白老町議会 令和元年定例会12月会議 2019年12月13日
幼児教育・保育支援
2019年12月13日、白老町議会の一般質問で、長谷川かおり議員が「幼児教育・保育支援」について質問し、町長 戸田安彦、子育て支援課長 渡邊博子が答弁しました。
- 質問者
- 長谷川かおり 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、子育て支援課長 渡邊博子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 長谷川かおり
2項目として幼児教育・保育支援についてお伺いいたします。(1)、若い世帯への子育て支援として保育サービスの充実が少子化対策の一つとして必要であるが、町の考えを伺います。①、少子化対策として共働きや女性活躍に向けたさらなる保育時間の延長や、休日保育の充実を図る保育サービスの考え方を伺います。②、子育て支援として幼児教育・保育が無償化となり、増加が見込まれる保育教諭の雇用現状と雇用不足を補うための町としての支援策について伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
幼児教育・保育支援についてのご質問であります。1項目めの若い世帯への子育て支援としての保育サービスの充実についてであります。1点目の共働きや女性活躍に向けた保育時間の延長、休日保育の拡充についてでありますが、現在町内の3園において18時30分から19時まで、標準時間認定子供の延長保育を実施しています。中には利用者が少なく新年度の実施を検討している園もあることから、今後は利用ニーズに応じて対応してまいります。また、保護者が休日就労等のため、子供の預かりニーズがあることは認識しておりますので、休日保育の実施に向けては各園と連携、協力して実施できる体制を考えてまいります。2点目の幼児教育・保育の無償化により増加が見込まれる保育教諭の雇用状況と雇用不足を補うための支援策についてでありますが、幼児教育・保育の無償化が始まったことにより就園した子はいますが、3歳児以上であることから、既に配置している保育教諭で配置基準を満たしている状況であります。また、未満児の受け入れについては、全国的に保育士確保が容易でない状況があるため、各園で求人募集するほか、町も保育士資格がある人材を園に紹介するなど、保育士確保の取り組みを進めていくことが必要であると考えております。
質問 12番 長谷川かおり
延長保育に関しては現在19時まで実施していて、春からも各園で父兄のニーズに合わせて取り組んでいくという方針で把握しているということで理解いたしました。10月より3歳、5歳児の幼児教育や保育料の完全無料化、ゼロ、2歳児は条件つきでの無料化となりました。公明党のほうは、この新たな施策に対し、課題はないか実態調査を行っているところです。保護者の皆さんからは、保育料の負担が減り、大変助かっている。子供の教育費のために貯蓄に回すことができているなど歓迎の意見もあります。しかし、ごく一部ではありますが、兄弟3人、4人と通っている家庭では、以前は白老町も5歳児は無償にしていた。あとは、2人目は半額、3人目は無償という、そういうところで、1カ所の保育園に3人、4人と兄弟が通っていると新しい制度になりまして副食費を負担することが大変になっているという声も聞かれております。また、幼児教育を必要としているご家庭では、預かり保育も一部無償化となったため、働く時間を延長し、家計の助けにしたいという意見も伺っております。また、仕事が変わって土日出勤があり、夫に預け、仕事をしているなど、休日保育の要望も聞かれています。白老町の抱える少子高齢化問題、人口減少を食いとめるには若い世帯の働きやすい環境づくりが必要であって、何らかの打開策も必要ではないでしょうか。休日保育を検討しているということではありますけれども、町としては実際の休日保育の実施についてどのように考えているのか、アンケートをとっているのか伺います。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
休日保育についてのご質問でございます。本町においてもこの数年で休日に子供を預けたいというようなニーズが高まってきているという把握はしてございます。今年度、次期子ども・子育て支援事業計画の策定のためにニーズ調査を実施いたしました。その中において、ほぼ毎週利用したいと回答があった方が4.3%、あと月一、二回は利用したいと答えている方が14%ほどいるということで、大体2割ぐらいの方が休日に月1回以上は利用したいという希望がある、そのような結果が出ております。これらのことを受けまして、町としても休日保育の預かり体制を検討していかなければいけないなという認識ではおります。ただ、実際に預ける方がどのくらいいるのかということも見きわめていく必要性があるのかなというところがございますので、実際の利用人数を見きわめて、体制としては1園でやるのではなく、各園で輪番制にして実施するなどということが一番効果的なやり方かなと現段階では思ってはいるのですが、いろんな効果的な方法も検討しながら、今後は休日保育の体制について考えてございます。
質問 12番 長谷川かおり
今のことは理解できましたけれども、実際パーセンテージでほぼ毎週は4.3%、隔週ではということで、大体2割の方がご利用されているということですけれども、実際の人数としてはどのような人数になるのですか、パーセンテージでなくて。あとは、町として実際に休日保育を行うに当たり、人数が何人希望するなら実施するとか、具体的な人数とかお聞きすることはできないのでしょうか。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
このニーズ調査は、就学前の児童のいる家庭と、あと就学後のお子さんがいる家庭と2種類のニーズ調査を行いまして、休日保育については就学前の子供がいるご家庭の質問の中で休日保育の実施を希望するかどうかという設問を設けておりました。回収数が209ということで、毎週利用されたい方のニーズが予定4.3%ということになります。今後何人いれば実施するかということではありますけれども、具体的な数字はまだ決めてはございませんけれども、いろいろと今回のこのニーズ調査や、あとは今実施しているファミリーサポートセンターでの休日預かり扱いの状況なども検討しながら実施を考えてございます。
質問 12番 長谷川かおり
働き方が変化に富んでいる昨今、休日保育を実施することによって生産人口を上げることにつながるかもしれません。また、今はパートですけれども、正規職員に登用される可能性も出てくるかもしれない。町としての受け入れ側の柔軟な対応が必要と思われます。今後もアンケートをとりながら、期間限定で試験的に休日保育を取り入れてみようとか、あとはニーズに応える形で窓口を広げていただきたい。そのように私は考えておりますが、町としてはどうでしょうか。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
最近は休日にお仕事をされている方もふえているということもございますので、育児、また就労支援という観点からも両立できるような体制は今後も考えていきたいと思います。
質問 12番 長谷川かおり
それでは、前向きに検討ということで理解させていただきます。それで、次の2点目の幼児教育の無償化により保育教諭の雇用状況と雇用不足を補うための支援策というところですけれども、未満児の受け入れについては全国的に保育士確保が容易ではない状況であるが、各園で求人募集するほか、町も保育士資格がある方を把握しているとか、そういうことを先ほどお伺いいたしましたが、人材不足で職員が疲弊しているというお話も聞いております。新卒の保育士を採用したくても、養成校を訪問しても白老町というだけで学生が来ない。町として養成校に出向き、窮状を訴え、学生の獲得に力を入れることはないのでしょうか。また、後方支援でほかの園長と一緒に養成校に出向き、白老町へ学生を獲得するということ、そういうことを働きかけてはいないのでしょうか。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
保育士確保のために養成校に出向いているのかというようなご質問でございますけれども、全国的に保育士が不足している状況ではございますが、現状として各保育園、白老町内の保育園については、利用したいお子さんがいたときの受け入れ体制については現状としては何とか確保できているというような状況でありまして、今は養成校に出向いているというようなことはございません。今後保育士が本当に不足する場合などはいろんな方法を考えていかなければいけないなとは思っておりますが、そのための取り組みとして、まず町内に資格をお持ちの方も恐らく結構いるのではないだろうかと思っております。ですから、新しい人、若い人の確保だけではなくて、潜在的な保育士を掘り起こすような取り組みもしていく必要があるのかなと考えてございます。
質問 12番 長谷川かおり
潜在保育士の把握もなかなかできない、これからしていこうということですけれども、働いてほしいときとまだ働けないというニーズが合致しない状況では町内の保育士は充足していると言えるのでしょうか。目先のことではなく、きのう貮又議員のほうからも奨学金制度の創設というお話もありましたけれども、北海道の社会福祉協議会のほうで奨学金制度があるということをお伺いしたので、私も調べてみました。札幌市以外で卒業後5年間働くと返済が免除されているという制度で、入学準備金、または就職支度金も支給されるという、そして札幌市以外で5年間働くと返済は免除になるというようなことが書かれておりました。しかしながら、白老町に戻ってくるという確定はなかなかできないとは思うのです。潜在保育士というところではありますけれども、新しい新卒の学生を獲得して、しっかり育てて白老町に定住していただくという、働き手の一つというところでは新卒の獲得も必要とは思うのですが、そこの点は今後白老町独自の就職支度金、または修学の準備金の創設など、そのようなことを考えはないのでしょうか。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
潜在保育士の掘り起こし以外に新卒の学生に白老町に来ていただくというような取り組み、そういうような取り組みも大切だなと感じてはおります。ただ、現状として奨学金を独自で出すとか、あと就職準備金を出すとかという考えは今はないのですけれども、保育士確保のための全体的な取り組みの一つとして今後検討していければいいかなとは思っております。
質問 12番 長谷川かおり
前向きな検討をよろしくお願いいたします。それでは、幼児教育・保育の無償化に関する実態調査の中間報告によりますと、父兄側も事業所側も保育の質の向上を課題としています。保育の質の向上のために何が必要かと事業所側への問いに、ある機関誌によりますと処遇改善が82.9%、次いで職員のスキルアップ76.6%となっております。町として職員が研修を受けることができるように、きのうも貮又議員のほうからも質問があった中では、ぎりぎりの職員配置では研修を受けに行くことがなかなか難しい園もあると思います。その中で町としてのバックアップ体制の再構築を検討していただけるのか、そこのところをお伺いしたいと思います。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
保育士の研修の質問でございますが、昨日の質問でも答弁させていただきましたけれども、町でも小学校の先生と保育士が合同で研修する機会があったりとか、あと療育関係の研修などもございますので、保育士の方が参加しやすい日時を設定していきたいと考えてございます。直接外に出るのではなくて、園に指導する方をお呼びして、実際にやっている保育内容について研究するような制度もございます。北海道において幼児教育の相談員という人が配置されておりますので、そのような制度も活用しながら保育の質を高めていただけるように周知をしてまいりたいと考えております。
質問 12番 長谷川かおり
その点は理解することができました。最後の質問とさせていただきます。ある園からは何らかの形で支援が必要な園児が多くなっていると聞いておりますし、職員の手が足りず、行政に相談しても改善できないでいるとの声も聞いております。現場の先生方は大切な子供たちの命を預かっているわけで、先生方の気持ちが疲れ切っていては笑顔もなくなり、子供たちによい影響を与えることはできなくなってしまいます。そこで、町として支援が必要なお子さんへ、また保護者へのサポート体制、ほかの機関との連携など具体的に行っていることがありましたら、お聞かせください。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
支援が必要なお子さんがふえているということでございますけれども、実際に保育士の方たちは研修等で障がい児保育について学ぶ機会があったりとかはするのですが、なかなか研修を学んだだけでは対応が難しい面もございます。そのようなときには、町の療育機関の職員に直接その園のほうに行ってもらって、日ごろのお子さんの様子を見てもらって、それでどういうかかわりをすればいいかというようなアドバイスをすることもございますので、今後も関係機関の職員を十分に活用しながら、うまくかかわれるようにしていきたいと思っております。