白老町議会 令和5年定例会6月会議 2023年6月20日
町政執行方針
2023年6月20日、白老町議会の一般質問で、久保一美議員が「町政執行方針」について質問し、町長 大塩英男、副町長 古俣博之、副町長 竹田敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 久保一美 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、副町長 古俣博之、副町長 竹田敏雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 久保一美
1番、久保一美、会派いぶきを代表して、代表質問をいたします。町政執行方針について。(1)、9つの目標と実現のための政策について。①、子育てに関連し、少子化対策について具体的に伺います。②、高齢者支援策について、公共交通の充実に関わる政策の展望と課題について伺います。③、環境に関連し、不法投棄対策の強化について現状と課題を伺います。④、商工観光について、観光周遊と経済循環の拡大の展望を伺います。⑤、芸術に触れる機会の創出の考えを伺います。⑥、誰一人取り残さない地域防災力の強化の考えを具体的に伺います。⑦、公園整備及び空き家対策の現状と課題について伺います。
答弁 町長 大塩英男
久保議員の代表質問にお答えします。「町政執行方針」についてのご質問であります。1項目めの「9つの目標と実現のための政策」についてであります。1点目の「子育てに関連した少子化対策」については、特に若い世代への多面的な支援が重要であると捉えております。このことから第2期白老町まち・ひと・しごと創生総合戦略を着実に推進し、子どもを持つことを希望する誰もが安心して結婚、妊娠、出産、子育てが出来るよう、切れ目ない支援を継続して進めてまいります。2点目の「高齢者支援策としての公共交通の充実に関わる政策の展望と課題」についてでありますが、高齢化率が46パーセントを超え、今後も増加傾向が予想される本町において、高齢者の皆様の利便性に配慮した公共交通の必要性はますます高まるものと考えております。今後においても、免許返納や適切なダイヤ改正、先進技術等の調査研究を含めた利便性向上とともに、周知啓発等により町民の皆様にとって身近な公共交通となるよう努めてまいります。3点目の「不法投棄対策の現状と課題」についてでありますが、不法投棄件数としては、令和2年度が102件、令和3年度が94件、令和4年度は58件と年々減少しており、少しずつではありますが不法投棄対策の効果が現れているものと捉えております。不法投棄の更なる減少・撲滅に向けて、警察との連携によるパトロールの実施や監視カメラの活用などによる対策強化を図る考えであります。4点目の「商工観光について、観光周遊と経済循環の拡大の展望」についてでありますが、観光客が町内各地を周遊していただけるよう、白老観光協会のホームページ上にモデルコースを掲載しているほか、道内外のプロモーションの際に町内各地の観光施設のほか、名所・自然などさまざまなコンテンツを紹介するなど、情報発信に取り組んでおります。また、観光周遊を促進することについては、観光業だけではなく、様々な業種に経済効果を波及させるため、引き続き観光周遊に取り組んでまいります。5点目の「芸術に触れる機会の創出」についてでありますが、近年、町内各地において、森や海などの豊かな自然と融合した芸術活動が活発に行われ、町外からも多くの方々が本町に訪れている現状にあり、交流人口や関係人口の創出が町内経済の活性化に寄与していることから、これらの活動はまちの活性化に良い影響を与えているものと捉えております。6点目の「誰一人取り残さない地域防災力の強化」についてでありますが、様々な自然災害による被害を最小限にくい止めるため、防災訓練や防災講座への参加促進など、地域防災活動の充実を図り、防災活動の認知度を高めるほか、自主防災組織等への支援や備蓄品、資機材等の計画的な整備を進めてまいります。また、災害に強いまちづくりに向けた災害対策活動の拠点としてふさわしい安全性、利便性等を備えた役場庁舎等公共施設の整備に向け、さらに調査・検討を進めてまいります。7点目の「公園整備及び空き家対策の現状と課題」についてでありますが、町内の公園整備については、公園施設長寿命化計画に基づき、利用者が安心して楽しむことができる憩いの場となる公園を目指し、老朽化された遊具改修を令和4年度から着手しております。しかしながら、休養施設や便益施設などにおいても老朽化が著しく進んでいることから、施設全体の計画的な改修が課題となっております。空き家対策の現状については、白老町空き家対策計画に基づき、空き家に対する窓口相談を中心に取組んでおり、4年度に実施した町内全域の空き家再調査においては、511戸の空き家が確認され、老朽化の著しい不良空き家についても増加傾向にあります。このようなことから、今後はさらに空き家所有者に対する適切な管理に向けた対策の強化を課題とし、取組みを進める必要があると捉えております。
