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新十津川町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月9日

冬期間の除排雪について

2021年6月9日、新十津川町議会の一般質問で、村井利行議員が「冬期間の除排雪について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。

質問者
村井利行 議員
答弁者
町長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 村井利行

議長のお許しがありましたので、一般質問をさせていただきます。冬期間の除排雪について、熊田町長にお尋ねをいたします。この質問は、平成28年第4回定例会において西内議員からもありましたが、特にこの冬は例年になく大雪に見まわれ、町民の皆さん、そして、除排雪を所管する建設課、センターの皆さん、大変な思いをされたかと思います。今期のような時には、除排雪に対する満足度が多少下がるために、町民の皆さまからの期待、要望の声が上がってくるのも理解できるところであります。冬になってからでは遅いので、あえてこの時期に質問をさせていただきました。今シーズンの降雪量は、朱鞠内11.21、幌加内10.87、当新十津川10.84メートルと、観測史上まれに見る降雪量となりました。北海道に住む以上、避けては通れないとは思いつつも、年を重ねるとともに毎年冬の除雪については、ちょっときついなあと思うのは、私だけではないと思います。特に高齢者の皆さん、体の不自由な方にとっては本当にきついと思います。中でも、除雪した後の置き雪処理は大変な思いをいたします。除雪をするセンターとしても、時間、労力、予算等の面で、置き雪を残さないで全町を回るのは不可能だと思います。そこまでは申しませんが、高齢者や障がい者の皆さんの家の前に出来るだけ雪を押し付けない道路除雪をしてはどうかと思います。実は、山形県の新庄市、寒河江市ですね、寒い、河川の河、あと江戸の江ですか、さがえ市というのですけれども、ここでは、新たな運行管理システムを導入し、高齢者や障がい者の家の前に雪を押し付けない道路除雪を始めました。全戸数はちょっと無理なので、市の社会福祉協議会などから情報を受け、いわゆる除雪弱者、約100世帯を登録し、対象住宅に近づきますとGPS機能でスマートフォンのアラーム等が作動し、オペレーターにおもいやり除雪を促す仕組みであります。両市が導入したのは、スマホのGPS機能で除雪車の位置情報を管理するシステムであります。NDソフトウェアという会社が本年度、事前に登録した地点に近づきますと、スマホのアラームやメッセージが作動する機能を既存の商品に加えて発売をいたしました。システム導入によって、市や受託業者は作業時間や経路を簡単に把握できるようになり、事務作業の軽減や作業経路の効率化も図ることが出来るということであります。また、市のウエブサイトには、除雪車の現在地を示す地図が掲載され、市民が自宅周辺の除雪状況を確認できるといったメリットもあるそうでございます。我が町には、高齢者、障がい者に優しい除雪補助事業があることは承知しております。高齢者世帯等除雪費助成事業、高齢者世帯除雪サービス事業等であります。今期、除雪費助成事業は101世帯、除雪サービス事業は31世帯の皆さんが活用されました。しかし、これらの事業には、住民税非課税世帯等の縛りが若干あります。さらに、住み良い新十津川、高齢者、体の不自由な人にやさしい町を目指すためにも、おもいやり除雪を導入してはいかがでしょうか。町長のご意見を伺いたいと思います。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

それでは、新議場での初めての一般問をいただきました2番議員さんの質問にお答えさせていただきます。約半年間、冬の生活を余儀なくされる中で、除雪の問題は、本当に一番の関心時であるということを理解をしておりますし、町としても、除雪委託業者にも密接な連携の下に、でき得る対応をしているところではございます。そういった中、令和2年度、今質問の中にも触れていただきましたけども、除雪状況について説明をさせていただきます。年間降雪量は、本町でデータを取り始めた平成15年度以降で、これまでの記録であった平成29年度の10メートル23センチを抜き、10メートル84センチと記録を更新いたしました。この間、町民の皆さま、特に高齢者世帯におかれましては、この大雪で毎日のご自宅の除雪作業で大変なご苦労をされたことと思います。一方、町道の除排雪業務では、降雪量が概ね10センチ以上で一斉出動した除雪回数は44回、積雪で車道が狭くなったことから、1月から3月にかけて2度の排雪を行うなど、受注者である管理組合職員や除雪オペレーターの昼夜を問わない奮闘により、冬期間の道路交通網と町民の安全安心の確保に努めさせていただいたところでございます。令和2年度のような大雪のシーズンでは、建設課や除雪センターに寄せられる苦情、要望も多く、その中でも最も多かったのが玄関間口への置き雪に関するものでございました。今回の2番議員さんのご質問の中でご提案されました、山形県寒河江市、新庄市で導入された除雪管理システムを使った思いやり除雪は、とても良い運用であると思います。しかしながら、本町に置き換えて考えた場合、降雪量などの気象条件の違いや作業時間が必要となる思いやり除雪は、早朝除雪作業を午前7時30分までに終わらせるため、精一杯稼働している現行体制では困難であると考えております。現在も可能な限り除雪ドーザのプラウの角度を調整し、なるべく玄関間口に置き雪を少なくするよう受注者に指示をし作業にあたっておりますと同時に、1回目の排雪時には、堆雪スペース確保のため歩道部も排雪することとしております。従いまして、玄関間口の置き雪の処理は、今までどおり地域の皆さま方や地先の皆さま方のご協力をお願いしたいと存じます。そのような中、高齢者、障がい者世帯への支援については、除雪費の助成事業を行っておりますが、今後は需給バランスなどを見極め、要件の拡大が可能かを検討してまいりたいことを申し上げ、2番議員さんのご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 2番 村井利行

今町長のご答弁で、時間ですとか、人力とかいろいろ資材とか、そういういろんな問題があるかと思います。その中でも、特に75歳以上を過ぎた方、あるいは体の悪い方、大変な思いをされているわけでございますので、何とか時間をつくりながらおもいやり除雪を、是非、実行をしていただきたいということをお願い申し上げまして、一つ目の質問をまず終わらせていただきます。なにかご意見があれば。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

再質問にお答えをさせていただきたいと思います。おもいやり除雪については、なかなか本町に置き換えた場合は、ちょっとできづらいということで、今の受注を受けている業者の中でいろいろ連携を密にしながら、でき得る対応を引き続き実施をしていきたいと考えております。ただ一つだけちょっと申し上げておきたいのは、今、本当に町として除雪業者が本当にしっかりやっていただいているというふうに私は受け止めております。特に近年、青葉区、そして、文京区、菊水区においても、住宅が多く新築している状況は2番議員さんもご承知のとおりかと思います。これが、数年前の状況を見ると、いわゆる、何もない宅地の状態を除雪するのと、今宅地が多くなったときの除雪する時と、かなり除雪の対応に苦慮している、いわゆる、それだけ時間を要しながらしっかり今までと同じような除雪もしているということであります。そのことは、本当に除雪を受けている業者が、本当にそれに精力的に対応しているっていうことを申し添えたいというふうに思います。それで、おもいやり除雪については、今の環境の中でできるだけやっていきたいということでございますし、先ほども最後、私答弁の中で言わさせていただのは、現行の高齢者、障がい者の世帯の除雪のサービスの内容について、内容が拡大できないのか、ちょっとその辺を検討して、高齢者、障がい者に対するおもいやりをどのようにできるか、受注者、いわゆる、今いろんな形の中で民間の除雪業者も町内にいろいろ稼働している状況になっておりますので、そういった実需の状況を見ながら、今の現行の制度が拡充できるかどうかを検討していきたいということを申し上げ、再質問の答弁とさせていただきます。

出典:新十津川町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月9日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる