白老町議会 令和3年定例会3月会議 2021年3月12日
実態に即した政策立案と施策展開
2021年3月12日、白老町議会の一般質問で、広地紀彰議員が「実態に即した政策立案と施策展開」について質問し、町長 戸田安彦、企画課長 工藤智寿、経済振興課長 冨川英孝、経済振興課参事 臼杵誠、副町長 竹田敏雄、総務課長 高尾利弘、建設課参事 舛田紀和、財政課長 大黒克已、アイヌ総合政策課長 笹山学、建設課長 下河勇生、消防長 笠原勝司が答弁しました。
- 質問者
- 広地紀彰 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、企画課長 工藤智寿、経済振興課長 冨川英孝、経済振興課参事 臼杵誠、副町長 竹田敏雄、総務課長 高尾利弘、建設課参事 舛田紀和、財政課長 大黒克已、アイヌ総合政策課長 笹山学、建設課長 下河勇生、消防長 笠原勝司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 広地紀彰
議席番号2番、広地紀彰です。本議会においては、2項目7点にわたって質問してまいります。1項目め、実態に即した政策立案と施策展開について。(1)、新型コロナウイルス感染症対応の総括と今後の施策展開に対する姿勢を伺います。(2)、旧給食センターなどの遊休資産利活用や役場庁舎等公共施設の集約化対応の実態と今後を伺います。(3)、町道認定・廃止などの実態に即した対応の考えを伺います。(4)、都市計画マスタープランに基づく令和3年度の主要施策展開と政策実現の姿勢を伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
「実態に即した政策立案と施策展開」についてのご質問であります。1点目の「新型コロナウイルス感染症対応の総括と今後の施策展開」についてであります。本町では、町民一人ひとりの命と健康、安全・安心を守ることを第一に、「感染症拡大防止に向けた取組」、「町民生活への支援」、「地域経済の回復」の3つの柱を基軸として、71事業、総額6億6千1百万円の新型コロナウイルス感染症対策を推進してきました。現在国から示された臨時交付金は、ほぼ全て執行しており、今後の施策展開につきましては、国の3次補正を翌年度に繰越し、感染症対策を継続しながら、困難な状況にある町民、事業者に対してきめ細やかに支援等を行ってまいりたいと考えております。2点目の「遊休資産の利活用と公共施設の集約化の対応」についてであります。本町が保有する遊休資産は、町民共通の財産であり、まちづくりの中核となる潜在能力を秘めている地域資源であります。そのため、その価値を最大限に引き出すよう、また地域の魅力向上や発展振興に資するよう、公共性や市場性を総合的に勘案しながら、対象施設の利活用について十分に検討していかなければならないものと捉えております。また、公共施設の集約化は、保有施設の最適化を図るための一つの手法であると認識していることから、今後の施設整備についてはこの視点の有効性を十分に検討しながら取り組んでまいりたいと考えております。3点目の「町道認定・廃止などの実態に即した対応」についてであります。町道の認定及び廃止については、長期的な視点から地域に望ましい道路網を形成し、安全かつ円滑な道路交通を確保することを目的としております。認定については、道路計画における路線の新設や地域要望による生活道路を認定する場合「町道の路線認定基準に関する規程」に基づき進めております。また、廃止については、路線の新設や見直しによる場合、周辺地域における土地利用の変化などにより公益上支障がないと認められる路線において、地権者及び関係者からの同意を得た上で執行に努めております。4点目の「都市計画マスタープランに基づく令和3年度の主要施策展開と政策実現の姿勢」についてであります。新たなマスタープランの策定につきましては、今後の人口減少・少子高齢化を見据え、3年度より3か年で策定する予定であります。3年度は新たなマスタープランの策定に向けて、上位計画である総合計画と整合性を図りつつ、5年度までとしている現行のマスタープランの検証等を行い、本町における都市構造上の課題について整理し、4年度以降に具体的な都市づくりの方針等の見直しに取り組んで行く考えであります。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。実態に即する政策が大切であることは自明なことですが、ここで大切なのは実態とは何か、そして即する政策とは何かという視点であると考えています。本質問では個別課題を取り上げながら、実態に対する認識を深めながら、即応の在り方を通して見えてくるあしたのまちづくり政策について議論を深めてまいりたいと考えています。では、まず1点目、新型コロナウイルス感染症対応の総括と今後についてですが、これまで国からの交付金を活用しながら71事業6億6,100万円の対策に取り組んでこられましたが、一連の経済対策に対しての総括については今町長からの答弁で理解を得ました。今後の取り組み姿勢の中できめ細やかなといった答弁がありましたが、これは具体的にどのようなお考えで進められるのか伺いたいと思います。
答弁 企画課長 工藤智寿
町長の答弁にもありましたとおり、今後におきましては国の第3次補正予算を活用したものをまず原資として考えているところでございます。本町に示されましたのは、国の3次補正予算においては1.5兆円、全国で示されているところでございます。うち地方単独分として1兆円、それから国庫補助分、これは国の補助の負担の部分になりますが、これが0.3兆円、それから即時対応分として0.2兆円ということで、これは都道府県対象となりますが、飲食店等の時短要請に対応するために都道府県が受け取ることができる、対応できるものという中身になってございます。本町の3次交付金の金額につきましては1億 6,579万5,000円ということで、これを基に進めてまいりたいと考えてございます。令和2年度においても感染拡大の防止、それから住民生活の支援、地域経済の支援ということで大きな3本の柱の中で進めてきたところでございます。令和3年度においてもこの考え方を持って、まずは経済対策、それから住民生活の支援、それから感染拡大の防止、衛生対策等も含めてということになりますが、こちらを進めていきたいと総体的には考えているところでございます。その中身につきましては、それぞれ関係各団体等の聞き取り、そういったものも含めて実態把握に努めながら、事業の立案をしてまいりたいと考えているところでございます。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。71事業6億円以上もの政策を立案、実行してきたということに対して議員の一人として敬意を表したいと考えますが、実態と即応の観点で整理をし、今後の政策化を議論すべきと考えています。町は、感染対策や個人の困窮者支援とともに経済対策事業を次々と打ち出してきています。経営改善や課税対策への支援、振興券などの経済活性化の事業とともに、コロナ禍の被害を受けた事業者に対し、その実態に即して具体的には売上げ減少率に応じて給付を行ってまいりました。昨年4月には新型コロナウイルス感染症対策中小企業等緊急支援事業として、真っ先に飲食店や観光、運送事業者といった被害が顕在化している事業者のうち20%以上の売上げが下落している事業者に法人20万円、個人10万円、合計101件、1,270万円の給付を行っております。また、本年2月には、飲食事業者等の売上げが20%下落した事業者に10万円の給付など、被害が著しい事業に対しての追加支援を執行残の整理等で予算を捻出しながら行ってまいりました。これらの事業の効果と課題をどのように捉えているか伺います。
答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)
広地議員がおっしゃったように、経済対策については我々で対応し得る部分というような中できめ細やかにということで即時性を持って対応してきたかなと思っておりますが、想像以上にコロナの終息の時期が長引いておりますので、これについては継続的に状況を見据えながらやっていかなければいけないだろうと。ただ、現時点では、我々としてはできる範囲の部分でということになりますけれども、事業として実施してきていると考えてございます。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。お二人の課長からの答弁で理解を得ました。実態を捉えていきたいという話、またできる限りといった部分について、その実態を訴えたいと思います。私もこれは去年12月の会議での一般質問でも取り上げましたし、また3月に取り上げることになりました。この実態を訴えるのはこれで最後にしようかなと思いながら書いてきました。飲食店の被害は20%でききません。誰が悪いとか、何が足りないとか、そういった類いの話ではないです。実態を踏まえて対応をそれぞれが図るべきだと考えています。中でも個人事業者の被害は、これまでにないほどです。私が知る飲食店の事業者の1か月、1月の売上げですが、去年は55万円あったそうですが、今年はたった5万円でした。電気をつけて灯油をたいて、カラオケ代も家賃も何万円も払っても売上高は1月で5万円です。昨年度は50万以上の売上げがあった店についてはこの惨状で、減少率は90%です。2月も70%減だそうです。こうした実態が町内の飲食店、特にスナックなどの夜の飲み屋と言われている事業者のほとんどに共通しています。催事もなく、食材の冷凍庫代だけでも何万円も取られていたと私が訴えた12月の事業者の皆さんは、結局鳥肉は全て廃棄したそうです。冷凍焼けで使い物にならなくなったと言っていました。社会福祉協議会の担当者も大変親身に相談に乗ってくださっています。ただ、生活福祉資金も緊急小口資金も総合支援金も全て使い果たして、今やカードでの借金に頼る状況の方もいます。法人は国の支援もあって融資を受けやすい状態にもあります。しかし、個人事業者は、特にコロナ被害がここまで深刻化していては融資すら受けられません。これだけの被害を受けながらも、ウポポイ開業でのにぎわいを期待して起業した新規の飲食店は昨年度の確定申告がないということで補助金も満度に受けられていない状況です。この状態がもう1年続き、個店の個人の自助努力では限界の限界です。これは個人の危機を超えた飲食業という町内の元気にぎわいを生み出す産業の危機です。本当は国が持続化給付金のように、50%の減少率に対して個人でも100万円給付、去年ありました。こんな事業は国がやってくれればいいのかもしれません。しかし、実際にありません。誰がやるだとか、何が足りないとか、そういう話ではなくて、被害の実態がある以上、誰かが支援を行うべきだと考えます。私は、町内の被害の実情をどこよりも知り抜き、一緒に苦労を分かってあげられる、そして迅速に自分の町の事業者を守れる町が飲食業を救ってもってウポポイ開業を迎えたまちのにぎわいを守るべきだと考えますが、見解を伺います。
答弁 経済振興課参事 臼杵誠
困窮している事業者に対する支援対策というところでございますけれども、町としてもこれまで様々な給付金の制度、その他経済対策ということで打ってきた中で、またセーフティーネットの認定の窓口も担っている中で、町内の事業者の極めて厳しい状況というのは把握しているところでございます。特に夜のまちといいますか、そういったところについては個人事業者の方も多いというところもございますし、ただ店舗によって非常に売上げ減の多いところと、比較的と言ってもやっぱり落ちているには変わりないのですけれども、かなり店舗によって状況が異なる部分も多いのかなというような、そんな認識は持ってございます。ただ、飲食業界は当然なのですが、ほかの業界、業種も含めて売上げが激減しているといった企業町内には非常にたくさんおられますので最近特にセーフティーネット保証の認定の件数というのもここ1か月ぐらい増加傾向にあるのかなといったようなところでございます。そのような中で経済産業省において、これは緊急事態宣言の影響を受けたところというようなところが原則ではあるのですが、一時支援金の受付が月曜日、8日から始まっているといったこともございますし、また道において時短、外出自粛による影響を受けた事業者への支援金というのが来年度に向けて検討されておりまして、法人20万円、個人10万円といったようなことで事業設計が進んでいるものと把握しております。そういった国や道の動向も見据えながら、町として売上げが激減している事業者の皆様に対してどのような対策を検討すべきかということについてしっかりと考えてまいる必要があるものと認識しております。
質問 2番 広地紀彰
今の答弁の中で、セーフティーネットの申請件数が増えていると、そういった事実は私も理解できています。ただ、セーフティーネット4号認定がたしか一番厳しいですけれども、あれは20%以上の売上げ減少した事業者ですよね。危機関連の保証枠ではたしか15%、5号認定はもっと緩い要件になっているはずです。20%以上下落しているというのは相当深刻であると捉えますが、ただ実際に飲食店の下落率は20どころか、50どころか、70%も当たり前なぐらいの状況です。私は実態に即したと、これは本当にもうくどいぐらい訴え続けてきました。法人の事業者は、まだ融資を受けられるので被害の実態は大きいにせよ、何とか持ちこたえるように国の支援も受けながら闘っています。しかし、減少率が50%も70%もある事業者というのはそれほど多くはないのではないかなと捉えているのですが、それほど巨額の予算を費やしてこの事業を組み立てる必要は私はないと捉えているのです。私が知り得る限りですが、50%下落しているというのはほとんど夜の飲食店の方たちぐらい。日中お昼御飯も提供しているような飲食店の方は、お昼御飯についてはそれほど下落はしないと、もちろん何割も減少しているというお話でした。また、いわゆる居酒屋、そういった人たちにも昨日、何店舗かですけれども、聞き取りしました。現段階においては半分ぐらいだというところもありましたけれども、その程度です。ですから、極端に減少率が激しい事業者というのは、私の捉えではいわゆるスナックだとか、そういった飲食、特に飲み物を提供しているような事業主に集中しているのはないかと考えるのです。こういった被害に即するという視点での事業化、私はまちがやるべきだと考えております。減少率が50%も70%もある事業者は、ごく僅かだと思っています。しかし、その僅かな事業者は個人の努力を超えた被害に毎日苦しんでおり、さらにこの苦しみは来月も再来月も、いつ果てるともないのが実態です。町長が来年度の執行方針の初めにといった冒頭部分の半分以上を割いて書かれていた内容は、コロナ禍の実態と即応の姿勢です。町長は自らの職責を顧みつつ、このように述べられております。新年度においても新型コロナウイルス感染症対策にしっかりと取り組み、何よりも大切な町民の生命、財産を守り、安心、安全な町民生活を取り戻し、希望あふれる未来を町民の皆様と共につくっていかなくてはならないと認識し、町政運営に全力を傾け、その任を果たさなければならないと強く決意するところでありますとしています。この思いを今こそ具体的にすべきと考えますが、町長の決意の具体化についてどのようにお考えか、見解を賜りたいと考えます。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
令和3年度の執行方針の中で、コロナ感染症対策は強く、一番最重要な案件というか、課題だと認識しております。そのコロナ感染症対策の中でも様々な分野でコロナの対策を行わなければならない。その中に広地議員がおっしゃっている経済対策は非常に大切なことだと認識しております。先ほど参事もお話ししましたとおり、昨年コロナの感染症が広がり出した時点で一番最初に手をつけたのは飲食業の支援でございました。2月には、先ほど広地議員もおっしゃったとおり、一巡というか、ある程度商工会や観光協会、いろんな団体の要望に合わせていろんな支援をしてきて、それがある程度一巡してきたので、2月にはまた飲食に追加の支援をしたところであります。ただ、まだまだその支援金としては全然足りないのは承知しておりますので、今国の3次補正も大体どういう支援、コロナ感染症対策に対する対策をしなければならないというのは大方固まってきておりますので、経済対策も併せてそこでやりたいと思いますし、これはまだコロナが終息しておりませんので、今国や北海道の補助や支援金がありますので、その辺のバランス等々も考えながら、今おっしゃっていたとおり、本当に大変な思いしている事業者にとっては支援をもうちょっときめ細やかに進めていきたいなと考えております。
質問 2番 広地紀彰
議員として皆様から与えられた力を発揮する機会というのは、実は意外とそう多くはありません。私たちは基本的に政策を論じる立場であって、個々の要望を実現させることだけが仕事ではありません。ただ、今回だけは私には受け止め切れない被害の実態があります。私はこれからいろいろと財政の件で、余剰金がこれだけ出ているから、できるのではないかだとか、そういった話は一切割愛します。ただ一言、せめて被害が相当に及んでる事業者、特に個人の事業者に対してだけは緊急的な支援が、実態に見合った、実態に即した支援が必要ではないかと考えます。いま一度、町長から答弁を賜ったところでありますが、答弁いただきたいと思っています。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
それでは、飲食店の関係、個人の事業者に対することでございます。私のほうからちょっとお答えをさせていただきたいと思います。状況等につきましては、議員の話されたことについてはアンケートだとかで町のほうも確認しております。そういった部分も含めて、1月の補正で緊急支援の事業を認めてもらって、現在支給をしているという状況です。ただ、その支給は一律10万円という支給にさせていただいています。議員が言われる例えば50%以上あるいは70%以上、その状況のところに対するピンポイント的な支援ではないのは確かです。それで、この状況が、先ほど町長もお答えしましたけれども、改善していくというのはすぐにはないとも考えています。まだしばらく続くという状況であれば、多分続くのでしょうけれども、これは国の3次補正がありますので、今回第1弾として今月末に提案させてもらいますけれども、第2弾の段階でどういったような支援ができるのかということは、コロナの感染状況も確認しながら、それから手法も考えながら、そういった中で時期もいつがいいのかということも考えながら、商工会の意見も伺いながら、どういった支援ができるかということは再度検討していきたいとは思っております。
質問 2番 広地紀彰
昨年4月には真っ先に飲食店の皆様に支援を行ったことは十分認識していますし、その前に3月でしたか、これは他自治体にも先駆けて一部の助成的な部分の支援を緊急に打っています。あれは、国の支援を待たないで真っ先に3月の時点で支援を打ったというのは、私の記憶では本当にごく限られた自治体だけでした。今は迅速さが求められていると思います。ぜひ飲食店の皆様を救ってあげていただきたいと心から願うものです。それでは、続きまして旧給食センターなどの遊休資産利活用等に移りたいと思いますが、まず個別案件として旧給食センターの跡地の解体事業が進んでいますが、利活用の方策はあるのでしょうか。
答弁 企画課長 工藤智寿
遊休施設の利活用の件でございます。それぞれの施設においての利活用の仕方というのはそれぞれあろうかなとは思います。例えば空き家の話も昨日の一般質問の中等でもありましたけれども、その場所といいますか、建物の構造であったりとか、いろいろな条件があるかとは思いますけれども、例えばスポーツ合宿であったり、それから民間の活力を使った中での活用であったりとか、それからカフェのお話も、オープンされたお店のお話もございました。その施設、施設によって利活用の仕方というのは様々あろうかと思いますので、昨日も共生の話といいますか、協働の中で見出していくということもお話としてありました。そういった様々な場所であったり、建物であったり、老朽具合とかもいろいろございますけれども、活用できるものは活用していくというようなことは基本的に考えてございますので、活用の方法についても様々な視点から考えていかなければならないと捉えてございます。
質問 2番 広地紀彰
旧給食センターの跡地の活用の方策は、今のところはございませんか。
答弁 企画課長 工藤智寿
今年度において旧給食センターの解体をさせていただいているところでございます。現在、正直なところ跡地についての活用についてはいまだ決まっていないということで、ウポポイにも近い場所でございますし、非常に有効な土地だという認識は持っておりますので、今後の活用の仕方については庁内で十分検討しながらということになってこようかなというところでございます。
質問 2番 広地紀彰
旧給食センター跡地は答弁にもありましたとおり、町内のウポポイに近いといった地理的優位性を持ち、また道央道白老インターチェンジからウポポイに結ぶ幹線道路にも面しており、また役場方面から、鉄南地区からのアクセスもよい。さらに鉄北地区は、言うまでもなくスーパーやドラッグストアなどの消費施設も集積している地域に近接している上に、観光インフォメーションセンターへの動線もあるといった部分で、町内有数の一等地となりました。遊休資産活用という視点はもちろんなのですけれども、ウポポイ回遊も踏まえると地域活性化の拠点ともなり得る立地に育ったのではないかと捉えています。鉄北地域の魅力を発信する。例えば鉄北地域でも今飲食店の集積が少しずつ進んでおります。そういった魅力で、昼食というお話が同僚議員からも昨日ありました。そういった部分への動線化、または虎杖浜から社台までのある程度町内全域に対して、それぞれの地域の魅力に対してのアクセスを促すなどの顧客誘導の仕組みをつくることができるようないい立地なのではないかと捉えていますが、町の活性化の切り札の一つとして利活用を図るべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 企画課長 工藤智寿
まさしく議員言われたとおり、非常に重要な土地といいますか、場所であるなとは町としても捉えているところでございます。先ほどの答弁とまた同じような答弁になるかとは思いますけれども、本当に大事な土地でございますので、今後の活用といいますか、そういった部分についてはこれからも議論を進めていかなければならないと思っていますし、有効な場所だというところの認識もありますので、庁舎内で十分話し合っていきたいなと考えているところでございます。
質問 2番 広地紀彰
まちは総合計画の中で人口減を真っすぐに見据えた政策を打ち出してきています。これから施設の統廃合も当然進む中において、旧施設や利活用の考えがまちづくりに直結する方向性をつくり出していく時代に入ったと捉えています。この施設の利活用の考えがまちづくりの政策と連動していかなければいけないと考えます。1つだけ、旧竹浦小学校の跡地利用について議論したいと思うのですが、校舎はかなり使用時から傷みは若干進んでいたのですけれども、体育館はまだまだ利用価値が残っているのではないかと考えています。また、グラウンドなども含めて町民の健康やスポーツに、また町内外の児童生徒たちが触れられる。社会人を含めた竹浦のにぎわいを創出できる。または合宿等々で経済効果も生み出すことができるなど、近隣の土地、建物との関連性、あそこの竹浦小学校の近接地には合宿の受入れで民宿がずっと継続的に事業を営んでいる方たちもいらっしゃる場所です。そういった部分も考えて、近隣の部分も関連しながら様々な観点で旧施設の利活用が考えられる場所なのではないかと発展的に捉えています。旧竹浦小学校の体育館及び利活用を通してまちづくりの展開が広がるのではないかと考えますが、見解を伺いたいと思います。
答弁 企画課長 工藤智寿
議員おっしゃっていただいたとおり、あの地区においては本当にスポーツ合宿に実績のある民間の温泉旅館をやられている事業者がいるということも十分承知してございます。お話の中に体育館も十分使えるだろうというお話もございますし、一つの提案としてスポーツ合宿とかに活用できるのではないかということも一つの視点として捉えながら、どういった形が本当に本町のまちに合った使い方、もしくは例えばそういう事業者がいるかどうかというところも含めて、どういう活用の仕方によってまちに本当にプラスといいますか、活性化につながるものという、その視点を持って今後十分検討していかなければならないと考えているところでございます。
質問 2番 広地紀彰
視点を移しまして、来年度予算で役場庁舎建設等調査事業が予算化をされています。庁舎建て替えにも若干私も9月と12月会議でも触れていますが、この事業目的として町民の安心、安全を支える庁舎として機能発揮できるように、老朽化が進む庁舎の建設に向けた調査を進めるとあります。私は庁舎建設に賛成とか反対とかという立場ではなくて、非常に現庁舎の耐震力に不安を抱いています。なので、建て替えなくてはいけないものなのではないのかなという捉えで今います。というのは私も宅地建物取引士の資格を有していまして、建築基準法をもう一度見直してみました。その中で、建築物の耐震改修の促進に関する法律の告示によると、震度6から7程度の地震に対するIs値、2つ指標があるのですけれども、そのうちのIs値のほうの評価については0.6以上であれば震度6や7でも被害が少ないとされており、逆に0.3では倒壊の危険性が高いとされています。端的に質問しますが、現庁舎のIs値はどの程度なのですか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
こちらの庁舎の耐震度については、以前平成30年度のときに予算化していただいて耐震調査をしているところでございます。その中で耐震度ですけれども、役場のこちらの北側庁舎と南側庁舎に分けてそれぞれ1階、2階ということで、あと南北と東西の方向ということで合計8方向から耐震診断をしているところでございますけれども、その中では大変厳しい状況になってございまして、この8か所のうち半数の4か所において倒壊し、または崩壊する危険性が高いというIs値0.3未満という結果になっているところでございます。それで、Is値が6を超えたのが8つの箇所のうち1か所だけということで、状況としては非常に危険な状況になっているということでございます。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。傾向は十分に理解できました。また、皮肉にも、まさに人事のインフラの復旧に最も大切な課だと私は考えるのですが、上下水道課、建設課が所在されている庁舎に至ってはプレハブの庁舎で、たしか今回の耐震診断には耐震診断外の部分になっているはずです。これは、いみじくも大きな地震があったときに真っ先に建設課と上下水道課の部分が倒壊するのではないかと率直に心配しているのですけれども、これは災害時に地域を守る必要性、災害時にも地域を守れる拠点としての庁舎はサーバーとかも今1階に置いてありますよね。ですから、当然ですが、津波の浸水マップの改定等も踏まえると現庁舎では町民の生命、財産を守る拠点としての機能を十分に発揮することができないと捉えますが、見解を伺います。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
先ほどIs値のお話をさせていただきましたけれども、通常震度6から震度7の形で0.6以上あれば崩壊の可能性が低いということでございますけれども、防災拠点施設という位置づけも庁舎の場合はございますので、こちらについてはその1.5倍の0.9以上、新しく建設する場合はそういった形の基準をもって建設するということになります。このことは、この耐震基準の結果が出てから私どもも建設課のほうともいろいろ協議しまして、いち早く庁舎建設に向けた取組はしていかなければならないということで、今回3月のこの議会終わりに委員会を開いていただいて、基本構想の説明をさせていただくということで今、下準備というか、その作業を進めているという段階でございます。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。私は、過去に2度、庁舎の再編統合は人口減少から見て避けられず、他の機能を集約すべきと訴え、一例として図書館と市役所を統合し、まちのにぎわい創出に成功した滝川市の事例を取り上げていますが、白老町の図書館にも建物に構造上の課題が生じていると感じていますが、実態はどのようになっておりますか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
実際に図書館のほうも床がちょっとゆがむというか、曲がっていたりだとかということで、あと狭隘化もございますので、なかなか落ち着いてできるというような環境にはなっていないのかなという課題を認識はしてございます。それで、今こちらの庁舎を建設する場合はPFIの手法ですとか、そういった民間委託の手法も活用しながら進めていきたいということで考えているのですけれども、一般的にそういうPFIの手法を使う場合、ある程度複合化施設というか、図書館ですとか、そういうものも複合化させて進めていくというのが一般的でございますけれども、そういった複合化ということも考えながら検討していかなければならないということで考えてございます。
質問 2番 広地紀彰
住宅の品質確保の促進等に関する法律によると、建物の傾きが1,000分の6、角度では0.34度を超えると頭痛や目まいなどの健康被害を及ぼす可能性があるとされています。ですので、今後でしょうが、様々な施設、もちろん図書館に限らず、老朽化が進んでいる部分はありますので、そういった部分を捉えながら将来の人口減少を見据えた整備というのが求められていると感じております。今の課長の答弁で十分理解できましたので、町道認定の関係に移りたいと思います。町道認定から廃止に対して町の道路整備の在り方ですが、実態に即して図られることで町民生活の利便性向上や効果的な町有財産の運用が図られるのではないかと考えています。町道認定の基準については、先ほど町長からの答弁で十分理解できました。具体的なお話ですが、虎杖浜の土地所有者から町へ町道用地として土地を寄贈したいと申し出ている事例は担当課としても承知はされていることと察しております。担当者が何度も何度も申し出た所有者宅へ足を運んで希望を伺ったり、逆に認定に向けた手続やそれに関わる懸案事項などをお伝えされて対応する姿勢が見られました。足を運んでいただいたという姿勢が町民の信頼につながっていました。この町道認定の要望ある地域一帯、虎杖浜のあの部分は借地が多くて、現状生活道路として利用している道路が土地所有者が万が一相続などで替わってしまうと私たちの道路や家はどうなるのだと不安を抱えている町民が多い状況です。こういった状況はほかの町内にも見られることではないかと考えています。町道の認定によって付近の町民の安心、安全な通行、そして資産を守ることができると考えていますが、町道認定の意義を伺いたいと思います。
答弁 建設課参事 舛田紀和
町道認定の意義についてのご質問でございます。先ほどお話がございましたとおり、1地区から今回町道認定の要望をいただいている部分はございます。ちょっと1答目の部分と重複する部分もございますが、基準、規則の中には1集落の中で例えば10世帯以上の件数がなければいけないですとか、あとは町道認定をする上では道路用地が原則寄付になります。そういった部分の排水整備がされているですとか、そういったようないろんな諸条件がクリアされた中で初めて、集落の中での生活道路が本当に道路として機能が必要という部分にみなされた場合に認定という形になってございます。いろいろと他地区からもそういった要望はございます。ただ、行政といたしましても全ていろんなものを認定して町道にするということは、いろんなランニングコスト、ライフサイクルコストですとか、そういった維持管理費がかかってまいります。そういった中の部分も検討しながら、そこの部分が本当に町道としてみなすに値するのかという部分を現状把握を捉えながら、そういった整備といいますか、認定に向けた手続というものが成り立っていくのかと考えてございます。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。人口減少を見据えて、土地の利用状況の変化など例えば世帯がいなくなったりだとか、地権者が替わったりだとか、様々な状況を捉えて適切な町道整備と認定、廃止の部分を進めていくという考え方は理解しました。一観点としてなのですけれども、このたび新年度予算において虎杖浜の西4号線や北2番通りなどの整備を簡易舗装ということで進められるとされていて、私も西部の住民の一人でもありますし、率直に喜んではいるのですが、この捉えとして産業振興を生み出すことができるのではないかといった部分で意義深い事業ではないかと捉えています。北2番通りは養鱒場などの観光資源があり、またナチュラルサイエンスが進出されて、あちら一帯が近隣市から白老町虎杖浜に訪れる動線ができつつあります。こういった部分にこの事業は資するのではないかと。あと、西4号線については、ここは水産加工が集積するまさにど真ん中を貫いている道路の中で、私も一度測ったことがありますけれども、ちょうどこの時期、15センチぐらい深くえぐられていて、軽自動車だったら運転の仕方によっては底をすってしまって、また町も被害を被ってしまうのではないかなと懸念していました。そういった部分が一定数改善を図られていくということは産業振興の観点からも意味があるのではないかと捉えていますが、それに対しての見解を伺いたいと思います。
答弁 建設課参事 舛田紀和
ただいまお話にありました虎杖浜の路線につきましては、地域の要望、それからその道路の終点部でご商売をされております。そういった施設を利用されるお客様から、今現在当該路線が砂利道の状態になっておりまして、土日祝日といいますか、そういった利用者のお客様からも非常に道路の傷みが激しいという、そういった中で要望があって、今回簡易舗装事業として整備を進めさせていただいた路線でございます。議員がおっしゃるとおり、水産加工、そういったようないろんな6次産業も含めて地域の方々が住む生活道路、それから産業道路、そういった部分につきましては利用の状況、費用対効果、そういったものを勘案しながら新規で整備する路線、そういったものを検討していくことになろうかと考えております。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。都市計画マスタープランの改定がスタートします。この都市計画マスタープランを改定していきますと、それは終了年度を2023年に迎えるといった部分から当然なのですが、これがまちづくりの観点で第6次総合計画に規定されているように人口減少を正面から見据えた計画づくりが進められる必要があるのではないかと捉えています。ただ、これは12月にも9月にも一貫して私は訴えてまいったのですけれども、公共施設の統廃合が避けられない中ですが、この中で統廃合でプラスワン、何か一つでも新しい価値を創造する。集約化していく。2つが1つになる。面積が小さくなる。ただ、その中で新しい価値を一つでも創造していける事業を進められるべきではないかと考えますが、施設の整理統廃合に当たってのお考えを伺いたいと思います。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
公共施設等総合管理計画あるいは個別施設計画の中で、公共施設の統廃合、複合化ということをうたってございます。広地議員がおっしゃるように、今後人口減少を見据えますと、今ある施設の数も減らしていかなければならない。面積も減らしていかなければならない中では、やはり複合化というのはどうしても避けられない状況であるとは認識してございます。しかし、単純にそれを1つにするということだけではなくて、2つが1つになる以上、何か1つ付加価値といいますか、違った意味での地域住民が利用しやすい、そういったものを加えた上でそういう統合というのは今後進めていくべきと考えているところでございます。
質問 2番 広地紀彰
大黒課長とは、私の拙い議員生活の中でふるさと納税について本当に何度も何度も議論をさせていただいたり、まちづくりに関わって議論をさせていただいたなと。課長も答弁はいつも明快で、やれないことはやれないとはっきりとおっしゃっていたのがすごく印象的に残っています。今捉えていただいたような答弁でありましたが、何か価値をつくり出していくと。面積が小さくなることはマイナスなことではなくて、その代わりに何か生み出せるといったような考え方で整備する中で、今白老生活館が多機能型生活館という事業名で打ち出されています。白老町アイヌ文化振興基本方針及び振興事業計画などの理念を守りながら、活動拠点としてだけでなく、こちらのほうはいろいろとこれから検討が進められるとされていますので、具体はこれからだと思いますが、実際に活動拠点として様々な工芸関係に従事をされている方たちが集っていた部分は守りながら、さらにその方たちの作品や文化の発信、もしくは展示などを通して新たな文化振興や発信につながっていけるような施設にしていくことが大事ではないかと考えますが、見解を伺いたいと思います。
答弁 アイヌ総合政策課長 笹山学
ただいまの生活館についての展示等のスペースということでございますが、白老生活館につきましては更新は令和5年度に予定しているところで、3年度の予算において基本設計等を計上させていただいているところでございます。生活館の具体なレイアウトにつきましては、これからアイヌ関係団体ですとか、生活館を利用していただいている利用団体、そういった方々の意見を踏まえながら具体な部分は検討していくところでございますけれども、議員がおっしゃられました地元の手工芸者、クリエーターの方々の作品等、そういったものについても展示するスペース、そういったものも含めながら検討してまいりたいと考えてございます。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。昨年、白老町のアイヌ文化の発展は白老町が担うべきではないかと質問しました。ナショナルセンターが所在する町として、今後もウポポイとの関わりは大変大きいものがある一方、白老町のアイヌの方たちの中には思うように関われない面もあり、その部分は木彫などの工芸、これについては昨日同僚議員との質疑で理解は得ました。私のこのマスクは、これはアイヌの皆様が開いてくださっている刺しゅうの講習で、札幌から移住された方が白老町って刺しゅうの勉強ができるのだねと言いながら作ってくれたのです。聞くと、毎回刺しゅう講座には20名程度が集まると指導者の方がおっしゃっていまして、本当に底が広く、白老町のアイヌ文化が一般の町民の方たちにも少しずつ、少しずつ広がっているのかなと感じています。民族等の垣根も超えながら町民に愛されている工芸作品の展示や発信のスペースを確保して、白老町のアイヌ文化を白老町が後押しすべきと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 アイヌ総合政策課長 笹山学
白老町のアイヌ文化の発信として手工芸者の方々、クリエーターの方々が刺しゅう、もしくは木彫り等の作品を作っていただいているところでございます。また、町といたしましてもアイヌ文化を保存、伝承していくために、地元のアイヌ関係団体に人材育成ということで刺しゅうとか木彫りのそういった講座を行っていただいているほか、イオル再生事業においては、体験事業ということで一般の方々に参加していただけるような刺しゅうや木彫、そういったものの講習も行っております。また、そういった作品につきましては、事業拠点でありますアイヌ協会の事業拠点でありますとか、あとイオル事務所のチキサニのほうで展示させていただいているところでございます。今後につきましてもそういった活動を続けましてアイヌ文化の保存、伝承を図ってまいりたいと考えてございます。
質問 2番 広地紀彰
都市計画マスタープランに関わる住宅整備に移りますが、住宅長寿命化計画のほうにも規定されていますが、老朽化した住宅を取り壊し、新たな住宅整備を進めるとあります。その中で、末広団地については過去に2度質問させていただいており理解を得ています。旭ケ丘団地なのですけれども、更新される際には現地での建て替えを基本として考えると長寿命化計画にありました。私もその捉えには賛成、共感する立場にあります。なぜかというと、白老町は虎杖浜から社台まで幾つもの集落の連合体のような要素も併せ持ち、多彩な白老町という全体像をなしている側面があると捉えています。各地域をそれぞれ発展させることが白老町全体の魅力づくりにつながっていくと考えますが、今後の長寿命化を踏まえた住宅更新の考えと、そして住宅整備面から見た各地域振興のお考えを伺いたいと思います。
答弁 建設課長 下河勇生(建設課長は2021年3月まで)
公営住宅の更新でございます。住宅生活基本計画の中におきましても、町なか居住やコンパクトなまちづくりの住宅施策の展開、保守を進めるとしております。また、アンケートでも歩いて暮らせるまちづくりの声が多い状況でございます。今後人口減少や高齢化社会を見据えた中での取組を進めていかなければならないと思っております。その中で住宅の環境整備としまして、現在西団地と緑ケ丘団地の受皿として(仮称)末広団地の建設を考えております。また、議員おっしゃられました旭ケ丘団地におきましては、計画は令和12年度を目途に現地におきまして約2分の1程度の規模にするような形で考えております。住宅施策に関しましては、町内に社台から虎杖浜まで6つの地域がございますので、単なる集約化、一元化という考えにはならないと考えております。地区ごとに拠点をどのようにつくっていくかがようだと考えております。
質問 2番 広地紀彰
都市計画マスタープランには、その役割として今後のまちづくりの基本的な考え方を明らかにすると記載がありました。人口減少を見据えた総合計画に基づく全体構想はもちろん、地域別構想においても特色ある各地域が持続、魅力化を図っていける姿が見える都市計画マスタープランを目指していくべきと考えますが、都市計画マスタープラン策定に当たってのお考えを伺いたいと思います。
答弁 建設課長 下河勇生(建設課長は2021年3月まで)
都市計画マスタープラン、簡単に言いますと都市計画区域を有する市町村がそれぞれの市町村の課題などを反映しまして都市計画の基本となる将来の都市計画像を示すものでございます。都市計画に関する個別の件につきましては、指針、方針を示していくものでございます。その中で新たな都市計画マスタープランの考えでございますが、もともと都市計画の制度につきましては、人口が増加するという拡大の中で考えられた制度でございます。現在人口減少が進んでいる中では、既にある既存の市街地などをよりよくしていくことが重要なことだと考えております。都心のコンパクト化というか、コンパクトシティーという概念もあるところでございます。以上の考えの中で、新たにつくる都市計画マスタープランにつきましてはしっかりとした都市計画づくりのビジョンを確立させて、地域別の整備課題や交通体系、公園、河川、住宅環境などの土地利用施策、計画の方針を細かく総合的に定めて、本町の個性、課題などを反映していく計画にしたいと考えております。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。この項目最後の質問として、これまで各地域を守り育てる取組やその目線について質問してまいりました。視点は変わるのですが、笠原消防長におかれましては今般退職を迎えられるということで、まちを守るという観点から長年、時には命もかけて奉職されてきたと改めて敬意を表したいと思います。笠原消防長に対し、地域を守るという視点とその大切さについてのお考えを賜って、この項目の最後にしたいと思います。
答弁 消防長 笠原勝司(消防長は2021年3月まで)
地域を守るという点で、私消防に奉職して41年になります。その中で、広地議員おっしゃったように、仕事をし始めたころは自分の命を失っても人を守るのだという気持ちで奉職してまいりました。それがこの41年間の中でいろんな各種災害に出動して、いろんなことの心の変化が起きてまいりました。実は、私が消防に入った昭和55年というのは消防車の台数も少なくて、今でいうとボンネットのついた大型車両、今では形態のない形です。そして、古い車両においてはバンパーのところについているクランク棒というのを回すような、それでエンジンをかけて出動した中で、町の理事者、議員の皆様のご理解の中で消防装備の更新を昭和から平成にかけて更新してまいりました。そして、その当時の災害というのは交通事故であったり、天気予報を見て台風が近づいているなと、そして台風が来て、大雨による冠水、それらも治水工事や河川改良などが行われて大分減少されました。交通事故にあっても、今般ウポポイの開設等で苫小牧白老間の道路が複線化したということで交通事故の減少も進んでおります。いろんな災害の中で、まちづくりの中で安心、安全を提供するためにやはりしっかりとした装備をしなければならない。そして、昭和から平成にかけての装備更新が今後、延伸、延伸を続けて何とか辛抱して使っていることもございます。ただ、平成から令和にかけては各種災害に対応できる消防装備品の充実、平素から議員の皆様には消防装備の更新に関しては大変ご理解をいただいているところですが、今後あらゆる災害に、そして人口減少を迎えた中で1台2役、2台3役などの車両の管理台数を減少させていく効果のある更新、最小限度で最大限の効果が生まれるような更新計画をつくってまいりますので、それらがまちづくりにとって安心、安全を与える一つの一翼を担っているということをご理解いただいて、今後とも消防行政に対しましてご理解を賜りたいと存じます。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
質問 2番 広地紀彰
2番、広地です。