白老町議会 令和3年定例会6月会議 2021年6月17日
中学校運動部の活動状況
2021年6月17日、白老町議会の一般質問で、吉谷一孝議員が「中学校運動部の活動状況」について質問し、教育長 安藤尚志、学校教育課長 鈴木徳子、町長 戸田安彦が答弁しました。
- 質問者
- 吉谷一孝 議員
- 答弁者
- 教育長 安藤尚志、学校教育課長 鈴木徳子、町長 戸田安彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 吉谷一孝
9番、会派いぶき、吉谷一孝でございます。通告に従いまして1項目2点についてお伺いいたします。1、中学校運動部の活動状況について。(1)、中学校運動部の現状と課題について。①、現在の活動状況について伺います。②、過去と比較し、活動状況がどのように変化しているか、またその変化の要因について伺います。③、小学校まで行っていたスポーツの中で中学校に入って出来なくなった部活動はどのような種目があるか伺います。(2)、今後の課題における対策について。①、今後において、どのような課題があり、また課題解決に向けた対策を伺います。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
中学校運動部の活動状況についてのご質問であります。1項目めの中学校運動部の現状と課題についてであります。1点目の現在の活動状況についてでありますが、令和3年は白老中学校が男子バスケットボール、女子バスケットボール、バドミントン、ソフトテニス、陸上競技、白翔中学校がバスケットボール、バドミントン、ソフトテニスで、個人競技が中心の部活動となっております。このほかに柔道、剣道、水泳などは外部団体で活動し、中学校体育大会にも出場しております。2点目の過去と比較し、活動状況がどのように変化しているか、またその変化の要因についてでありますが、平成25年から令和元年までの過去7年間の推移では、部活動全体の加入率は約80%、そのうち運動部は約60%でした。直近の2年間を見ると、加入率が約70%に、運動部は約50%に、それぞれ緩やかに減少しております。また、バレーボール、サッカーについては平成26年から29年にかけて合同チームで活動していましたが、その後活動休止となりました。軟式野球については、30年から苫小牧市内の中学校も含めた合同チームで活動していましたが、今年から活動休止となりました。要因としては少子化による生徒数の減少、生活スタイルや意識の変化、クラブチームのように学校のほかにも多様な活動の場や機会が生まれたことが考えられます。3点目の中学校に入ってできなくなった部活動についてでありますが、小学校ではスポーツ少年団やGenキングしらおいクラブにおいて野球、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ソフトテニス、陸上などのスポーツが行われておりますが、中学校でも活動できるのはバスケットボールとソフトテニスのみとなっております。2項目めの今後の課題における対策についてであります。1点目の今後における課題とその課題解決に向けた対策についてでありますが、中学校の運動部活動は、体力の向上や技術の向上を図ることだけではなく生徒の多様な学びの場として教育的意義が大きい活動であります。しかし、社会の変化、教育に関わる課題の複雑化、少子化の進展などにより、これまでと同様の運営体制を維持することが難しくなっております。このような中、子供たちが生涯を通して様々なスポーツに触れ、自分の興味関心や適性に応じて選択できる環境をつくることが課題であると考えております。これらの課題を解決するために、教育委員会では部活動の在り方についての方針を策定し、部活動が持続可能で充実した活動になることを目指しております。方針では指導、運営に係る体制の構築、生徒のニーズを踏まえた環境の整備などを実施し、地域全体で支えていく環境整備を進めてまいります。
質問 9番 吉谷一孝
9番、吉谷でございます。私は、何を隠そう中学、高校では帰宅部でありまして、中学、高校と運動に触れる機会というのはなかなかなかったものではありますが、私も親になり、そしてこのように教育長や町長を前にして、このように中学校の部活について議論させていただくというのは全く感慨深いものがあるなと思いますし、人は立場で変わってくるのだということも自分で実感しているところであります。そんな中、私が感じたこと、耳にしたことなどを含めながら中学校の部活動の在り方について質問をしていきたいと考えております。まずは1項目めの現在の活動状況についてはご報告のとおりということで、そこについては理解いたしましたので、2点目の過去の活動と変化について順次質問をしてまいりたいと思います。ここでいきますとバレーボール、サッカーについては26年から29年にかけては合同チームとして活動していきましたが、その後休止になったということになっております。この休止になった時点で存続するための検討や協議、またそれを行っていたとすればどのような協議が行われていたのか、そこについてお伺いいたします。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
私のほうからお答えしたいと思います。校長のほうにも確認というか、当時の状況についてもいろいろ確認したのですけれども、白老町の場合は中学校が2校ですので、校長同士の非常に連絡というか、連携というか、大変強い連携がされていると思います。その中で、合同チームで活動していたのだけれども、実際に活動できなくなった段階で、学校としてはどうしたらではこれからまだ活動できるのかとか、あるいは活動できる方策について何かないかということでお互い校長同士それぞれ自校の状況を報告し合ったり、あるいは2校で何か活動することはできないのかというようなことも模索したようです。ただ、実態としては一定限の生徒が集まらなかったり、あるいはそれを指導していくための教員であったり、体制の問題であったり、そういったものが十分整わなくて、結局は活動休止というような事態になったと聞いております。
質問 9番 吉谷一孝
9番、吉谷です。連携を取りながら、その対応については中学校の校長同士で協議を進めてきた中ではありますが、その当時私も含め保護者もそのように部活の休止ということについてあまり深く考えていなかったのではないかと考えられます。その時点で少子化の問題も進んでおりますし、生徒が集まらないのでは仕方がないというような考え方で保護者のほうも学校も進んできたのではないかと推察しますが、その点についてお伺いいたします。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
議員からご指摘のとおり、そういった少子化ということは皆さん認識されておりますので、仕方がないというようなことがまず前提条件として非常に大きかったのではないかと思います。また、教育委員会も部活動の在り方自体は校長の権限の中で行われる教育活動ですので、どういった部活動を構成していくかという、そのことについて教育委員会が細かく目配りしてアドバイスして、あるいは支えていくというような状況も当時としてはあまりできていなかったのかなと反省しております。
質問 9番 吉谷一孝
9番、吉谷です。そんな中、次の質問に入っていくわけですが、軟式野球部については平成30年から苫小牧市内の中学校含めた合同チームで活動してきたと。当初は白老中学校、白翔中学校で合同で行ってきた。その中でも先ほどのような課題があり、苫小牧市の中学校と合同チームをして活動してきたということにはなっていますが、もっと詳しく活動を休止しなければならなかった要因について、分かる範囲で構わないので、教えていただければと思います。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
野球部に関してですが、ここの部分については希望する子供たちがだんだん減ってきたということがありまして最終的に休止することになったのですが、希望する子供たちがいる中で、学校としてもなるべく存続させる方向性を探っていく中で、まず白老中学校と白翔中学校で合同、その後に苫小牧市の2校と4校で合同で何とか活動できないかというところでしばらく活動を続けることができたのですが、最終的にはその希望する生徒たちが卒業してしまい、その後で野球をしたいという希望をする生徒がいなかったということで、学校としても休止をするという判断に至ったと確認しております。
質問 9番 吉谷一孝
ここもそうなのですが、子供たちの中にも続けたいという子供は少なからずいたかと思います。ただ、チームを組むまでの人数に至らなかったということの判断だったかと思いますが、子供たちや保護者の声というのは学校や教育委員会のほうには届いていらっしゃいましたか。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
休止に至るまでの中で続けたいと言っている生徒がいるかという部分ですが、学校のほうから教育委員会のほう、それから直接保護者のほうから教育委員会のほうに続けたいがというような希望の声については把握はしておりませんでした。
質問 9番 吉谷一孝
9番、吉谷です。直接の声は届いていないということでありましたが、私もまだ小学生の子供がいたり、ちょうど中学校、それぐらいの子供もいますので、そういった中で聞く中では続けたいが、ないがために別の部活を選択するとか、これを機会に勉強を一生懸命やるとか、そういうようなことで方向を変えたというようなお話も聞いているのをここで申し述べておきたいと思います。そんな中、次に少子化による生徒数の減少に関しては保護者も私どもも十分理解しているところではありますが、生活スタイルや意識の変化についてどのように変わってきたのかについて詳しく教えていただきたいと思います。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
これは実際に校長のほうに確認した内容と、あと私が日々感じていることと併せてお答えをしたいと思います。1つには、これまでの生徒の行動パターンというのは学校が終わったらそのまま家に帰るという、そういうパターンがほとんどでした。ただ、今子供たちの行動パターンを見ていると、学校が終わった後に今度は塾へ行ったり、あるいは習い事に行くという、家庭に帰るまでの間に多様な行動パターンが出てまいりました。これが1つ生活スタイルの変化と押さえることができるのかなと思います。それと、子供たちの意識という面ですけれども、昔自分がかつて中学校時代に部活をやっていたとき、とにかく部活一色でやっておりましたけれども、今の子供たちの意識というか、部活に対する意識ですけれども、技術を高めたい、もっと上手になりたいという子供ももちろんいますが、それ以外にそんなに無理しないで楽しみたいというような子供たち、つまり部活に対する意識が二極化してきているというのは現場の校長からも聞いておりまして、大変部活動を運営していくときに参加の仕方、モチベーションが全く違うので、なかなかこれは部活を単純に維持していくのは難しいのだという話を聞いております。それから、子供たちの中にはふだんは部活をやるのだけれども、せめて土日は休みたい、あるいは土日は家族で過ごしたい、それから親もそこまでやらなくてもいい、極端な言い方ですけれども、土日はもっと私的なプライベートな時間にしてほしいと。子供のみならず親の部活に対する要望というか考え方というか、それも大きく、価値観の多様化という言い方になるかもしれませんけれども、そういうような意識あるいはスタイル、そういったものが変化してきていると理解しております。
質問 9番 吉谷一孝
9番、吉谷です。今の答弁を聞いていますと一方向からだけ、教育活動なのだからやったほうがいい、これはやったほうがいいという意見は大半だとは思いますが、そういった意識の変化であったり生活スタイルの変化であったりということを考えていくと、なかなか一概にその問題を解決するのは難しいと私も十分理解するところであります。そうはいいながらもスポーツをやる限りは、言われたように上を目指したい子供もたくいるわけでありまして、そういう子供たちは家庭の環境もそろっていればクラブ活動のように学校のほかにもそういった機会を求めていっている生徒がいると伺っておりますが、そこについてどのような種目があり、何人程度そういった活動に参加しているか、把握している範囲で構いませんので、教えていただけますか。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
クラブチームに関してのご質問かと思います。野球とサッカーが苫小牧市にございまして、野球については苫小牧西リトルシニアという形で白老中学校から3人、白翔中学校から3人で6名が行っております。サッカーについては、ASC北海道というところで白老中学校から8人、白翔中学校から4人で、今12人が参加しているという現状を押さえております。
質問 9番 吉谷一孝
先ほどの答弁と今の質問の中でいくと子供たちの意識の違いから、中学校でないからクラブ活動に行ったという子もいればクラブ活動のほうがより専門的に、自分のスキルを上げるために行きたいと思っていく子と多分2種類、2パターンあるとは思うのですが、この数字を見る限り、もっと言うとあればもしかすると白老町で合同のチームで活動する可能性が出てきたと見てとれるのですが、その点についてお伺いしたいと思います。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
吉谷議員がおっしゃるとおり、可能性はあるというところは思いますが、先ほど教育長も答弁したとおり、部活動の中で強くなりたい、勝ちたいという子供たちの集団と、それからみんなで楽しみたいというそこのところで指導者がどこに基準を定めて強くしたい子たちを伸ばし、楽しみたい子たちを楽しませというところの部分が非常に教育活動の中で厳しい状況にはあるかと思います。また、教員もその指導に関して全て専門的な指導の部分を、講習等を受けてきている部分もないというところもありますので、その辺りについては可能性はありますが、学校の中でそこをどのようにバランスを取りながらやるかというところは非常に難しいのではないかと考えます。
質問 9番 吉谷一孝
そこについてはなかなか判断が難しいところだと思いますし、もっと言うと私たちの分からない当事者の環境、状況によっても大きく違ってくるのかと思いますが、中学校で部活に触れるというチャンス、機会があるとないとでは大きな差が出ると私は思います。やりたいけれども、やれなかったというのと中学の部活を超えてでも上のレベルを目指したいという子供のギャップ、ここをうまくすり合わせることはなかなか難しいとは思いますが、その辺のところも踏まえて教育活動の一環として考えていくとすれば、そこは重要な観点かなと思いますが、その点についてお伺いいたします。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
議員のほうからご指摘いただいたように、答弁のほうにも書いてあるのですけれども、中学校における部活動というのは大事な教育活動だというまず認識をしております。それはただ単に技術の向上ということのみならず縦、横の人間関係があったり、あるいは練習を通して精神的な強さを身につけていくとか、成長していく上では大変重要なこと、授業以外で学ぶべきたくさんのことがあるのだろうと思います。ですから、部活動については今後も、形態はいろいろ変わっていくかもしれないのですけれども、決してこれを軽視していくということではなくて、どうしたら充実した部活動にしていけるのか、その辺りは白老町も含めて各それぞれの地域で考えていかなければならない課題だと認識しております。
質問 9番 吉谷一孝
9番、吉谷です。大体今の答弁でおおよそ理解はできました。それでは、次に進みたいのですが、3点目なのですが、今まで答弁いただいた中に重複する部分がありますので、そこについては割愛をさせていただきたいと思います。それで、2点目に入りたいと思います。2点目の社会の変化という部分については、共働き世帯やひとり親世帯など家庭の環境による影響などないのか。例えば試合のときの送迎などが負担になって部活を諦めなくてはならないというような状況はないのか伺います。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
社会の変化の一部分として共働き世帯ですとか、あとひとり親が増えてきているということなどで送迎ですとか、子供がやりたいと思ったときにそれが町内にあればある程度の部分は大丈夫なのでしょうが、ただ大会に行きますとか遠征をして練習をしますとかというようなことがあるような競技については保護者の負担というのはあるのではないかなと思っておりますし、以前に保護者、学校を通しての部分もありますが、保護者からそういう送迎の難しさがあるのだというような意見もいただいたことはございまして、教育委員会の中で何か対応はできないかという部分は検討はさせていただいたのですが、なかなか単純に送迎だけを出すというような判断には至らずにいるところがあります。
質問 9番 吉谷一孝
9番、吉谷です。ここについては学校側もそうなのですが、送迎を手伝っていただける保護者側にとっても送迎というのは、万が一のことがあった場合を考えますと、なかなか簡単によその子供を、ほかの子を乗せてそこまで連れていくというのは、行為としては簡単なのですが、責任を考えるとなかなか踏み切れない。そういった中ではできる子とできない子の差が出てきてしまう。それによって部活を諦めなければならないということも私の認識の中ではあると思います。そこについては課題としては難しいものだとは思いますが、そこは何とか教育委員会のほうでも改善する方法、解決する方法を提案していただきたいと思いますが、その点についてお伺いいたします。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
今子供たちの活動が広域化してきています。そういう状況を考えると、先ほど課長も答弁したように、そこに関わる移動をどうしていくかという問題は活動している子供にとっても、あるいは保護者にとっても大変大きな課題だろうと思います。例えば今中体連のいろんな大会のときには教育委員会としてもバスを出して子供たちの足の確保というのは取り組んでおりますけれども、日常的な練習については、まだまだそこについて対応している状況にはございません。今広域化、連携化ということもお話をしましたけれども、現実的に今白老の町内において、例えば苫小牧市と連合チームを組んでいるという種目は今のところはないのです。ですから、今後そういった部活動の構成の仕方を見ながら教育委員会としても一定限の対応を考えていきたいと。ただ、全てにおいてでは対応できるかというと、例えば先ほどお話がございましたクラブチーム、これはどちらかといえばプライベートな活動です。中体連とか部活動というのは学校の教育活動というような位置づけですので、その辺の位置づけのところは一定限何か区別することは必要かなと思いますけれども、広く部活動に参加していく子供たちをサポートしていくことは教育委員会としては大切なことだと認識しております。
質問 9番 吉谷一孝
その部分は解決していかないとなかなか先に進めない部分の重要な課題の一つだと認識しておりますので、何とか解決方法を見つけて先に進んでいただきたいと思います。それでは次、教育に関わる課題の複雑化というところになりますが、ここについては白老町の学校に係る部活動の方針というものがあります。これの中の4ページのカの部分、ちょっと読ませていただきますが、同白老町及び校長は、教師の部活動への関与について、学校における働き方改革に関する緊急対策及び学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底について業務改善及び勤務時間管理等を行う。長く書いてありますが、端的に言いますと教員による労働時間の制約といいますか、そういうことだと思いますが、働き方改革、そこについての部活動に対しての影響というものはあるのか、その点についてお伺いいたします。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
働き方改革による影響の部分なのですが、本町においても働き方改革に関する方針、アクションプランというものを定めまして、これまで3年ほど進めてまいりました。そのときに教員の勤務時間の実態調査というものも、定点観測にはなりますが、定期的にある時期にさせていただいております。この2年間ほどはコロナで部活動がきちんと活動できていないという状況はありますが、当初実態調査をし始めたころに中学校がなかなか勤務時間が減らないというところがありまして、それを分析していったときに、やはり部活動を担当している教員の土曜日ですとか平日以外の部分での勤務時間というものも非常に多く見られるというところがありまして、これは決して本町においてのみではなく全国的に同様の取扱いがありまして、文部科学省が言うところの働き方改革の中で一番ここは触れられてきているところだと思います。先ほど吉谷議員が読まれました働き方改革に関する部分については、平成29年のときに部活動の外部指導員というか、部活動指導員ですとか、部活動の部分について改革を働き方改革と併せてしていかなくてはいけないのではないかという提言がありまして、その中から少しずつ変わってきている部分があります。働き方改革の中では部活動をできる上限、先生たちが働ける条件、平日の中でも1日休業日を持たなければいけないですとか、ある程度縛りが出てきている部分がありまして、これは非常に部活動の中では厳しい状況なのかなというのが反面としてあると捉えております。
質問 9番 吉谷一孝
9番、吉谷です。答弁の中でも出てきましたように、指導、運営に係る体制の構築という部分におきまして、私もここは部活動の指導を行う外部人材の活用を進めるべきだと考えますが、その点についての見解をお伺いいたします。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
教育委員会といたしましても、総務文教常任委員会でスポーツの振興に関しての中でもお話はさせていただきましたが、部活動に関しては新たな取組が必要だという部分については認識しております。今年の4月から実施しております学校教育基本計画の中でも部活動の外部人材の部分の活用については取組を進めていくとしたところでございまして、その部分については今年の部分の中でですが、来年度に向けて何とかそれが実現できるように学校等にヒアリングを行い、できる部分について検討を進めている最中でございます。
質問 9番 吉谷一孝
9番、吉谷です。このような外部人材の活用に関して白老町でも課題として捉えているように、他の自治体でも同じような状況、少子化が進んでいて働き方改革があって指導員の不足があってという状況になってきますと、ほかの自治体とかでそのような取組をしているような事例などがあるかお伺いしたいと思います。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
ほかの地域でどのようなことがあるかという部分なのですけれども、苫小牧市、それから登別市のほうで今年から部活動指導員を導入して活動している状況がございます。苫小牧市については、アイスホッケーですとか、陸上部ですとか、やっております。登別市については、現在聞いているところではバレーボールとソフトテニスとバスケットボールで、これからサッカーも導入する予定だと伺っております。
質問 9番 吉谷一孝
まだまだこの取組は始まったばかりで外部指導員を活用するに当たって課題等々はまだあるとは思いますが、私がなぜこのように中学校の部活について何とかしてほしい、早くしてほしいというのは、中学校は3年間しかないわけです。この3年間、1年遅れると、2年遅れると、1年生で入った子は2年遅れてしまうともう3年生だから、大会にも間に合わないような状況になってしまうというようなことを考えると、子供たちのことを考えると、いかに早くこのことについて課題を解決していくことが重要かと捉えますので、その観点から教育委員会としての見解をお伺いしたいと思います。
答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)
おっしゃるとおり、3年間しかないその大事な時間が1年ずれればそれだけ子供たちが経験する時間は短くなってしまうのはそのとおりだと思います。部活動指導員も教育活動の中である意味教員と同様に活動していただくことになりますので、この言い方が適切かどうかは別として、誰でもいいわけではないという難しさも実はございます。人材を確保するというその部分の難しさもありまして、教育活動を展開していくというところについてはタイミングよく、例えば退職された先生が町内の中にいらっしゃるですとか、そういう条件がそろえば今すぐにでもやることは可能なのでしょうが、なかなかそう簡単にタイミングが合わないというところはあります。ただ、制度を構築して広く募集をしてそういう適任な方を探していくということはしていかなければいけないかなということと、おっしゃるとおり一日でも早く実現できるような方法を進めていかなくてはいけないという認識ではございます。
質問 9番 吉谷一孝
ありがとうございます。前向きにこの件については進めていただきたいと思います。現在北海道にはプロ野球チーム、それからプロサッカーチーム、そしてレバンガもプロバスケットボールチームですか、そういったプロスポーツが北海道にようやく根づいたところであります。また、昨今若林君や根本君といった青年が白老町からプロ野球選手として輩出された、こういったうれしいニュースも飛び込んできたところであります。そして、白老町には栄高等学校、ここの部活動については全道、全国レベルの部活動を行っている学校がこの地元白老町にある、そういった環境が整っているすばらしい町であるということを考えると、教育委員会としても中学校の部活についてもっとスピード感を持って進めるべきかと思いますが、教育長の見解をお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
議員のほうからご質問がありましたように、子供たちは皆一人一人いろんな可能性や夢を持っています。それはみんながプロになるということではないと思うのですけれども、ただ一人一人の可能性を最大限引き出して、その夢の実現に向けて支援していく、支えていく、これは教育委員会のみならず保護者の方も同じでしょうし、社会全体で共有していかなければいけないことだと思います。ですから、部活動だけということではないと思いますけれども、一人一人の子供たちが本当に自分のよさを発揮できる場、機会、そういったものをきちんとつくっていくということは教育委員会の大きな仕事だと思いますので、部活動についても議員が言われたように、町内の人材という部分では大きな町に比べるとなかなか豊かではない部分もあるのですけれども、そういう状況もありながら、白老町でまず一歩でも二歩でも部活動について改善していくという、その具体的な姿を進められるように取り組んでまいりたいと思っております。
質問 9番 吉谷一孝
本町は、大昭和製紙北海道硬式野球部が49年に都市対抗野球で優勝したのを契機に、51年にスポーツ宣言都市として今まで行っております。そして、昨年におきましては総務文教常任委員会のほうからスポーツに関する提言をさせていただいております。見るスポーツ、参加するスポーツ、育てるスポーツなど多様な参加機会を通して白老町のスポーツ文化を醸成する大事な役割を担っている、教育ばかりではなくそういった位置に中学校の部活というのは入ってくるのではないかと考えておりますが、町長としてのお考えをお伺いして私の質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
中学校の運動部の件でございます。今るる吉谷議員と議論を重ねてまいりましたが、昔というのですか、社会の変化が大きいと思っておりました。子供たちの考えや家庭の考え方、また働き方改革など国の指導等々もあります。そんな中で中学校の部活、運動部の在り方、非常に大切だと思っておりますし、今は人生100年時代と言われておりまして、それで何より大切なのは健康で年を重ねていくことだと思っております。そのためには全ての基礎、基本を身につける小学校や中学校の運動や健康が大変大事だと思っておりますので、その子供たちがいろんなものにチャレンジできるような環境づくりというのは私たちの仕事だと思っております。先ほど外部人材のお話がございました。指導員というのですか、正式には、という形もあると思いますので、私も白老町に20代のときに帰ってきたときに部活動を指導してほしいということで行ってきた経緯があります。そんな関係で、行政ではなくていろんなスポーツをやってきた方々がいると思いますので、この辺は学校側とも連携をしながらいい人材を、きちんとした指導員を早く見つけて子供たちのチャレンジの場の拡大に図っていきたいと思っております。