白老町議会 平成30年定例会3月会議 2018年3月7日
町政執行方針
2018年3月7日、白老町議会の一般質問で、吉谷一孝議員が「町政執行方針」について質問し、町長 戸田安彦、教育長 安藤尚志、副町長 岩城達己、副町長 古俣博之が答弁しました。
- 質問者
- 吉谷一孝 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、教育長 安藤尚志、副町長 岩城達己、副町長 古俣博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 吉谷一孝
3番、吉谷一孝でございます。会派いぶきを代表いたしまして質問させていただきます。本日は4番目の代表質問ということもありまして、同様の内容、答弁になるかというふうに思いますが、今この白老町にとって重要な懸案があるこの時期でございますので、十分ご理解いただきますようお願いいたしたいと思います。この間私はある会合に際してご挨拶の際にその方が言われたことは、皆さん、今後象徴空間が開設になりますと。それについて皆さんはどのように思っていますか、わくわくしていますか、それとも何とも考えていないのかというご質問を投げかけられました。私は、その質問を受けて考えたことですけれども、この絶好のチャンス、そしてこの機会をいかに次につなげていくのかということを考えたときに、まちの活性化や波及効果等々考えたときに私は未来に向けて大変わくわくしております。このことを次に生かせる、生かすために十分このことを行っていくことは大切なのではないかなと思います。この事業に関しましては、国や道も大きな協力をいただいているところであります。白老町もその思いに応えるべくハード事業や受け入れ環境整備などソフト事業を多彩に盛り込み、選択と集中により展開していく積極予算を編成したこと、子供たちの未来のために決して妥協せず、確実に前進し、魅力あふれるふるさと白老をつくり出していく考えに私たちとしても意見や提案をしていき、そしてともにこれをなし遂げるべく進めてまいりたいと考えているところであります。今回は町長の30年度の執行方針について5項目、それから30年度の教育行政方針について1項目3点について質問をさせていただきます。それでは、質問させていただきます。1つ目、多文化共生の進化、未来創生へ向けてともに活躍するまちづくりについて。多文化共生の強化から共生の進化、そして未来創生へ向けてともに活躍するまちづくりの基本的な考え方について伺います。2つ目、歴史、文化を理解し、活躍する人づくりについて。2020年、国立アイヌ民族博物館並びに共生公園が開設するまで残すところ2年余りとなり、周辺整備を含めてまちとして今取り組むべき施策の基本姿勢は何か伺います。3つ目、稼ぐ力の創出による活力あるまちづくりについて。地場資源を最大限に生かし、各分野が連携することで稼ぐ力を高めるとは具体的にどのような施策を推進する考えか伺います。4点目、安心して暮らせる共助の地域づくりについて。町民が相互に支え合い、ともに自立し、健康で豊かに安心して暮らせることは、町民誰もが願うところであります。そのために地域にふさわしい持続可能な地域医療提供のあり方が重要であると考えます。その町立病院の方向性についてどのような考えか伺います。5点目、予算編成方針について。町民の生活向上に重点を置いた予算配分に加え、歳入財源の確保が厳しさを増す中、象徴空間整備のハード事業、ソフト事業を盛り込んだ施策の財政見通しについて伺います。続いて、教育行政執行方針について。地域を支え、豊かな未来を切り開く人づくりについて、次の3点質問いたします。1つ目、学力向上の具体的な展開について伺います。2つ目、健やかな体の育成の具体的な展開について伺います。3つ目、スポーツ施設の運営の具体的な展開について伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
吉谷議員の代表質問にお答えいたします。町政執行方針についてのご質問であります。1項目めの多文化共生の進化、未来創生に向けてともに活躍するまちづくりの展開についてであります。私の2期目の公約テーマとして、協働が深化する多文化共生のまちづくりを掲げ、平成29年度は多文化共生の強化、活力を生み出すまちづくりを基本テーマとして、文化の共生、産業の共生、暮らしの共生の取り組みを展開してまいりました。30年度は、2年後に迫る民族共生象徴空間の開設を人や情報の流れが活発化する最大のチャンスと捉え、これまでの取り組みを進化させ、特にまちの魅力を発信するガイド人材の育成や未来創生への推進力となる地域活動を含めた稼ぐ力の創出、多様な人たちが対話や交流を通して地域力の向上を目指す取り組みを積極的、重点的に展開し、共存共栄によるふるさと白老の輝かしい未来を切り開いていく考えであります。2項目めの歴史・文化を理解し、活躍する人づくりの具体的な展開についてであります。民族共生象徴空間の開設に向け先人が築いてきた歴史・文化とアイヌの人たちの共生の精神文化を初めとした町の魅力に関する知識や理解を深めるため町民等を対象にふるさと再発見講座やイオル体験交流事業などを実施しているところです。このようなアイヌ民族や地元の歴史、文化を学ぶ学習事業を活用して町の魅力を理解し、活躍する人づくりに積極的に取り組み、おもてなしできる受け入れ態勢整備を推進してまいります。3項目めの稼ぐ力の創出による活力あるまちづくりの具体的な展開についてであります。稼ぐ力を発揮し、地域経済の好循環を創出していくためには地場にある豊かな資源を最大限に活かして生産、加工、流通、販売を行う各分野が連携協力することが重要であると考えております。そのため、経済活動を行う各事業者の連携を進めるとともに、国内外の観光客の取り込みや若年者・創業者による新たな事業の支援に取り組んでまいります。具体的な展開としましては、回遊性を高める体験プログラムを造成し、体験と食事を組み合わせ、飲食店との連携が生まれる取り組みやアイヌ文様入りの名刺入れ、ネックストラップなどアイヌ文化を活かした産業化を推進してまいります。また、空き店舗活用・創業支援事業を展開し、新規出店を促進させ、活力あるにぎわいのあるまちづくりに取り組んでまいります。4項目めの安心して暮らせる共助の地域づくりの具体的な展開についてであります。今後も見込まれる人口減少・少子高齢化などを見据えたとき、町民が相互に支え合い、ともに自立し、健康で心豊かに安心して暮らせる共助の地域づくりを推進していく必要があるものと考えております。その中で、町民の日常生活に欠かせない医療提供の分野においては医療環境の変遷や将来のまちの姿などを見据え、将来にわたり永続的に地域医療を確保していくべきであることから、先般町立病院の方向性を政策判断したものであります。この政策判断に基づく具体的な展開については、今後病院改築基本方針においてお示しすることになりますが、先般議会の調査特別委員会から出されましたご意見を真摯に受けとめ、その内容を十分精査し、皆様のご理解が得られる基本方針づくりを着実に進めてまいります。5項目めの予算編成方針についての具体的な展開についてであります。30年度予算については、29年度より続く町民生活の向上に重点を置いた予算配分をしっかりと継続するとともに、来たるべき民族共生象徴空間の開設を町政における千載一遇の好機と捉え、これを逃さずに最大の成果を生むことができるよう最大限に財源を確保し、集中して投入するという考え方を持って、積極的に予算を編成したところであります。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
教育行政執行方針についてのご質問であります。1項目めの地域を支え、豊かな未来を切り開く人づくりについてであります。1点目の学力向上の具体的な展開についてでありますが、これまで学力向上の指針となる白老町スタンダードを策定し、授業、学習環境、家庭学習の充実に取り組んでおり、平成30年度も継続して学力向上に取り組んでまいります。加えて、グローバル化や情報化が進む中、それらの変化に対応した教育が求められております。その一つであるプログラミング教育については、コンピューター社会、人工知能の普及に対応した論理的思考力を育成するため、小学校に人型ロボットPepper(ペッパー)を配置するものであります。2点目の健やかな体の育成の具体的な展開についてでありますが、学校での体力づくりや家庭、地域と連携した運動習慣づくりの取り組みを進めるとともに、食育を充実させて、児童生徒の健康の維持増進、体力の向上を図ってまいります。30年度から実施いたします子供がつくる弁当の日については、家族との触れ合いや感謝の気持ちを育むとともに、食生活や健康についての関心を高めることを目的としております。取り組み内容については、低学年では保護者と献立を考える活動を、中学年ではおかずを弁当に詰める活動を、高学年以上では自分で弁当をつくる活動を行うなど、年2回程度それぞれの発達段階に応じて実施いたします。3点目のスポーツ施設の運営の具体的な展開についてでありますが、桜ケ丘運動公園テニスコートは、平成2年の供用開始から27年経過しているため、コートラバーの劣化や破損がひどく、競技に支障を来している状況であります。町民や関係団体からも改修を望む声が多く寄せられたことから、今後は硬式・軟式テニスを初めフットサルなど多目的での活用を視野に入れ、人工芝での整備を進めてまいります。
再質問 3番 吉谷一孝
3番、吉谷でございます。再質問に移りたいと思います。まず、町政執行方針についてであります。1項目めの多文化共生の進化でありますが、29年度は多文化共生の強化でありました。町政に臨む基本姿勢が強化から進化し、未来への創造とはどのようなまちを描いているのか伺います。2項目め、活躍する人づくりでありますが、人材の育成は大事なことであると考えますが、町長はどのような人材を育てていく考えか伺います。3項目め、活力あるまちづくりであります。本町は1次から3次までの多様な産業構造にあって、地場の資源を最大限に活用することは理解しますが、まち全体が活力するには今以上に稼ぐ力が重要と考えます。町長が描いている活力あるまちとはどのようなまちか伺います。4項目め、地域づくりであります。町立病院については、本特別委員会がありますので、ここでは大局的な政治姿勢について伺います。町民の皆さんは病床数がなくなり、将来的には病院がなくなるのではないかと不安が高まっています。そこで、まちは町民の皆さんにその不安を払拭すべく丁寧な説明のもと町長の政治姿勢を理解していただくことが大切と考えます。町長のお考えはいかがでしょうか。5項目め、財政見通しであります。町長は選択と集中により展開していく積極予算として過去10年で一番大きい予算を打ち出しました。象徴空間の議会特別委員会での説明であった町民の生命や暮らしを守りつつ、インフラ整備等を今年度から実施することによって増額予算と捉えています。財政健全化プランは、目標値ではあるものの、そのプランに従う財政出動は大事なことではありますが、今後の病院建設も含め、財政に及ぼす影響があるのかないのか。あるとすれば、どのような考えで対処するのかお考えを伺います。次に、教育行政執行についてです。1項目めの学力向上についてでありますが、確かに教育的ニーズは多様化し、複雑化しており、新たな時代に対応した教育が必要と認識しています。そこで、これまで取り組んだ白老スタンダードのPDCAサイクルはどのように捉えているか伺います。2項目めについては、理解いたしましたので、割愛させていただきます。3項目め、テニスコートの改修であります。1答目では改修の必要性は認識しましたが、この場所は防災上のり面崩壊の危険があることを認識していましたが、その危険性は解除できたのでしょうか。また、補助金、国、道、民間などの制度を最大限活用すべきと考えますが、町長部局と連携した事業化を進めることは考えていますか。その見解についてお伺いいたします。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
まず、1項目めのまちづくりの展望、2点目の人材育成とは、3点目の活力あるまちとはと、3点私のほうからご答弁申し上げます。まず、1項目めです。これまでの取り組みを継続、発展させながらより多くの町民の皆さんに浸透を図るとともに、生きがいを持って実践行動し、活躍する人づくり、これに力を入れていく考えであります。各種のまちづくりの取り組みへの町民の参加、町民の方が主体となって行動する、地域活動通してお互いを理解、尊重し、ともに支え、自立し、生きがいを持ってふるさと白老の未来を切り開いていくという視点に立ってございます。2020年の民族共生象徴空間の開設を最大の好機と捉え、市内の魅力ある個性を最大限に発揮し、世界に誇れるこのまちに住みたいと皆さんが思い、子供たちから若者たち、町民誰もが夢と希望を持って生きていける、そのような心豊かなまちを目指していく考えでございます。2項目めでございます。人材育成です。これまで国と協議の中でも中核区域内を案内する国運営法人では、スタッフはどうしても足りないという観点から地域、地元においても有償ボランティア等のスタッフが必要というふうに言われて、養成されております。こういった中核内でのボランティア、さらには周辺がポロト、森がございます。そういった点での自然ガイドの育成、さらにはアイヌの方々の手工芸品づくり、こういった部分の人材の育成、さらには観光コンシェルジュという機能も必要となってきます。現在商工会でもさまざまな事業を展開していますが、さらにそれらと連携した中で人材育成を図って、白老に来て本当によかった、もう一度行ってみたいと言われる人材を育てていきたいという考えでございます。3点目、活力あるまちということでございます。活力は人がつくるものと私は考えております。今いる人、新しく入ってくる人、双方の考えや価値観が共有され、取り組みをしていく、展開していく、そういったことが大事だと捉えております。具体的には地域資源を活用した観光振興や商品開発、空き店舗など遊休施設の再生など民間の主体的な企業化、創業や事業拡大のための環境を整備することによって民間投資の喚起や所得、雇用の増大につなげ、にぎわいと活力が生まれるまち、そのように展開していきたいという考えでございます。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
私のほうからは4点目の地域づくりに関する町立病院の関係、それから5点目の今回の予算編成にかかわってのご答弁をさせていただきたいと思います。まず、町立病院の関係で、地域づくりとの密着な本当に大事な核となる重要な案件だということは重々押さえております。それは、26年度のときに町長が病院の存続を決め、そしてそのためには改築が必要だと、そういう結論を出してからの強い思いというか、意思は今もずっと続いておるというふうに押さえていただきたいというふうに思っております。そういう中で、さまざまな町民のご意見があるということも重々把握しながらいるわけですけれども、まちづくりの町民意識調査においても病院の考え方についてはさまざまあります。それから、町立病院の利用の関係からいえば、前の11月7日の資料の中にも入院のことを書きましたけれども、入院、外来のレセプトの受診状況から見てもやはりいろんな病院の捉え方があるように思います。それだけ本町においては病院を選ぶという、選択できるという環境はやっぱり1つあって、それによる考え方もさまざまあるのかなというふうに思っております。そういうことも踏まえまして、先ほど森議員のほうにもご答弁させていただきましたように、この病院づくりは本町のまちづくりの中の本当に根幹をなす一つというふうに捉えておりますから、町民の皆様方にはご理解をいただけるようにしっかりとしたものを出していかなければならない。そのためには、今回再三申し上げておりますけれども、議会のほうから中間報告として出されましたご意見は真摯に町長含めて受けとめながら、その精査を図りながら十分理解をしていただけるような基本方針の策定を図りながら今後につなげていきたいというふうに思っております。そういう過程の中で町民の皆様方のご意見と、またご要望等をしっかりと聞く場面は十分とっていかなければならないというふうに考えております。もう一つは、今回の予算編成の関係でございます。今回予算編成に当たりましては、やはり今後の本町における将来の負担についてさまざまな観点から内部においては議論もしながら、本町の身の丈に合った財政規律を守りながら、そこのところの押さえは十分しながらもこういうような予算編成をしたところでございます。ただ、そこの中には現時点だけではなくて、やはり将来的にどうなのかと、将来的に本町にとってどういうまちづくりを進めていかなければならないか、将来的に受益性が本当にあるのかどうか、その受益性を追求していくような、そういう予算編成も1つなければならないということを強く押さえております。30年の予算の中においては、議論はさまざまありますけれども、象徴空間の周辺整備の事業のほかにやはり町民生活の関係でこれまで置き去りになっていたというか、どうもできなかった、去年あたりからやってきた公共施設等の老朽化の対策なども踏まえまして、それを足踏みすることなく前に進めたいと、そういう強い姿勢も持ちながら、必要な財源の確保を考えながら予算化をしております。確かに28年度に健全化のプランの見直しをしまして、その見通しにおいてこの30年度、それから31年度の状況を見たときに本当に待ったなしの課題というのはるるあることは重々承知をしながらも、財源確保の厳しさも押さえながら今こういう編成をさせていただきました。そういう中で、この厳しい状況の財源の部分におきましてはこれまで出していた決算剰余金を上手に予算づくりに反映するような形で、今までは財調の積み上げというふうなこと、それから公債費の部分の基金の積み立てというふうなことで進めておりましたけれども、その決算剰余金の積み立てを財調のほうにはなかなか積み上げられない部分がありますけれども、財調だけを取り崩したような、そういう進め方ではなくて、その決算剰余金の利用を含めて予算編成を進め、事業を進めていきたいなというふうに考えての予算編成になっております。確かに状況としては厳しい財政事情はあるということは重々承知をしております。ただ、今ここでやるのかやらないのか、そして将来は本町にとってどうなのか、そこのところは十分見きわめた中で進めてまいりたいと思います。やるに当たっても十分一つ一つ細かな精査を図りながらしっかりと地に足をつけたその事業の展開を進めてまいりたいというふうに考えております。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
教育行政に関しまして私のほうからご答弁をさせていただきたいと思います。まず、1つ目の学力向上にかかわるPDCAサイクルの捉え方ということでのご質問でございました。教育委員会とか、あるいは学校はさまざまな計画を立てて、実際に事業を行ったり、あるいは授業を行っておりますが、そのことの成果と課題ということの捉え方が従前は大変曖昧としておりました。そのためにきちんと子供たちの学力の定着の状況を捉えながら新たにまた指導をしていくということの捉えが学力向上のPDCAサイクルというふうな捉え方でございます。そうした中で、これまで本町においては子供たちの学力の状況をどのように把握してきたかと申しますと、小学校の6年生と中学校の3年生が、文部科学省で行う全国学力・学習状況調査というのが4月にございますが、このテストを通して小学校6年生と中学校3年生の子供たちの学力の状況については実態を把握することができました。ただ、これだけでは大変不十分だということで、昨年から議会のほうにご承認をいただいて、公費を投入して、小学校6年生から中学校3年生までの子供たちに対して公費で標準学力テストというのを実施しております。このテストを実施した結果、それぞれの学年の子供たちが1年終わったときにどういうところがまだ理解できていないのかということの実態を各学校できちんと押さえることができるようになりました。したがいまして、このPDCAサイクルの捉え方でございますが、ことしは2年目のテストになりますが、確実に学力向上にかかわるPDCAサイクルは確立されつつあるというふうに認識をしております。2つ目のテニスコートにかかわってでございます。テニスコートの危険性ということでご質問がございました。テニスコートがございます緑丘は、平成27年に道のほうから土砂災害危険区域ということで指定をされております。このときは、27年の指定のときには緑丘、若草、末広、さまざまな地域も一緒に指定されたわけでございますけれども、ただこの指定をされたことをもってすぐ例えば住んでいる方が退去しなければいけないとか、あるいは今あるテニスコートをもう使ってはいけないとか、そういうようなものではないというふうに理解しております。ただ、この危険区域は土石流ですとか、そういった傾斜の崩壊というような危険性がございますので、例えば大雨が続くような状況のときには当然土石流というものも想定されますので、十分天候も見ながら、天候を勘案しながら利用者の方々の安全性を十分担保して、施設の活用を図ってまいりたいというふうに思っております。もう一点、補助金のご質問ございました。補助金については、できるだけ有利な補助金ということで考えておりまして、例えばサッカーのtoto(トト)の補助金のようなものも現在考えているところでございます。
再質問 3番 吉谷一孝
3番、吉谷です。今答弁のあった中身をお聞きしましたが、私も先ほど一番最初に質問させていただきましたが、未来に向けて……質問ではなくて、話しさせていただきましたが、これからの子供たちのためにこれからまちがいろいろな部分でまちに活力、活気を創出させていくのだというような考え方が見てとれました。中には、何年かしたらまたもとどおり観光客も来なくなって、閑古鳥が鳴くような状況になるのではないかというような言葉も現実として私聞いております。しかし、そのように考えて、そのような行動をしなければ、当然そのようになっていきます。リピーターも来なく、観光客もそうですけれども、地元にいる子供たちも地元から離れるという結果につながっていくと思います。しかしながら、行政も町民も一緒に努力をして、まちに活力を、活気をまた呼び起こすことがこれから大切なことなのではないのかなと考えております。まずは、町長に総括として伺いたいと思います。町長の政治姿勢について議論を進めてまいりましたが、町長任期もあと残すところ1年半余りであります。その意味では、30年度、町長2期目の集大成と考えても過言ではありません。残す町長公約、白老版DMO、まちづくり会社の設立も概要は見えてきたものの、当初予算では具現化の予算は盛り込まれておりません。議会での議論もさまざまありますが、二元代表制で選ばれた町長です。平成30年度、財政状況は厳しい中にあっても今やらなければならない政策であります。町長の強い意志でなし遂げていく不退転の決意をいま一度お伺いいたします。次に、教育長へ総括として伺います。ただいま教育行政執行方針について議論を重ねてまいりましたが、どのように社会が変化しようともふるさとを愛し、地域の発展に貢献する人材の育成が求められています。どうか地域を支え、豊かな未来を切り開く人づくりに臨む強い決意をいま一度伺って、会派いぶき代表の質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
2期目が始まってから残すところあと約1年半ということでございます。2期目の公約で多文化共生のまちづくりということでこの4年間を進めさせていただくという意思で進めさせていただきました。一年一年テーマを決めて、進んでいるところでございますし、先ほど吉谷議員がおっしゃるとおり、子供たちのため、未来の白老のために一歩一歩活力、活気を出すように進めているところでございますが、今何回もお話ししていますけれども、2020年の象徴空間の開設に向けて、白老町にある魅力をいかに発揮するかというのが本当にこの2年間問われているのだなと思っております。先ほど観光客が1回来てももう来なくなるだろうなというネガティブ発言、私も耳にしたことがございます。私が諦めたらもうそれで終わりだというふうに思っておりますので、これは白老町の役場、そして町民が一体となってお客様を迎え入れる、そして白老町の魅力を発信するということにつながらなければならないと思っておりますので、特に平成30年は積極予算ということでここに力も傾注しております。その中にはきちんと町民サービスも低下させないような予算づくりをしておりますので、またその辺をご理解もいただきながら、議員の皆様のご理解をいただきながら進めさせていただきたいと思います。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
人づくりに向けての思いということでございましたので、先日オリンピックがありまして、常呂町出身の女性、彼女たちがすばらしい成績を残しました。帰ってきて、吉田知那美選手が言った言葉が大変私は印象的でございまして、常呂町に生まれて、この何もないまちで夢をかなえることはできないと思っていたと。でも、そうではない。やっぱり自分の努力で夢はかなえることができるというお話がございまして、大変私は感動いたしました。白老町が何もないということではございませんが、白老で生まれた子供たちがいろんな夢を持って、その夢をかなえていけるためのさまざまな学校と連携とりながら教育施策を展開してまいりたいと、そのように思っております。