白老町議会 令和4年定例会9月会議 2022年9月7日
財政と役場組織の在り方
2022年9月7日、白老町議会の一般質問で、大渕紀夫議員が「財政と役場組織の在り方」について質問し、町長 戸田安彦、企画財政課長 大塩英男、政策推進課長 冨川英孝、総務課長 高尾利弘、副町長 古俣博之が答弁しました。
- 質問者
- 大渕紀夫 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、企画財政課長 大塩英男、政策推進課長 冨川英孝、総務課長 高尾利弘、副町長 古俣博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 大渕紀夫
2点目に入ります。財政と役場組織の在り方について。(1)、令和3年度の決算状況と評価についてです。①、指標から見た具体的な評価について伺います。②、今後の基金、起債、指標等の目標について伺います。(2)、令和4年度の現在までの収支状況と特徴について伺います。(3)、町立病院建設における財政見通しについて。①、立地適正化計画の進捗状況について伺います。②、財政シミュレーションについて伺います。(4)、役場組織の現状について。①、定員に対する充足率と休暇中の職員数について伺います。②、会計年度任用職員の労働条件の現状について伺います。③、過去5年間の退職者数とその要因及び対処方針について伺います。④、管理職になりたがらない職員が多いと聞くが、その理由について伺います。⑤、女性管理職登用の考え方について伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
「財政と役場組織の在り方」についてのご質問であります。1項目めの「令和3年度の決算状況と評価」についてであります。1点目の「指標から見た具体的な評価」についてでありますが、令和3年度の一般会計決算状況につきましては、歳入130億654万8千円、歳出126億5,269万2千円、差引3億5,385万6千円、繰越事業財源を除いた決算剰余金は3億893万7千円となっており、特別・企業会計の決算状況につきましては、病院事業会計において、資金不足が発生しております。健全化指標につきましては、実質公債費比率は12.1パーセント、将来負担比率は21.4パーセントと、いずれも前年度より改善しております。基金残高につきましては、特別会計分も含め、前年比5億1,680万円増の約28億7,200万円となっております。これらの数値や指標を含めた具体的な評価につきましては、寿幸園民営化に向けた起債の繰上償還資金の追加繰出を行いながらも、堅調な収支状況を確保し、基金の積み増しができたことは、懸案事項の解決と財政基盤の強化がともに図られたものと捉えており、将来にわたり持続可能なまちの実現に向け、着実に歩みを進めているものと評価しております。2点目の「今後の基金、起債、指標等の目標」についてでありますが、行財政改革推進計画において、基金は、財政調整基金の残高が10億円を下回らないよう努めるとともに、特定目的基金については、事業実施の財源として適切に運用すること、起債は、将来世代へ過度の負担を残すことが無いよう、計画期間中の町債発行総額を80億円以内に抑え、過疎債などの財政上有利な起債を有効活用すること、指標等は、財政健全化プランにおける中長期目標を継承することとしており、これらの実現に向け、適時適切な財政運営を行っていく考えであります。2項目めの「令和4年度の現在までの収支状況と特徴」についてであります。歳入につきましては、町税は、個人町民税、固定資産税の償却資産分の増などにより、予算額を上回る見込みであります。普通交付税は、当初予算額を9,757万3千円上回る34億4,757万3千円、臨時財政対策債発行可能額は、当初予算額を1億1,079万5千円下回る7,920万5千円となっており、ふるさと納税は、7月末現在で前年同月比2,219万3千円増の9,487万8千円となっております。歳出につきましては、新型コロナウイルス感染症関連事業2億1,162万4千円、大雨等による災害対策費2,544万7千円を専決処分による補正予算として追加したほか、本定例会において新型コロナウイルス感染症関連事業5,527万円の補正予算を計上しております。特徴としましては、新型コロナウイルス感染症関連事業の補正予算計上が多く、今後においても同様の傾向が続くものと想定しております。3項目めの「町立病院建設における財政見通し」についてであります。1点目の「立地適正化計画の進捗状況」についてでありますが、昨年度より策定に着手した本計画については、すでに素案をまとめ、7月から8月にかけて町内6か所において町民説明会を開催したところであります。今後は、現在実施しているパブリックコメントの意見等への対応を踏まえ、都市計画審議会への諮問、答申を経て、年内に策定、公表できるよう取り組みを進めているところであります。2点目の「財政シミュレーション」についてでありますが、病院改築事業については、現在、実施設計に入ったところであり、詳細の事業費については、今後の物価変動を注視し、引き続き精査をしていくことが必要であります。財政運営上においては、立地適正化計画、都市再生整備計画の策定等により、国の補助金を活用できた場合には、起債額の抑制が可能となり、公債費の負担軽減等、今後の病院経営にも大きく寄与するものであり、現在、その獲得に向けて鋭意取り組みを進めているところであります。4項目めの「役場組織の現状」についてであります。1点目の「定員に対する充足率と休暇中の職員数」についてでありますが、配置必要職員数261名に対し、9月1日現在で254名の配置職員数となっており、7名の欠員が生じております。要因としては、自己都合により中途退職する職員が増加していること、採用試験受験希望者が減少し新規採用が計画どおりに進んでいないことが挙げられます。今後も引き続き、社会人経験採用試験等を行うとともに受験希望者を確保するための広報活動の充実を図り、欠員補充を行っていく考えであります。休暇中の職員数については、育児休業を取得している職員が1名となっておりますが、病気休暇から復職した職員も数名いることから、定期的な面談等を実施し、再発防止に努めていく考えであります。2点目の「会計年度任用職員の労働条件の現状」についてでありますが、令和2年度から運用を開始し、白老町の一般職非常勤職員の身分を持ち、勤務日数など一定の条件を満たすと期末手当や退職手当が支給され、休暇の取扱いなどの服務規定については地方公務員法が適用されます。業務としては、定型的な業務や窓口業務、相談業務を中心に担い、職種によっては正職員なみの業務量を担当しております。3点目の「過去5年間の退職者数とその要因及び対処方針」についてでありますが、平成29年度から令和3年度までの5年間の退職者数は85名で、そのうち定年退職は43名、勧奨退職は8名、自己都合退職が34名となっております。中途退職の要因としては、民間企業等への転職が大半を占めますが、残念ながら体調不良などが原因で退職した職員もおります。対策としては、令和2年7月に策定した白老町職員のメンタルヘルス計画に基づき、職場のストレス要因の把握に努めるとともに、職場環境の改善や業務の効率化の取り組みの強化を図っております。4点目の「管理職になりたがらない職員が多いと聞くが、その理由」についてでありますが、人事異動等の基礎資料として活用している自己申告書には、職位の昇任・降任希望の項目があります。提出者のうち主幹職、主査職の回答では「現況のまま」「降任を希望」とする職員が複数名おります。その理由として「責任が重くなる」「やるべき仕事が増え、長時間労働になる」「現在の職務内容で働き続けたい」など、仕事への価値観の多様化が考えられます。5点目の「女性管理職登用の考え方」についてでありますが、本町の一般行政職の管理職は39名で、そのうち女性管理職は7名で、約18パーセントとなっております。その要因として、女性は結婚・出産・育児などによる働き方の選択が迫られる機会が多く、昇任を躊躇する傾向があると捉えております。今後においては、面談等を活用しキャリア形成に関する相談・助言の実施や研修機会の充実を図るとともに、女性職員が管理職として活躍できる環境を整備していきたいと考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。資金不足比率の関係で1点だけお尋ねをしたいのですけれども、たしか記憶によると最初に財政健全化法ができたときに資金不足比率が出た場合、何か監査で外部監査が入るというような仕組みだったような記憶があるのですけれども、現在は資金不足比率が出たからといって行政指導等々を含めて何もないのかどうか、ただ出ましたよというだけなのかどうか、この点が1つ。それから、2点目に、実質公債費比率と将来負担比率なのですけれども、先日もあって、何か資料が出ていますが、去年の全道平均の数字が幾らになっているかお尋ねをします。
答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)
2点ご質問をいただきました。まず、1点目の資金不足比率の関係でございます。今回病院のほうで3.8%という数字が出たのですけれども、これについては特に行政指導が入るとかということではございません。それと、もう一点、実質公債費比率と将来負担比率の関係でございます。今回実質公債費比率が12.1で、これは令和2年度の全道平均でいきますと公債費比率が9.0、そして将来負担比率につきましては令和3年度、本町におきましては21.4ということで、全道平均におきましては、2年度の全道平均になりますが、36.2%というような数字になっているところでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。基金、起債、指標等の目標のことなのですけれども、現実的に3年決算で基金の総額は27億円と、それから財政調整基金の部分も12億ですか、超しているという状況です。起債残高が90億円と、このうち三十数億円が臨時財政対策債と、こういう状況ですよね。ここに対する目標、ちょっと答弁書にありましたが、基金は財政調整基金で10億円ぐらいというのはずっと話をされているのですけれども、そういうような目標でいくのかどうか。それから、指標の2つの部分、将来負担比率は全道平均以下になりました。実質公債費比率が3%くらいまだオーバーしていると、これはここまで下げるというのは至難の業だなと。今の財政の計画からいくと難しいのですけれども、私が今言ったのは私が前に質問したときの目標の数値なのだけれども、現段階としてはこの目標数値をどのように考えて財政運営をされているか。
