みんなの議会

白老町議会 令和6年定例会3月会議 2024年3月8日

町政執行方針

2024年3月8日、白老町議会の一般質問で、広地紀彰議員が「町政執行方針」について質問し、町長 大塩英男、教育長 安藤尚志、副町長 大黒克已が答弁しました。

質問者
広地紀彰 議員
答弁者
町長 大塩英男、教育長 安藤尚志、副町長 大黒克已

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 広地紀彰

議席番号13番、会派しん、広地紀彰です。会派を代表し、町長及び教育長に対し2項目質問させていただきます。まず初めに、町長に対し通告に基づき1、町政執行方針について。(1)、町政に臨む基本姿勢の3項目の最優先事項について 。①、人口減少対策としての子育て環境改善、白老の魅力発信のありようを伺います。②、町民の安全安心に資する地域防災力の向上策を伺います。③、住み続けられるまちに向けたインフラ整備の在り方を伺います。(2)、令和6年度の主要施策について。①、公共交通や地域医療などの主要課題について伺います。②、水産業、加工業振興に向けた施策展開を伺います。③、町内会の価値と協働の推進に向けた施策を伺います。(3)、予算編成について。①、財政規律の在り方を伺います。②、各種計画実現と財源に対する考え方を伺います。2、教育行政執行方針について。(1)、学校教育の充実について。①、確かな学力の育成に向けた取組の振り返りと令和6年度の具体化について伺います。②、豊かな人間性の育成における取組について伺います。③、教育環境の充実について伺います。(2)、生涯学習の推進について。①、高齢者の学びと交流の価値及び活動人口の醸成に向けた施策について伺います。②、社会教育施設整備と教育環境整備に向けた移動手段の確保について伺います。

答弁 町長 大塩英男

広地議員の代表質問にお答えします。「町政執行方針」についてのご質問であります。1項目めの「町政に臨む3項目の最優先事項」についてであります。1点目の「子育て環境改善と魅力発信のありよう」についてでありますが、子育て支援につきましては、妊娠や出産に対する相談体制強化や、子供の遊び場を提供する居場所づくりの推進、さらには子育て世代への経済的負担の軽減など、横断的な対策を講じるとともに、支援体制の強化を図ってまいります。魅力発信につきましては、コロナウイルス感染症の5類移行に伴い人の流れが戻りつつある中、ウポポイとの連携を深め、改めて国内外からの観光誘客促進を図る事業に取り組むほか、奨学金返還支援などの新たな取組も織り交ぜながら、引き続き移住定住の促進を図り、新たな人の流れの構築を目指してまいります。2点目の「町民の安全安心に資する地域防災力の向上策」についてでありますが、地域防災力の向上を図る上で、地域における共助の役割は極めて重要であると捉えております。また、各地で発生している地震や大雨などの自然災害が頻発化・激甚化している中、本町においては津波浸水区域や河川氾濫区域の拡大など、災害に備えた対策が喫緊の課題であります。そのため、地域住民や事業所を含めた防災訓練の実施及び防災講話、広報活動など、様々な機会を通じて防災・減災に対する正しい知識を身につける取組や自主防災組織への支援の充実を図りながら、地域防災力の向上に努めていく考えであります。3点目の「住み続けられるまちに向けたインフラ整備の在り方」についてでありますが、道路や公園をはじめとするインフラ整備については、町民一人一人の快適な生活や、地域経済活動の活性化など、まちづくりには欠かせない重要な役割を担っています。今後も、より快適で住みよく幸せを感じるものとするためにも、安全で快適な道路整備及び憩いの場としての公園整備並びに、町営住宅などの計画的な整備の継続を図り、暮らしに身近な住生活環境の整備に努めてまいります。2項目めの「令和6年度の主要施策」についてであります。1点目の「公共交通や地域医療などの主要課題」についてでありますが、高齢化の進展が著しい本町においては、高齢者の移動手段と町民のニーズに応える医療提供体制が大きな課題と捉えております。特に、現在においては、免許返納等による安全安心を促進する観点からも地域公共交通の充実と利便性向上とともに、公的医療機関としての役割や在宅医療の提供に向けた検討を継続してまいります。2点目の「水産業、加工業振興に向けた施策展開」についてでありますが、水産業では、昨年における秋サケの漁獲量が過去最低を記録するなど、近年の海洋環境の変化に起因した主要魚種の不漁が続き、厳しい漁家経営を強いられており、連鎖的に水産加工業の衰退を招いている現状から、深刻な課題であると捉えております。このことからも、持続可能な水産業の確立に向けて、海洋環境の変化に左右されない、閉鎖循環型陸上養殖事業に挑戦し、基幹産業の強化を図ってまいりたいと考えております。3点目の「町内会の価値と協働の推進に向けた施策について」でありますが、町内会は各種行事による親睦交流や環境美化活動、防犯・防災活動、高齢者世帯の見守りなどを通じて地域コミュニティを形成する上で重要な役割を担っております。しかしながら、近年においては少子高齢化や近所付き合いの希薄化により、町内会の加入世帯の減少、各種行事の縮小や廃止、役員の成り手不足といった課題を抱えている現状であります。こうした課題解決に向けて、白老町地域コミュニティ基本指針に基づき、行政と白老町町民まちづくり活動センターが連携、協力していくとともに、町長タウンミーティングの充実や、町内会困り事意見募集による広聴機能の強化、さらには地域支援員による町内会の運営指導や運営支援、町内会の合併協議支援などにより、協働のまちづくりを推進していく考えであります。3項目めの「予算編成」についてであります。1点目の「財政規律の在り方」についてでありますが、将来にわたり持続可能な行財政運営を行っていくためには、白老町行財政改革推進計画に基づき、将来世代に過度の負担を残すことがないよう、投資と抑制のバランスを見極めながら、身の丈に合った適時適切な財政運営を行っていくことが重要であると考えております。2点目の「各種計画実現と財源に対する考え方」についてでありますが、まちの成長に合わせて整備した公共インフラにつきましては、一斉に更新時期を迎えており、各種計画に基づいた整備を行うには、財源の確保が最大の課題になると捉えております。このことから、国、北海道等の補助金や有利な起債、基金の活用などにより、一般財源の負担軽減に努め、計画実現を図っていく考えであります。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

「教育行政執行方針」についてのご質問であります。1項目めの「学校教育の充実」についてであります。1点目の「確かな学力の育成に向けた取組の振り返りと令和6年度の具体化」についてでありますが、令和2年度から4年度までの第3期白老町スタンダードでは、小中一貫・連携教育を基盤に、ICTを活用しながら秋田型授業の定着や家庭学習、生活習慣の充実に取り組みました。その結果、4年度の全国学力・学習状況調査においては、小学校、中学校ともに、全ての教科において全国平均を上回るか同等の正答率となりました。第4期では、子供を主語とする学びの実現を目指した取組を開始しておりますが、6年度からはこれまでの能代市教育視察のほか、国立教育政策研究所の元教科調査官を複数回招聘して指導を仰ぎ、教員の授業力向上を進め、子供たちの学力定着と学びに向かう環境づくりの充実に取り組んでまいります。2点目の「豊かな人間性の育成における取組」についてでありますが、子供たちの成長に携わる教員には、総合的に理解する観察力や専門性、客観的視点などの深い児童生徒理解が求められております。そのため、校長のリーダーシップの下、組織的に教職員の研修を行い、資質向上を図るとともに、北海道教育委員会が主催する様々な研修会への参加を通して、実践力を高めてまいります。いじめについては、学校内外の連携を基に学校いじめ対策組織を機能させるとともに、いじめを生まない環境づくりに取り組んでまいります。また、不登校については、子供たちにとって魅力ある環境づくりに取り組むとともに、専門家による教育相談体制の充実や不登校対策会議の開催、巡回学校訪問を実施し、子供たちが安心して過ごせる包容力のある学校・集団づくりを目指してまいります。3点目の「教育環境の充実」についてでありますが、人口減少に対応した学校規模や配置の適正化が必要であることから5年度は、保護者や地域への説明や意見交流などを行い、適正配置に関する基本計画を作成しました。6年度は、基本計画に基づき、外部有識者を加えた検討会を設置し、子供たちにとって望ましい教育環境や持続可能な学校の在り方、地域の将来像などの視点から具体的な検討を進めてまいります。2項目めの「生涯学習の推進」についてであります。1点目の「高齢者の学びと交流の価値及び活動人口の醸成に向けた施策」についてでありますが、高齢者大学の主なクラブ活動の拠点となっている高齢者学習センターは、老朽化や耐震性、バリアフリーに関して課題を有していることから、7年4月を目途に旧社台小学校へ機能を移転する予定であります。人生100年時代を迎える中、健康寿命の延伸が求められておりますが、特に高齢化が進展する本町においては、高齢者の皆さんが、充実した人生としていくための居場所づくりや環境の整備は喫緊の課題となっております。このことから、大学の機能移転を機に、世代間交流や運動・スポーツを通した健康増進の機会をこれまで以上に充実することで、大学のさらなる魅力向上に努めてまいります。2点目の「社会教育施設整備と教育環境整備に向けた移動手段の確保」についてでありますが、6年度においては老朽化等への対応として、総合体育館における耐震診断の実施や、しらおい創造空間「蔵」の危険箇所撤去を前提とする調査設計などを行ってまいります。また、社会教育施設を活用し、いつでも・どこでも・誰でも学び続けることのできる教育環境の構築には、施設の存在のみならず、移動手段にも十分な配慮が必要であると認識しております。これからも時代の変化や活動ニーズに適応しながら、社会教育活動の活性化につながる取組を推進してまいります。

再質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。それでは、再質問に移ります。まずは、人口減少対策、そして魅力発信のありようです。まず、白老町の出生率は2002年の153人をピークに、2022年は34人まで、5分の1にまで減少する危機に対し、町長は、子供は宝の号令の下、プロジェクトチームを発足させ、来年度予算にも胆振管内初の宿泊型産後ケア施設への助成や子育て環境改善など、医療費の助成、給食費の助成など、様々な費用への新規助成が反映されています。この個々の事業の魅力、そして若手、女性を中心にした横断的な組織づくりとその思いをかなえる様々な役職員の理解と支援に対し評価をするものであります。町長の執行方針で議論と対話を訴えております。私も政策づくりは対話によって生まれなくてはならないと強く考え、本代表質問の基調として安平町、早来学園の事業構築について対話の価値として触れたいと思います。震災翌年の2019年1月、教育委員会は住民と共に新しい学校を考える会を立ち上げましたが、白紙の状態から学校とはどんな学びのものなのかと問いました。様々な意見の中に学校は子供たちが勉強するだけの場所ではないという意見がありました。大人も学校と関わることで世界が広がり、学校は子供だけのものではなく、みんなの学校だという思いが感じられたそうです。こうして生まれた学園のコンセプトは、子供が世界と出会う場所、教育委員会と住民代表の対話を通して生まれた価値が確かにあると思います。白老町役場のプロジェクトチームでの議論と対話によって生み出された個々の事業は、大きなビジョンの下、戦略的に折り合わされ、まちづくり施策として体系化されていくことが他自治体とのサービス合戦ではなく、白老町らしい魅力、まちづくりにつながると考えますが、この一連の子育て施策によってどのようなまちづくりビジョンや戦略があるのか明らかにされたいと思います。白老町の魅力発信については同僚議員からの質問がありましたので、おおむね理解を得ましたが、アヨロ鼻灯台整備の効果、そして期待される効果とウポポイやほかの観光施設との回遊性、そしてせっかく整備した事業の効果を最大化させるためにも案内看板など情報発信の徹底が必要だと考えますが、それについての考え方のみ伺いたいと思います。続いて、町民の安心、安全に資する地域防災力の向上策を伺います。自主防災組織活動支援事業について伺います。様々な視察や研修、訓練、資機材購入等、幅広く活用できる事業ですが、利用が低迷していると伺っていますが、実態と要因や対策を伺います。加えて、地域防災力向上事業については、狙いや想定成果を具体的に伺います。この事業は、能登半島地震を契機にして共助の重要性が高まった今こそ必要な事業だと捉えるからです。また、住み続けられるまちに向けたインフラ整備の在り方を伺います。町営住宅建て替え事業を中心に在り方を伺いたいと思いますが、緑ケ丘、旭ケ丘両団地は劣化が著しく、赤さびの屋根、冬期間は開かない、閉まらないドア、隙間風がひどい窓など、文化的な生活を保障できない状態で長期間にわたって保留状態であった町営住宅の更新に着手できたことは、大変喜ばしいと感じています。しかし、既存の入居者からは喜びとともに不安も感じる方が多いです。その最も大きい不安は家賃の値上げです。3,000円が2万円になってしまっては、せっかく新築してもらっても住めないと言っています。この建て替えの福利、受益は第一義的にはもちろん入居者にあります。私も一円も値上げするなとは言っていません。しかし、長年不便をかけてきたこの住宅の更新をまず既存の入居者に喜んでもらうべきだと思います。引っ越しにも協力してもらわなければいけないなど、既存の入居者にはまちづくりに協力をいただく立場でもあります。さらには、現状住まわれていることは一つの既得権でもあります。現状住まわれている方への住宅提供、既得権を損なわないようできる限りの配慮がなくては更新事業が成功しないと危惧しますが、住み続けられるまちを標榜するまちとして、この更新事業の狙いと配慮を行う姿勢、対応を伺います。続いて、令和6年の主要施策について伺います。公共交通、地域医療など主要課題についてですが、これは同僚議員からもるる質問がありましたので、結論から申し上げます。危機意識の共有と対話の徹底です。まず、公共事業ですが、住み続けられるまちにと3つの重点の一つに掲げられた住み続けれるまちの成否は、生活の足にかかっていると言って過言ではありません。特に買物と病院の足です。今公共交通と民間事業者が担っていただいていますが、民間はこのままでは限界です。福祉有償運送の一事業者はサービスを停止すると言っています。ほかの事業者もサービスを提供する会員の不足から新規利用会員を断っている状態で、どんどん増えていくニーズにサービスが追いつきません。タイヤも車検も車両の維持更新費用負担がのしかかってくる中、福祉有償運送のスタッフは最低賃金の半分程度でサービスを提供している状態です。買物でも荷物を持ってくれるような制度の隙間を埋める事業者が、このままであと5年もつのかと大変危惧しています。団塊の世代が80代になるのはもう目の前です。せめて購入車両費の維持費の助成や新規サービスを提供してくださる会員募集などでの広報の大型無償掲載など、事業者との対話を通し、できる限りを施さないと5年後はないと考えますが、見解をいただきたいと思います。また、公共交通編成の苦労は理解できます。しかし、本当に住民は切実です。タウンミーティング等々で意見を伺う姿勢は理解できまして、結構です。でも、本当に切実な声はタウンミーティングに来られない方の声です。そのためにも大規模なアンケートが必要なのです。もっと意見聴取の議論を通し、どこを通ればいいのだ、どこをどうすればいいのか真剣に考えるときが来ていると考えますが、いかがでしょうか。水産業についてです。昨年12月終了した秋サケの定置網漁は、町長からの答弁もいただいたとおり、東胆振3漁協で197トンと昨年比80%減である上、その比較となっている昨年度もひどい不漁でしたし、もっと言うならば令和3年度も相当に不漁でした。この3年は記録的に不漁でした。今までの海とは変わった、そういった漁業者もいらっしゃいます。令和4年6月24日に報告した産業厚生常任委員会所管事務調査でも、近年主要魚種の漁獲が顕著な漁業振興策として、漁獲模様の変化に呼応した施策の徹底が報告されていますが、海と漁業を喚起する事業、稼ぐ力向上策など新規事業に対して取り組もうとされていますが、その現状に対する基底となる危機感、そして対応への考えを伺います。町内会です。元気まち運動に始まり、全国からも脚光を浴びた協働のまちづくりから35年以上経過し、この間で高齢化率は13%から46%と3倍以上、白老町町内会基本調査を見ても成り手不足、高齢化、固定化の悩みが明らかであり、このまま5年先を見通すことは困難です。まちも地域コミュニティ基本指針を打ち出し、様々な取組をしていますが、町内会自体が元気になる、やりがいがあるものにする仕組みをつくって支援し、活性化すべきでないかと考えています。大分市では、協働のまちづくり大賞という評価の仕組みを取り入れています。大賞を取った大収穫祭などは町内会の一大イベントであり、子供たちも参加し、芋植えから収穫など3世代、4世代で取り組まれています。アヨロ公園、更新が進んでおります。都市公園維持に1公園当たり20万円かかると過去同僚議員からの一般質問で明らかになっておりましたが、それをある町内会にしたところ、その半分以下のお金を私たちにもらえれば自分たちで管理すると言っています。包括委託で油代もお茶代もそこから必要に応じて支出できる仕組みをつくれれば、人の役に立ちたいという高齢者が、町内会が活躍できるのです。その仕組みをつくることこそ地区コミュニティ活性化に寄与できるのではないかと考えますが、見解を伺います。予算編成です。行財政改革推進計画は、健全財政の下、持続的に、将来的に持続できるまちを目指すとしています。そのためにも過去の財政危機を踏まえ、何らかの物差しは確実に必要だと考えます。行財政改革推進計画に当たっての基本的な考え方にある決算状況の推移等を見ましたが、令和5年指標と6年度予算を比較すると、歳入歳出ともに大幅に増加しているものの、町税、交付税など重要な歳入は見通し以上確保できる形であり、歳出を見ても人件費が若干上振れしている以外は扶助費の伸びなど懸案事項はある程度推計値と同程度と捉えています。特に過度な将来負担を避ける意味で重要だと感じている公債費ですが、12億1,700万円余りの見込みに対し11億5,000万円と6%程度抑えた形になっています。私は、財政均衡が図られるのであれば、町民サービス及び課題解決のために予算規模が膨らむのは理解できます。しかし、将来負担を身の丈以上にしないと管理するためには、この公債費の管理こそ重要ではないかと感じているので、伺います。行財政運営の物差し、鍵とは公債費にありますか。あとは、計画実現と財源手当てについて伺います。ここは、同僚議員からも質問がありました。端的に伺います。役場庁舎建て替えです。まちは、役場庁舎建設のための建設基金に来年度見込みで累積額4億円、そしてまちの最上位計画である総合計画を改定して、庁舎建設を明記し、準備に入っていますが、緊急防災・減災事業債の活用などに危機感を感じるなど、全体の事業遂行に対しどのような具体的な検討、手当ての見通しを持っているか。この緊急防災・減災対策債、緊防債に対しての考えのみここでは伺いたいと思います。

答弁 副町長 大黒克已

それでは、再質問にお答えいたします。最初に、子育て支援の関係での議論と対話のお話、それからどのようなまちづくりビジョンを持っているかという質問に対してでございます。おっしゃられるように、今年度子育て支援のプロジェクトの結成、それからその成果ということで、本町も議論をしながらある一定の成果を上げているというようなところで認識しているところでございますが、様々なこれからの新規事業についても職員内の十分な議論、あるいは町民との対話、こういうのを通して事業を進めるということも重要だと考えております。過去にはまちづくり100人会議というものを組織した中で町民との対話を深めて、議論をしながら一定の方向性を出したというようなこともございますので、今後もそのようなことを取り入れた事業の推進ということも検討していかなければならないと考えています。一方、子育て支援については、今後もさらに力を入れていかなければならないと考えておりまして、ただ財源的に支援策をさらによりいいもの、向上させるためには財源も必要になるというようなところもありますので、これはやはり国の補助金、交付金であったり、道の施策だったり、そういったものをしっかり情報として入れながら、様々な施策の展開が図られるようにこちらも情報を捉えながら横断的な施策の展開を図ってまいりたいと考えございます。それから、魅力発信という質問の中でアヨロ鼻灯台の効果、回遊性というご質問がございました。現在アヨロ鼻灯台の整備については、まだ十分なものではないと考えてございまして、今担当課においても今後アヨロ鼻灯台をどのように生かしていくのかというのを内部で検討しているところでございます。やはりアヨロ鼻灯台については、虎杖浜の一つのシンボル的なものと捉えておりますし、町内を回遊させるためには社台から虎杖浜までというような中で、白老町にとっても回遊性を高める上での貴重な財産であるとも捉えておりますので、この辺につきましては今後さらなる整備等も含めまして内部検討をした上で、地域の皆様とも協議しながら進めていきたいと考えてございます。続きまして、地域防災力の向上のところで自主防災組織の話のご質問がございました。現在自主防災組織は101町内会中74町内会が結成しておりまして、組織率73.3%ということで、全道平均64.3%を上回る状況となっております。しかし、自主防災組織についてもやはり、町内会の課題と同様に高齢化が進んでおりまして、活動自体が形骸化しているというようなところも伺っているところでございます。やはり今後はさらなる未結成町内会への要請とともに、今後自主防災組織としての活動をどのように進めていくべきなのかというところも内部で整理しながら、町内会と対話して、活動をさらに進めていきたいと考えてございます。続きまして、町営住宅の家賃についての話と更新事業の狙いというところのご質問でございました。まず、公営住宅につきましては、昭和の時代にかなり美園の4階建ても含めて建設してきたところでございますが、その後なかなか日の出団地を整備した後に新規の住宅整備というのは行っておりませんで、既存の公営住宅も非常に老朽化しているというようなところでございます。毎年度公営住宅の改修事業は行っているところでございますが、やはりそれも限界というようなことも今後出てきますので、今回改めて計画にのっとり新たな建て替えの計画を策定したところでございます。公営住宅は、どの自治体もそうだと思いますけれども、町内、自治体にはなくてはならない住宅政策の一つと考えてございますので、これはやはり着実に進めていきたいと考えてございます。一方、いわゆる新しい団地ができた中での家賃の関係でございますけれども、当然新しい公営住宅になれば家賃が上昇するということも想定しているところでございます。その対応として、傾斜家賃制度というのがございまして、家賃を減免して、6年間かけて正規な家賃にするという制度でございます。このようなものを取り入れながら、しっかりと入居者説明会において説明をさせていただきながら、新たな住宅にスムーズに転居していただけるような配慮をしていきたいと考えてございます。それから、公共交通の関係でございます。確かに現在町で進めている公共交通のほかに福祉有償運送も民間でやられておりまして、全てをいろいろ絡ませながら今町民の足というようなことで機能していると思ってございます。しかし、確かに福祉有償運送の今後の継続性ということを考えれば、不安要素というのがいっぱいあると認識してございまして、この福祉有償運送を今後も継続して進められるよう、やはり町としても何らかの配慮が必要と思っておりますので、その辺は今後どのような対応が必要なのか改めて内部で協議してまいりたいと考えておりますし、また現在町で進めている地域公共交通の在り方につきましても、やはりターゲットをどこにするのかというのも当然あるのですけれども、いわゆる町と現在利用していないけれども、今後利用しなければならないだろうというような町民の方もいらっしゃると思いますので、限りなく町民の声をしっかりと聴取して、よりいいものにしていきたいと考えてございます。続きまして、水産業の関係でございます。現在なかなか町の主要魚種が不漁だというような話も私のほうでもお聞きしておりますが、特にホッキ漁においては2年連続で貝毒が発生して、操業期間の短縮を強いられているですとか、特に秋サケにつきましては対前年264トンの減という72トンで、そのぐらいの過去最低の漁獲量ということもお聞きしてございます。原因は海洋環境の影響ということで、海水温ですとか海流、餌の問題だとか様々なものがあるとしておりますけれども、今年度は海水が高水温であったというようなことが主な原因とお聞きしているところでございます。今後の対策といたしましても、今回6年度でチャレンジいたします閉鎖循環型陸上養殖事業、これも関係機関を巻き込んでやっていきたいと思っておりますし、例えば海洋環境に適応した操業の形態の見直しということで、ホッキ漁のように操業時期を関係機関と協議の上で変更してもらうですとか、そういうようなことで、逆に取れる時期に漁に出るというようなことができないかどうか、こういうことも今後協議しながら進めてまいりたいと考えてございます。それから次に、町内会の関係でございます。役員の成り手不足、それからなかなか若者の町内会の参加が低調だというようなことが課題であると考えてございます。先ほどありました町内会自体の魅力化というところ、確かにこの視点というものはなかなか我々も持ち合わせていないところでございましたので、どのように町内会を盛り上げていけるのかというのは、今後関係機関、町内会連合会も含めて検討しなければならないなと思っておりますし、町内会と行政がしっかりとタッグを組むというようなことが必要で、そこにはやっぱり信頼関係というのも必要だと思っておりますので、さらなる町民の皆さんと行政との垣根を取り払うような様々な施策、もちろん町長タウンミーティングもそうですけれども、そんなことで対話をこれから増やしながら、その辺の課題解決に向けて努力してまいりたいと思っております。あと、公園では過去からの里親制度というのがありまして、これを自主的にやっていただいて、油代ですとか、そういったものを提供するというような制度でございますが、この公園の里親制度につきましてもなかなか高齢化でやっていただけない公園も出てきているというのが現状でこの辺についてもやはりどのように町民の自主的な活動を支援できるのか、これも併せて考えていきたいと思っております。続きまして、財政の問題でございまして、行財政改革推進計画に定める起債等の関係でございます。現在の計画につきましては、8年間で起債を年間10億の発行をということで80億円という制限を設けた中で、現在財政運営を進めているところでございます。これは、先ほど議員もおっしゃられたように、やはり過去の危機的状況になったという要因の一つにルールのない起債の発行というものがあり、元利償還金が増大して、財政を圧迫したということでございますので、その後は発行限度額を設定しております。金額につきましては、今後公共施設の老朽化ですとか、病院も含めて様々な新規事業に財源を要しますが、できるだけこの起債の枠というのはしっかりとやっぱり守っていくというのが必要だと思っておりますし、それと公債費の関係、いわゆるプライマリーバランスを保った中で、最大限の枠設定をしていきたいと思っております。起債の行財政改革推進計画の一番のやっぱり狙いといいますか、それは議員がおっしゃるように、公債費、これが一番だと考えてございます。それから、もう一方で役場庁舎の建て替えの関係でございました。これにつきましては、今回担当部署を変更して、スピーディーにしっかりと計画の推進を図るという目的で現在動いているところでございますが、ただなかなか財源的なもの、今病院も建設中というようなこともあり、あとは場所の問題ですとか、そういった中での課題がなかなか前に進んでいかないというのが現状で、この辺をやはり打破して、一定の方向性は出さなければならないと考えてございます。もちろん有利な起債をというようなこともございますけれども、この起債を現在使う方向かどうかというところもまだ十分な議論を進めてございませんので、この辺も含めて6年度中、早期にこの辺の方向性を出していきたいと考えてございます。

再質問 13番 広地紀彰

それでは、1点目については理解を得ました。町民の安心、安全に関する地域防災力についてです。防災マスターで活躍している方から言われた一言があります。避難所に来る人は被害者として来るけれども、実際の災害時には協力者になってもらわなければいけないと。避難者自らが避難者を支援しなくてはならない事態だってあると。おにぎりだって、おにぎりの配給が人数分なかったらどのように優先するのか、数によっては病人、お年寄り、子供、誰を優先するのか、そういった問題を町民が主体的に学んでいくことは緊急災害時に秩序と安全と安心を生み出し得るものと考える上で、この防災の事業の周知と徹底は重要であると捉えておりますが、最後に見解を伺います。また、視点を変えて、東胆振消防指令業務共同運用事業を伺います。この事業により高機能指揮台導入、通信指令員専従化、3消防本部の相互応援が実現できると説明を受けていますが、こういった高機能指揮台や通信指令員の成熟化等々によってどのような成果が生み出されるのか伺います。インフラ整備です。先日白老町強靱化計画の案が示され、趣旨にはこのように定められています。本町における国土強靱化を図ることは、大規模自然災害から町民の生命、財産を守り、持続的成長を実現する上で不可欠な課題である。このため関係者と連携し、これまでの取組をさらに加速していく必要があると。私はこの趣旨にまちの使命感を感じ、強く賛同しますが、一方で足元の町道改修や補修経費は、来年度予算を見ても補修経費はやや減額、総合計画の実施計画を見ても予算措置の増額が見られません。町道は約440キロであると捉えていますが、この強靱化で令和9年までで町道の舗装率を現状の50.4%から55.2%と約5%高めるとしているが、この計算上5%舗装率を高めるとした場合、令和9年までの4年間で2,000メートルを超える未舗装道路を舗装化しなくてはいけません。計画実現に町民の期待と安心がかかっていると捉えますが、既存舗装道路の更新や補修も手当てしなければいけない中で、実現のための手当てと計画整合の問題をどのように捉えて対応を図られるか伺います。病院についても様々な議論が交わされましたので、体制面を省き、改革における対話の重要性のみ伺いたいと思います。新体制を迎える今こそスタッフ一人一人との対話から始まる改革、患者の声を聞く改革が必要ではないかと感じています。町立病院の経営強化プランにも、意見箱や患者アンケート、現場職員の主体性を高める改革を打ち出している部分は十分理解できますが、これをいつやるのか。竣工前に取り組むべきではないかと感じています。中には厳しい声も聞かれます。しかし、これを出発点に新病院開設を迎えて、改革のスタート時と比べたらこんなに感謝の声が集まったとスタッフが誇りに思えるようにするためにも、今こそこういった声を聴取し、対話を始めるべきではないかと捉えています。いかがでしょうか。水産業についてです。ヒスタミン食中毒という症状があります。ブリなどの赤身魚を常温で放置すると、菌がヒスタミンを生成し、中毒を起こすのですが、一般の細菌や寄生虫による食中毒と違い、生成されたヒスタミンは熱で変性しないために過熱しても中毒が起きるそうです。加工屋にとっては扱いにくいと言われました。ブリを水場げしたらすぐに氷水にて冷却、業務用冷凍庫で瞬間冷凍をかけれれば十分防止できるのですが、これには漁業者と加工業者相互の連携がなくては駄目です。こうした漁業者、加工業者との対話、連携も視野に入れた総合的な行動改革を支援する姿勢が必要ではないかと考えていますが、いかがですか。町内会です。町内会実践活動報告会にも参加しましたが、私は、町内会は一定の規模が必要であると捉えています。以前町内会の事例を紹介しましたが、7つの町内会が連合し、役員人数も確保でき、久しぶりに子供みこしが復活したと紹介しました。白老町の町内会数は、人口が3倍いる登別市の町内会数とほぼ同じです。言うなれば、人口が10倍いる苫小牧市の町内会数は82であり、白老町よりも少ないぐらいです。ただし、町内会の合併は配慮が必要なのも十分理解できます。人間関係があるのだ、歴史があるのだ、いきさつがあるのだと簡単に合併を促すことができないのであるなら、実践発表に挙げられたように、町内会合同の取組、合同訓練や資機材の合同準備、合同の敬老会などを促す補助事業を構築し、将来的な連携を促すという仕組みも重要ではないかと感じていますが、いかがですか。あと、予算編成です。役場について伺いました。まず、公債費は10億円程度まで縮減させて、入るを量りていずるを制すると同僚議員から私も学びましたが、借りるをもっていずるを制するというか、公債費管理の重要性をご示唆いただきましたが、この10億円の起算償還内で公共施設の適正管理をはじめとする課題解決ができるのか。特に役場が建ちますか。そして、最後です。この役場庁舎建設も対話を通さなくてはいけないと思います。行政サービスや防災拠点、それだけではないと思います。最も町内で人が集う場所の一つとして可能性は無限です。早来学園は、子供とも対話しながら構想が練られました。役場庁舎も将来的な財政負担の確たる見通しの下、広く町民との対話によってコンセプトやイメージが語られていくことが理解の促進、事業の成果を生み出し、みんなの役場になると考えますが、最後に見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

議論と対話でご質問いただいたところでございます。再々質問ということで、一つ一つお答えをさせていただければなとして思います。まず、防災の関係です。昨年度から地域防災への支援ということでスタートしました。それで、今後においても自分の実体験も含めて何か大きな災害が起きたときにはその周り、近所というか、声かけということで、やはり町内会単位による自主防災力の強化というのが重要だというようなことと、あとマスター会の話もありましたけれども、マスター会の最近のマスター会からのお言葉として、近助、近い、助ける、近助という言葉を教えていただきました。これってそういったことだろうなということで、やはり周り、近所というか、声かけが非常に重要なことだろうなとして捉えております。ただ、これ実際に届いている声かと思うのですけれども、町長、なかなか町内会が今うまく進まない中で、自主防災組織を新たにつくるというのは難しいよというお声もいただきました。ですから、ここをまた町としての周知というのは、副町長から答弁したように、周知という部分ももちろん必要ですし、今回は企業も含めた中での防災力の向上ということで支援をさせていただきますので、ここはやはり町として一貫して防災力を高めていくという機運醸成というか、そういった形も周知徹底をしていきたいなと考えているところでございます。それと、消防の共同指令のお話がございました。ご指摘のとおり、今後は苫小牧市と共同運用というようなことで実際にやっていくことになります。それで、このメリットとしましては、位置情報のシステムによりまして即座に位置が確定するということで、これまでも早い時間に救急車なり、消防車が到着できるというのがこれ一つのメリットでございます。さらには、この共同指令センターの指令員の専従化によって、これまで町の消防で受けていた人員をそういった救急隊員ですとか消防隊員に回せるというような、こういったメリットが共同運用によって図られるというような状況になっているところでございます。それと、インフラ整備のお話がございました。町道の計画に基づいて今後やっていけるのかどうかという整合性のご質問でございました。町民の皆さんにとってこの町道整備というのがやはり生活の基盤となるインフラ整備だとして思っておりますし、これは重要な施策だとして思っております。ここもやはり対話というような状況の中で、町のほうに町内会からの困り事相談というようなことで掲げられた部分を含めて、町民の皆さんの要望に沿った町道整備というようなことで計画的に進めております。ただ、この要望が次から次とというような状況の中で、この1年間に出動できる財政というのが限られているというようなことで、やはり年次ごとにこれ進めていかなければならないというような状況ですので、これは困り事、そして担当によるパトロールによって優先順位を決めさせていただいているというような状況ですので、決して見落としているとかということではないのですけれども、しっかりとパトロールを含めた中で町道整備はやっていきたいとして考えております。9年度まで本当にできるのかというような状況になると、これはもちろん計画ですし、そこの目標の最終地点にきっちりとたどり着くような努力はいたしますけれども、現状としてはやっぱり応急処置をしなければならない道路も発生しておりますので、その辺はしっかりと現状を踏まえた中で計画の推進に努めてまいりたいと思っております。それと、病院の関係でございます。病院も患者の皆さんとの対話ということと、意見の集約化というようなお話がございました。意見箱についてもしっかりと病院のスタッフの中で取り入れた中で、次期院長も含めた中でどういうようなことができるかというようなことの意見の集約は、これしっかりと取り組みさせていただきたいなと思っております。それで、対話ということで意見をお聞きするということもあるのですけれども、私が思うには病院の情報発信というのも必要だなとして思っておりまして、これは広報を中心に情報の発信としているのですけれども、やはり今こういった病院の体制でやっていますよですとか、病院の改築工事はここまで進んでいますよというような、キャッチボールではないのですけれども、この情報発信というのは今後新しい病院づくりに向けてより一層強化をしてまいりたいと思っているところでございます。それと、水産業の新しいチャレンジというような状況でございます。これは、私は職員時代から思っていたのですけれども、ずっと漁業者の皆さんの魚価安定というようなことで、いわゆる取れない、取れていたものが取れなくなったというような海洋の気候変動も含めた中で、水産業者の皆さんのやはり魚価安定には新しいものにこれこそチャレンジしていかなければならないだろうというようなことで、これは漁業協同組合も含めてしっかりと漁業者の皆さんと意見交換をさせていただいて、よし、そしたら今回新しい陸上養殖というものにチャレンジしていこうというようなことでスタートを切ったところでございます。これまちとしても大きなチャレンジと大きな期待と考えているところですので、何とかいろいろと専門家の方々もご協力をいただきながら、成功に向けて邁進してまいりたいと思っているところでございます。それと、もう一点、町内会の関係です。先日の実践活動報告会のお話もございました。私も参加をさせていただきまして、やはり町内会の今後の運営のことについて、社会福祉協議会との連携というお話もありました。これは、実は町のコミュニティ基本方針の中にも各団体との連携ということで、今後の道しるべとして示させていただいております。高齢化の中によって、あとは役員の成り手不足ですとか、あと若い方々の町内会の関心の低さとか、町内会自体運営できていかないというような今後の将来的な課題もありますので、やはりその部分については連携できるところは連携をする、そして町でできることは町でする、そして町内会連合会の皆さんと私も町の役員の皆さんと懇談をさせていただいておりますので、その中での対話を含めた中でしっかりと課題解決に向けて進んでいければなと思っております。最後に、財政の関係です。これにつきましては、再三再四議会の場でも私は言わせていただいているのですけれども、この年間10億円の公債費、町債の発行、これはしっかりと守っていくと、これは厳守していくというような状況です。副町長からお話があったように、これまでの過去の部分については、公債費の増大、身の丈に合わない公債費というような町債の発行がやはり財政を苦しめてきたというのはこれ間違いないことですので、ここの公債費の抑制というのはしっかりと厳守をしていきたいとして考えております。一方、最後にお話のあった今後の庁舎と公共施設、公債費を抑制することによってそれができるのかというご質問でございました。これ答えを言いますと、できないと思います。要するに今の病院の改築、そして行財政推進計画の中での10億円を守っていくとするならば、現状として病院の起債でぱんぱんになっている状況になっております。ですから、今後そしたらどうやっていくかというのは、庁舎は例えば違う方策でできないかですとか、そういったことも含め考えていかなければならないというような状況の中と、やっぱり公共施設についてはしっかりと今年度末、そして来年度に向けてこれは町民の皆さんと対話をして、いろいろと進めていくのですけれども、どういったことで進んでいったらいいのかということも含めて、公債費の抑制と含めた中でしっかりと考えていきたいと思っております。

再質問 13番 広地紀彰

それでは、学校教育の充実について再質問いたします。教育委員会は、学力の向上施策を白老町スタンダードとしてまとめ、学校と連携しながら授業、家庭学習、学習環境の向上を進めており、現在は4期目を迎えていらっしゃいます。これまで探究型の授業構築を目指し研修、授業改善、様々な学習展開を図る取組をしてこられましたが、この成果と課題を伺います。豊かな人間性です。令和4年6月に報告された内閣府子供・若者白書では、前回調査よりは若干向上したものの、今の自分が好きだと回答できた割合は46.5%。今の自分は役に立たないと強く感じるが49.9%となっており、いまだ自己肯定感、自己有用感の実感に乏しい実態が明らかになっていますが、教育委員会としての豊かな人間性の涵養策を具体的な実践策としてお示しをいただければと思います。教育環境の充実です。教育委員会は、児童生徒数の減少に対応した学校配置の適正化に取り組み、子供にとって望ましい教育環境整備に努めるとあります。これは統合ありきではなく、子供にとって望ましい学校をつくるという大義を強調されてきました。また、機械的な学校規模の在り方だけでなく、子供、保護者、地域に理解される適切な対応の確保、また学校の価値を教育の場所だけでなく、地域の核として地域で学ぶ価値をしっかり踏まえて検討を進めると総務文教常任委員会並びに2度にわたる地域説明会で繰り返し表明をされていると捉えていますが、教育委員会のお考えを確認の意味で質問いたします。高齢者大学の価値について伺います。第3期白老町社会教育中期計画の中では、高齢者教育の推進によって社会に支えられる高齢者像から社会を支える高齢者増への転換となると定めています。旧社台小学校移転に当たっては、学びやだけでなく、健康増進や医療費抑制などに貢献し得るとしています。こうした可能性や高齢化率47%や、さらには60周年を迎えることを踏まえ、中期計画にある高齢者大学の主体的運営の一環として、その名称の在り方、足の確保の方策、新入生獲得に向けたアイデアを募るアンケート調査を行い、高齢者大学をみんなの声でつくる、さらなる主体的運営を実現する大学にするべきだと考えますが、いかがでしょうか。最後、社会教育施設整備と足です。社会教育活動支援バスの導入が計画されておりますが、この用途として部活動や地域クラブへの送迎や教育支援センターへの送迎などとあり、児童の発達支援や教育活動などの地理的、人的制約の解消を図る事業と捉えていますが、少年団が展開されていますが、この関係者との対話によって、例えばですが少年団の開始時間を調整して、少年団が違う子供たちも混乗できるような体制を考えるなど、このバスの価値を最大化するための対話が活性化をもたらすと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

それでは、再質問について学校教育から順番にお答えをしていきたいと思います。まず、今学力向上に関わって、本町では3年を1期とするスタンダードを策定しております。これまでの負担などの成果と課題ということでご質問がございました。ご存じのように、学校で行われる授業というのは、極端な言い方ですけれども、先生方一人一人によって授業の展開の仕方や進め方というのは違います。それはそれでいい部分もあるのですけれども、学ぶ子供たちからしてみると、先生によって教え方が違い、学年によって教え方が違うことによって学びということに対して非常に混乱が起きることがあります。それで、本町では秋田型の探求型授業という一つのスタイルをまねしながら、これを全庁どの学年でもどの教科でも同じように取り組みましょうということで、今第4期に入りましたけれども、時間を重ねてまいりました。ですから、成果としてはこうした学習スタイルが定着しつつあって、子供たちがこの時間はこういうことをやればいいのだなということが子供なりに理解できるようになってきたと。これは、やっぱり積み上げてきた大きな成果だなと思います。ただ、一方課題としては、そうは言いつつも常に教職員人事で教員が入れ替わっていきますので、一定限確立できたところも1年、2年でまた元へ戻っていくというような、絶えずリフレッシュ、バージョンアップしていかなければならない。子供たちもどんどん、どんどんまた替わってきますので、この成果と課題というのは表裏一体でございまして、常にスタンダード定着を求めてやっているというところでございます。それから、子供たちの自己肯定感、自己有用感についてのご質問がございました。これは、本町のみならず、主要先進国と言われている国の中で日本の子供たち、青少年の自己肯定感の低さとか自己有用感の低さは際立って大変低い状況にございます。これは、一つには日本国民の気質といいますか、そんなに自己主張しない気質があるというのが言われていますけれども、もう一方では子供たちの成長段階でこうした自分はこんなことができるのだという自信を持つ場面、自分はこういうところでかけがえのない存在であるというようなことを実感する場面が極めて少ないと。それによって、自己肯定感や有用感がなかなか醸成されないというようなことも指摘されています。学校では、一番やはり私が大事にしたいのは授業なのです。授業の中で子供たちが先生方といろんな教科の学びをやりますけれども、その中で先生方がどう子供たち一人一人をしっかり位置づけていくか、そして子供たちに存在感を持たせていくか、こういうことの積み上げが私は子供たち一人一人の自己肯定感で、自己有用感というものにつながっていくのではないかなと。これを涵養するために、醸成するために何か特別な方法や特別な場面があるわけではなくて、ふだんの行われている授業の中でしっかりこうしたものを調整していくことが必要であると考えております。次、3点目の適正配置についての再確認ということでのお話でございました。議員ご指摘のとおり、昨年1年間町内で生まれた子供たち、出生数が34人という大変衝撃的な数字でございました。こうした状況も捉えながら、子供たちが今後学んでいく環境の在り方について今からしっかりと考えていこうということでございます。そのときに望ましい環境は、もちろん統廃合しないと最初から言っているわけではなくて、統廃合ももちろん手法としてはあるのだろうと思うのですけれども、統廃合のための検討会ではなくて、どういう学びの場を我々大人として用意していけばいいのか、あるいは今後の取組においては子供たち自身にもそうした学びの場についていろいろ考えを聞いていきたいなと思っているのです。それは、子供たちが実際自分たちで学んでいく場でありますから、そこに、意見表明という言い方はちょっと言葉としてどうか分かりませんけれども、子供たちの思いだとか願いも酌み取りながら、やっぱり我々大人はこれからの学校の在り方について検討していく必要があるということで、ご案内のとおり、今年度は計画を策定し、保護者の皆さん方や地域の皆さん方にご説明をさせていただきました。次年度については、そうしたものを踏まえながら、今お話ししたように、さらにまた子供たちの思いも酌み取りながら、あるいは外部有識者にもご意見をいただきながら、具体的な計画をつくってまいりたいと思っております。次に、生涯学習でございます。高齢者大学についてでございました。名称だとか、あるいは足の確保だとか含めて、みんなの声を聞きながら高齢者大学の在り方について検討してはどうかというようなご質問だったと思います。もちろんそうしたことも大事なのですけれども、ここで学ぶ学生の皆さん方の思い、あるいは声、要望、やっぱりこういったものに私どもとしてはまずしっかり耳を傾けたいと思います。いろいろその名称の在り方で、不安に思っている足の確保、これらについて私どもも理解しておりますけれども、実際学生の皆さん方といろんな場面での情報提供はしていますけれども、詰めた話というのはまだしていませんので、今後移転に当たりそうしたこともこれからの議題の中に取り上げていきたいと考えております。あわせて、今後またそうしたことが高齢者大学の在り方について、学生のみならず、これは白老町として、あるいは町民の皆さん方からも高齢者大学に寄せる期待であったり、思いであったり、そうしたものも当然我々としては耳を傾けながら、旧社台小学校へただ移転するのではなくて、そこでまた新しい高齢者大学になってほしい、魅力化というものについて取り組んでいきたいと思っていますので、様々な視点について今後ご意見をお伺いしていきたいと思っています。それからあと、最後は支援バスの活用についてのご質問であります。この支援バスの本来の購入目的というのは、やはり今最初お話ししたように、中学校の部活動の問題で、あるいは教育支援センターに例えば虎杖浜、竹浦のほうから保護者の方がわざわざお子さんを送迎してこなければいけない。半日かかるのです、やっぱり送ってきて、終わったらまた迎えに来てというようなことで。ですから、そういう部分で子供たちの学びを保障しながら、保護者の皆さん方の負担軽減を図ろうというような意味合いで支援バスというものがあれば、きっとこれは有効に使えるのではないかというような観点で今回考えているわけでありますけれども、ただこれは限定的にそこにしか使わないと考えているわけではなくて、例えば習い事であったりとか、放課後のいろんな活動であったりとか、そうしたものもこれからの活用の中では当然考えていかなければならないかなと。ただ、バスが何台もあるわけではありませんので、そこは当然限定される部分もありますけれども、活用の範囲といいますか、目的はそういう目的で、これから議案としてお願いいたしますけれども、議決いただいた暁にはこのことについての活用については今議員のほうからいただいたご意見も十分踏まえながら、できるだけ多くの子供たちに利用していただけるような、そういう活用は考えていきたいと思っております。

再々質問 13番 広地紀彰

13番です。最後の再々質問に移ります。学校教育の充実について、教育長からの答弁をいただいたとおり、全国学力・学習状況調査の中で白老町スタンダードの成果とも取れるようなすばらしい成績を収めることができたのですが、残念ながら去年はかなり厳しい結果が出ておりまして、様々な角度から総括されていると伺いますが、こうした点からも来年度の取組に期待がかかりますが、従来の取組に加え、国立教育政策研究所元調査官からのお力添えをいただくとなっておりますが、この狙いと具体的な期待されるような効果についてどうなのか伺います。あと、豊かな人間性です。文部科学省、令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果によれば、小中高生の不登校は令和3年度で24万人を突破、これ直近の令和4年度では29万9,000人に伸びて、毎年過去最高を更新しています。これは小学生の1.3%、中学生に至っては5%とされ、また年間30日、つまり不登校の基準に満たない、不登校傾向にある子供の実態調査によれば、中学生だけで不登校傾向の生徒は33万人、実に1割の中学生は不登校傾向にあることが明らかとなっております。白老町の実態と教育委員会での支援と対応の考え方を伺います。あと、学校の適正配置です。教育行政執行方針の中でふるさと教育の成果の中で、子供たちが学びを基にした地域の魅力発信や地元の特産品を紹介する地図づくりなど、積極的に発信する活動の展開を語っていました。いつか白老町を巣立っていっても子供たちは一生白老町出身、虎杖浜出身というアイデンティティーの下生きていくという意味で、ふるさとに誇りを持てる、こうした取組の価値は大きく、虎杖小学校とその実践、そしてそこに光を当ててくれた方のおかげです。私は教師として10年間全てを複式校で過ごし、6度の卒業生を送り出していますが、生徒数で子供の人生は左右されません。卒業生の半分以上が私立や国立の附属中学校に進学する函館市の三育小学校は、全ての学年が8名、完全複式校です。教育大学の私の恩師、吉田教授は、私が教師になるとき小さい学校の先生になりたいと卒業の前に伝えたところ、何度も何度もこう言われました。小さな学校はいい、小さな学校はいい。あまり言うので聞くと、こう打ち明けてくれました。小さな学校には大きな可能性があると。私が遠軽の小さな学校にいたときに親友に堀君という子がいた。2人で同じ小中高、そして北海道大学にも一緒に入り、自分は文学部だったけれども、彼は、堀君は農学部を出て、道庁に入って、知事室長になって、とうとう知事になったよと。堀達也君という名前だったのだと。歴代知事の堀達也氏です。同級生だったそうです。小さな学校には大きな未来があるよと。30年近く前に言われた話ですが、今も覚えています。適正配置を議論することは賛成します。しかし、それはどうせ統合だろうという貧しく乱暴で、お先真っ暗な議論には決してしてはいけないと感じています。新しい学校づくりとして語らなくてはいけません。児童生徒数に対応するだけでは学校づくりと言えず、地域や学校を壊しかねません。島根県浜田市は、全ての学校をあえて統廃合しない方針です。登別市では明日中高が伊達市、室蘭市、白老町からも生徒を集めて、魅力を増してきています。適正配置の説明会、ご苦労さまでした。その開催後ある教育委員がこのように申していました。これはまちづくりだよと。児童生徒が減少するのは事実ですが、新たな学校づくり、まちづくりとしての適正配置議論へ向かう考えについて答弁をいただきたい。高齢者大学の足の確保については、おおむね理解できました。社台から通う方でしたが、今NPO法人わらびを使って通っているから、今なら200円で通えて、往復でも400円だと。でも、社台なら片道1,600円になると言われました。虎杖浜からなんて計算したくないですねって冗談で返したら、実は調べてくれていて、5,000円ぐらいかかると言われました。これなら諦めてしまうねという話になって、盛り上がりましたけれども、60周年移転を機に社台だから諦めてやめる人がいっぱいになってしまうのか、移動手段の確保に万全を期し、新たな仲間を迎えられる体制で臨むのか、その成否は足にかかっていると捉えていますが、教育委員会の見解を伺います。最後の質問です。対話によってバス一本でも子供も年寄りも今より幸せにできる。これまで高齢者大学、公共交通、町内会再生、バス一本、全て対話からというお話をさせていただきましたが、これはまちづくりの原点と考える意味で、本代表質問の総括として対話の価値を具体化する考えを町長から賜りたいと思います。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

それでは、再々質問にお答えしたいと思います。まず、学校教育のほうの学力向上に関わる今年度から取り組む新しい取組についてです。ここに書いてあるように、今年から新たにアドバイザーとして国立教育政策研究所の学力を担当していた元教科調査官に来ていただきます。実は、もう今年度から来ていただいているのです。今年度来ていただいて、実際に白老町の小学校の学校に入っていただいて、授業を見ていただきました。その中で、こういうところがいいけれども、こういうところが課題だねという助言をいただきました。その後に全教職員を対象にして講演会をやりました。その講演会には、私も一緒に同席しました。その中で、やっぱり今まで秋田型で取り組んできたことは間違いないなということが一つと、さらに秋田型を加速していくためには具体的に、こういうふうに授業について全国規模で活躍されている先生ですので、非常にいろんな全国各地の実践をお持ちなのです、工夫というか。そういう情報提供を我々いただいて、非常に目が覚めたというか、目が開けたというか、そういう思いでした。ぜひこの先生に継続して6年度もお願いしたいとしたところ、ご返事いただきまして、2回、3回白老町においでいただくことになりました。ですから、おいでいただいて、翌年にすぐ成績が全国をまた超えるとなるかどうか分かりませんけれども、今までここ七、八年、能代市との関わりの中で多くのことを学ばせていただいて、一定限4年度の結果があり、5年度ちょっと中学校は残念でしたけれども、小学校に関してはやっぱり全国を超えましたので、まだ山あり谷ありなのですけれども、少し山も見えてきたなと。これをなるべく谷の部分を少なくして、山に近づけていくためには、やはりここでもう一つ全国的にご活躍されている先生においでいただいて、いろいろ指導、助言を受けることは白老町にとって大変有意義だと考えましたので、この事業に取り組むということにいたしました。それから、2点目の不登校についてのことでございます。議員からお話があったように、小中高合わせて国内では30万人の子供たちが不登校というような状況でございます。本町においても残念ながら増加傾向にございます。これは、全部ではないのですけれども、やはりコロナ禍によって子供たち同士の関係がなかなか築けなく、コロナ禍によって休むということに対する意識が、割と休みやすくなったということも多分あると言われています。多分本町においてもそうしたことも要因だろうと思います。ただ、根本的な部分でいうと、家庭であったり、地域であったり、学校であったり、様々に課題があるのだろうと思うのですが、ただ教育委員会としてはやっぱり学校がそこでしっかり子供たちを受け入れていく、魅力ある学校になっていくことが大事だと思っています。それで、支援と対応ということでございましたけれども、一つは予防的な措置として、やはり今お話ししましたように、当たり前なのですけれども、学校に行くことが楽しい、授業が分かって面白い、本当に当たり前のことなのですけれども、こういうような気持ちを子供たちに持ってもらうような魅力ある学校や学級にしていくことが何よりも予防につながると私は考えています。もう一つの実際に不登校になってしまった子供たちへの対処という部分では、以前は学校へ行かせることが最終的に不登校対策の目的でしたけれども、今はそうではなくて、全部が全部学校に行かせることを目的にはしていません。子供たちが社会的に将来自立できるような環境をつくってあげようということです。ですから、ある子供は学校へ戻すことを目標にしますけれども、ある子供は状況によっては学校でなくてもいいから、保健室あるいは支援センターが教育委員会にございますけれども、そういうところで会話することを目標にしようと。つまり今不登校も一くくりで全ての子供たちを学校にではなくて、一人一人の子供たちの背景というものを理解して、そしてまずスモールステップとしてどこへつなげていくことが大事なのかということを保護者、学校、あるいは教育委員会の職員がお互いに話し合って、一つの方策を考えながら対応しています。これがすぐ、今日やって、またあした結果出るものではないのですけれども、常に子供も保護者も支えながら取り組んでいる状況でございます。それから、3点目の学びの環境で、少人数のすばらしさというか、よさを議員のほうからお話しいただきました。これは、一般的な議論もそうですけれども、少人数だから駄目だとか、では大きくなければ駄目だとか、そういう単純な問題ではないのだろうなと思います。ですから、そこの中に置かれている環境がやっぱり大事なのだと思います。ただ、一方では、先ほどお話ししたように、竹浦小学校ではあと数年後に全校生徒が10人というような状況になります。そうすると、例えば10人を6学年で割り返すと、1学年大体2人もいないような状況に単純計算でいえばなってしまいます。ですから、このときに本当にでは少人数でもいいと言えるかどうかというのはまたちょっと検討しなければいけない。ただ、いずれにしても議員言われるように、今我々は少ないからすぐ数を合わせればいいよねということではないということはこれまでも申し上げてまいりました。ただ、そうは言いながらも子供たちの環境の中でどういう学びの環境をつくっていくことが望ましいのかということを起点にしながら、そこを起点にして考えていきたいということは、繰り返し答弁が同じになりますけれども、そのようにしてこれからの学校の在り方については検討してまいりたいと思います。それから次に、生涯学習についてでございますけれども、足の問題の重要性について再度ご質問いただきました。議員のおっしゃるとおりだなと思っています。まだ今我々としては、移転に関わる、多分足の問題のみならず、これからきっといろいろ学生の皆さん方とお話ししていく中で不安に思っていることや、あるいは困っていることも多分あるのではないかなと思っています。ですから、そこはきちんとお話を聞きたいと思いますし、足についても今この場面の中でこういうふうにできるというようなお話はできませんけれども、このことについての重要性は十分私ども教育委員会も、あるいは町長部局のほうでも理解しておりますので、これについてはきちんと補えるような方策を今後検討していきたいと考えております。

答弁 町長 大塩英男

足の確保、バス一本でまちづくりというようなお話をいただきました。私は、タウンミーティングを含めて町民の皆さんといろいろお話しする機会を設けさせていただいた中で、町民の皆さんの大きな声としては、医足住だと思っています。医というのは、医療の医、足は足、そして住は住環境というようなことで、皆さん足を何とかしてほしい、地域医療を何とかしてほしい、道路を整備してほしいというような声が大きいというような状況の中で、ご指摘のあったやはり足の確保というのはうちのまちとして、全国よりと言ったらちょっと大げさになってしまうのですけれども、先駆けた施策というのは必要になってくるかなと思っています。それは、本町の地理といいますか、東西29キロに渡った細長いまちの形態、そして高齢化率が全国よりも高い数値、そして子供たちの部活動の活動を含めた学校活動による足の確保というような状況の中で、やはり先駆的に足の確保というのはやっていかなければならないとして思っております。一方では、やはり地域公共交通については、本町として私は先駆的にとは言いませんけれども、一生懸命やっているのではないかなとして思っております。ただ、ここをさらにやはり充実させていくというようなことを持っていくためには、町民の皆様との対話、声をしっかりと聞いた中で、どのような今後の本町における、まちとしてできる地域公共交通のあるべき姿というのをしっかりと議論と対話の中で方向性を示していきたいと考えております。

出典:白老町議会 令和6年定例会3月会議 2024年3月8日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる