白老町議会 令和5年定例会6月会議 2023年6月20日
町政執行方針
2023年6月20日、白老町議会の一般質問で、佐藤雄大議員が「町政執行方針」について質問し、町長 大塩英男、教育長 安藤尚志、副町長 古俣博之、副町長 竹田敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤雄大 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、教育長 安藤尚志、副町長 古俣博之、副町長 竹田敏雄
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質問 4番 佐藤雄大
会派ひかり、佐藤雄大でございます。会派ひかりを代表して代表質問をいたします。通告に従いまして、町長が示した執行方針について1項目6点伺います。町長に就任して以来、自らが先頭を切って引っ張っていく姿勢を常日頃感じているところでありますが、さらに執行方針、そして今回の補正予算、骨格予算を見て、新たな取組を含め町長の政策に対して未来への希望が少しずつ出てきたと実感しております。町長のスローガンである共感広がる信頼のまちづくりについて、特に社会情勢を敏感に察知し、前例にとらわれず、町民の皆様の声をしっかりと聴きながら必要な施策の決断を行い、最善を尽くして町政運営を図っていくという部分に町長の姿勢を感じた次第であります。今後もより一層町民の皆様のためのまちづくりに期待し、代表質問いたします。1、町政執行方針について。(1)、目標1、子どもは「まちの宝」にある、窓口支払いをなくした医療費無償化、給食費無償化の拡充の実現及び未来を切り拓く子どもの育成について、今後の展望を伺います。(2)、目標2、町民ひとりひとりが、「まちの財産」にある、介護予防の推進と公共交通の充実について、今後の展望を伺います。(3)、目標4、賑わいを感じるまちにある、賑わい創出イベントの開催及び多角的な関係人口の拡充の具体策について伺います。(4)、目標5、しらおい地域力の最大化にある、関係機関との連携・協議における現状と課題について伺います。(5)、目標7、安心安全なまちについて、消防・救急体制における今後を見据えた設備・施設の更新の在り方を伺います。(6)、目標9、共感ひろがる信頼のまちづくりにある、タウンミーティング及びオンライン役場の実現の具体策について伺います。
答弁 町長 大塩英男
佐藤議員の代表質問にお答えします。「町政執行方針」についてのご質問であります。1項目めの「窓口払いをなくした医療費無償化、給食費無償化の拡充及び未来を切り拓く子どもの育成」についてであります。子ども医療費無償化につきましては、5月中旬に中学生までの保護者宛てに受給者証の申請書を送付しております。7月中旬頃には受給者証を交付する予定であり、8月からの北海道内における医療保険適用分の医療機関窓口での自己負担は発生しないこととなります。給食費無償化の拡充については、令和2年度より「リクエスト給食事業」として、年間10食分の一部無償化を実施し、今年度より、コロナ禍などの影響を受けた物価高騰による保護者負担の軽減や子育て支援として、小中学生の3学期分を無償化するための補正予算を6月会議に提案いたしました。また、未来を切り拓く子供の育成については、多様な人との関わりや体験をはじめ、町全体を学びの場とした白老未来学指導計画に基づいた取組を進め、ふるさとへの誇りや愛着を育んでまいります。2項目めの「介護予防の充実と公共交通の充実」についてであります。本町の介護予防の現状といたしましては、閉じこもり予防や健康維持のため、健康体操やストレッチ教室を実施しており、4年度実績で延べ5千人以上の方に参加いただいております。また、閉じこもり予防や地域住民との交流を目的として町内4か所で介護予防サロンを実施しており、延べ160人の方に参加いただいております。コロナ禍以前よりは参加人数は少ないものの、回復傾向にあり、今後もフレイルにならないため、外出機会の創出を継続して行うとともに、移動手段としての公共交通の充実に努めてまいりたいと考えております。3項目めの「賑わい創出イベントの開催及び多角的な関係人口の拡充」についてであります。本町ではこれまで、白老牛肉まつり、港まつり、チェプ祭など様々なイベントを行ってまいりました。関係人口の拡充は重要なことと認識しており、今年で4年目となるポロトミンタラフェスティバルにおいても、観光客だけではなく町民の皆さまにも楽しんでもらえるよう準備をしているところであり、ほかの様々なイベントにおいても町内外の関係者など、多角的な関係人口の創出の場の拡充に取り組んでまいりたいと考えております。4項目めの「しらおい地域力の最大化にかかる関係機関と連携・協議における現状と課題」についてであります。一次産業の現状としまして、コロナや国際情勢による飼料・肥料や燃料の高騰により、生産者・事業者の経営は厳しい状況にあり、経営安定化のほか、環境整備の促進や地域ブランド力の向上、更には担い手の確保など様々な課題があります。課題解決に向けて、農協や漁協等関係機関と連携を密にし協議・検討を重ねた中で対応しており、今後においても関係機関と更に連携して一次産業の活性化並びに生産者・事業者の経営安定化を図ってまいりたいと考えております。5項目めの「消防・救急体制における今後を見据えた設備・施設の更新のあり方」についてであります。救急車については稼働12年と定め、更新しております。消防車については、概ね25年稼働を目途に更新を図っておりますが、近年、車両価格の高騰により更新計画が延伸している現状であります。施設についても、計画的に予算措置を講じて、保全に努めております。今後におきましては、東胆振消防指令業務共同運用を8年度開始に向けて、苫小牧市消防本部・胆振東部消防組合消防本部と協議を重ねているところであります。6項目めの「タウンミーティング及びオンライン役場の実現の具体策について」であります。町民の皆様と私が意見を交わすタウンミーティングにつきましては、町民の皆様の声をしっかりとお聴きする「広聴」、そして町民の皆様と手を携え共に考える「協働」を実践し、町民の皆様との約束であります「共感ひろがる信頼のまちづくり」の実現に向け、取り組むものであります。今年度につきましては、町内3地区に分けての開催を予定しており、町民の皆様の関心が高い内容や町民の皆様の考えをお聞きしたい事柄を中心に「テーマ」を設定するほか、グループ討議をはじめ、参加される皆様が議論を深め、多様な意見を交わすことのできる手法を取り入れるなど、町政を身近に感じていただき、共に町政をつくっているという実感を持っていただけるよう、開催に向け準備を進めてまいりたいと考えております。オンライン役場については、白老町情報化推進会議に課長職を中心としたDX推進委員会を設置し、現在、白老町DX推進計画を策定中であり、今後、ICTに精通した職員や若手職員を中心としたDX推進作業部会を設置する予定であります。また、DX推進に向け、組織体制を強化し、諸証明書の申請・決済のオンライン化、庁舎窓口のキャッシュレス化等を推進するとともに、AI会議録システムやペーパーレス会議システムの導入等を検討してまいります。
再質問 4番 佐藤雄大
4番、佐藤です。順次再質問いたします。まずは1点目について、窓口支払いを15歳まで無償化ということで支払いがなくなったということですが、迅速な実施に至ったことは多くの子育て世代の方々のためになり、そのような声をたくさんいただいております。今後ですけれども、これを18歳まで拡充する考えがあるのかどうか、まず見解を伺いたいと思います。給食費につきましては先ほどの議論で確認いたしました。これも3学期分の無償化ということで、子育て世代のご家庭に非常に大きなことだと思います。今後について全額無償化にするということをできるのが一番いいとは思うのですが、すぐには難しいと思います。町長が先ほどおっしゃったような、例えばお金がかかる中学3年生ですとかという部分の段階的実施が現実的かと思います。ただ、この2点について進めていくことでより子育てしやすいまちにつながると考えますが、その点についてまず見解を伺いたいと思います。そして、未来を切り開く子供の育成についてですけれども、特に白老未来学の現状について伺いたいと思います。2点目について、介護予防についてですが、介護予防というものは非常に幅広く、様々な分野を横断することだと認識しております。そして、何よりいつまでも活動的に生き生きと暮らせることが重要であります。また、健康寿命、これは医療、介護に依存しない寿命の年齢のことをいいますが、健康寿命の延伸につながって、これは医療費の削減にもつながっていくと考えます。また、厚生労働省で推奨している世代間交流も介護予防の一つになります。先日も取り上げられたと思うのですが、本町で実際に行われている事業として白老東高校と高齢者大学との世代間交流事業、これを実施しておりました。今年度は高齢者大学の方々がミシンの使い方を高校生に教えるといった取組だったと思うのですが、昨年度は調理実習を一緒に行うという取組もされていました。まさしくそのような取組も介護予防につながっていくと考えます。これらを踏まえると、各課がいろんなところにアンテナを張って連携していくことで介護予防のさらなる推進をまち全体として行うことにつながると考えますが、見解を伺いたいと思います。地域公共交通についても今後考えたときに、5年後、10年後には免許返納が増加していくことが推測されますし、今の公共交通システムのままでありますと機能を継続していくことは難しいと推測されます。では、今後はどういったことが必要なのか、その手段について、デマンドバスを増やしていくのか、介護タクシーで賄っていくのか、あるいはAIだったり自動バス、スマートモビリティーを導入していくですとか、そういった協議、準備が必要だと考えます。また、協議の際には関連する全ての関係各課で協議、地域公共交通の未来を見据えた協議をしていくべきだと考えますが、その点についても見解を伺いたいと思います。続いて、3点目について、まず町内に既にあるイベントですとか行事を最大限生かすことが必要だと考えます。もう既に町内で行われている文化、芸術のイベントであったりとか各町内事業者が行っているにぎわい創出のイベント、あるいは地域おこし協力隊の方々が企画しているイベント等、毎月何かイベントが行われている、毎週のように行われていることがあると思いますが、このような既にあるイベントですとか行事には関係人口と呼ばれる方々が既に数多くいらっしゃいます。こういったもう既にいる関係人口の方々がさらにほかの新たな関係人口の方々を増やすことにつながっていくと考えます。そして、関係人口を増加することは、これは非常に重要なことであると同時に町民の方々のにぎわい創出が最も重要だと考えます。近年新型コロナウイルス感染症の影響もありますが、本町ならではの行事ですとかイベントの意識みたいな部分が少しずつ薄れてきていると感じております。ですので、既存のイベントですとか行事を生かしながら、町民の皆様に活気ですとか楽しさを感じてもらえるようなにぎわいの創出をすべきだと考えますが、この点について見解を伺います。続いて、4点目について、答弁にもあったのですけれども、農家の方々ですとか漁師の方々を含めた一次産業者との協議ですとか各事業者の現状を知る必要があると思います。ニーズを把握して、今どんなことに困っているのか、どういうことが必要なのかということをしっかりとキャッチして政策に反映していくべきかと思います。先ほどもありましたけれども、漁港区の整備についてですが、近年事故も起きている状況で、私も一般質問等で質問しておりますが、漁港区を整備することで漁業者を守るということにつながったりと考えますので、このような事例を含めて現場でのニーズ調査の強化、そしてそれを踏まえた各団体、各事業者とのさらなる連携を強化していくことが必要だと考えますが、その点について見解を伺いたいと思います。続いて、5点目について、令和8年度の共同運用という答弁がありましたけれども、今後白老町で一本化にして西部出張所の在り方はどうなのかですとか、一つになった場合の実際の動き方はどういったものになっていくのか、また西部出張所がなくなった場合の救急車ですとか消防車が到達する所要時間はどうなるのかですとか、西部地区の町民の方々への説明ですとか協議等はどうするのかという部分も含めた今後についての見解を伺いたいと思います。そして、実際に先日消防車のほうを見せていただいたのですけれども、ちょうど30年経過している車両で、修復されている部分もあったのですけれども、ガムテープで補修されている部分もありまして、かなりひどい状態だと見て感じました。消防職員の方々にお話を伺うと、計画してから納車まである程度一定の、1年間計画して1年後に納車とかという、一、二年程度時間を要するというお話もされていたので、あの車両だといざという場面で故障してしまって救出することができないというリスクもあると考えますので、各設備ですとか機器の更新、この準備も早急にすべきだと考えますが、その点についても見解を伺いたいと思います。最後、6点目についてです。タウンミーティングについて、現場の声を聞くことは非常に重要だと考えます。3地区に分けてテーマを設定して実施していくということだったのですが、これはどういった内容を想定しているのかですとか目的だったりというところを伺いたいと思います。最後に、オンライン役場の実現に向けて、私はDX推進において最も重要なことはスピード感であると考えます。そのため、答弁にもありましたDX推進委員会と作業部会、このようなチームをつくって推進していくことは非常に重要であると考えますが、同時に外部から、例えばIT企業からの専門の人材に参画してもらうですとか、これは地域活性化起業人ですとか、そういった制度を使って専門人材に参画してもらうことでDX推進のチームと連携してさらなる推進だったりスピードアップが図られると考えますが、その点について見解を伺いたいと思います。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
1点目、白老未来学についてのご質問がございましたので、私からお答えをさせていただきたいと思います。白老未来学に至るまでのこれまでの経緯も踏まえながら少しお話をしたいと思いますが、本町では平成15年からアイヌ文化を学ぶふるさと学習ということで様々な体験学習を行ってまいりました。これは、子供たちに対してアイヌ文化への興味や関心を高めたり、深めたり、大変大きな成果があったと理解しておりますけれども、一方ではそれがただ体験だけで終わってしまって、なかなかふるさとへ目を向けていく学習にはなっていなかったのではないかというような反省もございました。そこで、ここ2年間、新たに白老未来学という特色ある教育活動を全庁挙げて検討してまいりました。子供たちにふるさとへの愛着や、あるいは誇りを育んでいくときに大事なことが3つあることを確認いたしました。1つは、地域の人たちとしっかり関わっていくと、こういう学習をしようと。それから、2つ目は小学校と中学校がしっかり連携をしていこうと、9年間連続した学びをして子供たちにそうした資質や能力を育んでいこう。そして、もう一つは体験学習だけではなくて、学校ではいろんな教科がありますから、こういった教科とも関係づけて教育活動全体で子供たちのそうした愛着や誇りを育んでいくという、この3つの大きな柱の下に今回の白老未来学を構成いたしました。もう既に新学期が始まって各学校では取組が行われておりますが、これから本格的な活動については2学期が中心になりますので、いろいろ成果が出たときにはいろんな機会を通してご報告をさせていただきたいと考えております。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
私から何点か答弁させていただきます。まず、1つ目の高校生までの医療費の拡大の件でございます。今は国民健康保険の減額調整措置がいつ廃止されるかということは決まっていませんけれども、廃止の方向で動いているという情報があります。そういった社会的なというか、国家的な状況と、それと市町村単位で見ていけば、市部では随分高校生までの拡充が進んで、本当に最近進んでいるという状況が見られます。そういう状況を鑑みながら、本町においても今回窓口ということからの対応を現物支給ということにしたことも掛け合わせながら考えていかなければならない一つの事項だということの認識はしております。それから、給食費の無償化については先ほど町長のほうから前の議員にも答弁させていただきましたけれども、今40食にした無償化そのものは基本ベースに置きながら、今後どういう内容だとか方法で無償化を継続していくのか、その辺りを今回の事業の状況を見ながら、また子育て支援のありようも含めまして考えていかなければならないと捉えております。ですから、無償化そのものを時限的に今年だけだというのではなくて、これは続けるけれども、どういう拡大というか、内容で持っていくかというのは今後の検討のところだと思っています。それから、介護予防の関係でございますけれども、確かに平均寿命と健康寿命の差というか開きが随分ある現状が国民的にもあります。うちのまちでもきっとそうだと思うのです。ですから、健康で長生きをしていくためにどういうような介護予防が必要なのかということについては、先ほど議員のほうからお話があった世代間交流だとか、それから前の議員のほうからありましたスポーツというか、そういうものでの関わりだとか、そういう関係からいえば、これまで高齢者の問題だ、高齢者の問題だと言っている中での目線であるということではなくて、しっかりと各課が連携して町民の健康を守っていくというか、介護予防というか、それなりの年になっても元気でいるという、そういう取組は進めていかなければならないだろうと思っています。そのためにも特定健診もしっかり受けてほしいということで、今年はその辺のところを訪問型にして健診を受けてもらうような、そういう取組も進めてまいりたいと思っております。それから、高齢者の、足の確保の問題でございます。公共交通だけで全部が要望に応じることはなかなか難しい場面場面があるように思っております。ですから、公共交通そのもののしっかりとした、毎年毎年のようにコースだとか時間帯だとかという改正もさせてもらっているのですけれども、その在り方についてはさらに検討はしなくてはならないと思いますし、民間の福祉有償のところだとか、それからもっとほかのまちであるボランティア型の足の確保の仕方だとか、そういうようなことも含めて、これも高齢者介護課だけだとか、それから健康福祉課だけだとかということではなくて、もちろん政策推進課、今関わっておりますけれども、そういう課の全体の中でまた併せて考えていかなければならないと思っております。ただ、今委託をしている介護予防サロン、町内で5か所やっているのですけれども、そこのところが送迎の車を出して足の確保はしているところでございます。それから、次の消防の関係でございます。今の本署と西部出張所の在り方を見たときに、西部出張所の建物自体の老朽化、それからご指摘があったような車両だとか資材の老朽化だとか効率化だとか、それから出動態勢の在り方だとか、そういった総体的に考えたときには、令和8年から東部3地区で始める消防指令の共同運用の中で随分出動態勢が強化されることで進んでおりますので、今後の西部出張所の在り方については統廃合も含めて考えていかなければならないことかと思っています。1つだけ例を出すと、今救急車が本署と西部出張所に1台ずつ置いているのですけれども、救急体制の数からいえば本町、白老と萩野地区が随分多いと。それで、本署から出ることがしょっちゅうあるのだけれども、その間ここの地区が空いた場合、そして何かまた続けて救急要請があったときに、西部出張所から今度ここまで走るだとか、そういった時間的なロスは確かにあるのです。だから、そういう体制も、今本署を町内の大体真ん中ぐらいに置いているので、その体制を強化というか、解消するためにも考えなければならないところにきているのかと。だから、そうなると、もちろん町民の皆さん方への説明はしっかりとして、同時に共同運用の部分も明らかにする中で、こういうことだから、こうなりますという説明は進めていきたいと思っています。それから、タウンミーティングの目的は、町長の町政の基本姿勢である共感広がる信頼のまちづくりに、そのことだと思っています。そのために町長自らが、これまでも地域懇談会だとかと様々な展開はしてきていますけれども、より密接というか、距離感の近い中で、町長が言っている対話型の、そういうタウンミーティングをしていきたいと今のところ押さえております。詳しいことについては、若干触れているところもあるのですけれども、3地区で、そして町長が一定限の町政の課題だとかについて投げかけ、そしてそれを町民が受け止めてグループ討議をやって、そして討議の結果をまたみんなで共有を図りながら、そして最後に町長がまたそこに今後のまちづくりの方向を示していくと、そうしたいと思っています。それから、オンライン役場、これは本当に町民の皆さんの今後の利便性だとか役場内の効率化を図っていくために進めなければならない重要な課題だと強く思っております。それで、1答目でありますけれども、庁舎内にそれぞれの委員会だとか、それから作業部会だとか組織強化、対応強化を図りながら進めてまいりたいと思っています。その進める中で外部の人材の教えを請う場合があるかと思うのですけれども、そういう場合についてはまた民間の企業人の皆さんからお願いするだとか、そういう体制も整えていきたいと思います。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
それでは、私からもお答えをしていきたいと思います。最初に、にぎわい創出のイベントの関係です。今までのイベントにつきましてはポロトミンタラフェスティバルだとかチェプ祭、それから議員が話されていたイベントなどがあります。これらが開催されていますけれども、それぞれのイベントは新型コロナウイルス感染症の影響を受けながら進めてきたというところもあります。今後については制限のない中での開催になると押さえています。それから、ポロトミンタラフェスティバルの関係なのですけれども、内容としてはアイヌ文化、それから子供向けのイベントだとかをやっていきたいと思います。それは、きちんとした周知をしながら、観光客もそうですけれども、町民の方が楽しめるイベントとしていきたいと考えています。そのことが関係人口の拡大につながればと考えているところです。それから、漁港区の整備と現場の意見を聞くこと、それから各団体との連携の関係ですけれども、まず漁港区の整備につきましては、もう既に30年たっておりますので、かなり傷んできています。それで、簡易的な修繕とはなりますけれども、安全対策も含めて漁港区の岸壁上部のコンクリートの補修を補正予算として今回提出をさせていただいております。それから、漁港区の第1、第2岸壁の一般と詳細点検も実施していきたいと考えています。次に、現場の意見の部分についてですけれども、これは現場の意見をきちんと集約するということ、それから併せて事業者のことについても現状を把握していかなければならないと考えています。議員がお話をされたように、政策の反映には必要なことと思っていますので、これは機会あるごとに聞き取りや意見交換を行っていきたいと思っています。また、漁業協同組合とか農業協同組合との関連協会につきましても様々な課題がありますので、課題解決のための議論や情報の共有化も今後はさらに行っていきたいと考えているところです。
再々質問 4番 佐藤雄大
4番、佐藤です。再々質問いたします。1点目については答弁をいただいて、早急な実施ですとか拡大を期待しているところであります。白老未来学の取組についても理解いたしましたが、白老未来学だけではなくて白老を学んで育てる教育のさらなる充実、これを行って一人でも地元に残ってもらうように、先ほども教育長から答弁がありましたけれども、地域との関わり、これを継続させていくべきだと考えます。白老東高校のお話をもう一度伝えたいのですけれども、6月2日に理事者の皆様は見学されたと思うのですが、仙台藩白老元陣屋資料館のほうでガイドボランティアで白老東高校の生徒が自分たちのまちの歴史を修学旅行に来た愛知県の高校生にガイドする、すばらしい取組を行っていたということを新聞にも取り上げられていました。これは白老未来学の一つの完成形といいますか、自分たちのまちの歴史を違う地域の同じ世代の方々に伝えるということは非常にすばらしい取組だと思ったので、そういったことを含めた今後の見解を伺いたいと思います。2点目について、介護予防と地域公共交通、これはセットでというか、より連携していくべきかと思います。介護予防の場を創出することを考えたときに、地域公共交通の充実で足を確保することが集いの場ですとかコミュニティの場の創出につながっていく、それが活性されていくと考えますし、町民の皆様にとっても重要なことだと考えます。行きたいときに行きたいところに行ける公共交通を目指すことは、足を確保したい高齢者の方々だけではなくて、子育て世代の方々を含めた多くの町民の方々にとっても必要なことだと考えますが、将来を見据えた介護予防、そして地域公共交通の見解について伺いたいと思います。3点目、4点目については町民第一のにぎわいの創出を期待しておりますし、4点目については、最後6点目のタウンミーティングにも関わりますけれども、現場主義の行政の動きについて期待しております。5点目について、町民の皆様の命を守るために、そして安心、安全なまちを目指すときに消防機能というものは最も重要であると考えます。先ほどもありましたが、西部出張所の今後も含めました将来の消防、救急体制の在り方について再度見解を伺いたいと思います。最後、6点目についてです。タウンミーティングを行って町民の皆様の声に耳を傾けて現場の声を大切にしていくことというのは、何度も言いますが、最も重要であると考えます。また、執行方針の部分に町民の皆様の視点に立ち、何ができるか、何をすべきか実効性を高めていきたいとありましたが、まだ現状町民と行政の間に認識ですとかニーズの差というものがあるように感じております。現場主義で対話や関わりを深めていくことでこの差を埋めてニーズに応えることができれば実効性は高く、町民の皆様の満足度の向上、町民サービスの向上につながっていくと考えますし、そのような町政運営を目指して期待しております。前例にとらわれず決断していく町長としての4年間の覚悟、そして決意を改めて最後に伺って、私の代表質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
代表質問ということで、再々質問についてお答えさせていただきます。まず、1点目の子ども医療費と給食費の無償化の関係でございます。これは私の子育て支援策の大きな取組の施策として子ども医療費の無償化の現物支給ということと、あと給食費の一部無償化ということで位置づけをさせていただいております。医療費もそうですし、給食費の無償化についてもそうなのですけれども、子育て世代の方々が安心してということがこの施策につながっていくというのが一番大事だと思っておりますので、安心感というのを、先ほど答弁させていただいたとおり、今後の展開、これまでの検証ですとか実態把握ですとか、そういったことをきちんと踏まえた中で今後きちんと拡充については考えていきたいと思っているところでございます。それと、未来を切り開く子供の育成についてでございます。今具体的に議員から白老東高校の生徒が仙台藩白老元陣屋資料館のガイドをされていたということで、実際に私も見させていただきました。すばらしいということで、本当に感動したところでございまして、まさしくこの取組というのが白老未来学の完成形というか、子供たちの言葉で白老町のことを話す、これが最終形と思っておりますので、そこを目指してきちんとまちに愛着を持って、ふるさと教育もそうなのですけれども、そういったことで進めていけたらと思っております。それと、あともう一点、子供たちのまちへの愛着という方策で1つ今後私がチャレンジしてみたいというのが中学生の政策提言をまちづくりに実現化をするというような考え方でございまして、簡単に言いますと、授業の中で白老町はこんなまちづくりができるのではないかというようなことを中学生から政策提言をしてもらって、そして今子ども夢基金というのがあるものですから、まさしくその子ども夢基金を活用して何か子供たちが提言したことを予算化して実現化すると。そういうようなことをしたら子供たちが、私たちがやったことが本当にまちづくりにかなったということでまちづくりへの関心が高くなったりですとか、まちへの愛着がもっともっと高まってもらえないかということを今自分の中で考えていて、これは近い将来やってみたいと思っているところでございます。それと、2点目の介護予防でございます。これは、介護予防と公共交通の充実をセットで考えてくださいということで議員からお話をいただきました。それで、私も認識不足な部分があったのですけれども、介護予防はいろいろな場面で、ちょっとお出かけをするということも、例えば身なりを整えるということが介護予防になったりですとか、そういったことで本当にいろいろな場面で介護予防というのがつながっていくということであれば、そういった部分であっても足の確保という、高齢者の方々の外出支援というのは充実させていかなければならないというのは認識して、改めて思っているところでございます。ただ、先ほど古俣副町長からもお話があったのですけれども、福祉の分野、福祉の交通の部分とはすみ分けは考えていかなければならないというのが1つ課題として捉えているところでございます。続いて、3点目のにぎわいの創出でございます。これはイベントの開催ということで、町としてもいろいろとイベントを開催しているところでございます。大きいお祭りから小さいお祭りといいますか、小規模なお祭りということで。ただ、大きいお祭りになってくると、これはもちろん関係人口の創出ということで外から、町外の方々をより多く呼び寄せたいというか、来ていただきたいということから町外向けのイベントというのが割と大きくなっているということもありますので、ここは町民の皆さんにも楽しんでいただける、これが重要ではないかと思っていますので、そこは今後考え方を変えてというか、その辺も含めた中でイベントの開催については考えていきたいと。ここはにぎわいを創出する工夫というか、町外の方と町民の方のバランス感ということをにぎわいの創出のイベントとして考えていきたいと思っているところでございます。それと、4点目の地域力の最大化ということで、ここはまさしく足を運ぶ、現場を知る、ここしかないと私は思っております。ですから、いろいろと団体の方であったり企業の方と連携をして、どんな課題があるのかということで現場に足を向けてきちんと課題解決に取り組んでいきたいというのが重要なことかと思っております。続いて、5点目の消防、救急体制についてでございます。こちらについては、令和8年の消防指令の共同運用というのが一つのポイントになってくると私も思っております。ただ、町民の皆さんの安全、安心というのは第一優先にしなければなりませんので、西部出張所の統廃合については、そこをきちんと議論した中でどういう形がいいのかというのを町民の皆さんと、地域の住民の方々とお話合いをして、いい方向に進めていけたらと思っているところでございます。それと、最後、6点目のタウンミーティングとオンライン役場の実現でございます。まず、タウンミーティングについて、私から具体的に今年度の方法についてお話をさせていただきたいと思います。今年は3地区に分けて、私がこの立場にならさせていただいて、お役目をいただいて初めてということもありますので、町政報告会というか、今想定では10月にやりたいと思っていまして、半年なり7か月ぐらいなのですけれども、町長という立場をいただいて、こういうことで町政を運営してきましたなりしていきますというようなお話をまずさせていただいて、そして第2部として、実は今月の22日が締切日なのですけれども、今年まちづくりの町民意識調査というのをやっておりまして、それの公開評価と言ったらおかしいのでしょうか、まちづくり意識調査の結果を踏まえてどういった課題があるのだろうですとか、この結果に基づいてどうしていったらいいまちづくりができるだろうというような、こういったことを対話型で議論させていただければと思っています。それで、実は町で新しい行政評価の制度というのを立ち上げて、この意識調査を行政評価の施策評価ということで位置づけをしようということで取組を進めておりますので、公開行政評価と言ったらおかしいのですけれども、そういうことで町民の皆さんと議論して、意識調査の結果を踏まえて今後どういったまちづくりをしていったらいいかというような対話をさせていただければと今思っているところでございます。オンライン役場でございます。ここは一番重要なことは、町民の皆さんの町民サービスの向上、これが一番です。続いて内部の業務の効率化ということで進めていけたらと思っております。ですから、町民の方々の目線、どうやったら便利になるのだろうということをまず主眼に置いて取組を進めていかなければならないと思っております。ただ、新しいことを挑戦するというか、始めていきますので、なかなかハードルは高いものになってくるかとは思うのですけれども、自分の思いとしては新しいものに挑戦することは、まず核となる組織が必要だと、引っ張っていく組織が必要。そして、みんなで取り組んでいく。でないとうまくいかないと思うのです。これは各課各課ばらばら、ばらばらやったら絶対うまくいかないので、まず核となる組織、ここを強化して、そしてみんなでやっていこうと取組を進めていきたいと思います。もしそれでうまくいかないというか、もうちょっと充実させていこうといったときに外部のスペシャリストを呼んで指導していただくだとか、そういうことで進めていきたいと思っているところでございます。それで、今後の決意ということで、佐藤議員のほうから前例にとらわれるなというようなお話をいただきました。私も今この世の中というのは誰もが予想しなかった新型コロナウイルス感染症という目に見えない敵が現れて、まだまだ予断を許さないのですけれども、大分落ち着いてきたということも踏まえると、本当にこの社会情勢というのが目まぐるしく変わってくるということでありますので、その社会情勢にいかに敏感に反応していくかということと、それにスピード感を持って対応していかなければならないということですので、もちろん行政の仕事はこれまでの仕事をきちんと重んじてやらなければならないところはあるのですけれども、先ほど言ったオンラインのように新しいものにチャレンジしていく、挑戦していくという気持ちは失いたくないと思っていますので、ここはみんなで知恵を絞って、みんなで手を取り合って進めていきたいと思っているところでございます。