答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)
基金、指標の目標のご質問でございます。基金につきましては、町長の答弁のとおり、行財政改革推進計画の中で財政調整基金は10億円を下回らないというような形になっておりますので、ここは一つの目安といいますか、一つの目標として10億円を確保していくというような目標といいますか、目安になってくるかなと思います。ただ、前の議会でも私のほうからご答弁させていただいたように、基金全体を考えたときには、本町の場合は全体としてまだまだ全道平均の40億円には達していないというような形ですので、これはもちろん財政出動と貯金のバランスというのはこれまでも私もお話をさせていただいているように、そういったバランスは重視いたしますけれども、一つの目標値としてはその数字が出てくるかなと考えているところでございます。さらに、指標の関係でございます。指標の関係につきましては、大渕議員ご指摘のとおり、将来負担比率については一応一つの目安としての全道平均についてはクリアしているといいますか、全道平均よりは、これは3年度の数値が出てみないとまた何とも言えない部分ではあるのですけれども、1つクリアしているよと。ただし、実質公債費比率については、全道平均が2年度におきまして9%で、ここを目指していくのは非常に難しい部分があるかなと。さらには、これから病院の改築の部分とか、そういったことを踏まえるとこの9%に落としていくというのは非常に難しいのですけれども、この辺は先ほども申したとおり、財政出動と基金のバランスで実質公債費比率って決まってきますので、この辺は状況を見た中できちんと財政出動と基金のバランスを取っていければなと考えているところでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。そこは分かりました。この件については、もうこれ以上議論しません。それで、交付税が9,700万円増えたのだけれども、臨時財政対策債が1億1,000万円減っているのです。交付税全体としては、総額という言い方が正しいかどうかは別にして、減っているのです。ここら辺は要因が何で、どのように町としては押さえていますか。同時に、交付税は上回っているわけだから、12月、3月の特別交付税を含めて考えても下回るということはあり得ないのだけれども、交付税関係の総額としてはどんなことになるのか、トータルで臨時財政対策債の減った分ぐらいを上回るような状況が見込めるのかどうかということが1点と、それから来年度以降の交付税の動向です。ここら辺は押さえている範囲でちょっとお尋ねをしたいと思います。
答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)
交付税のご質問でございます。今回地方交付税、6号補正にて歳入の補正をさせていただいているところでございますが、交付税の税としては本町においては昨年に比べて1.0ポイントの増というような形になっておりまして、額といたしましては予算対比で約1億円の増というようなことになっているところでございます。これが税と臨時財政対策債を合算した部分というようなことになると昨年よりも4.7%の減ということで、これは実は全道的にも同じような状況でして、全道平均でいきますと合算数値でいくと4.8%の減ということで、ほぼほぼ本町と同じような状況になっているというようなところでございます。この要因は何かといいますと、基準財政収入額、この収入の部分が、本町においてもそうなのですけれども、前年度予算と対比すると税収が多くなっているよねというような状況になっているものですから、交付税自体は合算した場合に減になっているというようなことで、これは交付税の仕組みは議員御存じだと思うのですけれども、需要額から収入額を引いて最終的に基準税額というようなことになりますので、この収入額が白老町は今年多いよねとなったときには交付税は落ちるというような現状になっていることと、令和2年度の国勢調査人口、これが交付税の算定基礎というような形になっておりまして、昨年度につきましては急減補正がかけられていましたので、そんなに落ちなかったのですけれども、その急減補正が緩やかに落ちていくような状況になるものですから、交付税の部分としては若干落ちてきているというような状況になってございます。予算対比にしてみますと、合算でいきますと実は1,322万円ほど予算割れしているといいますか、減というような状況になっているところですが、ここの部分については、大渕議員ご指摘のとおり特別交付税なり、1答目で町長がご答弁したように収入の部分で、税収の部分で増えていきますので、恐らく予算を上回る見込みになりますので、この辺は財政の状況としては問題ないかなと担当としては捉えているところでございます。