白老町議会 平成29年定例会3月会議 2017年3月10日
公共施設のあり方
2017年3月10日、白老町議会の一般質問で、森哲也議員が「公共施設のあり方」について質問し、町長 戸田安彦、建設課長 竹田敏雄、生涯学習課長 武永真、健康福祉課長 下河勇生、副町長 古俣博之が答弁しました。
- 質問者
- 森哲也 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、建設課長 竹田敏雄、生涯学習課長 武永真、健康福祉課長 下河勇生、副町長 古俣博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 森哲也
続いて、2項目めの質問に入らせていただきます。町内における公共施設は、高度経済成長期に建設された建物が多く、現在は老朽化をしている現状があります。また、人口減少と高齢化と町内における社会情勢も変化してきておりますので、公共施設のあり方も変化をしてきているのではないかと思いますので、質問をさせていただきます。(1)、老朽化している公共施設における安全確保対策について伺います。(2)、公共施設における福祉について。①、いきいき4・6浴室の利用人数について伺います。②、いきいき4・6浴室における安全確保対策についてをお伺いします。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
公共施設のあり方についてのご質問であります。1項目めの公共施設の安全確保対策についてであります。道路、河川等の附帯設備を初めとした公共土木施設は、その安全を確保するため日常の業務とあわせて異常等がないかパトロール体制をとっています。特に建設課においては、現場監督等で外勤することが多いことから、その際安全確認をあわせて行い、情報収集を行っております。また、雨、風、雪等の悪天候が予想される場合には、気象状況を随時確認しながらパトロール体制をとっており、早期に対応ができるよう努めているところであります。2項目めの公共施設における福祉についてであります。1点目のいきいき4・6浴室の利用人数については、平成14年度の2万5,434人をピークに26年度は6,021人、27年度は5,409人の利用となっております。2点目のいきいき4・6浴室における安全確保対策については、職員による浴室内の点検を毎日行うとともに、浴室を管理している委託業者による入浴前後の見守りを実施しております。特に高齢者で1人きりでの入浴の場合は細心の注意を払いながら見守りを進め、安全に入浴いただけるよう配慮しております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。町内における公共施設の棟数は453棟あり、その多くは1970年代に建設をされ、40年が経過をしており、老朽化が著しく進行している現状であります。公共施設の多くは、災害時においても避難所になっている場所が数多くありますので、公共施設の安全性の確保は重要になってくると思います。昨年にコミセンにおいて入り口天井の一部が落ちたり、外壁のブロックが崩れるということが起きております。町民の方が多く利用される場所ですので、徹底した安全確保が必要になることからお伺いしたいのは、町においては今後もこのように公共施設において老朽化の影響により建物の一部が崩れる危険性が高いと認識をしている箇所があるのかどうかをまずお伺いいたします。
答弁 建設課長 竹田敏雄(建設課長は2017年3月まで)
建物の危険性というのですか、老朽化による壁が崩れたとか、そういった状況を把握しているかという部分なのですけれども、今現在で早急に壁が崩れ落ちるといったような状況での捉えはしておりません。ただ、やはり老朽化してきていますので、土木施設になりますけれども、橋梁だとか、排水路、それから道路等については老朽化によって傷んでいるとか、そういった部分はありますので、そういった部分については建設課のほうで押さえながら部分的でも修理をしていきたいという形で進めております。それから、新年度になってしまうのですけれども、道路とか、それから排水の関係につきましては予算ちょっと提案させていただきまして、その安全を確保するために予算要求をさせていただいて、その中で対応していきたいというふうに考えております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。安全確保の対応については理解をいたしましたが、私はコミセンの建物の一部が崩れてきているということは、本当これからの公共施設の安全性、老朽化対策に警鐘を鳴らすものだと思います。実際に崩れた箇所についてもお伺いをしたいのですが、コミセンの外壁部分において崩れたのは昨年の11月のことでありますが、現在に至ってもロープは張られた状態は続いており、崩れたブロックがそのままの形で地面に置かれているという状態が今月まで続いておりました。崩れたブロックというのは、ロープと道路の境目まで来ている状態でありまして、崩れたままで置かれていたということは、これは町としては危険性が低いからそのままの状態にしてもよいという判断だったのかどうかをお伺いします。
