みんなの議会

白老町議会 平成30年定例会3月会議 2018年3月8日

少子化対策

2018年3月8日、白老町議会の一般質問で、吉田和子議員が「少子化対策」について質問し、町長 戸田安彦、健康福祉課子育て支援室長 渡邊博子、企画課長 高尾利弘、副町長 岩城達己、副町長 古俣博之、健康福祉課長 下河勇生、町民課長 畑田正明が答弁しました。

質問者
吉田和子 議員
答弁者
町長 戸田安彦、健康福祉課子育て支援室長 渡邊博子、企画課長 高尾利弘、副町長 岩城達己、副町長 古俣博之、健康福祉課長 下河勇生、町民課長 畑田正明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田和子でございます。通告に従い、3点9項目について質問いたします。1件目、少子化対策についてです。1項目め、白老町が2015年に策定した人口ビジョン、まち・ひと・しごと創生総合戦略、柱4の結婚、出産、子育てが誇れる地域づくりより伺います。1点目、基本目標の出生数、合計特殊出生率の現状と課題について。2点目、子育て施策事業の中から子育て包括支援センター設置について。3点目、特定不妊治療助成事業実施状況と男性の助成実施は。4点目、ファミリーサポート事業運営の支援強化の状況と施設整備は。5点目、子ども医療費の負担軽減策拡充の考えについて。6点目、柱4の中の中心的重点プロジェクト、子育てタウンしらおいの推進状況について伺います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

少子化対策についてのご質問であります。1点目の出生数と合計特殊出生率の現状と課題についてでありますが、本町における出生数については平成28年度が59人、合計特殊出生率につきましては厚生労働省が算出した26年度の1.27が最新の数値となっており、北海道と同レベル、国と比較して0.15ポイント低くなっております。また、まち・ひと・しごと創生総合戦略においては、出産対象年齢の女性の増加を見込んで、出生数の基本目標を年100人と見込んでおりますが、実際の出生数は目標値を大きく下回る厳しい状況となっております。この要因としては、若い世代の将来への不安感や結婚観の変化による未婚率の増加や出産や子育てに対する負担感の高まりなどが考えられますが、今後も引き続き雇用対策の推進や子育て、教育環境の充実に取り組み、若い世代が住み続けたいと思えるまちづくりを積極的に進めていかなければならないと考えております。2点目の子育て世代包括支援センター設置についてでありますが、妊産婦や乳幼児等に対しては、母子保健分野と子育て支援分野の両面から実施されることが重要であります。本町においては、現在も各課及び関係機関が連携しながら総合的に子育て支援に取り組んでおりますが、さらなる支援の充実のために保健師等の専門知識を生かしながら、妊産婦や乳幼児等の状況を継続的、包括的に把握し、妊婦初期から子育て期においてそれぞれの段階に応じた必要な支援を提供できるよう子育て世代包括支援センターの設置に向け既存事業や課題を整理して、実施体制の整備を進めてまいります。3点目の特定不妊治療助成事業実施状況と男性の助成実施についてでありますが、不妊に悩む方への特定不妊治療助成事業は、経済的負担の軽減として平成28年度に女性を対象に開始しており、28年度の実績は延べ件数で6件でありましたが、29年度は現時点での実績としてはゼロ件であります。不妊の原因は女性だけではなく、男性にも原因がある場合もあることから、30年度の当初予算に男性に対する不妊治療助成の拡充を盛り込んでいるところであります。助成内容は、北海道の助成事業の対象となる特定不妊治療に要した費用のうち治療開始より通算で妻が40歳未満は6回、40歳から43歳未満では3回までの助成回数であり、助成額は男性不妊治療を行った場合は5万円まで助成をするものであります。4点目のファミリーサポートセンター事業運営の支援強化の状況と施設整備についてでありますが、町が子育て団体に業務委託しているファミリーサポートセンター事業及びつどいの広場事業につきましては、委託料支出のほか定期的にスタッフとの話し合いの場を設け、利用状況についての情報共有、必要な子育てニーズの把握などを確認し合いながら必要に応じた支援を行っています。また、事業を実施している子育てふれあいセンターは、緑に囲まれた自然環境に立地し、子供たちが伸び伸びと安心して遊ぶことができ、心と体の豊かな発達を促すことができますが、建物全体が老朽化しているため、整備の方向性を決める時期に来ており、現在関係課及び関係団体と整備内容等について協議を進めているところであります。このことから、現在実施しているサービスの低下を招かないように留意しながら整備方針を早期に決定する考えであります。5点目の子ども医療費の負担軽減策拡充についてでありますが、現時点での子供の医療費の助成状況は申請件数445件、助成総額は約235万円であります。内訳としましては、就学前の入院が12件で12万7,000円、通院は424件で190万円、小学生の入院は6件で12万5,000円、中学生の入院は3件で19万6,000円の助成額となっております。中学生までの医療費完全無料化には、小中学生の通院助成が未実施となっておりますが、28年度の診療実績をベースに試算した結果、年間1,600万円程度の財源が必要となる見込みであります。このようなことから、助成の拡充については今後の財政状況を見ながら判断していきたいと考えております。6点目の重点プロジェクト、子育てタウンしらおいの進捗状況についてでありますが、まち・ひと・しごと創生総合戦略の重点プロジェクトの一つである子育てタウンしらおいは、結婚、出産、子育ての充実に向けた取り組みを推進し、町内外の若い世代が住みたくなるまちの実現を目指すものであります。結婚を促進するためには町、白老町商工会、苫小牧信用金庫の3者協定を締結して、地域結婚支援事業に取り組んでいるほか、商工会や社会福祉協議会で婚活事業を実施して、出会いの場の創出に取り組んでおります。また、子育て世代が安心して子供を産み育てることができる環境づくりを推進するため、子育て世代包括支援センターの設置に向け関係課の協議を進めるとともに、保育料の独自軽減などの経済的負担軽減、育児不安や悩みを解消するための相談支援、特別保育事業を実施するなど就労支援等も行っております。これらの事業や結婚、母子保健、子育てについてはガイドブックやSNS等による情報発信を行い、若い世代への周知を図っております。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。まず最初に、町長の執行方針を見させていただきました。基本姿勢について伺います。2018年予算編成の重要課題について、知事、胆振管内の首長は少子化対策、人口減少に向き合っていくとしています。昨日の代表質問で2020年に完成の象徴空間周辺整備、また町立病院は将来の白老町のまちづくりのため、また将来を担う子供のためと話されました。町として、町長として少子化対策、町民が相互に支え合い、ともに自立し、共助の地域づくり、まちがどういった手を差し伸べ、相互、自立、共助の少子化対策を進めていくというふうにお考えになっているのか、基本的なお考えを伺って、質問に入っていきたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

少子化対策のまちの考え方のご質問でありますので、私からお答えをしたいと思います。この少子化対策の影響というのは、地域経済や社会経済、いろんなところに影響があると考えております。これは平成30年度だからということではなく、少子高齢化も含めて少子化対策はずっと重要な課題だと認識しておりまして、国のほうも少子化対策という意味では一つにはやっぱり労働力の低下につながるということで、今はAIの推進であったり、労働力は外国人の方に賄ってもらうなど喫緊の課題解決にも向けていると思っております。また、白老町におきましても、そのことも踏まえて、今はやっぱり少子化、子供が出生率、出生数も、今1答目で答弁したように、本当年々少なくなってきておりますので、この辺はうちの子育て支援室だけではなく、経済振興課であったり、企画課であったり、教育委員会であったり、いろんな課がまたがってこの少子化対策に取り組んでいかなければならないと考えておりますので、このことは白老町の将来にとっても重要な課題だと考えておりますので、この辺は各課連携をしながら、または行政と町民がいかに少子化対策に向けてまた課題を解決できるかというのを子育てタウンしらおいも含めて事業を推進していきたいと考えております。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。ちょっと順不同になるところがありますが、関係性の関係で進めていきたいと思います。まず、1点目、総合戦略策定は2015年度に定め、5年間としております。目標値を設定し、効果の高い施策を集中的に実施していくとしています。柱4の基本目標として、計画実施中、先ほど答弁にもありましたけれども、出生数年100人、計5年間で500人、合計特殊出生率、先ほど1.27を1.4へ持っていくとしていますが、少子化の要因を踏まえて、このときはもう少子化が始まっておりましたけれども、そういった現状の中で目標を100名と設定した基本的な数値、何を根拠に目標を立てられたのか、5年間で500、もう3年たちますので、その数値の結果が出てきておりませんけれども、何を根拠に立てられたのか伺いたいと思います。

答弁 健康福祉課子育て支援室長 渡邊博子

総合戦略における基本目標の数値設定の考え方です。こちら総合戦略の中においては出生数が年100人、合計特殊出生率は平成32年までに1.4に上げるというような目標を設定してございます。この数字の計算方法、根拠となる考え方ですが、まず2040年に人口が1万4,000人になるというような目標を立てております。これは、国立社会保障・人口問題研究所で推計しております人口と比較して3,000人の減少を抑制できるというような数値となっておりますが、その数字を目標達成するために必要な出生数、また合計特殊出生率となっております。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。もちろん将来の目標があって、人口減少もうたわれておりますので、それに対しての目標の設定をしているということなのですが、そのための施策として総合戦略の中に書かれておりますけれども、それを実施していくことでこの100人になっていくということではないかと捉えているのですが、そのことを含めて次の質問をしていきたいと思います。結婚、出産、子育てが誇れるまちづくり、基本目標を掲げ、先ほど言いましたように、将来的な人口減少も含めて総合的かつ戦略的な取り組みを行うとして6つの施策、事業、さらに重要業績評価指標、KPIの検討をし、戦略を立案して、体系を示すとしています。担当課、関連推進主体が多岐にわたっていますが、4年目に入り、どういった体系ができ上がってきたのか、これを実施するためにどういったものが進んだのか、その辺を伺いたいと思います。

答弁 健康福祉課子育て支援室長 渡邊博子

基本目標に掲げております重点プロジェクトは子育てタウンしらおいです。このプロジェクトに基づいてこちらの少子化対策を行うということにしておりますが、こちらのプロジェクトは、平成27年度から始めております。このときキックオフイベントを皮切りにしまして、誰もが安心して子供を産み育てられる環境づくり、こういうものを目指して始めました。その取り組みの一つとしまして、まず結婚支援、こちらを行っております。また、母子保健の充実、こちらも行っております。あと、子育て支援、就労支援など、こちらも充実に向けて取り組みを行っております。これらの取り組みなのですが、子育て支援室だけではできるものではないということで、先ほどもご答弁申し上げましたが、今後他課、関係課や関係機関とも連携を強化しながら行っていく考えでございます。〔「体系としてはでき上がったということですね。計画ができてから4年……」と呼ぶ者あり〕〔「質問したほういい」と呼ぶ者あり〕

質問 5番 吉田和子

私は、多岐にわたっているので、4年目に入っていますけれども、どういった体系ができ上がったかというふうに伺ったのですが、今の答弁を伺うと連携をとりながらやっていきますと。今までも連携はとってきたと思うのですが、その体系がきちっとでき上がったのかどうなのか、それがすごく重要だと思うのですが、その辺の点について伺いたいと思います。

答弁 健康福祉課子育て支援室長 渡邊博子

少子化対策は、町内外問わず全体で取り組む課題だというふうには捉えております。今は各課それぞれに取り組みを行っておりまして、必要に応じて会議等を開きながら情報共有を図って、取り組みを進めているということでございます。

