みんなの議会

白老町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月10日

空き家と廃屋の対策

2024年12月10日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「空き家と廃屋の対策」について質問し、町長 大塩英男、経済振興課長 三上裕志、副町長 大黒克已、政策推進課長 太田誠が答弁しました。

質問者
西田祐子 議員
答弁者
町長 大塩英男、経済振興課長 三上裕志、副町長 大黒克已、政策推進課長 太田誠

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 西田祐子

12番、西田祐子でございます。本日は、2項目3点について質問させていただきます。1、空き家と廃屋の対策について。(1)、大町・東町の空き店舗と廃屋について。①、現状と課題について。②、空き店舗等活用・創業支援事業の成果について。③、観光地としての商店街や店舗の在り方について。(2)、廃屋について。①、過去10年間の廃屋の推移、対策と撤去の状況について。②、廃屋の撤去などの目標の設定について。(3)、空き家について。①、過去10年間の空き家の推移と要因について。②、結婚新生活支援事業・移住定住促進家賃サポート事業の成果について。③、移住・定住促進事業の現状と課題、対策について。

答弁 町長 大塩英男

「空き家と廃屋の対策」についてのご質問であります。1項目めの「大町・東町の空き店舗と廃屋」についてであります。1点目の「現状と課題」についてでありますが、大町・東町商店街において、空き店舗と見られる軒数は、白老町商工会の協力を得て確認をしたところ13軒でありました。本年6月に同様の確認をした際には、空き店舗と見られる軒数は15軒であり、6月以降3件の入居と1件の退居があったという状況であります。課題といたしましては、依然として営業している店舗が少なく、商店街としてのにぎわいが不足しているという点であると捉えております。2点目の「空き店舗等活用・創業支援事業の成果」についてでありますが、平成27年度の助成事業開始から令和5年度までの9年間における活用実績は累計30件であり、累計の交付実績額は4,947万2,000円であります。今年度の成果といたしましては、本町地区において飲食店1件の申請があり、11月下旬に新規オープンをしたほか、数件の相談をいただいているところであります。これまでの累計の活用実績は31件となり、創業支援事業が浸透している状況であるものと捉えております。3点目の「観光地としての商店街や店舗の在り方」についてでありますが、ウポポイを核とした観光振興を推進している本町におきまして、飲食店や小売店が集積している大町東町商店街は、観光振興において重要な役割を担っているものと捉えております。各店舗の在り方につきましては、個々の事業者が特徴を生かし、飲食店や小売店を営業されておられますが、観光客だけでなく、町民の方々にも広く好まれるような店舗の在り方が好ましいものと考えております。2項目めの「廃屋」についてであります。1点目の「過去10年間の廃屋の推移、対策と撤去の状況」と、2点目の「廃屋の撤去などの目標の設定」については関連がありますので一括してお答えいたします。本町における廃屋の件数は、白老町空家等対策計画の策定に向け、平成29年度から開始した調査により把握をしており、廃屋とされる腐朽破損が著しい空き家は、29年度では54戸、令和4年度では59戸となり、5年間で5戸増加している状況であります。このような廃屋については、定期的な見回りを行うとともに、近隣住民等から管理不全や周辺環境への影響について通報があった際には、所有者に対し適切な管理の指導を行い、安全安心な住環境の維持に努めております。また、現在、撤去に係る数値的な目標の設定はしておりませんが、隣地住戸や公道に面している廃屋もあることから、基本的には全ての廃屋の撤去または適切な維持管理が図られることが目標と捉えており、個人の財産である廃屋撤去の自助努力を促す観点から、今年度新たに空き家等解体支援事業による助成制度の運用を開始し、廃屋としては1件の除却を行ったところであります。しかしながら、所有者不在や相続放棄等の廃屋が数多く見受けられることから、今後においては除却の代執行も視野に入れた、中長期的な目標設定を検討していきたいと考えております。3項目めの「空き家」についてであります。1点目の「過去10年間の空き家の推移と要因」についてでありますが、全町調査のうち、腐朽破損が著しい廃屋を除く今後の利活用が見込まれる空き家の数は、平成29年度では261戸、令和4年度では454戸と、5年間で193戸増加している状況であります。その要因としましては、高齢化の進展により自宅での生活が困難となった方の高齢者施設等への入所または親族世帯との同居によるものや社会構造、家族形態の変化により適切な相続がされていないことなどが挙げられるほか、空き家の所有者自身が、解体費用や利活用の手法などについて問題を抱えていることと捉えております。2点目の「結婚新生活支援事業・移住定住促進家賃サポート事業の成果」についてでありますが、結婚新生活支援事業については、新生活に係る住宅取得、賃貸、引っ越し及びリフォーム費用の一部を助成するもので、事業を開始した令和2年度から5年度までの4年間で13件、375万8,000円の交付実績となっております。また、移住定住促進家賃サポート事業については、町内の民間賃貸住宅の入居に要する家賃の一部を助成するもので、事業を開始した2年度から5年度までの4年間で41件、697万1,000円の交付実績となっております。3点目の「移住・定住促進事業の現状と課題、対策」についてでありますが、ウポポイの開業により全国的に本町の認知度が上がり、首都圏で開催される移住相談会の来訪者数や相談会参加後に本町を訪れる方の数は増加傾向にあり、移住先として多くの方に検討をいただいている状況にあります。一方で、移住検討者からは、住居や仕事に関する相談を多く受けておりますが、条件が合わず移住を断念する方や、他地域への移住を決める方もいることから、受入れ態勢の整備が課題と捉えております。今後におきましては、しらおい移住・滞在交流促進協議会とのさらなる連携強化を図るとともに、移住検討者が増加している現状を踏まえ、より効果的な移住施策の検討により対策を進めたい考えであります。

質問 12番 西田祐子

空き家と廃屋の対策についてお伺いいたします。もう白老町はウポポイができましてから全国的に一応少しずつ名前は、知名度は上がってはきてはいるのですけれども、実際に空き家が今町長が答弁していただいたように増えております。ましてや、大町、東町の空き店舗になりますと非常に埋まっている商店が少なく、空き家であり、なおかつ空き地も増えております。こういう中でせっかく観光客が見えられても、土日私はちょこちょこ歩くのですけれども、本当に観光客の方が食事をするところに困るような状況、そういうのがちょっと見受けられます。そして、またそのようなお話も聞きます。その中で空き店舗を持っている持ち主などがそのまま住んでいられる。そして、店舗のほうは使われていない。これは主にトイレとか洗面というのですか、そういうところがないために貸し店舗とできないような状況が続いているし、またその店舗自体が2階のほうに住んでいたりとかして、玄関が店舗からではないと入られない状況になっているとか、いろいろな条件があると思います。そういう中で空き店舗の持ち主の方々がもうそこで住んでいたいとは、このままでいいとは思っていないとは思うのですけれども、やはり課題をクリアするためのそういうような協力です。空き店舗の持ち主の方々、その協力をお願いするためのそういう対策は取っていらっしゃるのかどうか。また、多くの方々に事業を始めてもらえるようにするためには、その今住んでいらっしゃる方々が出ていくなり、また洗面所とかトイレとか別に造るなどをするような補助金を出すなどをして、やはり何らかの対策をしていかなければいけないと思うのですけれども、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 経済振興課長 三上裕志

西田議員の質問の中にもありましたとおり、6月にもちょっと一般質問をいただいて、うちの職員も土日はまちに出て状況を確認した経緯もありますが、その中ではやはり開いているのですけれども、開いている時間というのはランチタイムの時間が多くて、2時以降になると閉まってしまう店が多いというような状況が見受けられたということは我々も自らの目で確認をしているところであります。商店街にはもともとはお店をやっていらっしゃって、何らかの理由によってやめられて、そのまま継続して住まわれているといった方が何件かございます。そういった方に対して平成28年に詳細な調査を実施しております。その中では、やはり店舗スペースをもうすっかり住居として改造してしまったというような店舗、それと住居の部分については倉庫にしているよといったような回答も中にはいただいているところであります。今後、ではどうしていこうかといったときには、それから約8年経過しておりますので、そこの部分については再度所有者の意向の調査ですとか、そういったまずはヒアリング調査を実施しながら、当然行政に対するこういうことをしてほしいのだよというようなご意見もあると思いますので、まずはそういった意向調査というか、実態の調査を実施したいなと思っております。

質問 12番 西田祐子

課長も答弁するのとっても大変だろうなと思うのです。でも、皆さん思い出していただければ分かると思うのですけれども、最初の頃はこの店舗を新しくされるときには300万円のたしか補助が出ましたよね。あと、それから持ち主の家主にも補助金がたしか出ましたよね。そういうことで、持ち主の家主自体も結局貸すためのそのお金も使えることができるし、また自分がその店舗から出て違うところに住むこともできました。ところが、その持ち主の家主にはお金は出ないし、まして新しく店舗をやる方も今100万円の状況ということで、100万円であれば申し訳ないのだけれども、ちょっと壁を直す程度だけで、トイレとか洗面所を造るってなると、やっぱり少なくとも300万円から400万円ぐらいかかると。こうなってくると、なかなかできないと。先日も皆さんご存じの電気屋がご自分で一生懸命リフォームしていましたけれども、もう白老町の店舗は古いので、大変だと。自分でいざ改装してみたら、こんなにお金と時間がかかるのかと。ということは、結局今白老町に残っている多くの店舗は、もうそういう状況の中で果たして改築してまで店舗をやっていけるのかという大きな問題もあると思うのです。ですから、そこのところの問題が一つあります。それと、白老町は店主の世代交代が大きく行われまして、若い方とか移住されている方々ががらりと店舗の主というのですか、代わりましたよね。こういう方々に白老町のまち、せっかく来ていただいて、商売していただいて、ここのまちにこれから先も長く商売をやっていただきたいと思ったら、やはりそこにはきちんとしたお金を投資して、もう一回大町、東町商店街の開発事業というものを考えてもいいのではないかなと思います。私はここのところについては深くこれ以上は言いませんけれども、ここについて新たな開発事業を立ち上げて、そしてやはりこれだけ日本中にインバウンドが来て、もうどこの観光地も人が入らないくらいだと言われて、オーバーツーリズムだと言われている中で白老町のまちの中だけどうしてこんなに観光客が来ないのかと。やはり観光客が来ないではないけれども、来ているのだけれども、行くところがないから、見てみると苫小牧市に行ったり、虎杖浜に行ったり、違う地域に行っているのが見受けられます。ここは一つ、もう一度ねじをもう一回回して、原点に立ち返って観光のまち白老町、そしてウポポイのところとやっぱり一体化した商店街をつくるという考え方、大町商店街を活性化する、東町商店街もやると。そうしないと駅北のほうに来たお客さんが駅の南側のほうに来てもらえないのではないかと思うのですけれども、これについての考えをお伺いいたします。

答弁 副町長 大黒克已

ただいまの大町、東町の空き店舗の関係でございますけれども、まず先ほど課長の答弁で再度意向調査を行うということで申し上げましたので、この意向を踏まえながら今後どのような行政に対する要望があるのかというのをしっかりと押さえた上で新たな展開につなげていきたいと考えております。また、ここの商店街の開発事業というようなご提言がありましたけれども、現在ウポポイの集客ということで国も含めて様々な集客事業を行っているところでございますが、それをウポポイに来たお客さんをいかに東町、大町、中央通り沿いに来ていただくかということについては町にとっても大きな課題であると考えておりますし、そこが観光客が来れる状態になれば、逆にウポポイの集客も上がるというようなことも考えてございますので、この辺については新たな対応ということでしっかりと検討してまいりたいと思います。

質問 12番 西田祐子

観光地は、やはりそのまちの魅力も1点含まれていると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。2番目の廃屋についてお伺いいたします。廃屋については、日本全国と特に近隣市町村の現状をお伺いしたいと思います。また、廃屋等の解体支援事業の利用状況と課題も伺いたいと思います。

答弁 政策推進課長 太田誠

空き家の近隣市町村との比較ということと、空き家の解体、今年度からやった事業の進捗と課題ということでございます。近隣市町村との対比にはならないですけれども、令和5年の住宅・土地統計調査で本町の住宅総数は1万1,010戸で、空き家軒数は3,440戸となっており、空き家率は31%ということなので、3戸に1戸は空き家という状況でございます。平成25年と比較すると790戸増加して、空き家率は6.8%ほど上昇していると。ただ、これは土地統計調査なので、調査区域内から抽出された一部の区域内を対象として実施しているため、実際の数字とは誤差が多分生じるとは思うのですけれども、全国と比べると本町の空き家率が31%に対して、全国が13.8%、全道が15.6%、全国、全道平均と比べると大幅に上回っている状況にございます。その空き家の解体の支援事業というのを今年度から開始していて、上限が50万円ということで、予算としては6軒分の300万円あったのですけれども、6軒とも申請があって、1つだけ実績も含めてまだ終わっていないところがありますけれども、予算は全部執行したということで、そのうち老朽化が著しいということで、うちの空き家調査でやったDランクに位置するのですけれども、それが一つ含まれていたり、大規模改修をする必要である住宅が1戸含まれていたりということで、あとは空き家台帳に登録されていないところだったのですけれども、それも放っておけばいずれ空き家になるということでいえば、6軒の申請があって6軒分の空き家が解体されたということであれば非常に効果があったなと思っております。一方で、課題でございますけれども、50万円の補助でございますけれども、大体平均すると200万円弱ぐらいの解体費用がかかりますので、一定程度の支出が発生するということで、ここの部分は課題というか、なかなか、支出できる家庭と、またDとかEの倒壊のおそれがある住宅というのは、やはり相続がされていないだとか、または連絡先が不明だというところが多い現実もございますので、そういったところを今後どうしていくかというのは課題として捉えているところでございます。

質問 12番 西田祐子

今年度50万円の分が6軒実施されたということなのですけれども、それでも少しずつやっていくという考え方もあるのですけれども、実際にはやっぱり全国平均と比べると非常に多いわけですよね。そういう中で廃屋というのは危険だし、地域環境を非常に悪くするものですし、またそういう廃屋があることによって犯罪の温床にもなるということで、やはりここはきちんと片づけていっていただきたいなと思います。それで、持ち主を特定するために当然法務局などに行って調査していると思うのですけれども、それでもまだ完全に無理なのでしょうか。まず、その辺1つ伺います。

答弁 政策推進課長 太田誠

令和4年度のときに建設課でその空き家の調査を実施していて、空き家台帳というのがあって、令和4年度の調査のときでは513軒ということで今ちょっと若干増えているのですけれども、最近は空き家に対する苦情というのが年々増えているという実態でございますし、先ほど犯罪の温床ということもありましたけれども、2か月前ですかね、警察が来られて空き家を狙った空き巣が白老町で発生したというところで、ホームページ等で注意喚起をしたところでございますし、そういった部分でやはり所有者を特定するというところで担当としても苦労しているところで、もちろんまず所有者を税務課などの台帳から調べたり、場合によっては相続放棄されているかというのは法務局などで調査を今行っているところでございますが、なかなか連絡がつかなかったり、所有先がなかったり、相続放棄があったりということで、今後のそういう部分をどうしていくかというのを本当に今悩んでいるところです。

質問 12番 西田祐子

来年度には団塊の世代が75歳以上になって、廃屋の持ち主がさらに増える可能性が出るだろうと。空き家ではなくて廃屋になっていくという意味です。つまり親からもらった財産を団塊の世代の方々が、戦後やっぱり建てられた家が古くなって団塊の世代の方々が受け継いでいた。その方々が高齢になってしまってということになると、その下の世代になりますと正直言って町内に住んでいるというよりも、むしろ都会に住んでいたりとか、他地域に住んでいる可能性が高いので、ますます廃屋になってしまうと。こういう状況を見過ごしていてはいけないと思うのですけれども、実際には今も課長が悩んでいるとおっしゃっていましたけれども、近隣の町村ではこの廃屋対策をどのようにされているのか。もし参考になるようなお話があれば、伺いたいと思います。

答弁 政策推進課長 太田誠

ほとんどの市町村は本町のように空き家解体の費用を助成しているというところで、一部西田議員の言う危険度の高い空き家に関してはプラスアルファで、通常の住宅が50万円ですけれども、そういう特定空家というか、危険度の高い空き家についてはさらなるプラスをして助成をしているところがあったりするところも状況としては把握しております。あとは、北海道内でも代執行です。やはり道路に面して危険だとか、隣に住宅があって、倒壊した場合に影響が出るだとかというところは法的な手段ということで代執行を行っているところもあるとは把握しております。

質問 12番 西田祐子

道内にあるところの市で、行政代執行をしたことによってちょっと問題になったわけではないのですけれども、新聞紙上もにぎわせたことがありました。それについては、今後白老町内でも、白老町としても考えていかなければならないと思います。廃屋には様々な事情があると思いますが、これをどう捉え、廃屋の撤去に結びつけるかということは非常に大きな課題ですけれども、町として取り組まなければならない大きな課題でもあると思います。これについて最後になりますけれども、今後この廃屋、特に危険なものはどのようにされていくのか、町のお考えを伺います。

答弁 町長 大塩英男

廃屋についてのご質問でございました。先月の末ですか、本町にも暴風警報ということで警報が発令されて、大きな被害はなかったのですけれども、その際にこれまでの被害って言ったらおかしいのですけれども、木が倒れたとかというような状況があったのですけれども、今回一番危なかったのは廃屋の屋根が飛びそうですとか、そういった新たな課題が出てきたところでございます。まず、我々として一番注意しなければならないというか、目配りをしなければならないのは周りに住んでいる方々の危険があってはならないということになりますので、そこはしっかりとまちとしても措置をしていかなければならないという状況かなと思っております。ですから、そういった場合、今ご質問をいただいたように行政代執行というような手段もございますので、そういった手段をすべきかどうかも含めてしっかりと今後のその廃屋対策については取り組んでまいりたいと考えております。

質問 12番 西田祐子

3点目の空き家について伺います。移住定住促進家賃サポート事業もいい事業だと思いますけれども、人口減少対策として移住者の獲得にいろいろな努力をしている自治体がたくさんあります。今も町長の答弁でもありましたけれども、移住や仕事に関する相談を多く受け取りますが、条件が合わず移住を断念する方や他地域へ移住を決める方がいると。やはりここは私もそうだなと思います。私がやはり移住する立場であれば、自分の条件に合ったところのまちはどこなのだろうと。自分の条件をどれだけ満たしてもらえるような内容なのだろうかということを考えて、やはり移住先を決めると思います。白老町にも随分移住の方々がいらっしゃいますけれども、移住者にリフォームの補助金を出すなどして白老町に若者が住んでもらえるような考え方はないのかなということなのです。先日も視察に行った先で、若い方々に住んでもらうためにある市では家賃補助をしないで家を1軒家賃で貸すのです。25年間貸して、25年たったら自分のものにすると。自分のものになったら、あとは好きにしていいですよって。そして、なぜそれ25年間そんな家賃まで払ってということになったら、その間は結局自分の持ち物ではないから、固定資産税とかを払わなくていいのです。そして、会社からは住宅手当をもらえると、そういうメリットもあると。そういう中で結局、では住んでみようかと。そこに住んで隣のまちに通勤するとか、そういうのは自由だけれども、そういうやり方をしているところもいろいろあります。今回も質問させていただいて、それなりに実績はきちんとあるなとは私は思います。だけれども、若い人たちがただ家賃をこうやってもらえるというのは期限がありますよね。ずっともらえるわけではないですよね。そうなってきたときに、やはりそれまでに自分が家を建てて、ほどのお金をためれるかどうかなって考えたら非常に厳しいところがあるかなと。ある程度の年齢にならないと、やはり持家を持てるというのまでいかない。そうなってきたときに、もうちょっと考えるべきことがあるのではないかなと思うのです。先ほどの方の例ではないのですけれども、白老町の例えばリフォーム業者いますよね。そういう方々とか、また先ほどから質問している移住定住促進事業者の方々とか、商工会の方々とか、いろいろな方々と相談して、どうやったら白老町のまちに若い人たちが簡単に持家を持てるような状況になるだろうかとか、そういうただ家賃をこうやって補助するのではなくて、どうしたら白老町のまちの住民になってもらえるかというようなことを考えるような、そういう移住定住促進事業であってほしいなと思うのですけれども、その辺の考えいかがでしょうか。

答弁 政策推進課長 太田誠

リフォーム助成についてということで、それも空き家を活用した移住定住の促進という考えということでございますけれども、実は先ほど令和4年度に空き家の調査をして、A、Bがあり、Aは改修が不要ですよ、Bは一部改修が必要ですけれども、住めるという対象空き家が266戸あって、その中から送付先が判明した214戸に対して空き家の推進を目的としたアンケートを実施していて、今後どのように利活用したいですかだとか、売却したいよだとか、そういう意向があった場合には同意書を添えてもらって、同意書があった場合はそれを町内の不動産業者に対して情報提供を行って、空き家の利活用につながればと考えていて、今ちょっと準備を進めているところでございます。西田議員が言うとおり空き家は一戸建ての、先ほど空き家のお話の中でも申したのですけれども、やはり一戸建ての住宅が本町は多数を占めていて、状態のよい空き家は子育てだったり、移住の住み替えニーズを満たす可能性がございますので、そういった部分はちょっと情報提供していきたいなとは思っております。リフォームの助成の部分でございますけれども、令和2年度から結婚新生活支援補助金というのがあって、そこの中の対象経費ということでリフォームの費用だとかが含まれているので、こういうところは最大60万円ですけれども、活用していけるのかなと思っています。また、しらおい移住・滞在交流促進協議会の中にも建設業者、不動産会社、生活支援業者だとか、あとは商工会だとか、観光協会、町も入っていますけれども、入っていて、その中でも毎回上がるのがやはり空き家の利活用でございますので、そういったところの意見も踏まえながら、先ほど言ったアンケート調査の実績も踏まえながら、移住者であったり、子育て世代に空き家をどうつなげていけるかというのは、これから仕組みづくりも含めて進めていきたいなと思っています。

質問 12番 西田祐子

これは、早急に私はやってほしいなと思います。白老町で私が今住んでいるところは本町町内会なのですけれども、突然亡くなられたり、急に具合が悪くなったりとかして空き家になっている家が何軒かあるのです。ところが、持ち主の方々がお金持ちなのかどうか分かりませんけれども、固定資産税を払って誰にも貸さないでそのまんまの状態になっている、本当にもったいない状況だなと思うのです。ところが、片や若い人たちは白老町に移住定住したくても家賃が高いから、家賃を払っていたら家を建てられないから苫小牧市に住むのだっておっしゃるのです。結局そこのギャップというのが何かうまく白老町の中ではできていないなと思うのです。頭金をつくって、そして移住定住するためにリフォームをするっていったら、とてもではないけれども、若い人たちには無理だし、やっぱりそういうところを白老町がもうちょっと考えてもいいのではないかなと思うのです。過去には白老町では白老町の土地を無料で差し上げますから、住宅を建ててくださいという政策もありましたよね。でも、あれも結局は住宅、建物を建てる頭金をつくらなければならないのですね、若い人たちにしてみると。やはりそこが非常に、この30年の景気の悪さ、賃金が上がらなかったこの時代。申し訳ないのですけれども、私は30年ちょっと前に家を建てましたけれども、その頃家族の収入がそんなに高くないのですけれども、600万円近くあったのです。550万円か600万円ぐらい。そのときたしか36歳くらいだったと思うのですけれども、今36歳ぐらいの人でそのくらいの収入をもらっている人は少ないのではないかなと思うのです。やはりそうなってくると、本当に頭金をつくれないのだったら、頭金をつくらなくても白老町に住めるような住宅政策をぜひ考えていただきたいなと思います。これは最後ですので、町長、いかがでしょうか。その辺のお考えだけ伺って、この質問を終わります。

答弁 町長 大塩英男

空き家と移住定住のご質問でございました。西田議員からお話しいただいたように各まちでは、各自治体では様々な特色がある移住策というのを打ち出して、いろいろと我がまちに移住してほしいというような施策を展開しているということで私も承知しております。本町の移住策といたしましては、1答目で答弁させていただいたとおり移住のサポート、家賃サポート事業ということで令和2年度から実績として41件と、交付実績を踏まえますと一定限活用していただいて、そして移住施策につながったかなとして思っておりますが、ただこれ今現状を踏まえると、自分の感覚としてはそろそろこの事業をシフトチェンジというか、変えていく時期になっているのかなと捉えております。ですから、これは次年度以降に向けてこの事業については違う展開が図れないかどうかということを改めて検証していきたいなと思っております。それと、空き家です。本町においては担当課長からご答弁させていただいたとおり空き家率というのが非常に高い現状を踏まえると、この空き家を何とか活用できないかとして今町としてはいろいろと施策を考えているところでございます。1つは、今外国人の方々が事業所で多く住まわれているということで、事業者の方から住宅の確保をしてほしいというようなお話もございます。ですから、こういった空き家を活用してその外国人の方々に住んでもらえないかですとか、あとは西田議員からお話があったように今その若年世代の方々がおうちを1軒建てるといったこの行為が果たしてできるのかなと。というのは、過去と違って今建築資材が上がっていて、家を1軒建てるためには、過去とはもう全然違う金額になっているというような状況を踏まえると、空き家を活用して、その空き家をリフォームして住んでいただけないかというような、これはまさしく町に空き家がありますので、活用策の一つにもなるかなと考えておりますので、この辺は複層的な形で事業展開できないかなということで今町として検討しておりますので、しっかりとこの空き家対策、そして移住定住対策には努めてまいりたいと考えております。

出典:白老町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月10日 議事録 PDF(64ページ) 間違いを知らせる