新十津川町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月14日
町内の保育施設に関する保護者の相談窓口について
2025年3月14日、新十津川町議会の一般質問で、大畠光敬議員が「町内の保育施設に関する保護者の相談窓口について」質問し、町長 谷口秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 大畠光敬 議員
- 答弁者
- 町長 谷口秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 大畠光敬
議長のご指示がございましたので、一般質問をさせていただきます。テーマは、町内の保育施設に関する保護者の相談窓口についてです。本町の子ども・子育て支援事業計画第3期でも分析されているとおり、全国的な傾向として、女性の就業率は年々増加しております。本町においても、昨年7月18日から8月4日に実施されたニーズ調査の結果、働く保護者の増加に伴い、保育施設の利用希望が高まっていることが明らかになっております。例えば、新十津川保育園におきましては、令和元年には定員90人に対し102名の利用希望がございました。その後、令和2年度の増築により、定員が110人に拡大し、令和6年度には108人の園児を受け入れております。私自身も3人の子どもを持つ親として、長女と長男を新十津川保育園に預けておりましたが、保育士の皆さまをはじめ、関係各位の方々に大変お世話になりましたことを、この場をお借りして、改めて感謝申し上げたいというふうに思っております。また、この春から新十津川幼稚園が認定こども園として運営される予定でございます。町長の町政執行方針にも、質の高い保育サービスの充実が掲げられておりますが、こういったハード面において、保育ニーズに応える環境整備が進められ、一定の成果が見られている状況かと思います。こうした取組が、株式会社リクルートが実施した住み続けたい町ランキングの子育て環境、教育環境部門で本町が全道1位に輝いた要因の一つであると考えます。しかしながら、子どもと家庭を取り巻く環境は日々変化しており、今後も住み続けたい町として評価され続けるためには、ハード面の充実だけではなく、ソフト面の改善も欠かせません。特に保育現場においては、保育士と保護者の間で、保育方針や方法について誤解や行き違いが生じるケースがあったと伺っております。こうした問題が頻繁に起こってしまうことは避けるべきですが、今後、万が一このような行き違いが生じた場合には、話し合いや第三者の関与によって適切に解決できる仕組みが重要であると考えております。このような観点から、保護者との連携強化、保育内容の透明性の向上が必要ではないでしょうか。現在本町の保育園では、空知総合振興局による指導監査、父母の役員会に保健福祉課の担当者が同席、保育園内に主任児童委員の連絡先を記載した投書箱の設置があるのは確認しております。しかし、これらの仕組みだけでは、私は不十分ではないかと考えております。例えば、投書箱の設置場所によっては、周囲の目が気になり投稿しにくいというようなお声や、対面での相談にハードルを感じる保護者もいるのではないでしょうか。また、内容によっては、児童委員に直接申し出ることにためらいを感じる場合もあるかもしれません。そこで、町長にお伺いいたします。現在の投書箱や主任児童委員さんへの相談に加え、新たに相談しやすい窓口を設置することは可能でしょうか。私は、プライバシーに配慮し、匿名で通報できるような仕組みを導入することも有効ではないかと考えますが、町長のお考えをお聞かせください。
答弁 町長 谷口秀樹
改めて、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、5番議員のご質問にお答えをしたいというふうに思います。町内の保育施設、新十津川保育園につきましては、平成18年度から現在に至るまで、公設民営保育園として学校法人華園学園が指定管理者となり運営しております。保育の方針に関して、保護者と保育士との間で誤解が生じたとの話があったことは、私も承知をしているところではございますが、今後におきましても、こういった誤解を招くようなことがないように気を付けていきたいと考えております。現在、保育園利用者等からの苦情への対応ということでございますけれども、町が定めます新十津川保育園における苦情解決処理取扱要綱というものがございます。内容を申し上げますと、学校法人華園学園理事長が苦情解決責任者という者を指名し、同責任者が苦情受付担当者を指名します。そして、保育園で対応するということとなっておりまして、園内に、先ほど議員がおっしゃいました、ご意見、ご質問用紙投函箱を設置しております。また、苦情解決を中立かつ公正に行うため、同理事長が第三者委員を置けることになっており、現在、主任児童委員2名、行政区長1名の計3名の方が委員の委嘱を受けております。さらに、公共の苦情解決相談機関としまして、北海道社会福祉協議会に設置されている北海道福祉サービス運営適正化委員会というものがあるのですけれども、そこに相談することも可能でございます。このように、保育園、第三者委員、公共の苦情解決相談機関の3つの窓口で苦情申出を受け付けるということになっておりますけれども、保育園を所管する町、いわゆる保健福祉課も窓口の一つであることは至極当然のことであります。それで、保健福祉課ではどういうことをやっているかということですが、保護者からの要望を、第三者委員を通じて受けまして、本年の1月27日から2月7日までの期間、保護者及び保育園職員を対象にしたアンケート調査を実施し、皆さまから意見聴取を行ったところであり、集計結果及びご意見を踏まえた対応方針につきましては、3月10日に保護者の皆さまへ公表させていただいたところでございます。また、アンケートにつきましては、内容を精査しながら、今後も継続して実施していきたいというふうに考えております。今回、保護者の不安を解消するための相談窓口を充実させ、保護者が気軽に相談できる新たな窓口の設置は可能かとのご質問につきましては、5番議員のお話にもありましたとおり、保育園に設置されている投函箱に用紙を入れるところを他の人に見られることへの抵抗感ですとか、また、第三者委員に直接連絡するということですとか、役場庁舎で窓口に出向いて対面で相談することへのハードルが高いと感じられる方は、一定程度いらっしゃるというふうに存じ上げております。これらのことを踏まえまして、気軽に相談することができる窓口の一つとして、新たにLINE等を活用した方法を検討したいというふうに考えております。LINE等に登録をしていただいた上で、ご意見をお寄せいただくということになるのですけれども、状況において、その一つ一つの案件において、また詳しくこちらからお尋ねすることも想定されることから、質問にありました匿名での通報が可能なシステムではなく、氏名を明らかにしていただいた上での利用としたいというふうに考えております。保育園、第三者委員、公共の苦情解決相談機関といった窓口に加え、LINE等を活用した相談窓口を開設することで、相談方法の選択肢を増やすとともに、問題解決に向けて各窓口との連携強化を図ってまいりたいと思います。いずれにいたしましても、保護者と保育園が深い信頼関係を築けるよう、意見聴取及び問題解決に向けての体制づくりに努めてまいりますことを申し上げ、5番議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 5番 大畠光敬
議長のお許しをいただきましたので、再質問をさせていただきたいと思います。先ほど町長より、現時点のお考えをお答えいただきました。保護者及び保育園職員を対象に、1月から2月にかけてアンケートを実施し、その結果を保護者の方々にご報告いただいたこと、また、LINE等を活用した気軽な相談窓口の設置を検討していただけることは、大変心強いお答えであり、関係者にとりましても、前向きな動きだと感じております。私も保育施設のサービス向上には、保護者の声を定期的に収集することが極めて重要だと考えます。さらに、定期的なアンケートを通じて得られたデータを公開することで、保護者が保育施設の取組を理解しやすくなり、保護者と施設の信頼関係の強化にもつながるのではないでしょうか。そこで私は、町が年に少なくとも2回以上、定期的なアンケートを実施することを提案させていただきたいというふうに思います。この取組によって保護者が感じる不安を早期に発見し、迅速な対応が可能になると考えます。また、現在我々議会では、Googleホームを活用した広聴活動を行っており、これは、操作が簡単で迅速に設置できる手法です。メールアドレスを記載していただくことで、我々は個人情報の保護が求められておりますが、顔を合わせずに相談ができ、迅速なフィードバックも可能でございます。そこで、お伺いいたしますが、町長が先ほど言及されたLINEの活用も含めて、町内の保育施設に通う保護者から気軽に相談を受け、意見を収集するための新たな窓口の設置について、今後どのようなスケジュールで進める予定か、実施時期などを町長にお伺いしたいというふうに思います。
答弁 町長 谷口秀樹
それでは5番議員の再質問にお答えをしたいと思います。まず最初にアンケートの件につきましては、今年、行ったようなものを今後も継続的に行いたいというふうに思っておりまして、その設問等々につきましては、また改めて、その時その時の事情に合ったものを掲載していくものとして考えております。ただ、その回数については2回以上ということでおっしゃいましたけれども、その回数についても、今後、検討させていただきたいというふうに思っております。あと、今回、LINEということでこちらからお話させていただきました。Googleでもできるんではないかというようなことで、一応ご提案をいただいたところではあるんですけれども、一応、LINE、Google、すべての中で今一番適切なものは何かということを考えて進めていきたいと思いますけれども、いずれにしても、今ある保育園や第三者委員ですとか、公共の苦情解決相談機関というころが既存のメニューとしてあるんですけれども、新たにそれに対して窓口を増やすことによって、そのシステム体制をもう1回構築し直さなければならないというふうに私は考えております。その辺に多少の時間はかかるかなと思いますが、早くに解決をして、提供ができるように進めていきたいなというふうに思っております。申し訳ございません、いつということはちょっと申し上げられませんけれども、本当に早急に検討を図って、皆さんにお知らせをして進めていきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。以上申し上げまして、5番議員に対する再質問の答弁とさせていただきます。
再質問 5番 大畠光敬
ございません。