もう一点、今後の交付税の見通しというようなご質問がございました。先日令和5年度の交付税の概算要求というのが総務省のほうから示されておりまして、こちらについては令和4年度の地方財政計画と同水準を確保するというような状況になっておりますので、これは以前に私は答弁させていただいたかと思うのですけれども、国のほうも法人税関係が税収として伸びているというような状況から、それを財源として交付税の税の部分を多くして、臨時財政対策債の起債の部分を落としているというような状況については5年度もそのような形でいくのではないかなと捉えているところでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。その点は分かりました。それで、臨時財政対策債が1億何ぼ減ったわけです。それで、起債の総額も、これはもちろん今年だけですよ。80億円といったら8年間のトータルで見ている10億円ですから、それは十分承知しています。承知した中で、しかし今年の起債の発行総額は7億円なのです。7億円ちょっとしかない。そういう状況の中で、当年度中、今年中に起債の発行予定というか、使用目的というの、事業をやって起債を発行しますというようなものが来年の3月まで考えられるのかどうか、これが1つ。それから、よく分からないで聞いているところもあるかもしれないですけれども、例です。道路事業のうちの補助事業、うちは基本的にずっと2本ぐらいと、1本になってしまって、竹浦が駄目になったこともあるけれども、大体2本ぐらいでずっと補助事業でやっていました。あれは増やすと、起債をかんでも増やして、もっともっと道路行政を進めるというのは途中からとか今の状況では考えられないものなのですか。これは、単なる聞き方です。
答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)
起債の関係のご質問でございます。今年度、今後起債は何か増える要素はあるかどうかというようなご質問かと思うのですけれども、現状といたしましては大きく何か起債の事業としてあるかと聞かれると、今の現時点としては財政担当としてはそんなに大きなものはないと捉えております。その起債の行財政改革推進計画の中の枠というようなお話だったのですけれども、大渕議員のほうから令和4年度は7億円というようなお話があったのですが、実はこの部分にプラスして萩野小学校の繰越事業というのがありますので、これが今の現時点の起債額としては3億5,000万円というようなことになりますので、4年度の総額としては10億5,000万円ぐらいになるというようなことで、単年度計算でさせていただきますと行財政改革推進計画よりも、単年で10億円以内というような形になるので、ちょっとオーバーするというような状況になろうかなと考えているところでございます。もう一点、道路の関係のご質問でございます。道路の関係の事業につきましては、社会資本整備交付金を活用して道路整備というのは行っておりまして、この補助金の割当てが今非常に少ない状況になっているというような状況も踏まえて、大渕議員から具体的に竹浦2番はというようなお話があったのですけれども、そういった補助金の関係も含めた中でいきますと、そういった部分でなかなか事業が執行できないというのが現状です。それをそしたら町の単独債というような形で事業を進めていくかというと、行財政改革推進計画の中にありますとおり、財源の有効な活用を見据えた中での起債活用というようなことで計画の中では方針として定めておりますので、今現状としましては、もちろん中にはあるのですけれども、地方単独で交付税バックもない部分の起債については活用しないような形を取っているところでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。分かりました。萩野小学校のがちょっと抜けていたものですから。使うという意味ではないのですよ、私が言っているのは。ただ、起債の発行がそういう状況であれば、今はもう10億円ですから結構なのですけれども、本当に町民の要求していることを少しでも実現していくために何か、財政調整基金もたまります、起債も減りますという状況からもう脱却しなければ駄目だと、ずっと議会と町の議論はそういう議論です。議会の全体の議論もそういう議論ですよね。ですから、給食費の無料化とか、いろんなことが出ていますから、そういう意味で今聞いたのです。だから、10億円いっているということですから、分かりました。それと、もう一つ、ふるさと納税、これは2,000万円というのは現時点で増えているというのは割合としては多いほうですか。今の時期として見たとき2,000万円増えているというのは多いのかどうかということと、これには今回からやった旅行に来た人のやつ、ふるたびだか何か知らないけれども、そういうのが入っているのかどうか。それから、企業版のふるさと納税、こういうものに対する動きはまだないのでしょうか。今年はこういうことが予想されないのでしょうか。また、目標は、前回の質問で10億円ぐらいの目標でやったらどうだと話したのだけれども、そこら辺はどんなものですか。
答弁 政策推進課長 冨川英孝(政策推進課長は2024年3月まで)
答弁のほうでは7月現在ということでしたが、8月末現在で実際今1億2,741万6,000円のご寄付を頂戴しているというようなことでございまして、前年同月比でいいますと2,898万円、29.4ポイント増えているという状況でございますので、増えているかどうか、多いか少ないかというようなことで申し上げますと、まずは堅調には我々が各種取組を進めている成果とはなっているのかなと思います。ただ、多いか少ないかということになりますと、我々もやはりもう少し貪欲にはなっていきたいなというような思いでございます。それから、この金額の内数として旅先納税、6月から開始させていただきましたが、その金額については当然含んでございます。ただ、制度自体の浸透と活用の部分では非常に厳しいということもございまして、新しいということもあって、実際には20万円弱の金額がこの中で入っていると。少なくとも入れたことによる導入効果はあるのだろうということでございます。あと、企業版ふるさと納税の関係については、今いろいろと業者に対してもプロモーションといいますか、営業をかけておりまして、何とか今年度中に少なくとも一件でも獲得できるように努めてまいりたいと思っております。
答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)
企業版ふるさと納税の関係で若干補足をさせていただきます。基金条例を設置させていただきまして、これまでもちろん白老町としても企業版ふるさと納税を受け入れる態勢ではあったのですけれども、企業側のほうでふるさと納税しやすい環境づくりということで基金条例を制定して、さらには地方推進計画を見直しして、ふるさと納税を受ける体制づくりをしてという形になっています。大渕議員のほうから10億円というようなお話をいただいたのですけれども、計画上は本町の標準財政規模66億円の10%というようなことで、一応6億円を目指そうというような形で進めているところでありまして、先ほど冨川課長のほうからお話があったように、いろいろと町長を筆頭にきちんとふるさと納税をいただけるような体制づくりをしているところでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。ふるさと納税全体の目標が6億円か。〔「企業版」と呼ぶ者あり〕
質問 8番 大渕紀夫
分かりました。ふるさと納税自体は10億円ぐらいを目指して頑張るということでいいのか、それだけ。
答弁 政策推進課長 冨川英孝(政策推進課長は2024年3月まで)
すみません。企業版のほうは6億2,000万円ということで地域再生計画のほうを変更させていただいて、我々も一生懸命頑張って10億円と思っております。ただ、今30ポイントぐらいの増ということですから、これを単純に割り返して当てはめていくと8億円ないしという金額が今の推移でいきますと到達点としては一定の目標になるかなと思います。10月、11月、12月というこの3か月に向けて様々な露出を増やしていくような取組をまた進めていきまして、少しでも目標を達成できるようにというか、達成できなくても近づけるような取組は進めてまいりたいと思っております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。何でこんなことを言うかといったら、担当課や担当の職員は頑張っていると私は思うのです。旅のも金額の大小ではないのです。新たなものに取り組んで、20万円でも何十万円でも、やっぱりそういう職員の姿勢が一番私は必要だと思うし、大切だと思うもので、そこは全体のものにすると。すごく頑張っているよと私がそこの担当課に行って言ったってどうにもならない話ですから、そういう意味で聞いているのです。歳出の部分でもう一つだけ聞きたいのは、答弁では今年はほとんど大きな歳出項目がないような印象を受けたのだけれども、病院も若干患者が増えているようですし、そういう点でいえば、不慮の災害以外は大きな歳出というのは考えなくて結構、今の状況ではいいのですか。
答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)
今後の歳出の状況というようなことでございます。町長の答弁の中にもありましたとおり、今年度、4年度の歳出の特徴といたしましては、やはりここ二、三年続いておりますコロナの関連事業というような形が歳出で大きいかなと捉えているところでございます。さらには、今回5号補正で専決処分というような形で災害対応をさせていただいたところです。これから9月ということで、台風、昨日も台風が来たというような状況ではあるのですけれども、そういった災害関係の部分というのはちょっと心配しているところではあるのですけれども、そのほかに大きな何か歳出が出ていくことがあるかということでありますと、現時点としては特段大きなものというのは捉えていないところでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。分かりました。立地適正化計画とシミュレーションの関係で1点だけお尋ねします。立地適正化計画の議論をちょっとしようとは思っていたのだけれども、やめました。それで、現実的に病院の建設を視野に入れてこの計画を私はつくっているというような理解なのだけれども、答弁にあるような進捗状況を含めて12月までにきちんとできるということ、それはそれでいいのかどうか。そして、その後の交付金との関係でのスケジュールというのはどうなっていくのか、この点をまずお尋ねします。それと、シミュレーションの関係でいうと、この適正化の交付金が利用できた場合と利用できない場合の差だとか、将来的な負担の状況だとかについてどのように押さえているか、その点だけお尋ねします。
答弁 政策推進課長 冨川英孝(政策推進課長は2024年3月まで)
立地適正化計画の関係のご質問でございます。まずは、病院を含んでこの計画を立てていこうというようなことで昨年度から取組を進めさせていただいております。答弁にもありましたとおり、原則12月までにはおおむね北海道のほうとも整理はつくのではないかなと思っております。実際これ自体は、策定を進めて年度内に公表すれば補助の部分としては令和5年度から対象にしていただけるということになってございますので、今現状は順調に何とかスケジュールを遅れることなくこなしてきているという状況ではあると思っております。ですから、スケジュールどおりいけるかなとは思っています。あと、交付金の申請スケジュールですけれども、基本的には11月ないし12月、年内に概算の補助申請というようなことを行います。そういった中では、ある程度の病院を含めたこの事業費の精査をしながら、その数字を高めた中で申請を行うと。そういったものでいったならば、3月までに、よければといいますか、交付内示がいただける。その内示をいただければ、令和5年4月に改めて交付申請をさせていただけるというような、交付決定ということになろうかなと思っております。ですから、この後、半年間がこの計画と補助の関係のスケジュールでは非常に大事な期間かなとは思ってございます。それから、財政のシミュレーションの関係でございます。事業費については、物価高騰の関係も含めてまだまだいろいろ調整しなければいけないというような状況は残っているという段階でございますが、昨日の答弁の中でJVから、受託者側からの提案価格が26億4,990万円というようなことをベースに今進めているところでございます。そうした中で、基本設計とかも含んでいますので、その辺は全然補助の対象になってきませんので、例えばなのですが、26億円が補助対象であった場合、この都市構造再編集中支援事業についてはその2分の1の額が交付とされますので、26億円のうち満額13億円が補助された場合については、起債に委ねる部分は13億円ということになると思います、半分でです。一方で、同じ26億円でもともとの改築基本計画の中で言っております補助を活用した場合、これも昨日の答弁の中で国保調整交付金については当初と異なりまして実際には使えないというような判断になってございますので、計画改訂版で3億5,800万円と補助金の活用については記載させていただいておりますが、この国保調整交付金がない場合、例えば多く見積もってですけれども、3億円の補助がいただけた場合、都市防災の補助だとかも含めて3億5,800万円を3億円と見た場合に、26億円、同じ事業費だった場合、3億円の補助ですから、23億円が起債に委ねなければいけないというようになってくるかなと思います。そうすると、都市構造の補助をいただいて、起債に委ねる部分が13億円、一方一般的な補助3億円をいただいた場合は23億円ですから、その差が10億円というようなことになりますので、これを30年間で償還した場合、年間3,000万円強の差額、財政的な負担軽減につながっていくであろうというような考えでございます。やはりまだまだ事業費は精査しなければいけないですけれども、現在の物価高騰で、例えばなのですが、事業費が上振れしなければいけないとなった場合に、28億円とか、そういうふうになった場合、ここで増える2億円に対しても都市構造を使った場合は実質の負担、起債に委ねる部分は1億円、補助が3億円だった場合については2億円をそのまま起債に委ねなければいけないとなっておりますので、2億円の事業費が増えるごとに1億円の負担軽減につながってくるだろうというようなことになってくるかなと思います。ですから、その差が11億円起債になった場合はさらに333万3,000円、年間です。30年で割ったときということになりますけれども、そういった軽減ということになってまいりますので、我々としては10億円、その差が正式に生まれるかどうかというのはこの後いろいろと調整して、どこまで補助で見ていただけるかというようなことになりますけれども、この補助を取るのと、もともとの3億円程度の補助で事業を実施していくということになった場合には相当な金額、後年度の負担、あるいは先ほど来お話しになっておりますが、行財政改革の計画の中で年間10億円というようなことがこの病院だけで、一般会計と企業会計である程度分担してということになりますけれども、その計画に対する影響も多分に補助が取れない場合はあるということなので、いろいろな部分で町の将来的な財政運営に支障といいますか、影響を及ぼすというような思いで、我々としては今こういった年度内の補助金獲得のスケジュール、立地適正化計画の策定ということに全力を尽くしているというような状況でございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。よく分かりました。ぜひひとつ大奮闘していただきたいと思います。人の問題でちょっとお尋ねしたいのですけれども、ここ数年の役場職員の採用状況というか、何かすごく受験する方が減っているというようなことも聞いていますし、それってやっぱり他市町村も全部そのような状況なのか、うちだけが少ないのか。採用に至らないという場合があるとかとちょっと聞いたのだけれども、実際に定員割れを何人もしているということは業務に影響があるでしょう。来ないというのならしようがないのだけれども、そこら辺は他の状況と、それから来ない理由って何かあるのですか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
採用の状況でございますけれども、過去5年間の部分を今調べたのがあるのですけれども、こちらは共通採用試験、町村会と胆振東部の町村と一緒にやっているというところなのですけれども、こちらの試験の中の新採用、こちらについて過去5年間の受験者数で申し上げますと、平成29年が34人、平成30年が32人というところだったのですけれども、その後令和2年が23人ということと令和3年に至っては16人ということで、これは一般職なのですけれども、受験者数自体が減ってきているという事態がございます。ほかのまちがどうなのかということ、今年の状況で見ますと特に減っていて、小さなまちでも、そもそももともとそんなに多くないので、差は少ないのですけれども、白老町の場合は特に割合的には非常に低くなっているということで、ほかのまちよりもちょっと受験者数が少なくなってきているという傾向にあるということがあります。年度によっても若干差はあるのですけれども、今年は特にそういうような傾向が見られております。理由といたしましては、様々あると思うのですけれども、これは一般的に言うと、今若い人はどちらかというと仕事を選ぶときの場所選びというときに都会を選んでしまうというところもありますし、白老町役場が大変そうだということもあるのかどうかはちょっと分かりませんけれども、そういった部分で採用が減っているのではないかということで、そういった理由が考えられると推察しています。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。今まで一般的に言えば公務員の方は安定していてすごくいいという、一般論で言えば。そういうこともあった時期がたくさんあったのだけれども、もちろん就職する人がいないというのはしようがないのだけれども、ただ現段階で7人減員しているということになると、本当に業務に支障が出てくるのではないのかと。どんなような対応をしなくてはいけないのか。それがまた職員の退職につながるようなことでは悪循環に陥っていくということになりますよね。具体的に言うと、今少なくしている職場ってきちんとなっているのでしょうか。分かっているのだろうけれども、ここをこういう理由で少なくしているなんていうのはあるのか。それと、もう一つは、実際に私は先ほどから社会教育のときも話したけれども、前回も高齢者介護課の話もしたけれども、職員をきちんと一定限度、人口が減るから減らすというのではなくて、やっぱり対応をきちんとできるようなことにしていくべきだと思うのだけれども、そこら辺は来ないというのを首根っこ捕まえてくるわけにいかないのだけれども、対応策はあるのですか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
今欠員が生じているという中で、非常に職員にとっても、組織のヒアリングとかをしている中でも業務上なかなかやりたい仕事ができないですとか、極端に言うとミスにつながりやすい状況になるだとかということの課題だとか、そういうものがございます。かといって定員を直接増やすということも今はできない状況でございますけれども、まずは今人事の組織ヒアリングの中でも、これから定年制度とかも入ってくる中で、一人一人が活躍できる職場づくりですとか、職場環境、生き生きと働けるというところで、管理職がしっかり目配り、気配りしていかなければならないだとか、そういったことを取り組んでいきたいと。特に人事制度では、先ほど要因の中に職員の特に若手の部分では民間に比べて給与が低いだとかということもございますので、そういった部分を含めて、今人事評価制度の中で給与に反映させるという、制度としてはそういうモチベーションを、意欲を上げていくというようなことに取り組んでいきたいと考えています。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
全体的な職員数においては、今は数が7人足りないということで、業務に支障を来していないかというと、決してそういうことはなくて、大変な部分というのは背負ってもらっている実態なのです。ただ、様々な形で採用を社会人枠も含めてやっているけれども、人の受験者の集まりと、それから私たちが求める職員像に合わせての採用のマッチングというのですか、そういうことが難しい部分があって、十分な穴埋めができていない。やはりこれまでの受験の採用のやり方であっては、なかなか集まらない部分があるのではないかなということがあります。採用試験に対する広報活動というのも十分必要なのですけれども、例えばインターンシップでの受入れの在り方だとか、試験そのものも、ほかのまちでやっているところもあるのですけれども、教養をなくして、そのほかの試験というか、科目でやるだとか、そういうようなことも含めて、それから試験会場をもっと広げて、うちでここだけでというのではなくて、例えば札幌市でやるだとか、そういうことも含めて採用試験そのものの在り方も検討をしていかなければならないときになっているのではないかなと思っておりますので、その辺のところを今後その在り方については十分検討を図っていきたいと思っています。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。これで最後にします。町民の皆様から、役場の管理職になりたくないとか、役場の職員の健康面、特に精神的な部分に対する心配の声を随分聞くようになってきているのです。実際に私は何度も聞いています。本当に精神面を含めて心配だと聞いています。こういうことは知っていらっしゃるとは思うのだけれども、かなりの量で私は聞いているのだけれども、そういうことを前提にして、人口減少が避けられない状況になっている中で地方自治体の職員不足、仕事量の増大、想定外の災害の続発、特にコロナによる残業150時間を含めたそういう状況、これは全部災害だとか、こういうコロナというのは通常の仕事から、何度も言いますけれども、職員がオンされて仕事をしなくてはいけないという状況になるわけです。もちろん私が質問している立地適正化計画もそうかもしれないけれども、ただ私は町民要望の多様化だとか、本来それに伴う町民の声の聞き取りなど、地方公務員の置かれている状況は非常に厳しいものがあると。生活や病気など十分考慮し、町民でもある役場職員の健康管理、特にメンタルの部分、定数の確保、これは休暇を含めて当たり前なのです。長期休暇の人が出たら、その分定数枠を増やすぐらいの考え方がないと私は駄目だと思うのです。残業を減少させる、職員を守るという立場の徹底、こういうことを理事者は将来のまちのためにも十分に考え、行動に移すべきではないかなと。単なるこれはきれいごとではなくて、現実的に7人減員しているということにどう対峙していくかということになるわけですから、この点についての理事者の考え方をお尋ねして、私の質問を終わります。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
管理職になかなかなりたくないだとかという声もあるということも耳に入ってくることがあるのですけれども、本来の役場職員のありようについては、今ご指摘があったように、町民の中に入りながら、町民の持っている要望、要求を含めて吸い上げながら、それを確かな政策として打ち出していくということは、これは役場職員の本来のというか、使命だと思っております。そういう中で、これまでもご答弁させていただいたように、業務の多様化と拡大化というか、そういうのが非常に最近多く見られます。それとプラスして、今回のコロナをはじめとした災害に対する対応も非常に大変な部分になってきているのも事実です。そういう中で、職員が本当に疲弊していく姿というのは、正直なところ理事者として目に留めるところはたくさんあるわけですけれども、そこのところをどういうふうにして対応していけるかということは、職員数の定数拡大、それで全てが解決するわけではありませんけれども、まずその辺のところ、今欠員になっている部分を一日でも早く確保して、その穴を埋める。それから、時間的な余裕といいますか、そこの仕事の量の進め方のところでどういうふうにしてほかのところに、民間に委託できるものはないのかだとか、業務を外に出すことはできないのか、それから今デジタル化ということで、そこで解決する業務はないのか。その辺を総体的に考えていかなければ、なかなか職員の負担感というのは減らないだろうなと思っています。本当に見ていて人がいればということは正直なところ思います。ただ、それと同時に、やはり財政的な問題というのは常に付きまとうところでございますから、そこのところをどういうふうにして整合性を図るというか、何を基準にしてやっていくか、その辺のところは十分理事者としても検討を図りながら、役場の職員がメンタル面で倒れていかないような、そんな組織体にはしていきたいと考えております。