質問 5番 吉田和子

今の課長の答弁を伺っていて感じることなのですが、連携をとって、そしてその体系の中でしっかり主導権を持って、先陣を切って、どういう体系で全体を見渡して、どのように進めていくのかということの仕組みづくりが私は大事だと思っています。その仕組みづくりが柱4の結婚、出産、子育てが誇れるまちづくりの推進の大きな位置づけになるのが私は重点プロジェクトの子育てタウンしらおいだと思うのですが、このプロジェクトも、先ほど答弁にありましたように、まだ余り具体的にはなっていないと答弁でありました。関係機関が多岐にわたっている。私も前回総務文教常任委員会で教育の分野の関係の常任委員会をやりました。教育の分野はわかります。でも、それに関連することを聞いたら、うちの課ではないのでということになるのです。ですから、子育て全体が全体の課にまたがって、全体をきちっと承知をして、それを答えられる、それを全部見渡して、また次の指揮をとっていける、そういう体制づくりが私は必要ではないかと思うのです。その中心母体をきちっと明確にしなければ、この子育てタウンのプロジェクトのこういう形というのは示されておりますけれども、足りない分、不足な部分、誰がそれを引っ張っていくのか、そういうところが明確になっていないと思うのですが、その辺の考えを伺いたいと思います。

答弁 企画課長 高尾利弘(企画課長は2019年3月まで)

総合戦略全体の推進といたしましては、まち・ひと・しごとの総合戦略の本部というものを企画課で所管しております。5つの柱があるわけですけれども、当然それぞれの管理というか、進行管理も含めて企画課のほうで音頭といいますか、そういった推進に向けての進行の部分の管理をしております。基本的には重点プロジェクトそれぞれ5つあるのですけれども、その中において関係課というものを、推進体制というものを定めまして、その中で取り組みを進めているわけですけれども、議員がおっしゃるようにその部分の進行管理、全体の管理というものは企画課でしていきますし、それぞれの取り組みに関しては各振り分けた原課の取り組みの部分に振り分けておりますので、そちらで進めていくという形をとっておりまして、あくまでも全体の管理という部分では企画のほうで進めていくという形になるかと思います。

質問 5番 吉田和子

今全体の管理は企画課と言っていましたけれども、それでは今度もし常任委員会等があって、子供の支援対策をどうするのかというのは企画課とやりとりすると全体が見えると捉えてよろしいですか。

答弁 企画課長 高尾利弘(企画課長は2019年3月まで)

ほかもさまざまな課題の中で推進しておりますが、当然企画課も入りますし、個々の取り組みの部分では担当課も入ったりという形の中で。全体を管理する場合はそういうような形の体制になると思います。〔何事か呼ぶ者あり〕

答弁 企画課長 高尾利弘(企画課長は2019年3月まで)

企画課も呼んでいただいていいと思います。

質問 5番 吉田和子

計画はできたけれども、その計画の進む道、方向性が明確になっていないような気がするのです。先ほどから言っていますが、多岐にわたる、いろんな課。課だけではないのです。今度は企業もです。ですから、町長の執行方針にある町民の共生、町民の力も必要なのです。そうなってきたら、それを全体を包括して、どういった形で進めていくのかというのは、やはり中心になって進めていく課が、わざわざ子育てタウンしらおいと銘打って、子育て、少子化に対応していくというプロジェクトですから、それを進めていくために各課でそれぞれやっている、そのようなことではこの計画というのは成り立たないのではないですか。その辺もう一回伺いたいと思います。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

企画課を所管している立場からご答弁申し上げますと、今吉田議員おっしゃる視点というのはよく理解できます。全体をやっぱり底上げして、事業や、目標が成り立たないのなら、そこはしっかり取り組む発信元がないといつまでたっても目標、計画づくりで終わってしまうと。今この総合戦略含めて全体を担っているのは確かに企画課です。それぞれがいろんな多岐にわたるのはあるのですけれども、そこはKPI、数値を設けた中でチェック機能というのは必ず行っています。その委員も民間の方が入った中で委員会を構成して、何がおくれていて、何ができていないかというのをチェックして、そこをさらに企画課からそれぞれの課にここが全然進んでいないと、ならば計画を見直ししなければならないくらいの議論を進めています。ですので、今形でなかなか見えてきていないと思いますけれども、そこが不足するところはしっかり企画課から発信して、計画目標に行くように、またならないのなら何が原因で何を見直さなければならないか、そういうところを点検しながら進めていきたいと考えてございます。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。もうこの計画できてから4年目に入るのです。だから、本当に具体的に進んでいって、目に見えてくるのが当然だと思うのですが、あと1年半しかありません。ですから、今後この計画、この5年間で終わるのではなくて、先ほど言ったKPIも、しっかり検証して、またこの計画、戦略としては継続できるのかどうかわかりませんけれども、白老町の少子化対策としての体系としてしっかり維持していくという考えはありますか。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

今ご質問にありましたとおり、KPI、検証、評価、この部分が非常に重要になっています。冒頭町長から基本姿勢を述べていただきましたけれども、それに沿った形で少子化対策という部分が非常に重要な項目でございますので、ご質問にあるとおりその点はしっかりとチェックしながら見直しするものはするという方針で進めていきたいと思います。

質問 5番 吉田和子

次の質問に入りたいと思います。柱4の母子保健サポート体制の強化の中で伺いたいと思います。母子の健康と子供の成長のための切れ目のない支援策として、子供の相談、支援をワンストップで受けられる仕組み、子育て世代包括支援センターの設置です。答弁にもありますけれども、現在各課でやっているけれども、子育て包括支援センターの設置に向け既存事業や課題を整理して、実施体系の整備を進めてまいりますと答弁をいただきました。町長の執行方針にもありますように、子育て全般について相談できる体制の充実を図りますとありました。私この総合戦略ができたときからこの子育て世代包括支援センターの設置はこの事業を進めていくために絶対重要だということはずっと訴えてきました。今回の答弁で少し進んで、設置に向けてやっていくということなのですが、いつ設置されるのですか。もう4年、この計画ができてから3年半です。ずっと私毎回何年も、半年置きとか1年置きに質問しています。検討していきます、必要だと思っていますという答弁はいただいていますけれども、では、いつ設置されるのですか。年内にできるのですか。どういった形でやっていこうというお考えなのか伺いたいと思います。

答弁 健康福祉課子育て支援室長 渡邊博子

子育て世代包括支援センターの設置の時期についてでございます。このセンターの業務としまして、妊産婦や乳幼児等の実態把握や相談支援、また関係機関との連絡調整のほかに必要に応じて支援プランを作成することが必要となっております。これらの業務を行うに向けて、現在関係課の中で課題整理を行っているところであります。その課題としているのが、まず母子保健事業につきましては今現在でも乳幼児健診や予防接種、また保育園訪問など行いまして、定期的に母子と会って、その状況を確認することができております。必要に応じてほかの課とも連携をとっているというような状況がございます。また、子育て支援事業につきましては、地域子育て支援拠点事業としましては発達支援センターで行っている事業や、また訪問型の家庭教育支援事業、こちらなども訪問して、子育て相談を聞くとかというような事業でございますので、そちらの事業との役割分担などが必要になってくるかと思っております。その上で不足している事業は何なのか、そこら辺も検証しながら、また支援プランの作成する内容、課題を整理して設置をしていきたいと思っております。設置時期につきましては、32年度までに全国に展開するということが国で示されておりますので、その前に、31年度に設置できるように30年度、それらの課題整理を行っていきたいと思っております。

質問 5番 吉田和子

行政の仕事というのは、やっぱりこういうふうになるのかなと思います。私は3年前から訴えているのです。必要だと言っていたのです。ようやく設置するといったらまだ2年近くかかるという、31年といったら、ことし30年ですから、2年かかりますよね。そんなにかからないとできないものなのでしょうか。ほかのまちはどんどん進めているのです。白老町は子供が減っていないなら私は何も言いません。どんどん減っているのです。私が議員になったころに140人ぐらい生まれていたのです。今58人、60人以下です。それで、2040年の人口を減らさないようにするためにやっていきます。2040年だから、まだゆっくりでいいのですか。そうではないと思うのです。やっぱりこの仕組みづくりをやっていくのは子ども課なのかもしれませんけれども、子ども課は今健康福祉課の中の室になりましたよね。その立場でこういうものをつくっていくときに各課にまたがっていくわけですけれども、室長、大変ではないですか。各課に室長の立場で、私は機構に余り物言いたくはないのですけれども、やりづらくないかなとちょっと考えているところもあるのですけれども、やりづらいとは言えないと思いますけれども、理事者から見てどう思いますか。こういうことを進めていく、各課にまたがることが出てきたときに、私は子ども課が中心になるべきだと思っていますけれども、その子ども課が室長であるという立場の中で進めやすいように手助けしていくのが理事者側ではないかと思うのですが、その辺のお考え伺いたいと思います。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今各課のかかわり、連携についてということで、組織との関係がありますので、私のほうからご答弁させていただきます。以前にあった子ども課を庁舎内にといいますか、教育委員会から庁舎内のほうに持ってきて、健康福祉課のほうに室として設置したのは、やはり今後の子育ての支援のあり方が以前にあった教育委員会でやっていた子ども課のみの機能だけではなくて、もっと広範囲にさまざまな福祉も含めて対応していかなければならないということで健康福祉課のほうに持ってきたわけなのです。そういう中で、まだまだ確かに連携機能というのがほかのところとのかかわりで進んでいないというところは本当に申しわけなく思っているのですけれども、全く仕事自体、子育て支援という大きな枠での対応、施策が進んでいないかというと、それぞれはしっかりとその課の中ではやっているわけです。そういうことで、そのあたりをどういうふうにして今度連携するといいますか、先ほどありましたように、この子育てタウンしかりですよね。一つの大きな固まりの中で、では中核はというふうなところの押さえ方がどうなのかというところ、そういう意味合いからすれば、しっかりとした体制づくりは今後また考えていきます。今直接出た子育て世代の包括支援センターは、つくらなければならないと、そういうことでは内部の中ではきちっと把握をしております。ただ、今室長のほうからもありましたように、課題をきちっと押さえて、子育ての包括支援センターがどういう役割を果たしていかなければならないのか、各課との結びつきの中でどのように中心的な役割を果たすべきなのか、そこのところを再度詰めていかなければならないところであります。早急にそこの設置については、ご指摘あったようにしっかり受けとめて、進めていきたいと思います。

質問 5番 吉田和子

吉田です。必要としているのであれば、本当に一日も早く設置をしていただきたいと思っております。次に行きたいと思います。特定不妊治療、男性の助成、これもずっと何回か訴えてまいりましたけれども、この間もテレビでやっておりました。20代の男性と40代の男性ではやはり子供をつくる能力的なものが全然違ってくるのだという話がありました。常に女性が中心に治療を受けているわけですけれども、男性に原因があることがかなり多くなってきているということで、今回は男性の不妊治療も助成をするということで予算にものっておりましたので、そのことは評価したいと思います。このことの周知をきちんと、白老町の子育ての人たちというのは忙しくて、広報とか余りほとんど読んでいないのです。ですから、私は何回も言っていますけれども、その周知のあり方がすごく重要です。実施された施策が町民に本当に行き渡る周知の方法、しっかりと考えてもらいたいと思うのですが、その辺どのようにお考えか伺いたいと思います。

答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)

周知の方法でございます。今言われましたホームページと広報、乳児健診等におきましてまずは周知したいと考えております。あと、こちら北海道の助成が必須とされておりますので、保健所におきましても本町における実施状況につきまして周知し、さらには近隣の産科のある病院に協力をお願いして、いろんな機会を捉えながら周知していきたいと考えております。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。次に行きたいと思います。町長の執行方針に子どもの安全な居場所づくりの充実と老朽化が著しい地域子育て支援拠点の整備方針の検討とあります。現在の施設は老朽化で寒いし雨漏りもしている、高齢者が屋根に登って屋根を直しているのを見たことがあります。狭隘で、状況がそのような中で6,000人以上の親子が利用をしているファミリーサポートセンターなのですが、昨年から病児、病後児保育事業をしていますが、このセンターの施設内ではできないため、自宅へ行って行うようです。働いている親にとっては自宅に来られるのは大変なことですので、本当はセンターに連れていって、そこで見てもらえるということが理想だと思うのですが、そういった場所の確保も必要だと思います。私は答弁にありましたように、あの場所はすごくすばらしい場所だと思っております。そして、あの場所の自然を生かして、本当に先進的な取り組みしているサポートセンターは、全道も全国からも本当に評価をされている施設です。ところが、あの施設を見ると本当に老朽化が進行しており、安心の居場所というふうには決して言えないと思います。あそこで働いている方々は遠慮しながら本当に大変なのですといいながらも努力をして、使いやすいように子どもの安全を考えながら使っておりますけれども、整備をしていくという考えですが、現在実施しているサービスの低下を招かないように留意しながら整備方針を早期に決定してほしい。私は行政の政策を比較してみたところ、象徴空間事業では交付金があります。センターをやりたいというお話があったときにランニングコストとかも全体的な計画がまだ見通せない中で、その交付金を取るために出してきました。必要なものであれば、私はそれは進めるべきだと思っていましたけれども、象徴空間整備事業はすごく早いのですけれども、ファミリーサポートセンターに対しては、施設をつくるときに国はいろんな基金があるのです。このファミリーサポートセンターを改築することで、改修することでもしかしたら子どもの居場所づくり、子ども食堂なんかをやると、子ども基金という国でつくっている基金があるのですが、その助成をもらえるのです。ですから、検討するとかではなく、いつごろに向けてこういう形で進めていきたいというふうな答弁がいただきたいと思うのですが、その辺どうでしょうか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

このファミリーサポートセンターの老朽化については、再三議会の中でもご指摘もいただきまして、それで場所の問題はそれぞれの捉え方はあるのですけれども、実際にこれまでもこういう場所だったらどうだとか、こういうふうな改修の仕方ではどういうふうになるだとか、それは何回かそれぞれ庁舎内でも検討を図りながら、相手側のほうにもお話をして、実際にその場所を見てもらったりしてきてはいるのです。今回もまた新たな場所での設置を考えている途中なのです。ただ、あそこの場所というふうな限定になると、今までの単なる改修だけではきっともたないだろうなと。もう建てかえもしていかなければならないような状況ではないかなというふうなことがあるし、今後あそこの場所の使い方が将来的な部分も含めて、団地の駐車場がないだとかもさまざま出てきていることもあって、全体的に考えなければならないということで、今正直なところ新たな場所での検討はしているところです。ただ、指定管理をしているお助けネットさんがそれでいいというのか、やっぱり場所的には問題があるのか、課題があるのか、そこら辺のところはまだまだ詰めていかなければならないと考えております。早急にここのところも進めていかなくてはならない課題だということは十分承知をしておりやっております。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。象徴空間は着地点、国の事業ですから、決まっていますよね。それにあわせて周辺整備も2020年までやらなければならないということで、次々手を打っていますよね。ファミリーサポートセンターは整備しなければならないで終わってしまっているのです。着地点をなぜ決めないのですか。着地点を決めなかったら、その進め方がやっぱりできなかったとかあれだとかこれだとかほかのものに手が行ってしまって、なかなか私はいかないのではないかと思うのです。ですから、今回は、私こうやっていつまでとか時期はいつと追及した質問したこと余りないのですけれども、私はこういう着地点をきちっと決める、そしてそれに向けてどうするのかということを象徴空間の周辺整備ばかりではなくて、こういう子育てで今6,000人の人が使っていて、副町長がおっしゃったように、今の建物では危険があるということも承知しているわけですから、きちんとその辺は検討していただきたいと思います。次に行きたいと思います。子ども医療費の負担軽減であります。白老町は、財政の厳しい中で町長の公約でもあります中学生までの無料化、ただし入院のみとなっております。実質財源が許せば、きっと通院も実施したかったのではないかというふうに考えています。私は、この後貧困対策を質問いたしますが、少子化対策としても大きな施策の考えと思っております。町は貧困実態の調査は実施しておりませんが、道の調査では非課税世帯の24.2%が、札幌では17.8%が病気になっても受診をできないという家庭がおります。受診、入院、予防接種ができない割合というのは、一般家庭に比べて貧困世帯、相対的貧困世帯と言われる方々は受診を控えるが4.3倍です。ぜんそくの発作が起きて、入院を控えたというのは2.1倍、インフルエンザのやっているワクチンの未接種が3.4倍だと出ています。札幌市は、この状況を踏まえ貧困対策課をつくり、通院無料化を拡大するとしました。ただし、小学校1年生だけです。市は人数が多いからなかなか難しいのです。それで、1点伺いたいと思います。北海道における小中学生の医療費無料化、通院、入院の状況をどのように捉えているか、どのような状況か伺いたいと思います。

答弁 町民課長 畑田正明(町民課長は2018年3月まで)

道内の市町村の医療費の中学生までの助成状況ということです。去年の4月1日現在の数値なのですが、まず小学生です。小学生の通院を助成している、実施している市町村なのですが、道内に179市町村ありますが、小学生の通院を助成している市町村はそのうち134市町村で、実施率にしますと74.9%が道内で小学生の通院を助成しているということです。中学生につきましては、これは道内179市町村のうち125市町村で、実施率が69.8%です。小学生の通院を助成しているところは町だけで見ますと106町で、実施率が81.5%、中学生につきましては町だけで実施しているのは103町で、実施率が79.2%という状況になってございます。

質問 5番 吉田和子

新聞にも載ったというのですけれども、私この数値余り押さえていなくて、お伺いして、ちょっとショックを受けています。こんなに各自治体がやっているとは思いませんでした。大変な財政状況の中の市町村はたくさんありますから、まだまだ率は低いと思っていました。子供がぐあいが悪くなってもお金がなくて、苦しんでいる姿を見守っていなければならない親の気持ちわかりますか。重篤化を予防するためにも通院無料化、1,600万円かかるというふうに言っておりました。この1,600万円、本当に無理なのでしょうか。これからあと後ほど2人の議員が財政について質問いたしますので、ぜひこの捻出方法も訴えてもらいたいと思いますが、私はこの1,600万円、本当に出せないのか、それとも段階的にでも、まず小学生からとか、そういったことに取り組めないのか、その辺のお考えを伺いたいと思います。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今担当のほうから全道の実施割合についてのお話がありました。正直私も改めてこの資料を見て、こんなに進んでいるのだということは驚いたところなのです。ただ、いろんな町村会の状況だとかというふうなところを見ていくと、かなり子育て支援の一つの大きな柱としてこの医療費の無料化というところは進んで、各町の中では進めているということは、私もこれまでそういう方向だなというふうな押さえはしておりました。北海道の町村会においても国に対してそういう要望は上積み方式でなくてというふうなことで進めているところが聞いているところでございますけれども、本町において何とか入院のところまでは1つステップは踏むことができたのですけれども、この後どのようなところに子育ての光を当てていくか、給食費のこともその後出ておりますけれども、さまざまな面では少しずつステップアップは違った、この医療費のことだけではなくて、準要保護の率の問題の幅だとか、そういうことも含めては対策はとっているところです。そういうことも踏まえて、今後の大きな課題というふうなことについては十分捉えて、全道的な状況もありますので、そこのところは今後しっかりと対応を図っていかなければならないと強く考えております。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。私は、この数値を見て、町民の方々に申しわけないなというふうに思いました。財政が厳しくなったのは、町民のせいではありません。これは、行政のせいだとも言えません。まちづくりの中で出てきたことですけれども、他市町村のこの数字を見たときに本当に子育てをしている、そして病気になったらお金のない中病院行っている、またお金がなくて病院行かせない、行かせることのできない子供たちの親にとっては大変ショッキングなことだと思いますし、私は申しわけないな、何とかこれを少しでも解決していけるような方向性を考えていただきたいというふうに思っております。

出典:白老町議会 平成30年定例会3月会議 2018年3月8日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる