白老町議会 平成29年定例会6月会議 2017年6月21日
港湾の現状と今後の見通し
2017年6月21日、白老町議会の一般質問で、松田謙吾議員が「港湾の現状と今後の見通し」について質問し、町長 戸田安彦、経済振興課港湾室長 藤澤文一、副町長 岩城達己、企画課長 高尾利弘、経済振興課長 森玉樹が答弁しました。
- 質問者
- 松田謙吾 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、経済振興課港湾室長 藤澤文一、副町長 岩城達己、企画課長 高尾利弘、経済振興課長 森玉樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 松田謙吾
12番、松田謙吾です。港湾の現状と今後の見通しについて6点ご質問いたします。(1)として、漁港区、第1商港区、第2商港区、第3商港区の供用開始年度、各港区ごとの事業費、基本構想による取り扱い貨物量と現状について。(2)、第3商港区の残工事の事業費と最終年度について。(3)、24年度、25年度、28年度の港湾取り扱い貨物量と29年度見込み、今後の見通しについて。(4)、港湾事業総投資額と24年から29年度見込みまでの元利償還額について。(5)、港湾機能施設整備事業(上屋)の利用状況と今後の見通し、収支の現状について。(6)、港湾とまちづくりをどのようにつなぎ、まちの将来像を描いているのかお伺いいたします。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
港湾の現状と今後の見通しについてのご質問であります。1項目めの各港区の供用開始年度と事業費、基本構想による取り扱い貨物量についてであります。供用開始につきましては、漁港区が平成2年、第1商港区が7年、第2商港区が13年、第3商港区が25年となっております。事業費につきましては、漁港区、第1、第2商港区合わせて643億円、第3商港区が28年度までで142億円となっております。基本構想による取り扱い貨物量については、白老港全体で351万トンとなっており、内訳として漁港区、第1、第2商港区で約129万トン、第3商港区で約222万トンとなっております。これに対して、現状の取り扱い貨物量については、平成28年実績で申し上げますと漁港区、第1、第2商港区で63万5,000トン、第3商港区が40万9,000トンとなっております。2項目めの第3商港区の残工事の事業費と最終年度についてであります。昨年11月の北海道開発局事業審議委員会による事業評価において事業進捗の見込みが示されたところであり、残事業費については平成29年度以降で11億円程度、事業が順調に推移した場合は33年度の完成を予定しているところであります。本町といたしましても、第3商港区の静穏度向上のため、早期完成を目指して引き続き国に対して要望してまいります。3項目めの各年の取り扱い貨物量と今後の見通しについてであります。平成24年が101万9,000トン、25年が106万4,000トン、28年が104万4,000トンとなっております。29年以降の見通しとして当面、砂、砂利、石材、水産品などこれまでと同程度を見込んでおり、今後においてもさらなる利用促進に向けて努力してまいります。4項目めの港湾事業総投資額と元利償還額についてであります。平成28年度までの港湾整備事業への総投資額は785億円となっており、白老町の元利償還額については24年度が6億5,800万円、25年度が6億5,000万円、26年度が6億5,000万円、27年度が5億9,200万円、28年度が5億3,600万円、29年度については5億100万円程度と試算しております。5項目めの公共上屋の利用状況と今後の見通し、収支の現状についてであります。公共上屋については、平成13年の供用開始以来、紙製品を中心とした一時保管場所として利用されておりますが、現状では7割の利用にとどまっていることから、今後においても利用拡大に向けた要請を行うとともに、新規利用者の開拓に向けて努力してまいります。収支の現状については、29年度予算ベースで6,358万円となっており、歳入の内訳として使用料及び財産収入が1,607万円、一般会計繰入金が3,221万円、町債が1,530万円となっております。歳出の内訳として施設運営費が538万円、公債費が5,820万円となっております。公共上屋については、建設から16年を経過しており、塩害を受けやすいことから、白老町公共施設等総合管理計画に基づき、小まめな点検、補修により施設の長寿命化を図ってまいります。6項目めの港湾とまちづくり、まちの将来像についてであります。白老港は、漁業を初め、地元企業の原材料、製品、砂、砂利の移出入など道央工業地帯の物流拠点としての一翼を担っており、まちづくりや地域経済の持続的な発展に必要不可欠なものであります。また、元気まちしらおい港まつりや朝市、夕市などの会場として町民に親しまれる親水空間としての機能も兼ね備えていると考えております。今後においては、新たな取り扱い貨物の発掘に向けたポートセールスなどにより利用促進を図るほか、2020年の国立アイヌ民族博物館の開設を見据え、本町として日本クルーズ客船株式会社を訪問し、本年5月にぱしふぃっくびいなすの寄港が実現したところであり、観光誘客と連携したクルーズ船誘致にもさらに努力してまいりたいと考えております。
質問 12番 松田謙吾
12番、松田です。ただいまご答弁をいただきました。1点から4点まで一括して質問したいと思います。1点目の第2商港区、合わせて643億円、第3商港区142億円、これが28年までなのですが、合わせると785億円ですか、今までずっと積み重ねてきた私の押さえている数字とこれはちょっと違うのですが、私の押さえ方が違うのかどうか。今回私がこういう質問しているのは、今まで800億円からの投資をしているのです。港も完成して約3年半になる。ですから、私は港にこだわってずっと質問していたのですが、今回はもう少し丁寧な答弁で町民にわかりやすく公開していただきたい。こういう思いで私は港湾事業の質問をしているわけなのです。そこで、私は丁寧な説明をいただきたいと言ったのですが、私の質問の趣旨は、ここに書いてある通告どおり、各開始年度、漁港区、第1、第2、第3の開始年度と言っていますし、各港区ごとの事業費と答弁を求めていますし、基本構想による取り扱い量と、こう求めているわけですから、私は少なくともこの4つ、漁港区と第1、第2、第3、今言った質問をもう一度求めたいと思います。
答弁 経済振興課港湾室長 藤澤文一
大変失礼いたしました。先ほどの総体の事業費足しますと785億円という金額でございますが、今回の質問を受けまして、改めて北海道開発局さんのほうに聞き取りした数字でございます。それで、まず事業費のほうから申し上げますと、漁港区と第1商港区、これを合わせた……〔「各港区ごとと言っているから、漁港区は幾ら、第1商港区は幾らって。私は町民にきちっと、先ほど言ったように報告をするために聞いているわけですから、だから丁寧にと言ったでしょう」と呼ぶ者あり〕
答弁 経済振興課港湾室長 藤澤文一
済みません。聞き取りした結果なのですけれども、漁港区と第1商港区については今金額の仕分けができないというところで、364億円。それから、第2商港区につきましては279億円です。それから、第3商港区、これにつきましては先ほどのご答弁のとおり142億円ということになっております。それから、港湾計画の中での取り扱いの貨物量でございます。漁港区につきましては8,000トンになっております。それから、第1商港区につきましては計画上でいきますと41万3,000トンです。それから、第2商港区につきましては87万5,000トン。それから、第3商港区につきましては221万9,000トンということで、トータルで351万5,000トンという想定をしております。それから、それに対しての実際の取り扱いの貨物量でございますけれども、平成28年ベースで申し上げますと、漁港区につきましては5,000トン、それから第1商港区につきましては28万トン、第2商港区につきましては35万トン、第3商港区につきましてはご答弁のとおり40万9,000トンということで、トータルでは104万4,000トンというのが実績でございます。
質問 12番 松田謙吾
私の押さえ方と大分違うのですが、基本構想による貨物取り扱い量は合っています。私と同じです。それから、投資額は、わからなければ私が申し上げますけれども、57年から7年まで、漁港区180億3,300万円、まちの負担金が37億5,100万円です。それから、第1商港区は、平成2年から6年まで131億70万円、町の負担23億6,800万円。第2商港区、平成4年からぽつぽつ直していますから、一応24年までかかっているのです。これが331億5,200万円、そして町負担が58億9,400万円。第3商港区が25年11月2日でほぼ完成したわけですね、静穏度を残して。ですから、これまでで146億4,900万円、そして町の負担が28億4,300万円。合わせて390億400万円です。町負担が148億5,800万円。そして、これも私の押さえているところなのですが、間違っているかどうかというよりも、28年度まではもう完全に終わっていますから、私の数字は合っていると思います。それから、残工事、29年度から32年度、これはこのように健全化プランの中でいただいた数字も含めて、残工事は20億8,500万円、まちの負担が3億1,300万円。合わせてこの港が32年に残工事も含めると810億8,900万円、まちの負担が151億6,900万円。私はこう押さえているのですが、間違っている、間違っていない抜きにしてきちっと、先ほど言ったようにもう最後ですから、ご答弁はいいのだけれども、課長もかわったばかりで調べるのがあれだと思うのですが、私が押さえている数字ですから。ここだけは、私はこれにこだわってきたわけですから、人一倍こだわってきたのですから、私はこの数字だけはきちっとご答弁をというよりも、後から調べて知らせていただきたいと、こう思います。それから、平成7年から28年まで、貨物量なのですが、この貨物量も先ほど漁港区と第1、第2まで63万5,000トンというお話がありました。第3商港区が40万9,000トンと、こうありました。そのとおりでしょう。大事なことは、ちょっとお話しいたしますが、平成7年、第1商港区供用開始されてから港が取り扱い始めたのですが、平成17年の貨物量が90万5,031トンなのです。その内訳は、砂が73万1,505トン。そして、この砂の一番多いときが今の数字で、28年度は86万193トンなのです。砂だけは顕著にふえている。それから、12年、第2商港区供用開始されて、2番目に多い紙パルプが一番多いのが14年21万8,015トン、28年は4,395トンです。それから、鉄鋼スラグ、これは23年26万2,790トン、そして昨年28年度が690トンです。激減をしております。そして、弾薬、これも23年が一番多くて1万8,072トン、昨年は180トンです。それから、日本製紙向け化学工業品、ライムストーンほか、これの年平均が12万7,400トン、安定的に日本製紙に化学製品が移入されているのが今の数字12万7,400トンなのです。そして、先ほどもお話ありましたけれども、19年度の取り扱い量、要は10年前です。これの貨物取り扱い量が106万3,715トンです。そして、24年が110万9,392トン。そして、第3商港区が供用開始された25年が106万4,236トン。28年の総貨物量が104万4,142トンですから、このうち第3商港区から先ほど話された40万9,000トンの答弁がありました。要するに私の言いたいのは、貨物取り扱い量220万トンの第3商港区ができて、そして総取り扱い量が351万トンの港ができ上がったのです。しかしながら、10年前も3年前も去年も100万トンよりふえないのです、百四、五万トンより。ですから、第3商港区の効果というのはどこにあるのだというのが私は言いたいのです。全く見えない。港の投資額、経済波及効果、それから雇用効果等はどうなっているのか、どのような考えを今持っているのかお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
地方港湾白老港建設当時から今松田議員からるる数字を述べていただいて、それぞれの年度、計画貨物量から実績量、そういった部分を兼ね合わせたご質問でございます。これまでも議員がおっしゃるとおり、10年前もここ二、三年も100万トンという数字でずっと推移してきています。第3商港区が供用開始してからもその数値というのは港全体の数値であって、第3商港区を特化した場合いかがかという部分の数値が明確には出ていません。このことは、第3商港区で一番大きく貨物を入れようと考えていた地元の大手企業さんの取り扱いがまだ実現していないという部分が大きな今日の要因であるというふうには捉えてございます。ただ、1つ明るい兆しと申し上げますのは、ことし初のクルーズ船が寄港したという部分がございますが、まだまだこれだけでは第3商港区の効果という部分が見えてきませんので、引き続きこの辺のことも踏まえた中で経済効果等を発揮できるような対応をしていきたいというふうに考えてございます。雇用、それから経済効果という部分ですが、実態として港湾全体の中での動きですので、第3商港区のただいまご質問の効果はどうかという部分ですので、それだけの数値の出し方という部分には至っておりません。
質問 12番 松田謙吾
町長も第3商港区の建設は間違っていないと常日ごろ、町長就任時から言っていました。私は、間違っているとか間違っていないということを言っているのでない。港も生き物です。こういうこともあります。間違うこともあります。しかしながら、港湾つくるときには、こういう大きな事業、800億円もかけて、まちの命をかけて命を注いでつくった港。こういうものは、今になって大事なことは、今になって言われないようにするのには、きちっとした町民の合意を得る。町民の意見をよく聞く。それから、議会の意見は聞いたでしょう、みんな賛成したのだから。そうなのだけれども、こういう後々の効果、さまざまな効果をきちっと把握した中で、そしてこれだけの投資をかけて町民に迷惑かけるわけですから、こういうことが今まさに第3商港区の総決算をする時期なのだ。これからどうなるかわかりません。ですから、こういうことはきちっと。港をつくって35年です。港をつくって、第3商港区までの構想ができ上がったわけですから、こういうことがいつ何どきでも町民にきちっと説明できる。悪ければ悪いなりに、よければいいなりの説明をできる。先ほど課長が言っている。私の数字と随分違う。28年までの決算終わっているのだ。こういう数字をきちっと押さえておく、これが大事なことなのだ。ですから私はこうやって長ったらしい質問をしているのですけれども、今副町長の効果についてはその程度だなと思うし、そこできょうはまだ質問あるから認めざるを得ないと思っております。それでは、この港をつくってから、昭和57年ですよね、つくり始め。このときの人口ときょう現在、きのう現在の人口と将来、いつもまちのほうで言っているのは2040年の人口を想定して言っていますよね。この人口がどうなっているのか、どうなるのかお聞きしたいと思います。
答弁 企画課長 高尾利弘(企画課長は2019年3月まで)
2040年の白老町の人口ですけれども、こちらについては1万743人ということで推計されています。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
正確な数字はちょっと申し上げられませんけれども、昭和57年当時の人口は多分今の1万7,000くらいの人口でなかったかなと。57年からぐんぐん上っていきました。昭和63年にピークの2万4,500人くらいまでは上っていったと思うのですけれども、だんだん今人口減というふうになってきて、当時に近い数字になってきているのでないかと、全体的にはそういうふうに過去の数字に近づいてきているいう逆戻りの現象になっているかなというふうに捉えています。
質問 12番 松田謙吾
全く違います。57年の人口が2万4,407人、きのう現在の人口が1万7,501人です。そのうち外国人登録されている町民が111人です。ですから、外国人を抜くと、きのう現在約7,000人、港をつくり始めてから減っている。それから、2040年、いろいろな示し方されていますが、1万748人、これはいつも示されています。ですから、また7,000人減るのだ。港をつくって35年して7,000人減って、23年後にまた7,000人減るのだ。白老の人口1万748人になる。私は、港づくりの効果というのは先ほどから聞いているのだけれども、この人口のとおり全く効果がなかったのだ。ですから、私は再三こういう質問するのだけれども、どうかひとつあの港を利用して人口減少に歯どめをかけるような政策をしていただきたい、こう思うのですが、23年後の1万748人、これはまちのいろいろなものにみんな書いてあります、この数字を。ですから、これをどうやって、港と絡めて人口をどうしてとめていくか。これは、また最後に聞きますから、最後にどんな質問出るかわかりませんから考えておいてください。結果的には、砂で始まって、砂頼りなのだ、今。砂も有限です。砂が今町内と町外から積み込まれているのですが、町内の砂資源、これはどのぐらいあると思って見積もっているのかお聞きしたいと思います。
答弁 経済振興課港湾室長 藤澤文一
松田議員の砂の埋蔵量といいますか、これからどれぐらい出てくるかというようなご質問でございます。現在白老港を利用していただいています企業さん、特に砂の移出が今主力ということになっておりまして、砂、砕石の移出につきましては平成28年で、松田議員から先ほどお話あったとおり86万193トンの移出がございました。それで、現在利用されている事業者さんで拠点を置いているところが白老ではなくて、隣の苫小牧市の字樽前ですとか、そういったところから搬入しているということを鑑みますと、白老町内でこれから採取できるところというのはそれほどないだろうと。ただ、実際に量としてどれぐらいあるかという把握はしておりませんが、現状持ち込まれている砂の量、それから持ち込んでいる拠点となっているところ、それを鑑みますと町内にはそれほどないだろうというふうには思っております。
質問 12番 松田謙吾
ないだろうぐらい知っているのだ、これまでとってきたのだから。だから、どのぐらいあると見積もっているのと。それから、将来いつごろまで砂があるのと、どう見積もっているのと、このことを聞いているのだ。
答弁 経済振興課港湾室長 藤澤文一
申しわけございません。詳細については、量としてどれぐらい埋蔵されているかという調査には至っておりませんので、今後早急にそういった調査も行っていきたいというふうに思っております。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
埋蔵量の関係のお話ですけれども、町では把握しておりませんので、今北海道のほうの砂利採取担当のところに、そちらに今電話で聞き取りしております。ただ、砂利採取の受け付け等を確認しますと、当然議員おっしゃるとおり有限の資源でございますので、採取場所については減ってきておりますので、資源的にも当然先細りといいますか、減っていく見込みであるというふうには考えてございます。
質問 12番 松田謙吾
話にならない、はっきり言って。そんな答弁で私は納得しないけれども、今港湾についてはまちの中で港の話は語れないのです。私は、そして新しい利用計画を町民に示せない。港ですよ。それから、ポートセールスとずっと町長言ってきたけれども、このごろポートセールスの話もだんだん消えてきました。最近日本製紙との協議の報告もなくなってきた。これが今の港の現状なのだ。町長、このごろのポートセールスのお話を聞かせてください。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
ポートセールスは引き続き行っていて、話題にならないのは松田議員が質問なかったからかなというふうに思っております。確かに厳しい現状のまま引き続いているところでございます。ただ、先ほど岩城副町長もお話ししたとおり、初めて大型のクルーズ船が入ったのも事実であります。この辺は、まだ1隻ではありますが、新しい港の活用ということではまたポートセールス引き続き行っていきたいと思いますし、町民からも町内会長会議やいろんなところの場面で、私も港の第3商港区の活用は町民からもいろんなご意見やご質問等をいただいているところでありますので、地元企業のみならず、港湾を利用している会社やそういう情報をつかみながらいろんなところにポートセールスは引き続き行っていきたいと考えております。
質問 12番 松田謙吾
わかったことにして、きのうの行政報告で町長は北海道港湾整備促進の要望したとお話がありました。港内静穏度の向上に必要な防波堤の整備の要望なのですが、整備の要望と言っているのだけれども、これは財政健全化プランにも示されていて、残工事、先ほど私言っていましたよね、20億円って。ですから、これを改めて陳情に行ったという、その理由は何ですか。健全化できちっと28年度に示されているにもかかわらず、何のために行っているのかなと、私はきのうの行政報告でそう感じたのですが。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
ちょっと言葉足らずで説明不足だったところは申しわけございません。毎年港湾協会の一員として、全体の総枠の要望もそうなのですが、今は29年度なので、30年度の要望活動ということで今言ったような形になっております。
質問 12番 松田謙吾
私は、32年まで静穏度を完成させるというのが町長の考え方だったものですから、今改めて聞いたのです。もう一つ、30年度の14点の要望書ってあるのですが、これに白老漁港内の狭隘状態の改善と、こうありますよね。これ町長の要望書なのだ。私は漁業者の船着き場の狭隘は前にも質問しているし、ずっと問題になっているのだけれども、こういう陳情するときにきちっと漁民と話し合って、それから狭隘状況、それからどうやって改修するかというきちっとした計画を持って陳情に行っているのかどうか。これは、漁業者は大変期待をしているお話なのだ。一日も早くそのことをしてほしいというのがあれなのですけれども、この考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
30年度、この要望を新規ということで上げさせていただいております。これまで議会でも議論あった中で、狭隘化という部分が指摘されていました。昨年、その前からですが、いぶり中央漁協のほうから正式にこういう要望がありまして、その組合長等との懇談の中では、それぞれの漁業協同組合員一人一人の総意で今回こういう要望を上げているということで承りました。ですので、今ご質問あったとおり、漁業者の声がその要望の中にあって、そのことを国にしっかり訴えていくということです。まだ予算化になっていませんが、まずはテーブルに着けて、どういう手法でどういうところを改善していくか、そこのスタートラインにまず立つことが大事ではないかなというふうに考えてございます。
質問 12番 松田謙吾
漁民の長年のスケソウ漁、一番はスケソウ漁なのです。大変困っている問題ですから、きちっと把握して、一日も早く新たな狭隘対策をしていただきたいなと、このように思いますもう一つ、25年11月2日に、躍進する白老港の町長インタビューされています。北海道新聞にきちっと出ているのですが、このとき町長こう言っているのです。第3商港区供用開始による目指す方向性として、地元企業の利活用の拡大、昨今は利用可能な企業を選択し、そして集中的に効率的なセールスが必要と考えている。こう述べているのです。これは、北海道中の人読んでいるのです。まちとしてはこういう考え方を述べるのはいいのだけれども、3年前の話だけれども、こういうインタビューした以上、町みんな期待を抱くのです、こういうことに。そして、町長、言いっ放しでなく、こういうインタビューに対してどんな責任を持ちますか。そして、今このインタビューどおりどんなポートセールスを、今度は日本製紙ではないよ、さっきは日本製紙の協議でポートセールスと言ったのだけれども。今度は、広く薄くでもいい、広く厚くでもいいのだけれども、どんなポートセールスをしているのかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
対象相手を不特定でぽんぽんセールスに行く営業ではなく、いろんな機関や関係者から情報をいただきながら、やみくもに行っているわけではなく、北海道の港湾を利用している、もしくは利用を考えているような企業、仕事のところに、情報をいただきながら、また、間をとってもらったりする中でいろんなところにポートセールスは行っております。ただ、営業なので、今効果としては、結果としてはあらわれていないところではございますが、これを引き続きずっと続けていくことが大事だというふうに思っておりますし、その中には先ほど言ったようにクルーズ船の誘致も含まれているところであります。
質問 12番 松田謙吾
12番です。こればかりやっているわけにいかないから、総じて言うのですが、この港づくりは、まちの両側で30分ほどの距離に苫小牧、室蘭の重要港湾が2つあった。これは承知の上で白老港をつくった。言うなれば第3商港区の建設は、こういうことをきちっと、両側にこういう重要港湾があることをきちっと前提にすれば、第3商港区はあり得なかった。これはずっと思っているのです、私は。さらに、国のほう、国土交通省ですか、ここの判断も、ただつくってくれ、つくってくれでなく、こういう両港がある中でまちがこういう判断をすれば、私は国の判断も間違っていると思うのです。こういうことをしたのは、認めたのは、はっきり言って国にも責任があるのです。これを認めたのだから、第3商港区を。ですから、こういう判断、国は東京にいるわけですから。開発局は苫小牧にある。こういう判断の間違いが第3商港区をつくってしまった。先ほどから言っている8割の砂がなくなったら、あの港はどうなるのですか。こういうことを私は心配をして言っている、質問しているということだけは受けとめておいていただきたい。これはこれとして、もう一つの5点目に通告している港湾機能整備、上屋の利用状況と今後の見通し、収支についてですが、これは港をつくればどうしても必要な上屋なのだと、そう言って13年、上屋を建設いたしました。この上屋をつくって16年になります。私は、あのとき一人反対したのです。この上屋は、企業みずからつくるべきものなのだ。少なければ足せばいいし。しかも、あそこに8億9,461万4,000円かけたのです、全ての金をやると。これが借金となって、今2,000万円ずつの利用料で45年で払っていくのだと。平成58年までかかるのですよね。これを20年で払うのだといって今やっているのが上屋事業なのですが、先ほどご答弁ありましたが、この上屋の利用状況と利用料、どうなっているのかお聞きしたいと思います。
答弁 経済振興課港湾室長 藤澤文一
公共上屋の利用状況についてのご質問であります。公共上屋につきましては、全体面積が3,200平米ございまして、うち現在使用料として払っていただいている分が面積にしますと2,240平米分の使用料、先ほどの答弁にあったとおり7割の使用料ということでいただいているところです。実際にどれぐらいの倉庫が今現状として7割埋まっているかと申しますと、出荷前については当然物も相当数置かさってはおりますが、出荷後につきましては松田議員おっしゃるとおり空きスペースも目立っているといったような状況ではございます。今後につきましては、今現在紙を中心とした製品の一時保管ということにはなっておりますけれども、先ほどのポートセールスとあわせた新たな取り扱い貨物ですとか、新たな取り扱い品目というものも発掘していかないとならないというふうには考えてございます。
質問 12番 松田謙吾
私は、16年間の利用料どうなっているかと聞いたのです。
答弁 経済振興課港湾室長 藤澤文一
16年間、平成13年から平成28年までの間になりますが、トータルで2億8,800万円ほどというふうになってございます。〔「その収支は」と呼ぶ者あり〕
答弁 経済振興課港湾室長 藤澤文一
済みません。先ほどちょっとお話ありましたとおり、公共上屋を建設して、それに伴っての公債費、事務費等々を合わせますと8億9,400万円ほどになっております。それに対して先ほどの金額を差っ引きますと、5億4,000万円ほどのマイナスというふうに試算してございます。
質問 12番 松田謙吾
結局あの建設のとき反対したの私一人なのです、先ほど言ったとおり。しかし、その結果が16年で今お話ししたとおり2億8,814万1,952円、これが利用料です。日本製紙からもらっている利用料。それで、公債費元利償還含めて32年までの20年間、これで5億4,888万4,336円の赤字なのです。不足分なのです。これがあの上屋の実態なのです。ですから、私の反対したことは正しかったのです、16年前に反対したことが。私のような意見も聞かないから、こういうことになるのです。これを私は言いたかった。それが上屋の実態です。そう受けとめますか。町長、これが上屋の実態、今どう思いますか、この実態を見て。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
数字で言われますと、そのとおり5億4,000万円という数字が、建設当時と使用料との差っ引きでいくと今現在そういう数字になっていきます。建設当時は、かかった費用を耐用年数45年で割り返して2,000万円という使用料の中で積算しているということですから、今現在ご指摘あった数値というのは、現在ではそういう数字で押さえているという状況は理解できます。
質問 12番 松田謙吾
20年間の先ほど示したとおり、財政に大きな落とし穴、この会計の不足額は今平準債と布をかぶせた借金だな、一般会計繰り出しによって収支プラマイをゼロにしている。結果的にはこういうことが、先般ある町民が、ある町民ではない、まちに堂々と陳情出したのだから、議会に対して。バイオマスもそうだし、港もそうだし、こういう判断をして今町民に大きな迷惑かけているのだ。100条調査をしてくださいと陳情来たのです。先般議会で100条調査ということだから取り上げなかったのですが、こういうことが今のまちの苦しみ。それから町民が100条調査上げろよと、そして調査せよと、こういうことになるわけなのです。これは、100条調査の陳情来るというのは、役場の政策判断の誤りもあるし、議会のチェック機能の甘さ、こういうことが結果的には町民の声として厳しく受けとめなければならないのです。それから、昨日の一般質問において納税の滞納の議論がありました。職員の収納意識についての議論がありました。きのうの滞納の問題でいろいろ議論されたのですが、大事なことは、行政の判断もそうだし、議会のチェック機能、ここのところをきちっとしないと結果的には、この10年間もそうだし、町民にツケが回っていくわけなのです。私は、これが今のまちの姿だなと思っております。私先般あるお通夜に行きました。そしたら、坊さんの説教でこんなこと言っていました。四苦八苦という言葉を言っていました。このまちの10年間、さまざまな四苦八苦をしてきた。四苦八苦という意味は、4つの苦と4つの苦を合わすものだと言っていました。これに白老のまちを重ねてみたのですが、白老の4つの苦はこの10年間、連結赤字、実質赤字、実質公債費比率、将来負担比率、この数字が4つの苦だったです。やっと抜け出た。それから、もう4つの苦は、4つも5つも6つもあるのですが、港の判断の誤り、上屋もそうです。バイオマスもそうです。人口減少の歯どめもかからない。こういうさまざまな苦が、苦難が。先ほどの坊さんの説教とあわすのですが、愛別難苦、こういう説明をしていました。これは、自分の身内の愛する者との別れと死だ。それから、もう一つは、怨憎会苦、これは憎しみと恨みなのだと。それから、もう一つ、求不得苦、これは何でも求めることを求不得苦と言うのだと。それから、五蘊盛苦、これはこういう4つと4つをあわせた心の悩みなのだと、こういう説明がありました。白老のまちは、職員もさんざん苦労したでしょう、それから町民もさんざん苦労した。こういうことを、これからのまちづくりにこの10年間の苦しみ、四苦八苦の苦しみを生かして、町長が先頭に立っていいまちづくりに思い切って励んでほしいなというのが私の考え方なのです。つまらない話を申し上げたけれども、結果的には四苦八苦という言葉から、これからはもう少し町民同士が仲よくして、そして夢を持って生きられるように、町民の意見を、思いを少しでも取り上げて、いいまちをつくっていただきたいというのが、私も75歳まで四苦八苦して生きてきたのだけれども、そういう言葉を心にかみしめながら、港の問題と上屋の問題をきょう取り上げたのはそういう思いがあってやったのですが、最後に町長、これから800億円かけたあの港と、それから100万人来ると言われている象徴空間に来るこの方々をどう結びつけて、このまちのみんなの思いをつないでいくか。町長、最後に思い切ってこうやりたいという思いを私は一回お聞きしたいのですが、これで私の質問終わるのですが。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
港湾に限らず、まちづくりの大きな視点のご質問というか、私の思いをお話しすれということだと思います。まず、質問の趣旨であります港湾については、松田議員がるる私の前の前の前の町長からずっとこの件については熱い思いで質問してきたというふうに思っております。漁港区もあわせて、第1、第2、第3商港区、それぞれの役割がありますので、特には第3商港区、北海道の地方港湾の中では本当に大きな港湾を国と北海道と一緒につくってきたわけでございますから、この取り扱い量、今砂の話もありました。これは有限な資材でありますので、本当に少なくなってきているのはもう数年後という話も聞いております。砂にかわる取り扱い量をきちんと確保しながら、第3商港区の利用もあわせていきたいと思いますし、ここに昨年苫小牧港との連携ということで、今勉強会も含めて上げておりますし、北海道から北極海航路のお話もございます。それには航路ができますと苫小牧や室蘭の国際拠点港湾の取り扱い量もふえることから、白老港、逆に言うと近いがゆえに利用していただけるのではないかというふうに、一緒にポートセールスを苫小牧港さんともつなげていきたいというふうに思っております。そして、象徴空間のお話も出ました。100万人来るというふうに言われておりますが、私は100万人ではなく、この100万人を120万人、150万人と、象徴空間の場所、その空間だけではなくて、きちんと社台から虎杖浜まで周遊させるような仕組みもこれからつくっていきたいと考えております。先ほどお坊さんの話の四苦八苦のお話で、四苦八苦というのは仏教用語だと思います。だから、お坊さんの説教に出てきたのかなというふうに思って聞いておりました。4つの苦で財政のお話がありました。前向きに考えますと、将来負担比率も実質公債費比率も今よくなっていますので、4つの苦がだんだん改善されているのかなというふうに思っております。ただ、油断するとすぐまた四苦八苦のような状態になりかねないと思っておりますので、この辺はきちんとベルトを締めていきたいと思っておりますし、先ほどから議会のチェックのお話も出ましたので、私たちがそういうようなご提案に対してきちっとチェックしていただけるように、またお願いを申し上げたいというふうに思います。