白老町議会 令和4年定例会12月会議 2022年12月13日
町政運営
2022年12月13日、白老町議会の一般質問で、前田博之議員が「町政運営」について質問し、町長 戸田安彦が答弁しました。
- 質問者
- 前田博之 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 前田博之
6番、前田博之です。町政運営と白老町公共施設総合管理の2項目を質問します。1、町政運営について。(1)、任期1年を残して来春の道議選(出馬)を決意した考えと今後のスケジュールを踏まえた町政への影響について。(2)、任期途中に辞職される戸田町長の11年間の総括について。(3)、今後の町政運営における工程管理について。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
「町政運営」についてのご質問であります。1項目めの「任期1年を残して来春の道議選(出馬)を決意した考えと今後のスケジュールを踏まえた町政への影響」についてであります。この度の、私の北海道議会議員選挙への出馬に向け、白老町長の職を辞する決意をしたことにより、町民の皆様や町議会議員の皆様に対し、今後の町政運営に関する不安を生じさせておりますことに対して、申し訳なく思う気持ちでいっぱいであります。私の任期途中における辞職に伴う町長選挙につきましては、法律により選挙を行うべき事由が生じた日から50日以内に行うことと定められており、不在の期間は職務代理者により町政運営がなされることとなります。2項目めの「11年間の総括」についてであります。平成23年11月に、町民の皆様の負託を受け町長に就任をいたしましたが、町民の皆様との約束であります公約の実現に向け、心血を注いでまいりました。1期目においては、「町民皆様の笑顔が見えるまち」をテーマに26の公約事業達成を目標に掲げ、任期終了までに23事業、88.5%の公約を達成いたしました。続く2期目においては、「協働が深化する多文化共生のまちへ」をテーマに41の公約事業達成を目標に掲げ、任期終了までに40事業、97.6%の公約を達成いたしました。また、今期である3期目については、「共生共創~共に生き、共に幸せを創るまちへ~」をテーマに38の公約事業達成を目標に掲げ、任期終了までに32事業、84.2%の公約を、今年度9月末時点で達成したところであります。任期途中の辞職となり、一部未達成の公約があることは誠に申し訳ないことと受け止めておりますが、町民の皆様一人ひとりの幸せを第一に考え、公約の実現に向け、議員の皆様のご理解を賜りながら、全力投球で駆け抜けた11年間の町政運営であったと自負しております。3項目めの「今後の町政運営における工程管理」についてであります。私の辞職時期につきましては、町政運営に与える影響を最小限とすることを念頭に熟慮を重ね、来年1月中旬とさせていただきたいと考えております。新たな町長の就任後は、新年度に向けた公約・政策を町政に反映させるための検討に速やかに着手するなど、理事者と職員が一丸となり、遅滞なく町政運営が図られるよう願うところであります。
質問 6番 前田博之
私の質問通告の内容がちょっと違うので、確認だけしておきますけれども、町長は辞職するのは1月中旬と言っていましたよね。それで、50日云々と言いますけれども、町長の方からも中旬という言葉はあるのだけれども、1月何日とはっきりしないと、その後の私が3で言っている町政運営の工程管理と書けなかったはずなのです。ですから、町長は中旬と言っていますけれども、いつ辞めるのかもう決意していますか。日にちがあれば教えてください。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
本当はいつと答弁したいのですが、1月中旬ということは変わりなくということで、選挙のルール上、3月の町長、町議選の投票日にすると統一地方選に合わせることができるという4年に1回の特別、言葉は適切ではないかもしれないけれども、ルールというか、決まり事がありまして、それで将来町民に対して町長選、統一選、できれば同時期にできるのが望ましいと考えて、可能性を残したことで1月中旬の辞職を決めたところであります。日にちは議長に提出してということになりますので、まだ今この日という答弁は差し控えたいと思います。
質問 6番 前田博之
私がどうこうではなくて、町長に話を聞くと、私がなぜ聞いているかというと、町政に空白を一日でも生まないと、50日の間ありますけれども。そうすると、町長が統一選挙云々といったらかなりの空白を生むのです、もう町長は辞めるということになっていますから。その辺の観点できちんと辞める日にちを決めておかなければ、今後町長選挙が始まりますから、出る人とか、あるいは町長が言っているように予算も骨格だとか云々言っていますけれども、その辺の今後の町政運営の工程というのか、その道筋が立たないから私は聞いたのです。だから、もう一度伺いますけれども、腹は決まっているということですか。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
腹は決まっているのですが、調整が必要なのと、確かに影響は出るという、前田議員おっしゃるとおりで私も胸の痛いところなのですが、今後10年とか20年、30年、将来のことをずっと考えますと、今すぐこういうことで辞職するというよりはそういう可能性の期間を残して辞めるというほうが、将来のまちの負担を考えるとそれがベターだと考えております。
質問 6番 前田博之
それでは、一括で質問します。まず、私は今日の質問を加えて定例会ごとに一般質問と代表質問を合わせて11年間で45回戸田町長に質問してきました。今振り返ってみますと、戸田町長とは政策形成、政策決定、政策執行の過程で、予算にせよ政策にせよ、緊張感を持ちつつ、政策提言や行政運営の意見等でその都度議論を闘わせてきました。時には丁々発止の議論と反問権の行使もありましたが、企画の段階や執行の段階などで効果や成果が見込まれるであろう提言や意見等についてはその都度政策、施策事業に採用されたり、反映をされてきたりと大いに評価しているところであります。そこで、戸田町長は2か月前の10月20日に令和5年度予算編成方針を職員に示しています。このことから、私は最終任期となる令和5年度予算に重要政策、課題の集大成を図るものと思い込んでいました。10か月余りを残して、答弁がありましたが、1月中旬辞職されることになりました。そこで伺います。町長としてこれだけはやりたかった、あるいはやり残したと思える政策や思いがあれば伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
前田議員がおっしゃっていたように、約11年の間いろいろなことがありまして、今これだけはと単発は、ごめんなさい、頭にはいろいろ浮かぶのですが、これをという重要な、1つとか2つは選べないものですから、ただこの11年間でやり遂げたといえば財政再建に議員の皆様、町民の皆様にご協力をいただいて、今は当時よりは、まだまだ厳しい中ではありますけれども、財政再建が進んだと思っております。あと、大きく港の問題、バイオマスの問題、町立病院の問題、3事業は就任当時から言われておりましたので、港はまだ企業誘致等々も含めて進めていますが、ある一定の着手というか、進み具合はできたのかと思っております。また、ウポポイの開設は大きいかと思います。
質問 6番 前田博之
やり残したことはないということで、答弁にありました11年間は自負しているということでよろしいですね。やり残したことを言わなかったから。後でもしあれば追加で答弁いただきます。それで、冒頭で戸田町長の11年間の総括の答弁がありました。私は、町長にこれだけは政策実施してほしかったという重要政策が1つあります。それは、子育て支援としての給食費無償化です。給食費無償化の導入については、私と吉田和子元議員が数回にわたり一般質問で政策提言をし、実施の決断を迫りました。しかし、かないませんでした。最近の傾向として各自治体においても給食費無償化に進んでいるところが増えています。白老町が先駆けて給食費の無償化を実現していたならば、戸田町長にとっての政策レガシー、遺産になったであろうと私は考えています。私は、今日行う一般質問については給食費無償化を考えていましたが、諸般の事情からやめました。本来であればこの場で給食費無償化について町長と議論した結果、戸田町長は実施に向けての政策判断に至っていたかもしれません。そこで、伺いますが、戸田町長としての給食費無償化に対する本音を伺っておきたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
最初に、給食費無償化の前に、やり残したことはたくさんございます。公約も100%達成しているわけでもないですし、白老町には課題が山積しておりますので、細かくは話しませんけれども、たくさんあります。それは引継ぎ事項としてきちんと残していきたいと思います。あと、給食費無償化なのですが、施策と子育て支援ということでは非常に有効な施策だと思います。ほかの市町村でも一部もしくは全部の無償化をしているところもあります。それで子育て世代の方、子供たちがそのまちに移り住むという事例もありますので、ここは町村会も含めていろいろお話は聞いております。ただ、決断するのに難しかったのは、一方食事、食べるものに対して無償化するのはどうなのだというご意見もあるのは事実でありまして、そこは私の中でも葛藤がございました。ただ、学校の給食は食育にもつながっておりますので、教育という意味でも無償化というのは非常にいい施策だと思っております。ただ、これは予算と優先順位とありますので、この辺がきちんと整理をされた中で進めなければならないと思いますし、本当にごくごく一部ではありますが、子供たちに白老の食材を使った給食の無料の日等々もつくっておりますので、全く反対ということではなく、優先順位をつけた中で実行できればよかったとは今では思います。
質問 6番 前田博之
それでは、次です。町長としてのリーダーシップの在り方です。町のトップである町長は、人口減少、少子化、子育て、社会基盤の整備、地域経済、地場産業の活性化、教育はもちろんです、広範な行政課題に対して的確に対応し、政策決定をしていかなければなりません。時には町民の先頭に立ち、暮らしや生命と財産を守るために急を要する場面にあっては的確な判断を下す重責を負わなければなりません。行政学が専門の元中央大学の佐々木信夫氏は、首長自らが経営と政策面でリーダーシップを発揮できるかどうかが自治体経営の存亡の鍵を握ると著書の中で述べています。首長の資質として政策の実現に向けた強いリーダーシップが何よりも求められます。そこで、白老町長としての11年間の経験を踏まえて、戸田町長は町長としてあるべきリーダーシップ像とは何であるかを伺いたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
リーダーシップについては、これがリーダーシップだというのはないと思いますので、前田議員のどういうリーダーシップか全く分からないでお話をします。例えば町長でも会社の社長でも何かの団体でもトップがいて、その人がリーダーシップを発揮して、その組織を導いていくということに関していろいろなリーダーシップのやり方があると思います。私は性格的に強いリーダーシップを持って引っ張るタイプではありませんので、和を大事にしてできるだけ組織力を高めるというのが私の性格というか、そういうことで組織をまとめていくというのが私の考えであります。白老町を経営に例えると、そこに今何が足りなくて、何が弱くて、何が強みなのかときちんと分析した中でいろいろなことにチャレンジしていくというのが組織の力になると思っております。11年間、4年、4年でやらせていただきましたけれども、たかが11年、されど11年ということで本当に中身の濃い11年だったと思っておりますし、これは議員の皆様、職員の皆様と町民の皆様の協力があってここまでこれたと思っております。そういう中で、まだまだ発展途上でありますけれども、ここで完結ではないので、今度は新しい方がリーダーシップを発揮して、きちんと白老町の発展に寄与していただければ大変ありがたいと思っています。
質問 6番 前田博之
戸田町長、分かりました。11年間本当にお疲れさまでした。この質問をもってこの項の質問を終わります。