みんなの議会

白老町議会 令和2年定例会12月会議 2020年12月17日

子供たちの暮らしを守る取組

2020年12月17日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「子供たちの暮らしを守る取組」について質問し、教育長 安藤尚志、学校教育課長 鈴木徳子、総務課長 高尾利弘、町長 戸田安彦が答弁しました。

質問者
西田祐子 議員
答弁者
教育長 安藤尚志、学校教育課長 鈴木徳子、総務課長 高尾利弘、町長 戸田安彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 西田祐子

子供たちの暮らしを守る取組について。(1)、安心安全な学びの環境について。①、年間指導計画に関する現状と今後の見通しは。②、新しい生活様式の状況は。③、登下校と放課後におけるスクールバスなどの対応は。④、部活動の現状と冬期間の運動不足解消への対応は。⑤、冬期間の寒さに配慮した換気の状況は。⑥、感染拡大時における休業などの考え方は。(2)、教職員の働き方改革と雇用について。①、期限付教職員、非常勤職員の状況は。②、学習指導員とスクール・サポート・スタッフの状況は。③、デジタル教科書に向けた準備は。(3)、子供の見守りと育成について。①、子ども食堂(白老ふれあい食堂ウタル)の現状は。②、子どもを守るひなんの家の旗の現状は。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

子供たちの暮らしを守る取組についてのご質問であります。1項目めの安心安全な学びの環境についてであります。1点目の年間指導計画に関する現状と今後の見通しについてでありますが、授業時数についてはどの小中学校も長期休業の短縮や行事の精選など様々な工夫により授業時数を取り戻し、現在は年度当初の計画に基づいて学習を進めております。次に、主な学校行事については運動会や体育大会、修学旅行、学校祭などは内容や時期を変更しながら実施いたしましたが、一部の学校においては宿泊学習と学習発表会を3学期に実施する予定となっております。2点目の新しい生活様式の状況についてでありますが、文部科学省で示している学校の新しい生活様式に基づいて、町内すべての学校において感染症対策に取り組んでおります。特に手洗いの励行、マスクの着用、3密の回避、換気の徹底、部活動における感染リスクの軽減など重点的に繰り返し指導しております。3点目の登下校と放課後におけるスクールバスなどの対応についてでありますが、マスクの着用や適切な距離の確保、さらに家庭の理解のもと登校前の検温を毎日行っておりますが、風邪症状や発熱があった場合は出席停止としております。また、スクールバスを利用している児童生徒については座席を指定し、適切な距離を確保したり、バス内を消毒したりして感染リスクを下げる取組を行っております。4点目の部活動の現状と冬期間の運動不足解消への対応についてでありますが、部活動の現状としては生徒や指導者の健康状態の確認、マスクの着用、3密回避等可能な限り感染症対策を行いながら各学校で実施をしております。また、苫小牧地区における各競技大会については、保護者の同意を得ながら参加しております。冬期間の運動不足解消については、体育の時間や休み時間等に室内で鉄棒やジャンプ台などを活用したり、なわとび3分トライに取り組ませたりして、児童生徒の体力維持・向上に向けて様々な実践を行っております。5点目の冬期間の寒さに配慮した換気の状況についてでありますが、各学校では強制換気などの常時換気システムが設置されていないため、教室の窓の常時開放や定時開放等、工夫しながら効果的な換気を行っております。また、室温が低下した場合は必要に応じて、ひざ掛けを着用させたり、上着を着用させたりしております。6点目の感染拡大時における休業などの考え方についてでありますが、基本的には児童生徒の学びを止めないという視点に立って対応していきますが、今後学校におけるクラスターの発生や地域における感染状況が悪化した場合は、保健所等の指示に従いながら最優先で児童生徒の安全を確保してまいります。2項目めの教職員の働き方改革と雇用についてであります。1点目の期限付教職員、非常勤職員の状況についてでありますが、現在町内の小中学校においては期限付教員は育児休業中の教員の代替で2名、欠員補充で2名の計4名となっており、非常勤教員は白老小学校に時間講師を1名配置しております。2点目の学習指導員とスクール・サポート・スタッフの状況についてでありますが、教育委員会では学校長の要請に基づいて北海道教育委員会への申請を行っております。町内では学習指導員は白老小学校と萩野小学校に1名ずつの計2名を配置し、スクール・サポート・スタッフは働き方改革に係わって白老小学校と萩野小学校に1名ずつ、新型コロナウイルス対応で白翔中学校に1名の計3名を配置しております。3点目のデジタル教科書に向けた準備についてでありますが、虎杖小学校と竹浦小学校の一部教科と中学校の英語で教師用デジタル教科書を購入し、活用方法を検討してまいります。児童用デジタル教科書については、国でも令和3年度から一部学校での導入、令和6年度からは全学校での本格導入を検討しており、本町においても今年度から導入するタブレットなどを活用しながら段階的に準備を進めていきます。また、ICT環境整備については対応するスタッフの配置の準備も進めてまいります。3項目めの子供の見守りと育成についてであります。1点目の子ども食堂(白老ふれあい食堂ウタル)の現状についてでありますが、子どもが地域で安心して過ごすことのできる居場所を提供し、栄養のある食事を提供するとともに地域の大人との交流を通して、子どもが健やかに成長することを目的として平成30年6月から事業開始されました。食堂は新型コロナウイルス感染症対策により令和2年3月から事業を休止し、その間食事の提供については弁当を配付しておりました。その後、8月中旬以降に再開しましたが、11月より提供場所の利用ができなくなったことから休止し、再度弁当の提供を行っております。今後の事業再開については提供場所の確保が最重要課題であり、町としても再開に向けた支援を行う考えであります。2点目の子どもを守るひなんの家の旗の現状についてでありますが、青少年育成町民の会が主体となり、平成10年から町内188か所に設置しており、令和2年現在の設置数は149か所となっております。設置した旗については、各地区育成会や生涯学習課で年に1回程度点検を行い、破損状況を確認し、交換しておりますが、一部劣化したまま交換されない箇所も見受けられることから、これまで以上に関係者と連携し、速やかな対応を行ってまいります。

質問 5番 西田祐子

(1)の安心安全な学びの環境についてであります。今回は教育長が丁寧に答弁していただけましたので、再質問する場所がほとんどありませんので、1か所だけお伺いいたします。換気についてであります。これは、各学校はもとより他の公共施設でも同じような対応をしていると思うのですけれども、これにより室内が寒くなりますけれども、燃料費などがかなり必要と思われますが、その予算措置についてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)

現状のところ今回、今分かっているだけで1割ぐらいは上がるのではないかという推測を持っておりますが、今持っている予算の中で執行が可能なのかどうかを含めて整理はしておりますが、万が一どうしても必要となる場合については補正予算を計上させていただくことになると思います。

質問 5番 西田祐子

この換気についてでありますけれども、北海道のほうの地方独立行政法人北海道立総合研究機構の建築研究本部の北方建築総合研究所という北海道で行っている、これ道の特別な冬、北海道の建築物に対してのいろいろやっているところなのですけれども、そこのところで推奨しているものを白老町もやっているということなのですけれども、先日ちょっとお伺いいたしましたら、これは学校ばかりではなくて、保育園、公民館、生活館、役場庁舎、また学校と同じような大きな建物で人が集まっている病院とかいろんな施設にも対応できるものと考えておりますというような言い方をされていたのですけれども、どうなのでしょうか。これどこに言えば、誰に言えばいいのか分からないのですけれども、私はせっかく道がこういう形で発表していらっしゃるのだから、町内のそういう施設の方々も利用していただいて、やはりコロナの防止対策として、室内の換気対策として効果があるのではないかなと思うのですけれども、その辺の対応はぜひするべきだと思うのですけれども、これについてだけお伺いいたします。

答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)

全体の施設に関わる部分で、私のほうから答えさせていただきますけれども、それぞれの施設によってちょっと広さだとかが違うので、換気については十分取り組みたいというところもありますけれども、正直今全体的にまだ算出していない段階でどの程度できるかというところも踏まえて、できるところは対応していくような取組で、例えば議事堂だと今もう換気のシステムをもともと建て込みのときにはつけていたというようなところもありますし、それぞれちょっと今施設の状況も全て確認していません。今の段階では窓開けで換気を取っているというような状況でございますけれども、そういった情報もしっかり踏まえて、できるところ、必要性のあるところ、優先度も含めて検討しながらできるところはやっていきたいなとも考えております。

質問 5番 西田祐子

担当課のほうは、ぜひこのことはホームページに載っていますので、見ていただいて、そして換気のないところが多いですから、古い建物が多いと。ぜひ活用していただいて、コロナの防止対策をしていただければと思います。次に、(2)、教職員の働き方改革と雇用についてお伺いいたします。国によるスクールスタッフです。期限付教職員と非常勤教師を募集しておりますけれども、正直申し上げまして、デジタル教科書に向けた準備の中でタブレット授業の方法や保護者への説明など、教職員の負担が非常に多くなるのではないかなと心配しております。それで、いつになったらこのタブレットを購入するのかなと、いつまでも議決されないので、大変心配しておりましたけれども、財産取得の追加議決ということでいろいろ言われておりますけれども、これにつきましては今回こうなった議決ができなくて追加議決になった経緯、また再発防止のためにチェック体制を含めた具体的な研修の在り方についてお伺いします。

答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)

今回追認の議決を上程することになりましたことについては、本当に大変に申し訳なく思っております。このような形で議決をいただくようになった経緯についてなのですけれども、この財産の取得に関して当初7月会議でいただいた補正予算がコロナの交付金に絡む補正予算をいただいておりまして、このコロナの交付金の執行する事業については役場庁舎内の中でとか、私たちの中で執行状況を確認するということが定期的に行われている状況がございます。今回も12月会議の上程前に関係する担当する課より進捗状況の紹介がございました。私たちのほうで執行している状況について、たくさん予算をいただいているものですから、その中で執行する報告をしている中で、報告の中でその財産の取得というところの失念しているというところが発覚いたしました。その中でこの今回の追認の議決になりました。失念した経緯については、大変本当に失念したということで、全く正直、昨年、その前も大きい財産の取得をいただいておりますので、忘れるはずがないと普通に考えられることかと思うのですけれども、もう申し開きができない状況で、失念したという以外の何ものでもなく、本当に申し訳ないと思っております。今後の部分については、決裁を取っていく中でのチェック体制等については、再度検証を行いまして、この後の改善対策というものについて詰めていくという予定で今は準備を進めているところであります。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

課長のほうからも答弁がありましたように、チェック体制の確立については今後は十分検証していかなければならないと、こう考えておりますが、今回のことが明らかになった時点で、私としては朝教育委員会の職員を全員集めました。集めて今回のこの経緯に至ったことについて、私も含めていわゆるその緊張感というものがどうだったのかというところをもう一度振り返らせていただきました。その中で、私も含めてでございますけれども、まずはこういった法令に基づいて行うべき業務、当たり前のことなのですけれども、これが失念してしまったということに関して、途中で誰かがそのことに気がつけなかったのだろうかという振り返りをしました。やはり今私どもは公務員としてきちんとその法令に遵守しながら業務を行っていく、そういう資質能力をしっかり高める、これは一番大事なことだと考えております。その上で組織としてこうしたミスをどう潰していくのか、これはやっぱり組織力の問題だと考えておりますので、今回のことを、この危機感を職員全員で共有して、具体的にこれから議会にお示しできるようなチェック体制について確立をしていきたいと考えております。

質問 5番 西田祐子

再発防止に向けて、やはり役場全体でぜひ共有していただければなと思いますので、そのほうでお願いします。また、責任の取り方については、後日あると思いますので、そのときにまた議員全員で協議される場もあると思いますので、そのときにお伺いできればと思います。次に、(3)の子供の見守りと育成についてであります。子どもを守るひなんの家の旗の状況と、それから子ども食堂についてなのですけれども、先に子ども食堂のほうの現状についてなのですが、子ども食堂については今ほど説明がありましたけれども、やはり提供する場所の確保が必要だと。そして、これをやっていらっしゃる方、ご自宅の台所を使ってお料理をして、そして皆さんに配付していると。この間も12月分として約30人分お弁当を配付していると聞いていました。そのほかにもいろいろなものを皆さんにお渡ししていると。やはりそこについては、町としても再開に向けて支援を行うって言っていますけれども、ぜひしていただきたいなと思います。というのは、これひなんの家の旗の件も一緒なのですけれども、警視庁が発表した全国の行方不明者の数が令和元年度、昨年度で8万6,933人なのですけれども、そのうち9歳未満のお子さんが昨年度は1,253人と報告されています。1,253人です。すごい数だと思います。警視庁が出している数字なのですけれども、大体10万人に対して1.2人から3人と言われています。ですから、これは人ごとではないのです。やはり地域のみんなが子供を見守るという体制が必要なのではないかなと思うのです。最近では苫小牧市で幼児の遺体が発見されるという痛ましい報道もありました。子ども食堂や子どもを守るひなんの家の旗などは、多くの町民の善意で行われております。このような地域で子育てを見守る活動を町としては支援していかなければいけないのではないかなと思います。これらをどう評価し、施策にどう反映させるのかお伺いし、私の最後の質問とさせていただきます。教育長でも町長でもよろしいです。責任がある方のご答弁を伺いたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

町全般というご質問でありますので、私のほうからお答えさせていただきます。西田議員がおっしゃったとおり、子ども食堂とか子どもを守るひなんの家のその旗の啓蒙、啓発活動なのですけれども、基本的には白老町全体で子供たちの安全を守っていくという目的がございます。子ども食堂についても、今は全国的にだんだん広がりを見せていて、いろんな子供たちの環境の中できちんと地域が子供たちを守っていくという趣旨に向けて、答弁でもありましたようにどういう支援ができるか、今具体的にはお答えできませんけれども、ここと一緒に連携をしながら支援をしていきたいと考えております。また、子どもを守るひなんの家は、子供たちがその旗を見て安心するのと同時に、大人も自分の家もしくは事業所等々にその旗があるという責任がそこで生まれてくると思いますので、大人も責任を持って子供たちを守るという啓発活動にもつながっていきますし、町外から来た方にとってもこういうまちなのだなというPRもできると思いますので、この辺はきちんとまた啓発活動に力を注いでいきたいなと考えております。

出典:白老町議会 令和2年定例会12月会議 2020年12月17日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる