みんなの議会

白老町議会 令和2年定例会3月会議 2020年3月10日

令和2年度町政執行方針

2020年3月10日、白老町議会の一般質問で、氏家裕治議員が「令和2年度町政執行方針」について質問し、町長 戸田安彦、高齢者介護課長 岩本寿彦、副町長 古俣博之、副町長 竹田敏雄、経済振興課参事 臼杵誠、生涯学習課長 池田誠、農林水産課長 冨川英孝が答弁しました。

質問者
氏家裕治 議員
答弁者
町長 戸田安彦、高齢者介護課長 岩本寿彦、副町長 古俣博之、副町長 竹田敏雄、経済振興課参事 臼杵誠、生涯学習課長 池田誠、農林水産課長 冨川英孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 氏家裕治

公明党の氏家です。本日は、通告に準じて質問を展開させていただきます。令和2年度の町政執行方針の中の町政に挑む基本姿勢に災害に対する住民の安全、安心を守る取組や急激に進展する人口減少や少子高齢化、また公共施設の老朽化など多くの課題が山積している中、将来にわたり町民の皆様が安全、安心で快適に暮らすことができるためには、持続可能な行財政運営が何よりも必要であることから、町長は5つの「わ」を基本とした政策展開を行うとあり、その5つの「わ」を基本とした政策展開の中で顔と顔、心と心がつながる対話を大切にし、町民と行政が一体でつくるまちづくりを目指すとあることから、3項目4点について質問をいたします。まず、1項目め、まちづくりのためにはこのまちに暮らす一人一人の町民のために何をしなければならないのかを考え、全力で取り組むとあります。具体的な取組は。2項目め、ウポポイ開設を契機とした経済の活性化対策とにぎわい創出についてであります。①、来町者の受入れ態勢の現状と課題についてお伺いいたします。②、まちの魅力再発見で森林の環境整備と観光との連携についての考え方をお伺いいたします。3項目め、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に伴うまちのにぎわい創出についてお伺いいたします。①、子供たちから高齢者までの体力、健康の増進に向けた取組についてお伺いいたします。②、時の流れは、健康志向、そして長寿、スポーツであると考えておりますが、民間活力を利用したスポーツ環境の整備についての考え方について伺います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

氏家議員の代表質問にお答えいたします。令和2年度町政執行方針についてのご質問であります。1項目めの町民一人一人の顔が見えるまちづくりについてであります。私の公約である5つの「わ」の1つ、対話によるまちづくりでは、顔と顔、心と心がつながる対話をまちづくりの基本としており、一人一人の顔が見え、心のつながりが実感できるまちづくりを目指すものであります。近年では、核家族化や加速度的に進む少子高齢化などにより独り暮らしの高齢者や障がい者、子育て家庭など、不安や孤立を抱え、一人で悩む方々が増えてきております。このことからも対話を通して顔と顔、心と心がつながる関係づくりに全力で取り組みながら、そこで生活する人々が安心感と充実感を持って暮らし続けられる環境整備に努めていかなければならないものと考えております。2項目めのウポポイ開設を契機とした経済の活性化対策とにぎわい創出についてであります。1点目の来町者の受入れ態勢の現状と課題についてでありますが、町としてはウポポイにご来場いただいたお客様が町内において白老町の食や自然、文化を楽しんだり、土産品を購入していただくなど、観光消費による経済循環を生み出すことが重要であると考えており、観光インフォメーションセンターを拠点として的確な情報発信を行うことができるよう準備を進めているところです。一方、年間100万人の来場者が想定される中、食事の提供についてはウポポイや町内飲食店だけでは充足できないことも予想されるため、仕出し弁当も含め町内で食事ができる体制を整えることが課題であると認識しています。2点目の森林の環境整備と観光の連携についてでありますが、行政面積の約8割を占める森林については、その適正管理とともに、癒やしやにぎわいの空間として多くの町民等に親しまれてきたところであります。特にレクリエーションの森として親しまれるポロト自然休養林は、ウポポイ関連区域として今後なお一層の機能充実が期待されるところであり、自然との共生を基本に観光や文化との連携を図り、活用方策を検討してまいりたいと考えております。3項目めの東京2020オリンピック・パラリンピック開催に伴うまちのにぎわい創出についてであります。1点目の子供たちから高齢者までの体力、健康の増進に向けた取組についてでありますが、スポーツ施設を中心とした活動として指定管理者による各種講座やイベントが催されているほか、高齢者大学でのクラブ活動など様々な取組を行っております。施設の利用及び参加人数については、町民の健康づくりの意識の高まりから総合体育館トレーニング室やマラソン大会においては増加しているものの、全体的な傾向としては利用数、参加数ともに減少傾向にあります。このことから、体力、健康づくりに取り組める環境の充実が必要と考えております。2点目の民間活力を利用したスポーツ環境の整備についての考え方についてでありますが、本町におけるスポーツ施設についてはいずれも建設後30年以上が経過し、施設の老朽化に伴う改修が急務となっております。また、ウポポイ開設や東京2020オリンピック・パラリンピック等を通して本町の観光振興や経済効果の高まり、にぎわいの創出などの観点からもスポーツ環境の整備は有効な手段であり、その手法については官民問わず検討すべきであると捉えております。

再質問 13番 氏家裕治

氏家です。再質問に入らせていただきます。町長は、この執行方針の中での町民と顔と顔、そして心と心という、この重要なキーワードを本当に重く私は受け止めるのです。こうした行財政運営、また行政の町民との向き合い方、こういったものが今後の白老町のまちづくりに大きな根っこになっていくと。これができたら本当に町民と行政との信頼関係、人と人とのそうしたまちづくりが一歩ずつ進んでいくような気がしてなりません。そこで、高齢者の生活支援についてであります。平成31年の3月の定例会での代表質問でも副町長のほうから答弁をいただいておりますが、切れ目のない支援のために通所型サービスの充実と認知症サポーターの活躍の場について伺います。1つ目、白老町における通所型サービスの現状と課題について、また切れ目のない支援策として必要な施策の展開とはどういったことを考えられているでしょうか。2つ目、白老町も認知症の人を理解し、さりげなく支え、見守りしようと認知症サポーターの養成講座を行ってきましたが、サポーターの活躍の場を具体的に広げる時期に来ているのではないかと考えます。サポーターがさらに活躍できるよう講座を開設し、そして認知症カフェの開催や、これはもう既に行われているところもありますけれども、開催や見守り、傾聴活動、そして一緒に散歩をするなど、活躍の場を広げる施策の展開が必要ではないかと考えますが、どう考えられているでしょうか。また、サポーターが意欲を持って取り組むためのポイント制度の導入についても実施する時期に来ているのではないかと考えますが、町長の考えをお伺いいたします。もう一つ、3つ目、先ほども言いました顔と顔、心と心がつながる対話を大切にし、町民と行政が一体でつくるまちづくりを目指すとあります。町長のこの一文は、とても本当に重いものが感じられると先ほども言ったとおりです。行革や組織改革に取り組んでこられた中でのこの一文は、どう私は受け止めればよいのかと。人口減少や少子高齢化が進む中にあって、このまちを支え続けた今でこそ高齢者と言われる方々に対し、まちとしてどう向き合っていくのかが問われているように感じられます。自分の力と五感を信じ生き抜いた昭和という時代から、アナログからデジタル、そしてIT社会への加速、そうした時代の平成、情報や社会の流れについていけない地方に生き抜く高齢者の方々にとって今何が本当に必要なのか。情報伝達や問題提起をはがきや書簡だけで町民理解を求めるのは難しいと思っております。様々な関係者と協力の下、町民生活を肌で感じ、寄り添い、対話の中から生まれる施策の展開が求められていると感じますが、町長の考えをお伺いいたします。今までも役場の窓口の業務改善や様々な改善に努めてこられたことは、十分承知しておりますし、評価もしております。今後の体制づくり、また組織づくりについて町長がどう考えているのかお伺いしたいと思います。再質問の(2)に入ります。来町者の受入れ態勢の現状と課題についてお伺いいたします。産業の活性化とにぎわい創出の観点から、食の提供についてお伺いしたいと思います。町長の答弁からも分かりました。ウポポイ開設後の町なかで昼食の提供、こういった関係団体との協議、そうした現状、これからの取組についての説明はありましたけれども、私はこれは早急に取り組まなければいけない。関係団体としっかり協議をしながら、そして食の提供をする場所も含めて、これは今からそういう問合せが来ているということも私も何件か聞いております。それも100件、200件単位なのです。100人、200人単位でのそういった問合せが来ていると聞いております。断るのは簡単です。しかし、このチャンスを生かすためにはまちとして、これが観光協会が窓口になっても、どこが窓口になってもいいと思いますけれども、しっかりとした窓口を情報発信の中で進めながら、一人でも多くの方々に白老町に寄って、食を楽しんでいただくという思いから、関係団体との協議をしっかり進めていただきたいですし、もしそういった進められている協議があるとすればお伺いをしておきたいと思います。もう一度整理しますけれども、受け入れる会場についての対応と問合せ先、この対応窓口の周知、一本化が必要だと考えますので、その辺の考え方をお伺いします。では、2つ目に入ります。森林の環境整備です。森林の環境整備と観光連携についてお伺いします。町長の答弁にもありました。白老町は多くの森林に恵まれておりまして、今森林ツーリズムという、そういった考え方について若干お伺いしたいのです。森林ツーリズムとは、森林やその周辺地域に存在する自然環境資源や生活、文化、習慣を有効活用するための学ぶ、体験、そして遊ぶ、運動、そして見る、観察、食べる、採取などの観点から行う多様な活動をいうのだと文書の中では説明されているのです。私は、多くの森林を有する民有林や町有林がありますけれども、当町において森林環境の森林環境税、今調査が入っています。この環境税に関わる調査を通じて観光資源としての価値を見出すことはできないのかどうか。また、北海道を訪れる多くのインバンドや観光客は、自然の美しさ、そして季節感のある春夏秋冬を楽しみにやってきます。そうした点と点を結ぶような、点と点を線に変えていく、ということは町有林、民有林の中にいろいろな観光資源がもし見出せるとすれば、林道の整備も必要でしょうし、そういったことは町独自ではなかなかできないものです。こういったものを民間活力、民間の力を借りながらも、またまちとしての新たな支援策をしっかりとそこに注いでいくことがこれからの白老町の観光資源としての森林ツーリズムにつながっていくのではないのかと考えますけれども、そこのところのまちの考え方をお伺いしておきたいと思います。そして、3つ目になります。東京2020年オリンピック・パラリンピック開催に伴うまちのにぎわい創出についてであります。スポーツ振興の在り方については、大きく体力、また健康増進、こういうのは町民にとっても大事なことだなと思います。学校教育の現場と、それから生涯学習の現場、様々にこのスポーツの取組というのがあると思いますけれども、生涯学習の中で見ると、実際にスポーツをするというものとスポーツを見るというもの、そしてスポーツを支えるというこの3つのスポーツというものがあるような気がします。支えるスポーツというのは、要はボランティア活動だとかいろんなことで町民が関わっていくことです。こういったことを考えますと、スポーツ振興に関わる企画運営の窓口、スポーツというのは学校教育のスポーツなのか、生涯学習のスポーツなのかと言われると、それは何でもスポーツはスポーツなのではないのというのが一町民の私たちの考え方なのです。そう考えると、スポーツ振興に関わる企画運営の窓口の一本化というものは、私は今後どうしても必要になってくるのではないのかなと考えます。その中で、スポーツコーディネーターとしての人材の育成、こういったものが地域おこし協力隊の活用なんかも含めながら私は考えていくべきだろうと。そうすると、学校教育に現場においても、学校地域支援本部でしたか、そういった中で今団体競技ができないといいながらもキャッチボールはできるでしょうとか、教えてくれる地域の方々がいるのではないかとか、指導者は毎日は来れなくてもそういった楽しみを教えてあげられるぐらいの活動につながっていくのではないのかとか、そういったところから始めていかないと、なかなか団体競技が今できないから何とかしたいと思っても、すぐそれが実になるものではなく、子供たちにスポーツの楽しさを教えてあげられるような、そうしたスポーツコーディネーターの人材育成、こういった登用と人材育成を視野に入れながら、スポーツに目を向けていかなければいけないのではないのかなと考えますけれども、そこについての考え方をお伺いします。それから、もう一点、スポーツツーリズム、私の質問の中でツーリズムという言葉が結構出てくると思います。今回は、産業の活性化等々を含めて、このツーリズムというのが一つのキーワードに私はなると思いますので、森林ツーリズムとこのスポーツツーリズムというものについて町長に1点お伺いしておきたいと思います。スポーツツーリズム、ツーリズムという物事の考え方というのは、地域資源だとか、それからスポーツだとか森林だとか、観光と結びつけて、にぎわいの創出につなげていきましょうというような物事の考え方に解釈すればそういう形になると思います。その中で考えられることは、スポーツを通しながら、これは同僚議員がスポーツツーリズムについては若干お話をされていると思いますので、余り深くお話はしませんが、スポーツ合宿、また団体の受入れによるまちの活性化対策が必要ではないかと考えます。これは、人口減少下において白老町の財政もどんどん厳しくなってくるということを一つの視野に入れると、まちが稼ぐというわけにはなかなかいかないと思います。しかし、まちは、その環境を整えてやることはできるかもしれない。白老町に特筆するような資源、地熱だとかそういったものを活用して、ほかのまちとの特異性をしっかり白老町の中で生み出すと。そうした環境の中でのスポーツ、またその団体、また合宿の受入れなんかをしたときに、まちにとって大きな経済効果となって返ってくるような気がして私はならないのです。ですから、その辺についてのもし考え方があればお聞きしておきたいと思います。それから、この地の利を生かした誘致活動の展開です。千歳空港からも近い、そして温泉がある、地の利を生かした誘致活動を町として本当に真剣に取り組む。企業誘致と私は同じような気がするのです。ただ、スポーツだとか企業誘致とはちょっと違うものがそこに入ってきますけれども、いずれにしてもまちとしてそういったまちの特性を売りにしっかりとした誘致活動に取り組むことがやはり今後大事になってくるだろうと。そして、時代の流れを視野に入れて施策の展開を進める。これは、スポーツだけに限らず、やはりその時代、時代に合った政策、本来であれば今のウポポイの開設なんかを視野に入れる、また2020年の東京オリンピック・パラリンピックを視野に入れたとしたら、もう今から4年前ぐらいからこういった準備に入っていかなければ本来はならないのかもしれない。でも、今からでも私は遅くないと思います。こういった時代を読みながら、今必要な施策の展開というのが求められるような気がしますけれども、そこについての考え方をお伺いいたします。

答弁 高齢者介護課長 岩本寿彦(高齢者介護課長は2020年3月まで)

それでは、私のほうから生活支援の関係の通所型サービスの現状と課題についてまずお答えをさせていただきます。まず、通所型サービスの現状なのですけれども、高齢者が在宅で生活する方が増えているというような現状を踏まえますと、今後もデイサービスといった通所型のサービスという部分の需要というのは伸びるであろうと考えております。そこで、課題なのですけれども、これにつきましては本町だけではなく全国的な問題にもなっておりますが、介護人材が不足しているということがございまして、サービスを提供するために必要な人材の確保を課題と捉えております。次に、認知症サポーターの関係でございます。認知症サポーター養成講座なのですけれども、こちらのほうにつきましては、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちになるように多くの町民に認知症の正しい知識と理解を深めていただくということで、認知症サポーターの養成講座といったものを開催してございます。こちらのほうにつきましては、平成19年度から始めておりまして、これまで約1,900人以上が受講していただいております。現在は、小中学校、それと高校を中心に実施をしているところでございますが、今年度につきましては小学校、中学校、高校と学校のほうで4回開催をしていただいたのですけれども、これに加えまして、町内会で1回、それと町内会の婦人会のほうで1回ということで、全部で6回ほど開催をさせていただきました。参加人数は合計189名ございましたが、こういったことを踏まえまして、今後も町といたしましてはまずサポーター養成講座は継続をしてまいります。そして、認知症の方やその家族の方を地域で見守り、支え合いの気持ちを持った人を増やすような取組を続けてまいりたいと考えております。そして、町内会活動ですとか地域の見守り活動など、様々な分野でボランティアというような形で活躍してもらえるような取組を進めまして、認知症の方、高齢者もそうなのですけれども、孤立化しないように取り組んでいくというような考えでございます。それと、ボランティア制度の考えでございます。こちらのほうにつきましては、現在町の社会福祉協議会で策定を進めております第5期地域福祉実践計画案の段階でございますが、こちらのほうについてボランティアポイント制度の導入を検討するということが盛り込まれる予定となってございます。町としても導入が図られるように今後協力をしてまいりたいと考えております。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

3つ目の質問の今回5つの「わ」を政策の基本としてお示ししながら、町民との顔と顔、そして心と心をつなぐ、そういう対話を大事にした町政を執行していきたい。そういう中において高齢者との向き合い方、町の行政としての向き合い方がどうあるべきなのか、そういう質問かと思っております。2月末現在で人口が1万6,557人になりました。そのうち65歳以上の方々が7,449人です。高齢化率が44.99%、約45%ということになってきております。非常に速いスピードで高齢化が進んでおりますけれども、その高齢者の方々とということで、先ほど議員のほうからありましたように本当にこれまで本町の発展のために様々な形でまちづくりをしてきてくださった方々でございます。その方々とどういうふうにして向き合っていくべきなのか、そのことは町のこれからのまちづくりにとっても非常に大きな課題といいますか、大事なことだと強く認識をしているところであります。そういう中で、議員のほうからもご指摘があったように情報社会、情報時代だと言われておりますけれども、先ほどもお話ししたように単純にというか、こちらとしては一番速い方法としてホームページに立ち上げるだとかということで情報公開をするわけですけれども、それではなかなかしっかりと本当につかまえることができない。また、はがきだとか封書で送っても、その内容について本当に理解するのに大変だと、そういうことは本当に日々様々な形であるということは認識をしているところでございます。そういう中にあって、行政としてどういうふうにしてその関係づくりをしていくかということでございますけれども、やはり行政のみの力だけではなくて、認知症サポーターの件のところでもお話がありましたけれども、そういう人たちにも協力をいただきながら、まちにいる民生委員児童委員の方々もそうです。町内会の方々もそうです。そういった方々としっかりと町が信頼関係を結びながら、そのお手伝いもしてもらう。また、町自体が地域包括ケアの在り方についてしっかりと構築をしていくことが大事なことだと思っています。これまでまちづくりのために頑張ってきてくださった方々が本当にこれからも元気で長生きしてこのまちに生き続けていきたい、生活していきたい、そういう思いを伝える仕組みを職員がしっかりとつくっていかなければならないと考えております。何よりも声には耳を傾け、そして顔には顔を見ながら、そういう仕組みをつくらなければならない。そのためにはやっぱり職員自体が現場主義にしっかりと立って、電話が来たら走っていって、お話を聞いて、できる、できないはその次にあるとしても、その思いやら苦情やらそういったものをしっかりと聞く、そういう体制の組織づくりをしていかなければ、このように高齢化の進んでいる本町においては、しっかりとそのことを進めていかなければならないと考えております。これからも今まで以上に、職員は頑張ってきてくれておりますけれども、さらにしっかりと町民と向き合う体制づくりをしてまいりたいと考えます。

答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)

私のほうから何点かご説明していきたいと思います。まず最初に、1点目の昼食の現状についてです。ウポポイ内で全ての昼食を補うということはちょっと限界があるのかなと捉えています。そのことで町内に点在している飲食店だとかそういったところの情報を提供するということだとか、あと町内に仕出し店で新しい会社が設立していますので、そういったところのお弁当の供給ということも考えられるのかなと思っています。それから、観光循環バス、これが4月から試験運行します。その中で、大町の商店街のほうに誘導できるというのですか、そういうことができればなとも思っています。それから、その食べる場所なのですけれども、全てウポポイの中ということはこれは難しいのかなと思っていますので、場合によっては、決定事項ではないですけれども、コミセンだとか経済センター、これらの利用も視野に入れるべきなのかなとは思っております。それから、食事に関する問合せです。まず、ウポポイ内につきましてはウポポイのほうで受け付けたりするのですけれども、仕出し関係もその会社のほうで受け付けるということになると思います。それ以外の部分については、観光インフォメーションセンターの観光協会、ここが担うということも考えられるのかなとは考えております。それから、2点目の森林の関係でございます。民間の活力もという部分も含めてなのですけれども、ウポポイの整備が進められるようになってから国からのその環境整備に関すること、相乗効果とか期待が高まっていますよねということはお話をいただいております。このことから林野庁とも情報共有をしている状況です。その取り組む検討事項ということについては4点ほどあるのですけれども、そういったものを随時協議しながら、事業主体になっているのは東部森林管理署でございます。そこが主体となって、いろいろ意見交換をしているといったような状況なので、そういうことを中心に取り組みながら、併せて民間のほうの活力も視野に入れて取組をしていきたいと考えております。それから、最後です。3点目のスポーツツーリズムの関係です。まず、団体だとか、それからスポーツの合宿、これらを取り入れて町の活性化という部分なのですけれども、この部分については経済効果だとか観光、それからスポーツの関係といったいろいろ有効なところ、こういったものがございますので、ここの部分については先ほど議員が言われた地の利を生かした部分、これも含めて積極的に誘致を行っていきたいと思っています。それから、時代の流れという部分なのですけれども、今からでも政策の展開を進めるということで、支援を検討して進めていきたいと考えております。

答弁 経済振興課参事 臼杵誠

ただいま竹田副町長のほうから答弁させていただいた内容と重複する部分もあるかもしれませんが、受入れ態勢ということについて、町長からも答弁をさせていただいたとおり、私どもとしても町内に観光客の方が周遊していただいて、いかに観光消費をしていただくかというところでいうと、町内で食を提供するというのは非常に大事なことだと考えております。窓口というようなところでいいますと、まず飲食店の情報ですとかお弁当の情報ですとかの発信、情報の発信というところでいえば、まさに観光インフォメーションセンターということになるものと考えております。お弁当の受付については、今仕出し事業者のほうで準備をしているということで聞いておりまして、仕出し事業者とアイヌ民族文化財団のほうで緻密に協議をしているようなのですが、財団のホームページにリンクが貼られて、お弁当の注文はここですよといったことで貼られるような格好になると聞いておりまして、ただそうはいってもいろんな情報を求めてアイヌ財団、観光協会、商工会、白老町、いろんなところに問合せが来るものと思いますので、どこに来ても同じように対応ができるように情報を共有していくことが大事なのかなと思っています。あと、食べるところについてアイヌ財団のほうと協議したところ、公園の中に大きなテント、100人、200人入るようなテントが張られるということで、必ずしもそこは昼食のためということではないのですけれども、そこを場合によっては使わせていただくというようなことでもあり得るのかなというところで、そこも関係者の各位で連携をしていきながら、決して商機を逃すことのないように町内で経済を回していただくように努めてまいりたいと思っております。

答弁 生涯学習課長 池田誠(生涯学習課長は2022年3月まで)

私のほうから3点目、東京2020オリンピックの1点目の体力、健康増進についての質問についてお答えしたいと思います。まず、議員がおっしゃったとおり、今までスポーツを行う、見る、支えるというのは、各地域の団体の方ですとか、見たい方が自由に参加できるような仕組みにはなっていたかと思います。ご承知のとおり、だんだんその団体のスポーツもできるものが制限になってきたり、部活とかの開催も組めなくなっている現状を踏まえた中では、まずは学校教育、生涯学習関係なく、これをどう取り扱っていくかというのは重要な位置づけだと認識しております。その中で、スポーツコーディネーターの活用ですとか人材の活用というのは、現場内部でも必要だと感じておりまして、手法は別にしましても教育委員会の中で引き続き検討していきたいと考えております。

答弁 農林水産課長 冨川英孝(農林水産課長は2020年3月まで)

私のほうからは、森林環境譲与税の関係について少し答弁させていただきたいと思っております。森林環境譲与税につきましては、主な目的が間伐等の森林整備あるいは人材育成、担い手確保及び推進体制の構築、または木材利用普及啓発というようなところが主な目的でございまして、議員ご指摘というか、ご質問ありました意向調査の中で新たな観光資源というところにはちょっと今の段階では直接的に結びつく部分がないのかなとは思っております。民有林の意向調査については、主伐期を迎えている森林に対してしっかりと間伐だとか、そういった経営意欲があるかどうか、状況の把握と経営意欲の有無というところが主たる目的として意向調査を行うものですから、ただそういった中にあってここの地勢ですとか環境ですとか、そういった気づきのようなものは得られるのかなとは思っております。ただ、直接的にそこが観光資源に結びつくというようなことではちょっとないかなということで、ここで少しお話をさせていただきたいなと思います。しかしながら、新たな観光資源ということでいいますと、スポーツのほうでお話がありましたけれども、森林ガイドということで地域おこし協力隊を活用させていただいておりまして、ここはポロトの森ビジターセンター周辺を中心にということになりますけれども、観光客等の受入れ、そういったものの新たな魅力についてコンテンツといいましょうか、事業を構築しながらやっていると。また、夏にはポロト湖においてスタンドアップパドルといいまして、サーフボードの上に立って、こいで湖面を渡るというような、そういったものも親子で参加するような機会、そういった新たなアクティビティーといいますか、そういったものも地域おこし協力隊を中心にやっていただいているというようなことが現状でございます。

再質問 13番 氏家裕治

氏家です。最後の質問なります。先ほどから言いますけれども、顔と顔が見える、また心と心がつながる対話、こういったものを通しながら行政と町民との信頼関係を築きながら、そして一緒にまちづくりを進めていくのだというこの考え方、副町長の先ほどの答弁、現場に足を運ぶ、そういった姿勢を忘れないで職員一人一人が町民との信頼関係に努めていくのだと、そういった姿勢が大事だということが聞かれました。町長の最後のこれからの組織改革も含めてですけれども、もし考えがあれば一言お聞きしておきたいなと思います。そして、これから大事になるのがやっぱり福祉行政だと思います。高齢者の切れ目のないそういった見守り活動、見守りだとか、それから先ほど例に挙げたのは高齢者を運ぶ足だとか、それから健康について、ひきこもりをどうやって防ぐのかとか、知らず知らずのうちに高齢者の方々で重症化して、本当に手後れになってしまうだとか、そういったことが防げるような、それはやっぱり周りのサポーターの力も必要かもしれません。そういった形をうまく活用しながらもこの福祉の充実に努めていただきたいなと考えます。もしご回答があれば、またお話をいただければと思いますけれども。それから、スポーツ振興の在り方についてであります。スポーツ振興の在り方については、先ほどお話がありました。やはりスポーツをもっと身近に感じて親しまれるような、そういった分野にしていかなければいけないと。確かに9人そろえば野球チームができるのかもしれない。でも、いなくても野球の楽しさば感じ取れるのかなと思ったりもします。ですから、ないものを求めるのではなく、今の体制の中で何かできることをしっかりと子供たちに伝えていくということを大事にしていくことのほうが、どっちがいいのか、悪いのかは別にしても、そういう姿勢というのは大事なのかなということから、このスポーツ振興に関わる企画運営の窓口の一本化だとかスポーツコーディネーターの登用、そして育成、こういったものが今後必要になっていくだろうという観点からちょっとお聞きさせていただきました。多分今後やはり少子化が進む中で、どうしてもそういった地域にもそういう指導者の人材も不足してくるのかもしれません。しかし、そこをしっかりと支えていけるような連携組織が必要になってくるのかなと思いますので、そういったことについての考え方を最後にお伺いしておきたいと思います。それから、スポーツツーリズムの考え方は分かりました。北海道でも様々といってもどこでもやっているわけではないのですけれども、そういった団体の受入れだとか、そういったことによって経済効果を生んだり、そして地域の方々との交流が図られたり、本当に大きなまちの経済効果として充実して取り組んでいるまちがありますので、そういったことも一つの大きな参考にしながら、白老町のまちの大きな武器はやはり資源です。この資源を活用したその誘致が本当に可能であるならば、私は素人ですから分かりません。本当に可能であれば、真剣にそこの部分は取り組むべきだろうなと思います。それから、森林ツーリズムについてであります。森林ツーリズムについては、先ほどお話がありました。間伐だとか、別に言葉の端を拾って何も言うわけではないですが。間伐だとか、変な話、落ち葉拾いだとか、そういったことも森林ツーリズムにつながっていくのです。ですから、自然体験だとかそういったことが、私たちはそんなものと思うかもしれないけれども、海外から来る方々だとか、北海道に遊びに来られる方というのは、そういったところに目を向けるそうです。いろいろな旅行代理店や何かを通しながらの意向調査なんかを見てみると、そういったところ、課題もあります、確かに。課題もあるけれども、そういった意向調査の中で一緒に参加してみてこうだったというレポートが残っています。ですから、そういったこともいろいろ参考にしながら、私たちの目線ではなかなかそれは資源として見当たらないというか、資源としては値しないものに感じても外からの目で見ると、こんなにすばらしいものがあるのにというものは見つかるような気がします。ですから、先ほど言ったとおり、山岳会なんかもそうですよね。滝なんか私はよく分かりません、白老町にこんなところがあったのだなんていうのがあります、よく紹介されて。ですから、そういった点をつなげるような林道の整備、現状の林道を使いながら、春先になったら、議長もよく御存じかもしれない、山菜取りの人たちでもうひどいでしょう、にぎわいで。ああいうことだって確かに危険が伴うものもあるかもしれないけれども、一つの観光資源なのだと私は思います。ですから、そういったことも含めて、民有林の林道の整備だとか町有林の林道の整備というのはやはり必要になってくるような気がするし、これからの一つの大きな観光資源、点と点を結ぶ線にしていけるような、そういった整備にやっぱり町としても力を入れていかなければいけないのではないかと。民間の活力を使う。民間だけに任せておくのではなくて、やっぱり町のしっかりとした支援策というものを持って取り組んでいくことが必要なのかなと。これは、スポーツツーリズムについても、観光ツーリズムについても、そしてこれからの高齢者対策についても同じことが言えると思いますので、今後そういった形の中でぜひ私たちの目線ではなかなか見えないものを見出してもらえるような政策を取っていくように頑張っていただきたいなと。町長の考え方を最後に聞いて終わりにします。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

まず、私の令和2年度の町政執行方針の中にある顔と顔、心と心がつながるという言葉でございます。本当にまちづくりは町民との信頼関係が一番だと思っております。どうしても机の上だけの仕事だと現場が分からない状況だと思いますので、この辺は今集落支援員も一緒に、中心となって町内を歩き回って、いろんな課題解決に向けて努力をしている最中でございます。それと、併せて福祉行政のお話もありました。令和2年度からデマンドバスも拡充しますし、今の高齢者の対策、先ほども副町長がお話をしたように高齢化率が毎月のように上がっている状況の中、高齢者対策というのはうちのまちにとっては必須でございますので、デマンドバスや高齢者の買物難民、または病院関係、医療関係も含めて高齢者が今悩んでいる部分を顔と顔をつなぎ合わせて課題解決に取り組んでいきたいと考えております。また、スポーツなのですが、スポーツ全般の話をしますと、令和2年度から体協に1人増員いたしまして、1人ではありますけれども、少ない人数で今までやっておりましたので、少しまたスポーツにも力を入れていきたいなと思っております。スポーツツーリズムと森林ツーリズムでございます。まず、森林ツーリズムのほうは、森林環境譲与税が環境整備のために譲与税として今までない予算がつきますので、これはきちんと森の復活というのですか、そういう形で白老町の自然を思う存分体験できるような形で優位に使っていきたいと思います。外から見た目というお話、本当にそのとおりだなと思っておりますので、この自然を生かした観光資源、またツーリズム観光等の経済にもつなげていきたいなと思っております。スポーツツーリズムであります。シニア層のスポーツが盛んに行われている、日本の人口動態を見るとシニア層の団塊の世代も含めてたくさんいらっしゃいますので、ここが昔自分たちがやっていたスポーツというのは、今すごく子供が離れて自分たちの時間ができるようになって盛んになってきているというデータもございます。白老は、先ほどもちょっとお話をしたのですけれども、雪も少なく、千歳空港からも近いことを考えますと、シニア層と本州から来る合宿等々、大会も誘致もできる優位な地であると思っております。ただ、それを運営する、環境整備をするというのは行政だけではできないものでありますので、ここは民間の力も活用しながら、連携をしながら取り組んでいきたいと考えております。

出典:白老町議会 令和2年定例会3月会議 2020年3月10日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる