30年4月に新たな事業として開始をしております。この当時は初回のみ助成として出発をしております。その後令和4年4月に利用料の助成の回数の拡大を図っておりまして、1か月30時間まで、助成額2万円までは助成が使えるといったことにしております。それと、対象についてでございますが、町内在住の住民登録された方で生後12か月までの乳児がいる世帯となっております。助成額については、生活保護世帯は全額、それ以外は半額でございます。それと、サポート内容としましては、赤ちゃんのお世話、それから簡単な家事援助、洗濯とか掃除とか料理とかとなっています。それと、健診、通院の援助とか他の兄弟の世話などとなっております。

再質問 4番 長谷川かおり

今様々内容についてお伺いいたしました。それでは、産後サポート事業のここの部分の実績についてはどのようになっているのか、もう少し詳しくお聞かせください。

答弁 子育て支援課長 齋藤大輔

実績についてでございます。この事業は、先ほどご答弁申し上げたとおり平成30年度からとなっておりますが、平成30年度から令和3年度の4年間は年間大体10件前後のご利用となっておりました。その後令和4年度で77件、令和5年度で89件、令和6年度、1月末現在でございますが、283件の利用で、前年度の3倍の利用となってございます。

再質問 4番 長谷川かおり

長谷川です。平成30年頃からは10件ぐらいの数字だったということですけれども、その後どんどん伸びてきまして、令和6年、ここのところでは1月末現在で283人が利用されているということで、急に前年度から比べても3倍近くは伸びているとお伺いしましたけれども、この事業がこれだけ伸びたというのはどのようなところが要因として分析されているのかというのは担当課でどのように押さえているかお伺いいたします。

答弁 子育て支援課長 齋藤大輔

要因でございます。まず、考えられる大きな要因は、令和4年4月の回数増による助成の拡大でございます。こちらによって制限がなくなりましたので、こういったことで増えたといったところ、それともう一つは町長の答弁で申し上げたとおり、伴走型の相談支援が令和5年2月から新たに開始されております。この中で保健師だとか子育て専門支援員が町内にある子育て支援全般のご説明も一緒に行っております。そういった中においてこういったところも説明しているといった状況でございます。

再質問 4番 長谷川かおり

今の答弁で利用券を制限をなくしたというところでは、本来ならもっと使いたかったのだけれども、制限がかかっていたからそれ以上使えなくて、そしてこのように令和6年度は1月末現在で283人が使ったという、子供の出生率が下がっている中で、でも赤ちゃんを抱えたお母さん方は、1歳までのお母さん方はいかに育児が大変なのだということが浮き彫りになってきていることと思います。今後ますます重要な役割を担う事業だと私は思っていますけれども、制度の周知を進めていても、急な用件で使いたいときに支援につながらないこともあるのではないかと私は心配しますけれども、その点はどのような対応を取っているのかお伺いします。

答弁 子育て支援課長 齋藤大輔

特に支援が必要な家庭への対応ということでございます。先ほどご答弁したとおり、伴走型の面談時において特に支援が必要とされるご家族につきましては各種説明のほかにファミリーサポートの事前の登録を勧めてございます。こうすることによって出産後すぐに利用できるといったことでございます。また、この助成を利用するに当たっても事前の申請が必要となることから、スムーズに行うためにファミリーサポートセンターと連携して、必要に応じ登録と申請の手助け等も行っている状況でございます。

再質問 4番 長谷川かおり

一人一人取りこぼしがないように丁寧に対応しているということがよく分かりました。これは、やはり白老の子育て支援の評価にも本当につながるなって、この評判を底上げしていく取組と考えます。今後も伴走型相談支援を核とした子育て支援の充実を期待しております。次に、それでは産後ケア事業に移ります。まず、町長の答弁で産後ケア事業の実績を伺いました。令和6年5月から始まっている通所型、宿泊型、特に宿泊型は実人数16人に対して延べ61人の方が利用しているということであります。これは何度も繰り返している方がいるかなって、1人3回以上は利用しているのではないかと捉えられます。産後ケア事業の対象は、こちらも産後1年未満の母子であります。この期間は24時間切れ目のない育児で、夜間も3時間ごとの授乳や夜泣きなど、産後間もない母親にとっては大変負担となって、大事な時期でもあります。そういうところで必要なケアも必要なのですけれども、今は核家族とか出産の高齢化、またはお産の入院期間が短くなっている、私のときは1週間だったのですけれども、今は5日で退院とか、何でもなかったら3日ぐらいで、ご希望があれば3日でも退院とか、そうなっているようです。今実績にもありました産後ケア事業の宿泊型に求められるというものはすごく大きいものと考えておりますけれども、この産後ケア事業の全般の手応えと母親のニーズをどのようにまちとして捉えているのかお伺いします。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

産後ケア事業の実施した手応えと母親のニーズというご質問でございますが、産後ケア事業は令和2年度から訪問型として実施しておりまして、利用人数、利用件数とも年々増加傾向にあります。訪問型と日帰り型につきましては昨年5月から開始しておりまして、当初見込んだ人数よりも多くの方が利用されているということで、やはり利用ニーズが高かったのだというところがうかがえるかなと思います。実績が伸びた要因として、まず宿泊型と日帰り型につきましては丸1日だったり、あと終日だったりということで利用する時間が長いです。長くて乳児を預かってもらえるということで、睡眠不足の解消や産後の疲労回復、それから育児や母乳ケアなどの技術的な支援や育児相談などサービス内容も充実していること、それと利用券を後期面談のときに既に交付しているもので、産後すぐに利用できるという利用のしやすさもありますし、それともう一つは利用者の方が今後も利用したいと、アンケートを行いまして、また利用したいと回答しているというところを見ますと、やはり産後うつや育児ノイローゼの予防にもつながるというところで母親の精神的な安定につながっていること、また母親自身のセルフケアの向上にもつながっているものと感じております。

再質問 4番 長谷川かおり

今のご答弁で本当に産後ケアと助産師や看護師や専門職が関わるケアというのはすごく手厚くて、そして私も一度見学したことがあるのですけれども、その中でお母さんは赤ちゃんと日中2人きりなので、話し相手がいないというところで、それでどんどん、どんどんお話が広がっていって、そしてその中で助産師もいろんなおうちでの、家庭のこととか、お食事のこととか、きちんと食べれているのかとか、眠れているのかとか、お母さんの心のケアというか、そういうこともしながら、きちんと踏まえながら、しっかりカルテみたいなものを取っておりました。そして、赤ちゃんの睡眠時間とかいろんなことも伺っていたので、本当にそういうところでは寄り添った、お母さんも安心していられる場所なのだなと思って私も見ておりました。産後ケア事業というのはまちからの委託事業です。まちと事業者の連携が大変重要になっていますけれども、どのような連携体制を取っているのかお聞きします。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

まちと委託先との連携方法でございますが、利用券は先ほど申し上げましたけれども、妊娠後期の面談で交付していて、実際に利用したいときにはご本人から事業所に申し込んでいただくというような流れになります。利用後は、事業所から町に対して報告書が提出されまして、その報告書の中で母子の状態などの情報を共有しながら連携しているところであります。なお、その報告書が委託料の請求書、月末締めなのですが、それと一緒に報告書が提出されるのですが、緊急に対応が必要な方がもし中にいらっしゃる場合は、その報告書の提出を待たずにその都度町の保健師に連絡をいただきまして、その後地区担当の保健師が家庭訪問したり、あとは電話連絡したり、乳幼児健診で支援をするなど、連携をしながら支援をしているような状況でございます。

再質問 4番 長谷川かおり

きめ細かくしっかりと連携が取れていることが分かりました。今回妊娠、出産から子育て期にわたる切れ目のない支援体制のさらなる充実というところで国でもガイドラインが去年、令和6年10月に改訂されています。私の記憶の中ではこの二、三年の間で3回目ぐらいかなって記憶があるのですけれども、それだけいろいろとニーズも盛り込まれているというところと、あとは国や都道府県、町との連携というのも示されているのかなとは思うのですけれども、こちらの改訂内容はどのようになっているのか伺います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

産後ケア事業のガイドラインにつきましては昨年10月に改訂されておりまして、主な改訂内容でありますが、まず都道府県が広域的に支援することが明記されたこと、それと対象者が今までは産後に心身の不調及び育児不安などがある方であったのが産後ケアを必要とする方ということに改訂されまして、誰でもサービスを受けられるようになったこと、それと具体的なケアの内容について記録することと、あと事故防止等に向けた安全対策についてマニュアルを市町村が作成し、事業の委託業者と共有、確認することなどが盛り込まれたものでございます。

再質問 4番 長谷川かおり

4番、長谷川です。先ほど子育て支援の産後サポート事業をお聞きしたのですけれども、こちらのガイドラインにも産後サポート事業というのがあるのですけれども、そちらの内容についてはどのような事業なのか伺います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

産後サポートというか、産前産後サポート事業というようなことでガイドラインには載っておりますが、この事業は妊産婦と、あと家族も含めてのサポートになりますが、妊産婦と家族が抱える妊娠、出産、子育てに関する不安や悩みの相談支援を行うほか、地域で仲間づくりを行うことで孤立感を解消して、安心して妊娠期を過ごして育児に臨めるようにサポートするような内容となっております。

再質問 4番 長谷川かおり

今の事業で具体的にどういうところで行われているのかお聞かせください。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

町内では3か所で実施しておりまして、お助けネット、子育てふれあいセンターです。それと、ミナパチセとひだまりです。子ども発達支援センターにあるひだまり、3か所で行われておりまして、形として訪問型と参加型という2つの類型があるのですが、今3か所でやっているのは参加型でございます。訪問型もありまして、訪問型につきましては利用者のおうちに助産師が訪問して個別に相談に乗るというような形でやっております。参加型につきましてはサロン形式です。サロン形式によって妊産婦や家族が不安や悩みなど何でも相談できる場、そして仲間づくりの場として活動しているものでございます。

再質問 4番 長谷川かおり

今事業のことをお聞きしました。助産師が地域に入っているというところで顔の見える関係もできているがために産後ケア事業の宿泊型とか、令和6年5月から始まっている通所型、宿泊型を利用されやすいのかなって、顔が見えるから気軽に行って、自分もしっかりとケアを受けながらゆっくりお風呂に入ってこようかなって、そして心身をリフレッシュしてこようかなという、そういう地域ならではの、白老町ならではの取組かなと思います。まず、ガイドラインです。食事の提供の在り方、利用者の身体的回復に配慮し、帰宅後の生活の参考になるよう配慮した食事の提供と示されていますけれども、そちらはまちとしてどのように事業所と連携しているのか伺います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

白老町のお母さんたちは妊娠中に適正に体重増加している割合が低い傾向にあるということで、妊娠中から必要とされる栄養が十分取られていないのではないかということがうかがえるところであります。母子健康手帳の交付時とか、あと後期面談時に胎児や母体についてを考えた栄養指導を行っているのですが、なかなか出産後はそこについて、育児に追われたりとか、十分に食事まで気が回らないというような状況があると思います。それで、産後ケアを利用されたときには食事についても意識してもらういい機会だなと思っておりまして、事業所と健康福祉課にいる管理栄養士や保健師などとも連携しながら食事について、例えば栄養指導の資料を作るなどしながら、十分指導も行いながらできればいいかなということで連携しているところです。

再質問 4番 長谷川かおり

きめ細かい支援をしているということで理解いたしました。次の里帰り出産についてお伺いします。今町長の答弁では里帰り出産、町内から出て里帰りする妊婦に対しては保健師から里帰り先の妊婦の健康診査とか、あと新生児対応とか、いろいろと連携しながら、連絡を取り合いながら行っていることと私は認識しているのですけれども、逆に白老町で里帰り出産を希望している妊婦に対してどのような対応をしているのかお聞きします。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

町民以外の方が逆に白老町に里帰りしてくる場合ということですが、あくまでも本人の同意が必要ということになりますけれども、同意に基づきまして住所地の市区町村と本町との間で健康診査や、妊産婦の心身の状況や、そのほか必要な情報を共有して、本町の保健師が相談対応を行ったり、または新生児訪問などを行いながら連携をしているというところでございます。

再質問 4番 長谷川かおり

私はおととし、ちょうど白老町に里帰り出産している母子とちょっとお話をすることがあったのですけれども、その方は母乳のケアは問題はなかったのですけれども、都度住民票がある自治体の保健師から小まめに連絡が来ていて、あとは母乳をどのくらい飲んでいるかとか、あとはどのくらい体重が増えているかって結構やり取りがあったそうで、いきいき4・6の窓口に行って体重計、一般家庭にある体重計というのはなかなか、100グラムとか、200グラムとか、そういった数字はなかなかないものなので、いきいき4・6に行ってお借りして体重を量ったとかという話も聞いたのです。そういう中で、里帰り出産してそういう、例えばその方は母乳は問題なかったけれども、母乳ケアとかのそういう支援とかが必要であればどのようにこちらの産後ケアの事業につながることができるかというところ、そういうところというのはこれからどのように担当課として周知とかをしていくか、お考えがあったらお聞かせください。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

先ほどの保健師が相談対応とかを行っている中において、本町の産後ケア事業について内容についてご紹介したりとかしております。利用料につきましては、実施が住所地の市区町村であるということで、利用料金の負担についてはそちらにご確認いただくような内容にはなりますけれども、事業所は町内にこういう事業者がありますというようなことでご紹介させていただいているところであります。

再質問 4番 長谷川かおり

例えば利用につながったときには実費で払って、向こうでそういう事業をしているのなら償還払いみたいな、そういう理解でよろしいのでしょうか。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

自己負担については、あくまでも住所のある市区町村でどのようにするかというところでございます。逆に白老町の方がほかの自治体の産後ケア事業を利用したときは、今後の話になりますけれども、一旦は全額自己負担していただいて、後に償還払いをするというようなことも今後は考えていければと思っております。

再質問 4番 長谷川かおり

この産後ケア事業というのはそこの自治体によって、やはり社会資源というか、助産師が開設していないとできない事業でありますので、これは白老町にとってはすごい社会資源、子供の数は減っていっているけれども、やっぱり産み育てるというのはすごくお母さんにとっては精神的にも肉体的にもとても影響がありますので、そういうところで産後ケアを受けられるということは白老町にとってはすごく特化しているなって、私はここで助産院が開設して本当によかったなという思いでおります。それで、次の質問に移ります。困難を抱える妊産婦の支援ですけれども、特定妊婦というのは本当に経済的、今の町長の答弁にもありましたけれども、いろんなリスクをしょいながら生活していかなければならないというところもありまして、そしてこの令和5年度では最終的には7名、令和6年度は5名となっておりまして、ハイリスク妊婦というのもあるのですけれども、ハイリスク妊婦についてどのような状態なのかお聞かせください。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

ハイリスク妊婦とはどのような人かということですが、出産後の養育について出産前から支援が必要と認められる妊婦に該当するかどうかチェックするシートがございまして、中身は妊婦やパートナーの年齢、またひとり親であるとか、ステップファミリーであるとかというような婚姻状況や、あとは妊婦健診の受診状況、出産への意識、母親の意識です。それと、妊婦の心身の状態やパートナーとの関係性、また経済状況など16項目ありますが、その中で1項目でもそれに該当する方についてはハイリスク妊婦としているところであります。その中で実際に本当に支援が必要なのかどうか、それは総合的に判断して特定妊婦としているところでございます。

再質問 4番 長谷川かおり

長谷川です。今妊娠について様々な不安を持つ女性への早期対応という、その支援が必要かと思われますけれども、妊娠している可能性が高い方で妊娠判定のために産婦人科を受診することが難しい方を、経済的にとかです、そういうところで支援する取組があると聞いています。道内幾つかの自治体が取り入れているのですけれども、こちらの支援内容、何件今道内で取り入れているのかということと、あとは支援内容について具体的にお聞かせください。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

初回産科受診費用助成事業のことだと思いますが、詳しい道内の件数は今ちょっと数字は押さえていないのですが、恐らく40自治体近くあったかと捉えております。それで、事業内容でありますけれども、助成事業の内容は住民税の非課税世帯に属する方、またはそれと同等の所得水準と認められる方が妊娠判定のために産科を受診する際に費用を助成する事業ということでございます。

再質問 4番 長谷川かおり

今特定妊婦、人数とかは出されてきましたけれども、今回その対象になる方というのはいるかどうかというのは分かりますでしょうか。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

特定妊婦の中で初回の費用助成の対象になるか。たしかお一人ぐらいいるぐらいかなというところで押さえております。

再質問 4番 長谷川かおり

4番、長谷川です。やっぱり経済的に大変で初回の判定が遅れるということは駆け込み出産とかにもつながると思いますし、あとは一度この判定を受けたことで受診券というのですか、健診チケットというのですか、妊婦健診、そういうチケットも何回か出すように国でもなっていますから、そこで初回がつながるとスムーズに次の健診につながるかなとも思うのです。該当者もいるということであれば今後まちとしてもこの事業を取り入れることができるのか、その可能性についてお伺いします。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

議員がおっしゃるとおり、妊婦健診を受けるというのは非常に重要でございまして、健診の未受診者については低体重児や早産、または合併症を発症するなど母子共に非常にリスクの高い出産となりますので、少しでも早めに妊婦健診につなぐことで合併症の予防とか身体状況の改善が図られると捉えております。そのため、この事業につきましては経済的理由で産科受診をためらうことがないように、この事業を実施していくことも必要だろうとは捉えてございます。

再質問 4番 長谷川かおり

今切れ目のない子育てということで様々質問をさせていただきました。そして、伴走型相談支援体制ができてからすくすく3・9の利用をしたりとか、あとは助産師のところに行って産後ケアって、うまくお母さんたちは調整しながら利用しているのだなって、それはやっぱり白老町のすごいよさだなと私は捉えております。今年から産後ケア事業を開始された方々からお話を伺ってきました。助産師が3名、看護師、調理師や清掃係5人体制で出産後の2世帯の母子を24時間体制で見ている宿泊型施設です。運営していく中で現在の単価では厳しく、経営者本人も無給の状態で、生活費のためほかの病院に勤めている状態であると聞きました。そして、やむなく利用料を値上げするということで、そして利用者の負担も増えてしまうということです。国が示す産後ケア事業の補助メニューなどをしっかり活用し、支援する必要があると考えます。町長は、昨日までの代表質問の中でその施設をしっかりと支援していくという答弁もありました。では、具体的にどのように支援を進めていくのか。産後ケア事業のガイドラインの中で、実施主体の市町村においては、産後ケア事業の趣旨を理解し、適切な実施が期待できる団体等に産後ケア事業の全部または一部を委託することができる。そしてまた、単一市町村での実施が困難な場合には、ここが大事です。困難な場合には、複数の市町村が連携して整備等を行うことにより、各市町村の負担軽減を図ることが考えられるとあります。まさに今町が委託している事業、白老町にありますけれども、今登別市も委託しております。登別市の方たちも利用しているのです。ですから、白老町にあっても登別市と白老町が連携する、そして今後、ほかにまだ室蘭市とか伊達市とかも委託契約するというお話も聞いています。そういう中で、ガイドラインに新しく加わりました都道府県の役割として、実施主体である市町村の広域連携に向けた調整、情報提供等を行うことが望まれるとも示されています。ですから、白老町の子供の数が減っていく中で利用数は減っていって、そしてほかの市のほうが多く利用していく中で白老町はどうやってここを支援していくか。町長は、昨日の代表質問の中でも支援していくということはしっかりと明言している。では、どう支援をしていくか。それはやはりほかの委託しているところと一緒に手を組んで、相談をしながら運営の手伝いをしていかなければならないと思うのです。そういうところも私は北海道の担当部局に聞きましたら、実施主体の白老町の担当課から相談してくださいとお話を受けています。しっかりと支援していく中のその具体策、やっぱりそこもしっかりと出していかなければならないと思うので、そこの町長の考えを伺って1項目めの質問を終わります。

答弁 町長 大塩英男

妊娠、出産、子育て支援ということで、産後ケア事業の重要性ということでご質問をいただきました。この産後ケア事業というのは、議員からご指摘のあったように、核家族化、そして入院、退院の早さですとか、そういった社会情勢の変化も踏まえた中で重要性ということがうたわれている。これは国全体として、そして昨年10月に産後ケアの事業のガイドラインが改訂されたというようなことかなと捉えております。今回改訂された部分ではないのですけれども、私がそのガイドラインの中で非常に注目したのは、家庭のみに任せるのではなくて地域全体で支援をして、そして孤立を防ぐという文面があったかと思うのですけれども、今の若い方々が安心して産み育てられる環境というのはまさしくこのとおりだろうなと捉えております。この産後ケア事業については、事業者支援も含めて支援をさせていただくというお話をさせていただきました。私も委託事業者の方と実際にお話をさせていただいて、それで様々にご苦労されているというお話を聞きました。本町には数々の子育て環境というのが充実されておりまして、その中には行政だけではなくて各関係団体の皆さんのご協力をいただいてこの子育て環境というのが整っている状況です。利用者側の支援というのも大事なのですけれども、やはり事業を実際行っている方々が事業を継続しなければ利用することはできないということは当たり前のことですので、先ほど広域の部分も議員からお話がありましたので、現在の白老町としてどうあるべきかということをしっかりと捉えた中で、この広域化も含めた中でしっかりと事業展開できるように支援してまいりたいと思いますし、ただこの産後ケア事業というのは重要性は重々承知しているのですけれども、我がまちとしては切れ目のない子育て支援ということでやっていますので、様々な分野で支援はしていかなければならないということはしっかりと念頭に置いていかなければならないと考えております。

再質問 4番 長谷川かおり

4番、長谷川です。

出典:白老町議会 令和7年定例会3月会議 2025年3月12日 議事録 PDF(67ページ) 間違いを知らせる