白老町議会 令和6年定例会3月会議 2024年3月8日
町政執行方針
2024年3月8日、白老町議会の一般質問で、長谷川かおり議員が「町政執行方針」について質問し、町長 大塩英男、教育長 安藤尚志、副町長 大黒克已が答弁しました。
- 質問者
- 長谷川かおり 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、教育長 安藤尚志、副町長 大黒克已
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 長谷川かおり
4番、公明党、長谷川かおりです。冒頭に先立ちまして、1月1日元旦に能登半島地震で被災されました皆様、犠牲になられました皆様に哀悼の意を表すとともに、いまだ避難生活を送っておられる皆様の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。それでは、大塩町長が町政に就任され、早くも1年がたちました。この間町長は町民主催の様々な行事や催物に足しげく出席され、町民の中に入り、対話を通し町民の声をじかに聞く姿勢を拝見いたしておりました。厳しい声ももちろんある中で、町長が公約に掲げている共感広がる信頼のまちづくりを進めようと町政執行方針を表明されました。その中で新たな未来へ挑戦と前進の3つの最優先事項について具体的にどのように進めていくのか、通告に従いまして、代表質問させていただきます。1、町政執行方針について(1)、『人口減少を食い止めるための「挑戦」と「前進」』について。①、学校給食費無償化のさらなる拡充と安心して子供を産み育てられる切れ目ない子育て支援の考えを伺います。②、移住定住の促進や交流人口増による新たな人の流れの構築を目指すとあるが、コロナ禍以降における関係機関との連携やまちの役割について伺います。(2)、『町民生活の利便性向上、安全安心の充実に向けた「挑戦」と「前進」』について。①、町民の命を守る地域防災力の強化は喫緊の課題とあるが、町の防災・減災の考えを伺います。②、時代の流れに取り残されることがないようデジタル技術を活用した住民の利便性向上について、具体的な取組と課題を伺います。(3)、『この先も住み続けたいと思えるまちづくりに向けた「挑戦」と「前進」』について。「道路や公園、町営住宅、公共施設等の公共インフラは、町民が快適な生活を送る上で重要な役割を果たしており、老朽化の課題に対し計画的に更新し快適で住みよい環境づくりを進めていく」とあるが、各種計画の進捗状況と 課題及び今後の見通しについて伺います。(4)、地域医療について。町民から信頼され持続可能な町立病院の実現に向けた運営体制の強化策及び患者さんに寄り添う病院体制の在り方と具体的な考えを伺います。
答弁 町長 大塩英男
長谷川議員の代表質問にお答えします。「町政執行方針」についてのご質問であります。1項目めの『人口減少を食い止めるための「挑戦」と「前進」』についてであります。1点目の「学校給食費無償化の拡充と切れ目ない子育て支援の考え」についてでありますが、学校給食費の無償化については、令和2年度から4年度までリクエスト給食による年間10食分、5年度からは1月から3月までの3学期分、6年度は12月から3月までと拡充してまいりました。子育て支援につきましては、妊娠や出産に対する相談体制強化や、子供の遊び場を提供する居場所づくりの推進、さらには子育て世代への経済的負担の軽減など、横断的な対策を講じるとともに、支援体制の強化を図ってまいります。2点目の「移住定住等における関係機関との連携やまちの果たす役割」についてでありますが、コロナ禍以降の人流活発化を好機と捉え、町内商工事業者等を構成員とするしらおい移住滞在交流促進協議会を中心として、引き続き精力的な取組を展開してまいります。また、町は、事務局として、各事業者間の有機的な連携を促進するとともに、自らが事業実施者として、各種施策を展開し、移住定住事業の推進に努めてまいります。2項目めの『町民生活の利便性向上、安全安心の充実に向けた「挑戦」と「前進」』についてであります。1点目の「町民の命を守る地域防災力の強化」についてでありますが、地震や大雨などの自然災害が頻発化・激甚化する中、本町においても津波浸水区域や河川氾濫区域の拡大など、災害に備えた対策が喫緊の課題であります。そのため、公助の取組はもとより、地域における共助の役割が重要と捉えており、地域住民や事業所を含めた防災訓練の実施及び防災講話、広報活動など、様々な機会を通じて防災・減災に対する意識の高揚を図るとともに自主防災組織への支援の充実を図りながら、地域防災力の向上に努めていく考えであります。2点目の「デジタル技術を活用した住民の利便性向上についての具体的な取組と課題」についてでありますが、6年度におきましては、デジタル推進事業として、「書かない窓口」、「行かない窓口」、「キャッシュレス窓口」の3つの取組を推進するデジタル窓口推進事業、町民の皆様を対象にしたDX普及啓発のための勉強会・体験会等を開催する町民デジタル化支援事業、ライン公式アカウント情報配信事業のほか、携帯電話網を活用したシステムに更新するとともに防災アプリを導入する防災行政無線更新事業などを実施する予定としております。一方、本町におきましては、高齢化率が高い状況であることから、情報機器の操作等に不慣れな方への支援、フォローアップが今後の課題と捉えております。3項目めの『この先も住み続けたいと思えるまちづくりに向けた「挑戦」と「前進」』についてであります。道路整備については、町道舗装補修計画などに基づき整備を進めておりますが、老朽化の著しい路線が年々増加しており、対策が急務となっております。公園施設整備については、公園施設長寿命化計画に基づき、4年度から遊具などの改修に着手しておりますが、全公園の改修には多額の予算が必要となるため、利活用の高い公園への遊具の再編や集約化を図りながら整備を進めていく必要があります。また、町営住宅整備については、公営住宅等長寿命化計画に基づく長寿命化改善を実施しており、これまでの長期間の課題となっていた建て替え事業についても、6年度から事業着手する予定であり、引き続き適切な公営住宅ストック戸数の管理に努めてまいります。このような公共インフラ整備については、町民一人一人が快適な生活や、地域の経済活動の活性化において重要なものとなることから、引き続き適切な予算確保とともに、計画的な整備に取り組んでまいります。4項目めの「地域医療」についてであります。町立病院の運営体制の強化策として、病院経営に精通した理事職を配置することに加えて、現在、政策推進課で所管する病院改築業務について、病院事務局へ移管することにより、本格化する改築業務に従事する職員が加わることで、組織体制の強化を図ります。また、常勤医師の医局体制についても、大きく変更となりますが、常に患者さんに寄り添った診療や対応を心がけるよう、病院職員が一丸となって進めてまいります。
再質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川です。再質問に入らせていただきます。給食無償化の考えですけれども、まず昨年は3か月分、そして6年度は12月から3月までと拡充してまいりました。そこで、成長期にある児童生徒の健全な発達のためには栄養バランスの取れた豊かな食事を提供することは重要なことでありまして、また地場産業を活用したり、郷土食や行事食を提供したりすることは、地域の文化や伝統に対する理解と関心を深めるなど高い教育効果があると考えます。学校給食一部無償化について、そこは昨年から引き続き保護者負担の軽減、子育て政策の一つの決断で評価いたします。昨今の情勢により物価高に対する支援も必要ではないかと考えます。給食費の支出が抑えられた分、家庭ではほかの支出に充てることができます。町財政の面でも課題はあると承知していますが、要保護世帯、準要保護世帯の割合や少子化が進む中での思い切った決断が必要かと考えますが、その点について一歩踏み込んだ考えを伺います。次に、切れ目のない子育て支援です。今回子育て中の役場職員が取り組んだ少子化対策の事業の実現は大変評価するべきであり、表現が拙いかもしれませんが、本当にかゆいところに手が届いている、よくぞ実現したなと、そんな思いでおります。まだまだ課題はありますが、今後の事業検証も必要かと考えますが、プロジェクトチームへの思いと移住定住策の一つとして、何よりもまち独自の事業であることを町民に知ってもらうことが必要だと捉えますが、今後の展開について伺います。次に、移住、定住の促進や新たな人の流れの構築についてです。協議会を中心とした関係機関の連携や町の役割については理解いたしました。新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、地方での暮らしに関心を持つ人が増えていると言われています。最近では、温暖化の影響で本州から北海道へ季節移住するなど、都市と地方の双方に拠点を持ち、定期的に滞在するなど二地域居住という暮らし方が注目されております。関係人口の拡大に期待を寄せることもできます。この二地域居住についてまちとしてどのように考えているか、見解を伺います。次に、町民の命を守る地域防災の強化とまちの防災、減災の考えについて伺います。災害に備えて地域の防災力向上と外国人、女性、要支援者の災害支援についてを伺います。報道によりますと、相次いでいる大規模災害では在日外国人や旅行客に対する情報の伝達方法の在り方が改めて問われています。避難先はどこか、避難所でどう過ごせばいいのか、言葉が通じないために細かな対応が求められます。こうした災害時に外国人に対してどのように取り組んでいくのか。また、災害が発生した場合、一番弱い立場の女性や子供、何らかの支援を必要とする方々に配慮した防災対策を推進していただきたいと思いますが、デジタル化が進む中でどのような対応が可能なのか、見通しについて伺います。次に、避難所の耐震化についてです。白老防災マップに町内の指定避難所が23か所掲載されておりますが、安全性の確保と整備について、現状と今後の方向性について伺います。次に、デジタル技術を活用した住民の利便性向上について、先ほどありました書かない窓口、行かない窓口、キャッシュレス窓口、このシステム、これをこれから導入するということでありますけれども、町民にも職員にも利便性が重視されたこれからの推進に大きく期待するところでございます。しかし、誰も取り残さない高齢者のサポート体制も課題として捉えておりますけれども、講習を開催すると、執行方針の中にも入っていますけれども、どんどんデジタル化が進んでいく中で、継続的に支援をしてくれる方がいらっしゃらないと、本当に高齢者は戸惑ってしまいます。デジタル化に取り残されていく方が出ないように、身近な場所で身近な人が教えて、教わった人が次に教えて、裾野が広がっていく、そのような働きかけが必要かと思われますが、今後の取組について伺います。また、利便性を重視という点では、子育てに関連することですけれども、こども家庭庁はスマートフォンで入園の申込みができる全国一律のシステムの構築を進めております。2025年10月頃までには仕組みを整備し、希望する全ての自治体が順次できるよう取り組んでおります。白老町も出生率が低下し、保育園や認定こども園を利用する子供たちも減少することとは思いますけれども、子供の世話に忙しく、保育所まで出向く手間が省けることは保護者の負担軽減になりますし、町職員もまた申請書の内容を手入力する手間が省け、負担軽減につながります。安心して産み育てる手段の一つとして、デジタル化の力を借りて、保護者の負担軽減と業務の効率化を図ることができますが、この利用価値についての考えを伺います。次に、この先も住み続けられると思えるまちづくりです。決められた財政の中でやりくりが大変なのは分かりますけれども、道路整備など計画に遅れを出さないために努力は必要と考えます。ウポポイが開設して4年になりますけれども、マイカーで訪れる観光客も大勢いらっしゃいます。そのような中、混雑しないようにアクセスルートが示されておりますが、町道を通行する車両も増え、道路の損傷が激しくなり、騒音や振動につながっているとの声が町民から寄せられています。見劣りする道路のままではなく、景観に配慮した適切な道路環境の整備についてどのように捉えているのか、考えをお聞きします。次に、公園整備の在り方についてです。全ての公園の改修は、大きな予算につながるおそれや、今後の人口減少を考えると整備する公園や整備しない公園など、地区の拠点的な整備を進めることも大切ではないでしょうか。小さなお子さんを持つ保護者の方からは、遊具がなくても草刈り整備ができているのであれば、ボールを追いかけたりして走り回れる公園をと望む声もあります。利活用の少ない公園は、緑地とベンチ整備で進める考えでもいいのではないでしょうか。また、今回予算計上されているナチュラルサイエンスの公園利用料を配付することとなっておりますけれども、もう少し町として公園整備を進めてはいかがなものかと私は考えます。人を呼び込める大型公園の考えについて伺います。次に、町営住宅についてです。改修や新規に建て替え事業を進めていくという考えは理解いたしました。しかし、既に空き家になっている町営住宅の管理は、今後どのように進めていくのでしょうか。空き家の適正管理を指導する立場として、利用価値の見込みのない町営住宅は早期に解体すべきと考えますが、今後の方針を伺います。次に、病院運営についてです。大塩町長が行政を率いる立場になってから町立病院は老人保健施設の虐待問題、医師の不適切な対応による町民の不信感、そして厚生局の指導により国に対して多額の診療報酬の返還金が発生したこと、本当にこれから町民の信頼を勝ち取るために理事者及び病院職員が一丸となり進めていかなくてはなりません。そこで、理事職を配置することで具体的な役割と改善策、効果について町長はどのように捉えているのか。そして、着任し間もないわけですが、新院長になられる方と町立病院の先頭に立ち、町民、医療、介護、福祉関係者や病院スタッフに地域医療の在り方を示しながら、経営面にも積極的に関わっていただく責務があると私は考えます。町長は、新病院と今後どのように病院運営を進めようとしているのか。うみを出し切り、町民から信頼される持続可能な町立病院とするための考えをお聞かせください。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
1点目の学校給食に関わって私、答弁したいと思います。議員のほうから今食育の中核をなす学校給食は大事だというようなご理解の下、無償化の拡充についてのご質問ではなかったかなと思います。これまで町長もお話をされておりますけれども、実際こうした無償化を継続していく中で、その効果がどのように出てくるのかということの検討も十分行いながら、今後さらに子育て支援、あるいは保護者の負担軽減に資する取組として無償化をこのまま進めていけばいいのか、あるいはまた違うそういった支援ができるのか、その辺をもうちょっと広い視点で、検討していくというのが多分町長のお考えだと思いますので、教育委員会としてもそのような流れを受けながら取り組んでまいりたいと思っております。
答弁 副町長 大黒克已
それでは、再質問にお答えいたします。まず、1点目の少子化プロジェクトチームの思いと、それから今後の展開ということのご質問でございます。今回初めて少子化に対するプロジェクトチームを組んで、それを12月に最終的な報告書としてまとめていただきました。私も正直なところこのような内容になるとは思っていなくて、非常にすばらしい内容で、今後の少子化対策、どういったところが原因で、だからここを埋めなければ今後さらに、今すぐやらなければ今後まだまだ回復は程遠いというような内容のものでありまして、非常に私も感銘を受けまして、全てではありませんが、今回その中の一部を6年度事業に盛り込んだというような状況でございまして、今後もやはりこのような関係でプロジェクトチーム、どのような展開になるかはちょっとまだ検討中でございますけれども、引き続きこのようなことで進めればいいなと考えてございます。また、このような取組をやはり広く町内外にアピールするということも必要だと思いますし、現在子育て支援の関係につきましては広報のほかホームページ、あるいはSNSのフェイスブックを活用して情報提供しているところでございますけれども、今後は6年度から本格導入するラインを活用しながら絶えず情報の提供、あるいはプロジェクトも含めた本町の活動内容、あるいは本町の優位性について発信してまいりたいと考えてございます。続きまして、二地域居住の関係のご質問で、町でこのようなことをどう考えているのかというご質問でございます。これまで本町におきましては、二地域居住の施策として現時点でもおためし暮らしということで事業を行ってまいりまして、そこから移住、定住につながっている状況もございます。現在町といたしましても全国二地域居住促進協議会という団体に加盟しており、様々な情報収集に努めているところでございますが、今後におきましても夏場の冷涼な時期にシーズンステイとして本町への移住を検討していただけるよう取組を進めてまいりたいと考えてございます。続きまして、外国人や旅行者への防災情報の伝達方法、あるいは取組についてのご質問でございます。外国人や観光客等がスマートフォンを所持していれば、国のJアラート、あるいは町の緊急速報メール及びエリアメールを受信することは可能でございます。また、セーフティーチップスというアプリがございまして、これをダウンロードしいてれば、それらの情報は受信可能ということになってございます。また、一部の避難所のサインポールに英語を表記しておりまして、順次更新中でございます。さらに、防災訓練時に英語での避難の呼びかけなども実施しておりまして、今後ますますインバウンドの関係で旅行者が増加する見込みとなりますので、このような訓練もしっかり行いながら、しっかり対応できるよう努めてまいりたいと考えてございます。また次に、避難所の女性や子供への配慮ということでの町の対応というご質問でございます。まずは、避難所のプライバシーに配慮するとともに、目配り、気配りというものを怠らないことが必要だと考えております。特に女性や高齢者、要配慮者等の対策としましては、パーティションや室内テントの配置はもちろんでございますが、暴力等の抑止について早い段階から暴力防止の啓発や相談支援を充実するとともに、警察や医療機関など関係機関との連携を日頃から密にして、避難所を運営してまいりたいと考えてございます。続きまして、避難所の耐震化及び現状、今後の方向性ということでございます。避難所につきましては、国の基準に基づいて今準備を進めているところでございますが、耐震化につきましては白老コミュニティセンターのみ耐震化の基準をクリアしていない状況でございますけれども、そのほかについては問題ないと考えているところでございます。現在の備蓄品もちょっと浸水区域が拡大という関係で若干少ない状況が見受けられるところがございますので、その辺につきましては今後さらに準備を進めて、基準に沿うような避難所を確立していきたいと考えてございます。続きまして、DXのデジタル化に向けた取組でございます。これにつきましては、町長の答弁でも情報機器の不慣れな方への支援等が課題としてございますが、やはりこの辺は講習会、勉強会、あるいは体験会などあらゆる場所や機会を通して説明しなければならないと考えてございます。また、この辺につきましては、食わず嫌いといいますか、やはり私はこういうものは持たないのだというような方がいらっしゃいますけれども、家族内ですとかサークル活動など様々な場面で情報機器の利用の手ほどきをしていただくような周知、こういった形も必要ではないかと考えてございます。また、子育て支援での新たなシステム導入ということでございますが、この辺、例えば国の開発したシステムだったり、アプリだったりというものがあるとすれば、もちろんそれが町民の利便性にもつながるということでございますので、この情報をしっかりと察知しながら、乗り遅れることなく、保護者負担の軽減にもつながるアイテムとして早期にこれは導入していきたいと考えてございます。続きまして、適切な道路整備のご質問でございます。景観に配慮した道路整備ということで、これにつきましては非常に重要なことかなと考えてございます。しかしながら、本町の町道の状況というのは老朽化が著しくて、改修が必要な町道というのは数多く存在しているところでございます。そこで、道路の平たん性、劣化状況、交通量などを考慮して、優先度、緊急性、必要性を総合的に判断しながら計画的に整備を進めているところでございます。今後におきましても可能な限り財源を確保して、町民生活を守る上での一番のやはり環境整備ということもありますので、この辺はしっかりと進めていきたいと考えております。また、ウポポイへのアクセスルートにつきましても、いま一度推奨ルートの周知徹底を図りながら対応してまいりたいと考えてございます。続きまして、公園整備につきましてでございます。現在公園施設の長寿命化計画に基づきまして、令和4年度から9公園で遊具の改修を進めてございます。現在町内に30か所の公園がありまして、これを全て改修するというのは相当な予算が伴いますし、非常に厳しい状況になりますので、現在利活用の高い公園への遊具の再編、集約化、利用の少ない公園にはベンチの設置にとどめるなど、やはり多少めり張りのある整備を進めていくことが重要であると思ってございます。大型公園の整備というものは、現状では難しいところでございますけれども、今町内3か所程度に公園の拠点公園というものを設置して、今ある既存をそういう位置づけをして、少しそこに遊具を増やして整備するなどの検討も進めているところでございますので、今後この辺の整備はしっかりとやっていきたいと考えてございます。続きまして、町営住宅の空き住宅の解体という質問でございます。未入居となっております住宅の早期解体につきましては、公営住宅の長寿命化計画の位置づけというのが必要になってきますが、これまで建て替え計画の見直しなど解体時期の調整が必要となっておりました。今後は、計画の見直しが終了いたしましたので、建て替え団地の位置づけや解体時期の明確化を改めて整理しながら、適切な管理と早期解体に努めてまいりたいと考えてございます。次に、町立病院のご質問で、まずは理事職の効果等でございますけれども、まず理事職は病院の事務、あるいは事務長の業務というものはこちらの役場の業務を行っている内容とはやはり多少違っておりまして、医師を含めた医療スタッフとの関係性、あるいは当然事務も置かなければならないという非常に多忙で難しい業務であると私どもは認識しているところでございます。その中で、事務局がしっかりしないとなかなか病院というものも動きが鈍くということもあろうかと思いますので、ここは事務局にてこ入れをするというようなことの中でやっぱり理事職を配置したいという考えでございます。この理事職もどなたでもということではなく、やはり長く他の病院、どちらかというと自治体病院で事務長経験のある方を理事職に据えたいと考えているところでございまして、現状としてはまだどなたというところはなかなか決まってはいないのですけれども、鋭意この辺の設置については努力してまいりたいと考えてございます。もう一方、新院長になられた、新院長に今回清野医師がなられるというようなことでの今後の病院の在り方の質問でございますけれども、新院長には私も直接お会いした際に地域医療にかける思いで、病院経営のお考えをお聞きするなどしておりますが、12月に採用以降患者数も徐々に増えてきていることや、患者や職員の話から誠実な人柄や患者の体を優先的に考えた対応されていると聞いているところでございます。現在新院長に就任後の業務体制については、新院長自ら率先して改善に向けた提案をするなど、次期院長を中心に病院内の意見がまとまってきた様子がうかがえるところでございます。どこの組織もそうなのですけれども、トップが替わると組織自体も変わっていくと考えてございまして、院長が替わることにより病院の組織自体も新たに生まれ変わるという意識がスタッフに浸透した中で、新院長を中心に町民に寄り添った町立病院になることを私どもも期待しているところでございます。
再質問 4番 長谷川かおり
4番、長谷川かおりです。人口減少を食い止める一つの方策に給食費の完全無償化があると私は考えます。国も自治体にアンケートを取り、給食費無償化に向けて動いていますが、給食を提供していない自治体への不平等を招かないためのすみ分けに苦慮しているようです。国の先を進んで給食費完全無償化を実現することで、子育て支援、親の経済的負担軽減に貢献してくれている、そのように思ってもらえる優しいまちを目指していくべきと考えますが、この点と、あとは関係人口の促進については二地域居住に関する推進協議会も動いているとのことですけれども、国は広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律の一部を改正する法律案を閣議決定し、希望する人が二地域居住を始めやすくするように地域への人の流れを創出、拡大しようとしています。改正案では、市町村が促進計画を策定することで二地域間に係る施設整備も可能とするなど、住居や職場環境の整備に対して優遇措置も検討されているようです。ぜひ前向きにこちらも検討していただきたいと思います。また、子育て支援に関わることですが、移住を検討する人にまちの支援制度を分かりやすく伝える必要があるのではないでしょうか。妊娠、出産、子育てから大学への通学定期の助成など、就職までの各種支援制度の一覧を作成してはいかがでしょうか。冊子を通して実際に住んだときのイメージを膨らませ、移住を考えるきっかけになるのではないでしょうか。町長の考えをお聞かせください。そして、この先も住み続けたいと思うまちにするためには、まず町立病院の信頼を勝ち取ることにあると考えています。子供が風邪を引いても町立病院の小児科は出張医のためにいつも同じ先生に診てもらえない。そうであれば、少しくらいの症状なら市販薬で様子を見て、回復をしないときは近隣市の小児科を受診するそうです。同じ医師に子供を診てもらうことで安心感があるからです。医療費が無償なのに薬代がかかり、割に合わないと話す保護者の方もおります。また、親子で風邪を引いた場合、一緒に受診できるかかりつけ機能の体制が必要ではないでしょうか。そして、二地域居住で夏場に長期滞在する方が増えた場合にも、安心して医療を提供できる体制が必要ではないでしょうか。持続可能な医療体制とは、医師の入れ替わりがあったとしても患者に寄り添うことで信頼関係が構築され、安定的な経営に結びつくものでございます。大きな課題があります。新病院が開設されると、維持管理費も大きくのしかかってきます。体制を整えつつある中ではありますが、未来を見据えての病院運営の在り方について町長の見解をお聞きして、私の代表質問を終了いたします。
答弁 町長 大塩英男
まず、再質問の関係も私のほうから若干答弁させていただければなと思います。再質問の中で長谷川議員から子育てプロジェクトチームのお話がございました。副町長から答弁したように、私も職員が一生懸命、私の指示で子育て世代の職員にみんなも町民なのだから、町民の思いでいろいろ考えて、役場職員だからこれできないよねではなくて、いろんなことを考えてくれということでお願いをして、提言をいただきました。そういったことからもやはり役場というのは最強の政策集団というか、そういう形にならなければならないとして私は思っておりますので、そういった意味では今回プロジェクトチームを一生懸命やっていただいたかなとして私からも思っております。提言ですぐにやってほしいという14事業があったのですけれども、その8事業について、6年度、実施するというような予定になっておりますので、この部分についてはこれで終わりではなくて、いろいろな部分でまたチームと連携を取った中で今後子育て支援についてどのようなことが町としてできるかということをしっかりと話し合っていきたいなと思っているところでございます。それと、もう一点、デジタルのお話がありました。すごくいいお話を聞いたなと思うのは、裾野を広げるというお話でした。町としては、高齢の方々へのデジタルの浸透というようなことでそういった教室ですとか、ご支援していくというのはこれ当たり前のことなのですけれども、やはり周りの方々が支援をしてというのが一番だと思いますので、何かこういった裾野を広げることもできないかなということでちょっと考えていきたいなとして思っております。一方では、私いろいろな団体の方々とお話しして、ご高齢の方もいらっしゃる団体といろいろお話しするときには、あまりデジタルやらないで、使ってくださいというお話を積極的にさせていただいているところです。それと、再々質問と関連してくるのですけれども、地域医療のお話です。それで、次期院長の話もございました。私も場面あるごとに次期院長とはいろいろとお話をさせていただいておりまして、次期院長は本当にスタッフとのコミュニケーションを大事にされておりまして、いろいろと職員がこういうふうに考えているよというようなお話も私のほうに届けていただいております。それと、もう一つは今後の町立病院の運営の在り方、これについてもいろいろ次期院長はお考えいただいて、町長にいろいろ提言、要請書を出すからというようなことも言っていただいておりますので、そこはしっかりと新院長と私が連携を取って病院づくりしていきたいとして考えております。再々質問でお話のあった給食費の完全無償化のお話でございます。再質問の答弁の中で教育長からお話あったのですけれども、5年度、今年度初めて一部無償化というようなことで事業を進めさせていただきました。いろいろともっともっとというような声ですとか、そういった声があるということは、私は重々認識しております。今年度スタートしたということで、これまでもお話ししているとおり、効果検証というのを一度ちょっとしっかりと立ち止まって見てみたいなと思っております。この給食費の無償化がこのまま拡充していくのがいいのか、それとも違う方策がいいのかというのをちょっといま一度考えさせていただければなと思っております。ただ、国もというようなことにありますので、もちろん国の動向も踏まえた中でしっかりとまちとしてできることを考えていきたいとして思っております。それとあと、二地域居住のお話もございました。今いろいろと法案の中で法律が施行されるよというようなお話もございました。これにつきましては、しっかりと法案について熟知して、研究を進めていきたいなと考えております。それで、昨年度、令和4年度は白老町に移住をしていただいた方が64人ということで、過去最高となっております。これは、一つに我々町としてのPR、お話のあったように、情報発信というようなことで本町の魅力ある部分をもっともっと積極的に情報発信していこうというような状況の中で皆さんにそれを周知して、白老町に行ってみようかというようなことかなと思っておりますので、やはり町の魅力化発信の終わりはないと思っておりますので、この法案も含めた中でしっかりと研究をさせていただければなと思っております。それと、町立病院のかかりつけ医のお話でございました。小児科医の実際のお話というのをお聞かせいただきました。今出張医というようなことで、やはり先生が入れ替わるということで、実は私のほうにも直接いわゆる安定的な医療の提供が受けられないのだよねというようなお母さん方からの声というのは伺っております。ですから、この辺も含めて何とかしていきたいなという思いがあるのですけれども、ちょっと今回子供医療費の助成が現物支給になったということで、町のほうでデータ取りができるようになりまして、実は町立病院の小児科が町民の皆さん、一番使われているというか、かかっているという現状です。これは何かというと、自分も実体験しているのですけれども、体調の悪くなった子供を車に乗せて町外に行くというのはこれなかなか大変なことで、近くの、そしていい医療を受けられるというようなことで、やはり町立病院の小児科が選ばれているって言ったら言い方がおかしいのでしょうけれども、そのような状況になっているのかなとして思っております。ですから、これを小児科だけではなくて、やはり近くていい病院ということで、大人の方という言い方はおかしいのですけれども、内科、外科も含めて町民の皆さんが本当に町立病院はよくなったねって言っていただけるように寄り添った病院づくりをしていければなと思っているところでございます。今回町政執行方針ということでご質問いただきました。今回最優先事項ということで掲げさせていただいている部分、人口減少の部分、そして安全、安心、そして住み続けたいというこの3つの最優先事項はつながっているというか、実はローリングしていっている状況の最優先事項にしています。というのは何かというと、住み続けたいと思っていただくと、うちのまちって町民の皆さん、愛着度が非常に高いですので、転出することはない。住み続けてよかったなということで転出することはないということで、これ人口減少を食い止められるということ。そして、住み続けるということは、やはりまちは安心、安全だということを思っていただけるというのはこれ一番だとして思っておりますので、ですからここの最優先事項のローリングをしっかりと今回挑戦と前進というようなことで6年度につきましてもまちづくりについて全力を尽くしてまいりたいと思っております。