再質問 1番 久保一美
1番、久保です。これから再質問いたします。まず、子育てに関連した少子化対策についての再質問であります。子育て支援が充実しながらも子供が減り続ける現状、どう対策しなければならないのかについて様々な原因があると思われますが、特に気になることを伺いたいと思います。まず、総務省の調べによる年齢別未婚率の推移ですが、30歳から34歳の男性は47.4%、おおよそ2人に1人です。女性は35.2%で、おおよそ3人に1人。35歳から39歳の男性は34.5%、おおよそ3人に1人です。女性は35.2%と、おおよそ4人に1人になります。また、45歳から49歳の未婚率の平均は、男性は28.3%、女性は17.8%となっております。次に、2015年調査の結婚に対する意識について、いずれ結婚するつもりと答えた未婚者の18歳から34歳の割合は、男性が85.7%、女性が89.3%で、ここ30年間の調査結果でも若干の低下はあるものの男女ともに依然として高い水準を維持しています。また、未婚者の25歳から34歳に独身でいる理由を尋ねると、適当な相手に巡り合わないが男性は45.3%、女性は51.2%で、まだ必要性を感じないが29.5%、結婚資金が足りないが29.1%となっております。過去の調査と比較すると、男女ともに異性とうまく付き合えないという理由が増加傾向にあります。また、女性では仕事に打ち込みたい、結婚資金が足りないという理由が増加傾向にあります。これらのことから、様々な理由による未婚化の進行や若い世代における経済的負担を懸念した結婚や子供を持つことへの不安などが読み取れます。このことについてまちの対応を伺います。次に、②の高齢者支援の公共交通についてですが、現在の公共交通については特にルートに対する不満の声も聞こえてくるが、現行のダイヤや運行体制等に対してどのような認識、評価があるのか伺います。また、大型バスではなく小型バスの使用に切り替えて便数を増やしたり、高齢者にとってはバス停で待つ間のベンチを設置するなり、時刻表ももう少し見やすくしたり、あるいは体験会などの開催などにより、より高齢者が乗りやすい環境への改善が必要だと思いますが、その考えについて伺います。それと、デマンドバスについては予約がないと帰り便に空き席があっても乗せてもらえないという声もあったと聞いており、改善が必要だと思いますが、その考えについて伺います。次に、3番目の環境に関連した不法投棄対策ですが、2022年3月にごみを捨てづらくなるような環境のまちづくりのアイデアの質問の中で関心の目を増やすことと実践的な環境教育の強化の必要性について質問しましたが、今回はもう少し踏み込んで質問したいと思います。まず、近年のまちの継続的な環境対策強化の成果もあり、最近は全町各地域の自然景観が守られていることと認識をしており、大変感謝しております。最近ではボランティア団体や町内企業のみならず、大手企業も海岸清掃を実行するなど環境保全に対する意識は高まりを見せていると思います。具体的には、苫小牧市でも実施していますが、子供が作成した看板の設置などや健康維持のためのふだんの散歩などに環境保全の意識も併せて関心の目を増やすなど、ほかにも何かアイデアがあるのかもしれませんが、いろいろアイデアを駆使して取り入れればいいと思いますが、いかがでしょうか。次に、4番ですが、4番と5番の観光周遊と芸術に触れる機会の創出については関連性があるので、併せて質問したいと思います。白老町といえば、まず思い浮かぶのは食材と自然景観ではないでしょうか。ウポポイが開設してもうすぐ3年となりますが、この間新型コロナウイルス感染症の影響もあったりで様々な行事も滞り、計り知れないほどの経済的打撃の中、終息はしていないもののやっと経済活動が可能になり、これからの方向性が大変重要だと思われます。まず、取り上げる1つ目は、旧社台小学校の利活用についてです。旧社台小学校といえば令和2年に子供の遊具を設置していただいたことがありました。社台地区は子供は少ないですが、よく遊具で遊んでいるのを見かけます。周辺整備はまきば会を中心として行っており、地域住民は大変ありがたく利用させていただいて感謝しております。旧社台小学校の立地場所は太平洋と樽前山に挟まれ、国道にも面しており、グラウンドも使えます。また、建物は牧場風景にふさわしいデザインで、また苫小牧市に一番近い白老というのもよいポイントではないかと思います。近隣住民の多くは社台小学校がなくなったことでコミュニティの場が失われたことを嘆いています。町民も使える利活用を求めていますが、まちとしてのお考えを聞きたいです。次に、芸術に触れる機会の創出についてですが、自然景観は人が手を加えることにより芸術となり、人が訪れることで観光資源になります。白老町各地に自然景観の観光資源はありますが、現在虎杖浜地区、社台地区に設置されている野外写真展があります。国からの予算をいただき実施された野外写真展は今年で5年目を迎え、最終年になりました。来年以降はまちの資源として残していく必要性があると思いますが、まちから何らかの支援を強く希望していますが、お考えを伺いたいと思います。次に、6番目です。誰一人取り残さない地域防災訓練力の強化についてでありますが、自主防災組織の現状と課題に触れてみたいと思います。高齢化が進み、どの地域でも共通の課題だと思いますが、役員の成り手不足による組織の活動低下が最大の課題ではないでしょうか。現状のままでは防災力強化どころか衰退の一途をたどると容易に予測できます。考えられる対策としては、町内会単位ではなく一定人数枠を基準として、人数に満たない組織は複数組織で機能できるよう構成させるとか、または連合会単位で活動することを基準にするとか、これはあくまでも案ではありますが、いかがでしょうか。また、防災の向上に幾ら尽力をしても、その地域の一時避難所の整備がおろそかでは防災意識が高まるわけがありません。これは例ですが、社台地区における一時避難所は社台墓地となっていますが、住民の声にはどうやってこの山を登るのだと、せめてスロープをつけてほしいなどの意見があります。ヨコスト地区においても同様であります。この問題についてどのような対策が必要なのかお聞きします。次に、7番目に入ります。公園の問題はいろんな議員の方が質問されているので割愛させていただき、空き家対策について質問いたします。本年度の予算審査でも同僚議員が質問されたり、また過去にも多くの議員が質問していますが、増え続ける空き家問題は最重要課題ではないかと思います。平成30年の住宅・土地統計調査によると白老町の住宅総数は1万420戸であり、空き家は3,230戸というデータがあることに対し、令和4年度に実施した調査では511戸の空き家が確認されているとされています。まず、この差について伺います。長期間放置された空き家は、かなり重要な問題になると思います。放置を続けると野生動物の侵入が発生し、さらに環境が悪くなると思われます。空き家の所有者がほかの方に転売したいだとか、解体したいとか、困っている方も多いと思いますが、結果的に空き家を整理するタイミングを逃してしまったことが長期間放置されていく原因にもつながっているのではないでしょうか。また、これらの空き家を資源と捉え、安い住宅を求める特に若い方の橋渡しを行うことで政策的なまちづくりの仕組みが必要だと考えますし、不動産屋に相談をためらう高齢者も多いと思いますので、情報を得られる仕組みも必要だと考えます。要は空き家問題を解決する仕組みをつくることで、廃屋化を防ぐという意味でも移住定住を進める上でも政策として具体化されるべきではないかと思いますが、まちの考えを伺います。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
まず、1点目、子育て支援に関して、若者の未婚率、それから結婚意識について今調査結果をるる提示していただきました。そういう状況を鑑みて町としての対応はどうなっているかというご質問かと思いますけれども、ご答弁させていただければ、1答目のところでもまち・ひと・しごと創生総合戦略の件についてご答弁が町長のほうからもありましたけれども、その中に2つのチャレンジ項目がありまして、そのうちの一つが若者定住プロジェクトでございます。これは、若い世代の移住定住だとか、それから子育て環境の推進だとか、郷土愛の醸成だとかということでございますけれども、あと今ご指摘のあった若い世代の出会いの場の創出、それから新婚世帯への経済的な支援というようなこと、それから妊娠、出産ケアの充実ということで、御存じかと思いますけれども、今包括支援センター等々含めて子育て世代の相談体制は十分なされているかと思っています。それから、子育て支援の充実ということで、今回も予算計上させてもらっておりますけれども、医療費だとか副食費のことだとか給食の無償化の件もありました。いずれにしろ、若者が将来を見通して自分の人生の設計をどう立てて進んでいくか、そういう確かな道筋が一定限保障というか、確保してやらなければならないと。100%町がそれをしてあげるということはなかなか難しいことではありますけれども、しっかりと若い世代が安心して結婚をして、そして出産して子育てができる、そういう支援策は今後も十分進めてまいりたいと考えております。それから、公共交通と高齢者支援の関わりでございますけれども、今の時点で毎年のようにダイヤ改正を行ったりルートの見直しをして改善に努めております。体験会などもしながら、より周知を図りながら皆様の足の確保を進めているところでございますけれども、さらに方策がないのかということでの検討は進めていかなければならないだろうと思います。バスの問題も、確かに大型でなくて小型にしてたくさんもっと便数を増やしてやればいいというような考えも持つのですけれども、そうなるとなかなか運転手の確保ができないと、そういう難しい状況もあります。それから、デマンドバスについては予約制になっているので、そのときの帰りもとかと簡単にできるかと思うと、なかなかそういうことにはならない状況があることは大変申し訳ないと思いますけれども、ご理解をいただきたいと思います。何よりも再三質問があるように、高齢者の皆さん方が健康づくりというか、健康のために、自分の生活の充実のために外出する機会を持ちたいと、その思いをしっかりとかなえるような対応は、地域公共交通のありようだとか含めてその充実を今後も図っていきたいと思います。それから、観光周遊と芸術の問題ということで社台小学校のことが端的に出されたので、そこの部分も私のほうからお答えをしていきたいと思いますけれども、確かに町内を見渡したときに、自然と、それから食材を連携したような、そういう観光周遊というのがこれからも大事なところだと思っています。その中で、議員のほうから挙げられた旧社台小学校の利活用の件ですけれども、今ウポポイのほうからあそこの施設はもう使わないということになっていますので、その利活用について今庁舎内でどういうような利活用ができるのか、職員提案を募りながら今後のありようについて検討をしているところです。そういうことを踏まえまして、地域の皆さんともまた協議の機会を持てればと考えております。それから、それに伴って芸術、特に野外写真展ということが出されましたけれども、文化芸術共創プロジェクトの取組というのは私も承知しているところでありますし、今年の総会にも出させてもらって、今年の活動内容についてもお話をお聞きしております。これまでの町と、それから文化観光推進実行委員会の関わりを含めて、制作場所の提供だとか、昨年制作されたものが展示場所として図書館が使われたと、そういうことも含めて今後どういう協力関係ができていくのか、その辺のところをもう少しお話も伺いながら、町としても考えて進めていきたいと思っております。それから、防災の関係であります。議員のほうから提案があったように、今地域の自主防災組織が73%、101の町内会があるのですけれども、74町内会で組織はされております。ただ、なかなか今後の見通しというのが、会員の減少だとか役員の成り手がいないだとかということで厳しい状況にはなってきておりますので、ご提案のあったように単体の町内会だけではなくて連合町内会だとか含めて活動ができるような、拡充というか、そういうものは進めていかなければならないのではないかと思います。それから、避難場所の件、社台地区を例に出されておりましたけれども、社台地区ばかりではなくて、本町の東西に長い地域の中で見渡したときに、線路を挟んで避難的には随分厳しい状況にあることは確かだと思っております。今後そういう対策をどのように進めていくかというところはまだまだしっかりと庁舎内においても考えていかなければならないと思っております。ただ、災害は待ったなしですから、早急に対応しなければならないと思っています。社台の墓地の関係については、草刈りは何とか年に2回ほど実施の方向で動いているのですけれども、冬場の問題だとか、それから社台墓地の入っていくところの問題だとか、そういうところを考えると、本当に一時避難所としてのありようも含めて見直しや代替措置なども検討していかなければならないのではないかと思っています。以前にヨコストのところについては一時避難場所を地権者の承諾を得て移動した経過がありますから、まずはそんなことも考えていきたいと捉えておるところでございます。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
それでは、私のほうからお答えをしていきたいと思います。まず、1つ目が不法投棄の関係です。環境美化と環境保全に関する件でございます。まちの環境美化の活動としましては、クリーン白老だとか海岸清掃など町民の方の協力をいただいたり、また事業者の協力をいただいたりして取り組んでいるところです。また、議員のほうから提案のありました小学生が書いた看板または絵、こういったものを環境保全だとか、それから環境美化に利用していくということは可能なことかと思いますので、やり方だとかその内容などを検討していきたいと思います。それから、空き家の関係です。空き家の調査件数の関係なのですけれども、まず3,230戸と公表されている空き家の算出の仕方というのですか、と511戸の空き家の算出の仕方、これが違うのです。それで、どう違うかということは、住宅・土地統計調査についてなのですけれども、国税調査の調査区域の中から指定されている区域を選び出すのです。その選び出した区域の中を調査員が調査をすると。何戸ありますということになりますので、その結果の個数に対して定められた基礎数値を乗じて求めたものなのです。それが3,230戸ですか、ということになります。一方、511戸につきましては、町のほうで固定資産税台帳だとか納税義務者、それから住民基本台帳とそれぞれ住所を確認して、住所が一致しなかった、あるいは亡くなられているとか、そういった場合には空き家として仮定するのです。そしてそのデータに今度水道が使われているとか使われていないと、そういったような照合をかけて何件と選び出すのです。最終的にはそのことを現地へ行って確認して判断したという数字になります。ですから、片方は推定の戸数、それから片方は実際に現場を歩いての戸数ということになります。それから、空き家問題についてです。放置されないための利活用ということですけれども、令和4年で空き家調査を行っています。このデータに基づいて所有者に対して空き家の調査をしています。調査内容としては、不動産業者にその情報を提供してよろしいですかと、こういったものを含めて意向調査をしていますので、その結果に基づいて不動産業者にそのデータをお渡ししてもいいですというような仕組みを今つくっていきたいと考えていますので、そういったことで空き家を増やさない、そういったような解決する仕組みをつくっていき、進めていきたいと考えています。
再々質問 1番 久保一美
1番、久保です。再々質問になります。まず、新型コロナウイルス感染症の影響もあって、いろんな出会いの場企画などとかの行事が滞ったりしたと聞いております。また、いろんな影響が出生率の低下、白老町の統計は分かりませんが、全国で過去最低だという報告があったのも記憶に残っております。新型コロナウイルス感染症以前のそういう町内行事、そういうものがいつぐらいになったら再開できそうだとか、もし分かったらお聞きしたいと思います。それと、地域公共交通のことについてですが、ある高齢者の方がおっしゃっていたことなのですけれども、公共交通が入る最初の1年は細やかに説明する機会があったけれども、その後何もないのだと、そうおっしゃっていた方がいたのです。高齢者の方というのは、我々もそうですけれども、一年一年、年を取っていくわけですから状況が変化していくわけで、それはもちろん分かっているとは思うので、きちんとした状況把握をするというのはもちろん大変なことだとは思いますが、少しでも声を聞くというか、そういう機会がもうちょっとあってもいいのかと感じたのですけれども、その辺のことに対してお聞きします。あと、観光周遊の創出についてですが、旧社台小学校のことです。旧社台小学校のことに関しては近隣住民も非常に高い関心を持っておりますので、校舎内の見学会だとか、これからのことに対しての意見交換などの場だとかというのを非常に求めているのですけれども、この点についても答弁をお願いしたいと思います。最後に、町長に対しての総括の質問になるのですけれども、今回7つの様々な点から質問しましたが、これはあくまでも現状に対しての対策であり、この先少しずつ人口減少が進むと、必要になってくる対策も考えなければならない厳しい時代が予想されていると思います。大塩町長には課長時代から優れた能力と丁寧で親切な人柄で白老町の財政を守っていただきました。この先は町長としての立場なので、町政を守ることはもちろんのこと、未来への的確な投資や変化していく状況に対しての改革も必要になることもあると思いますが、大いに期待しております。最後に、未来に向かうこれからの白老のまちづくりについて、町民に対しての意気込みをお聞きしたくて最後の質問にさせていただきます。
答弁 町長 大塩英男
総括を含めて4点ほどご質問があったかと思います。まず、1つ目の少子化対策でございます。議員から男性と女性の出会いの場というご質問かと思っております。過去には町と商工会と金融機関と3者でこういった婚活パーティーというような、出会いの場というような、そういった催物を開いていた経緯がございまして、議員からご指摘のあったとおり、今新型コロナウイルス感染症でできないという状況になっているということと、あとは今の若い方々のお考えが、要するに出会いの場を求めているのではなくて、スマートフォンを活用したものですとか、そういうようなものに移行しているというようなこともあって、そういった出会いの場というのを現実的には進めていっていけていないというのが現状でございます。ただ、新型コロナウイルス感染症も大分、まだまだ予断を許さないのですけれども、落ち着きを見せてきたということも含めて、庁内の中でそういった動きも必要ではないかというお話も出てきているところでありますので、そういったことも含めて町としてできることがあればきちんと取組を進めていきたいと考えてございます。続きまして、公共交通の、ご高齢の方が過去には説明会があったのだけれどもというような具体的なお話をいただきました。町としてもいろいろと乗り方の説明会を開催したりですとか、あと毎年ダイヤの改正があった場合にはそういったパンフレットを配付したり、そういったことをきちんとやっているのですけれども、まだ説明不足というか、情報発信不足というのが実際の声を聞くとあるのかと捉えますので、そこはきちんと情報発信力を高めた中で活用していただけるように、せっかく公共交通が充実していますので、活用していただけるような対策を取っていきたいと思います。続きまして、観光周遊に絡めて旧社台小学校の活用でございます。こちらにつきましては、今旧社台小学校の利活用について、どういった活用ができるかということで役場の中で提案募集をしております。さらには、担当のほうで詳細について、例えばこんな状況になっていると画像を出したりとか、あとは現地に行って見てみましょうとか、そういうような変わった、今までにはないような取組を進めて、まずは庁舎内でどんなことができるかというのを検討しております。ある程度町としてどんなことができるのかということも含めた中では、議員がおっしゃった地域住民の方々、非常に関心が高いということでありますので、全然その中を見ていただくことを拒むものではございませんので、地域の方々と一緒にそういったことも考えていけたらと思いますので、中の見学会というのはきちんと企画していきたいと思います。それで、最後に総括的な質問がございました。これまでもいろいろとお話をさせていただいていたところだったのですけれども、先ほどもちょっとお話をしたように、いろいろと目まぐるしく変わってくる社会情勢の中で、きちんとまちづくりを進めていくためには改革というのが必要になってくるところでございます。それは私の公約の中で掲げていた役場の改革であったり、もちろん町立病院の改革であったりということで、いろいろ変化に富んだ対応をしていかなければならないというのは重々承知しておりますので、そういったことで対応していきたいと考えていることと、いろいろとデジタルの技術が発生したりですとか新しいことに挑戦していかなければならないことも多く出てくると思いますので、そこはどんどんチャレンジしていきたいと考えております。それと、もう一点、人口減少対策について議員から質問がありましたので、そこの点だけお話をさせていただきますと、日本全国各地で人口減少対策というのがいろいろと政策としてうたわれております。これは、いろいろと多角的な政策を取っていかないと人口減少というのは食い止めていけないと思っています。ですから、いろんなまち、本町においてもそうなのですけれども、移住定住の対策であったり、だけれどもなかなか人が集まらない、そうしたときにはどうしたらいいだろうといったときには、デジタルの技術をそうしたら活用してみようかというような人口減少対策があったり、なかなかデジタルでもうまくいかないとなったときには、そしたら外国人の方を雇用して助けていただこうかというような、いろいろな多角的な対策でやっていかなければならないと私自身も思っています。ただ、今3つ例を挙げたのですけれども、これでもなかなか対応ができなくなるのではないかと私は思っています。そうしたら、どうしていくかというと、これは役場の中もそうなのですけれども、一人一人の仕事、町民の皆さんも一つ一つやることの価値を高めていかなければならないと思っています。役場の仕事であったら、これまで3人でやっていたことを人がいなくなることにより1人でやらなければならないことも、もしかしたら出てくるかもしれません。そういったときにはデジタルの技術を活用するということはもちろん考えなければならないのですけれども、1人でやっていく価値を高めていく、質を高めていく、こういったことも必要ではないかと思っていますので、こういったことも含めて多角的なものをいろいろな中で考えていって人口減少対策ができたらいいということで、これも一つの改革ではないかと私は思っております。長々とお話をして申し訳なかったのですけれども、まずは先ほど言った3つの将来像を含めた中で町民の皆さんが白老町に住んでいてよかった、このまま住み続けたいという幸せを実感していただけるまちづくりを進めていくためにきちんと町政運営を進めていきたいと考えております。