白老町議会 令和元年定例会6月会議 2019年6月19日
子供が住みよいまちづくり
2019年6月19日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「子供が住みよいまちづくり」について質問し、町長 戸田安彦、子育て支援課長 渡邊博子、副町長 古俣博之が答弁しました。
- 質問者
- 西田祐子 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、子育て支援課長 渡邊博子、副町長 古俣博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 西田祐子
そこで、白老町の子供が住みよいまちづくりをつくるために質問させていただきます。(1)、白老町子供の生活実態調査から見えてくる現状と課題を伺います。(2)、児童クラブの現状と課題を伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
子供が住みよいまちづくりについてのご質問であります。1項目めの白老町子供の生活実態調査から見えてくる現状と課題についてであります。小学5年生、中学2年生、保護者を対象として実施した調査では、平日の放課後に過ごす場所は、小学5年生は放課後児童クラブ、自宅、友達の家、児童館、習い事などであり、中学2年生は8割以上が学校の部活動に参加している結果となりました。保護者の就労については8割以上が父母ともに働いていることから、子供が安全で安心して過ごすことができる環境を整備して、保護者の就労支援をより充実することが課題であると捉えております。また、悩みや困り事の相談先が家族、親族、友人、知人が多く、役場や子育て支援施設などの公的機関が少ないことから、複雑化している問題に対応するには関係機関が連携し、包括的な支援を行う体制の整備が必要であると考えております。2項目めの児童クラブの現状と課題についてであります。現在町内の放課後児童クラブは5施設あり、登録児童数は長期休業中のみ利用する児童も含めて1年生から6年生まで151人、全児童数の29.7%が利用しており、支援員17名で対応しております。課題といたしましては、年々利用児童数が増加していることから、現状より利用児童がふえる場合は支援員の不足が見込まれること、施設の狭隘化などが挙げられます。
質問 11番 西田祐子
子供が住みよいまちづくりということで1点目と2点目、2つまとめて質問させていただこうと思いますので、よろしくお願いいたします。まず、子供の生活実態調査から見えてくる現状ということです。子供を安心して預けられる環境の整備、年収が低い階層の生活基盤を支えるための支援が必要、実際にはどのような整備や支援が必要なのか、具体的にあると思うのですけれども、非常に多岐にわたっているのではないかなと思います。そのさまざまな問題に応じる窓口の設置なども白老町ではこれから考えると言っておりますけれども、関係機関と連携を持ってやっていく包括的な支援を行う体制の整備が必要だとおっしゃっていますけれども、どのような関係機関とどのような連携が望ましいと考えているのかお伺いいたします。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
子供を安全、安心に預けられる場所ということで、その整備がまずは必要だと調査結果からわかりました。まず、世帯収入が低い世帯は、正規雇用ではなくてパート、アルバイトなどについている方が多いということがわかりました。これが正規雇用に結びつけるためには、やはり受け入れ態勢を整える、就労支援をするためにもさまざまなところでの受け入れ態勢を今後整備していかなければいけないと捉えております。相談窓口についてなのですが、今回わかったことがやはり公的機関への相談件数が少ないということがわかりました。ただ、抱えている問題が複雑化されていることを考えますと、知人や親、親族だけではなくて公的機関への相談も必要であると考えております。そのため、7月に包括支援センターというセンターを立ち上げまして、包括的な支援を行えるような体制を整えていきたいと思っています。その支援をする機関なのですけれども、まずは子育て支援課、また健康福祉課など庁内の関係機関、また認定こども園や学校、教育委員会、それから子育て関係団体などがその関係機関ということで含めております。
質問 11番 西田祐子
私も7月につくっていただけるというのはちょっとびっくりしましたけれども、いいことだなと思っております。包括的な支援を行う体制の整備とは言っていますけれども、実際にそういう関係者の方々がこうやって一堂に集まって、そして一人一人の子供の生活環境を守るためには、育てる親の悩みとか苦労とか、そういうものもある程度緩和してあげられるような、こういうことをしたら何とかきちんとした子育てができる状況になるのではないかと考えてくれる人たちが一括してやれるというのはすごくいいことだと思いますので、ぜひそれは早急に進めていただきたいなと思っております。もう一つ、ここには書いていないのですけれども、子育てふれあいセンターの大規模改修、たしかことしの10月から12月にかけて工事するということになっていますけれども、当然そのような親たちの心のよりどころになるべき場所かなと思っております。今改築中ですけれども、今後改築された後にはどのような役割というか、またそれぞれどのような計画を持っていらっしゃるのか、ありましたらお伺いします。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
子育てふれあいセンターの改修につきましては、国の交付金も活用するということで、申請がこれからになります。その申請の後、内示をいただいた後に実際に改修の着工になるということで予定しておりまして、大体工事着工は秋以降、12月か1月ぐらいに完成の予定ではおります。改修後なのですけれども、まず子育てふれあいセンターで大きく2つの事業をやっております。つどいの広場とファミリーサポートセンター事業、大きく2つやっておりますけれども、つどいの広場は子育て親子が気軽に集っていろんな交流を深めたり、またはそこのスタッフにいろいろ相談などしたりとかして、そういうところでいろんな子育てに対する不安や悩みの解消などができる場所と捉えております。また、ファミリーサポートセンター事業は子供の預かりや、あとは保育施設等への送迎などを行いまして、会員相互の援助活動でありますけれども、それを行うことで保護者の就労支援につながったり、また子育てしやすい環境づくりにつながっているものだと考えております。
質問 11番 西田祐子
子育てふれあいセンターは、お子さんを預かっていただいて、現在児童クラブでは、下校時から6時までなのです。ところが、実際には、保育園もそうなのですけれども、朝学校があいていないうちに、早いうちに親御さんが預けに行ったり、帰りも遅い時間に迎えに行かせてもらいたいとか、何かいろいろなニーズがあってと聞いております。そこのところでふれあいセンターの役割は大きいのかなと思うのですけれども、その反面、親御さんたちから白老町の児童クラブをもうちょっと考えて枠を広げてもらえないかという意見もありました。実際に今回したアンケートがありますよね、子供の生活実態調査、そこの中でも親御さんからもう少し遅い時間まで児童クラブで面倒見てもらえないでしょうかと。今児童クラブでしたら下校時から夕方6時までになっていますよね。でも、保育園のときは朝7時半から6時半まで、土曜日も朝7時半から5時まで。ところが、児童クラブのほうは下校時から6時まで、土曜日も8時から5時まで。結局保育園に行っていたときはよかったのだけれども、小学校1年生に入ってしまったら反対に今まで働いていた環境よりもちょっと短い時間になってしまうので、どうしても就労が続けられなくなるとか、自分の仕事をちょっと少なくしてもらうとか、そういう状況になってしまうと。そこのところは、職場の中で自分たち、親がフルタイムで働いてある程度収入を高くしたいと思ってもできない状況があると。そこで延長を望む声があるのですけれども、これについてはどのようなお考えでしょうか。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
ただいま議員もおっしゃられました今回やった調査、またほかの調査などでも児童クラブの開設時間を延長してほしいというニーズがあるのは十分承知しているところであります。18時までの預かりということで、本当は正規職員になりたいのだけれども、お迎えの時間に間に合わないから、やはり正規職員につけないとかということも確かに聞かれる声であります。生活を支えるためということの意味合いもありまして、児童クラブの延長というのは必要だとは思っています。ただ、年々利用児童数がふえているという状況で、支援員が今は足りてはいるのですけれども、これ以上またふえるようであれば不足が見込まれるということを考えますと、時間延長するためにも支援員の確保が今後必要になってくるかなというところは把握しているところです。ただ、本当に多くのニーズがあるということもありますので、延長については前向きにちょっと今後検討していかなければいけない課題だとは捉えております。
質問 11番 西田祐子
総務省が発表しました2017年度の就業構造基本調査によりますと、25歳から39歳の育児世帯の女性のうち、働いている人の割合が75.7%で過去最高となっているというような報告がされております。当然児童クラブは、これからもどんどんふえてくるのではないかなと思う。女性活躍時代と言われているのでしたら、本採用になるためにはもっときちんとした児童クラブの受け入れ態勢がないと本採用にもなれないのではないかなと思います。今は時間延長の話をしましたけれども、もう一つ、白老町はアイヌ民族博物館の国立化に向けてウポポイというものつくるということになりまして、白老町は観光のまちになるということになったら、観光客というのはほとんど土日祭日、そういうときに来るわけですよね。そうなってきたときに、公的機関の保育園とか児童クラブが日曜日とか祭日に休みでいいのかという大きな課題に直面してくるのではないかなと私は思います。白老町が観光のまちとしてこれからやっていくのだというのであれば、そこのところの体制はきちんと整えていかなければ、実際には売店で働いているのはやっぱり女性ですよね。食堂で働いている人も女性が多いですよね。そういうことを考えると、やはり女性というのは社会の中でもう必要不可欠な存在になってきているのです。そうなってきたときに、きちんと日曜、祭日の開催も考えていかなければならない時期に来たと思います。白老町の子供が住みやすいまち、またお母さん方やお父さん方にとって子育てしやすいまちづくりの環境を整えるためにもこの辺はきちんとやっていっていただきたいなと思います。これで最後の質問となりますので、理事者からの答弁をお願いして質問を終わりたいと思います。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
今の子育てのあり方の中で、今回議員からもご指摘がありましたように、この生活実態調査の結果報告を見ましても、先ほど町長も1答目に答弁されたように保護者の就労が8割以上になっていると、そういう実態の中で今ありましたようにこれからさまざまな職種の雇用もふえてくると、そういう中で子供たちの生活をどう保障していくかというのは、これは非常に町としても重要な課題だと捉えております。先ほど課長のほうからも答弁がありましたように、理事者としましてもやはりそういう実態をしっかり踏まえた中で親の就労を支えていくというところはしていかなければならないと思っています。その中で課題としては、児童クラブにしても、それから保育園にしても、言葉はちょっと適切でないかもしれないけれども、預かるというだけではなくて、預かった中での環境がやっぱり子育てにふさわしい環境でなければならないと考えたときに、支援員だとか、保育士だとか、そういう人材の確保が重要になってくると思っております。そこのところをどうクリアしていくかというところ、それがやはり大きな今後の課題だとは認識をしながらも、今議員のほうからご指摘のあったしっかりとした、子育て世代の親たちを守りながら子供の生活の安定化も図るような、そういうつくり方は十分考えていかなければならないと思っておりますので、そういう方向で進めてまいりたいと思います。