答弁 生涯学習課長 武永真(生涯学習課長は2019年3月まで)
外壁ブロックの処置についてでございます。10月21日に一応通報がございまして、外壁が崩れて、それで緊急避難的にコーンとトラロープを回したところでございます。12月に補正をいただきまして、一応3月1日に入札を行い、来週から工事にかかるということでございました。一応崩れたままにというようなことでなってはいたのですけれども、先日職員の手で、ちょっとブロックが凍って地面に張りついているところもございましたけれども、処置をさせていただいたということでございます。その際にすぐやればよかったのですけれども、その辺については反省しております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。崩れた箇所はそのままにするのでなく、危険性を減らすためにも私はすぐに対策をとるべきだと思います。今回崩れた外壁ブロックにつきましては、道路のすぐ隣ということもあり、バス停がある箇所でありますので、人が多く歩く場所でもあります。なので、車道に面していて車が通過する際にロープの中に人が入ってしまうということが見受けられますので、ロープを張ったから大丈夫だろうではなく、崩れたブロックがそのままにされているのを見ると安全対策に実際に不安を感じている町民の方もいらっしゃいます。ですので、崩れた箇所の危険性を知らせるためにも、ロープを張るだけでなく、危険性を知らせるための表示もその場所に必要なのではないかと思いますが、町の見解をお伺いします。
答弁 生涯学習課長 武永真(生涯学習課長は2019年3月まで)
ただいまの安全についてでございます。特にうちのほうでは、コーンとトラロープを約50メートルということで回したということぐらいで、そのような措置はとっておりませんでした。今後施設の修繕の関係など担当とも話しまして、そういうような際には危険回避ということでそのような看板もすぐに立てていきたいというふうに思います。
答弁 生涯学習課長 武永真(生涯学習課長は2019年3月まで)
そうです。
質問 7番 森哲也
7番、森です。今後も老朽化している施設がありますので、本当にこのようなことが起きたらいち早い対応をと期待しています。次に、ポロト温泉が3月末をもって営業を終了することから、町内に入浴難民になってしまう方が発生しないような受け皿として、いきいき4・6の営業日時、対象者が変更になり、実際に浴室がない住宅に暮らされている方からも土曜や日曜の営業を望む声があり、その声を町も捉えて早急に反映された点は評価をしておりますが、より誰もが利用しやすい施設へと思いますので、何点か質問させていただきます。まず、初めに伺いたいのは、町内において高齢化率が増加をしております。また、障害手帳の交付者の人数も増加をしております。なので、入浴施設の利用対象者は増加をしていると考えられますが、利用人数に関しましてピーク時から比較すると大幅に減少しております。この大幅に減少している要因は、町はどのようにお考えかをお伺いします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
大きな要因は3点ほどあろうかと考えております。1点目は、平成21年度より温泉から沸かすようになったということで、入浴施設としてはちょっと魅力が半減したのではないかということと、2点目としましては沸かし湯に変更したときに金額を100円から200円に増額しておりますので、経済的に若干負担感が増したのではないかということです。あと、3点目としましては、入浴可能日が平成19年度までは週7日間しておりました。現在4日ですので、年間の稼働日数が減少したことによりピーク時に比べて大幅に利用人数が減ったものと考えております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。この大幅に減少した要因につきましては理解をしましたが、4月から対象者の拡大により利用者は増加をするとも考えられます。今回の対象者の変更により、今までは満60歳以上の障害手帳、療育手帳の交付を受けている方が利用の対象でしたが、自宅にお風呂のない方も年齢を問わず誰でも入浴施設を利用できるようになったということでありますが、今回の変更に当たり広報3月号や回覧板で周知をされておりますが、入浴施設をお風呂がない方も利用可能になったということは、回覧板や広報を全員の方が見ているわけではございませんので、今後も継続した周知活動で役場や生活館などでポスターで掲示していくべきだとも思いますが、町の見解をお伺いします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
周知の方法でございます。周知につきましては、既に3月号の広報に掲載し、町内会を通しまして班回覧を実施しております。また、ポロト温泉内といきいき4・6には周知文を掲示しておりますが、今後につきましても4月の広報に掲載する予定です。また、公共施設のほうにも掲示を含め、町内の社会福祉施設や障がい福祉施設などにもお願いして周知を図って、可能な限り皆さんに渡るような形で考えていきたいと思っております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。今以上のより徹底した周知をと思います。今後ポロト温泉の場所に新しくできる温泉施設に関しましてはまだ決まっていないですが、日帰りの入浴料金が幾らになるかということなどは全くわかりません。値段によっては週に3回入浴していた方が1回にしなければならないということも起きると思いますので、お伺いをしたいのですが、今回拡大された利用対象は今後あくまでもずっと続けていくお考えなのかをお伺いします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
現状におきましては、新たにポロト地区に温泉施設ができたところと考えております。ただ、そのときに新たな状況が変わればその時点で考えていきたいと思っておりますが、現状におきましては次期新しくできた場合までと町は考えております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。現状におきましては、新しく施設ができるまでとお考えとの答弁でしたが、町内においてお風呂のない町営住宅が3団地ありまして、こちらにお住まいの方たちからもポロト温泉を利用していたという声が大きく聞こえます。それで、今回の入浴施設の変更により、自宅にお風呂のない方なら何歳でも利用できるということになりましたので、実際に仕事をしている方もいらっしゃいます。今までポロト温泉の営業時間は8時でしたので、今回いきいき4・6の施設が15時までですと利用できないという方も出てくると思います。先ほどの新しい施設ができるまでの措置という答弁もありましたが、それ以外にも今後も利用者の声や実態を調査して、今後も継続して利用日時や時間の検討はしていく必要があると私は思いますが、町の考えをお伺いします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
利用日時の関係でございます。現在10時から3時までということで、時間の延長等は考えてはおりませんが、まずはこういう形で進めた中で、今後ニーズとかも含めて皆さんの声を聞きながら、変更を要するのであればその時点で考えていきたいと思っております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。このいきいき4・6の浴室の中の状況についてもお伺いいたします。こちらのいきいき4・6の浴室は、高齢者や障がいのある方も対象とされていますので、徹底した安全の確保を行うべき場所だと思います。なぜなら、高齢者の入浴中の事故の件数というのは年々増加をされており、平成26年厚生労働省による推計調べにおいても約1万9,000件発生しており、交通事故よりも多いと言われています。なので、現在町が行われている入浴前後の見守り対策というのは安全対策といたしましても有効であると思いますが、より今以上の安全対策が必要とも私は思いますので、質問させていただきます。現在いきいき4・6の入浴施設におかれまして、浴槽への入り口、また洗身箇所においては立ち上がりの補助及び転倒防止のために手すりを設置している状況でありますが、それだけでなく現在使用されている浴室の椅子も立ち上がりがしやすいような介護用の椅子であるということは理解をしておりますが、日帰り入浴施設においても常時使うのでなく、介助を必要な方に対して使用しやすいような背もたれや手すりのついた椅子が予備で置かれているところというのがふえてきています。実際に浴室用の車椅子を用意しているところもありますが、いきいき4・6の浴室に関しましてはこのように障がいのある方も使いやすいような介護用品は予備で置かれているのかどうかをお伺いします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
浴室の備品の関係かと思います。特に介護用の備品のほうは置いておりませんが、今後におきましてはこういうものが必要であれば備品等の充実は考えていきたいと思っております。ただ、車椅子まで、大きなといいますか……〔何事か呼ぶ者あり〕
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
済みません。そういう形で必要であれば考えていきたいと思っております。〔「ちょっと大きい声で話してください。もう一度」と呼ぶ者あり〕
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
ここでは、人的には見守っている部分がございますが、備品等が必要であればその都度考えていきたいと思っております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。今必要であれば用意をしたいという答弁がありましたが、いきいき4・6の浴室というのは障がい者の方や高齢者の方を対象にしている施設ですので、入浴しやすい環境を整えてあげるべきだと私は思うのです。それが障がいを抱えている方に対しての配慮になると思うのですが、町の考えをお伺いします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
先ほど必要であればということを答弁したのですけれども、ここはまず必要性を十分確認して、必要なものにつきましては定期的に管理、そして充足していきたいと考えております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。入浴施設に関しましては必要性を検討するということでありましたが、公共施設における福祉に関して昨年の3月議会において、私一般質問において障がいのある方が公共の場において合理的配慮を義務化する法律である障害者差別解消法についての質問をさせていただいたのですが、これの法律は行政において障がいのある方に対して合理的配慮をしなければならないという義務が課せられた法律でありますが、この法律が施行されて間もなく1年が経過をしようとしております。この法律施行に関して緊急に取り上げるべき対策をお尋ねした際に、職員対応要領の策定を検討しなければならないと考えていると答弁がありました。実際にこの質問からして1年が経過をしています。この検討状況は現在どのようになっているのかをお伺いします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
今年度より障害者差別解消法が施行されておりますので、法の理解と町民サービスの向上のために昨年の2月に職員研修を実施しております。現在障がいを理由とした差別解消法に関する対応マニュアルは作成中で、現状におきましては今月中に作成できるようになっております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。現在まだ対応要領は作成中ということでありますが、本当にこの合理的配慮ですが、私はちょっと考えてみたのですが、例えば役場の入り口に車椅子をご自由にお使いくださいと明記されておる状態で置かれております。これは、合理的配慮がされている状態であると思うのですが、ほかの町内の施設におかれましては車椅子が入り口ではなく階段の下に置かれていたりする状態もありまして、合理的配慮が統一されていないと見える状況もありますので、町を挙げた統一された合理的配慮の姿勢があってこそ、地域における共生社会の実現になるのではないかと私は考えますが、町の考えをお伺いします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
合理的配慮の関係でございます。合理的配慮は、目に見えた形での推進になろうかと思います。先ほどお話しさせていただきました職員対応マニュアルですが、まずこれを作成しまして、合理的配慮につきましては私ども職員がしっかり内容を理解して、施設管理を含め、いろんな面において生かしていきたいと考えております。その中で、これは私どもがわかることで町民に対しまして合理的配慮を指導的な立場でできると思っておりますので、まずは私どもがしっかり理解した中で、それを生かした中で公共施設等の配置にも生かしていきたいと考えております。
質問 7番 森哲也
7番、森です。公共施設のあり方として、誰もが来やすい環境を整えてユニバーサル化やバリアフリー化していくことは重要でありますが、それだけでなく目に見える形での配慮が本当に必要であると私は思います。それが障がいを抱えている方の外出のきっかけにもなると思いますが、私が今回何で福祉用具の入浴施設の活用や合理的配慮の質問をしたかといいますと、実際に町民の方の中には例えば元気号を利用したいが、バスに乗れないから諦めているや車椅子だから役場の2階に傍聴に来れないなど、ほかにも挙げたらたくさんありますが、いろいろ身体的なことを理由に外出を控えている方が多くいらっしゃる現状もあります。なので、私はまず行政挙げて今以上の配慮が見える形ができてこそ、白老町がこれから高齢化率、障がいを抱えている方の増加傾向もありますので、白老町の公共施設のあり方といたしましては配慮が見える形があってこそ、本当に共生社会の実現にもなると思いますが、町の考え方をお伺いいたしまして、私の最後の質問とさせていただきます。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
今議員のほうから非常に具体的な部分も含めてお話をいただきました。差別解消法が成りまして、そして合理的配慮といいますか、人の尊厳というのはしっかり町が守っていくという、その原点は大事にしなければならないというふうに認識をしております。ですから、今具体的に出された福祉用具のお風呂の中の椅子、お風呂用の椅子の配置等についても全て満足がいくような数をそろえていけるかということは財政とも関係もありますから、それはここでこうだと、幾つというふうなことは言えませんけれども、十分今の議員のご質問の内容を踏まえて重く捉えながら検討を図って、早急にそこの部分については解消を図っていけれるように、全てがバリアフリーだとか、一つ一つ階段の上りの問題だとか、なかなか、手すり、指摘は受けてこちらのほうも手すりはつけました。そういうような少しずつできるところはやっていきたいと思いますけれども、今ご指摘にあった風呂の部分については財政のほうと十分協議を図って進めてまいりたいというふうに思います。